JPS5819476B2 - 感圧複写紙用顕色剤 - Google Patents
感圧複写紙用顕色剤Info
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- JPS5819476B2 JPS5819476B2 JP51131672A JP13167276A JPS5819476B2 JP S5819476 B2 JPS5819476 B2 JP S5819476B2 JP 51131672 A JP51131672 A JP 51131672A JP 13167276 A JP13167276 A JP 13167276A JP S5819476 B2 JPS5819476 B2 JP S5819476B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G8/00—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
- C08G8/04—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes
- C08G8/08—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes of formaldehyde, e.g. of formaldehyde formed in situ
- C08G8/24—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes of formaldehyde, e.g. of formaldehyde formed in situ with mixtures of two or more phenols which are not covered by only one of the groups C08G8/10 - C08G8/20
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/124—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
- B41M5/132—Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
- B41M5/155—Colour-developing components, e.g. acidic compounds; Additives or binders therefor; Layers containing such colour-developing components, additives or binders
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L61/00—Compositions of condensation polymers of aldehydes or ketones; Compositions of derivatives of such polymers
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- C08L61/06—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes with phenols
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は感圧複写紙用顕色剤に関する。
更lこ詳細lこは顕色剤として用いられるフェノール・
アルデヒド縮合物の改良lこ関するものである。
アルデヒド縮合物の改良lこ関するものである。
感田複写法は一般lこ無色の電子供給性有機化合物(以
下発色剤という)と反応して着色生成物を形成しうる電
子受容性顕色性物質(以下顕色剤という)との反応を利
用したものである。
下発色剤という)と反応して着色生成物を形成しうる電
子受容性顕色性物質(以下顕色剤という)との反応を利
用したものである。
顕色剤としては酸性白土、活性白土、アクパルジャイト
、ゼオライト、ベントナイト、カオリン等の無機質の粘
土類やフェノール・アルデヒド縮合物(詳しくはパラ置
換2官能フエノール・ホルムアルデヒド縮合物)などが
知られている。
、ゼオライト、ベントナイト、カオリン等の無機質の粘
土類やフェノール・アルデヒド縮合物(詳しくはパラ置
換2官能フエノール・ホルムアルデヒド縮合物)などが
知られている。
フェノール・アルデヒド縮合物は発色剤と反応したとき
無機質の粘土類に比し耐湿性のある(空気中の湿気によ
り発色能力を失なわす、かつ発色した色の消失もない)
発色像を形成する優れた性能を有しており、顕色剤とし
て実用され、多くの改良がなされている。
無機質の粘土類に比し耐湿性のある(空気中の湿気によ
り発色能力を失なわす、かつ発色した色の消失もない)
発色像を形成する優れた性能を有しており、顕色剤とし
て実用され、多くの改良がなされている。
即ち、特公昭42−20144号公報、特公昭46−3
7451号公報lこはパラ置換2官能フエノール・アル
デヒド縮合物を顕色剤として用いることが示されている
。
7451号公報lこはパラ置換2官能フエノール・アル
デヒド縮合物を顕色剤として用いることが示されている
。
しかし、これらlこ示された顕色剤は耐湿性のある発色
像を形成する優れた性能を有しているが、■顕色能力が
なお十分でないこと、■耐候性が悪いこと(複写紙力用
光照射や室内放置lこより黄色lこ変色しゃすい)■耐
油性が悪いこと(たとえばガソリン、フタル酸エステル
類などの可塑剤1.エチルアルコールなどで発色紙が汚
染された場合、発色しなかったり、発色印字が消失した
りする)などの欠点を有している。
像を形成する優れた性能を有しているが、■顕色能力が
なお十分でないこと、■耐候性が悪いこと(複写紙力用
光照射や室内放置lこより黄色lこ変色しゃすい)■耐
油性が悪いこと(たとえばガソリン、フタル酸エステル
類などの可塑剤1.エチルアルコールなどで発色紙が汚
染された場合、発色しなかったり、発色印字が消失した
りする)などの欠点を有している。
更lこ、特公昭47−20971号公報lこは、パラ置
換2官能フエノール・ホルムアルデヒド縮合物(こ塩化
亜鉛のような2価の金属塩を塗布液調製時に添加するこ
とが示されている。
換2官能フエノール・ホルムアルデヒド縮合物(こ塩化
亜鉛のような2価の金属塩を塗布液調製時に添加するこ
とが示されている。
また、特開昭48−25744号公報tこはパラ置換2
官能フエノール・ホルムアルデヒド縮合物の亜鉛塩(実
質的lこはパラフェニルフェノール・ホルムアルデヒド
縮合物の亜鉛塩)が記載されている。
官能フエノール・ホルムアルデヒド縮合物の亜鉛塩(実
質的lこはパラフェニルフェノール・ホルムアルデヒド
縮合物の亜鉛塩)が記載されている。
しかしながら、これらの顕色剤によっても顕色能力、耐
候性、耐油性をすべて満足するlこは至っておらす、感
圧複写紙の性能向上の要求は依然としてはげしく顕色剤
Eこ対する改良が強く望まれている。
候性、耐油性をすべて満足するlこは至っておらす、感
圧複写紙の性能向上の要求は依然としてはげしく顕色剤
Eこ対する改良が強く望まれている。
本発明者らは、感圧複写紙用顕色剤の改良研究を行なっ
た結果、パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物
と3官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物を含有す
る感圧複写紙用顕色剤において該パラ置換2官能フエノ
ール・アルデヒド縮合物と該3官能以上のフェノール・
アルデヒド縮合物の含有重量比が1:0.1〜2である
顕色剤ないしパラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮
合物と3官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物の多
価金属変性物を含有する感圧複写紙用顕色剤lこおいて
該パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物と該3
官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物の多価金属変
性物の含有重量比が1:0.1〜2である顕色剤の使用
により、従来のパラ置換2官能フエノール・アルデヒド
縮合物に比べて耐油性のみならす、顕色能力および耐候
性が大幅lこ向上するのを見出し、本発明に到達したも
のである。
た結果、パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物
と3官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物を含有す
る感圧複写紙用顕色剤において該パラ置換2官能フエノ
ール・アルデヒド縮合物と該3官能以上のフェノール・
アルデヒド縮合物の含有重量比が1:0.1〜2である
顕色剤ないしパラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮
合物と3官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物の多
価金属変性物を含有する感圧複写紙用顕色剤lこおいて
該パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物と該3
官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物の多価金属変
性物の含有重量比が1:0.1〜2である顕色剤の使用
により、従来のパラ置換2官能フエノール・アルデヒド
縮合物に比べて耐油性のみならす、顕色能力および耐候
性が大幅lこ向上するのを見出し、本発明に到達したも
のである。
すなわち、3官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物
自体ではほとんど発色能力は有していないが、従来公知
のパラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物lこ3
官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物又はその多価
金属変性物を反応時あるいは粉砕時又は塗布液調製時な
どに含有せしめることlこより、パラ置換2官能フエノ
ール・アルデヒド縮合物単独Iこ比し、顕色能力、耐油
性が非常lこ改善され、従来一般lこ使用されているバ
ラフェニルフェノール・ホルムアルデヒド縮合物より耐
候性・耐油性の優れた顕色剤が得られることがわかった
。
自体ではほとんど発色能力は有していないが、従来公知
のパラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物lこ3
官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物又はその多価
金属変性物を反応時あるいは粉砕時又は塗布液調製時な
どに含有せしめることlこより、パラ置換2官能フエノ
ール・アルデヒド縮合物単独Iこ比し、顕色能力、耐油
性が非常lこ改善され、従来一般lこ使用されているバ
ラフェニルフェノール・ホルムアルデヒド縮合物より耐
候性・耐油性の優れた顕色剤が得られることがわかった
。
一般lこ、フェノール・アルデヒド縮合物は感圧複写紙
の発色剤を充填しているマイクロカプセルlこ使用され
る油との相溶性と顕色能力とを対比させて論じられてい
るが、本発明はあえて相溶性の比較的小さい3官能以上
のフェノール・アルデヒド縮合物を含有させたものであ
る。
の発色剤を充填しているマイクロカプセルlこ使用され
る油との相溶性と顕色能力とを対比させて論じられてい
るが、本発明はあえて相溶性の比較的小さい3官能以上
のフェノール・アルデヒド縮合物を含有させたものであ
る。
元来感圧複写紙の発色剤と顕色剤との発色機構は不明な
点が多い。
点が多い。
本色明者らは、従来のフェノール・アルデヒド縮合物が
油との相溶性のない活性白土、酸性白土、などと併用さ
れている事実に加えて3官能以上のフェノール・アルデ
ヒド縮合物又はその金属変性物を含有させることlこよ
り、特異な効果として顕色能力が向上したものと考えて
いる。
油との相溶性のない活性白土、酸性白土、などと併用さ
れている事実に加えて3官能以上のフェノール・アルデ
ヒド縮合物又はその金属変性物を含有させることlこよ
り、特異な効果として顕色能力が向上したものと考えて
いる。
また、重要なことはこれに対してパラ置換2官能フエノ
ールと3官能以上のフェノールとの共縮合物を顕色剤と
して使用することも考えられるが共縮合を行なった場合
は、本発明の様な効果は得られない。
ールと3官能以上のフェノールとの共縮合物を顕色剤と
して使用することも考えられるが共縮合を行なった場合
は、本発明の様な効果は得られない。
更lこ共縮合を行なう場合、3官能以上のフェノールの
比率が高くなれば、その製品が困難となると共に、反応
時lこ泡立ち等のトラブルが起き易く、塗布時Iこ必要
な乳化分散が困難となり、かつ分散液が不安定となり実
用tこ供し得ないものとなる。
比率が高くなれば、その製品が困難となると共に、反応
時lこ泡立ち等のトラブルが起き易く、塗布時Iこ必要
な乳化分散が困難となり、かつ分散液が不安定となり実
用tこ供し得ないものとなる。
本発明tこ於いて用いるパラ置換2官能フエノール・ア
ルデヒド縮合物はp−クレゾール、p−エチルフェノー
ル、p−プロピルフェノール、p−セカンダリ−ブチル
フェノール、p−ターシャリ−ブチルフェノール、p−
アミルフェノール、p−シクロヘキシルフェノール、p
−へブチルフェノール、p−ターシャリ−オクチルフェ
ノール、p−ドデシルフェノール、p−ノニルフェノー
ル、p−70ルフエノール、p−ブロムフェノール、p
−フェニルフェノール、p−クミルフェノール、p−フ
ェノールスルホン酸、p−フェノールカルボン酸、p−
フェノールカルボン酸エステルなどの1種又は2種以上
を使用してアルデヒドと縮合した縮合物である。
ルデヒド縮合物はp−クレゾール、p−エチルフェノー
ル、p−プロピルフェノール、p−セカンダリ−ブチル
フェノール、p−ターシャリ−ブチルフェノール、p−
アミルフェノール、p−シクロヘキシルフェノール、p
−へブチルフェノール、p−ターシャリ−オクチルフェ
ノール、p−ドデシルフェノール、p−ノニルフェノー
ル、p−70ルフエノール、p−ブロムフェノール、p
−フェニルフェノール、p−クミルフェノール、p−フ
ェノールスルホン酸、p−フェノールカルボン酸、p−
フェノールカルボン酸エステルなどの1種又は2種以上
を使用してアルデヒドと縮合した縮合物である。
また、上記パラ置換2官能フエノールと3官能以上のフ
ェノールとを限定した条件パラ置換2官能フ工ノール1
モルに対し3官能以上のフェノール0.6モル以下の条
件で共縮合した縮合物も含まれる。
ェノールとを限定した条件パラ置換2官能フ工ノール1
モルに対し3官能以上のフェノール0.6モル以下の条
件で共縮合した縮合物も含まれる。
得られる樹脂の色調、性能や製造上の難易より、p−タ
ーシャリ−ブチルフェノール・ホルムアルデヒー縮合物
、p−ターシャリ−オクチルフェノールホルムアルデヒ
ド縮合物、p−フェニルフェノール・ホルムアルデヒド
縮合物及びp −ターシャリ−ブチルフェノール、p−
ターシャリ−オクチルフェノール、p−フェニルフェノ
ールとフェノール、ビスフェノールA(4,4’ジヒド
ロキシジフエニルプロパン)、ビスフェノール人ルホン
(4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルン)とのホル
ムアルデヒド共縮合物が好ましい、更に好ましくは、p
−ターシャリ−ブチルフェノール・ホルムアルデヒド縮
合物、p−ターシャリ−オクチルフェノール・ホルムア
ルデヒド縮合物、p−フェニルフェノール・ホルムアル
デヒド縮合物である。
ーシャリ−ブチルフェノール・ホルムアルデヒー縮合物
、p−ターシャリ−オクチルフェノールホルムアルデヒ
ド縮合物、p−フェニルフェノール・ホルムアルデヒド
縮合物及びp −ターシャリ−ブチルフェノール、p−
ターシャリ−オクチルフェノール、p−フェニルフェノ
ールとフェノール、ビスフェノールA(4,4’ジヒド
ロキシジフエニルプロパン)、ビスフェノール人ルホン
(4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルン)とのホル
ムアルデヒド共縮合物が好ましい、更に好ましくは、p
−ターシャリ−ブチルフェノール・ホルムアルデヒド縮
合物、p−ターシャリ−オクチルフェノール・ホルムア
ルデヒド縮合物、p−フェニルフェノール・ホルムアル
デヒド縮合物である。
また、これらパラ置換の官能フェノールは任意に数種類
併用してもよい。
併用してもよい。
尚、本発明で言う、パラ置換2官能フエノールとはアル
デヒドと反応する官能基がその分子中に2ケあるパラ置
換フェノール類である。
デヒドと反応する官能基がその分子中に2ケあるパラ置
換フェノール類である。
本発明lこ於いて用いる3官能以上のフェノール・アル
デヒド縮合物は、フェノール、メタクレゾール、1,3
.5キシレノール、ビスフェノールA1ビスフエノール
スルホン、レゾルシン、α−ナフトール、β−ナフトー
ル、カテコールなどの1種又は2種以上とアルデヒドと
の縮合物である。
デヒド縮合物は、フェノール、メタクレゾール、1,3
.5キシレノール、ビスフェノールA1ビスフエノール
スルホン、レゾルシン、α−ナフトール、β−ナフトー
ル、カテコールなどの1種又は2種以上とアルデヒドと
の縮合物である。
また、上記3官能以上のフェノールとパラ置換2官能フ
エノールとを限定した条件、3官能以上のフェノール1
モルに対し、パラ置換2官能フェノール0.1モル以下
で共縮合した縮合物も含まれる。
エノールとを限定した条件、3官能以上のフェノール1
モルに対し、パラ置換2官能フェノール0.1モル以下
で共縮合した縮合物も含まれる。
好マシくは、フェノール・ホルムアルデヒド縮合物、ビ
スフェノールA・ホルムアルデヒド縮合物ビスフェノー
ルスルホン・ホルムアルデヒド縮合物であり、あるいは
これらの共縮合物でもよい。
スフェノールA・ホルムアルデヒド縮合物ビスフェノー
ルスルホン・ホルムアルデヒド縮合物であり、あるいは
これらの共縮合物でもよい。
尚、本発明でいう3官能以上のフェノールとはアルデヒ
ドと反応する官能基がその分子中lこ3ケ以上にあるフ
ェノール類である。
ドと反応する官能基がその分子中lこ3ケ以上にあるフ
ェノール類である。
本発明に於いて用いるアルデヒドはホルムアルデヒド(
ホルマリン)パラホルムアルデヒド)アセトアルデヒド
、ブチルアルデヒドなどであるが、ホルムアルデヒドが
一般的である。
ホルマリン)パラホルムアルデヒド)アセトアルデヒド
、ブチルアルデヒドなどであるが、ホルムアルデヒドが
一般的である。
本発明(こ於いて縮合反応時用いる酸性触媒は、塩酸、
硫酸、リン酸、シュウ酸、酢酸、蟻酸、パラトルエンス
ルホン酸、ベンゼンスルホン酸、フェノールスルホン酸
など一般lこ言われる無機酸あるいは有機酸である。
硫酸、リン酸、シュウ酸、酢酸、蟻酸、パラトルエンス
ルホン酸、ベンゼンスルホン酸、フェノールスルホン酸
など一般lこ言われる無機酸あるいは有機酸である。
得られる縮合物の色調などから、塩酸、シュウ酸が好ま
しい。
しい。
更に塩基性触媒下で反応させた後、中和し、酸性下で反
応を続ける場合に用いる塩基性触媒としては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化力ルシュウム、水酸
化バリウムなどのアルカリ性物質である。
応を続ける場合に用いる塩基性触媒としては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化力ルシュウム、水酸
化バリウムなどのアルカリ性物質である。
本発明に於いて用いる3官能以上のフェノール・アルデ
ヒド縮合物を多価金属変性物とするために使用する金属
塩としては、亜鉛、マグネシウム、錫、カドミウム、ア
ルミニウム、鉛、チタン、カルシュラム、コバルト、鉄
、ニッケル、銅及ヒマンガンの如き多価金属の塩酸塩、
硝酸塩、硫酸塩。
ヒド縮合物を多価金属変性物とするために使用する金属
塩としては、亜鉛、マグネシウム、錫、カドミウム、ア
ルミニウム、鉛、チタン、カルシュラム、コバルト、鉄
、ニッケル、銅及ヒマンガンの如き多価金属の塩酸塩、
硝酸塩、硫酸塩。
蟻酸塩、酢酸塩、安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、
サリチル酸塩、ホウ酸塩、リン酸塩などが挙げられる。
サリチル酸塩、ホウ酸塩、リン酸塩などが挙げられる。
生成する縮合物の色調などから言って、亜鉛塩、アルミ
ニウム塩、カルシュラム塩、マグネシュウム塩が好まし
い。
ニウム塩、カルシュラム塩、マグネシュウム塩が好まし
い。
次に本発明の顕色剤の製造方法の態様を詳記する。
■ パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物の製
造方法。
造方法。
■ パラ置換2官能フエノールの1種又は2種以上トア
ルデヒドlこベンゼン、トルエン、キシレン、トリクロ
ルエチレンなどの有機溶媒を加え又は加えずして酸性触
媒の存在下で縮合反応の後、脱水脱溶媒を行って、本発
明で使用する縮合物を得る。
ルデヒドlこベンゼン、トルエン、キシレン、トリクロ
ルエチレンなどの有機溶媒を加え又は加えずして酸性触
媒の存在下で縮合反応の後、脱水脱溶媒を行って、本発
明で使用する縮合物を得る。
■ また、パラ置換2官能フエノールの1種又は2種以
上とアルデヒドとの反応をまず、塩基性触媒下でレゾー
ル化反応を行なった後、硫酸、リン酸、塩酸などでpH
4〜6/1こ中和しく必要によって水洗して中和塩を除
いた後)酸性触媒を加え又は加えずしてノボラック縮合
反応を行なって後脱水脱溶媒して、本発明で使用する縮
合物を得る。
上とアルデヒドとの反応をまず、塩基性触媒下でレゾー
ル化反応を行なった後、硫酸、リン酸、塩酸などでpH
4〜6/1こ中和しく必要によって水洗して中和塩を除
いた後)酸性触媒を加え又は加えずしてノボラック縮合
反応を行なって後脱水脱溶媒して、本発明で使用する縮
合物を得る。
■ 更lこパラ置換2官能フエノールと3官能以上のフ
ェノールとアルデヒドを限定した条件で共縮合した縮合
物も本発明で使用する縮合物の範ちゅうtこ入る。
ェノールとアルデヒドを限定した条件で共縮合した縮合
物も本発明で使用する縮合物の範ちゅうtこ入る。
本発明で使用される縮合物を製造する際には、パラ置換
2官能フエノール(3官能以上のフェノールを共縮合す
ル場合は3官能以上のフェノールを含む)1モルlこ対
しアルデヒドを0.5〜0.9モル使用するのが好まし
い。
2官能フエノール(3官能以上のフェノールを共縮合す
ル場合は3官能以上のフェノールを含む)1モルlこ対
しアルデヒドを0.5〜0.9モル使用するのが好まし
い。
■ 3官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物の製造
方法。
方法。
■ 3官能以上のフェノールの1種又は2種以上とアル
デヒドとを酸性触媒の存在下で縮合反応の後、脱水を行
なって本発明で使用する縮合物を得る。
デヒドとを酸性触媒の存在下で縮合反応の後、脱水を行
なって本発明で使用する縮合物を得る。
■ また、3官能以上のフェノールの1種又は2種以上
とアルデヒドとの反応をまず塩基性触媒下でレゾール化
反応を行なった後、pH4〜6に中和しく必要によって
水洗して中和塩を除いた後)酸性触媒を加え又は加えず
してノボラック縮合反応を行なって後脱水して、本発明
で使用する縮合物を得る。
とアルデヒドとの反応をまず塩基性触媒下でレゾール化
反応を行なった後、pH4〜6に中和しく必要によって
水洗して中和塩を除いた後)酸性触媒を加え又は加えず
してノボラック縮合反応を行なって後脱水して、本発明
で使用する縮合物を得る。
■ 更に、3官能以上のフェノールとパラ置換2官能フ
エノールとアルデヒドを限定した条件で共縮合した縮合
物も本発明で使用する縮合物の範ちゅうに入る。
エノールとアルデヒドを限定した条件で共縮合した縮合
物も本発明で使用する縮合物の範ちゅうに入る。
本発明で使用される縮合物を製造する際tこは3官能以
上のフェノール(パラ置換2官能フエノールを共縮合す
る場合にはパラ置換2官能フエノールを含む)1モルl
こ対してアルデヒドを0.4〜0,8モル使用するの弄
好ましい。
上のフェノール(パラ置換2官能フエノールを共縮合す
る場合にはパラ置換2官能フエノールを含む)1モルl
こ対してアルデヒドを0.4〜0,8モル使用するの弄
好ましい。
■ 3官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物の多価
金属変性物の製造方法。
金属変性物の製造方法。
上記した■■■■lこよって製造された3官能以上のフ
ェノール・アルデヒド縮合物lこアルカリ物質(例えば
炭酸アンモニウムや水酸化ナトリウム等)の適量を加え
、多価金属塩(例えばジ安息香酸亜鉛、酢酸亜鉛等)を
添加して反応温度150〜200℃lこして反応すると
、本発明で使用する金属変性とされた縮合物が得られる
。
ェノール・アルデヒド縮合物lこアルカリ物質(例えば
炭酸アンモニウムや水酸化ナトリウム等)の適量を加え
、多価金属塩(例えばジ安息香酸亜鉛、酢酸亜鉛等)を
添加して反応温度150〜200℃lこして反応すると
、本発明で使用する金属変性とされた縮合物が得られる
。
また一方、上記した■■■■によって製造された3官能
以上のフェノール・アルデヒド縮合物をアルカリ物質(
例えば水酸化ナトリウム)に溶解又は分散させたのち、
この溶液中に適量の多価金属塩(例えば塩化並塩、硫酸
アルミニウム等)を徐々に添加すると、本発明で使用す
る金属変性縮合物が得られる。
以上のフェノール・アルデヒド縮合物をアルカリ物質(
例えば水酸化ナトリウム)に溶解又は分散させたのち、
この溶液中に適量の多価金属塩(例えば塩化並塩、硫酸
アルミニウム等)を徐々に添加すると、本発明で使用す
る金属変性縮合物が得られる。
本発明で使用される金属変性縮合物の金属含有率は1〜
10重量係であることが好ましい。
10重量係であることが好ましい。
■ 本発明の顕色剤の製造方法
本発明の顕色剤は上記したパラ置換2官能フ工ノール縮
合物1種又は2種以上と3官能以上のフェノール縮合物
又はその多価金属変性物の1種または2種以上を含有し
たものである。
合物1種又は2種以上と3官能以上のフェノール縮合物
又はその多価金属変性物の1種または2種以上を含有し
たものである。
パラ置換2官能フエノールとアルデヒドとを縮合反応し
ている反応中あるいは反応後(こ3官能以上のフェノー
ル・アルデヒド縮合物又はその多価金属変性物を溶融状
態で含有させる方法及び3官能以上のフェノールとアル
デヒドとを縮合反応している反応中あるいは反応後にパ
ラ置換2官能フェノール・アルデヒド縮合物を溶融状態
で含有させる方法とがある。
ている反応中あるいは反応後(こ3官能以上のフェノー
ル・アルデヒド縮合物又はその多価金属変性物を溶融状
態で含有させる方法及び3官能以上のフェノールとアル
デヒドとを縮合反応している反応中あるいは反応後にパ
ラ置換2官能フェノール・アルデヒド縮合物を溶融状態
で含有させる方法とがある。
更にパラ置換2官能フェノール・アルデヒド縮合物と3
官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物を粉砕時混合
金有せしめることも含まれ、かつ、パラ置換2官能フエ
ノール・アルデヒド縮合物を界面活性剤や分散剤lこよ
り分散せしめた分散液、溶媒にこ溶解させた溶解液に3
官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物の分散液、溶
解液を混合含有させても本発明の顕色剤は得られる。
官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物を粉砕時混合
金有せしめることも含まれ、かつ、パラ置換2官能フエ
ノール・アルデヒド縮合物を界面活性剤や分散剤lこよ
り分散せしめた分散液、溶媒にこ溶解させた溶解液に3
官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物の分散液、溶
解液を混合含有させても本発明の顕色剤は得られる。
尚、更に感圧複写紙の顕色剤を塗布する塗布液にパラ置
換2官能フエノール・アルデヒド縮合物と3官能以上の
フェノール・アルデヒド縮合物またはその多価金属変性
物を別々tこ添加して調製することも本発明lこ含まれ
るものである。
換2官能フエノール・アルデヒド縮合物と3官能以上の
フェノール・アルデヒド縮合物またはその多価金属変性
物を別々tこ添加して調製することも本発明lこ含まれ
るものである。
パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物と3官能
以上のフェノール・アルデヒド縮合物、その多価金属変
性物との含有割合は重量比でI:0.1〜2が好ましく
、更に好ましくは0.5〜1.5である。
以上のフェノール・アルデヒド縮合物、その多価金属変
性物との含有割合は重量比でI:0.1〜2が好ましく
、更に好ましくは0.5〜1.5である。
含有重量比がo、iより小の場合は、油との相溶性の比
較的小さい3官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物
又は、その多価金属変性物が少いので、耐油性の大幅な
向上は期待できない。
較的小さい3官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物
又は、その多価金属変性物が少いので、耐油性の大幅な
向上は期待できない。
また、含有重量比が2より犬の場合は、耐油性は大幅(
こ向上するが、3官能以上のフェノール・アルデヒド縮
合物又はその多価金属変性物が多すぎて顕色能力が低く
て実用的でない。
こ向上するが、3官能以上のフェノール・アルデヒド縮
合物又はその多価金属変性物が多すぎて顕色能力が低く
て実用的でない。
この様にして得られた改良された顕色剤は従来知られて
いる顕色剤に比較して ■ 耐色能力が犬である。
いる顕色剤に比較して ■ 耐色能力が犬である。
(発色濃度大で、発色度もはやい)
■ 耐候性、耐油性に優れた性能を有している。
■ 塗布時に行なう乳化分散が容易で分散液の安定性も
良好なものである。
良好なものである。
■ 各々の製造が容易でかつ品質が安定している。
顕色能力の向上については3官能以上のフェノール・ア
ルデヒド縮合物又はその多価金属変性物が特異な効果を
生じさせているものと発明者らは考えている。
ルデヒド縮合物又はその多価金属変性物が特異な効果を
生じさせているものと発明者らは考えている。
耐油性については3官能以上のフェノール・アルデヒド
縮合物またはその多価金属変性物自体耐油性あるもので
耐油性の向上lこ対し効果を発揮するものである。
縮合物またはその多価金属変性物自体耐油性あるもので
耐油性の向上lこ対し効果を発揮するものである。
例えば、可塑剤を含有するプラスチックフィルム等ある
いはガソリン等と感圧複写紙とが接触した際(こ、従来
しばしば発生したトラブルをことごとく解決したもので
ある。
いはガソリン等と感圧複写紙とが接触した際(こ、従来
しばしば発生したトラブルをことごとく解決したもので
ある。
本発明は顕色能力の向上lこより同じ発色濃度を得るた
めlこは顕色剤の塗布量を減らすことが可能であり、こ
れは感圧複写紙の実質的コスト低下fこつながる。
めlこは顕色剤の塗布量を減らすことが可能であり、こ
れは感圧複写紙の実質的コスト低下fこつながる。
本発明の顕色剤は酸性白土、活性白土、カリオンの如き
無機質の顕色剤と併用することにより、上記の効果が顕
著となる。
無機質の顕色剤と併用することにより、上記の効果が顕
著となる。
また、無機顔料と併用することもある。
以下、本発明か顕色剤としていかに有用であるかを実施
例1こより詳祠lこ説明する。
例1こより詳祠lこ説明する。
しかし、本発明は実施例によって限定されるものではな
い。
い。
またここに記載している「部J r%Jは特別の記載
がない限りすべて「重量部」 1重量部」を示す。
がない限りすべて「重量部」 1重量部」を示す。
合成例 A
p−フェニルフェノール500部、37係ホルマリン1
24部、ベンゼン100部、シュウ酸5部を反応釜に入
れて10時間還流反応後、脱水、脱溶剤し焚上げて内温
■80℃で釜出しして黄褐色で融点80℃の縮合物囚を
得た。
24部、ベンゼン100部、シュウ酸5部を反応釜に入
れて10時間還流反応後、脱水、脱溶剤し焚上げて内温
■80℃で釜出しして黄褐色で融点80℃の縮合物囚を
得た。
合成例 B
p−ターシャリ−ブチルフェノール350部、p−ター
シャリ−オクチルフェノール150部、37係ホルマリ
ン199部、濃塩酸(35,5係)2部を反応釜lこ入
れて5時間還流反応後、脱水焚上げて内温工80℃で釜
出しして黄色で融点85℃の縮合物(B)を得た。
シャリ−オクチルフェノール150部、37係ホルマリ
ン199部、濃塩酸(35,5係)2部を反応釜lこ入
れて5時間還流反応後、脱水焚上げて内温工80℃で釜
出しして黄色で融点85℃の縮合物(B)を得た。
合成例 C
p−ターシャリ−オクチルフェノール500部、37係
ホルマリン158部、20%水酸化ナトリウム水溶液2
5部及び水300部を反応釜に入れて2時間還流反応後
、濃硫酸でpH4〜6になる様Iこ中和した。
ホルマリン158部、20%水酸化ナトリウム水溶液2
5部及び水300部を反応釜に入れて2時間還流反応後
、濃硫酸でpH4〜6になる様Iこ中和した。
次lこ濃塩酸2部を添加し、1時間還流反応の後、脱水
し、内温170℃まで焚上げて融点90℃の縮合物(C
)を得た。
し、内温170℃まで焚上げて融点90℃の縮合物(C
)を得た。
合成例 D
p−フェニルフェノール450部、フェノール50部、
37係ホルマリン154部、シュウ酸5部及びキシレン
150部を反応釜1こ入れて3時間還流反応後脱水、脱
溶剤、焚上げて融点81’Cの縮合物(D)を得た。
37係ホルマリン154部、シュウ酸5部及びキシレン
150部を反応釜1こ入れて3時間還流反応後脱水、脱
溶剤、焚上げて融点81’Cの縮合物(D)を得た。
合成例 E
p−ターシャリ−オクチルフェノール450部、フェノ
ール50部、37係ホルマリン185部、濃塩酸2部、
ベンゼン100部を反応釜に入れてIO0時間還流応後
、脱水、脱溶剤し、内温170℃まで焚上げて融点89
℃の縮合物(E)を得た。
ール50部、37係ホルマリン185部、濃塩酸2部、
ベンゼン100部を反応釜に入れてIO0時間還流応後
、脱水、脱溶剤し、内温170℃まで焚上げて融点89
℃の縮合物(E)を得た。
合成例 F
フェノール500部、37%ホルマリン341部、及び
濃塩酸1部を反応釜lこ入れて3時間還流反応後、脱水
し、更に内温180℃才で焚上げて融点83℃の縮合物
(Flを得た。
濃塩酸1部を反応釜lこ入れて3時間還流反応後、脱水
し、更に内温180℃才で焚上げて融点83℃の縮合物
(Flを得た。
合成例 G
ビスフェノールA300部、37%ホルマI)7124
部、濃塩酸1部及びキシレン150部を反応釜に入れて
3時間還流反応後、脱水、脱溶剤し、内温130℃まで
焚上げて融点85℃の縮合vAGlを得た。
部、濃塩酸1部及びキシレン150部を反応釜に入れて
3時間還流反応後、脱水、脱溶剤し、内温130℃まで
焚上げて融点85℃の縮合vAGlを得た。
合成例 H
ビスフェノールスルホン500部、(日華化学工業((
製)、37係ホルマリン124部、20%水酸化ナトリ
ウム水溶液50部及び水200部を反応釜に入れて4時
間還流反応後、濃硫酸でpH4〜6になる様に中和した
。
製)、37係ホルマリン124部、20%水酸化ナトリ
ウム水溶液50部及び水200部を反応釜に入れて4時
間還流反応後、濃硫酸でpH4〜6になる様に中和した
。
次lこ濃塩酸1部を添加し、1時間還流反応の後脱水し
、内温150℃まで焚上げて融点90℃の縮合物圓を得
た。
、内温150℃まで焚上げて融点90℃の縮合物圓を得
た。
合成例 ■
ビスフェノールA475部、p−クーシャリ−オクチル
フェノール25部、37%ホルマリン107部、濃塩酸
2部及びキシレン250部を反応釜に入れて6時間還流
反応後、脱水、脱溶剤し更に内温130℃まで焚上げて
融点83℃の縮合物(I)を得た。
フェノール25部、37%ホルマリン107部、濃塩酸
2部及びキシレン250部を反応釜に入れて6時間還流
反応後、脱水、脱溶剤し更に内温130℃まで焚上げて
融点83℃の縮合物(I)を得た。
合成例 J
合成例Fで得た縮合¥MIF’)500部を反応釜に入
れて、内温170℃に加熱し、次いで重炭酸アンモニウ
ム73部、酢酸亜鉛88部を徐々に添加して融点83℃
の縮合物の亜鉛変性物(J)を得た。
れて、内温170℃に加熱し、次いで重炭酸アンモニウ
ム73部、酢酸亜鉛88部を徐々に添加して融点83℃
の縮合物の亜鉛変性物(J)を得た。
パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物にに3官
能以上のフェノール・アルデヒド縮合物を含有させた第
1表の顕色剤を実施例1.2.3.4.5.6゜7.8
で示し、比較例1.2.3.4.5.6を対比させて感
圧複写紙の試験結果も併せて第1表tこ示した。
能以上のフェノール・アルデヒド縮合物を含有させた第
1表の顕色剤を実施例1.2.3.4.5.6゜7.8
で示し、比較例1.2.3.4.5.6を対比させて感
圧複写紙の試験結果も併せて第1表tこ示した。
以上の結果から何れの実施例も顕色能力、耐候性、耐油
性、乳化分散性の特性のバランスがよい。
性、乳化分散性の特性のバランスがよい。
具体的には、比較例1は現在顕色剤として利用されてい
るp−フェニルフェノール・ホルムアルデヒド縮合物で
ある。
るp−フェニルフェノール・ホルムアルデヒド縮合物で
ある。
これEこ比し、実施例1,2.3はすべての特性がすぐ
れている。
れている。
また、比較例3はp−クーシャリ−ブチルフェノールと
p−クーシャリ−オクチルフェノールとのホルムアルデ
ヒド縮合物である。
p−クーシャリ−オクチルフェノールとのホルムアルデ
ヒド縮合物である。
このものは耐候性は良好であるが、顕色能力、耐油性が
劣り、これtこ比し実施例4,5は耐候性をそこなわず
(こ、顕色能力、耐油性が向上している。
劣り、これtこ比し実施例4,5は耐候性をそこなわず
(こ、顕色能力、耐油性が向上している。
試験方法:
■、塗布配合液の調製及び顕色剤シートの作り方実施例
・比較例によって得られた顕色剤40部、アニオン界面
活性剤2部、水58部からなる混合物をアトライターで
顕色剤の粒径が5ミクロン以下lこなる様lこ湿式粉砕
し、乳化分散液を得た。
・比較例によって得られた顕色剤40部、アニオン界面
活性剤2部、水58部からなる混合物をアトライターで
顕色剤の粒径が5ミクロン以下lこなる様lこ湿式粉砕
し、乳化分散液を得た。
この乳化分散液を使用して下記の成分を配合して塗布配
合液を得た。
合液を得た。
この途布配合液を塗布棒にて紙面上に乾燥重量で5 g
/ m’の割合に塗布して室温で1日放置乾燥し、顕色
シートを得、各試験lこ供した。
/ m’の割合に塗布して室温で1日放置乾燥し、顕色
シートを得、各試験lこ供した。
性能試験方法
a)顕色能力;上記の顕色剤シート上にクリスタルバイ
オレットラクトンを含有するマイクロカプセルシートを
重ねて500kg/iの荷重aJこて発色させ、1時間
後の発色度合を反射色差計(日本重色製)で測定した。
オレットラクトンを含有するマイクロカプセルシートを
重ねて500kg/iの荷重aJこて発色させ、1時間
後の発色度合を反射色差計(日本重色製)で測定した。
値は反射率(鏑で示し、数値の低い程発色濃度が高いこ
とを示す。
とを示す。
b)耐候性;上記の顕色剤シートを日光Eこ10時間照
射処理してその罰後の反射色差計で測定した反射率を用
いた。
射処理してその罰後の反射色差計で測定した反射率を用
いた。
次式(こより耐候性を表わした。
値の大きい程耐候性が良いことを示す。
C)耐油性;発色させた顕色剤シート(発色24時間後
)をガラリン中lこ1秒間浸漬して発色像の変化の度合
は下記の様に表わした。
)をガラリン中lこ1秒間浸漬して発色像の変化の度合
は下記の様に表わした。
○変化なし
△少し消失する
×完全に消失する。
d)乳化分散性;顕色剤40部、アニオン界面活性剤2
部、水58部からなる混合物をアトライターで湿式粉砕
し、乳化分散液とし、乳化分散の安定性を下記の様lこ
表わした。
部、水58部からなる混合物をアトライターで湿式粉砕
し、乳化分散液とし、乳化分散の安定性を下記の様lこ
表わした。
○ 安定性良好(1ケ月間)
×安定性不良。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物と3
官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物を含有する感
圧複写紙用顕色剤において該パラ置換2官能フエノール
・アルデヒド縮合物と該3官能以上のフェノール・アル
デヒド縮合物との含有重量比がi:o、i〜2であるこ
とを特徴とする感圧複写紙用顕色剤。 2 パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物がパ
ラフェニルフェノール、パラタージャリーフチルフェノ
ール、バラク−シャリ−オクチルフェノールの1種又は
2種以上とホルムアルデヒドとの縮合物であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の感圧複写紙用顕色
剤。 3 パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物がパ
ラ置換2官能フ工ノール1モルlこ対し3官能以上のフ
ェノール0.6モル以下とホルムアルデヒドとで共縮合
された縮合物であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の感圧複写紙用顕色剤。 43官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物がフェノ
ール、ビスフェノールA1ビスフエノールスルホン、の
1種又は2種以上とホルムアルデヒドとの縮合物である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載
の感圧複写紙用顕色剤。 53官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物が3官能
以上のフェノール1モル(こ対し、パラ置換2官能フェ
ノール0.1モル以下とホルムアルデヒドとで共縮合さ
れた縮合物であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項、第2項、第3項又は第4項記載の感圧複写紙用顕色
剤。 6 パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物と3
官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物の多価金属変
性物を含有する感圧複写紙用顕色剤lこおいて該パラ置
換2官能フエノール・アルデヒド縮合分吉該3官能以上
のフェノール・アルデヒド縮合物の多価金属変性物との
含有重量比が1:0.1〜2であることを特徴とする感
圧複写紙用顕色剤。 7 パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物がパ
ラ・フェニルフェノール、パラクーシャリ−ブチルフェ
ノール、パラターシャリ−オクチルフェノールの1種又
は2種以上とホルムアルデヒドとの縮合物であることを
特徴とする特許請求の範囲第6項記載の感圧複写紙用顕
色剤。 8 パラ置換2官能フエノール・アルデヒド縮合物がパ
ラ置換2官能フ工ノール1モル(こ対し3官能以上のフ
ェノール0.6モル以下とホルムアルデヒドとで共縮合
された縮合物であることを特徴とする特許請求の範囲第
6項記載の感圧複写紙用顕色剤。 93官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物の多価金
属変性物がフェノール、ビスフェノールA又はビスフェ
ノールヌルホンの1種又は2種以上とホルムアルデヒド
との縮合物の多価金属変性物であることを特徴とする特
許請求の範囲第6項記載の感圧複写紙用顕色剤。 103官能以上のフェノール・アルデヒド縮合物の多価
金属変性物が3官能以上のフェノール1モルlこ対しパ
ラ置換2官能フェノール0.1モル以下とホルムアルデ
ヒドとで共縮合された縮合物の多価金属変性物であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第6項又は第9項記載の
感圧複写紙用顕色剤。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51131672A JPS5819476B2 (ja) | 1976-11-04 | 1976-11-04 | 感圧複写紙用顕色剤 |
| US05/847,519 US4216300A (en) | 1976-11-04 | 1977-11-01 | Color developer for pressure-sensitive copying paper |
| CA290,144A CA1102123A (en) | 1976-11-04 | 1977-11-03 | Color developer for pressure-sensitive copying paper |
| US06/342,537 US4412045A (en) | 1976-11-04 | 1982-01-25 | Color developer for pressure-sensitive copying paper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51131672A JPS5819476B2 (ja) | 1976-11-04 | 1976-11-04 | 感圧複写紙用顕色剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5359518A JPS5359518A (en) | 1978-05-29 |
| JPS5819476B2 true JPS5819476B2 (ja) | 1983-04-18 |
Family
ID=15063518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51131672A Expired JPS5819476B2 (ja) | 1976-11-04 | 1976-11-04 | 感圧複写紙用顕色剤 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US4216300A (ja) |
| JP (1) | JPS5819476B2 (ja) |
| CA (1) | CA1102123A (ja) |
Families Citing this family (12)
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|---|---|---|---|---|
| JPS5819476B2 (ja) * | 1976-11-04 | 1983-04-18 | 住友デュレズ株式会社 | 感圧複写紙用顕色剤 |
| US4275905A (en) * | 1978-12-29 | 1981-06-30 | Appleton Papers Inc. | Pressure-sensitive record material |
| US4604436A (en) * | 1979-06-12 | 1986-08-05 | Occidental Chemical Corporation | Process for metal modified phenolic novolac resin |
| US4379897A (en) * | 1980-03-28 | 1983-04-12 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Color-developer for pressure-sensitive sheets |
| GB2073226B (en) * | 1980-03-28 | 1983-06-08 | Mitsui Toatsu Chemicals | Colour-developer for pressure-sensitive recording sheets |
| US4400492A (en) * | 1980-04-04 | 1983-08-23 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Color-developer for pressure-sensitive recording sheets |
| JPS57178788A (en) * | 1981-04-28 | 1982-11-04 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Developing sheet for pressure sensitive copy sheet |
| JPS588686A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-18 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 感圧記録紙 |
| US4544688A (en) * | 1984-05-29 | 1985-10-01 | Union Carbide Corp. | Metal-containing phenolic coating compositions |
| AU605561B2 (en) * | 1987-03-20 | 1991-01-17 | Mitsubishi Petrochemical Company Limited | Developing composition and a sheet for pressure-sensitive copy paper |
| JPH01182087A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-19 | Sumitomo Deyurezu Kk | 感圧記録紙用顕色剤及びその製造方法 |
| JPH01192586A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-02 | Sumitomo Deyurezu Kk | 感圧記録紙用顕色剤及びその製法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4720971U (ja) * | 1971-04-05 | 1972-11-09 | ||
| US3737410A (en) * | 1971-08-05 | 1973-06-05 | Ncr Co | Method of zinc-modified resin manufacture by reacting novolaks with zinc dibenzoate |
| JPS548154B2 (ja) * | 1971-11-17 | 1979-04-12 | ||
| DE2235051C3 (de) * | 1972-07-17 | 1980-09-18 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von Novolaken |
| US3938386A (en) * | 1973-03-15 | 1976-02-17 | Chevron Research Company | Method and apparatus for monitoring temperatures during catalytic regeneration from a continuously moving infrared scanning and detection unit fixedly mounted aboard an aircraft |
| JPS5139565A (ja) * | 1974-09-20 | 1976-04-02 | Gkn Screws Fasteners Ltd | Nejigashirakeiseisochi |
| JPS5819476B2 (ja) * | 1976-11-04 | 1983-04-18 | 住友デュレズ株式会社 | 感圧複写紙用顕色剤 |
-
1976
- 1976-11-04 JP JP51131672A patent/JPS5819476B2/ja not_active Expired
-
1977
- 1977-11-01 US US05/847,519 patent/US4216300A/en not_active Expired - Lifetime
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-
1982
- 1982-01-25 US US06/342,537 patent/US4412045A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4216300A (en) | 1980-08-05 |
| JPS5359518A (en) | 1978-05-29 |
| CA1102123A (en) | 1981-06-02 |
| US4412045A (en) | 1983-10-25 |
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