JPH02219681A - 記録材料 - Google Patents

記録材料

Info

Publication number
JPH02219681A
JPH02219681A JP1040797A JP4079789A JPH02219681A JP H02219681 A JPH02219681 A JP H02219681A JP 1040797 A JP1040797 A JP 1040797A JP 4079789 A JP4079789 A JP 4079789A JP H02219681 A JPH02219681 A JP H02219681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
salicylic acid
electron
acid derivative
compounds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1040797A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Satomura
里村 正人
Ken Iwakura
岩倉 謙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP1040797A priority Critical patent/JPH02219681A/ja
Publication of JPH02219681A publication Critical patent/JPH02219681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は記録材料に関し、特に新規な顕色剤を用いた記
録材料に関する。
(従来技術) 顕色剤(電子受容性化合物)と接触して呈色するほぼ無
色の発色剤を用いた記録材料については既に良く知られ
ている。たとえば、感圧紙、感熱紙、感光感圧紙、通電
記録紙などがあり、米国特許2,712,507号、2
,730.456号、2.730,457号、3,41
8,250号。
3.432.327号、3,981.821号、3.9
93.831号、3,996.156号、3.996,
405号及び4,000,087号、4436.920
号、4,480.052号、特開昭57−179.83
6、同60−123,556などに詳述されている。
記録材料として、近年(11発色濃度(2)ハンドリン
グ通性(3)コストの低減化などの研究が行われている
たとえば、サリチル酸誘導体として+11テルペン化フ
エノールを用いる考えや(2)サリチル酸又はそのエス
テルとキシリレンシバライドを反応させる考えなどが提
唱されている。
しかしながら、これらには(11ハンドリングが困難で
ある(2)日光照射により黄変する(3)顕色能が出に
くいなどの他に(4)コスト的に不利であるなどの欠点
があった。
(発明の目的) 従って本発明の目的は発色性および発色画像の安定性が
良好で、しかもその他の具備すべき条件を満足した素材
を用いた記録材料を提供することである。
(発明の構成) 本発明の目的はアルキル化ビスフェノールから誘導体さ
れたサリチル酸誘導体を顕色剤として用いた記録材料に
より達成された。
本発明でいうビスフェノールとはフェノール類とアセト
ン、M、E、に、MIBK、アセトフェノン、レブリン
酸ブチルなどのケトン類との反応から生成する化合物を
含む。
フェノール類はそのp−位が水素原子である事が好まし
く、ハロゲン原子、メチル基、イソブチル基、t−ブチ
ル基、メトキシ基、ベンジル基などを〇−又はm−位に
有していてもよい。
アルキル化ビスフェノールは(1)アルキル基をもつフ
ェノールとケトンとの縮合(2)ビスフェノール類のア
ルキル化反応などによって得られる。
これらのアルキル基をもつフェノール類からのアルキル
化ビスフェノールを更にアルキル化することもさしつか
えない。
ビスフェノール例えばビスフェノールAとアルキル化剤
との反応によるアルキル化ビスフェノールAは特に好末
しい、アルキル化度はアルキル化の反応条件により制御
されるが、1.1以上3゜5未満特に1.5ないし26
8程度が好ましい。
とくに、3種ないし4種の混合物を形成するような条件
を選ぶことが好ましい。
たとえば、イソブチル、t−ブチル、ベンジルなどは好
ましいアルキル基の一例である。
アルキル化ビスフェノールからのコルベ−シュミット反
応は通常の条件下で行われるが、上述の異性体、混合物
は更に増加し、大巾に油溶性の向上につながる。ナトリ
ウム塩、又はカリウム塩としての反応混合物をトルエン
、キシレンなどの非水溶性、水共沸性溶剤共存下に塩化
亜鉛、硫酸亜鉛などと反応させて、亜鉛化することもで
きる。
本発明のサリチル酸誘導体混合物のうち、下記一般式(
1)で示されるものを少なくとも2種以上含む混合物が
好ましい。
式中、Rr、Rzは相互に結合してもよいアルキル基又
はアリール基を、Rs 、Ra 、Rsは水素原子、ハ
ロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基な
どから選ばれ、少なくとも1つはアルキル基である。
Mは水素原子又は金属原子を表わし、Xは金属の荷電に
対して1.1/2又は1/3などと変化する数を示す。
好ましいのは、Rr 、Riがアルキル基、R1、R4
、Rsの1つ以上が炭素原子数4以上のアルキル基、M
が亜鉛の場合である。
又、Rs 、R,が−OH基の〇−10′−の位置にあ
る所謂ヒンダードフェノール骨格をもつ成分が、0.5
ないし80wt%程度混合物中に共存することは、画像
の保存性向上の点から非常に好ましい。
本発明のサリチル酸誘導体混合物中に含まれる成分の具
体例を示す。
5−α、α−ジメチルー4′−ヒドロキシベンジル−3
−ベンジルサリチル酸、5−α、α−ジメチルー3′−
ベンジル−4′−ヒドロキシベンジル−3−ベンジルサ
リチル酸、5−α、α−ジメチルー3’−5’−ジベン
ジル−4′−ヒドロキシベンジル−3−ベンジルサリチ
ル酸、5−α。
α−ジメチル−4′−ヒドロキシ−3’、5’ジーt−
ブチル−サリチル酸、5−α、α−ジメチル−3′−ベ
ンジル−6′−t−ブチル−4′−ヒドロキシベンジル
−3−t−アミル−サリチル酸、5−α−メチル−α−
フェニル−3’、5’ジーt−アミル−4′−ヒドロキ
シベンジル−3−メチルサリチル酸、5−α、α−ジメ
チル4′−ヒドロキシ−3′−メチル−6′−t−ブチ
ルベンジル−3−フェニルサリチル酸、5−α、α−ジ
メチル−4′−ヒドロキシ−3′ 5′ジーt−ブチル
ベンジル−3,6−シメチルサリチル酸、5−α、α−
ジメチルー3’、6’−ジーt−ブチル−4′−ヒドロ
キシベンジル−3t−ブチルサリチル酸などの酸又は金
属塩があげられる。
又、アルキル化剤としてキシリレンジハライドキシリレ
ングリコール、α、α′−ジヒドロキシp−ジイソプロ
ピルベンゼン、キシリレングリコールジメチルエーテル
などの架橋剤を少量併用してアルキル化する事も好まし
い。
又、本発明の化合物は立体障害のあるフェノール性水酸
基を含む化合物をその成分中に有しており、+11この
部分の呈色反応への寄与ないしく2)この部分の酸化防
止能としての寄与などが優れた性能としているものと考
えられる。即ち、本発明の顕色剤はフェノールの長所と
サリチル酸塩の長所を巧みに組み合せたものである。又
、本発明の顕色剤は(ビス)フェノール類、サリチル酸
誘導体金属塩などと併用することもできる。
本発明の金属塩は、予め金属塩として記録材料に用いら
れてもよく、記録が行われる時に金属が供給されて金属
塩になる形で用いられてもよい。
後者の例としては、例えば、サリチル酸よりも弱酸の金
属塩をカプセルオイル又は発色剤層中に添加しておき、
加圧転写により、金属の交換を起させるものがある0本
発明の顕色剤と接触して発色する発色剤としては有機酸
と接触して可視域に吸収を与える化合物を包含する。た
とえば、ラクトン、ラクタム、サルトン、スピロピラン
、エステル、アミドなどの部分骨格を有し、通常はぼ無
色の化合物がある。具体的には、トリアリールメタン系
化合物、ジフェニルメタン系化合物、キサンチン系化合
物、チアジン系化合物、スピロピラン系化合物などがあ
る。
フタリド類の具体例は米国再発行特許23,024号、
米国特許3,491.111号、同3,491.112
号、同3,491.116号および同3,509.17
4号、フルオラン類の具体例は米国特許3,624.1
07号、同3,627゜787号、同3,641,01
1号、同3,462.828号、同3,681.390
号、同3゜920.510号、同3,959,571号
、スピロピラン類の具体例は米国特許3,971゜80
8号、ピリジン系およびピラジン系化合物類は米国特許
3,775.424号、同3,853゜869号、同4
,246.318号、フルオレン系化合物の具体例は特
願昭61−240989号等に記載されている。
本発明による記録材料において電子受容性化合物は、発
色剤(電子供与性無色染料)の50〜5000重蓋%使
用することが好ましく、さらに好ましくは100〜20
00重量%である。電子受容性化合物のうち本発明のサ
リチル酸誘導体が10重景%以上含まれる事が好ましく
、特に20重量%以上含まれることが好ましい。
これらを記録材料に適用する場合には微分散物ないし微
小滴あるいはフィルム状にして用いられる。
更に、その際には、記録材料の分野、高分子帰脂の分野
で良く知られている種々の添加剤たとえば顔料、ワック
ス、帯電防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤、導電剤、蛍光
染料、界面活性剤などの添加剤が用いられる。
感圧紙に用いる場合には、米国特許2,505゜470
号、同2,505,471号、同2,505.489号
、同2,548,366号、同2゜712゜507号、
同2,730,456号、同2.730,457号、同
3,103.404号、同3,418.250号、同4
,010,038号などの先行特許に記載されているよ
うに種々の形態をとりうる。最も一般的には電子供与性
無色染料および電子受容性化合物を別々に含有する少な
くとも一対のシートから成る。
カプセルの製造方法については、米国特許2゜800.
457号、同2,800,458号に記載された親水性
コロイドゾルのコアセルベーションを利用した方法、英
国特許867.797号、同950.443号、同98
9,264号、同1゜091.076号などに記載され
た界面重合法あるいは米国特許3,103,404号に
記載された手法等がある。
一般には、電子供与性無色染料を単独又は混合して、溶
媒に溶解し、これをマイクロカプセル中に含有させ支持
体上に塗布することにより発色剤シートをうる。
また電子受容性化合物および必要に応じて添加荊をスチ
レンブタジェンラテックス、ポリビニールアルコールの
如きバインダー中に分散させ、顔料とともに支持体上に
塗布することにより顕色剤シートを得る。
支持体としては透明又は不透明の紙、プラスチックシー
ト、樹脂コート紙、又はこれらの積層体などが用いられ
る。
これらは、前述した特許に記載の塗布法、たとえば、デ
イツプコート、エアナイフコート、ブレードコート、ロ
ーラービードコート、カーテンコート、グラビアコート
などにより、支持体に塗布される。また顔料としては平
均粒径5.0μ以下の炭酸カルシウムを、全顔料の60
重量%以上用いるのが、顕色能の点から好ましい。
電子供与性無色染料および電子受容性化合物の使用量は
所望の塗布厚、記録紙の形態、カプセルの製法、その他
の条件によるので当業者がこの使用量を決定することは
容易である。
(発明の実施例) 以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定されるもの
ではない、実施例において特に指定のない限り、重量%
を表す。
実施例−1 1) 電子供与性無色染料含有カプセルシートの調製 ポリビニルベンゼンスルホン酸の一部ナトリウム塩(ナ
ショナルスターチ社製、VER3A、Tl2O3)5部
を水95部に溶解する。これに水酸化ナトリウム水溶液
を加えてpH4,0とした。
一方電子供与性無色染料の3−(2−エトキシ4−ジエ
チルアミノフェニル)−3−(1−オクチル−2−メチ
ルインドール−3−イル)フタリドを4.5%溶解した
ジイソプロピルナフタレン100部を前記ポリビニルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム塩の5%水溶液に分散して
直径4.0μの粒子サイズをもつ乳化液を得た。別にメ
ラミン6部、37重量%ホルムアルデヒド水溶液11部
、水30部を60℃に加熱攪拌してメラミンホルムアル
デヒド初期縮合物の水溶液を得た。この水溶液を上記乳
化液と混合し、攪拌しながらリン酸でpHを6.0に調
節し、液温を65℃に上げ6時間攪拌を続けた。このカ
プセル液を冷却し水酸化ナトリウム水溶液でpH9,0
に調節した。
この分散液に10重量%ポリビニルアルコール水溶液2
00部およびデンプン粒子50部を添加し、加水してマ
イクロカプセル分散液の固形分濃度を20%溶液とした
この塗液を50g/rdの原紙に5g/rdの固形分が
塗布されるようにエアナイフコーターにて塗布し電子供
与性無色染料含有カプセルシートを得た。
2) 電子受容性化合物シートの調製 t−ブチル化ビスフェノールA(t−ブチル化度2.2
)からのサリチル酸亜鉛14部、炭酸カルシウム80部
、酸化亜鉛20部、ヘキサメタリン酸ナトリウム1部と
水200部からなる液をサンドグラインダーにて平均粒
径3μになるように分散した。この分散液に10%PV
A水溶液100部およびカルボキシ変性SBRラテック
ス10部(固形分として)を添加し、固型分濃度が20
%になるように加水し、塗液を得た。この塗液を50 
g/n−F(7)原紙ニ5.0g/nf(7)固形分力
塗布されるようにエアーナイフコーターにて塗布し電子
受容性化合物シートを得た。
電子供与性無色染料含有マイクロカプセルシート面を、
電子受容性化合物シートに重ね400 kg/−の荷重
をかけ発色させた。波長400〜7日Onm間の濃度を
測定したと、ころ発色濃度は1゜0を示した。
実施例−2 電子供与性無色染料を2−アニリノ−3−メチル−6−
N−エチル−N−イソアミルアミノフルオランに代え実
施例1と同様にして電子供与性無色染料含有マイクロカ
プセルシートを得た。実施例1と同様にして発色させた
ところ、黒色に発色し発色濃度は0.9だった。
比較例−1,2 本発明の化合物のかわりに、メチレンジサリチル酸の亜
鉛塩及び2,2−ビス−4′−ヒドロキシ−3′−カル
ボキシフェニルプロパンの亜鉛塩を用いて調製した液は
、金属塩が樹脂状となり極めてとりあつかいにくかった
。その上、実施例と同様にして、発色させた場合にも、
濃度が著るしく低かった。
この様に、本発明の特殊な骨格のサリチル酸混合物金属
塩は従来のサリチル酸ビス体とは性能が著るしく異なる
ことがわかる。
合成例 ブチル化度2.2のビスフェノールA90gをキシレン
100mlに溶解し、1.1当量のナトリウムを加えよ
くかきまぜた。ついでキシレンを留去したのち、ジメチ
ルホルムアミド150mlを加え、オートクレーブ中に
移し、炭酸ガス圧30kg/−とした。ゆっくり加温し
160℃に保持した。常法に従って加水後、激しくかき
まぜながら1.2当量の42%塩化亜鉛水溶液を加え、
旦50℃に昇温したのち放冷し析出物を分離した。
こうして得られた生成物はT、L、Cの結果から少なく
とも4成分以上の混合物であり、CVL滴下での鮮明な
発色からも、当初期待したサリチル酸誘導体金属塩であ
ること、それが約70%以上の収率であることがわかっ
た。
このように本発明の感圧記録材料は発色濃度が高く、し
かも電子受容性化合物シートの光黄変性が少ないことが
わかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルキル化ビスフェノールからのサリチル酸誘導体混合
    物を顕色剤として用いたことを特徴とする記録材料。
JP1040797A 1989-02-21 1989-02-21 記録材料 Pending JPH02219681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1040797A JPH02219681A (ja) 1989-02-21 1989-02-21 記録材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1040797A JPH02219681A (ja) 1989-02-21 1989-02-21 記録材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02219681A true JPH02219681A (ja) 1990-09-03

Family

ID=12590616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1040797A Pending JPH02219681A (ja) 1989-02-21 1989-02-21 記録材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02219681A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4585483A (en) Recording materials
GB2025940A (en) Colour developer compositions for use in recording materias
US4728633A (en) Recording material
US4289535A (en) Heat sensitive coating
IE48723B1 (en) Pigment having a chromogenic material absorbed thereon and record receiving sheet having a coating thereof
GB2032484A (en) Colour-developing sheet for pressure-sensitive recording sheets
US4920091A (en) Recording material
US4556687A (en) Color developer for pressure-sensitive recording papers
JPS59188491A (ja) フルオラン誘導体およびそれを使用した記録材料
JPH02219681A (ja) 記録材料
US4341403A (en) Fluoran compounds, process for preparation thereof, and recording sheets using same
US4721702A (en) Pressure-sensitive recording material
JPS6054884A (ja) 記録材料
JPS6245077B2 (ja)
JP2931984B2 (ja) 感圧記録材料
US4220356A (en) Recording materials containing chromenoindoles
JPH07102735B2 (ja) 改良された画像形成方法
JPS5966458A (ja) フルオラン誘導体、その製造方法およびその誘導体を用いた記録体
JPS5820798B2 (ja) 色原体組成物
JPH02225080A (ja) 記録材料
JPS6232084A (ja) 記録材料
JPH03244584A (ja) 感圧記録材料
JPS646040B2 (ja)
JPH0239516B2 (ja)
JPS6331788A (ja) 感圧記録シ−ト