JPS58193941A - ドラムブレ−キ用ダンピング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ドラムブレーキ用ダンピング装置、特に車両
用ドラムブレーキのダンピング装置に関するものである
。

本発明は、二個のシューを具え、各シューの一端がアン
カブロックに支持さ扛、又各シューの他端がブレーキア
クチュエータによって駆動されるようになっているドラ
ムブレーキに広く関連するものである。

この種のドラムブレーキでは、ブレーキ作動中に、シュ
ーが回転しているドラムをこすることによって振動が発
生するために、騒音が生ずる。もしブレーキの設計中に
か＼る騒音が現われたときは、バックプレートの形状を
修正して、発生振動と共振しないようＣ（することがで
きる。通常の手法では、バンクプレートの製造時にプレ
ス加工によって、バックプレート上にリプが追加さ才り
ろ。

このようにして、ブレーキの設計時に騒音を低減するこ
とができる。しかしながら、その後の段階車 でブレーキ又はその使用態様が変更さ痩て、バックプレ
ートのプレス加工用工具セツティングが終ったときに、
騒音が現われることがある。騒音な発生させることにな
る通常の変更の中には、設置、１段階で使用した摩擦ラ
イニングを特性が異なる他の摩擦ライニングと置き換え
ること、ブレーキな廟 異る剛性を倉するドラムを具えた他の形式の車両に使用
すること、及びブレーキの市軸に対する取付態様を変更
すること等がある。又最後に、コスト低減に関する研究
から、バックプレートの利質の変更又はその厚さの変更
が行なわれることがある。これらの変更は、ブレーキの
設計時には存在［、なかった振動に基因する騒音を発生
させるこさがある。

ブレーキの基本設計に対する工具セツティングを変更し
ないまＸにして、上記不利益を回避するために、本発明
は、バックプレート上に装架さ扛、ブレーキアクチュエ
ータの作動によってブレーキドラムに摩擦的に係合せし
められる二個の７二−を有するドラムブレーキにおいて
、上記バックプレート上に弾性部材を介して装着された
少くとも一個の慣性ブロックを具備してなることを特徴
とするダンピング装置を提案するものである。

更に詳細には、以下に説明するよう（（、本発明は、７
ユーがドラムに摩擦係合せしめられることによって生起
される振動を減衰し、騒音を低減もしくは消滅させる乙
さができるものである。この作業は、ブレーキの製造業
者が出荷するとき当該製造業者によって、又は摩擦要素
が摩耗したのちシューを交換した際にこの問題に直面し
た整備作業者の何れによっても行なうこさができる。

以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。

第１図に示さｔているドラムブレーキは、図示しない車
両の固定部分に連結されるようになっているバンクプレ
ート１０を具えている。このバックプレー）１０は２個
のシュー１２及び１４を支持しており、各／ニーは夫々
その外周面に図示しないリベット或いはその同効物しこ
よって固着さ才した琴擦要素１６．１８を具えている。

シュー１２醍び】４の端部２０及び２２は、スプリング
２６によってアンカーブロック２４に対し支持さ才１て
いる。総括的に符号２８で示さ扛ているブレーキアクチ
ュエータは、図示の実施例では、流体ホイールシリンダ
として示され、／ニー１２及びＩ４の端部３０．３２間
に配置されている。又、端部３０．３２はスプリング３
４によってブレーキアクチュエータ２８に圧接さｎてい
る。

ドラムブレーキのバンクプレート１０は、総括的に符号
３６で示さ扛たダンピング装置を旦えている。

第２図及び第３図は、バックプレー１−１０に装架さ２
ｔだダンピング装置３６を示す。これらの図ｉ　ｆ＋Ｕ
　オいて、バンクプレート１０はシューを取外−て示さ
ｙｔ、かつ明瞭化のために下方部分のみが示さねている
。

第２図（（示されているバンクグレート１０の部分には
、アンカーブロック２４及び／ニー支持ハツト３８が設
けられ、同支持パッド３８はバックプレー）１０のプレ
ス成形時に形成さｎ、ブレーキ作動時にシュー１２及び
１４がその上を摺動する。

第２図及び第３図に示されたダンピング装置３６は、図
示の実施例では鉛のブロックからなる慣性ブロック４０
を備えている。金属板からなる弾性部材４２が慣性ブロ
ック４０内に埋設さね、同ブロック４０から突出した二
つの端部４４．４６を有する。

第３図に詳しく示されているように、慣性ブロック４０
とバックプレート１０との間に、第２の弾性部材４８が
介装され、同弾性部材はこの実施例ではゴム板として示
されている。慣性ブロック４０、弾性板４２及びゴム板
４８は、バックグレート１０及び弾性板４２に形成され
た孔を貫通する２個のりベット５０によって四バンクプ
レート１０に固着さｇている。第４図及び第５図に、パ
ンクプレートｔｏＫ装架される前の慣性ブロック４０及
び弾性板４２の組Ａ″ｆ体が示さＫＬ−Ｃおり、弾性ｔ
ｆｉ４２は、その中央部分を鉛によって囲１イするよう
（でし、かつ慣性ブロックをオペての）ｊ向に対して保
持するために屈曲部５２を具（＄ｉ　している。

又、第４図及び第５図（・こ、リベノ）５０を挿通させ
るための孔５４が明示さｊしている。第２図乃１゛第５
図から判るように、慣性ブロック４ｏ及び弾性板４２は
、ダンピング装置３６が装着さｇる／ζツクプレート１
０の部分の形状に対応する形状を有する。

第６図及び第７図は、ダンピング装置の第２実施例を示
す。第２図と同様に、第６図は、ン」−−１２及び１４
を除去してバックグレー）１０の−Ｆ方部分を示すもの
である。アンカブロック２４及び／ニー支持パッド３８
がこ＼でも示されている。

このダンピング装置の第２実施例において、同様の機能
な営む部材には、同一符号に１００を加えた符号が用い
ら７’ｔている。

ダンピング装置１３６は、Ｓ字形に折り曲げ’ノｒｌ−
た金属板力・らなる弾性部材＋４２によって保持さγし
ている慣性ブロック１４０を具備している。金属中表の
弾性部材１４２は、第１のＵ形部分１５６を具え、同Ｕ
形部分は、慣性ブロック１４０上に形成さｎた凹所１６
０とＵ字の一腕上に形成された屈曲部１５８とによって
、慣性ブロック１４０を弾性的に保持する。弾性部材１
４２は第２のＵ形部分１６２を具え、同Ｕ形部分は、慣
性ブロック１４０と弾性部材１４２との組立体をバック
プレート１０に弾性的に連結する。Ｕ形部分１６２は、
同部分をパンチングすることによって形成された２個の
耳部１６４を具備しており、これら耳部は、慣性ブロッ
ク１４０と弾性部材１４２の組立体をバックプレート１
０に弾性的に支持し、かつ碇留する。

上記二つの実施ν１ｊ（・ζおいて、ダンピング装置３
６及び１３６は、バックプレート１０の外周部分で同プ
レート上に固着されている。

又、・上記説明にお騎ては、単一のダンピング装置が示
さｔている。しかし、明らかにダンピング装置はバック
グレ−）１０の何所に設けても良く、父日−のバックプ
レート上に、第２図及び第６図中に截線で示すように、
複数個設けても良い。

ダンピング装置の取付けは次の要領で行なわＪＬる。図
示の二つの実施例において、取付けは、バックプレー）
１０にンユーが設置さ２’ｔていないとき、成し）は第
１図に示すようにブレーキ装置が完成された状態の何才
１でもよい。父、第２図及び第３図に関して、バンクグ
レート１０には、リベットを受入わる孔５０が前もって
穿設されている。

弾性板４２と一緒に慣性ブロック４０が、この実施例の
場合ゴム板として示されている弾性部４４４８を中間に
挾んで、所定の位置に［す１かれろ。次に、リベット５
０がその位置に配置される。リベットは、所謂ブライン
ドタイプのリベットでもよく、又は例えば、他の任意の
ねし・ナツト装置でもよ１ハ。もしバックグレー１１０
が７−１−を設置さＪｌていなＡときは、ブレーキの組
立てが通常のＬ法で行なわれる。次に、第６図及び第７
図に関［２て、ダンピング装置＋３６の取付けは、次の
ように省丁なわれる。Ｓ形の弾性板１４２には、前もっ
て慣性ブロック１４０が取付けられる。次に、慣性プロ
ノク１４０と弾性板１４２との組立体がバックプレート
１０上に装架される。装架に当って、Ｕ形部分１６２の
開口端がバンクプレート１０の外周部分にさし込捷れ、
第７図に矢印Ａで示す方向に押圧される。

この押し込み中に耳部１６４が弾性的に屈曲してバンク
プレートにかみ込み、Ｕ形部分１６２がバックプレート
１０から離脱しないようにする。

上述した装置によれば、ンユーがドラムをこすることに
基因する振動によって発生する騒音が消滅し或いは減衰
することが実験的に確認されている。減衰だけの場合は
、慣性ブロックの重量を増加するこさによって、静粛な
ブレーキを得ることができる。又、経験によれば、慣性
ブロックをバックプレートに剛に固着することによって
は、振動によって発生する噺音を減衰することができな
い。同様に、慣性ブロックを構成する材料として、鋼よ
りも鉛及びその合金の方が好捷しいことが確認されてい
る。最高の減衰効果が得られる部分は、好１しくに外周
部分で、第１図に示すようにブレーキの下方部分か、ブ
レーキの上方部分か、圧縮ンユー、即１）第１図におい
て中輪の回転ノＪ向か（印Ｂ力向であるときは、／ニー
１２の付近がよい。

勿論、本発明は−［−述した二つの実施例に限１）才す
るものではなく、ダンピング装（６の数や位置は、本発
明の特許請求の範囲から逸脱することなく随意に変更す
ることができる。

特に、本発明の実施例として図示さ才１てはいないが、
慣性ブロックを合成樹脂−７オームタイグの弾性材料を
中介してバンクプレー１・に結合しても、同等の効果を
収めることができる。

上記説明から、ダンピング装置は、ブレー　ギの製造過
程中、或いは摩擦ライニングの摩耗による交換時に整備
作業者によって装着することができ、特にバンクフレー
トの外周部分は、例えば東向の整備’−ｔ’　ｆでおけ
る修正作業に対１〜ても容易にアクヒスし得るこ吉が理
解できるであろう。

【図面の簡単な説明】

、＠１図は本発明の第１実施ｆシｊ′の１Ｅ面図、第２
ｒ／１は第１図のブレーキにおけるバックグレー１・の
部分的拡大図、第３図は第２図の＊　−ｉ　、１ｉ＋に
沿′）て示したダンピング装置の断面図、第４図は第１
図（７）　フＬ／−キに取付ける以前のダンピング装置
の拡大正面図、第５図は第４図の■−■線に清う断面図
、第６図は本発明の第２実施例を示すバックプレートの
部分的拡大図、第７図は第６図の■−■線に沿う断面図
である。 １０・・バンクプレート、１２，１４Φ・ンユー、２８
・・ブレーキアクチュエータ、　３６　、１３６・・ダ
ンピング装置、４０　、１４０・・慣性ブロック、４２
　、１４２・・弾性部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、バックプレート（１０）上に装架され、ブレーキア
   クチュエータ（２８）の作動によってブレーキドラムに
   摩擦的に係合せしめられる二個のシュー（１２，１４）
   を有するものにおいて、上記バンクプレー）　（１０）
   上に弾性部材（４２゜１４２）を介して装着さｔた少く
   とも一個の慣性ブロック（４０，１４０）を具備してな
   ることを特徴とする・ドラムブレーキ用ダンピング装置
   。 ２、上記慣性ブロック（４０，１４０）が上記ノくツク
   プレート（１０）の外周部分に装着されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のドラムブレーキ用
   ダンピング装置。 ３、上記弾性部材（４２）が慣性ブロック（４０）を通
   過し、同慣性ブロックから突出した二つの端部（４４，
   ４６）を有し、上記端部がリベット又は同効物（５０）
   によってノ（ツタプレート（１０）に同着さ才ｔでいる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載
   のドラムブレーキ用ダンピング装置。 ４、上記慣性ブロック（４０）とバックグレート（１０
   ）との間に第２の弾性部材（４８）が配設さ扛ているこ
   とを特徴とする特許請求の範ＩＪｔｌ第３項記載のドラ
   ムブレーキ用ダンピング装置。 ５、上記弾性部材（１４２）が二個のＵ形部分からなり
   、その第１の部分（１５６）が上記慣性ブロック（１４
   ０）を弾性的に保持し、第２の部分（１６２）が上記弾
   性部材（１４２）を上記バックシレー）　（：１０）に
   結合していることを特徴とする特許請求の範囲第１項又
   は第３項記載のドラムブレーキ用ダンピング装置。 ６、上記弾性部材（１４２）が、二個のＵ形部分を形成
   するようにＳ字状に折曲げられた金属板から構成さ第１
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第５項記載のド
   ラムブレーキ用ターンピング装置。 ７、上記Ｓ字状弾性板（１４２）の第２　（７）　Ｕ形
   部分（１６２）が、同弾性板（１４２）をバックプレー
   ト（１０）に定着する二個の耳部（１６４）を具備して
   いることを特徴とする特許請求の範囲第６項記載のドラ
   ムブレーキ用ダンピング装置。