JPS5818858Y2 - ミシンの縫目量調節装置 - Google Patents
ミシンの縫目量調節装置Info
- Publication number
- JPS5818858Y2 JPS5818858Y2 JP3292978U JP3292978U JPS5818858Y2 JP S5818858 Y2 JPS5818858 Y2 JP S5818858Y2 JP 3292978 U JP3292978 U JP 3292978U JP 3292978 U JP3292978 U JP 3292978U JP S5818858 Y2 JPS5818858 Y2 JP S5818858Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- sewing machine
- locking pin
- stitch
- machine arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はミシンの縫目量を規制するためのダイヤルを
操作者の希望する位置で１定するようにしたミシンの縫
目量調節装置に関するものである。
操作者の希望する位置で１定するようにしたミシンの縫
目量調節装置に関するものである。
従来、この種の装置としては、ダイヤルの裏面側に連続
した■形溝を設け、これにばねにより付勢され、先端部
を山形にしたピンを係合させ、ダイヤルの回動位置を固
定するようにしていたが、■形溝に係合するピンの重さ
が大きいとダイヤルの回動が非常に困難となり、又重さ
を少くするとミシン運転中にダイヤルが案内テコのカム
面と調節ねじの衝突により位置がずれることになり結果
として縫製布の縫目量が変化する欠点があった。
した■形溝を設け、これにばねにより付勢され、先端部
を山形にしたピンを係合させ、ダイヤルの回動位置を固
定するようにしていたが、■形溝に係合するピンの重さ
が大きいとダイヤルの回動が非常に困難となり、又重さ
を少くするとミシン運転中にダイヤルが案内テコのカム
面と調節ねじの衝突により位置がずれることになり結果
として縫製布の縫目量が変化する欠点があった。
この考案は、上記のような従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、以下、この考案の一実施例を図
について説明する。
ためになされたもので、以下、この考案の一実施例を図
について説明する。
第１図から第５図において、１はミシンアーム、２はベ
ット、３はプーリーで、ミシン駆動モーター（図示せず
）より回転が伝達されプーリー３の回転によりミシン内
部の各機構により布が縫製されるようになっている。
ット、３はプーリーで、ミシン駆動モーター（図示せず
）より回転が伝達されプーリー３の回転によりミシン内
部の各機構により布が縫製されるようになっている。
４は案内テコで、ミシンアーム１に軸５によって揺動自
在に軸支されており、揺動角度の度合によって縫目量の
大小が決まる構造で、既に公知のとおりである。
在に軸支されており、揺動角度の度合によって縫目量の
大小が決まる構造で、既に公知のとおりである。
７はミシンアーム１に進退自在に螺着された調節ねしで
、案内テコ４のカム部６に対応して設けられ、調節ねじ
７の進退位置によって案内テコ４の揺動角度が規制され
る。
、案内テコ４のカム部６に対応して設けられ、調節ねじ
７の進退位置によって案内テコ４の揺動角度が規制され
る。
８は縫目ダイヤルで、調節ねじ７とは止めネジ９によっ
て固着しており表面側には縫目量を示す数字８ａを表示
し、裏面側は第３．および第４図の拡大図に示すように
凹溝１０を前記の数字の位置と関連ずけて円周に数等分
して設けられている。
て固着しており表面側には縫目量を示す数字８ａを表示
し、裏面側は第３．および第４図の拡大図に示すように
凹溝１０を前記の数字の位置と関連ずけて円周に数等分
して設けられている。
すなわち、凹溝１０は縫目量に対応する間隔を有して設
けられている。
けられている。
１１は係止ピンで、その支持部はミシンアーム１のピン
穴１２に遊嵌しており、先端部１１ ａは前記縫目ダイ
ヤル８の凹溝１０と比較的かたく係合、あるいは離脱が
自在になされ、またピン穴１２には押しばね１３が装着
されており常時係止ピン１１をばね張力によつで縫目ダ
イヤル８の裏面側を押圧している。
穴１２に遊嵌しており、先端部１１ ａは前記縫目ダイ
ヤル８の凹溝１０と比較的かたく係合、あるいは離脱が
自在になされ、またピン穴１２には押しばね１３が装着
されており常時係止ピン１１をばね張力によつで縫目ダ
イヤル８の裏面側を押圧している。
１４は押し板でミシンアーム１と縫目ダイヤル８の間に
設けられており、調節ねじ７の軸部７ａと遊嵌する大径
穴１４ａ、及び係止ピン１１の先端部１１ ａと遊嵌す
る小径穴１４ｂを有し、さらに操作面１４Ｃが設けられ
ている。
設けられており、調節ねじ７の軸部７ａと遊嵌する大径
穴１４ａ、及び係止ピン１１の先端部１１ ａと遊嵌す
る小径穴１４ｂを有し、さらに操作面１４Ｃが設けられ
ている。
前記操作面１４Ｃには操作を示す表示文字１４ ａ及び
縫目量を表す指示線１４ｅが刻印されている。
縫目量を表す指示線１４ｅが刻印されている。
次に動作について説明する。
まず、ミシン操作者が縫製条件に応じて縫目量を変化さ
せようとするとき、押し板１４の操作面１４ Ｃを指で
係止ピン１１の付勢に抗して押圧し、ダイヤル８の裏面
側に設けている凹溝１０とこれに係合している係止ピン
１１の先端部１１ ａを離脱して、ダイヤル８を希望す
る角度だけ回動すればよく、その後は、指を押し板１４
から離すと押しばね１３のばね張力によって再び凹溝１
０に係止ピン１１の先端部１１ ａが係合して縫目ダイ
ヤル８の位置を固定することになる。
せようとするとき、押し板１４の操作面１４ Ｃを指で
係止ピン１１の付勢に抗して押圧し、ダイヤル８の裏面
側に設けている凹溝１０とこれに係合している係止ピン
１１の先端部１１ ａを離脱して、ダイヤル８を希望す
る角度だけ回動すればよく、その後は、指を押し板１４
から離すと押しばね１３のばね張力によって再び凹溝１
０に係止ピン１１の先端部１１ ａが係合して縫目ダイ
ヤル８の位置を固定することになる。
以上のようにこの考案によれば、縫目ダイヤルと係止ピ
ンの係合を離脱するための押し板１４を設けたので、ダ
イヤルと係止ピンの係合を比較的かたくしてもダイヤル
の回動が容易となり、また、確実に縫目量の位置を固定
することができ得る効果を有するものである。
ンの係合を離脱するための押し板１４を設けたので、ダ
イヤルと係止ピンの係合を比較的かたくしてもダイヤル
の回動が容易となり、また、確実に縫目量の位置を固定
することができ得る効果を有するものである。
第１図はこの考案装置を示すミシンの正面図、第２図は
第１図のＡ−Ａ線に沿って切断した要部断面を示す側面
図、第３図はこの考案の要部である縫目ダイヤルと係止
ピンの保合状態を示す拡大図、第４図は同じく縫目ダイ
ヤルの裏面側を拡大して示す裏面図、第５図は同じく押
し板を示す斜視図である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 図中、１はミシンアーム、４は案内テコ、７は調節ねし
、８は縫目ダイヤル、１０は縫目ダイヤルの凹溝、１１
は係止ピン、１４は押し板である。
第１図のＡ−Ａ線に沿って切断した要部断面を示す側面
図、第３図はこの考案の要部である縫目ダイヤルと係止
ピンの保合状態を示す拡大図、第４図は同じく縫目ダイ
ヤルの裏面側を拡大して示す裏面図、第５図は同じく押
し板を示す斜視図である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 図中、１はミシンアーム、４は案内テコ、７は調節ねし
、８は縫目ダイヤル、１０は縫目ダイヤルの凹溝、１１
は係止ピン、１４は押し板である。
Claims (1)
- ミシンアーム内に揺動自在に軸支され、揺動角度に応じ
て縫目量を規制する案内テコ、上記ミシンアームに進退
自在に螺着され、上記案内テコの揺動角度を調節する調
節ねし、この調節ねしに装着され、裏面側に上記縫目量
に対応する間隔で溝部を有するダイヤル、上記ミシンア
ームに上記ダイヤルの溝部と係合するように付勢されて
設けられ、上記溝部との係合によってダイヤルの回動を
阻止する係止ピン、および上記係止ピンの付勢に抗して
押圧され、上記ダイヤルと係止ピンとの保合を解除して
ダイヤルの回動を許容する押え板を備えたミシンの縫目
量調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292978U JPS5818858Y2 (ja) | 1978-03-14 | 1978-03-14 | ミシンの縫目量調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292978U JPS5818858Y2 (ja) | 1978-03-14 | 1978-03-14 | ミシンの縫目量調節装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54137453U JPS54137453U (ja) | 1979-09-22 |
| JPS5818858Y2 true JPS5818858Y2 (ja) | 1983-04-16 |
Family
ID=28887397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3292978U Expired JPS5818858Y2 (ja) | 1978-03-14 | 1978-03-14 | ミシンの縫目量調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5818858Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101231770B1 (ko) | 2011-08-31 | 2013-02-08 | 이성식 | 재봉기용 땀수조절장치의 충격흡수구조 |
-
1978
- 1978-03-14 JP JP3292978U patent/JPS5818858Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54137453U (ja) | 1979-09-22 |
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