JPS58183645A - m−ニトロ安息香酸の製造法 - Google Patents
m−ニトロ安息香酸の製造法Info
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- JPS58183645A JPS58183645A JP57065478A JP6547882A JPS58183645A JP S58183645 A JPS58183645 A JP S58183645A JP 57065478 A JP57065478 A JP 57065478A JP 6547882 A JP6547882 A JP 6547882A JP S58183645 A JPS58183645 A JP S58183645A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はm−ニトロトルエノを分子状酸素含有カスで酸
化して、m−二1−ロ安息香酸を製造するブイ法に関す
るものである。
化して、m−二1−ロ安息香酸を製造するブイ法に関す
るものである。
■η−二1・口安息香酸は農薬、医薬、染料などの原ネ
」として有用な化合物であり、純度の良好なm 二1・
口安息査酸を生成する経済的な製造法の開発が望まれて
いる。
」として有用な化合物であり、純度の良好なm 二1・
口安息査酸を生成する経済的な製造法の開発が望まれて
いる。
これまでにm−二1・口安息香酸の製造法として、
八 安息香酸をニトロ化する方法(西独公開特許第25
40900号明細書) (Bl m−二1・ロトルエノを酢酸などの有機溶媒
中で臭素と重金属からなる触媒を用いて150〜250
°0で空気酸化する方法(米国特許第3030414号
明細書) (C1m −: l−o l−rvエノをOO5〜0
.8重量倍の低級詣肪族モノカルボッ酸を添加して重金
属触媒の存在下230℃す、下の均一液相で空気酸化す
る方法(特開昭54− 92931号公報) などが提案されている。
40900号明細書) (Bl m−二1・ロトルエノを酢酸などの有機溶媒
中で臭素と重金属からなる触媒を用いて150〜250
°0で空気酸化する方法(米国特許第3030414号
明細書) (C1m −: l−o l−rvエノをOO5〜0
.8重量倍の低級詣肪族モノカルボッ酸を添加して重金
属触媒の存在下230℃す、下の均一液相で空気酸化す
る方法(特開昭54− 92931号公報) などが提案されている。
しかしながら、(A)法は0 およびp −= +−ロ
安息香酸さらにはジニトロ安息香酸などが副生ずるほか
、多用の硝酸、硫酸を含む廃液を処理しなければならな
いなどといった問題点を有するh法である。
安息香酸さらにはジニトロ安息香酸などが副生ずるほか
、多用の硝酸、硫酸を含む廃液を処理しなければならな
いなどといった問題点を有するh法である。
まtニー tBl法は150℃以上の高温で反応させる
ために、触媒が失活しゃすいトに、反応物の二酸化炭素
への分解、二1・0基の脱離さらには着色性不純物の副
生が顕著に併発し、品質の良好な目的物を多量の触媒、
溶媒を損失することなく、高収率で得ることが困難な方
法である。
ために、触媒が失活しゃすいトに、反応物の二酸化炭素
への分解、二1・0基の脱離さらには着色性不純物の副
生が顕著に併発し、品質の良好な目的物を多量の触媒、
溶媒を損失することなく、高収率で得ることが困難な方
法である。
そして(0法は、溶媒の低級脂肪族カルボッ酸の使用量
が極端に少ないtコめに、酸化速度が小さいトに、固化
しやすい反応生成物の取扱いが困難で、しかも反応生成
物から単離される目的物の純度が満足しうるレベルに達
しにくいという欠点を有している。
が極端に少ないtコめに、酸化速度が小さいトに、固化
しやすい反応生成物の取扱いが困難で、しかも反応生成
物から単離される目的物の純度が満足しうるレベルに達
しにくいという欠点を有している。
そこで本発明者らは、分子状酸素含有ガスによるI’n
−二ト口!−ルエノのm−二1・口安息香酸への酸化に
おいて、反応物の燃焼分解が起こりにくい条件下で高い
反応速度で高品質の目的物が安定して得られる方法を開
発することを目的として鋭意検討し、特定量の酢酸溶媒
中で、特定組成の触媒系を使用し、特定の温邸ψ圧力十
にわいて、特定の方法で反応させることに」:って目的
が達成されることを見い出し、本発明に到達した。
−二ト口!−ルエノのm−二1・口安息香酸への酸化に
おいて、反応物の燃焼分解が起こりにくい条件下で高い
反応速度で高品質の目的物が安定して得られる方法を開
発することを目的として鋭意検討し、特定量の酢酸溶媒
中で、特定組成の触媒系を使用し、特定の温邸ψ圧力十
にわいて、特定の方法で反応させることに」:って目的
が達成されることを見い出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、m−二I・口]・ルエノを酢酸溶媒
中でコバルト化合物と臭素化合物から構成される触媒の
存在下で分子状酸素含有ガスにより酸化してm−二1・
口安息香酸を製造する方法において、酢酸の使用量をm
−ニトロトルエンに対して08〜3重量倍、コバルト金
属の使用量を酢酸に対してO51〜1.5重量%、実景
原子の使用量をコバルト金属に対して1〜IO重量倍、
反応圧力を5〜40気圧、反応温度を100〜130℃
の範囲とし、少なくともm−二I・ロトルエノと分子状
酸素含有ガスとを反応器へ連続的に供給しながら酸化反
応を行なうことを特徴とするm−二l 口安唐香酸の製
造法で 3− ある。
中でコバルト化合物と臭素化合物から構成される触媒の
存在下で分子状酸素含有ガスにより酸化してm−二1・
口安息香酸を製造する方法において、酢酸の使用量をm
−ニトロトルエンに対して08〜3重量倍、コバルト金
属の使用量を酢酸に対してO51〜1.5重量%、実景
原子の使用量をコバルト金属に対して1〜IO重量倍、
反応圧力を5〜40気圧、反応温度を100〜130℃
の範囲とし、少なくともm−二I・ロトルエノと分子状
酸素含有ガスとを反応器へ連続的に供給しながら酸化反
応を行なうことを特徴とするm−二l 口安唐香酸の製
造法で 3− ある。
以下に本発明方法を具体的に説明する。
本発明方法では、m−ニトロトルエンを酢酸溶媒中で触
媒の存在下に分子状酸素含有ガスと接触させる。
媒の存在下に分子状酸素含有ガスと接触させる。
酢酸の使用量はm−二1・口]−ルエノの0.8−3重
里倍の範囲が適当である。酢酸の使用量が()8重量倍
以下の場合は、酸化速度が小さい]−に、反応生成物を
冷却すると高濃度のスラリ状もしくは固状物となって取
扱いがむずかしく、満足しうるレベルの品質の目的物を
安定して取得することが困難である。一方酢酸の使用量
が3重里倍以1−の場合は、酢酸の燃焼分解による経済
的負担が増加するとともに、反発後酢酸に溶解したまま
で固液分離によって14−i離できない目的物の量が増
加し、目的物の27パス収率が(1)fコずらに低下す
る。なお酢酸中に5重量%程度以下の水が存在しても特
に支障はないが、酢酸中の水分は少j(いRが好ましい
。
里倍の範囲が適当である。酢酸の使用量が()8重量倍
以下の場合は、酸化速度が小さい]−に、反応生成物を
冷却すると高濃度のスラリ状もしくは固状物となって取
扱いがむずかしく、満足しうるレベルの品質の目的物を
安定して取得することが困難である。一方酢酸の使用量
が3重里倍以1−の場合は、酢酸の燃焼分解による経済
的負担が増加するとともに、反発後酢酸に溶解したまま
で固液分離によって14−i離できない目的物の量が増
加し、目的物の27パス収率が(1)fコずらに低下す
る。なお酢酸中に5重量%程度以下の水が存在しても特
に支障はないが、酢酸中の水分は少j(いRが好ましい
。
触媒としては、コバルトおよび曳索を構成成 4−
分とする触媒系を使用し、これらの触媒構成成分は次に
示すような化合物の形で加える。
示すような化合物の形で加える。
すなわち、コバルト化合物は、臭化物、水酸化物、炭酸
塩、酢酸などの低級脂肪族カルボン酸の塩、二1−ロ安
息香酸などの芳香族カルボン酸の塩、ナフテン酸の塩、
アセチルアセトす−1・などの反応物に可溶性でかつ反
応を妨害する対イオンを含まない化合物が適当である。
塩、酢酸などの低級脂肪族カルボン酸の塩、二1−ロ安
息香酸などの芳香族カルボン酸の塩、ナフテン酸の塩、
アセチルアセトす−1・などの反応物に可溶性でかつ反
応を妨害する対イオンを含まない化合物が適当である。
臭素化合物としては、臭素、良化水素、臭化コバ化1−
1U化アノモニウム、アルカリ金属臭化物などの無機臭
素化合物およびテトラブロムエタン、ブロム酢酸、臭化
ヘンシルなどの有機臭素化合物が使用可能である。
1U化アノモニウム、アルカリ金属臭化物などの無機臭
素化合物およびテトラブロムエタン、ブロム酢酸、臭化
ヘンシルなどの有機臭素化合物が使用可能である。
コバルト化合物の使用量は、コバルト金属としての使用
量が溶媒酢酸に対して01〜15重量%の範囲、特に0
.3−0.7重量%の範囲が適当である。つバルト触媒
の使用量が0.1重量%未満では十分な反応速度が得ら
れず、また15重量%を越えると目的生成物からつバル
ト触媒を分離する手間や触媒費の負担が増加するととも
に、反応物の二酸化炭素への分解が増加傾向となって不
f0である。
量が溶媒酢酸に対して01〜15重量%の範囲、特に0
.3−0.7重量%の範囲が適当である。つバルト触媒
の使用量が0.1重量%未満では十分な反応速度が得ら
れず、また15重量%を越えると目的生成物からつバル
ト触媒を分離する手間や触媒費の負担が増加するととも
に、反応物の二酸化炭素への分解が増加傾向となって不
f0である。
臭素化合物の便用壇は、臭素原子としての使用量がコバ
ルト金属に対して1〜10重量倍の範囲、特に2〜5重
■倍の範囲が適当である。
ルト金属に対して1〜10重量倍の範囲、特に2〜5重
■倍の範囲が適当である。
臭素触媒の使用量が1重量倍米満の場合は十分な触媒活
性が得られず、また10重量倍を越えると、触媒活性が
低下傾向になるとともに臭素に、1、る生成物の汚染や
触媒費の負担が著しくなり、好ましくない。
性が得られず、また10重量倍を越えると、触媒活性が
低下傾向になるとともに臭素に、1、る生成物の汚染や
触媒費の負担が著しくなり、好ましくない。
なおコバル1−と臭素に加えてアルカリ金属を反応系に
存在させることにより、着色性不純物の副生量を一層減
少させることができる。このために使用するアルカリ金
属化合物は特定の構造を持つものに限定されないが、臭
化物、酢酸塩、炭酸塩、水酸化物などの反応を妨害する
対イオンを含まない化合物が適当である。
存在させることにより、着色性不純物の副生量を一層減
少させることができる。このために使用するアルカリ金
属化合物は特定の構造を持つものに限定されないが、臭
化物、酢酸塩、炭酸塩、水酸化物などの反応を妨害する
対イオンを含まない化合物が適当である。
アルカリ金属化合物の使用量は、アルカリ金属としての
使用量が触媒構成成分として用いた臭素1グラムI+に
子につき2グラム原子以下の量用量がこれよりも多くな
ると触媒活性が顕著に低下するので好ましくない。
使用量が触媒構成成分として用いた臭素1グラムI+に
子につき2グラム原子以下の量用量がこれよりも多くな
ると触媒活性が顕著に低下するので好ましくない。
7’l :] ハル1.と臭素に加えてマノガノを1u
ll媒構成成分として使用すると、本発明で採用する1
00.−130℃の反応温度域では触媒の活性は向1−
せずに着色性不純物の副生が増加傾向になるので好まし
くない。
ll媒構成成分として使用すると、本発明で採用する1
00.−130℃の反応温度域では触媒の活性は向1−
せずに着色性不純物の副生が増加傾向になるので好まし
くない。
反応温度は100〜130℃の範囲が適当である。10
0℃よりも低い反応温度では反応速度が極端に遅くなり
、一方130℃を越える反応温度では着色性不純物、特
にアルカリ水溶液中で黄色に着色する不純物が増加する
ので好ましくない。
0℃よりも低い反応温度では反応速度が極端に遅くなり
、一方130℃を越える反応温度では着色性不純物、特
にアルカリ水溶液中で黄色に着色する不純物が増加する
ので好ましくない。
酸化剤として用いる分子状酸素含有ガスとしては、純酸
素や工業排ガスも使用可能であるが、工業的には通常の
空気または空気と工業排ガスとの混合カスが最適である
。
素や工業排ガスも使用可能であるが、工業的には通常の
空気または空気と工業排ガスとの混合カスが最適である
。
反応系の酸素分圧については、全反応圧力が5(40気
圧の範囲、特に8〜30気圧の範囲 7− で、かつ反応器からのυ1ガスの酸素濃度が1〜8容凰
%の範囲になるように操作するのが好ましい。反応圧力
が40気圧を越えると、設備費と分子状酸素含有ガスを
圧縮するための動力費が増加するにもかかわらず格別の
利点が得られず、逆に二酸化炭素への分解が増加傾向と
なって不利である。また排ガスの酸素濃度が8容量%を
越えると、反応器気相部が爆発性混合気体を形成する可
能性が強くなり、安全対策面から排カスの酸素濃度は8
容量%以下にする必要がある。
圧の範囲、特に8〜30気圧の範囲 7− で、かつ反応器からのυ1ガスの酸素濃度が1〜8容凰
%の範囲になるように操作するのが好ましい。反応圧力
が40気圧を越えると、設備費と分子状酸素含有ガスを
圧縮するための動力費が増加するにもかかわらず格別の
利点が得られず、逆に二酸化炭素への分解が増加傾向と
なって不利である。また排ガスの酸素濃度が8容量%を
越えると、反応器気相部が爆発性混合気体を形成する可
能性が強くなり、安全対策面から排カスの酸素濃度は8
容量%以下にする必要がある。
本発明に用いる反応器としては、単なる気泡塔型式のも
のまりも強制混合される型式のものが好ましい。す1.
fわち分子状酸素含有ガスと反応液との良好1(気液混
合を行ない、分子状酸素の反応液への溶解を促進し、反
応器内での反応物質相互の接触を円滑に行なわせるため
に、反応器下部に多数の細孔からなるガス吹込口を備え
、回転攪拌羽根による強制攪拌もしくは反応器外の循環
ポンプによる強制循環などが行なわ 8− れる反応器を使用することが好ましい。
のまりも強制混合される型式のものが好ましい。す1.
fわち分子状酸素含有ガスと反応液との良好1(気液混
合を行ない、分子状酸素の反応液への溶解を促進し、反
応器内での反応物質相互の接触を円滑に行なわせるため
に、反応器下部に多数の細孔からなるガス吹込口を備え
、回転攪拌羽根による強制攪拌もしくは反応器外の循環
ポンプによる強制循環などが行なわ 8− れる反応器を使用することが好ましい。
反応器ト部には還流冷却器を設けて、排カスはこの還流
冷却器を通って排出されるようにし、排ガスに含まれる
溶媒酢酸や米反応二1・ロトルエノなどを凝縮させて反
応系に循環させる。
冷却器を通って排出されるようにし、排ガスに含まれる
溶媒酢酸や米反応二1・ロトルエノなどを凝縮させて反
応系に循環させる。
反応方式としては、少なくとも反応させるへきm−二1
−0トルエンの60%以トと実質的に全量の分子状酸素
含有カスとを連続的に反応器に供給する方式を採用する
。すなわち溶媒と触媒の全部または一部、ならびに場合
により反応させるへきm−二1・口1−ルエノの40%
以下のm−二トロトルエノとをあらかじめ反応器に仕込
み、m−二I・ロトルエノ、溶媒と触媒の残部および分
子状酸素含有カスを連続的に反応器に供給し、排ガス以
外は反応が終了するまで反応器から抜き出さない半連続
式を採用するか、あるいは原料、溶媒、触媒、酸化剤の
すべてを連続的に反応器に供給するとともに反応生成物
を連続的に反応器から抜き出す連続式を採用する。
−0トルエンの60%以トと実質的に全量の分子状酸素
含有カスとを連続的に反応器に供給する方式を採用する
。すなわち溶媒と触媒の全部または一部、ならびに場合
により反応させるへきm−二1・口1−ルエノの40%
以下のm−二トロトルエノとをあらかじめ反応器に仕込
み、m−二I・ロトルエノ、溶媒と触媒の残部および分
子状酸素含有カスを連続的に反応器に供給し、排ガス以
外は反応が終了するまで反応器から抜き出さない半連続
式を採用するか、あるいは原料、溶媒、触媒、酸化剤の
すべてを連続的に反応器に供給するとともに反応生成物
を連続的に反応器から抜き出す連続式を採用する。
m−二1・ロトルエノの全量を反応開始時に反応器に仕
込む回分式を採用すると、酸素吸収が始まるまでの誘導
期間が長くなるとともに、触媒活性が低下し、着色性不
純物の副生量が増加するので好ましくない。
込む回分式を採用すると、酸素吸収が始まるまでの誘導
期間が長くなるとともに、触媒活性が低下し、着色性不
純物の副生量が増加するので好ましくない。
lfおm−二1・口I−ルエノの供給を停止してからも
、分子状酸素含有ガスと反応混合物との接触をひき続き
行ない、未反応原ネ4や反応中間体などを[]的物質に
さらに変換するいイ)ゆる後酸化処理を行f、fうこと
も、本発明方法の好ましい実施態様である。この場合に
、後酸化処理の温度、圧力を、ト反応の温度、圧力と変
えることもできるが、1:、反応とほぼ同じ温度、圧力
下において所望する転化率が達成されるまで、後酸化処
理を行なうのがよい。
、分子状酸素含有ガスと反応混合物との接触をひき続き
行ない、未反応原ネ4や反応中間体などを[]的物質に
さらに変換するいイ)ゆる後酸化処理を行f、fうこと
も、本発明方法の好ましい実施態様である。この場合に
、後酸化処理の温度、圧力を、ト反応の温度、圧力と変
えることもできるが、1:、反応とほぼ同じ温度、圧力
下において所望する転化率が達成されるまで、後酸化処
理を行なうのがよい。
f、Cお本発明方法により得られた反応生成混合物から
目的物質であるm−ニトロ安息香酸を単離する方法とし
ては、反応生成物を冷却し、場合に、1りさらに濃縮し
てm−二ト口安息香酸を晶析分離する方法、反応生成物
から酢酸溶媒、副生水、未反応の二1・ロトルエノなど
を蒸留分離し、残留物を再結晶、蒸留、あるいは溶媒抽
出するJT 法frとが適当である。がくして単離しj
: m −、ニー 1−13安息香酸は、必要に応じて
さらに再結晶lfどを行なって所望する純度にまで精製
する。
目的物質であるm−ニトロ安息香酸を単離する方法とし
ては、反応生成物を冷却し、場合に、1りさらに濃縮し
てm−二ト口安息香酸を晶析分離する方法、反応生成物
から酢酸溶媒、副生水、未反応の二1・ロトルエノなど
を蒸留分離し、残留物を再結晶、蒸留、あるいは溶媒抽
出するJT 法frとが適当である。がくして単離しj
: m −、ニー 1−13安息香酸は、必要に応じて
さらに再結晶lfどを行なって所望する純度にまで精製
する。
−、j5 nl−二1・口安息香酸を分離した母液は、
溶解度分のm−二I・口安磨香酸、反応中間体、未反応
原料、触媒などの有用物を含有しており、副生水を蒸留
分離してから、そのままもしくは適当な精製処理を施し
て反応系に循環させ、くり返し使用することができる。
溶解度分のm−二I・口安磨香酸、反応中間体、未反応
原料、触媒などの有用物を含有しており、副生水を蒸留
分離してから、そのままもしくは適当な精製処理を施し
て反応系に循環させ、くり返し使用することができる。
以1−詳述した本発明方法により、分子状酸素含有ガス
を用いてm−二(・ロトルエノを高品質のm−二トロ安
息香酸に経済的に酸化することが可能になった。
を用いてm−二(・ロトルエノを高品質のm−二トロ安
息香酸に経済的に酸化することが可能になった。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1
還流冷却器と同転羽根攪拌機を備えたチタン製耐圧反応
器に、酢酸100部(m−二1・口l・−]l−− ルエノに対し等電@)、水2部、臭化コバルト遺六水塩
249部(酢酸に対してコバルト0.45?lff1t
%、コバル1−に対して臭素27重里倍)、酢酸す1−
リウムΦ三水塩1.03部(臭素に対してナトリウム等
ダラム原子)を仕込み、圧力20気圧ゲージ、温度13
0℃において、酸素7%と窒素93%の混合ガスを吹き
込みながら、m−二1・ロ1−ルエノ100部を2時間
で導入が完了する速度で連続的に導入しはじめた。
器に、酢酸100部(m−二1・口l・−]l−− ルエノに対し等電@)、水2部、臭化コバルト遺六水塩
249部(酢酸に対してコバルト0.45?lff1t
%、コバル1−に対して臭素27重里倍)、酢酸す1−
リウムΦ三水塩1.03部(臭素に対してナトリウム等
ダラム原子)を仕込み、圧力20気圧ゲージ、温度13
0℃において、酸素7%と窒素93%の混合ガスを吹き
込みながら、m−二1・ロ1−ルエノ100部を2時間
で導入が完了する速度で連続的に導入しはじめた。
導入開始20分後に酸素吸収が始まったので、温度を1
1 ’5℃に下げて吹き込むガスを空気に切換え、υ1
ガス中の酸素濃度が8%以下になるようl(流速で空気
の吹き込みを続(ブて、2時間後にm−二I・ロトルエ
ノの導入を停止し、5時間後に空気の吹き込みを停止し
た。
1 ’5℃に下げて吹き込むガスを空気に切換え、υ1
ガス中の酸素濃度が8%以下になるようl(流速で空気
の吹き込みを続(ブて、2時間後にm−二I・ロトルエ
ノの導入を停止し、5時間後に空気の吹き込みを停止し
た。
反応終了後、生成物を室温に冷却し、固液分離して、水
−耐酸混合液(3:1)200部で洗浄【7、乾燥する
と、純度99%以21−のm−二I・ロ安息香酸66部
(収率54モル%)が得られtこ。
−耐酸混合液(3:1)200部で洗浄【7、乾燥する
と、純度99%以21−のm−二I・ロ安息香酸66部
(収率54モル%)が得られtこ。
12−
コノm −= 1− o安息香酸2fをIN−KO11
水溶液20騨tに溶解し、1. cnのセルで460部
mの光透過率を測定したところ90%であった。
水溶液20騨tに溶解し、1. cnのセルで460部
mの光透過率を測定したところ90%であった。
また生成物を固液分離した後の母液中には38部、洗浄
に用いた水−酢酸混合液中には8部のm−二1・口安息
香酸が含まれており、rn−ニトロ安息香酸の合泪収率
は92モル%でありtこ。
に用いた水−酢酸混合液中には8部のm−二1・口安息
香酸が含まれており、rn−ニトロ安息香酸の合泪収率
は92モル%でありtこ。
比較例1
実施例]で、反応温度を140℃にトげたところ、m−
二1・口安息香酸の結晶収量は87部(71モル%)に
増加したが、このものの460部mでの光透過率が58
%に低下した。
二1・口安息香酸の結晶収量は87部(71モル%)に
増加したが、このものの460部mでの光透過率が58
%に低下した。
比較例2
実施例1で、反応温度を90℃に低下しtコところ、反
応生成物を室温に冷却しても、m−二1〜ロ安息香酸の
結晶は析出しなかった。
応生成物を室温に冷却しても、m−二1〜ロ安息香酸の
結晶は析出しなかった。
比較例3
実施例1で、m−二1・ロトルエン100部を反応開始
時に反応器に仕込み、回分式で反応さけたところ、I1
1ニー1・LJ安唐香酸の結晶収量が54部(44モル
%)に低下し、460 nmでの光透過率が79%に低
トした。
時に反応器に仕込み、回分式で反応さけたところ、I1
1ニー1・LJ安唐香酸の結晶収量が54部(44モル
%)に低下し、460 nmでの光透過率が79%に低
トした。
Itl咬例4
実施例1で、酢酸マノカッ中四水塩0056部(コバル
トに対してマンカフ3重量%)を触媒としてさらに加え
たところ、In−二1・口安息香酸の結晶収量は60部
(49モル%)で、このものの460 nmでの光透過
率は80%に低下しjこ。
トに対してマンカフ3重量%)を触媒としてさらに加え
たところ、In−二1・口安息香酸の結晶収量は60部
(49モル%)で、このものの460 nmでの光透過
率は80%に低下しjこ。
特許出願人 東 し 株 式 会 社
15−
Claims (1)
- m−ニトロトルエンを酢酸KffEJ1でコノ〈ルート
化合物と臭素化合物から構成される触媒の存在下で分子
状酸素含有ガスにより酸化してm−ニトロ安息香酸を製
造する方法にお0て、酢酸の使用量をm−ニトロトルエ
ンに対して0.8〜3重量倍、コバルト金属の使用量を
酢酸番こ対して0.1〜1.5重量%、臭素原子の使用
量をコi< )レト金属に対して1〜10重量倍、反応
圧力を5〜40気圧、反応温度を100〜130°Cの
範囲とし、少なくともm−ニトロトルエノと分子状酸素
含有ガスとを反応器へ連続曲番こ供給しながら酸化反応
を行なうことを特徴とするm−ニトロ安息香酸の製造法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57065478A JPS58183645A (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | m−ニトロ安息香酸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57065478A JPS58183645A (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | m−ニトロ安息香酸の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58183645A true JPS58183645A (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=13288241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57065478A Pending JPS58183645A (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | m−ニトロ安息香酸の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58183645A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4906771A (en) * | 1987-10-26 | 1990-03-06 | Amoco Corporation | Process for catalytic oxidation of ortho-nitroaromatic compounds to ortho-nitroaromatic acids |
-
1982
- 1982-04-21 JP JP57065478A patent/JPS58183645A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4906771A (en) * | 1987-10-26 | 1990-03-06 | Amoco Corporation | Process for catalytic oxidation of ortho-nitroaromatic compounds to ortho-nitroaromatic acids |
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