JPS5818319B2 - 無重力ホイスト - Google Patents
無重力ホイストInfo
- Publication number
- JPS5818319B2 JPS5818319B2 JP53117773A JP11777378A JPS5818319B2 JP S5818319 B2 JPS5818319 B2 JP S5818319B2 JP 53117773 A JP53117773 A JP 53117773A JP 11777378 A JP11777378 A JP 11777378A JP S5818319 B2 JPS5818319 B2 JP S5818319B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- motor
- hoist
- load
- zero
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無重力ホイストに関するものである。
従来の無重力ホイストを第１図に示す。
１はドラム、２は一端をドラム１に巻回されるとともに
他端を固定されたロープ、３はロープ２に支持されると
ともに荷物４を吊り下げられた滑車、５は第１のモータ
、６は第１のモータ５の回転軸に連結された減速機、７
は減速機６とドラム１を連結する電磁クラッチ、すなわ
ちマグネットパウダカップリング（以下ＭＰｃと略する
。
他端を固定されたロープ、３はロープ２に支持されると
ともに荷物４を吊り下げられた滑車、５は第１のモータ
、６は第１のモータ５の回転軸に連結された減速機、７
は減速機６とドラム１を連結する電磁クラッチ、すなわ
ちマグネットパウダカップリング（以下ＭＰｃと略する
。
）、８はドラム１のブレーキで、ドラム１、第１のモー
タ５、減速機６、ＭＰｃ７およびブレーキ８により本体
９を構成する。
タ５、減速機６、ＭＰｃ７およびブレーキ８により本体
９を構成する。
上記の従来の無重力ホイストにおいては、荷物４の荷重
を検出し、その検出信号に応じた電流を制御装置を介し
てＭＦｃ７の励磁コイルに流す。
を検出し、その検出信号に応じた電流を制御装置を介し
てＭＦｃ７の励磁コイルに流す。
この結果、ＭＰｃ７のトルクはその励磁電流により定ま
るため減速機６からドラム１に伝達されるトルクを荷物
５の荷重により生ずるドラム１のトルクと大きさが等し
く方向が反対のものとすることができ、荷物４は見かけ
上熱重力状態となる。
るため減速機６からドラム１に伝達されるトルクを荷物
５の荷重により生ずるドラム１のトルクと大きさが等し
く方向が反対のものとすることができ、荷物４は見かけ
上熱重力状態となる。
従って作業者が荷物４に小さな力を加えることにより荷
物４を容易に昇降させることができる。
物４を容易に昇降させることができる。
巻上速度は減速機６の回転速度をω、とすればドラム１
の回転速度がω□以下の自由な速度とすることができる
。
の回転速度がω□以下の自由な速度とすることができる
。
ところで第２図Ａは無重力ホイストを具備したジブクレ
ーンを示し、１０は１１床上に立設した支柱、１２は支
柱１０上に回動自在に取付けた旋回アームで、無重力ホ
イストの本体９は旋回アーム１２に走行自在に取付けら
れる。
ーンを示し、１０は１１床上に立設した支柱、１２は支
柱１０上に回動自在に取付けた旋回アームで、無重力ホ
イストの本体９は旋回アーム１２に走行自在に取付けら
れる。
この場合作業者１３は無重力状態の荷物４を上下動すれ
ば良い。
ば良い。
しかるに第２図Ｂに示すように損傷しやすい荷物４を床
１１上から高さの高い台１４上に運ぶ場合等には離床時
および着合時には荷物４を無重力状態にして作業者１３
により静かに移動し、荷物４の上昇はドラム１自体の回
動によるいわゆるホイスト操作により行うと便利である
。
１１上から高さの高い台１４上に運ぶ場合等には離床時
および着合時には荷物４を無重力状態にして作業者１３
により静かに移動し、荷物４の上昇はドラム１自体の回
動によるいわゆるホイスト操作により行うと便利である
。
従来の無重力ホイストにこのホイスト機能を持たせる方
法は二つありその一つはＭＰＯ７を全励磁することによ
り減速機６とドラム１を完全に一体化し、一般のホイス
トと同様に第１のモータ５の正逆転によりドラム１を回
動することであった。
法は二つありその一つはＭＰＯ７を全励磁することによ
り減速機６とドラム１を完全に一体化し、一般のホイス
トと同様に第１のモータ５の正逆転によりドラム１を回
動することであった。
しかし、一般に無重力ホイストは通常のホイストに比べ
て減速機６の回転速度ω□が２倍以上であり、ドラム１
が減速機６と一体化するとドラム１の回転速度も速くな
り、起動、停止時の衝撃が犬きくなって荷物４を損傷す
る恐れがあり、特にジブクレーンに使用した場合には旋
回アームが撓んで荷物４が上下に揺動し、作業を阻害す
ることになる。
て減速機６の回転速度ω□が２倍以上であり、ドラム１
が減速機６と一体化するとドラム１の回転速度も速くな
り、起動、停止時の衝撃が犬きくなって荷物４を損傷す
る恐れがあり、特にジブクレーンに使用した場合には旋
回アームが撓んで荷物４が上下に揺動し、作業を阻害す
ることになる。
又、ＭＰＯ７のトルクは、無重力操作時Ｑこは荷物４の
荷重とバランスしたものとし、ホイスト操作時には全励
磁トルクにしなければならないため回路が複雑で高価に
なった。
荷重とバランスしたものとし、ホイスト操作時には全励
磁トルクにしなければならないため回路が複雑で高価に
なった。
第２の方法は荷物４の荷重とバランスしているＭＰＣ７
のトルクを少しプラス側又はマイナス側にくずして荷物
４の昇降を行うことであったが、この方法では停止時に
はくずしたトルクの積分値と大きさが同じで方向が反対
のトルクを加えねばならず、作業者１３が停止位置の見
当を付けることが困難となり停止位置が非常に不正確に
なる欠点があった。
のトルクを少しプラス側又はマイナス側にくずして荷物
４の昇降を行うことであったが、この方法では停止時に
はくずしたトルクの積分値と大きさが同じで方向が反対
のトルクを加えねばならず、作業者１３が停止位置の見
当を付けることが困難となり停止位置が非常に不正確に
なる欠点があった。
本発明は上記の欠点を除去してホイスト操作時に荷物に
衝撃を与えないとともに荷物の停止位置を正確にするこ
とができ、又無重力操作とホイスト操作との切換のため
の機構が簡単でかつ切換操作も容易な無重力ホイストを
提供することを目的とする。
衝撃を与えないとともに荷物の停止位置を正確にするこ
とができ、又無重力操作とホイスト操作との切換のため
の機構が簡単でかつ切換操作も容易な無重力ホイストを
提供することを目的とする。
以下本発明の実施例を図面とともに説明する。
本実施例においては第３図に示すようにドラム１に電磁
カップリング１５を介してギャードモータである第２の
モータ（減速モータ）１６を連結する。
カップリング１５を介してギャードモータである第２の
モータ（減速モータ）１６を連結する。
１７は第２のモータ１６のブレーキである。上記の無重
力ホイストにおいては、無重力操作時には電磁カップリ
ング１５を解放状態にして通常の無重力操作を行えば良
い。
力ホイストにおいては、無重力操作時には電磁カップリ
ング１５を解放状態にして通常の無重力操作を行えば良
い。
又、ホイスト操作を行う場合には単に電磁カップリング
１５を投入し第２のモータ１６の回動によりドラム１を
回転させて荷物４の昇降を行う。
１５を投入し第２のモータ１６の回動によりドラム１を
回転させて荷物４の昇降を行う。
この場合、第１のモータ５も回転させておき、ＭＰＣＩ
も荷物４を無重力状態にするだけのトルクをドラム１に
与えており、第２のモータ１６はこのバランス状態をく
ずすだけのトルクをドラム１に与えればよい。
も荷物４を無重力状態にするだけのトルクをドラム１に
与えており、第２のモータ１６はこのバランス状態をく
ずすだけのトルクをドラム１に与えればよい。
第２のモータ１６の回転速度は減速機６の回転速度ω□
以下の速度とする。
以下の速度とする。
又、再び無重力操作に切換える場合には第２のモータ１
６の電源を切り、ブレーキ１７をかけて第２のモータ１
６を停止させ、電磁カップリング１５を解放すれは良く
、又単に電磁カップリング１５を解放するだけでも良い
。
６の電源を切り、ブレーキ１７をかけて第２のモータ１
６を停止させ、電磁カップリング１５を解放すれは良く
、又単に電磁カップリング１５を解放するだけでも良い
。
第４図は本発明の他の実施例を示し、この例ではドラム
１と電磁カップリング１５の連結をギヤ１８．１９を介
して行っただけで、他の構成および動作は前記実施例と
同様である。
１と電磁カップリング１５の連結をギヤ１８．１９を介
して行っただけで、他の構成および動作は前記実施例と
同様である。
以上のように本発明においては無重力操作時およびホイ
スト操作時ともにドラムには第１のモータから荷物の荷
重に平衡したトルクを与えており、上記両操作の切換は
単にドラムと第２のモータとを連結するカップリングの
接離によって行うことができ、切換操作が容易で切換の
ための機構も簡単になる。
スト操作時ともにドラムには第１のモータから荷物の荷
重に平衡したトルクを与えており、上記両操作の切換は
単にドラムと第２のモータとを連結するカップリングの
接離によって行うことができ、切換操作が容易で切換の
ための機構も簡単になる。
又、ホイスト操作時のドラムの回転は第２のモータによ
って行われ、ドラムの回転速度は第２のモータの回転速
度により決定されるので第２のモータの回転速度を遅く
することζこより荷物の昇降速度を遅くすることができ
、起動停止時に衝撃を与えることはない。
って行われ、ドラムの回転速度は第２のモータの回転速
度により決定されるので第２のモータの回転速度を遅く
することζこより荷物の昇降速度を遅くすることができ
、起動停止時に衝撃を与えることはない。
又、ドラムの停止位置もトルクの積分値を予測する必要
がなく、正確となる。
がなく、正確となる。
しかも、本発明は構成が極めて単純であるから、製造容
易で、安価Ｏこ提供できるとともに、保守、修理、点検
が極めて簡便であって、実益性の高い発明である。
易で、安価Ｏこ提供できるとともに、保守、修理、点検
が極めて簡便であって、実益性の高い発明である。
第１図は従来の無重力ホイストの概略構成図、第２図Ａ
、Ｂは無重力ホイストをジブクレーンに適用した場合の
説明図で、夫々ジブクレーンの高さが低い場合と高い場
合を示す。 第３〜第４図は夫々本発明に係る無重力ホイストの各実
施例における概略構成図。 １・・・・・・ドラム、２・−・・・・ロープ、３・・
・・・・滑車、４・・・・・・荷物、５・・・・・・第
１のモータ、７・・・・・・マグネットパウダカップリ
ング、１５・・・−・電磁カップリング、１６・・・・
・・第２のモータ。
、Ｂは無重力ホイストをジブクレーンに適用した場合の
説明図で、夫々ジブクレーンの高さが低い場合と高い場
合を示す。 第３〜第４図は夫々本発明に係る無重力ホイストの各実
施例における概略構成図。 １・・・・・・ドラム、２・−・・・・ロープ、３・・
・・・・滑車、４・・・・・・荷物、５・・・・・・第
１のモータ、７・・・・・・マグネットパウダカップリ
ング、１５・・・−・電磁カップリング、１６・・・・
・・第２のモータ。
Claims (1)
- １ ロープを介して荷物の巻上げ、巻下げを行うドラム
とドラムを回動する第１のモータとを有し、第１のモー
タからドラムへ伝達されるトルクを電磁クラッチを介し
荷物の荷重により生じるドラムのトルクと平衡するよう
制御して荷物を無重力状態にした無重力ホイストにおい
て、ドラムに接離自在なカップリングを介して第２のモ
ータを連結したことを特徴とする無重力ホイスト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53117773A JPS5818319B2 (ja) | 1978-09-22 | 1978-09-22 | 無重力ホイスト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53117773A JPS5818319B2 (ja) | 1978-09-22 | 1978-09-22 | 無重力ホイスト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5544466A JPS5544466A (en) | 1980-03-28 |
| JPS5818319B2 true JPS5818319B2 (ja) | 1983-04-12 |
Family
ID=14719959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53117773A Expired JPS5818319B2 (ja) | 1978-09-22 | 1978-09-22 | 無重力ホイスト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5818319B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6112589A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-20 | 東急建設株式会社 | 石積作業装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5360058A (en) * | 1976-11-09 | 1978-05-30 | Kenzou Komatsu | Automatic balance system hoist |
-
1978
- 1978-09-22 JP JP53117773A patent/JPS5818319B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5360058A (en) * | 1976-11-09 | 1978-05-30 | Kenzou Komatsu | Automatic balance system hoist |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5544466A (en) | 1980-03-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6036290A (ja) | トランスフアクレ−ン | |
| KR960000109B1 (ko) | 건설기계의 상부 선회체 선회정지 제어방법 및 그 제어장치 | |
| JPH09267987A (ja) | 岸壁用コンテナクレーンの駆動機構 | |
| JPS5818319B2 (ja) | 無重力ホイスト | |
| JPS59124690A (ja) | 移動走行体の巻上下制御方法 | |
| CN105398954A (zh) | 一种起重机的起升机构和集装箱起重机 | |
| WO2022095228A1 (zh) | 一种带有自动摘挂装置的无人起重机及其操作方法 | |
| US1980297A (en) | Hoisting mechanism | |
| JPS63165295A (ja) | 平衡荷役装置 | |
| JPH0324554Y2 (ja) | ||
| GB1207505A (en) | Hoists, particularly roof hoists | |
| US1170463A (en) | Hoisting machinery for operating grab-buckets. | |
| US1725968A (en) | Operating mechanism and control means therefor | |
| JPH06211470A (ja) | 荷物用エレベータ | |
| US2653291A (en) | Apparatus for controlling hoists and the like | |
| JPH0512232Y2 (ja) | ||
| JPH01247393A (ja) | ロープ式バケット付クレーンのバケット掴み方法及びその装置 | |
| US1777475A (en) | Load-handling mechanism | |
| JPS5817037Y2 (ja) | 無重力ホイスト | |
| US2245057A (en) | Electric hoist | |
| JPS6067390A (ja) | 傾転巻上装置 | |
| SU1555262A1 (ru) | Механизм подъема | |
| JPH0338234Y2 (ja) | ||
| SU420543A1 (ru) | КРАН ДЛЯ ПОДЪЕМА И ТРАНСПОРТИРОВАНИЯ РАЗНОМЕРНЫХ ГРУЗОВ-•^г';; ••'•^4>&Ui:ii"-i'^T^t ;;.ix3 i w»:1Изобретение относитс к подъемно-тран- сиортной технике.Известны краиы дл подъема и транспортировани разномерных грузов, содержащие два механизма подъема с грузовыми подвесками, установленные на несущей платформе, перемещаемой по подкрановому пути.В известных кранах дл синхронизации работы двух механизмов подъема предусмотрена электрическа св зь. Поскольку эти механизмы не св заны между собой механически. они не обеспечивают четкой синхронизации работы.Цель изобретени — обеспечить более четкую синхронизацию работы механизмов иодъема.Это достигаетс тем, что грузовые подвески смонтированы иа концах иоворотпых стрел, кажда из которых своей средней частью посредством подшипника соединена с поворотной платформой, смонтированной па несущей платформе. Одпа из стрел на свободном конце оборудована зубчатым сектором, взаимодействующим с щестерней установленного на поворотной платформе механизма поворота этой стрелы. Последн несет зубчатое колесо, взаимодействующее с таким же зубчатым колесом, установленным на другой стреле так, что при повороте одной стрелы втора совершает поворот на одинаковый с первой угол, но в нротивоположную сторону.Па фиг. 1 изображен кран, общий вид; на фиг. 2 — вид ио стрелке А на фиг. 1; па фиг — 3— кран, вид сверху; на фиг. 4 — кинематическа схе^ма механнзмов новорота стрел и5 платформы; на фиг. 5 — разрез ио Б—Б на фиг. 4; на фиг. б — кннематическа схема механизма подъема.Несуща платформа 1 крана шарнирио подвешиваетс посредством четырех балансирных10 тележек 2 к подкрановоглу пути 3. Кажда балансирна тележка состоит из приводной 4 и холостой 5 тележек.Па иесущей платформе 1 посредством шариковых опор 6 устаиовлепа поворотна плат-15 форма 7, па которой расположепы механизмы 8 и 9 иодъема.В центре илатформы 7 посредством подшипников 10 и оси 11 иодвещепа стрела 12. Друга стрела 13 вращаетс отпосительно20 оси 14, также закрепленный в платформе 7 посредством подшипников 10.Осп 11 и 14 расположены па равпом рассто нии от оси платформы 7 и симметричпо по отношению к ней.25 Стрелы 12 ц 13 несут па своих концах грузовые подвески 15 с крюками 16. Стрела 12 па свободпом коице оборудована зубчатым сектором 17. Па оси стрелы 12 установлено зубчатое колесо 18, наход щеес в посто н-30 ном зацемлен1П1 с таким же зубчатым колесом 19, св занным со стрелой 13. | |
| JPS599479B2 (ja) | 電気ホイスト |