JPS5818293Y2 - Ledドライブ回路 - Google Patents

Ledドライブ回路

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JPS5818293Y2
JPS5818293Y2 JP1978070332U JP7033278U JPS5818293Y2 JP S5818293 Y2 JPS5818293 Y2 JP S5818293Y2 JP 1978070332 U JP1978070332 U JP 1978070332U JP 7033278 U JP7033278 U JP 7033278U JP S5818293 Y2 JPS5818293 Y2 JP S5818293Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
led
electrode
capacitor
drive circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978070332U
Other languages
English (en)
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JPS54169477U (ja
Inventor
魚住喜孝
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP1978070332U priority Critical patent/JPS5818293Y2/ja
Publication of JPS54169477U publication Critical patent/JPS54169477U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はLED(発光ダイオード)をパルス的に駆動す
る回路に関する。
第1図は従来の斯種回路を示しており、正弦波発振回路
1の出力をトランス2を介してトランジスタQ1のベー
ス・エミッタ間に印加し、その正弦波の正極性の部分に
おいてトランジスタQ1をオンしてLEDDl、D2.
D3にパルス状電流が流れるようにし、このパルス状電
流によってLEDを発光せしめるものである。
第2図は横軸に時間、縦軸に電流をとってパルス状電流
を示しており、そのうちaが第1図の縦来例の場合にL
EDに流れるパルス状電流である。
ところで、LEDに流れる電流のうち一定値以下の電流
は、LEDを僅かに発光せしめるに過ぎず、実益がない
ことが多い。
例えばテレビジョン受像機のリモートコントロール信号
としてLEDが発生する光を信号媒体とするときに光の
弱い部分は情報を十分に伝達できず送信する利益がない
結局LEDは大きな瞬時電流で鋭く発光せしめることが
必要である。
またリモートコントロール送信器は内蔵する電池により
動作電源を供給するようになっているからLEDに不要
な電流を流さないようにすることは電池の寿命を長く保
つ上でも好ましい。
本考案は斯る観点に立ってLEDに流す電流を尖鋭にす
ることを目的とする。
以下図面に示した実施例に従って本考案を詳述する。
第3図に示す実施例において第1図の従来例と異なる点
はトランス2の二次コイル3の一端とトランジスタQi
のベースとの間にコンデンサC1を挿入している点であ
る。
このコンデンサC1を挿入したことにより、LEDDl
、D2.D3に流れるパルス状電流は第2図において従
来の波形aの両サイド部分AI 、 A2が削り取られ
たbの波形となり、尖鋭になるが、この理由を第4図〜
第6図に従って説明する。
第4図及び第5図はトランスの二次コイル3の上端f及
び小端gに互いに逆極性の正弦波電圧が誘起される場合
を示しており、そのうち第4図はfに正、gに負が生じ
る半サイクルを示しており、第5図はfに負、gに正が
生じる半サイクルを示している。
第4図の状態においてはトランジスタQ、に順バイアス
がかかつてトランジスタQ、がオンし電源中Bからコレ
クタ・エミッタを通してアース点に向は電流が流れてL
EDDl、D2.D3が発光するが、その際ベース電流
idによりコンデンサC1が図示のように充電される。
尚、第6図において後述するように第4図の半サイクル
全体にわたってトランジスタQ1がオンするものではな
いことを付言しておく。
第5図の状態ではトランジスタQ1のベース・エミッタ
間が逆バイアスとなるのでトランジスタQ1はオフ状態
のままとなり、LEDDl。
D2.D3は発光しない。
第6図イにおいて、Elは二次コイル3の上端fに生じ
る誘起電圧を示し、R2は下端gに生じる誘起電圧を示
す。
第6図口においてR3はEl−R2の電圧波形を示す。
(Ebe )はトランジスタQ、のスレショールド電圧
である。
従ってコンデンサC1がない従来例の場合には期間t1
〜t4でトランジスタQ1はオンし、LEDDl、D2
.D3に流れるパルス状電流は第2図の曲線aのように
なるが、本考案のようにコンデンサC1が挿入されてい
る場合には第6図口に示す誘起電圧E3が正のピーク値
E3から小さくなっていく場合にn点に至る前の点mを
過ぎるとトランジスタQ1はカットオフとなる。
即ち、電圧E3が下がる状態においては先に充電済のコ
ンデンサC1の両端電圧Ecを差し引いた電圧がトラン
ジスタQtのベース・エミッタ間にかかるので誘起電圧
がm点の電圧になったときには1トランジスタQ1のベ
ースの電位はスレショールド電圧(Bbe)になるから
である。
而してt3経過と同時にオフになったトランジスタQ1
の状態はt6まで続く。
コンデンサC1がなければt5においてトランジスタQ
1はオンになるが、コンデンサCIがあるのでt、では
オフのままでt6からオンになるのである。
それは、コンデンサC1に充電された電荷は負の半サイ
クルを含むトランジスタQ1のカットオフ期間は殆んど
放電せず、そのまま残っていて第6図の誘起電圧E3が
再び正方向になったときにこの誘起電圧に対し逆方向の
電池として作用するのでt5の電圧よりも更にコンデン
サの両端電圧Ecだけ高いt6の電圧に誘起電圧が至ら
ないとトランジスタQtのスレショールド電圧以上の電
圧がトランジスタQ、のベース・エミッタ間に印加され
ないからである。
t6においてオンしたトランジスタQ1はtyを過ぎて
再びオフになる。
このように前記コンデンサC1の働きにより第6図口に
おける正弦波駆動電圧のt2〜t3部分、t6〜t7部
分という如く、従来のt1〜14.15〜t8部分に比
し短い時間にトランジスタQ1がオンになり、従ってL
EDDl、D2゜D3を働かすためのパルス状電流は第
2図の6曲線のようになる。
これは従来のパルス状電流からA1.A2部分を削除し
たものに等しい。
従って本考案によればLEDの十分な発光に役立たない
不要な電流を流さないことになり、電池の寿命を長く保
つことができる。
第7図は従来の場合すに比し本考案の場合aは実効電流
が少かハことを示しでいる。
尚、電池の寿命を従来と同程度でよいとすれば、第2図
においてA1.A2部分を削除した代りにF部分を付加
することができ、瞬間的なLEDの発光が鋭くなる。
尚、このようにF部分を付加することは抵抗R1の値を
小さくする(例えば2.2gから1,5gにする)こと
で容易に実現できるものである。
第8図は本考案の回路をテレビジョン受像機のリモート
コントロール送信器に適用した場合を示しており、図中
4はリモートコントロール送信器用として作成されたI
Cで、■は電源用端子ピン、[株]はアース用端子ピン
である。
前記ピ10とアース間に挿入された抵抗R2とコンデン
サC2はIC4に流れる電流が過電流とならないように
するための保護回路を形成する。
ピン■、0,0.0とアース間にはコンデンサC3,C
4,C5,C6が接続されているが、これらはピンo、
o、o、oの端子の静電破壊防止用コンデンサである。
ピン■、■、■に接続されているコンデンサC7及び抵
抗R3,R4,R,はピン■、0から出力されるパルス
の間隔を決定するための発振回路を構成しでいる。
ピン■はピン■、0を有効にするか、無効にするかを決
めるための端子で、ここでは有効にするために常にハイ
レベルを保つようにしている。
ピン■、■、■、■からは第9図のイル二のような信号
が出力されている。
この出力はキーボード5に接続され、またキーボードの
1つのキー6を押したときピン■、■、■、■の出力の
うちどれか1つをピンQ、e、Q、eのうちどれか1つ
に入力することによりIC4が動作し、ピンの、■に第
10図イ、口のような波形が出力される。
そして、トランジスタQ3のベースにはトランジスタQ
2により前記ピンO2oの出力の台底されたもの〔第1
0図へ〕が加わることになる。
トランジスタQ3がオンしている前間においてはトラン
ジスタQ4 モオンとなりコンデンサC8とトランス2
の一次コイル7でLC発振を行なう。
この発振出力がトランスの二次コイル3側に誘起され、
第3図に従って説明したLEDの駆動動作が行なわれる
本考案のLEDドライブ回路はこのようなリモートコン
トロール送信器にだけでなく種々の用途においてもその
固有の効果を発揮しるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のLEDドライブ回路を示す回路図である
。 第2図は従来のLEDドライブ回路及び本考案のLED
ドライブ回路によるパルス状を流を説明するための波形
図である。 第3図は本考案を実施したLEDドライブ回路の回路図
であり、第4図及び第5図、第6図、第7図はその説明
図である。 第8図は本考案のLEDドライブ回路をテレヒション受
像機のリモートコントロール送信器に適用した場合の回
路図であり、第9図及び第10図はその説明図である。 1・・・・・・正弦波発振回路、2・・・・・・トラン
ス、3・・・・・・二次コイル、Ql・・・・・・トラ
ンジスタ、DI I D21D3・・・・・・LED。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)トランジスタの第1電極と第2電極間にトランス
    の二次コイルを接続し、且つ前記第2電極又は第3電極
    にLEDを接続し、駆動信号として前記トランスに正弦
    波信号を与え、その正弦波の正又は負のいずれか一方の
    極性のときに前記トランジスタをオンして前記LEDに
    パルス状電流を流してLEDを発光せしめる回路におい
    て、前記二次コイルと第1電極間にコンデンサを挿入し
    て前記パルス状電流を尖鋭にしたことを特徴とするLE
    Dドライブ回路。
  2. (2) 前記トランジスタはNPNトランジス)で、
    第1電極はベース、第2電極はエミッタ、第3電極はコ
    レクタであり、駆動信号は正弦波発振回路から与えられ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のLEDドライブ回路。
JP1978070332U 1978-05-19 1978-05-19 Ledドライブ回路 Expired JPS5818293Y2 (ja)

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JP1978070332U JPS5818293Y2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 Ledドライブ回路

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Publication Number Publication Date
JPS54169477U JPS54169477U (ja) 1979-11-30
JPS5818293Y2 true JPS5818293Y2 (ja) 1983-04-13

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