JPH0217490Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0217490Y2 JPH0217490Y2 JP1982181568U JP18156882U JPH0217490Y2 JP H0217490 Y2 JPH0217490 Y2 JP H0217490Y2 JP 1982181568 U JP1982181568 U JP 1982181568U JP 18156882 U JP18156882 U JP 18156882U JP H0217490 Y2 JPH0217490 Y2 JP H0217490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- light emitting
- piezoelectric element
- electric power
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、圧電素子を用いた発光回路に関する
ものである。
ものである。
従来この種の発光回路は、圧電素子の出力端子
を直接発光素子に接続していたので、圧電素子の
出力電流が減衰交番電流であるところから、その
出力エネルギを有効に利用することができなかつ
た。また整流器を用いて整流しても発光時間が延
びるだけで強いピーク発光出力は得られなかつ
た。
を直接発光素子に接続していたので、圧電素子の
出力電流が減衰交番電流であるところから、その
出力エネルギを有効に利用することができなかつ
た。また整流器を用いて整流しても発光時間が延
びるだけで強いピーク発光出力は得られなかつ
た。
本考案は、上述したような問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、
圧電素子の出力エネルギを一時インダクタに蓄え
これを有効利用することにより強力なピーク発光
出力を得ることのできる発光回路を提供すること
にある。
めになされたもので、その目的とするところは、
圧電素子の出力エネルギを一時インダクタに蓄え
これを有効利用することにより強力なピーク発光
出力を得ることのできる発光回路を提供すること
にある。
以下本考案の発光回路の一実施例を図面を参照
しながら詳細に説明する。
しながら詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る発光回路の一例を示す
もので、図中1は機械的衝撃を加えると電力を発
生する圧電素子、2は圧電素子1が圧縮されたと
きに発生するプラス方向の出力電流、3は電流2
だけを流すためのダイオード、4は圧電素子1が
発生した電力を一時蓄えるためのインダクタ、5
はインダクタ4に流れる電流、6は圧電素子1が
膨張するときに発生するマイナス方向の出力電
流、7は電流6だけを流すためのダイオード、8
は電流制限抵抗、9は発光ダイオード、10は圧
電素子1の膨張時の電流6が発光ダイオード9に
流れる電流、11はインダクタ4に蓄えられた電
流5が発光ダイオード9に流れる電流である。
もので、図中1は機械的衝撃を加えると電力を発
生する圧電素子、2は圧電素子1が圧縮されたと
きに発生するプラス方向の出力電流、3は電流2
だけを流すためのダイオード、4は圧電素子1が
発生した電力を一時蓄えるためのインダクタ、5
はインダクタ4に流れる電流、6は圧電素子1が
膨張するときに発生するマイナス方向の出力電
流、7は電流6だけを流すためのダイオード、8
は電流制限抵抗、9は発光ダイオード、10は圧
電素子1の膨張時の電流6が発光ダイオード9に
流れる電流、11はインダクタ4に蓄えられた電
流5が発光ダイオード9に流れる電流である。
次に回路の作動を説明する。今圧電素子1が機
械的衝撃を受けて圧縮すると、先ずプラス方向の
出力電流2を発生する。なおこの出力電流2は後
述の第2図に示すプラス側の最初の電流21に相
当するものである。この出力電流2がダイオード
3を流れてインダクタ4に電流5として蓄えられ
る。次いで前記圧縮状態にある圧電素子1が膨張
して復元するが、このときマイナス方向の出力電
流6が発生する。この出力電流6は後述の第2図
に示すマイナス側の最初の電流61に相当するも
のである。この出力電流6がダイオード7及び電
流制限抵抗8を経て発光ダイオード9に電流10
として流れる。このときインダクタ4に蓄えられ
ていた電流5はダイオード3,7及び電流制限抵
抗8を経て発光ダイオード9に電流11として流
れる。すなわち、発光ダイオード9には、電流1
0と電流11が同時に同一方向で重畳して流れる
ことになる。従つてピーク発光出力としてはプラ
ス方向あるいはマイナス方向の一方の電流のみを
利用する場合に比べてこの場合にはほぼ2倍の発
光強度が得られる。
械的衝撃を受けて圧縮すると、先ずプラス方向の
出力電流2を発生する。なおこの出力電流2は後
述の第2図に示すプラス側の最初の電流21に相
当するものである。この出力電流2がダイオード
3を流れてインダクタ4に電流5として蓄えられ
る。次いで前記圧縮状態にある圧電素子1が膨張
して復元するが、このときマイナス方向の出力電
流6が発生する。この出力電流6は後述の第2図
に示すマイナス側の最初の電流61に相当するも
のである。この出力電流6がダイオード7及び電
流制限抵抗8を経て発光ダイオード9に電流10
として流れる。このときインダクタ4に蓄えられ
ていた電流5はダイオード3,7及び電流制限抵
抗8を経て発光ダイオード9に電流11として流
れる。すなわち、発光ダイオード9には、電流1
0と電流11が同時に同一方向で重畳して流れる
ことになる。従つてピーク発光出力としてはプラ
ス方向あるいはマイナス方向の一方の電流のみを
利用する場合に比べてこの場合にはほぼ2倍の発
光強度が得られる。
第2図は、圧電素子1が機械的衝撃を受けたと
きに発生する出力電流の概略波形図を示すもの
で、同図から明らかな如く、衝撃のあとの機械的
減衰振動のためプラス側の出力電流として21,
22,23……の減衰電流が発生し、またマイナ
ス側の出力電流として61,62,63……の減
衰電流が発生する。本考案発光回路では、前述し
た通りプラス側及びマイナス側のそれぞれ最初の
電流21,61を有効に利用している。
きに発生する出力電流の概略波形図を示すもの
で、同図から明らかな如く、衝撃のあとの機械的
減衰振動のためプラス側の出力電流として21,
22,23……の減衰電流が発生し、またマイナ
ス側の出力電流として61,62,63……の減
衰電流が発生する。本考案発光回路では、前述し
た通りプラス側及びマイナス側のそれぞれ最初の
電流21,61を有効に利用している。
なお、上記実施例では発光素子として発光ダイ
オードを使用したが、放電発光素子などを使用し
ても同様の効果が得られる。
オードを使用したが、放電発光素子などを使用し
ても同様の効果が得られる。
以上説明したところから明らかなように、本考
案発光回路は、圧電素子が機械的衝撃を受けたと
きに発生する出力エネルギを一時インダクタに蓄
える構成にしたから、斯かる出力エネルギを時間
的に積算して利用することができるため強力なピ
ーク発光出力を得ることができる。つまり本考案
発光回路によれば、機械的衝撃エネルギを電源を
供給すること無しに強力な光パルスに変換するこ
とができるので、各種の機械的事象を光パルスデ
ータとして光フアイバを介して長距離伝送するこ
とができる卓越した効果を奏する。
案発光回路は、圧電素子が機械的衝撃を受けたと
きに発生する出力エネルギを一時インダクタに蓄
える構成にしたから、斯かる出力エネルギを時間
的に積算して利用することができるため強力なピ
ーク発光出力を得ることができる。つまり本考案
発光回路によれば、機械的衝撃エネルギを電源を
供給すること無しに強力な光パルスに変換するこ
とができるので、各種の機械的事象を光パルスデ
ータとして光フアイバを介して長距離伝送するこ
とができる卓越した効果を奏する。
第1図は本考案に係る発光回路の一実施例を示
す回路図、第2図は圧電素子の機械的衝撃時に発
生する電流波形図である。 1……圧電素子、3,7……ダイオード、4…
…インダクタ、8……電流制限抵抗、9……発光
ダイオード。
す回路図、第2図は圧電素子の機械的衝撃時に発
生する電流波形図である。 1……圧電素子、3,7……ダイオード、4…
…インダクタ、8……電流制限抵抗、9……発光
ダイオード。
Claims (1)
- 機械的衝撃で電力を発生する圧電素子と、該圧
電素子が発生した電力の一方の極性を通過させる
第1のダイオードと、該第1のダイオードに直列
に接続され前記圧電素子が発生した電力を一時蓄
えるインダクタと、該インダクタに蓄えられた電
力と前記圧電素子が発生する電力の他方の極性と
を通過させる第2のダイオードと、該第2のダイ
オードに直列に接続され前記インダクタに蓄えら
れた電力と前記圧電素子が発生する電力の他方の
極性とで発光する発光素子との組合せから成る発
光回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982181568U JPS5987164U (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 発光回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982181568U JPS5987164U (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 発光回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5987164U JPS5987164U (ja) | 1984-06-13 |
JPH0217490Y2 true JPH0217490Y2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=30393414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982181568U Granted JPS5987164U (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 発光回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5987164U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003025969A1 (fr) * | 2001-09-12 | 2003-03-27 | Jisouken Co., Ltd. | Appareil d'alimentation |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002076467A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Tokin Ceramics Corp | 圧電式発電デバイス |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619061B2 (ja) * | 1974-04-01 | 1981-05-02 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619061U (ja) * | 1979-07-20 | 1981-02-19 |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP1982181568U patent/JPS5987164U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619061B2 (ja) * | 1974-04-01 | 1981-05-02 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003025969A1 (fr) * | 2001-09-12 | 2003-03-27 | Jisouken Co., Ltd. | Appareil d'alimentation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5987164U (ja) | 1984-06-13 |
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