JP3060594B2 - 駆動回路 - Google Patents

駆動回路

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JP3060594B2
JP3060594B2 JP3113817A JP11381791A JP3060594B2 JP 3060594 B2 JP3060594 B2 JP 3060594B2 JP 3113817 A JP3113817 A JP 3113817A JP 11381791 A JP11381791 A JP 11381791A JP 3060594 B2 JP3060594 B2 JP 3060594B2
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transistor
voltage
power supply
led
drive
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敏夫 天野
俊宏 田沢
和子 石井
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばリモートコマンダ
ーのLED(発光ダイオード)の駆動用などに利用され
る駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビジョン受像機やVTR等の
電子機器に対して赤外線コマンド信号を送出し、機器の
遠隔操作を可能とするリモートコマンダーが近年広く普
及している。このリモートコマンダーでは使用者のキー
操作に基づいて、内部のマイクロコンピュータによって
所定のコマンドコードが発生され、例えば図8に示すよ
うなLED1の駆動回路に供給される。そしてLED1
からは駆動回路に供給されたコマンドコードに応じた赤
外線出力が得られるように構成されている。
【0003】すなわち、トランジスタTR1のベースには
抵抗r1 を介してドライブパルスとしてのコマンドコー
ドが供給されており、トランジスタTR1はこのドライブ
パルスによってオン/オフされる。そして赤外線を出力
するLED1に対しては電流制限抵抗r2 を介して電源
電圧が供給されており、すなわちトランジスタTR1の導
通に伴ってLED1の発光動作がなされることにより、
コマンドコードが赤外線出力されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、LED1が
図9に特性図として示すように端子電圧が2V以上とな
ったときに発光動作を行なう場合、上記の駆動回路では
電源電圧(+V)としては3V(例えば乾電池2本)と
設定される必要があり、また或は 1.5V(即ち乾電池1
本)が電源電圧とされる場合は昇圧回路を介在させてL
ED1の動作電圧Vf (2V)より高い電圧を作り出す
必要があり、いづれにしてもコストアップが生じるとい
う問題があり、さらに電流制限抵抗r2 においては40%
程度の電力損失が生じており好ましくない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、より低電圧で効率よくLED等の負荷を駆
動することのできる駆動回路を提供するものであり、こ
のため、駆動制御信号としてデジタル信号で変調された
断続信号が供給されるスイッチング素子と、このスイッ
チング素子と電源電圧の間にリアクタンス手段を設け、
スイッチング素子とリアクタンス手段の交点に接続され
ている発光ダイオードを駆動するように回路を構成す
る。
【0006】
【作用】上記構成により、電源電圧が発光ダイオード
動作電圧より低い場合いであってもリアクタンス手段に
よる共振を利用して発光ダイオードの動作電圧を効率的
に得ることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の駆動回路の一実施例をリモー
トコマンダーにおけるLED駆動回路として適用した実
施例を示すものである。1a,1bは直列に接続された
LEDを示し、それぞれ前記図9の電流電圧特性を有す
る。また、10はマイクロコンピュータによって構成さ
れるシステムコントローラ、11はキー操作部を示し、
システムコントローラ10は使用者がキー操作を行なう
ことによってキー操作部11から操作情報が入力される
と、その操作に対応したコマンドコード(ドライブ制御
信号)SD を内部メモリ手段から読み出して出力する。
12は電源電圧であり、例えば 1.5V(乾電池1本)に
設定される。
【0008】20は本実施例の駆動回路であり、コイル
1 、トランジスタTR2、抵抗r3によって構成されて
いる。システムコントローラ10から出力されたドライ
ブ制御信号SD は抵抗r3 を介してトランジスタTR2
ベースに入力される。また、トランジスタTR2と電源電
圧12の間にコイルL1 が設けられ、さらに、トランジ
スタTR2とコイルL1 の交点であるA点電位がLED1
a,1bに対しての駆動電圧として取り出されている。
なお、CはコイルL1 における浮遊容量を示している。
【0009】このような駆動回路20において、パルス
状のドライブ制御信号SD がトランジスタTR2のオン/
オフを制御することによりLED1a,1bの駆動電圧
が得られる。システムコントローラ10から出力される
ドライブ制御信号SD は例えば図2(a)に示すよう
に、40KHz のキャリア周波数を『1』『0』情報で変調
したものであり、この波形は図2(b)に拡大して示す
ようにほぼ1:1のパルスデューティの波形である。
【0010】このドライブ制御信号SD がトランジスタ
R2のベースに供給されることによってトランジスタT
R2はt1期間は導通状態となり、t2 期間はオフとされ
る。ここでt1 期間、即ちトランジスタTR2がオンとさ
れると、コイルL1 に流れる電流IL は図2(d)に示
すようにコイルLに電磁エネルギーを蓄積しながら増加
していき、トランジスタTR2がオフにされたt2 時点で
はトランジスタTR2のコレクタ電圧eC は図2(c)に
示すようにn・Vf まで上昇する。つまり、トランジス
タTR2がオフとなるとコイルL1 に流れていた電流はコ
イルL1 と浮遊容量Cにより共振を始め、従って(コレ
クタ電圧(eC ))=(電源電圧(+V))+(共振電
圧(eL))となり、そのコレクタ電圧eC は図3のよ
うになるとともに、共振電圧eL との関係は一点鎖線で
示すようになる。
【0011】コレクタ電圧eC がn・Vf まで上昇する
ことによりコイルL1 からの電流がLED1a,1bに
流れ、LED1a,1bが導通することによって赤外線
出力がなされるが、このt2 期間において浮遊容量Cに
よるコイルL1 からの電流IL が図2(d)に示すよう
に減少していくと、コレクタ電圧eC も図2(c)のよ
うにn・Vf 以下に降下していき、LED1a,1bの
カットオフ電圧( 1.5V程度)に達するとLED1a,
1bはオフとなり、共振電圧eL も減衰していく。
【0012】そして再びドライブ制御信号SD によりト
ランジスタTR2がオンとされるとコイルL1 に電流IL
が流れ始め、以上の動作を繰り返すことによりLED1
a,1bは図2(b)のドライブ制御信号SD が供給さ
れている間点灯されることになり、このドライブ制御信
号SD は図2(a)のようなコマンドコードとして変調
されていることにより、LED1a,1bの出力は当該
リモートコマンダーから所定の電子機器へのコマンド信
号となる。
【0013】本実施例の駆動回路は以上のように構成さ
れ、例えばLED駆動回路として動作することにより、
LEDの動作電圧より低い電源電圧を使用して容易にL
ED駆動を実現させることになり、しかも電流制限抵抗
も不要であるため電力損失も殆どない。
【0014】また、特に本実施例のようにリモートコマ
ンダーのLED駆動用に採用される場合は、トランジス
タTR2に供給されるドライブ制御信号SD が例えば40KH
z という高周波のキャリアを変調したものであるため、
トランジスタTR2のオン/オフ動作のために発振回路を
追加する必要はなく、非常に都合がよい。また、電源電
圧として乾電池1本でよいため、リモートコマンダー自
体の小型軽量化やコストダウンも実現される。また、電
源電圧の低電圧化により太陽電池の採用も可能になる。
【0015】なお、この場合LEDの数は2個とした
が、直列にさらに複数接続することによりコイルL1
らの電流を有効に使用することができることになる。ま
た、LEDは1つであっても構わない。ただし、ドライ
ブ波形SD がトランジスタTR2に供給されていない期間
(すなわちトランジスタTR2が継続してオフとなってい
る期間)にLED部分に電流が流れないように、LED
部分の導通のスレッショルド電圧を電源電圧より高く設
定する必要がある。或はこの設定条件に代えて、電源電
圧回路にスイッチ手段を設け、ドライブ波形SD がトラ
ンジスタTR2に供給されていない期間は駆動回路20に
電源電圧供給を行なわないようにしてもよい。
【0016】図4,図6,図7はリモートコマンダーに
適用できる本発明の駆動回路20の他の実施例を示すも
のであり、図4の実施例はトランジスタTR2に対してド
ライブ制御信号SD がコイルL2 を介して供給されるよ
うにしたものである。この場合トランジスタTR2のベー
スに入力されるドライブ制御信号SD はコイルL2 によ
って図5(a)から(b)の波形となり、すなわち前記
図2で説明したようなコレクタ電流IL に応じたベース
電流が得られて、より効率的となるものである。また図
6の場合はコンデンサC1 ,C2 が付加されることによ
りコイルL1 の共振による副射を減らし回路を安定化さ
せたものである。さらに図7はスイッチング素子として
PNPトランジスタTR3を使用した例である。
【0017】なお、以上の実施例はリモートコマンダー
におけるLED駆動回路として本発明を適用した例を説
明したが、リモートコマンダー以外にもLED用の各種
駆動回路として適用できることはいうまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の駆動回路
は、電源電圧が発光ダイオードの動作電圧より低い場合
であっても、リアクタンス手段による共振を利用して
光ダイオードの動作電圧を効率的に得ることができるた
め、電源電圧の低電圧化によるバッテリー数削減や長寿
命化及び省電力化を非常に簡単な回路構成で達成できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】第1の実施例の動作説明のための波形図であ
る。
【図3】第1の実施例の動作説明のための波形図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図5】第2の実施例の説明のための波形図である。
【図6】本発明の第3の実施例の回路図である。
【図7】本発明の第4の実施例の回路図である。
【図8】従来のLED駆動回路の回路図である。
【図9】LEDの電流電圧特性の説明図である。
【符号の説明】
1a,1b LED 20 駆動回路 TR2,TR3 トランジスタ L1 ,L2 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−119083(JP,A) 特開 平3−172015(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/78

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のデジタル変調信号が駆動信号とし
    て供給されているスイッチング手段と、 該スイッチング手段とその駆動電源の間に設けられてい
    るインダクタンスと、 上記スイッチング手段と上記イン
    ダクタンスの交点に接続されている発光ダイオードとを
    備え、 該発光ダイオードの出力光が上記変調信号に基づいて変
    調されるように構成されていることを特徴とする 駆動回
    路。
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