JPS58182133A - 円形磁気記録材料の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、円形磁気記録材料が、非磁性支持材料とその
上に両側に塗られた磁気層から成り、この磁気層が、重
合体結合剤中に細かく分散した異方性磁気粒子を含み、
その際これら粒子が、磁気層の同化中に配向磁界を加え
ることくよって円形に配向される、円形磁気記録材料の
製造方法に関する。

公知のように磁気メモリディスクは、中心に適当な保持
および駆動手段を収容するため同心切欠きを備えたアル
ミニウムまたはアルミニウム合金製円板に、１合体結合
剤中に細かく分散した磁化可能な材料を含む分散液を量
り、続いてこの被覆を乾燥させ、固化し、かつ続いて研
摩するようＫして作られる。被模のためいわゆるスピン
コーティング法は特に優れており、その際支持円板は回
転させられ、かつ被覆混合物が量られ、このことは、例
えば米国％軒第３１９８６５７号明細書に記載されてい
る。磁気層を塗る別の公知の方法は、支持円板を被覆混
合液に浸すかまたは混合物を散布することによって行わ
れる。

可撓支持材料をベース処したメモリディスクは、連続し
た帯状フィルムに磁気分散層を備え、層を乾燥し、かつ
町ｍ磁気ディスクを押抜くようにして大雪に作られる。

しかしながら可憐媒体においても、特に磁気層品質に高
度な要求が線される場合、前記スピンコーティング法、
浸漬または散布法によって個別被覆を行うことができる
。

公知のように％に２酸化クロクおよびガンマ酸化鉄（１
）を使用した際針状である磁化可能な粒子を配向した場
合、磁気記録担体の記憶特性を改善向をなし、この長軸
は、均一磁界によって予定の記録方向および担体表面に
対して平行に向けられている。均一な磁界は、通常永久
磁石または直流給電電磁石によって発生される直流磁界
であり、この磁界の磁力線は、記録方向および担体表面
に対して平行に延びている。粒子の配向を改善するため
同時に交番磁界を使用することも、すでに開示されてい
る（ドイツ連邦共和国特許出願公告第１１１８４８３号
明細書〕。

米１３ｉ１％許第３１７６２８１号明細書に記載された
ようなディスク状磁気記録担体な利用する際、情報は同
心円トラックに記録される。異方性粒子の配向によって
記録方向の残留磁気を増加する、テープ状紀録担体によ
り公知の利点をディスク状配縁媒体にも転用しようとす
る場合、磁気粒子を記録ディスクの回転軸線の接線方向
に向けなければならないので、ここで通常の方法および
装置は不適当である。

円形記録ディスクの中心に−直に取付けた導体によるリ
ング状磁界の発生は、接線方向における磁気粒子の均一
な配向には適していない。なぜなら磁界の強さは、外方
に向つ℃大幅に低下し、それにより内側トラックの配向
は外側トラックのものとは相違してしまうからである。

ドイツ連邦共和国特許出願公＃１ＪＩＩ　１９５２６２
７号明細書に１表面に磁気異方性鋼コバルト層を蒸着し
た磁気ディスクスタックの製造装置が開示されている。

この装置は、複数の面によって区切られた磁束横断面を
含み、その際記録担体は、磁束横断面の区切られていな
い側からこの中に挿入されかつ取出される。しかしドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第１９５２６２７号明細書に
示された装置は、ディスクを挿入するため全ディスク面
に相当する横断面が導体によって区切られてはおらず、
従って磁界の発生には利用されず、その結果合成磁界の
不均一性のため表面層と下層の異った配向が生じる、と
いう欠点を有する。

まだ固化しない被覆を有する支持円板を電流導体の平行
な２つの面の間に挿入することもずでに提案されており
、その際電流導体は、支持円板の両側において支持円板
面に対して平行に、内側円板部分から半径方向に外側円
板境界へと通じるように配置されており、かつ両方の面
に通された電流導体において逆向きになった電流方向に
よって、磁界が発生され、この磁界の中心面内に前記支
持円板が置かれ、それにより円板面の磁気異方性粒子は
、円板面に対して垂直な回転軸線に関する接線方向に向
けられ、かつ乾燥によって固定される（ドイツ連邦共和
国特許出願公開＄Ｉ２４３５０９６号明細書）。同様に
異方性磁気粒の円形配向を行うため、ドイツ連邦共和国
特許第２３５７５１７号明細書に記載された方法を利用
することができる。その際まだ液状の磁気層に、２対の
それぞれ同極性の磁極の間の対称面内に形成された磁界
が作用する。

磁気記録担体における記憶密度がますます高くなる磁気
記憶技術の進歩によれば、紀鍮技術の原則に基づいて磁
気層厚をますます減少することが必要である。一方にお
いてトラック間隔の減少によりかつ他方において線上記
録密度の増加により単一情報（ビット〕のための記憶面
積は減少し、一方それに比例して誤り率は増加する。層
厚はぼ１μｍｓ　　トラック＠２５μ園およびビット長
さ５μｍの今日・の記録担体では、顕微鏡的に小さな穴
（ピンホール）のような磁気層の極めてわずかな不規則
性によってすでに誤り、すなわちデータ記憶における電
磁欠陥位置が生じるので、磁気層の均一性は極度に高く
なければならない。磁気層を形成する成分の組成の整合
と分散および塗付技術の改善によって、配向を行わない
記憶層では課された要求はかなりの程度まで満たされる
が、このことは、公知の方法で試みる限り、異方性磁気
粒子な円形に配向すること罠は成立たない。

それ故に本発明の線層は、支持円板上に塗られた異方性
磁気粒子をまだ固化しない層内に分散して記録方向に、
すなわち円形に配向し、かつ同時に非常忙薄い層におい
ても極めて高度な層品質を得ることができる方法を提供
するととくある。

まだ液状の分散層における異方性磁気粒子の配向が、０
からゆっくりと磁気粒子の保磁力磁界強度以上の値まで
増加する直流磁界によって行われる場合、異方性磁気粒
子、重合体結合剤、有機溶媒および通常の添加物を含ん
だ分散液を円形の非磁性支持円板上に塗り、配向を行う
直流磁界を作用させて分散層内の異方性粒子を支持円板
の面に対して平行にかつ支持円板の１ｉｒＫ垂直な回転
軸線に対して接線方向に配向し、被覆を固体磁気層に変
化させ、かつ場合によっては続いて磁気層を研摩するこ
とＫより、円形磁化容易方向を持った円形磁気記録材料
が、所望の特性を持つように製造可能であるとわかった
・。

従って配向を行５直流磁界は、すぐＫａ磁気粒子配向に
最適な磁界強度値にされるのではなく、０から出発して
ゆっくりと、磁気粒子の保磁力磁界ＩＪｉ度の１ないし
７倍以上の値まで、特に保磁力磁界強度の２ないし４倍
にまで増加されるということが本発明にとって重要であ
る。３ないし６０秒の磁界上昇期間は、一般に溶媒の蒸
発によって層内粒子がもはや動けなくなる程度に液状被
覆が固化する期間によって決まる。通常磁界上昇段階に
ははぼ１５秒の期間で十分であり、それに続いてさらに
１５秒、層の同化が始まるまで厳終磁界強度を維持する
。この時間は、場合によっては加熱空気または赤外ｍ照
射器のような特別の乾燥法を利用すればさら罠短くとも
よい。

本発明による方法を実施する除法のことは％に有利であ
るとわかった。すなわち磁気粒子の配向を始める時点か
ら、従って磁気顔料の保磁力磁界強度よりわずかに小さ
い時、およびはとんどの顔料が配向される関に、従って
ｍ科保磁力蝿界彊度の範囲において、磁界強度をゆっく
りと直重的に上昇させる。はとんどの磁気粒子が配向さ
れている場合、この時点以後保磁力磁界強度のところま
で磁界は一層迅速に上昇してもよい・ ７工ロ磁性粒子の配向は次のようにして行うと有利であ
る。すなわちまだ固化しない磁気被覆を有する支持円板
は、リング状磁界を生じる装置に挿入され、かつ磁界は
、コイル電流の増加によってゆっくりと強められる。相
応した装置は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第
２４３５０９６号明細書に示されている。

ゆっくりと上昇する磁界中で粒子の配向を行う別の可能
性は次の点にある。すなわちまだ固化しない被覆を備え
た支持円板な、記録方向に対して平行に配置された電磁
石の磁界のところに通し、または磁石対の磁界の間を通
って回転させ、その際ここでも磁界の増強は、コイル電
流の増大によって制御される。このような方法および相
応した装置は、ドイツ連邦共和国特許第２３５７５１７
号明細書に開示されている。配向磁界の強さは、磁石か
ら被覆までの距離を介して調整してもよい−その際増強
する磁界は、磁石または１ｔＢ石対から出る磁界をまだ
液状の被覆を備えた回転支持円板に半径方向および／ま
たは軸線方向に供給することｋより発生される。

本発明による方法によれば、非常に多くの割合の磁気材
料を含む極度に薄い分散層を得ることができ、これら層
は、方向係数が大きい点で優れており、その際同時に磁
気層内の小さな傷または穴のような欠陥位置により品質
が低下することもない。磁気層の方向係数とは、配向方
向に沿った残留磁束とこれに対して横向きの残留磁束と
の比である。

次に例によって本発明による方法を説明し、かつ比較試
験によって公知技術に対する利点を示す。

例１ 長さ０．５μｍ、直径０．０８μｍおよび保磁力磁界強
度２４　”ｖ’ｒａの酸化鉄粒子をペース和した、通常
の磁気メモリディスクの製造のために使われる磁気分散
体を、通常のスピンコーティング法によって１４４イン
チアルミニウム持円板の両ｉｌＫｍ付する。

塗付したＩｉＩ後にドイツ連邦共和国特許出願公開第３
０１０８７３号明細書に１赦されたような配向磁石流磁
界を生じる。前記支持円板を６０　ｒ、Ｐ、閣、で連続
的に回転させながら磁界は、層の同化が始まるまでの２
０秒以内Ｋ　５０　ＫＶｍ　Ｋ増加される。磁気層を続
いて通常のように乾燥し、焼付けしかつ研摩した後に、
方向係数と職り指数を測定する。

そのため試験送り機＠ｔＣおいて信号欠落試験（ミスパ
ルステスト）を行う。そのためデータ試験ヘッドにより
磁束変化周波数２ｆが書込まれ、同時に胱堆られる。誤
りとして、振幅平均値の６０−よりも小さな振幅のそれ
ぞれの読取り信号が評価される。

測定結果は表に示されている。

比較試験Ａ 例１と同様に処理を行うが、配向磁界は、投入と共に完
全な値、５０　Ｋ４／ｍ　Ｋなる。測定結果は表に示し
た。

比較試験Ｂ 支持円板の被債は例１に示すように行われる。

被覆した支持円板を回転しながら揮発性溶媒の一部を蒸
発させ（滞在時間１０秒］、それから５０　ＫＡ／ｗｍ
の配向磁界が投入され、その際円板は、層が固化するま
で引続き回転している。ｆ＆続処理は、例１に示したよ
う紀行われる。測定結果は、表に示したＯ 例２ 例１に示したものと同様に処理されるが、記録担体の被
覆のため、長さ０．６μ馳、直径０．１岸鵬および保磁
力磁界強度３５　Ｋ＾／ｍのＣｒＯＨ粒子を含む磁気分
散体を使用する。Ｃｒｙ＠頗科の保磁力磁界強度罠相応
して配向磁界は、０から始めて２０秒以内に７０　ＫＡ
／ＩＩまで上昇される。測定結果は表に示した。

比較試験Ｃ 例２に示すように処理されるが、配向磁界は、投入と共
Ｋ　７０　Ｋｌｙ’ｍの完全な値にされる。測定結果は
表忙示した◎ 比較試験り 支持円板の被覆は例２に示すように行われる。

被覆した支持円板を回転しながら連発性Ｓａの一部をＪ
Ｉｋ発させ（１’ｌ在時間１０秒）、それから７０　Ｋ
Ｖ腸の配向磁界が投入され、その際円板は、層が固化す
るまで引続き回転している。後続処理は、例２に示すよ
うに行われる。一定結果は表に示した。

見 ＊　１　　　　　２．８　　　　　　２比較試験ム　　
２．８　　　　　　８３比較試験Ｂ　　　２．１　　　
　　　４例２　　　　３．２　　　　　０ 比較試験Ｃ３，２４５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （す異方性磁気粒子、重合体結合剤、有機溶媒および通
   常の添加物を含んだ分散液を円形の非磁性支持円板上Ｋ
   Ｉ１１す、配向を行う直流磁界を作用させて分散層内の
   異方性粒子を支持円板の面に対して平行にかつ支持円板
   の面に垂直な回転軸ｍ忙対して接線方向に配向し、被覆
   を固体磁気層に変化させ、かつ場合によっては続いて磁
   気層を研摩することにより、円形磁化容易方向を持った
   円形磁気記録材料を製造する方法において、 まだ液状の分散層における異方性磁気粒子の配向が、Ｏ
   からゆっくりと磁気粒子の保磁力磁界強度以上の値まで
   増加する直流磁界によって行われることを特徴とする円
   形磁気記録材料の製造方法。 （２）配向を行う直流磁界が、被覆した支持円板を回転
   させる間に３ないし６０秒以内に、０から層内に存在す
   る磁気粒子の保磁力磁界強度の１ないし７倍以上の値ま
   で増加する、特許請求の範囲第１項記載の方法。 （２）上昇する電流を流したリングコイルによって磁界
   が発生され、このリングコイルの磁束横断面内に、まだ
   固化しない磁気分散層を有する支持板が挿入される、特
   許請求の範囲第１項記載の方法。 （４）磁界が、配向過程の間離気分散層に対して一定間
   隔を置いて配置されかつ上昇電流を流した電磁石または
   電磁石対によって発生され、またまだ固化しない層を有
   する支持体が回転方向忙動かされる、特許請求の範囲第
   １項記載の方法。 （５）上昇磁界が、磁気層の方に磁石または磁石対の位
   置を変化して発生され、またまだ固化しない層を有する
   支持体が回転方向に動かされる、特許請求の範囲第１項
   記載の方法。