JPS5817932Y2 - 押圧シリンダの安全装置 - Google Patents

押圧シリンダの安全装置

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Publication number
JPS5817932Y2
JPS5817932Y2 JP7497077U JP7497077U JPS5817932Y2 JP S5817932 Y2 JPS5817932 Y2 JP S5817932Y2 JP 7497077 U JP7497077 U JP 7497077U JP 7497077 U JP7497077 U JP 7497077U JP S5817932 Y2 JPS5817932 Y2 JP S5817932Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
safety device
frame
pressure cylinder
pin
Prior art date
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Expired
Application number
JP7497077U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS543433U (ja
Inventor
五十嵐高
山本武憲
片山望
Original Assignee
井関農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 井関農機株式会社 filed Critical 井関農機株式会社
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Publication of JPS543433U publication Critical patent/JPS543433U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はフレームに枢着したリンクを広い角度範囲に
わたって効率良く回動させるべくフレームに枢着された
構造のシリンダにおけるピストン突出長さの規制を目的
とする安全装置に関するものである。
作業機構の例えば作動リンクをピストンの出入移動動作
によって回動動作する装置において、ピストンの出入ス
トロークが過大となると作業機構に過大な力が加わって
破損の原因となることがある。
そしてかかるトラブルを防止するために、ピストンにス
トッパを設けて、このストッパがシリンダ内壁に衝突す
るように構成したものが一般に使用されているが、シリ
ンダとピストンを%別な形状としなげればならない不利
がある。
そこでこの考案においては、作業機構の作動リンクをピ
ストンに連結している押圧シリンダと規制板を共にフレ
ームに枢着し、この規制板に設げた規制部がピストンの
突出長さを規制できるように構成して、押圧シリンダと
そのピストンには何すの加工の必要もなく、規制板をた
だ枢着する簡単な構成によってピストンの過大な突出を
規制してその突出時の衝撃が作業機構には伝わることの
′ないように工夫したものである。
そして具体的構造の1例を図示の如き、トラクターの前
後軸間における機体フレームかう下方へ上下伸縮自在に
設けた草刈装置に適用する実施例にもとづいて説明すれ
ば、押圧シリンダ1の1端に形成したボス部1aをフレ
ーム2に設けたコ字状の枢着圧2aに嵌挿してピン3に
てボス部1aを枢着圧2aに枢着し、1端に長孔4aを
穿孔した規制板4の他端はピン3に遊嵌係止してこの規
制板4は抑圧シリンダ1とそのピストン6に沿わせた曲
折形状とする。
そして3角形状の作動リンク7の1つの頂角附近をフレ
ーム2に支点ピン8にて枢着し、規制板4とピストン6
との間に位置せしめたこの作動リンク7の支点ピン8に
近い頂角附近に挿通したピン9をピストン6と長孔4a
に挿通し、支点ピン8に最も遠い頂角附近に1端を固着
した補強板10の他端はピストン6を挾んで作動リンク
7とは反対側に延設してピン9に挿通することにより、
作動リンク1を常に規制板4と平行に保持し、ピストン
6を第1図の実線にて示した引込位置から突出せしめれ
ば、長孔4a内を滑動するピン9は同図の2点鎖線で示
したように作動リンク7を回動させて長孔4aの終端に
よって形成される規制部に当接することになり、このよ
うにピストン6の突出長さが規制されることになる。
そしてこのように構成した安全装置のフレーム2を第3
図のようにトラクターの前輪11と後輪12の間におけ
る機体フレーム13に取付ボルト孔2b、2c・・・を
用いて取付け、水平面内にて回転するカッター14を下
端に備えた草刈装置15を支架しているX形のリンク1
5,17のうち、1のリンク16の上端はピン3に近接
してフレーム2に枢着し、又、残るリンク11の上端は
作動リンクIの支点ピン8に最も遠い頂角附近に設げた
ピン孔7aに枢着し、ピストン6を引込めればX形のリ
ンク15.17は下方に伸張してカッター14が地表面
に接近して草刈作業が行われることになり、又、この状
態からピストン6を突出せしめれば作動リンク7は支点
ピン8を中心に上方へ回動してリンク16.17の上端
は互に間隔が拡大するため、カッター14は持上げられ
て地表面から遠去ることになる。
そしてこのピストン6の突出動作は、上述のようにピン
9が規制板4の長孔4a終端に当接することにより、所
定位置に規制されることになる。
この考案に係る押圧シリンダの安全装置は上述のように
フレーム2に枢着した規制板4の規制部によってピスト
ン6の突出長さを規制するように構成したので、規制板
4をフレーム2に枢着する簡単な構造によってピストン
6の過大な突出を規制してその突出時の衝撃が作業機構
には伝わらないことになって、作業機構を保護できたも
のであり、従来の安全装置のように押圧シリンダとピス
トンに規制部を設けるなどの複雑な構造をこの考案では
不要となったのであり、しかも、規制板4は容易に取替
えできるので、ピストン6の突出長さの変更もきわめて
容易である。
そして又、規制板4は常に押圧シリンダ1に沿って回動
できるため、押圧シリンダ1の回動角度の大小にかかわ
りなくピストン6の抑止動作を常に確実に行い得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る抑圧シリンダの安全装置の正面
図、第2図はその平面図、第3図はこの考案を草刈装置
に適用した実施例を示すトラクタの側面図である。 符号説明、1−・・押圧シリンダ、1a・・・ボス部、
2・・・フレーム、2a・・・枢着座、2b、2c・・
・取付ボルト孔、3,9・・・ピン、4・・・規制板、
4a・・・長孔、6・・・ピストン、7・・・作動リン
ク、7a・・・ピン孔、8・・・支点ピン、10・・・
補強板、11・・・前輪、12・・・後輪、13・・・
機体フレーム、14・・・カッター、15・・・草刈装
置、16.17・・・リンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作業機構の作動リンク7をピストン6に連結シている抑
    圧シリンダ1と規制板4を共にフレーム2に枢着し、こ
    の規制板4に設げた規制部がピストン6の突出長さを規
    制するように形成してなる抑圧シリンダの安全装置。
JP7497077U 1977-06-10 1977-06-10 押圧シリンダの安全装置 Expired JPS5817932Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7497077U JPS5817932Y2 (ja) 1977-06-10 1977-06-10 押圧シリンダの安全装置

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JP7497077U JPS5817932Y2 (ja) 1977-06-10 1977-06-10 押圧シリンダの安全装置

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Publication Number Publication Date
JPS543433U JPS543433U (ja) 1979-01-10
JPS5817932Y2 true JPS5817932Y2 (ja) 1983-04-12

Family

ID=28988991

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7497077U Expired JPS5817932Y2 (ja) 1977-06-10 1977-06-10 押圧シリンダの安全装置

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JP (1) JPS5817932Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124007Y2 (ja) * 1980-03-17 1986-07-18
JPS6170905A (ja) * 1984-09-13 1986-04-11 ヤンマーディーゼル株式会社 農用トラクタ−の前部作業機装着装置
CA1260882A (en) * 1984-12-10 1989-09-26 Pace Incorporated Fused eyeletting machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS543433U (ja) 1979-01-10

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