JPS6040685Y2 - トラクタ−の前作業機取付枠体 - Google Patents

トラクタ−の前作業機取付枠体

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Publication number
JPS6040685Y2
JPS6040685Y2 JP1979178774U JP17877479U JPS6040685Y2 JP S6040685 Y2 JPS6040685 Y2 JP S6040685Y2 JP 1979178774 U JP1979178774 U JP 1979178774U JP 17877479 U JP17877479 U JP 17877479U JP S6040685 Y2 JPS6040685 Y2 JP S6040685Y2
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JP
Japan
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attached
mounting frame
frame
stay
front axle
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979178774U
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English (en)
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JPS5696166U (ja
Inventor
信雄 藤田
Original Assignee
井関農機株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5696166U publication Critical patent/JPS5696166U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、トラクターの前作業機取付枠体に関し、バ
ンドルを切って機体を回向する際に前輪の左右への切れ
を阻害しないとともに、フロンドロ=ダ等の前作業機を
確実堅固に支持できる取付枠体を提供せんとするもので
ある。
従来、この種の取付枠体は機体側部に沿わせて設けられ
たフロントフレーム7とこのフレーム7の前部ヲ支持ス
るフロントステー9と機体前部を保護するプロテクター
10とからなり、このフロントステー9はアクスルブラ
ケット4上の、フロントアクスル6より斜上前方に位置
する部位に取りつけられていた。
しかるに、このような構成では作業中に機体を回向する
ために、バンドルを切って前輪を左右に切ると左右の前
輪5,5のいずれか一方の前輪5の内側前部がフロント
ステー9に接触して前輪5.5の切れ角を十分とること
ができず、また前輪5,5の切れ角を十分とろうとする
と前輪5゜5の轍間距離を大きくすることになり、上記
いずれの場合でも回向半径を大きくしてしまいトラクタ
ーの回向性を悪くしてしまう。
そして、作業中にはフロントフレーム7を介してフロン
トアクスルブラケット4のフロントアクスル6よりも前
方側に加わる大きな曲げ力はフロントアクスル6よりも
後方側のフロントアクスルブラケット4の取付基部側に
反力を発生させるために、その反力によって上記取付基
部側であるエンジン1との合わせ面あるいはエンジン1
のクランクケースが割れるといった問題を引き起こして
いた。
このような問題に対処するため従来は、第4図に示すよ
うにフロントフレーム7とアクスルブラケット4との間
にミツドブラケット20のような補強部材を必要として
いたのである。
この考案は、構成簡易にして廉価に製造でき、かつ堅牢
強固に支持できる前作業機取付枠体を提供せんとするも
のであって、以下の如き技術的手段を講じた。
即ち、前輪5,5を支持するフロントアクスル6をエン
ジン前部のフロントアクスルブラケット4に揺動自在に
支持して設け、フロントアクスル6の略真上に位置する
フロントアクスルブラケット4の横側部位から上方ヘス
チー9を立上らせて設け、このステー9には、その後部
が機体側部に取りつけられているフロントフレーム7の
前部ヲ取りつけたことを特徴とするトラクターの前作業
機取付枠体の構成とする。
以下、図面に基づいて、この考案の一実施例を説明する
まず、考案の構成について説明する。
1は、トラクター2の機体3前部に取付けたエンジンで
、このエンジン1の前部には、前方に突出するようにフ
ロントアクスル・ブラケット4を取付け、該フロントア
クスル・ブラケット4のエンジンに近接した後部には、
左右に前輪5,5を取付けるフロントアクスル6を、左
右横方向へ揺動できるように支持している。
7は、フロントフレームで、該フロントフレーム7の後
部は、機体2の中間部横側部に取りつけられているブラ
ケット8に取付け、また、フロントアクスル6に略真上
に位置するフロントアクスルブラケット4の横側部位か
らフロントステー9を上方へ突出するように取付け、該
フロントステー9の上部で、フロントフレーム7の前部
を支持している。
フロントアクスル・ブラケット4におけるフロントステ
ー9の支持部より前方部位には、トラクター2の前部を
保護するプロテクター10を取付けている。
そして、このフロントフレーム7には、フロントローダ
−11等の前作業機を取付けている。
なお、12は、フロントローダ−11を操作する油圧バ
ルブ、13は、ノ)ンドル、14は、キャビン、15.
15は後輪である。
上側における前作業機取付枠体は、フロントフレーム7
の前方への突出長さを短くして、フロントアクスルブラ
ケット4におけるエンジン1に近接したフロントアクス
ル6の支持部の略真上に取付けられているフロントステ
ー9を介して該フロントフレーム7の前部を支持してい
るので、フロントフレーム7を補強するための従来装置
では必要としたミツド・ブラケットのようなものは全く
必要とせず、フロントアクスル6の支持部の略真上に取
りつけられたフロントステー9はフロントフレーム7の
前端部に掛かる大きな曲げ力を支えることができるとと
もに、ハンドル13の回動操作にともなう前輪5,5の
左右への切れ角を設定するうえで都合のよい位置にある
要するに、この考案は前記の如く構成したものであるか
ら、フロントローダ−等の前作業機をトラクター2の機
体前部に装着して運搬作業等を行なう際にフロントフレ
ーム7に作用する大きな曲げ力に起因し、フロントアク
スル6の略真上に位置するフロントステー9を介してフ
ロントアクスルブラケット4に加わる荷重は左右の前輪
5,5で受は止められることによって、その荷重による
フロントアクスルブラケット4の取付基部側における反
力の発生を大略防止することができ、これによって、フ
ロントアクスルブラケット4の取付基部側であるエンジ
ン1との合せ面あるいはエンジン1のクランクケースが
破損してオイル漏れを起こすことを防止するとともに、
ハンドル13の回動操作にともなう前輪5,5の左右へ
の切れ角も十分とることができて従来のものの問題を解
消することができる。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図乃至第3図は、この考案の実施例を示すも
ので、第1図は、側面図、第2図は、要部の側面図、第
3図は、斜視図、第4図は、従来装置を示す要部の側面
図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前輪5,5を支持するフロントアクスル6をエンジン1
    前部のフロントアクスルブラケット4にm動自在に支持
    して設け、フロントアクスル6の略真上に位置するフロ
    ントアクスルブラケット4の横側部位から上方へフロン
    トステー9を立上らせて設け、このフロントステー9に
    は、その後部が機体側部に取り付けられているフロント
    フレーム7の前部を取りつけたことを特徴とするトラク
    ターの前作業機取付枠体。
JP1979178774U 1979-12-25 1979-12-25 トラクタ−の前作業機取付枠体 Expired JPS6040685Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979178774U JPS6040685Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 トラクタ−の前作業機取付枠体

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JP1979178774U JPS6040685Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 トラクタ−の前作業機取付枠体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5696166U JPS5696166U (ja) 1981-07-30
JPS6040685Y2 true JPS6040685Y2 (ja) 1985-12-09

Family

ID=29689294

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979178774U Expired JPS6040685Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 トラクタ−の前作業機取付枠体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52160201U (ja) * 1976-05-29 1977-12-05

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JPS5696166U (ja) 1981-07-30

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