JPS58177445A - Ni−Cr合金の熱処理法 - Google Patents
Ni−Cr合金の熱処理法Info
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- JPS58177445A JPS58177445A JP5963982A JP5963982A JPS58177445A JP S58177445 A JPS58177445 A JP S58177445A JP 5963982 A JP5963982 A JP 5963982A JP 5963982 A JP5963982 A JP 5963982A JP S58177445 A JPS58177445 A JP S58177445A
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- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、Crを含有するN、基合金、特に20%以上
のCrを含有するN基合金の耐応力腐食割れ性を改善す
る丸めの熱処理法に関する。
のCrを含有するN基合金の耐応力腐食割れ性を改善す
る丸めの熱処理法に関する。
Crt含有するNi基合金は、元来、耐応力腐食割れ性
にすぐれた材料である。それ故、加圧水盤原子炉の蒸気
発生器管のように極度に応力腐食割れを嫌う部品には、
ム1loy 600 (751GNt、 15嘩Cr、
8嗟F・)等の高CrのNi基合金が使用されている。
にすぐれた材料である。それ故、加圧水盤原子炉の蒸気
発生器管のように極度に応力腐食割れを嫌う部品には、
ム1loy 600 (751GNt、 15嘩Cr、
8嗟F・)等の高CrのNi基合金が使用されている。
ところが上記A11oy600であっても、蒸気発生器
管に使用する場合使用条件如何では応力腐食割れを生じ
る場合がある。
管に使用する場合使用条件如何では応力腐食割れを生じ
る場合がある。
この応力腐食割れは、およそ、引張応力の存在、使用す
る環境条件に由来する要因、および材料自体の要因の3
要素が揃ったときに発生するのであり、その1要素でも
完全に除去すれば、この割れは防止できるものである。
る環境条件に由来する要因、および材料自体の要因の3
要素が揃ったときに発生するのであり、その1要素でも
完全に除去すれば、この割れは防止できるものである。
しかし、例えば上記の蒸気発生器に使用する場合には、
その表面研磨および曲げ加工による残留応力、また原子
炉運転時の熱応力等による引張応力は不可避なものであ
る。さらに使用環境に起因する要因についても、使用す
る蒸気発生器用水に非常に厳格な水質管理を行なってい
るが、それにもかかわらずそのような要因を完全に排除
できるとはいい薙い。
その表面研磨および曲げ加工による残留応力、また原子
炉運転時の熱応力等による引張応力は不可避なものであ
る。さらに使用環境に起因する要因についても、使用す
る蒸気発生器用水に非常に厳格な水質管理を行なってい
るが、それにもかかわらずそのような要因を完全に排除
できるとはいい薙い。
従って応力腐★割れの防止は、材料の特性自体を改善し
応力g食割れ感受性を下げることが最善の方法である。
応力g食割れ感受性を下げることが最善の方法である。
ところが、Crk含有する高Ni合金では、Ni量およ
びC4が増加するにつれて、特に(”/z Ni+Cr
)≧50のとき、Cの固f#度は著しく小さくなるた
め、精錬過程でC含有量を可能なかぎゃ低下させても、
後の熱処理工程でCr炭化物が主として結晶粒界に析出
および偏析するため、その結晶粒界の近傍において肖の
欠乏層が形成され、その部分の耐食性が劣化する0粒界
型応力腐食割れの原因はこのようなCr欠乏層の形成に
あるものと考えられるから、その防止策としては、Cr
炭化物の析出を防止するか、あるいは一旦生成し九Cr
欠乏層を消去するかの2つの方法が考えられる。
びC4が増加するにつれて、特に(”/z Ni+Cr
)≧50のとき、Cの固f#度は著しく小さくなるた
め、精錬過程でC含有量を可能なかぎゃ低下させても、
後の熱処理工程でCr炭化物が主として結晶粒界に析出
および偏析するため、その結晶粒界の近傍において肖の
欠乏層が形成され、その部分の耐食性が劣化する0粒界
型応力腐食割れの原因はこのようなCr欠乏層の形成に
あるものと考えられるから、その防止策としては、Cr
炭化物の析出を防止するか、あるいは一旦生成し九Cr
欠乏層を消去するかの2つの方法が考えられる。
蒸気発生器管のごとき製品においては、900℃以上の
温度での軟化熱処理が施されるのが普通である。かかる
温度領域からの冷却途上でのCr炭化物の析出を防止す
るKは、冷却速度を大きく量る以外に方法がないが、工
業的に達成しうる冷却速度でcr炭化物の析出を完全に
防止することは開離である。
温度での軟化熱処理が施されるのが普通である。かかる
温度領域からの冷却途上でのCr炭化物の析出を防止す
るKは、冷却速度を大きく量る以外に方法がないが、工
業的に達成しうる冷却速度でcr炭化物の析出を完全に
防止することは開離である。
一方、すでにCr炭化物が析出した材料を所定温度で長
時間加熱することによって、一旦生成したCr欠乏層に
その周辺からのCrの拡散を促し、Cr欠乏層を修復す
る方法は、N1基合金の耐応力腐食割れ性の向上に有力
な方法であるが、たとえば700℃で15時間以上を要
するというように処理時間□ が長大とな夛生産性が悪いという難点がある。
時間加熱することによって、一旦生成したCr欠乏層に
その周辺からのCrの拡散を促し、Cr欠乏層を修復す
る方法は、N1基合金の耐応力腐食割れ性の向上に有力
な方法であるが、たとえば700℃で15時間以上を要
するというように処理時間□ が長大とな夛生産性が悪いという難点がある。
本発明は、基本的には前記第2の方法、すなわち、一旦
生成したCr欠乏層を修復して、耐応力腐食割れ性を向
上させる方法であって処理時間を大巾に短縮し、生産能
率の著しい向上を可能にする方法を提案するものである
。
生成したCr欠乏層を修復して、耐応力腐食割れ性を向
上させる方法であって処理時間を大巾に短縮し、生産能
率の著しい向上を可能にする方法を提案するものである
。
ここに本発明は、
C: 0.159G以下、 Si: t、o*S以
下Mn: 1−0 %以下、 P : 0.03
0−以下。
下Mn: 1−0 %以下、 P : 0.03
0−以下。
S:0.030%以下、 Cr: 25〜35’j以
上。
上。
Ti: 0−01〜1.0% 、 Fe: 6.0〜
10.0 vI。
10.0 vI。
さらに所望によシAI0.01−1.011゜残部付随
不純物を含むN1から成シ、Cr欠乏層が生じ九Ni−
Cr合金を800〜875℃に加熱し、引き続いて添伺
図面のグラフ上の点ム(0,1,750)、!1(2,
5、750)、C(60、600)およびDcu600
)の各点で囲まれる範囲内の条件でさらに加熱処理を行
なうことを特徴とする、耐応力腐食割れ性を改善するN
i −Cr合金の熱処理法である。
不純物を含むN1から成シ、Cr欠乏層が生じ九Ni−
Cr合金を800〜875℃に加熱し、引き続いて添伺
図面のグラフ上の点ム(0,1,750)、!1(2,
5、750)、C(60、600)およびDcu600
)の各点で囲まれる範囲内の条件でさらに加熱処理を行
なうことを特徴とする、耐応力腐食割れ性を改善するN
i −Cr合金の熱処理法である。
上記の800〜875℃での加熱は好ましくは10〜6
0分間行なわれ、また本発明の加熱処理に先立ってNi
−Cr合金の900℃以上での最終焼−鈍が行なわれ
るのであれば、かかる熱II&履後OII冷に際して8
00〜875℃Oa直領域を18分間以上かけて徐冷す
ることによって、上記0800〜875℃の加熱を行な
ってもよい。
0分間行なわれ、また本発明の加熱処理に先立ってNi
−Cr合金の900℃以上での最終焼−鈍が行なわれ
るのであれば、かかる熱II&履後OII冷に際して8
00〜875℃Oa直領域を18分間以上かけて徐冷す
ることによって、上記0800〜875℃の加熱を行な
ってもよい。
本発明において合金の組成範囲を上記のように制限し九
理由は次の通シである。C: C:Cは耐応力腐食割れ性に有害な元素であるため、本
発明にあつヤはC量を0.15 S以下とする。
理由は次の通シである。C: C:Cは耐応力腐食割れ性に有害な元素であるため、本
発明にあつヤはC量を0.15 S以下とする。
81、Mu:これらはいずれも脱酸元素であり、それC
r: Crは耐食性向上に必須の元素であ夛、25−未
満では本発明において要求される程度の耐食性が確保さ
れない。一方、35チを越えると、熱間加工性が著しく
劣化する。よって、本発明ではCr含有量を25〜35
1gに制限する。
r: Crは耐食性向上に必須の元素であ夛、25−未
満では本発明において要求される程度の耐食性が確保さ
れない。一方、35チを越えると、熱間加工性が著しく
劣化する。よって、本発明ではCr含有量を25〜35
1gに制限する。
p 、 s :’これらの元素は一般に熱間加工性を害
するが、o、o s o−以下では熱間加工性に何ら実
質的な作用を及ぼすことがないため、本発−ではそれぞ
れo、oso−以下に限定する。 。
するが、o、o s o−以下では熱間加工性に何ら実
質的な作用を及ぼすことがないため、本発−ではそれぞ
れo、oso−以下に限定する。 。
Fe : Feは熱間加工性を確保するために6.OS
以上の添加を必要とするが、10%を越えると酎負性の
低下が与られる。本発明ではFe 6.0 = 10−
に限定する。
以上の添加を必要とするが、10%を越えると酎負性の
低下が与られる。本発明ではFe 6.0 = 10−
に限定する。
Ti: Tiは0.Ol−以上添加することによって
熱間加工性を向上させるが、一方、1.011を越えて
添加してもその効果が飽和するため、Tiは0.01〜
1.0−とするO A/: A/は脱酸元素であ夛、本発明において添加
される場合、0.01嗟以上の添加を必要とするが、1
.0%を越えて添加すると合金の清浄度が低下する。
熱間加工性を向上させるが、一方、1.011を越えて
添加してもその効果が飽和するため、Tiは0.01〜
1.0−とするO A/: A/は脱酸元素であ夛、本発明において添加
される場合、0.01嗟以上の添加を必要とするが、1
.0%を越えて添加すると合金の清浄度が低下する。
Ni: Niは耐食性向上に有効な元素であ夛、峙に
NaOHを含む高温高圧水中アルカリ環境下における耐
応力腐食割れ性を向上させるためにNl≧S・チが必要
である。
NaOHを含む高温高圧水中アルカリ環境下における耐
応力腐食割れ性を向上させるためにNl≧S・チが必要
である。
上記合金組成を有するNi−Cr合金は950℃での完
全固溶を目的とした最終焼鈍地理を受け、これKよりC
r欠乏層が形成される。゛このようなCr欠乏層が形成
され九Ni−Cr合金には、零発@によれば次のような
2段の熱処理が施される。
全固溶を目的とした最終焼鈍地理を受け、これKよりC
r欠乏層が形成される。゛このようなCr欠乏層が形成
され九Ni−Cr合金には、零発@によれば次のような
2段の熱処理が施される。
すなわち、900℃以上での軟化熱処理、′)tシ最終
焼鈍によってCr欠乏層が形成されると、ひきつづいて
800℃〜875℃での熱処理(以下、第1段熱処理と
いう)を行なってもよいし、又、軟化熱処理後任意の冷
却速度で、一旦冷却された合金を再加熱して前記第1段
熱処理を行ってもよい。軟化熱処理にひきつづいて処理
する場合には、冷却途中、800〜875℃の温度領域
での冷却時間が10分以上となるように徐冷することに
よっても第1段熱処理と同じ効果が達せられる。
焼鈍によってCr欠乏層が形成されると、ひきつづいて
800℃〜875℃での熱処理(以下、第1段熱処理と
いう)を行なってもよいし、又、軟化熱処理後任意の冷
却速度で、一旦冷却された合金を再加熱して前記第1段
熱処理を行ってもよい。軟化熱処理にひきつづいて処理
する場合には、冷却途中、800〜875℃の温度領域
での冷却時間が10分以上となるように徐冷することに
よっても第1段熱処理と同じ効果が達せられる。
第1R熱処理の目的は炭化物をほとんど粒内で析出させ
若干粒界に析出させるためである。この処理温度が87
5℃を越える場合、むしろ粒界に炭化物が析出するため
にCr欠乏層の形成が促進され、一方、800℃未満で
は炭化物析出量が少ないため、その効果がない。第1段
熱処理の時間は10分以上、1時間以内とするのが望ま
しい。10分未満では第1段熱−理としての効果が少な
く、また1時間を越える加熱処理を行なっても長時間加
熱による効果が認められず、経済的にも不利である。
若干粒界に析出させるためである。この処理温度が87
5℃を越える場合、むしろ粒界に炭化物が析出するため
にCr欠乏層の形成が促進され、一方、800℃未満で
は炭化物析出量が少ないため、その効果がない。第1段
熱処理の時間は10分以上、1時間以内とするのが望ま
しい。10分未満では第1段熱−理としての効果が少な
く、また1時間を越える加熱処理を行なっても長時間加
熱による効果が認められず、経済的にも不利である。
第1段熱処理に引き続いであるいは一旦室温にまで冷却
してから、600〜75G”Cでの熱処理(以下、第2
段熱処理という)を行なう。第2段熱処理の目的は第1
R熱処還で生じたCr欠乏層を修復させることである。
してから、600〜75G”Cでの熱処理(以下、第2
段熱処理という)を行なう。第2段熱処理の目的は第1
R熱処還で生じたCr欠乏層を修復させることである。
この第2段熱処理の時間は加熱温度に大きく依存する。
すなわち高温側では短時間、低温側では長時間を要する
。添付図面は、この第2段熱処理の温度と時間との関係
を示すグラフである。
。添付図面は、この第2段熱処理の温度と時間との関係
を示すグラフである。
点A(0,1,750)、B(2,5,750)。
C(60,600)、D(0,5,600)を結ぶ線で
囲まれた斜線部が適正な処理条件である0実施例にもと
すいて後で詳述するように、直線ムDより短かい時間で
はCr欠乏層を修復させるのに十分でない丸め、割れ感
受性を高めている。直線BCより短時間側に限定した理
由は、これより長時間となると経済的にコストが高くつ
くからである。
囲まれた斜線部が適正な処理条件である0実施例にもと
すいて後で詳述するように、直線ムDより短かい時間で
はCr欠乏層を修復させるのに十分でない丸め、割れ感
受性を高めている。直線BCより短時間側に限定した理
由は、これより長時間となると経済的にコストが高くつ
くからである。
また、温度を600℃以上とし九のは600’C未満で
はCrの拡散が遅いため、Cr欠乏層を修復させるには
長時間を必要として経済的に不利であるからである。一
方、750℃を越えると使用中に再び鋭敏化されて、耐
応力腐食割れ性が悪くなるためである。
はCrの拡散が遅いため、Cr欠乏層を修復させるには
長時間を必要として経済的に不利であるからである。一
方、750℃を越えると使用中に再び鋭敏化されて、耐
応力腐食割れ性が悪くなるためである。
本発明にあっては、添付図面の点ム、B、CおよびDO
各点により囲まれ九領域内の条件下にSOO℃〜750
℃で0.1〜60時間保持する第2段熱処理を施すとす
ぐれ゛九耐応力腐食割れ性″が得られる6 Cr欠乏層
の量は、粒界腐食試験によって判定できるが、本発明で
は沸騰655G HNOsに48時間浸漬した後の試験
片の重量減(1/wlbr)によって腐食度を測定し、
Cr欠乏層の量を判定した。腐食速度が0.4M/11
1″hr以下であれば十分な修復がなされていると考え
る。
各点により囲まれ九領域内の条件下にSOO℃〜750
℃で0.1〜60時間保持する第2段熱処理を施すとす
ぐれ゛九耐応力腐食割れ性″が得られる6 Cr欠乏層
の量は、粒界腐食試験によって判定できるが、本発明で
は沸騰655G HNOsに48時間浸漬した後の試験
片の重量減(1/wlbr)によって腐食度を測定し、
Cr欠乏層の量を判定した。腐食速度が0.4M/11
1″hr以下であれば十分な修復がなされていると考え
る。
さらに本発明による熱処理法の実施例をもって、前記限
定理由およびその効果をさらに明らかにするO 実施例 第1表に合金組成を示す各種供試材を17時真空炉で溶
製し、得られ九鋳塊に従来法に従って鍛造、熱関圧弧そ
して熱処理を施してから301冷間加工し、最終焼鈍を
1000℃で行なった。得られた各供試材について第2
表に示す条件で第1段熱処理および第2段熱処理を行な
ってから各供試材から2−(厚さ)xto−(幅)xy
s”(長さ)の応力腐食割れ試験片を採攻し九。
定理由およびその効果をさらに明らかにするO 実施例 第1表に合金組成を示す各種供試材を17時真空炉で溶
製し、得られ九鋳塊に従来法に従って鍛造、熱関圧弧そ
して熱処理を施してから301冷間加工し、最終焼鈍を
1000℃で行なった。得られた各供試材について第2
表に示す条件で第1段熱処理および第2段熱処理を行な
ってから各供試材から2−(厚さ)xto−(幅)xy
s”(長さ)の応力腐食割れ試験片を採攻し九。
それらをオートクレーブ(高温高圧容器)を用いて32
5℃で、25 % Na0H(苛性ソーダ>**中で1
000時間の浸漬試験に供した。試験後、応力腐食割れ
の様さを顕微鏡で測定した。 ・得られた結果を第1段
および第2段熱処理条件とともに第2表に示す。
5℃で、25 % Na0H(苛性ソーダ>**中で1
000時間の浸漬試験に供した。試験後、応力腐食割れ
の様さを顕微鏡で測定した。 ・得られた結果を第1段
および第2段熱処理条件とともに第2表に示す。
次に、1000℃での最終焼鈍の際の徐冷時に875℃
から800℃までの温度領域を10分間以上かけて徐冷
することにより第1R熱処理に代えだときの、同様の結
果を第3表にそれぞれの熱処理条件とともにまとめて示
す。
から800℃までの温度領域を10分間以上かけて徐冷
することにより第1R熱処理に代えだときの、同様の結
果を第3表にそれぞれの熱処理条件とともにまとめて示
す。
第1表 (重量−)
第2表
以上の結果からも分かるように、まず第2表に示すよう
に、本発明の熱処理を施し丸ものの耐応力腐食割れ性は
従来によるものよ)も喪好である。
に、本発明の熱処理を施し丸ものの耐応力腐食割れ性は
従来によるものよ)も喪好である。
また、本発明の第1段熱処理条件を満しても、第2段熱
処理条件をはずれると耐応力肩食割れ性が悪くなる。
処理条件をはずれると耐応力肩食割れ性が悪くなる。
さらに、第3表からは875℃〜800″Ctでの冷却
時間が10分以上であるものの耐応力腐食割れ性は87
5℃〜800℃までの冷却時間の短いものよ)も優れて
いる。
時間が10分以上であるものの耐応力腐食割れ性は87
5℃〜800℃までの冷却時間の短いものよ)も優れて
いる。
第2表に示すデータのうち、800〜875”Cで10
〜60分間第1段熱魁埋し友ものを第2R熱処理条件(
加熱温度および保持時間)で整理して添付図面において
グラフにプロットして示す。
〜60分間第1段熱魁埋し友ものを第2R熱処理条件(
加熱温度および保持時間)で整理して添付図面において
グラフにプロットして示す。
点A、B、CおよびDで囲まれ九領域で示される条件で
第2段熱処理を行うことが必要であることが分かる。
第2段熱処理を行うことが必要であることが分かる。
添付図面は、応力腐食割れの最大割れ深さを第2段熱処
理の加熱温度および保持時間Kll達させて示すグラフ
である。
理の加熱温度および保持時間Kll達させて示すグラフ
である。
Claims (2)
- (1) C: 0.15−以下、81:1.0−以下
。 Mn: 1.0 m以下、 p:o、oso*以下
。 S : 0.030−以下、Cr:25−35%。 Tl: 0.01〜1−0 % 、Fe : 6.0−
10.0−。 さらに所望によりムj:o、01〜1G’ll。 残部付随不純物を含むNlから成1j、Cr欠乏層が生
じ7tNi −Cr合金を8110−1171CKJI
I熱し、さらに添付図面のダツ7上O点ム(0,1゜7
50)、B(2,5,750)、C(80゜600)お
よびp(o、s、aoo)of点で囲まれる範囲内の条
件でさらに加熱電層を行なう仁とを特徴とする、耐応力
腐食割れ性を改善するNi−Cr合金の熱処理法。 - (2)800〜875℃でO加熱を10〜60分間行な
う特許請求の範8第(1)項記載の方法◎(31800
〜875℃での加熱をwoo℃aoo最終焼鈍熱処理時
の徐冷処理として、800〜875℃の温度領域t−1
0分間以上かけて徐冷することにより行なう、特許請求
の範囲M(1)項または第(2)項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5963982A JPS58177445A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | Ni−Cr合金の熱処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5963982A JPS58177445A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | Ni−Cr合金の熱処理法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58177445A true JPS58177445A (ja) | 1983-10-18 |
Family
ID=13118988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5963982A Pending JPS58177445A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | Ni−Cr合金の熱処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58177445A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS6389650A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-20 | インコ、アロイス、インターナショナル インコーポレーテッド | ニッケル基合金製管状体およびその熱処理法 |
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WO2012121390A1 (ja) * | 2011-03-10 | 2012-09-13 | 三菱重工業株式会社 | 原子力機器用材料、蒸気発生器用伝熱管、蒸気発生器及び原子力プラント |
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-
1982
- 1982-04-12 JP JP5963982A patent/JPS58177445A/ja active Pending
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