JPS5817696B2 - 押湯を持つた鋳造用鋳型の製造方法、そのための模型及び押湯スリ−ブ - Google Patents

押湯を持つた鋳造用鋳型の製造方法、そのための模型及び押湯スリ−ブ

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JPS5817696B2
JPS5817696B2 JP54118667A JP11866779A JPS5817696B2 JP S5817696 B2 JPS5817696 B2 JP S5817696B2 JP 54118667 A JP54118667 A JP 54118667A JP 11866779 A JP11866779 A JP 11866779A JP S5817696 B2 JPS5817696 B2 JP S5817696B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/08Features with respect to supply of molten metal, e.g. ingates, circular gates, skim gates
    • B22C9/088Feeder heads

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、押湯スリーブを持った鋳造用鋳型の製造方
法と、その方法を実施するだめの模型及び押湯スリーブ
とに関するものである。
鋳造用鋳型における押湯スリーブは、公知である。
現在まで、押湯スリーブは、直接模型上に置いて造形を
行うか、または造形後鋳型の頂部から引き出されるゆる
い模型片により形成された上型の型窩中に挿入して、付
設されて来た。
また、鋳型が垂直の分割線を持っている場合には、押湯
スリーブを開いた半型中に挿入することが提案されてき
た。
砂のような鋳型材料で鋳型を製造するだめの造形方法が
次第に自動化されてきたために、次第に多くの工場で同
一鋳型が反復造型される:うになっており、モールディ
ングステーションでは模型定盤に近づくことは、もはや
不可能になっている。
その結果、押湯スリーブを適用するのに、即ち押湯スリ
ーブを直接模型定盤上に置いて造型するために、今まで
主たる方法であったものを使用することは、もはや可能
でなくなっている。
模型定盤とくに上型用の模型定盤上に直接押湯スリーブ
を置いて造型することは、もはや不可能であるので、自
動造型設備を備えた工場では、それに代えてしばしば下
型に中子をとりつける下型造型ラインと上型造型ライン
とを平行して稼動させている。
移動する上型造型ラインでは、反転された上型に別の作
業をするために近づくことは、可能である。
ここでは、反転された上型への押湯スリーブを、あとか
ら挿入できる可能性がある。
現在まで実際に用いられて来た押湯スリーブを以てして
は、この可能性は行われ得ないか、又は不充分にしか行
われない。
公知の既に使用された押湯スリーブは、一部では、その
技術的な製造上の理由により、まだ一部ではその機能上
の理由により、円筒状又は殆んど円筒状の外表面を持っ
ている。
その製造方法に固有な寸法のバラツキのだめに、そのよ
うな押湯スリーブは、それが確実に所定の場所に残ると
いう充分な自信をもって、予じめ成形されだ型窩内に挿
入し得ない。
もう一つの種類の押湯スリーブ、とくに一端でキャップ
により閉じられる押湯スリーブは、その基部からキャッ
プに向って正のテーパーを持ち、スリーブの外径が底か
ら頭に向って大きくなり、従って反転された上型中にあ
とから挿入するために使用できない。
この発明の課題は、鋳物砂のような微粉砕された造型材
料で作られた鋳型を製造するだめの新しい方法を作り出
すことであり、その方法は、押湯スリーブが予じめ作ら
れだ型窩内に確実に残るように、安全に押湯スリーブを
挿入する可能性を作り出すものである。
この課預の解決は、この発明によると、鋳型の型窩内へ
発熱性、発熱断熱性、又は断熱性の壁を持った押湯スリ
ーブを挿入して、押湯部を持った鋳造用鋳型の製造方法
において、外面上に上から下へ延びる数個の溝をその周
りに分散させて、備えているテーパ一つきの模型によっ
て、鋳型の頭部に型窩を形成し、その型窩内へ外面が下
から上へ負のテーパーを示す押湯スリーブを挿入するこ
とを特徴とする、鋳型の製造方法に帰着する。
この発明は、まだその方法を実施するだめの模型を含ん
でおり、その模型は、外面上に上から下へ延びる数個の
溝をその周りに分散させて備えており、その外径が用い
られるべき押湯スリーブの対応する平均外径に、その標
準偏差の3倍を加えた和よりも太きいものである。
従って、模型の外径は、挿入されるべき押湯スリーブの
外径よりも大きい。
挿入後の押湯スリーブの独立した保持は、模型の溝によ
って形成される砂リブにより、押湯スリーブの外径が固
定されることによって行われる。
この発明によると、溝の底内で幾何学的に内接する円が
、用いられるべき押湯スリーブの対応する平均外径から
、その標準偏差の3倍を差引いた差よりも小さいから、
上記のことは締め付は作用となる。
この発明のさらに一つの実施態様によると、模型は、こ
うして構成された模型の全体の高さが、使用されるべき
実際の押湯スリーブの平均の高さと、その標準偏差の3
倍との和よりも大きいように作られているリング状突出
を、上面に備えることを特徴としている。
従って、押湯スリーブの挿入後は、リング状の型窩が残
り、押湯スリーブの位置の所望する深さを全く妨げない
で、押湯スリーブの挿入中にバラバラになった砂が、型
窩内に落ち込むことができる。
この発明のもう一つの実施態様によると、模型はその上
端にリング状の型窩を備え、その型窩はリング状型窩の
底までの模型の高さが、使用されるべき実際の押湯スリ
ーブの平均の高さから、その標準偏差の3倍を差引いた
差よりも小さいような大きさを与えられている。
そのような模型を用いて、造型が行われると、造型材料
のリング状パッドが形成される。
このパッドは、最も低い又は最も短かい押湯スリーブで
も、その上端で接触するような深さのものとなっている
もつとも、長い押湯スリーブを挿入するときには、パッ
ドが部分的に押圧される。
この取合わせによって、密封作用が果たされる。
この発明による模型の別の一例は、リング状型窩が、リ
ング状型窩の高さより上に位置する平面を形成しており
、それによってこの平面までの模型の高さが、使用され
るべき実際の押湯スリーブの平均の高さに、その標準偏
差の3倍を加えた和よりも大きいことを特徴としている
従って、上端が開いている押湯スリーブの使用によって
、さらに押湯容量が余分に得られるが、しかし、上端が
閉じた押湯スリーブを用いる造型条件下では、上に述べ
た平面と押湯スリーブのキャップの上端との間に、空気
9間隙が残る。
この発明は、また発熱性、発熱断熱性又は断熱性材料か
らなる押湯スリーブを含んでいる。
この発明によると、そのような押湯スリーブは、その外
面がその下端から上端まで、垂直に対して2度ないし2
0度の角度の負のテーパーを示す。
テーパーのついだ押湯スリーブの内面及び外面は、互い
に平行であることが望ましい。
もう一つの実施態様では、押湯スリーブが(下方の内径
に対して)1対1ないし1.6対1の範囲の、高さ対直
径の比る持っている。
さらに別の実施例によると、この発明の押湯スリーブは
、中に何もない窪みの設けられた閉じだ上部を示してお
り、その窪みは上部の厚みを減らし、押湯からのガス抜
きを調節することを特徴としている。
この発明による押湯スリーブが、この発明による模型の
使用によって作られる孔の中に挿入され押し込まれると
、押湯スリーブの外面と、押湯スリーブが挿入されだ型
窩壁との間に、数個の空洞が出来、その空洞が垂直の砂
リブによって分けられ、前述のリング状型窩によって互
いに連結されている。
これらの空気クツンヨンによって、幾つかの利益が得ら
れる。
第1に、その周囲にある鋳型材料又は鋳物砂への熱の移
動が減少する。
従って、押湯スリーブのモジュラス拡大係数が増大する
さらに、生型の場合には、押湯スリーブへの湿度の移行
が減少する。
従って、発熱性スリーブの場合には、着火と燃焼特性と
が一層一致してくる。
さらに、空気クッション中に含まれる大気中の酸素が、
押湯スリーブと直接に接触しているので、スリーブ材料
中の必要な酸化剤量を減少させることができ、又は同量
の酸化剤を保留することによって、発熱性スリーブの着
火と燃焼割合とを増大させることができる。
この発明による押湯スリーブの形状のさらに別の一例は
、押湯スリーブの下端に、ブレーカ−コアが設けられ、
ブレーカ−コアの外径が押湯スリーブの外径よりも大き
く、その結果、模型によって作られる型窩を、ブレーカ
−コアの突出端によって密封することができることを特
徴としている。
ブレーカ−コアに対する適当な大きさの選択は、模型に
よって形成されだ型窩を密封するようなブレーカ−コア
に帰着する。
以下に、図面を参照してこの発明の実施例を説明するが
、その場合、第1図は、この発明によるテーパ一つきの
閉じられた押湯スリーブの断面図であり、ブレーカ−コ
アが付設されている。
第2図は、この発明によるテーパ一つきの、上が開いた
押湯スリーブをそれに属するブレーカ−コアと共に示し
た断面図である。
第3図は、この発明による模型の平面図である。
第4図は、第3図のAB線により切断したこの発明に係
る模型の断面図である。
第5図は、この発明により鋳型内にプレーカーコアを挿
入した押湯スリーブの略図であ。
る。
第6図は、この発明に従って、鋳型内にブレーカ−コア
を挿入しない押湯スリーブの略図である。
第7図は、押湯スリーブをのちに挿入するだめの砂鋳型
内の型窩を示しており、その型窩はこの発明による模型
によって形成されている。
第8図は、第7図に似ているが、砂鋳型の型窩中へブレ
ーカ−コアつきの押湯スリーブが挿入された状態を示し
ている。
第1図において、押湯スリーブ1は、頭が閉じられてお
り、ブレーカ−コア4が付設され、プレ4′−カーコア
4の外径は押湯スリーブ1の外径よりも大きくなってい
る。
その結果、ブレーカ−コア4は、押湯スリーブ1に対し
て突出縁4′を示している。
第2図において、押湯スリーブ1aが示されて。
いるが、その押湯スリーブは上が開いており、その押湯
スリーブには、第2図の表現に示されているように、ブ
レーカ−コア4を付設することができた。
押湯スリーブ1又は1aは、発熱性、発熱断熱。
性、又は断熱性材料で作られる。
ブレーカ−コア4は、耐火性セラミック材料で作られる
第1図及び第2図から分るように、押湯スリーブ1及び
1aの外面は、第1図及び第2図に示したように、テー
パーがついた形をしており、その外面は、底から上に向
い、垂直に対して2度ないし20度の角度の、負のチー
パーラ持っテイル。
さらに、そのテーパーのついた押湯スリーブの内面及び
外面は、互いに平行であることが望まし〜押湯スリーブ
1又は1aの高さ対直径の比は、下方の内径に対して1
対1ないし1.6対1の範囲内にある。
第1図による実施例では、押湯スリーブ1は、頭2が閉
じられており、この閉じられた頭に少なくとも1個の空
の窪み11が設けられ、窪み11は頭2の厚みを小さく
している。
1個又は2個以上のそのような空の窪みによって、押湯
の制御された排気が可能である。
第3図及び第4図では、模型5が示され、そこでは第4
図の左半分が、第3図の線A −B上の断面図を表わし
、第4図の右半分が外面図を表わしている。
この発明による模型は、造型中に曝される条件で、その
形状を保持する適当な材料で作られる。
第3図及び第4図から、模型は、第1図及び第2図にお
ける押湯スリーブ1及び1aのように、テーパ一つきの
形状を持っていることがわかる。
しかし、模型5の外径は、用いられるべき押湯スリーブ
のそれぞれの平均外径に、その標準偏差の3倍を加えた
ものよりも大きい。
従って、模型5は、模型5の使用によって形成される型
窩の中へ使用後挿入し押込まれる押湯スリーブの外径よ
りも大きい外径を、その高さ又は長さ上のどの点におい
てでも、確実に持つことになる。
第3図及び第4図から分るように、模型5の外面は、そ
の周囲に分散して数個の溝を備えており、その溝は、第
4図によると、下から上へ延びている。
第4図によってわかるように、溝6は模型の上端のとこ
ろで始まり、その下端に達する前に終っている。
溝の幅は、模型を使用して形成される型窩内に、突出し
た恒久的なリプを、鋳物砂で作るように選ばれる。
溝6の深さは、溝の底の内側に幾何学的に内接する円が
、使用されるべき押湯スリーブの平均外径から、その標
準偏差の3倍を差引いた差よりも、小さい直径を持つよ
うに選ばれる。
模型5と溝6の上述した大きさよりも、型窩内に形成さ
れる砂リブの高さは、常に充分なものとなるから、押湯
スリーブが型窩内へ押込まれ挿入されると、その外面は
砂リブによってしっかりと確実に保持される。
その結果、押湯スリーブは砂リプによって成る程度しつ
か9と保持され、従って実際押湯スリーブは移動しない
ので、鋳型を回転させ、閉じ、又は運ぶ間に起る急激な
動揺によっても、押湯スリーブが型窩から落ちないもの
となる。
模型5は、その上端の外側に(即ち、第4図における上
方端に)リング状の突起7を持っている。
この突起は、こうして形成された模型5の高さ全体が、
使用されるべき押湯スリーブの平均高さと、その標準偏
差の3倍との和よりも大きいような大きさとなっている
押湯スリーブの「平均高さ」とは、特定タイプの押湯ス
リーブの平均高さであると理解すべきである。
従って、模型5ば、挿入されるべき押湯スリーブの長さ
又は高さに対して、余分な長さを持つか又はより大きく
なっている。
その結果、押湯スリーブの挿入中にバラバラになった砂
が落ちるかも知れないリング状の空の型窩が、押湯スリ
ーブの挿入後に残る。
これは、押湯スリーブを常に希望する深さに固定するこ
とを確実にする。
模型5は、さらにその上端及び突起7から半径方向に内
側へ向ったところに、リング状の窪+7aを持ち、この
窪み7aば、リング状窪み7aの底に至るまでの模型5
の高さが、使用せられるべき押湯スリーブ1,1aの平
均高さから、その標準偏差の3倍を差引いた差よりも、
小さくされている。
その結果、模型5によ−って形成される型窩内にリング
状の砂パッドが形成されると、パッドの4高さは、パッ
ドが最も短かく又は最も低く挿入されだ押湯スリーブの
上端にでも、接触するに充分である。
この関係により、とくに上部が開いた押湯スリーブの場
合でも気密が達成され、又は鋳物工場でガス抜穴を設け
たキャップ付きのスリーブ。
を用いた時にも、従ってそれらが使用される金属を満た
される時に、金属が上からスリーブのうしろへ流れるこ
とがない。
リング状の窪み7aは、その内部で平面8に隣接し、平
面8はリング状の窪みの高さの上にあり、。
この平面8に至る模型の高さは、使用されるべき押湯ス
リーブ1.1aの平均高さと、その標準偏差の3倍との
和よりも太きい。
ここで「平均高さ」とは、特定タイプの押湯スリーブの
平均高さと理解すべきである。
まだ、平面8に至る模型の高さは、模型全体の高さより
も小さい。
こうして、押湯ス1ループを予じめ成形した型窩中に挿
入したのちには、空気間隙又は成る量の空気が、押湯ス
リーブの上端とスリーブに対向する型窩表面との間に残
る。
第5図は、略図的な表現であって、そこにはこの発明に
よる模型5によって予じめ形成されだ型窩9が見られ、
また型窩9には押湯スリーブ1が挿入されている。
押湯スリーブ1ば、模型の溝6により型窩9の内面上に
予じめ成形されだリブに、その外面で密接していること
は云うまでもない。
さらに、押湯スリーブ1のキャップ2ば、模型5のリン
グ状窪み7aによって作られたリング状パッドと密接し
ている。
挿入された押湯スリーブ1の外面と、予じめ成形された
型窩9の壁との間には、垂直リブによって互いに分離さ
れている数個の空洞があるが、その空洞は、模型5上の
突起7により、型窩9に予じめ成形されたリング状の空
洞によって、すべて互いに連結されている。
さらに、別の空洞が、第5図に見られるように、押湯ス
リーブ1のキャップ2と、予じめ成形されだ型窩9の対
向する端壁との間にも存在する。
第5図による実施例では、ブレーカ−コア4を持っだ押
湯スリーブ1が用いられている。
ブレーカ−コア4の前述の大きさの結果として、その外
径が押湯スリーブ1の下端外径よりも大きいので、押湯
スリーブ1を予じめ成形されだ型窩9内に挿入するとき
、ブレーカ−コア4の突出縁4′と、第5図による予じ
め成形されだ型窩9の下端壁との間が、気密にされる。
第6図は、第5図に類似しているが、そこでは押湯スリ
ーブ1がブレーカ−コアを持たないで、挿入されている
そのような押湯スリーブの使用によって、予じめ成形さ
れた型窩9の下端壁と、押湯スリーブ1の外側との間を
、気密にするだめに、模型5の下端における外径が非常
に狭く形成されるので、押湯スリーブ1を挿入すると、
第6図に見られるように、押湯スリーブの外側と予じめ
成形された型窩9の壁との間に、気密な接触が生じる。
第7図は、予じめ成形されだ型窩を持った砂鋳型の断面
の略図であり、その鋳型は、この発明による模型5の使
用によって成形されている。
第7図では、予じめ成形されだ型窩が9によって示され
る。
固く詰められた鋳型砂が10によって示され、模型5中
の溝6によって成形された砂リブが番号11によって示
されている。
12によるリング状の砂パッドが示され、砂パッドは、
模型5の形における突起7、窪み7a及び表面8の存在
によって、作られるものである。
第8図は、第7図に似ているが、そこでは押湯スリーブ
1が、予じめ成形された型窩9内に挿入されている。
押湯スリーブ1を挿入する間に、或る程度は、砂リブ1
1が一緒に圧縮され、又は挾まれ、その結果、押湯スリ
1ブ1の外側とリブ11との間に、強固な適合が確実に
形成されることが理解されよう。
13は、押湯スリーブが接触するに至らない砂リブ11
の部分を示している。
14ば、押湯スリーブ1を挿入する間、バラバラになっ
たバラ砂を示している。
この砂14ば、前に記載したリング状の窪みでは、何等
不利な効果を持たないと見るべきであることが理解され
よう。
第8図は、予じめ成形された型窩9の壁のところで、ブ
レーカ−コア4と固く詰められた鋳型砂10との間にお
ける密封を、再び示している。
上述のように、押湯スリーブは、発熱性、発熱断熱性、
又は断熱性材料から成り立っている。
そのような材料の例を以下に述べる。
実施例 1 発熱性押湯スリーブ密度 1.3 kg/ dm’処
方 砂 アルミニウム研摩粉 クリオライト 粘土結合剤 樹脂結合剤 硝酸ソーダ これらの材料が3ないし4%の水と混合され、次いで手
で押し込むか、又は普通の芯が突出するつき固め機で、
コアーボックス中に固く詰め込んだ。
コアーボックスを切り離して「未乾燥」の押湯スリーブ
を得て、その後その強度を上げるために、180℃で乾
燥した。
実施例 2 発熱断熱性押湯スリーブ密度 0.85 ky/ dm
’処 方 アルミニウム゛粉末及び研摩粉硼酸 クリオライト 樹脂結合剤 酸化鉄 砂 酸化アルミニウム 有機質繊維 珪酸アルミニウム繊維 シリカ繊維 実施例 3 断熱性押湯スリーブ密度 0.45 kg/ di’
処 方 アルミニウム 酸化アルミニウム 樹脂結合剤 硫酸アルミニウム コロイド状シリカゾル 珪酸アルミニウム繊維 シリカ繊維 有機質繊維 実施例2及び3による押湯スリーブの製造は、次のよう
に行われた。
2ないし30%の固形分を持った処方物を水と混合した
特別な器具がこのスラリー中に浸漬され、不変の懸濁状
態に保持されている=般に非常に軽い固体粒子が、この
器具上に吸引され、この器具をスラリーから取り出しだ
あとで、固体が脱水された。
こうして得られた「未乾燥」の押湯スリーブは、180
℃で乾燥することによって、その使用可能な強度を与え
られた。
発熱性、発熱断熱性、及び断熱性スリーブをそれぞれ得
るだめの、詳細な処方を以下に述べる。
発熱性押湯スリーブ密度 1.3kg/di処 方
シリカ 51.5%アルミニウム
26,0% 溶剤(フラックス)5,0% 粘土結合剤 2.0% 樹樹脂台剤 3.5% 硝酸塩 12.0% 100.0% 発熱断熱性押湯スリーブ密度 0.85 kg/ dm
3処 方 アルミニウム 24.0%硼酸
1.0% 溶剤(フラックス)7.0% 樹脂結合剤 6.9% 酸化剤 11.0% シリカ 17.0% 酸化アルミニウム 18.5% 有機質繊維 3.6% 軽量シリカ(例えば珪藻土)11.0% 100.0% 断熱性押湯スリーブ密度 0.45kg/dm’処
方 アルミニウム 5.5%酸化アルミニ
ウム 13.0% 樹樹脂台剤 9.0% 硫酸アルミニウム 1.0% コロイド状シリカゾル 6.5% 珪酸アルミニウム繊維 60% シリカ繊維 55.0% 有機質繊維 4.0% 100.0%
【図面の簡単な説明】
第1図は、ブレーカ−コアが付設され、一端が閉じられ
たテーパ一つきの、この発明に係る押湯スリーブの断面
図である。 第2図は、一端が開いたテーパ一つきの、この発明に係
る押湯スリーブをブレーカ−コアと共に示した断面図で
ある。 第3図は、この発明に係る模型の平面図である。 第4図は、第3図のAB線により切断した模型の断面図
である。 第5図は、この発明により鋳型内にブレーカ−コアを挿
入しだ押湯スリーブの略図である。 第6図は、この発明によって、鋳型内にブレーカ−コア
を挿入しない押湯スリーブの略図である。 第7図は、押湯スリーブをのちに挿入するだめの砂鋳型
内の型窩を示した断面図である。 第8図は、砂鋳型の型窩内ヘブレーカーコアつきの押湯
スリーブが、挿入された状態を示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発熱性、発熱断熱性、又は断熱性の壁を持った押湯
    スリーブを鋳型材料の型窩内に挿入して、鋳造用鋳型を
    製造する方法において、外面上に上から下に延びる数個
    の溝を外周に分散して備えているテーパ一つきの模型に
    よって、鋳型の上部に型窩を作り、外面が下から上へ向
    って負のテーパーを示している押湯スリーブを型窩内に
    挿入することを特徴とする、鋳型の製造方法。 2 外面にテーパーが付され、テーパー面上に上から下
    に延びる数個の溝を分散して備えている模型5であって
    、模型5の外径が、使用されるべき押湯スリーブ1,1
    aの対応する平均外径と、その標準偏差の3倍との和よ
    りも大きいことを特徴とする、押湯スリーブ挿入用型窩
    を形成するだめの、鋳型上部挿入用模型。 3 溝の底の内側で幾何学的に内接する円が、使用され
    るべき押湯スリーブ1,1aの対応する平均外径から、
    その標準偏差の3倍を差引いた差よりも小さい直径を持
    つことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載する模
    型。 4 模型がその上端にリング状の突起7を持ち、リング
    状の突起は、こうして構成された模型の全体の高さが、
    使用されるべき実際の押湯スリーブ1.1aの平均の高
    さに、その標準偏差の3倍を加えた和よりも、大きく作
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第2項又は
    第3項に記載する模型。 5 模型が、その上端の突起7から半径方向に内側へ向
    ったところにリング状の窪み7aを持ち、リング状の窩
    み7aは、リング状の窪みの底に至るまでの模型の高さ
    が、使用されるべき実際の押湯スリーブ1,1aの平均
    の高さから、その標準偏差の3倍を差引いた差よりも小
    さく作られていることを特徴とする特許請求の範囲第4
    項に記載する模型。 6 リング状の窪み7aが、その内側にその窪みの高さ
    よりも上にある平面8を形成しており、この平面に至る
    までの模型の高さが、使用されるべき実際の押湯スリー
    ブ1,1aの平均の高さに、その標準偏差の3倍を加え
    た和よりも大きく、かつ模型全体の高さよりも小さく作
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記
    載する模型。 7 ブレーカ−コアを備えていない押湯スリーブの使用
    に対しては、挿入される押湯スリーブ下部の外径と、模
    型によって作られスリーブが挿入されるべき型窩下部の
    直径との間に、気密な接触が得られるように、模型5の
    下端における外径を作ることを特徴とする特許請求の範
    囲第2,3゜4.5,6項の何れかに記載する模型。 8 外面上に上から下に延びる数個の溝を分散して備え
    ているテーパ一つきの模型を、鋳型上部に挿入すること
    により作られた鋳型上部の型窩内に挿入するための押湯
    スリーブであって、外面が下から上に向い垂直に対して
    2度ないし20度の角度の負のテーパーを示し、上部が
    閉じられ上部には空の窪みが設けられ、窪みでは厚みが
    小さくされ、押湯からのガス抜きを制御できるようにし
    ている、発熱性、発熱断熱性又は断熱性材料で作られて
    いる押湯スリーブ。 9 外面上に上から下に延びる数個の溝を分散して備え
    ているテーパ一つきの模型を、鋳型上部に挿入すること
    により作られた鋳型上部の型窩内に挿入するだめの押湯
    スリーブであって、外面が下から上に向い垂直に対して
    2度ないし20度の角度の負のテーパーを示し、押湯ス
    リーブの下端にプレーカーコアが設けられ、ブレーカ−
    コアの外径が実際の押湯スリーブの外径よりも大きくさ
    れており、ブレーカ−コアの外周が型窩を閉じるように
    なっている、発熱性、発熱断熱性又は断熱性材料で作ら
    れている押湯スリーブ。
JP54118667A 1979-06-08 1979-09-13 押湯を持つた鋳造用鋳型の製造方法、そのための模型及び押湯スリ−ブ Expired JPS5817696B2 (ja)

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