JPS58172924A - 回線選択継電装置の監視回路 - Google Patents
回線選択継電装置の監視回路Info
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- JPS58172924A JPS58172924A JP57053468A JP5346882A JPS58172924A JP S58172924 A JPS58172924 A JP S58172924A JP 57053468 A JP57053468 A JP 57053468A JP 5346882 A JP5346882 A JP 5346882A JP S58172924 A JPS58172924 A JP S58172924A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は電力系統の2回線送電線保−に適用される回線
選択継電装置の監視回路に関するものである。
選択継電装置の監視回路に関するものである。
一般に電力系統の送電線は平行送電線の如く同一構成で
平行に設備されている場合が多い。
平行に設備されている場合が多い。
かかる平行2回線送電線において、何れか一方の回線に
故障が発生した場合には故障が発生した側と発生しない
側との間で電流の大きさに差が生じる。したがって、こ
のような平行2回線送電線を保1対象とする継電装置と
しては上記のような原理を適用した回線選択継電装置が
採用されている。
故障が発生した場合には故障が発生した側と発生しない
側との間で電流の大きさに差が生じる。したがって、こ
のような平行2回線送電線を保1対象とする継電装置と
しては上記のような原理を適用した回線選択継電装置が
採用されている。
ここで、回線選択継電装置の原理について第1図を参照
しながら説明する。第1図において、1.1′は自端及
び相手端電気所母線、2.3は両電気所母線1.1′間
を連繋する平行送電線、4.4′及び5.5′は自端及
び相手端側の平行送電線j、jKそれぞれ設けられたし
中断器である。またg、7は自端電気所側の平行送電線
2゜3に流れる電流rt l IIを検出する変流器で
、これら変流器2.3の2次側は交差して接続されてい
る。8は自端電気所の母線電圧を検出する電圧変成器、
9.10は変流器6.7の2次側の交差回路に流れる電
流!窟とI3の差分と電圧変成器1を介して得られる母
@Xの電圧が入力される継電器で、これら継電器9,1
0は電流r、e IIO差分と母線電圧とのベクトル関
係を検出してどちらの回INK事故が発生しているかを
識別するものである。
しながら説明する。第1図において、1.1′は自端及
び相手端電気所母線、2.3は両電気所母線1.1′間
を連繋する平行送電線、4.4′及び5.5′は自端及
び相手端側の平行送電線j、jKそれぞれ設けられたし
中断器である。またg、7は自端電気所側の平行送電線
2゜3に流れる電流rt l IIを検出する変流器で
、これら変流器2.3の2次側は交差して接続されてい
る。8は自端電気所の母線電圧を検出する電圧変成器、
9.10は変流器6.7の2次側の交差回路に流れる電
流!窟とI3の差分と電圧変成器1を介して得られる母
@Xの電圧が入力される継電器で、これら継電器9,1
0は電流r、e IIO差分と母線電圧とのベクトル関
係を検出してどちらの回INK事故が発生しているかを
識別するものである。
したがって、かかる構成の回線選択継電装置において、
今、送電線2側のF点で故障が発生すると、その時送電
線2,3の各々に流れる電fiI++Isが変流器6,
7によって検出され、その2次側の交差回路には電流I
f m ■lの差分が流れる。この電流II e I
Iの差分が電圧変成器8t−介して得られる母線1の電
圧とともに継電器9.10に入力されると、これら継電
器9.10は上記差分と母線電圧とのベクトル関係を検
出することによってどちらの回線に事故が発生している
かを識別する。この場合には送電線2に事故が発生して
いるので、継電器9はそのことを識別すると動作してし
中断器4にし中断指令を出力する。
今、送電線2側のF点で故障が発生すると、その時送電
線2,3の各々に流れる電fiI++Isが変流器6,
7によって検出され、その2次側の交差回路には電流I
f m ■lの差分が流れる。この電流II e I
Iの差分が電圧変成器8t−介して得られる母線1の電
圧とともに継電器9.10に入力されると、これら継電
器9.10は上記差分と母線電圧とのベクトル関係を検
出することによってどちらの回線に事故が発生している
かを識別する。この場合には送電線2に事故が発生して
いるので、継電器9はそのことを識別すると動作してし
中断器4にし中断指令を出力する。
ところで、従来このような回線選択継電装置くおいては
その信頼度を向上させる目的で不良の有無を常時監視す
るようにした監視回路が備えられている。この監視回路
は第2図に示すように継電器ム1〜−nの出力をオア回
路ORを通して時間測定回路TDに加え、前記継電器/
161〜Amの何れか1つでも動作すれば、その動作出
力の継続時間を時間測定回路丁りにより測定し、設定時
限(少なくともし中断器にし中断指令を出すに必要な時
間)T秒を経過すると不良である旨の出力を出すように
したものである。
その信頼度を向上させる目的で不良の有無を常時監視す
るようにした監視回路が備えられている。この監視回路
は第2図に示すように継電器ム1〜−nの出力をオア回
路ORを通して時間測定回路TDに加え、前記継電器/
161〜Amの何れか1つでも動作すれば、その動作出
力の継続時間を時間測定回路丁りにより測定し、設定時
限(少なくともし中断器にし中断指令を出すに必要な時
間)T秒を経過すると不良である旨の出力を出すように
したものである。
しかゐにこのような監視回路において、第1図に示すよ
うな平行送電線を保膜する回線選択継電装置を常時監視
する場合、次のような不具合が生じる。すなわち、第1
図において平行2回線運転時に運用条件によって送電1
!Z、Jのしゃ断器4又は5の一方が開放された場合、
2回線に流れていた電流が一方だけになるため、変流器
6.7の2次側の交差回路に電流が流れることになる。
うな平行送電線を保膜する回線選択継電装置を常時監視
する場合、次のような不具合が生じる。すなわち、第1
図において平行2回線運転時に運用条件によって送電1
!Z、Jのしゃ断器4又は5の一方が開放された場合、
2回線に流れていた電流が一方だけになるため、変流器
6.7の2次側の交差回路に電流が流れることになる。
したがって、交差回路に電流が流れるとこの電流を入力
とする継電器はその整定によっては常時動作することも
あシ得る。その結果この継電器が継続動作してその出力
が第2図に示す監視回路の時間測定回路TDに加わると
、その設定時限後継電器不良と判定した出力が送出され
てしまう。つt〕送電線に事故がなく且つ継電器が不良
でないにも拘らず、常時監視不良出力が発生するという
不具合が生じる。
とする継電器はその整定によっては常時動作することも
あシ得る。その結果この継電器が継続動作してその出力
が第2図に示す監視回路の時間測定回路TDに加わると
、その設定時限後継電器不良と判定した出力が送出され
てしまう。つt〕送電線に事故がなく且つ継電器が不良
でないにも拘らず、常時監視不良出力が発生するという
不具合が生じる。
第3図は片回線(送電111.9)停止時に交差回路に
電流が流れて当該継電器が動作する様子をタイミングチ
ャートで示すものである。第3図に示すように送電!I
f、Jに流れていた負荷電流が11時点で送電線Jが停
止すると送電線3の電流が零になると同時に交差回路に
差電流が流れて当該継電器が動作する。そしてこの継電
器が動作してから時間測定回路TDの設定時限Tを継遇
すると、この時間測定回路TDが動作し、常時監視不良
出力が発生する。
電流が流れて当該継電器が動作する様子をタイミングチ
ャートで示すものである。第3図に示すように送電!I
f、Jに流れていた負荷電流が11時点で送電線Jが停
止すると送電線3の電流が零になると同時に交差回路に
差電流が流れて当該継電器が動作する。そしてこの継電
器が動作してから時間測定回路TDの設定時限Tを継遇
すると、この時間測定回路TDが動作し、常時監視不良
出力が発生する。
本発明は上記のような事情に鑑みなされたもので、その
目的は平行2回線送電線に設けられた変流器2次側の交
差回路に流れる電流を入力とする継電器を監視するに際
して1回線停止時に発生しやすい自動監視不良を未然に
防止するようにした回線選択継電装置の監視回路を提供
しようとするものである。
目的は平行2回線送電線に設けられた変流器2次側の交
差回路に流れる電流を入力とする継電器を監視するに際
して1回線停止時に発生しやすい自動監視不良を未然に
防止するようにした回線選択継電装置の監視回路を提供
しようとするものである。
このため、本発明では上記目的を達成する九め、次のよ
うな点に着目してなされたものである。
うな点に着目してなされたものである。
一般に回線選択継電装置は平行2回線送電線において両
回線運転時にその機能を果すことができるが、運用条件
によっては片一方の回線を停止することもあり、この場
合には本来の機能を果すことができない。従って、片一
方の回線だけを運転する場合には前もって回線選択回路
の機能を停止させる必要があり、通常の回線選択継電装
置では第4図に示すような手動のスイ、チによって回線
選択回路の使用の有無を選択できるようにしている。す
なわち、W、4図において、P、Nは制御電源母線、4
3−50Xは動作コイル4l−50XC,復帰コイル
43−50XR及び切換スイッチ4 j −j OXS
を備えたキープリレーで、このキープリレー4!−50
Xの動作コイル43−50 XCは押釦スイッチ43−
5Oの常開側接点43−50m を介して一方の電源母
線Pに接続され、また復帰コイル43−II OXRは
押釦スイッチ43−50の常閉側接点43−50bを介
して一方の電源母線Pに接続され、さらに切換スイッチ
4 J −50XS は他方の電源母線NK被接続れ
る。一方50X*は回線選択継電器の動作に応動する図
示しない補助継電器SOXの常開接点で、その一端は一
方の電源母線Pに接続され、また他端にキーグリV−4
3−50Xの常開接点43−50 Xaを接続してし中
断指令回路が構成されている。
回線運転時にその機能を果すことができるが、運用条件
によっては片一方の回線を停止することもあり、この場
合には本来の機能を果すことができない。従って、片一
方の回線だけを運転する場合には前もって回線選択回路
の機能を停止させる必要があり、通常の回線選択継電装
置では第4図に示すような手動のスイ、チによって回線
選択回路の使用の有無を選択できるようにしている。す
なわち、W、4図において、P、Nは制御電源母線、4
3−50Xは動作コイル4l−50XC,復帰コイル
43−50XR及び切換スイッチ4 j −j OXS
を備えたキープリレーで、このキープリレー4!−50
Xの動作コイル43−50 XCは押釦スイッチ43−
5Oの常開側接点43−50m を介して一方の電源母
線Pに接続され、また復帰コイル43−II OXRは
押釦スイッチ43−50の常閉側接点43−50bを介
して一方の電源母線Pに接続され、さらに切換スイッチ
4 J −50XS は他方の電源母線NK被接続れ
る。一方50X*は回線選択継電器の動作に応動する図
示しない補助継電器SOXの常開接点で、その一端は一
方の電源母線Pに接続され、また他端にキーグリV−4
3−50Xの常開接点43−50 Xaを接続してし中
断指令回路が構成されている。
このような回線選択8回路において、回線選択機能を働
らかせる場合には押釦スイッチ43−50を操作して常
開側接点43−50mを閉じ、常閉側接点43−50b
を開くとキープリレー43−BOXの動作コイル43−
50Xcが励磁され、その常開接点4 j −50Xa
が閉じる。この場合、身−プリレー43−50Xの
切換スイッチ4 :1−50 XSは復帰コイル43−
50XR*に切換わっている。したがって、このような
状態にある時回線選択継電器が動作すると補助継電器5
0X1が動作してその常開接点50X&が閉じるので、
し中断器に対してし中断指令を送出する。またこれとは
逆に片回線停止時には押釦スイッチ4B−50を操作し
てその常閉側接点43−50bを閉じ、常開側接点、4
3−501を開くとキープリレー43−50Xの復帰コ
イルJ 3−50 XRが励磁され、その常開接点4B
−50X*が開く。このような状態にある時変流器2次
側の交差回路に電流が流れ回線選択継電器の動作により
補助継電器SOXが動作してその常開接点50X&が閉
路してもし中断器に対してし中断指令が送出されるよう
なことはない。
らかせる場合には押釦スイッチ43−50を操作して常
開側接点43−50mを閉じ、常閉側接点43−50b
を開くとキープリレー43−BOXの動作コイル43−
50Xcが励磁され、その常開接点4 j −50Xa
が閉じる。この場合、身−プリレー43−50Xの
切換スイッチ4 :1−50 XSは復帰コイル43−
50XR*に切換わっている。したがって、このような
状態にある時回線選択継電器が動作すると補助継電器5
0X1が動作してその常開接点50X&が閉じるので、
し中断器に対してし中断指令を送出する。またこれとは
逆に片回線停止時には押釦スイッチ4B−50を操作し
てその常閉側接点43−50bを閉じ、常開側接点、4
3−501を開くとキープリレー43−50Xの復帰コ
イルJ 3−50 XRが励磁され、その常開接点4B
−50X*が開く。このような状態にある時変流器2次
側の交差回路に電流が流れ回線選択継電器の動作により
補助継電器SOXが動作してその常開接点50X&が閉
路してもし中断器に対してし中断指令が送出されるよう
なことはない。
そこで、本発明では上記したような回線選択回路におい
て、回線選択不便時にはその時のキープリレー4B−5
0Xの接点信号を用いて当該回線選択継電器を常時監視
対象外から外し、を九使用時には監視対象とすることに
より、回線選択継電器が片回線運転時に変流器2次側の
交差回路に電流が流れて継電器が動作しても不良と判定
する不具合をなくすようにしたものである。
て、回線選択不便時にはその時のキープリレー4B−5
0Xの接点信号を用いて当該回線選択継電器を常時監視
対象外から外し、を九使用時には監視対象とすることに
より、回線選択継電器が片回線運転時に変流器2次側の
交差回路に電流が流れて継電器が動作しても不良と判定
する不具合をなくすようにしたものである。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第5
図において、AMDIは変流器2次側の交差回路に流れ
る電流を入力とする回線選択継電器の動作に応動する補
助継電器SOXに接点出力50XLと14図に示すキー
プリレー43−SOXの接点出力4 j −50XLと
が加えられるアンド回路、 INはこのアンド回路)
hNDlの出力が加えられる第2図と同様の機能を持つ
常時監視部で、この常時監視部INはアンド回路AMD
Iの出力が論理値10′mのとき、回線選択継電器が正
常と判定し、またアンド回路AND1の出力が論理値@
1′″のときその継続時間を時間測定回路により測定し
設定時限を超えると回線選択継電器に不良があると判定
してその旨の出力を送出するものである。
図において、AMDIは変流器2次側の交差回路に流れ
る電流を入力とする回線選択継電器の動作に応動する補
助継電器SOXに接点出力50XLと14図に示すキー
プリレー43−SOXの接点出力4 j −50XLと
が加えられるアンド回路、 INはこのアンド回路)
hNDlの出力が加えられる第2図と同様の機能を持つ
常時監視部で、この常時監視部INはアンド回路AMD
Iの出力が論理値10′mのとき、回線選択継電器が正
常と判定し、またアンド回路AND1の出力が論理値@
1′″のときその継続時間を時間測定回路により測定し
設定時限を超えると回線選択継電器に不良があると判定
してその旨の出力を送出するものである。
従って、このような構成の監視回路において、今、平行
2回線送電線が2回線とも運用されているときは第4図
に示す手動スイッチ43−50により回線選択回路を使
用側にしているので、キープリレー43−50Xの接点
出力43−50XLの論理値はwlmとなっている。こ
のような状態にあるとき、回線選択継電器が送電線に事
故がないKも拘らず動作すると図示しない補助継電器S
OXが動作してその接点出力50」の論理値が11′m
となるので、アンド回路AMDIの論理積条件が満たさ
れ常時監視部IVK論理値11”なる出力が加えられる
。これにより常時監視部INではその出力の継続時間を
計測し設定時限を経過すると回線選択継電器に不良があ
ると判定しその旨の出力を送出する。また回線選択継電
器が動作していなりときは補助継電器SOXの接点出力
が論理値”0″′なので、アンド回路AND 1の出力
も論理値10”であ夛、常時監視部!Nは回線選択継電
器に不良がな−と判定する。
2回線送電線が2回線とも運用されているときは第4図
に示す手動スイッチ43−50により回線選択回路を使
用側にしているので、キープリレー43−50Xの接点
出力43−50XLの論理値はwlmとなっている。こ
のような状態にあるとき、回線選択継電器が送電線に事
故がないKも拘らず動作すると図示しない補助継電器S
OXが動作してその接点出力50」の論理値が11′m
となるので、アンド回路AMDIの論理積条件が満たさ
れ常時監視部IVK論理値11”なる出力が加えられる
。これにより常時監視部INではその出力の継続時間を
計測し設定時限を経過すると回線選択継電器に不良があ
ると判定しその旨の出力を送出する。また回線選択継電
器が動作していなりときは補助継電器SOXの接点出力
が論理値”0″′なので、アンド回路AND 1の出力
も論理値10”であ夛、常時監視部!Nは回線選択継電
器に不良がな−と判定する。
次に平行2回線送電線の片一方の回線を停止した場合に
ついて述べる。この場合には第4図に示す手動のスイッ
チ43−50によシ回線選択回路を不使用側にしである
ので、キープリレー43−50Xの接点出力4 J −
50XL の論理値はO”となっている、したがって、
このような状態にある時、変流器2次側の交差回路に電
流が流れて当該継電器が動作すると図示しない補助継電
器sexの動作にょ)その出力接点50XLの出力が論
理値11”となってアンド回路AND1に加わるが、こ
のアンド回路ANDJはキーグリL/−43−BOXの
接点出力43−50XLの論理値が10”のため、論理
積条件が満たされず、その出力の論理値Fi@o”であ
る。これにより常時監視部INでは回線選択回路不使用
時に前記継電器が動作しても常時監視不良出力は発生し
ない。
ついて述べる。この場合には第4図に示す手動のスイッ
チ43−50によシ回線選択回路を不使用側にしである
ので、キープリレー43−50Xの接点出力4 J −
50XL の論理値はO”となっている、したがって、
このような状態にある時、変流器2次側の交差回路に電
流が流れて当該継電器が動作すると図示しない補助継電
器sexの動作にょ)その出力接点50XLの出力が論
理値11”となってアンド回路AND1に加わるが、こ
のアンド回路ANDJはキーグリL/−43−BOXの
接点出力43−50XLの論理値が10”のため、論理
積条件が満たされず、その出力の論理値Fi@o”であ
る。これにより常時監視部INでは回線選択回路不使用
時に前記継電器が動作しても常時監視不良出力は発生し
ない。
次に本発明の他の実施例について説明する。
回線選択継電方式が適用される電力系統は電圧での再閉
路時間が比較的長く、1分以上になることがある。この
場合、平行2回線送電線0片回線に故障が発生し、対象
とする保鏝区間のし断器が開いて前述したような片回線
運用状態が比較的長く発生し、変流器2次側の交差回路
に流れる電流が大きくなると、回線選択継電器が継続動
作して常時監視不良出力が発生することもあシ得る。
路時間が比較的長く、1分以上になることがある。この
場合、平行2回線送電線0片回線に故障が発生し、対象
とする保鏝区間のし断器が開いて前述したような片回線
運用状態が比較的長く発生し、変流器2次側の交差回路
に流れる電流が大きくなると、回線選択継電器が継続動
作して常時監視不良出力が発生することもあシ得る。
第6図社このような不具合を防止するようにした回路構
成を示すもので、第5図と同一部分には同一記号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べ
る。第6図において、AND jは、第1図に示す一方
の回線2に設けられたし中断器4が閉の時“l″、開の
時”0”となる論理出力CB、と他方の回線3に設けら
れたし中断器5が閉の時11”、開の時10″となる論
理出力CB1とが加えられるアンド回路、椰3はこのア
ンド回路AND2の出力と第4図に示すキープリレー4
3−50Xの接点出力43−50XLとが加えられるア
ンド回路である。このアンド回路ANDJの出力は回線
選択継電器の動作に応動する図示しない補助継電器SO
Xの接点出力50XLとともに前記実施例と同じアンド
回路AND 7 K加えられるものである。
成を示すもので、第5図と同一部分には同一記号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べ
る。第6図において、AND jは、第1図に示す一方
の回線2に設けられたし中断器4が閉の時“l″、開の
時”0”となる論理出力CB、と他方の回線3に設けら
れたし中断器5が閉の時11”、開の時10″となる論
理出力CB1とが加えられるアンド回路、椰3はこのア
ンド回路AND2の出力と第4図に示すキープリレー4
3−50Xの接点出力43−50XLとが加えられるア
ンド回路である。このアンド回路ANDJの出力は回線
選択継電器の動作に応動する図示しない補助継電器SO
Xの接点出力50XLとともに前記実施例と同じアンド
回路AND 7 K加えられるものである。
従って、このような構成の監視回路において、第1図に
示す平行2回線送電線のうち、どちらか一方の回線が故
障の発生によシし中断されている時はそのし中断器が開
となっているので、その論理出力CBX又はCB、が”
0”であシ、アンド回路MDIの論理積条件は満たされ
ていない。
示す平行2回線送電線のうち、どちらか一方の回線が故
障の発生によシし中断されている時はそのし中断器が開
となっているので、その論理出力CBX又はCB、が”
0”であシ、アンド回路MDIの論理積条件は満たされ
ていない。
このため、アンド回路ANDJの出力は論理値”O”に
固定されるので、変流器2次側の交差回路に電流が流れ
て回線選択継電器が動作してもアンド回路AMDIは強
制的に口、りされる。こ1反 のことにより常時監視部ぼけ当該継電器に対し常時監視
不良出力を発生するようなことがないっまた回線選択回
路の不使用時にはキープリレー4:l−50XC)接点
出力43−50XL の論理値が@O”となるので、
この場合にも前記実施例と同様にアンド回路AMDIの
出力が論理値mOmに強制的に口、りされ、常時監視部
IN は回線選択継電器が動作しても常時監視不良出力
を発生するようなことがない。
固定されるので、変流器2次側の交差回路に電流が流れ
て回線選択継電器が動作してもアンド回路AMDIは強
制的に口、りされる。こ1反 のことにより常時監視部ぼけ当該継電器に対し常時監視
不良出力を発生するようなことがないっまた回線選択回
路の不使用時にはキープリレー4:l−50XC)接点
出力43−50XL の論理値が@O”となるので、
この場合にも前記実施例と同様にアンド回路AMDIの
出力が論理値mOmに強制的に口、りされ、常時監視部
IN は回線選択継電器が動作しても常時監視不良出力
を発生するようなことがない。
以上述べたように本発明によれば、平行2回線送電線の
各回線に変流器を設けるとともにその2次側を交差接続
し、この交差回路に流れる電流を回線選択継電器に入力
して平行2回線送電線を保護するようにした回線選択継
電装置において、前記回線選択継電器の継続動作時間を
検出しその検出時間が少なくともし中断器にし断指令を
出すに必要な時間経過すると前記回線選択継電器に不良
があると判定する常時監視部と、前記平行2回線送電線
が両回線運用か片回線停止かを選択して片回線停止時の
み前記回線選択継電器の動作によシ送出されるし中断指
令を阻止する回線選択回路の選択信号が入力され外回線
停止時前記常時監視部に入力される前記回線選択継電器
の動作出力を阻止する論理回路とを備えて前記回線選択
継電器を常時監視するようにしたので、片回線停止時に
前記変流器2次側の交差回路に流れる電流によル前記回
線選択継電器が継続動作しても常時監視不良出力の発生
を防止することができる回線選択継電装置の監視回路が
提供できる。
各回線に変流器を設けるとともにその2次側を交差接続
し、この交差回路に流れる電流を回線選択継電器に入力
して平行2回線送電線を保護するようにした回線選択継
電装置において、前記回線選択継電器の継続動作時間を
検出しその検出時間が少なくともし中断器にし断指令を
出すに必要な時間経過すると前記回線選択継電器に不良
があると判定する常時監視部と、前記平行2回線送電線
が両回線運用か片回線停止かを選択して片回線停止時の
み前記回線選択継電器の動作によシ送出されるし中断指
令を阻止する回線選択回路の選択信号が入力され外回線
停止時前記常時監視部に入力される前記回線選択継電器
の動作出力を阻止する論理回路とを備えて前記回線選択
継電器を常時監視するようにしたので、片回線停止時に
前記変流器2次側の交差回路に流れる電流によル前記回
線選択継電器が継続動作しても常時監視不良出力の発生
を防止することができる回線選択継電装置の監視回路が
提供できる。
第1図は平行2回線送電線を保護する回線選択継電装置
の構成説明図、WJ2図は従来の回線選択継電装置の監
視回路を示す構成図、第3図は平行2回線送電線の片回
線停止時に変流器2次側の交差回路に流れる電流によっ
て生ずる常時監視不要発生のタイミングを示す図、第4
図は回線選択継電装置に使用される回線選択回路0結線
図、第5図は本発明の一実施例を示す構成図、第6図は
本発明の他の実施例を示す構成図である。 1.1′・・電気所母線、2.3 平行2回線送電線、
4. 4’、 5. 5’・し中断器、6.7・・・変
流器、8・・・電圧変成器、9.10・・・回線選択継
電器、AMDI〜AND 3・・・アンド回路、[・’
M時監視部、TD ・時間測定回路、50XL・・回線
選択継電器の出力、4 J −50XL・・回線選択回
路の選択信号、cBl、 CBl・・し中断器の開、閉
信号。
の構成説明図、WJ2図は従来の回線選択継電装置の監
視回路を示す構成図、第3図は平行2回線送電線の片回
線停止時に変流器2次側の交差回路に流れる電流によっ
て生ずる常時監視不要発生のタイミングを示す図、第4
図は回線選択継電装置に使用される回線選択回路0結線
図、第5図は本発明の一実施例を示す構成図、第6図は
本発明の他の実施例を示す構成図である。 1.1′・・電気所母線、2.3 平行2回線送電線、
4. 4’、 5. 5’・し中断器、6.7・・・変
流器、8・・・電圧変成器、9.10・・・回線選択継
電器、AMDI〜AND 3・・・アンド回路、[・’
M時監視部、TD ・時間測定回路、50XL・・回線
選択継電器の出力、4 J −50XL・・回線選択回
路の選択信号、cBl、 CBl・・し中断器の開、閉
信号。
Claims (2)
- (1) 平行2回線送電線の各回線に変流器を設ける
とともKその2次側を交差接続し、この交差回路に流れ
る電流を回線選択継電器に入力して平行2回線送電線を
保鏝するようKした回線選択継電装置において、前記回
線選択継電器の継続動作時間を検出しその検出時藺が少
なくともし中断器にし中断指令を出すに必要な時間経過
すると前記回線選択継電器に不良があると判定する常時
監視部と、前記平行2回線送電線が両回線運用か片回線
停止かを選択して外回線停止時のみ前記回線選択継電器
の動作により送出されるし中断指令を阻止する回線選択
回路の選択信号が入力され片回線停止時前記常時監視部
に入力される前記回線選択継電器の動作出力を阻止する
論理回路とを備えて前記回線選択継電器を常時監視する
ようにしたことを特徴とする回線選択継電装置の監視回
路。 - (2) 特許請求の範囲第(1)項に記載のものにお
いて、上記論理回路は回線選択回路から入力される選択
信号を平行2回線送電線の各回線に設けられているし中
断器の少なくとも一方が開放されていることを条件に阻
止するようにしたものである回線選択継電装置の監視回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57053468A JPS58172924A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 回線選択継電装置の監視回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57053468A JPS58172924A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 回線選択継電装置の監視回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58172924A true JPS58172924A (ja) | 1983-10-11 |
JPH0227891B2 JPH0227891B2 (ja) | 1990-06-20 |
Family
ID=12943686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57053468A Granted JPS58172924A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 回線選択継電装置の監視回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58172924A (ja) |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP57053468A patent/JPS58172924A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0227891B2 (ja) | 1990-06-20 |
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