JP4020203B2 - 保護継電装置の自動監視回路 - Google Patents

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Description

この発明は保護継電装置の自動監視回路に関し、特に、電力系統や設備等の保護対象を保護するための保護継電装置に設けられた自動監視回路に関するものである。
送電線などの電力系統には、系統の安全運転を保障するため、目的に応じた各種の保護継電装置が用いられている。広範囲の系統保護に用いられる保護継電装置(系統安定化装置の負荷又は電源制限端末装置以降、制御端末で記載)においては、事故検出を目的に遠方に設置された保護継電装置(事故検出端末)から、遮断器引き外し回路を具備する当該保護継電装置(制御端末)までの間に、事故に対する制御選択演算を行うための他の保護継電装置及び各保護継電装置間を結合する伝送装置を複数介しているため、当該制御端末の動作(転送遮断信号受信から、遮断指令出力まで)に高速な動作が要求されるので、ソフト処理を介するディジタル形の保護継電装置は用いずに、アナログ形の保護継電器を適用していた。
しかしながら、一方で、近年、電力系統の超高圧化が進み重要度が増すにつれ、保護継電装置も、より高い信頼性が要求されている。そのため、従来のディジタル形の保護継電装置においては、信頼度を向上させるための自動監視方式を採用している。この自動監視方式は、常時監視と自動点検の2つから構成されているが、前者の常時監視は平常時あり得ない動作が一定時間継続したとき異常と判定し、主として誤動作側の不良を検出する監視方式である。また、後者の自動点検は保護継電装置の定期点検作業を自動的に実施するものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−23565号公報
従来のディジタル形保護継電装置は、前述のように構成されているので、転送遮断信号受信から遮断指令出力までの装置動作時間がソフト処理を介する分、遅延する為、高速動作の必要な保護継電装置(系統安定化装置の制御端末装置)には適用出来ないという問題点があった。
一方、従来のアナログ形保護継電装置(系統安定化装置の制御端末装置)は、高速動作には対処できるものの、一般に、常時監視の出力回路チェックおよび自動点検回路は具備していないので、信頼度向上の為に自動監視回路を具備するには、大幅なハードウエアの追加が必要となるなどの問題点があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、装置動作時間を高速にしながら、大幅なハードウエアの追加を必要とすることなく、装置自体の信頼度向上を図る保護継電装置の自動監視装置を得ることを目的としている。
この発明は、保護対象を保護するために遮断器を引き外す保護継電装置の自動監視回路であって、他の保護継電装置で事故検出されて所定の伝送装置を介して転送されてくる転送遮断信号を受信する転送遮断信号受信手段と、前記転送遮断信号受信手段が前記転送遮断信号を受信したときに閉路させるための第一の継電器接点と、前記第一の継電器接点に接続され、前記転送遮断信号受信手段が前記転送遮断信号を受信したことを検知して前記第一の継電器接点を閉路させる高速動作の補助リレーと、自装置内の故障検出により閉路させるための第二の継電器接点と、前記自装置内の故障を検出して前記第二の継電器接点を閉路させる遮断器引き外し用継電器と、前記第一の継電器接点および前記第二の継電器接点が同時に閉路し励磁される引き外し回路コイルが直列に接続された遮断器引き外し回路と、前記転送遮断信号受信手段を前記自動監視回路から切り離すトリップロックリレーと、前記トリップロックリレーにより前記転送遮断信号受信手段を切り離した状態で前記自動監視回路の自動点検を行う自動点検手段と、前記転送遮断信号受信手段に接続され、前記自動点検手段における自動点検中に前記転送遮断信号受信手段が前記転送遮断信号を受信した場合に、当該受信を検知して、前記自動点検を中止するとともに前記第一の継電器接点を閉路させる自動点検中止手段とを備えことを特徴とする保護継電装置の自動監視回路である。
この発明は、保護対象を保護するために遮断器を引き外す保護継電装置の自動監視回路であって、他の保護継電装置で事故検出されて所定の伝送装置を介して転送されてくる転送遮断信号を受信する転送遮断信号受信手段と、前記転送遮断信号受信手段が前記転送遮断信号を受信したときに閉路させるための第一の継電器接点と、前記第一の継電器接点に接続され、前記転送遮断信号受信手段が前記転送遮断信号を受信したことを検知して前記第一の継電器接点を閉路させる高速動作の補助リレーと、自装置内の故障検出により閉路させるための第二の継電器接点と、前記自装置内の故障を検出して前記第二の継電器接点を閉路させる遮断器引き外し用継電器と、前記第一の継電器接点および前記第二の継電器接点が同時に閉路し励磁される引き外し回路コイルが直列に接続された遮断器引き外し回路と、前記転送遮断信号受信手段を前記自動監視回路から切り離すトリップロックリレーと、前記トリップロックリレーにより前記転送遮断信号受信手段を切り離した状態で前記自動監視回路の自動点検を行う自動点検手段と、前記転送遮断信号受信手段に接続され、前記自動点検手段における自動点検中に前記転送遮断信号受信手段が前記転送遮断信号を受信した場合に、当該受信を検知して、前記自動点検を中止するとともに前記第一の継電器接点を閉路させる自動点検中止手段とを備えたことを特徴とする保護継電装置の自動監視回路であるので、これにより、この発明によれば、転送遮断信号受信回路に高速動作の補助リレーを使用する構成にしたので、転送遮断信号受信から制御指令までの処理時間の高速性を確保しながら、装置自体の高信頼度を実現することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1に係る保護継電装置の自動監視回路を図1に基づいて説明する。この発明の保護継電装置の自動監視回路は、遠方に設置された他の保護継電装置で系統事故が検出された場合や、自装置内の故障検出がなされた場合に、遮断器を引き外して保護対象を保護するためのものである。図1において、制御電源P,Nが設けられ、トリップロックリレー1の遮断器引き外し継電器接点1と、遮断器引き外し指令用継電器用接点5,6,3とが直列に接続されている。また、保護継電装置の定期的な点検作業や遮断器の点検作業を実施する際に、点検時の不要な保護継電装置動作出力を防止するために取り外しが可能なように設けられている短絡片を有する試験用端子24が上記接点に直列に接続されている。また、遮断器の引き外しコイル4と、遮断器の接点4とが設けられている。
このように、本実施の形態においては、遮断器に引き外し指令を与える回路において、遠方に設置された保護継電装置で事故検出(M)され伝送装置を介して転送されてくる転送遮断信号を受信することにより閉路する第一の継電器接点5,6と、自装置内の故障検出(FD)により閉路する第二の継電器接点3と、遮断器の引き外し回路コイル4とが直列に接続された遮断器引き外し回路を備えている。この遮断器引き外し指令用継電器用接点5,6および3が閉路することにより引き外しコイル4が励磁され遮断器を引き外すことにより保護対象を保護する。
201はトリップロックリレー1のトリップロック出力であり、203,204は、それぞれ、遮断器引き外し用継電器2の事故検出(M)出力(強制動作用)および遮断器引き外し用継電器3の故障検出(FD)出力である。トリップロックリレー1には、上述した接点1の他に、転送遮断信号受信装置21,22側に接点1,1が設けられている。遮断器引き外し用継電器2には、事故検出(M)出力203(強制動作用)に接点2,2が設けられている。遮断器引き外し用継電器3には、遮断器引き外し回路に直接組み込まれた接点3が設けられている。接点1にはフォトカプラ103が設けられ、接点3にはフォトカプラ105が設けられている。
また、図1に示すように、本実施の形態においては、遠方に設置された他の保護継電装置で事故検出(M)されて所定の伝送装置を介して転送されてくる転送遮断信号を受信するための転送遮断信号受信手段21,22が設けられている。転送遮断信号受信装置21,22に、転送遮断信号受信リレー(高速動作の補助リレー)5,6が接続され、転送遮断信号受信リレー5,6の接点5,6を直接遮断器引き外しコイル4からなる遮断器引き外し回路に組み込んでいる。これにより、転送遮断信号受信装置21,22の転送遮断受信信号を、転送遮断信号受信リレー5,6が検出して、接点5,6により、直接、遮断器引き外し回路に組み込むことができるので、高速動作を可能にしている。転送遮断信号受信リレー5,6の接点5,6にはフォトカプラ104が設けられている。
また、装置全体の信頼度を向上させるために設ける自動監視回路が設けられている。当該自動監視回路は、平常あり得ない現象を検出する常時監視回路205,207と、常時監視では発見が困難な不動作等を検出する自動点検回路206の2つから構成されている。
本実施の形態においては、転送遮断信号受信リレー5,6の接点5,6に、フォトカプラ106,107を設けて読み込み、常時監視回路205により接点入力回路チェックを行えるようにしている。転送遮断信号受信リレー5,6にトリップロックリレー1の接点1,1を設け、転送遮断信号受信装置21,22の接点を切り離し、事故検出(M)出力203(強制動作用)に接点2,2を組み込み、転送遮断信号受信リレー5,6のコイルおよび接点を含めた自動点検を可能としている。
次に動作について説明する。図1で、遠方に設置された他の保護継電装置で事故検出(M)されて、所定の伝送装置を介して転送されてくる転送遮断信号を転送遮断信号受信装置21,22で受信時、転送遮断信号受信リレー5,6でそれを受信し、遮断器引き外し回路の補助リレー接点5,6を閉路させることにより、故障検出(FD)出力204により遮断器引き外し用継電器3が故障検出と判定して接点3を閉路させることとのアンド条件で、引き外しコイル4を駆動する。このときの転送遮断信号受信から遮断指令出力までの装置動作時間は、転送遮断信号受信リレー5,6の動作時間のみの為、高速動作を可能とする。
次に、自動監視回路の動作について説明する。
(1)常時監視
転送遮断信号受信回路の常時監視回路205で行う接点入力回路チェックとして106,107のフォトカプラで取り込んだ接点5,6の状態による定マークチェックの実施を行うとともに、常時監視回路207で行う出力回路チェックとして、遮断器引き外し用継電器接点5,6の状態をフォトカプラ104により取り込むことによる誤動作監視を実施している。同様に、故障検出(FD)204も、遮断器引き外し用継電器接点3の状態をフォトカプラ105により取り込み、誤動作監視を行っている。常時監視回路205で行う接点入力回路チェックは、図4の通り、フォトカプラ106,107により、転送遮断信号受信装置21,22の転送遮断信号の状態を取り込み、定マークチェックを行っている。常時監視回路207で行う出力回路チェックは、図6の通り、フォトカプラ103,104,105と出力201,203(又は、107,106の入力),204との不一致チェックを行っている。
(2)自動点検
転送遮断信号受信回路の自動点検としては、トリップロック出力201により、トリップロックリレー1を駆動することで、接点1,1を開とし、転送遮断信号受信装置21,22を切り離し、遮断器引き外し継電器2,3の接点2,2による平常状態(不動作状態)から、事故検出(M)出力(強制動作用)リレー2を駆動することで、転送遮断信号受信リレー5,6を強制動作させ、遮断器引き外し回路の補助リレー接点5,6動作を、それらに接続されているフォトカプラ104により取り込み、接点動作を確認し、動作チェックを実施している。同様に、故障検出(FD)出力204により、遮断器引き外し継電器接点3を強制動作させ、接続されているフォトカプラ105により接点動作を確認し、動作チェックを実施している。
自動点検回路206で行う処理は、図5の流れ図の通り、自動点検起動されると(ステップS1)、トリップロック出力201による動作(遮断器引き外し回路のロック)を確認した後(ステップS2,S3)、事故検出(M)203(強制動作用)の動作・復帰(ステップS4〜S7)、故障検出(FD)204の動作・復帰(ステップS8〜S11)を順次実施し、最終トリップロック出力201の復帰(ステップS12,S13)で正常点検終了する。動作不良、復帰不良があれば、点検不良として検出し、装置故障とするとともに、各点の検出力を復帰させ(ステップS14)、自動点検を終了する。点検中に事故検出(M)203、または、故障検出(FD)204の系統事故を検出すれば、即座に事故対応として、各点検出力を復帰させて(ステップS15)、点検を中止する。
以上のように、本実施の形態によれば、転送遮断信号受信回路に、高速動作の補助リレーからなる転送遮断信号受信リレー5,6を使用するようにしたので、装置動作時間は、転送遮断信号受信リレー5,6の動作時間のみの為、高速動作を可能とする。又、接点5,6の状態をフォトカプラ106,107を設けて読み込み、常時監視回路205により接点入力回路チェックを行えるようにした。転送遮断信号受信リレー5,6にトリップロックリレー1の接点1,1を設け、転送遮断信号受信装置21,22を切り離し、事故検出(M)出力203の強制動作用の接点2,2を組み込み、転送遮断信号受信リレー5,6のコイルおよび接点を含めた自動点検を可能とした。これにより、高速動作の補助リレーと自動監視回路を具備することで、大幅なハードウェアの追加も必要なく、高速動作と信頼度向上がともに実現出来る。
実施の形態2.
上記の実施の形態1では、自動点検中に転送遮断信号を転送遮断信号受信装置21,22が受信しても、自動点検中は転送遮断信号受信装置21,22は切り離されているので、自動点検終了まで遮断器引き外しが行えないが、本実施の形態においては、図2に示すように、転送遮断信号受信装置21,22にフォトカプラ101,102を設けて、自動点検中においても転送遮断信号受信装置21,22の転送遮断受信信号を事故対応202として取り込み、図5に示す事故対応条件に組み込むことで自動点検中でも即座に自動点検を中止して、遮断器の引き外し動作が出来るようにした。
本実施の形態の構成は、図2に示すように、上記の図1の構成と基本的には同じ構成であり、転送遮断信号受信装置21,22にフォトカプラ101,102が追加されている点が異なる。フォトカプラ101は、転送遮断信号受信装置21の状態を取り込むために、転送遮断信号受信装置21に接続されている。同様に、フォトカプラ102は、転送遮断信号受信装置22の状態を取り込むために、転送遮断信号受信装置22に接続されている。転送遮断信号を転送遮断信号受信装置21,22が受信した場合には、それが自動点検中であっても、フォトカプラ101,102により転送遮断受信信号が事故対応202として取り込まれ、これにより、自動点検は中止され、遮断器引き外し用継電器2が動作される。
以上のように、本実施の形態においては、フォトカプラ101,102を転送遮断信号受信装置21,22に設けたので、自動点検中に系統事故が発生して、転送遮断信号を転送遮断信号受信装置21,22が受信した場合には、自動点検終了を待たずに、即座に遮断器引き外しを行うことができる。
実施の形態3.
上記の実施の形態1及び2では、遮断器が開、又は、試験用端子24の切り離し時は、フォトカプラ103、104,105の読込み回路が断となり、接点状態の読込みが出来ないが、本実施の形態においては、図3に示すように、トリップロックリレー接点1、1、1、1を設け、自動点検時は遮断器引き外し回路を自装置内の制御電源P,Nに切り替えるようにしたので引き外し回路の状態によらず常時、点検可能となる。なお、図3において、左側にP,Nの符号が記載されている制御電源P,Nが自装置の制御電源であり、右側の符号P,Nは、遮断器引き外し回路の制御電源P,Nである。
本実施の形態の構成は、図3に示すように、上記の図2の構成と基本的には同じ構成であり、トリップロックリレー接点1、1、1、1が追加されている点が異なる。トリップロックリレー接点1、1は2つの制御電源Pに接続され、トリップロックリレー接点1、1は2つの制御電源Nに接続されている。これにより、自動点検時は、通常時に閉状態であるトリップロックリレー接点1,1を開にするとともに、自装置内の制御電源P,Nに接続されているトリップロックリレー接点1,1を閉にして、遮断器引き外し回路を自装置内の制御電源P,Nに切り替える。
以上のように、本実施の形態によれば、トリップロックリレー接点1、1、1、1を設け、自動点検時は、遮断器引き外し回路を自装置内の制御電源P,Nに切り替えるようにしたので、引き外し回路の状態によらず常時、点検可能となる。なお、本実施の形態においては、図2の構成に本実施の形態を適用した例について述べたが、その場合に限らず、図1の構成に本実施の形態を適用させてもよく、その場合も同様の効果が得られる。
この発明の実施の形態1に係る保護継電装置の自動監視回路の構成を示した構成図である。 この発明の実施の形態2に係る保護継電装置の自動監視回路の構成を示した構成図である。 この発明の実施の形態3に係る保護継電装置の自動監視回路の構成を示した構成図である。 この発明の保護継電装置の自動監視回路に設けられている常時監視回路(接点入力回路チェック)の構成を示す説明図である。 この発明の保護継電装置の自動監視回路に設けられている自動点検回路の処理の流れを示す流れ図である。 この発明の保護継電装置の自動監視回路に設けられている常時監視回路(出力回路チェック)の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 トリップロックリレー、2、3 遮断器引き外し用継電器、4 遮断器引き外しコイル、5,6 転送遮断信号受信リレー(高速動作の補助リレー)、21,22 転送遮断信号受信装置、24 試験用端子、101,102,103,104,105,106,107 フォトカプラ、201 トリップロック出力、203 事故検出(M)出力(強制動作用)、204 故障検出(FD)出力、205 常時監視回路、206 自動点検回路、207 常時監視回路。

Claims (3)

  1. 保護対象を保護するために遮断器を引き外す保護継電装置の自動監視回路であって、
    他の保護継電装置で事故検出されて所定の伝送装置を介して転送されてくる転送遮断信号を受信する転送遮断信号受信手段と、
    前記転送遮断信号受信手段が前記転送遮断信号を受信したときに閉路させるための第一の継電器接点と、
    前記第一の継電器接点に接続され、前記転送遮断信号受信手段が前記転送遮断信号を受信したことを検知して前記第一の継電器接点を閉路させる高速動作の補助リレーと、
    自装置内の故障検出により閉路させるための第二の継電器接点と、
    前記自装置内の故障を検出して前記第二の継電器接点を閉路させる遮断器引き外し用継電器と、
    前記第一の継電器接点および前記第二の継電器接点が同時に閉路し励磁される引き外し回路コイルが直列に接続された遮断器引き外し回路と
    前記転送遮断信号受信手段を前記自動監視回路から切り離すトリップロックリレーと、
    前記トリップロックリレーにより前記転送遮断信号受信手段を切り離した状態で前記自動監視回路の自動点検を行う自動点検手段と、
    前記転送遮断信号受信手段に接続され、前記自動点検手段における自動点検中に前記転送遮断信号受信手段が前記転送遮断信号を受信した場合に、当該受信を検知して、前記自動点検を中止するとともに前記第一の継電器接点を閉路させる自動点検中止手段と
    を備えことを特徴とする保護継電装置の自動監視回路。
  2. 平常時に前記引き外し回路が接続されている第一の制御電源と、
    前記第一の制御電源と独立に設けられた第二の制御電源と、
    前記保護継電装置の試験のときに開路する試験用端子と、
    前記遮断器が開状態または前記試験用端子が開状態のときに、前記引き外し回路を前記第一の制御電源から前記第二の制御電源に切り替える制御電源切替手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の保護継電装置の自動監視回路。
  3. 保護対象を保護するために遮断器を引き外す保護継電装置の自動監視回路であって、
    他の保護継電装置で事故検出されて所定の伝送装置を介して転送されてくる転送遮断信号を受信する転送遮断信号受信手段と、
    前記転送遮断信号受信手段が前記転送遮断信号を受信したときに閉路させるための第一の継電器接点と、
    前記第一の継電器接点に接続され、前記転送遮断信号受信手段が前記転送遮断信号を受信したことを検知して前記第一の継電器接点を閉路させる高速動作の補助リレーと、
    自装置内の故障検出により閉路させるための第二の継電器接点と、
    前記自装置内の故障を検出して前記第二の継電器接点を閉路させる遮断器引き外し用継電器と、
    前記第一の継電器接点および前記第二の継電器接点が同時に閉路し励磁される引き外し回路コイルが直列に接続された遮断器引き外し回路と、
    平常時に前記引き外し回路が接続されている第一の制御電源と、
    前記第一の制御電源と独立に設けられた第二の制御電源と、
    前記保護継電装置の試験のときに開路する試験用端子と、
    前記遮断器が開状態または前記試験用端子が開状態のときに、前記引き外し回路を前記第一の制御電源から前記第二の制御電源に切り替える制御電源切替手段と
    を備えたことを特徴とする保護継電装置の自動監視回路。
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