JPS5817119B2 - クレ−ン用入れ子式伸縮自在ブ−ム - Google Patents

クレ−ン用入れ子式伸縮自在ブ−ム

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JPS5817119B2
JPS5817119B2 JP51086483A JP8648376A JPS5817119B2 JP S5817119 B2 JPS5817119 B2 JP S5817119B2 JP 51086483 A JP51086483 A JP 51086483A JP 8648376 A JP8648376 A JP 8648376A JP S5817119 B2 JPS5817119 B2 JP S5817119B2
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motor
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ロジヤー・ドワイト・マイケルソン
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Publication of JPS5817119B2 publication Critical patent/JPS5817119B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/62Constructional features or details
    • B66C23/64Jibs
    • B66C23/70Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths
    • B66C23/701Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic
    • B66C23/705Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic telescoped by hydraulic jacks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クレーンに設けられるような入れ子犬伸縮自
在ブームの伸縮を行うための液圧系統に関し、更に詳細
には、ブームの短縮を迅速に行う液圧系統ζこ関するも
のである。
入れ子犬伸縮自在ブームの伸縮を行う為の典型的な液圧
系統には2つの液圧モーターを設ける。
即ち、ブームの基部と中間部との間に連結した第1のモ
ーター(中間ブームモーターと称する)およびブームの
中間部と先端部との間に連結した第2のモーター(先端
ブームモーターと称する)である。
各々のモーターは通常シリンダーと該シリンダーの中に
摺動可能に嵌合したピストンとから成り、該ピストンは
シリンダー中に2つの室即ち伸長室と短縮室とを画成し
ている。
伸長室は圧力流体を受入れて該モーターを連結したブー
ムの1つの部分をブームの他の部分に対し伸長させるも
ので、短縮室は圧力流体を受入れてブームの1つの部分
を他の部分に対して短縮するものである。
各々のピストンに連結されたピストンロンドがシリンダ
ーから突出している。
各々のピストンロンドを貫通する2つの流路を設け、1
つの流路はピストンを嵌入したシリンダーの伸長室に達
し、他方の流路はシリンダーの短縮室に達するものは従
来公知である。
一般に制御弁を設け、その第1弁部分が第1の液圧モー
ターを制御し、第2弁部分が第2の液圧モーターを制御
する。
普通は、第1モーター即ち中間ブームのモーターのピス
トンロッドをブームの基部(枢動するが軸方向には動か
ない)に固着する。
従って、第1モーターのピストンロッドは軸方向に動か
ず、該ピストンロッドを貫通する2つの流路は第1弁部
分に都合よく接続することができ、第1モーターの伸長
室および短縮室に流入、流出する圧力流体の流れを制御
する。
第1液圧モーターのシリンダー側の端はブームの中間部
に連結し、第1モーターを伸長した時ブーム中間部を伸
長させる。
第2モーター即ち先端ブームモーターのロッドエンドは
一般にブーム中間部に連結しく第1モーターの伸長によ
ってブーム中間部が伸長する時、該ブーム中間部と共に
動く)、第2モーターのシリンダー側端はブーム先端部
に連結され、第2モーターが伸長する時ブーム中間部に
対し伸長し得る。
第2モーターのロッド側端は軸方向に動くから(シリン
ダー側端迄は達しないが)、ピストンロッドを貫通する
流路は可撓性のホースで第2弁部分に接続しなければな
らない(モーターの伸長室および短縮室に流体を供給、
還流の為出入させるために)。
又、リールを第2モーターと第2弁部分との間に取りつ
け、ブーム中間部を短縮する時に可撓性のホースの一部
を収容し、ブーム中間部を伸長する時に該ホースを繰出
すことも普通である。
従来ブーム伸縮液圧系統が有した重要な問題点はブーム
特にブーム先端部の短縮に時間がか5り過ぎることであ
る。
本発明はこの問題点を解決するものである。
ブームの先端部を短縮するには、先端ブームモーターの
短縮室に流体を導入すると共に、同時に該モーターの伸
長室から流体を排出することが必要である。
又、先端ブームモーターの短縮室に流体を導入し、該モ
ーターの伸長室から流体を排出する(モーターを短縮す
るために)ことはリールに可撓性の伸長および短縮ライ
ンを巻くことによる絞り効果を受ける。
更に、先端ブームモーターの伸長室から流体を排出する
ことは短縮室へ流体を導入することより問題が深刻であ
る。
その理由は、伸長室(ピストンロッドが貫通していない
)の断面積は短縮室(ピストンロッドが貫通している)
の有効断面積よりずっと大きい(例えば3倍)からであ
る。
回路に2つの小さいが重要な変更を加えることによって
、先端ブームモーターの伸長室から流体を排出する速度
を相当増大させ、それによりブーム先端部を短縮する速
度を相当大きくすることができた。
簡単に説明すると、先端ブームモーターのロッド側端と
中間ブームモーターのシリンダ一端との両方をブーム中
間部に連結し、両者が常に一緒に動き互に相対的には動
かないようにするのである。
従ッて、先端ブームモーターのピストンロッドの短縮流
路を中間ブームモーターのシリンダーに接続し、それぞ
れのモーターの2つの短縮室を互に直接連通させるので
ある。
この様に修正することによって、先端ブームモーターの
短縮ラインをリールに巻く必要がなくなり、リールは伸
長ラインのみを巻きさえすればよい。
しかし、先端ブームモーターの短縮ラインとして従来使
用した可撓性ホースはリールから除去せずに、伸長ライ
ンに並列に接続しリール上の伸長ラインを2重にする。
この第2の修正の結果、伸長ラインの容量はリールの部
分では2倍となり、単一の伸長ラインをリールに巻いた
場合よりリールでの絞り効果を著しく減することができ
る。
従って伸長室は短縮室より容積がずっと大きいが、リー
ル上の伸長ラインを2重にしたから従来の単一の伸長ラ
インよりはるかに迅速に流体の排出を行うことができる
或いは代替的に、リール上に単一の相当太い伸長ライン
を用い(且、可能ならばリールの直径も大きくする)、
伸長ラインに対するリールの絞り効果を減少させてもよ
い。
伸長シリンダーからの流体排出はブームの先端部の短縮
速度に影響する重要なファクターであったが、本発明に
よりブーム先端部の短縮速度を著しく増大することがで
きる。
この様に、本発明の一目的は、入れ子犬伸縮自在なブー
ムの短縮速度を増大することにある。
本発明の今一つの目的は、ブームの先端部の短縮速度を
増大することにある。
本発明の更に今一つの目的は、先端ブームモーターの伸
長室からの流体排出速度を増大することにある。
以下図面を参照しつ5本発明の実施例を詳細に説明する
第1図、第3図および第5図にはクレーン12の入れ子
犬の伸縮自在なブーム10が一杯に短縮した状態で示さ
れている。
第2図および第4図は少し伸長した状態のブーム10を
示す。
クレーンのブームは基部14、該基部14に摺動可能に
収容した中間部16および該中間部16に摺動可能に収
容した先端部18からなる。
支持部材20(第5図)を従来入れ子犬伸縮自在ブーム
の各部の間に設けたと同様にブームの上記各部の間に設
はブーム各部の相対的摺動を容易にしている。
ブームの基部の1端は水平軸線Aのまわりに枢動し得る
ように据付フレーム22に連結されている(第1図およ
び第2図)。
据付フレーム22はトラック型の運搬車両26/Iこ垂
直軸線Bのまわりに旋回可能に取りつけた台24に固定
されている。
伸縮自在なストラット28が台24とブームの基部14
との間に連結され、ブームを軸線Aのまわりに準択的に
押上げ得るように軸線Aから離れた所で基部14に枢動
可能に取りつけられている。
在来のターンテーブル用モーター(図示せず)を設は軸
線Bのまわりに台24を旋回させる。
ブームの基部14は、軸線Aのまわりに枢動可能であり
、軸線Bのまわりに旋回可能であるが、1端がフレーム
22に連結されているから、トラック型の運搬車26に
対し軸方向には動かない。
ブームの中間部16は第1の液圧モーター30(中間部
モーター)lこよって基部14に対し伸縮される。
ブームの先端部18は第2の液圧モーター32(先端部
モーター)によって中間部16に対して伸縮される。
各々のモーター30.32はそれぞれシリンダー34,
36とその中で摺動するピストン38゜40を有する(
第6図)。
各々のピストンはピストンロッド42,44が固着され
、該ピストンロッドはシリンダーから突出している。
モーター30のロッド42の端部46はブームの基部に
固着したブラケット4Bの垂直な側面にピンで連結され
ている。
モーター30のシリンダー34の内側端は中間部16の
内側端に固着したブラケット52にボルト50で固着さ
れている。
シリンダー34の外側の端部にはローラー54を設はブ
ームの先端部の中でシリンダー34の外端を支持する1
モーター32のロッド44の端部56もブームの中間部
16に固定したブラケット58の垂直な側面にピンで連
結されている。
モーター32のシリンダー36の内側端もブームの先端
部18の内側端に固定されたブラケット62にボルト6
0によって固定されている。
ブームの3つの部分と2つのモーターとからなる上述の
構成(在来の構成)では、モーター30の伸縮によって
中間部16を基部14に対し伸縮させ、モーター32の
伸縮によって先端部を中間部に対して伸縮する。
モーター30のシリンダーおよびモーター32のロッド
は両方共ブームの中間部に連結され、該中間部と一緒に
動く。
本発明を良く理解するには、2つの液圧モーターを作動
させる為の典型的な従来技術の液圧回路(第7図)を先
づ理解しなければならない。
第7図では、他の図に示す要素に対応する要素には他の
図の参照数字にダッシュを付して示す。
第7図には、ブームの入れ子犬の伸縮自在な各部を伸縮
させる為の液圧モーター30.32と同様な液圧モータ
ー30’、32’を示す。
モーター30’はシリンダー34′、ピストン38′、
および該ピストンに連結されシリンダーから突出するピ
ストンロッド42′を有する。
ピストン38′はシリンダー34′の内部を2つの室6
4’、66’に分割し、室64′は伸長室と呼ぶことが
でき(即ち、該室に圧力流体を導入した時モーターを伸
長させる)、室66′は短縮室と呼ぶことができる。
(即ち、該室に圧力流体を導入するとモーター30′が
短縮する。
)ピストンの有効断面積(即ち、圧力流体が作用するピ
ストンの断面積)は、短縮室の方はピストンロッドが占
める断面積が除かれるから、伸長室より著しく小さい(
普通的1/3)。
同じ理由により、短縮室の最大容積(即ちモーターを1
杯に短縮した時)は伸長室の最大容積(即ち、モーター
を1杯に伸長した時)よりずっと小さい(約1/3)。
ピストンロッド42′は2つの流路が貫通している。
2つの流路は、伸長室64′に通じる伸短流路68′と
短縮室66′と連通ずる短縮流路70′である。
セーター32′はシリンダー36′、該シリンダー内で
摺動するピストン40′、および該ピストンに連結され
シリンダーから突出するピストンロッド44′を有する
モーター32′もモーター30′の前述の室64’、6
6’と同様な伸長室72′と短縮室74′とを有する。
ピストンロッド44′は2つの貫通流路、即ち伸長室7
2′に通じる伸長流路76′と短縮室74′に通じる短
縮流路78′を有する。
第7図の回路には第1の弁部分82′と第2の弁部分8
4′から成る制御弁80′がある。
各の弁部分は圧力ラインPL’に接続した圧力ポートを
有し該圧力ラインはポンプP′に接続して該ポンプから
圧力流体を受ける。
各々の弁部分は又、タンクS′に通じる還流ラインRL
’に接続した還流ポートを有する。
伸長モーターライン86′は第1の弁部分82′の第1
のモーターポートからロッド42′に形成された第1モ
ーター30′の伸長室64′に通じる伸長流路68′に
達している。
短縮ライン88′は第1弁部分の第2のモーターポート
から、ロッド42′に形成されモーター30′の短縮室
66′に通じる短縮流路70′に達している。
保持回路98′は伸長ライン86′、短縮ライン88′
とロッドの流路68’、70’との間に接続される。
ブームの液圧モーターに屡々組合わされる在来の回路で
ある回路98′は並列の枝管86a’、86b’を有す
る。
枝管86a′ははね偏倚したパイロットで作動するブロ
ック弁90′を有し、枝管86b′は逆止弁92′があ
る。
1端を短縮ライン88′に接続され絞り部96′を有す
るパイロットライン94′はパイロット圧を弁90′に
供給し、該弁を作動させ該弁を流れが通り得るようにす
る。
第7図に示すたうに組立てたユニット90’、 92’
、 94’および96′は保持回路98′を構成し、該
回路は伸長ライン86′を閉塞して伸長室から流体が流
れるのを阻止する(即ち、モーター30′とブーム中間
部とが短縮するのを防ぐ)が、これは弁部分82′の作
動により圧力ライン88′に導きモーターを短縮させる
迄続く。
モーター30′のシリンダ一端はブームの中間部に連結
され該モーターのロッド端はブームの基部に連結されて
いる(モーター30と同様に)。
従って、モーター30′のロッド端はモーター30のロ
ッド端と同様にブーム伸縮時に軸方向に動かずモーター
30′のロッド端と第1弁部分82′との間の距離はあ
まり変化しない。
しかし、モーター30′と制御弁80′との間のライン
86’、88’は普通可撓性のホースであってブームの
基部が枢動し易くなっている。
伸長ライン102′は第2升部分84′の第1モータ一
部分から先端ブームモーター32′の保持回路98′迄
延在している。
この回路はモーター30′の保持回路と同一である。
短縮ライン104′は第2弁部分84′の第2モータ一
部分からモーター32′の回路98′迄延在している。
在来型の先端ブームモーター32′(先端ブームモータ
ー32と関連して説明)はそのロッド側端がブームの中
間部に連結されシリンダ側端がブームの先端部に連結さ
れている。
その為、中間ブームモーターの伸長によってブームの中
間部が伸長する(ブーム基部に対し軸方向に移動する)
と、先端ブームモーターは(そのロッド側端も)ブーム
基部に対し軸方向に移動する。
従って、ロッドに連結したライン102’、104’は
可撓性ホースで作られている。
しかし、弁80′は角24の固定位置に取りつけ、モー
ター32′が伸長する時読モーターのロッド側端は軸方
向に動くから、リール106’(第9図)のようなリー
ルをフレーム22(又はブームの枢軸Aに対し固定した
他の位置)に取りつけるのが普通である。
リール106′は第1図、第2図および第8図に示すリ
ール106と同一である。
リール106′は軸1101上で回転し得るように取り
つけたバブ108′を有する。
固定軸110′は2つの溝112’、114’を有する
リールのバブには間隔を置いたフランジ116′が連結
されていて、その間にモーターのロッド側端から可撓性
ホースを受入れるようになっている。
わかり易くするため、モーターとリールとの間の伸長ラ
イン1021を102a’とし、リールと弁との間の伸
長ラインを102b’とする。
同様に、モーターとリールとの間の短縮ライン104′
を1042’、リールと弁との間の短縮ラインを104
b’とする。
これらのラインは各々は常時リールを貫通する流路を形
成することは勿論である。
第2の弁部分からライン102b’の可撓性ホースを軸
110′の1端に受入れその軸方向の流路117′と連
通ずるように軸に固定している。
軸方向の流路117′は軸内部で溝112に連通してい
る。
モーターから延びたライン102a’の可撓性ホースの
端はリールのバブのまわりに巻かれてバブの流路118
′に接続している。
この流路118′は溝112′に連通して常時、回転す
るリール上の可撓性ホース102a’は軸に固定した可
撓性ホース102b’と流体を流すように連通している
弁からの短縮ホース104b’は、軸110′のライン
102b’接続端の反対側の端に接続されでいる。
ライン104b’は軸内で流路120′と連通し、該流
路は溝114′と連通している。
モーターからの短縮ライン104a’はバブ108′と
接続しバブの流路122′を通じて溝114′と連通し
ている。
軸110′はフランジ116′から突出し、モーター1
15′が該軸の一端に取りつけられている。
例えばスプリングモーターでよいこのモーターは、1部
が軸に、他の部分がフランジ116′に連結されている
ブームが伸長してライン102a’、104a’をリー
ルから引き出すと、モーター115′のフランジ連結部
分はバブ連結部分に対し回転する。
その為、モーター115′の上記両部会の間に連結した
スプリングが巻かれ、バブを矢印Cの方向に偏倚する。
従ってブームを短縮するとライン102a’、 104
a’はリールに巻き取られる。
第7図から、弁部82′の可動弁スプールが図示位置の
左方へ動くと、圧力流体がライン88′および流路70
′を通じて短縮室66′に供給されることがわかる。
同時に、伸長室の流体は流路68′およびライン86′
を通じて(閉塞弁90′はライン88′の圧力に応答し
て開いている)タンクへ流れる。
弁部分82′のスプールが右へ動くと、圧力流体が伸長
ラインに供給され逆止弁92′を通じて伸長室64′へ
流れる。
同時に短縮室66′からの流体はタンクに排出される。
第1の場合は、モーター30は短縮し、後者の場合はモ
ーター30は伸長する。
同様に、第2弁部分84′のスプールが図示位置の左方
へ動くと、圧力ラインPL’は弁を通じて短縮ライン1
04′に接続し、還流ラインRL’は伸長ライン102
′に接続する。
第2の弁部分84′のスプールが図示位置の右へ動くと
圧力ラインPL’は弁を介して伸長ライン102′に接
続し還流ラインRL’は弁を介して短縮ライン104′
に接続する。
圧力ラインが短縮ラインを通じて短縮ラインに接続する
と、モーター、従ってブームが短縮する。
反対に圧力ラインが伸長ラインおよび伸長室に接続する
と、モーター従ってブームは伸長する。
ライン102′および104′にリール106′がある
ためにモーター30′の伸縮にはない問題が先端ブーム
モーター32′の伸縮にある。
リール(空間に制限があるから寸法が制限される)にラ
イン102a’および104a’を形成する可撓性ホー
スを巻くために、ライン1021および104′を通る
流れが制限され先端ブームモーター32′の短縮、従っ
てブームの先端部の短縮の短縮が遅い。
入れ子犬の伸縮自在なブームの短縮を迅速に行うことは
、クレーンを効果的且効率的に運転するために重要であ
る。
第7図かられかるように、先端ブームモーター32’の
短縮には、リールにホースを巻くことによりラインに絞
り部が作られるから、中間ブームモーター30′の短縮
より更に深刻な問題がある。
従来技術の先端ブームシリンダーの伸長室72′の流体
は、シリンダー従ってブーム先端部を短縮するには、リ
ールに巻かれたホースで作られた絞り部を通じて排出し
なければならない。
伸長室の有効断面積は短縮室のそれよりかなり大きい。
短縮室には大きなピストンロッド(強度要件を満足する
のに充分な直径の)が貫通しているからである。
従って、先端ブームモーター32′を短縮した時伸長室
72′から流出する流体の流量は短縮室74′に流入す
る流体の流量より相当大きくなければならない。
従来技術の先端ブームモーターの場合は、伸長室から流
出する流れも短縮室へ流入する流れも、リールに巻いた
ホースにより制限されたが、重要な後者の流れより流量
が大きいのは前者の流れであった。
リール上の空間が制限されリールに巻いたホースには可
撓性が要求されるから、伸長ラインに必要な大きい流量
を与え得るようにリールの伸長ラインのホースを大きく
することはできない。
第6図には、本発明の回路が示されているが、これは先
端ブームシリンダーの伸長室から相当大きな流量で流体
を流出させることができ、リールを大きくしたり或いは
それに巻いたホースの可撓性を犠牲にすることなしにシ
リンダー従ってブーム先端部を迅速に短縮することがで
きる。
第6図の回路は中間ブームモーター30、先端ブームモ
ーター32、および第1弁部分82と第2弁部分84と
を有する制御弁80を示している。
モーター30.32と部分82.84を有する制御弁8
0とは第7図の回路のモーター30’、32’および部
分82.84を有する制御弁80′と同一でよい。
第6図の回路は又、各モーターに1つ宛計2つの保持弁
98を有し、該弁は第7図の回路の保持弁98/と同一
のものでよい。
本発明の回路では、モーター32の短縮室74とモータ
ー30の短縮室66とを連続的に連通させておくために
ロッドの流路78(第7図のロッド流路78′と同一)
とシリンダー34との間にライン132を設ける。
モーター32のロッド44とシリンダー34とは何れも
ブームの中間部に連結され、従って該中間部と共に動く
から、ライン132は在来の可撓性ホースを用いるのが
好ましい。
けれども比較釣用くてもよい。この回路では第7図の回
路と同様に、ピストンロッドの流路68および70(前
述のロッド流路68′および70′と同一)をそれぞれ
伸長ライン86および短縮ライン88(両方ともやはり
可撓性ホース)に接続する。
又、第7図の従来技術のものと同様に伸長ライン86は
第1弁部分82に接続する。
しかし、短縮ライン88は、第7図の従来技術では第1
弁部分のみに接続しているのに対し、本発明の回路では
枝ライン88aおよび88bを介して第1弁部分82と
第2弁部分84との両方に接続している。
この回路では、圧力流体を圧力ラインPL、弁80、ラ
イン88(およびそのロッド流路70)を通じて中間ブ
ームモーター30の短縮室66に供給し、該室からライ
ン132に供給していることが注目される。
ライン132はロ゛ンド流路78を介して先端ブームモ
ーター32の短縮室74に常時連通している。
従って、ライン88a又は88bを圧力ラインPLに接
続する弁部分82又は84の作動によって短縮室66お
よび74を加圧しモーターを短縮する。
反対に、ライン88a又は88bを還流ラインRLに接
続する第1弁部分82又は第2弁部分84の作動によっ
て短縮室74からロッド流路74およびライン132を
通じて短縮室66に排出することができる。
室66からライン88、弁80および還流ラインRLを
通じて流体を排出する。
第5図に示すように、中間ブームモーター30のシリン
ダー34はブームの中間部16に連結されており、先端
ブームモーター32のロッド側端もブーム中間部16に
連結されている。
従って、シリンダー34とピストンロッド44との間に
は相対運動は生じ得ないから、ライン132はリールの
上を通る必要がなく、その寸法はリールを用いる場合の
物理的な制約を受けない。
同様に、弁80とロッド42(ブームの基部に固定され
ている)との間に延びるライン86および88はり一部
の上を通る必要がなく、該ラインの寸法はIJ−ルのラ
インの場合の制約を受けない。
先端ブームモーター32の短縮室74と中間ブームモー
ター30のシリンダー34との間の回路にライン132
を附加したが、伸長ライン102をモーター32からリ
ール106(第8図)の上を第2弁部分84迄延在させ
ることがやはり必要である。
従って、このラインは可撓性のホースで作らなければな
らない。
第8図のリールはバフ108、軸110、モーター11
5、軸中の流路117.120、およびバブ中の流路1
18゜122を有し、全て第9図の対応する部分と同一
でよい。
しかし、短縮ラインがリール106から除去されている
が、リールの上に2重の伸長ラインを設けることができ
る。
第6図では、ライン102のモーターとリールとの間の
部分を102aとし、ライン102のリールと弁との間
の部分を102bとした。
リール106の伸長ライン102に2つの平行な枝10
2aおよび104aを設けた。
ただし、ライン102の枝104aの機能は従来技術の
ライン104a’の機能とは非常に相違するものである
ライン102aaはリールに巻かれ第9図のライン10
2a’と同様にリールのバブに接続されている。
第7図の従来技術の回路では、リールの上を通るライン
104a’はモーター32′の短縮室に接続する短縮ラ
インであった。
本発明の回路では、ライン104aを伸長ラインの一部
として用いる。
ライン104aは物理的にはライン104a’と同一で
よく、又リール106′に巻いた従来技術のライン10
4′と同じ態能でリール106に巻いてもよい。
ライン104aはこの様に機能が異なるからライン10
4 a’と全く異った態様で回路に接続されている。
ライン104aは第6図に示すように、リールの両側で
伸長ライン102に接続されている。
従って、伸長ラインの流れの深刻な絞り部であるリール
上の伸長ラインの容量は2倍となり、リール上の流れの
絞りを著しく低減することになる。
その結果、先端ブームモーター32の伸長室72の多量
の流体は従来技術のものより迅速に排出されるから、ブ
ームは従来のものより迅速に短縮することができる。
リールに2本の枝ラインを巻く代りに、単一の径の大き
なラインをリールに巻き、第10図に示すようにバブの
フィッティングや流路を介して軸の流路120ζこ接続
することもできる。
単一の太いラインを用いればリールによる絞りの効果は
、減少するが、太いラインは2本の細いライン程の可撓
性はない。
この回路では、中間ブームモーター30の短縮室および
回路ラインを通じて先端ブームモーター32の短縮室7
4に流体が出入する。
こうすることによって、リール上の余分なラインが先端
ブームモーター32の伸長室にずっと多量の流体を出入
させることができるのである。
或いは代替時に、太い伸長ラインを用いる為にリール上
の空間を大きくする。
従って、ブームの先端部を迅速に短縮する必要があると
きは、伸長室72を2本の並列ライン又は単一の太いラ
インでリールの上を通して迅速に伸長室から流体を排出
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は例えばクレーンのブームである入れ子犬伸縮自
在ブームの短縮した状態を示す側面図。 第2図は第1図のブームの少し伸長した状態の側面図。 第3図は第1図の一部拡大断面図。第4図は第2図の一
部を拡大した部分断面図。 第5図は第3図の一部を更に拡大した部分断面図。 第6図は第1図のブームに組込んだ本発明による液圧回
路の図式的回路図。 第7図は従来技術の液圧回路の図式的回路図。 第8図は第1図および第2図に示したリールと本発明に
よる液圧接続を示す斜視図。 第9図は在来のリールと液圧接続を示す斜視図。 第10図は本発明の他の形態の液圧接続を有するリール
を示す第8図と同様の図。 10・・・・・・入れ子犬伸縮自在ブーム、12・・・
・・・クレーン、14・・・・・・ブーム基部、16・
・・・・・ブーム中間部、18・・・・・・ブーム先端
部、30・・・・・・中間ブームモーター、32・・・
・・・先端ブームモーター、34・・・・・・中間ブー
ムモーターの第2部分、36・・・・・・先端ブームモ
ーターの第2部分、42・・・・・・中間ブームモータ
ーの第1部分、44・・・・・・先端ブームモーターの
第1部分、86・・・・・・中間ブームモーターの伸長
ライン、88・・・・・・中間ブームモーターの短縮ラ
イン、102・・・・・・先端ブームモーターの伸長ラ
イン、132・・・・・・先端ブームモーターの短縮ラ
イン、106・・・・・・リール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基部、中間部および先端部から成るクレーン用入れ
    子犬伸縮自在ブームにおいて、伸縮可能な中間ブームモ
    ーターがブームの基部に連結された第1の部分とブーム
    中間部に連結された第2の部分とを有してブーム中間部
    をブーム基部に対し伸縮させ、伸縮自在な先端ブームモ
    ーターがブーム中間部に連結された第1部分とブーム先
    端部に連結された第2部分とを有してブーム先端部をブ
    ーム中間部に対し伸縮させ、中間ブームモーターの伸縮
    側ラインが中間ブームモーターの上記第1部分に接続さ
    れ、先端ブームモーターの伸長ラインが先端ブームモー
    ターの上記第1部分に接続され、先端ブームモーターの
    短縮ラインが先端ブームモーターの上記第1部分と中間
    ブームモーターの上記第2部分との間に接続されて先端
    ブームモーターの短縮ラインと中間ブームモーターの短
    縮ラインとを連通させ、先端ブームモーターの伸長ライ
    ンのみの巻取りおよび繰出しを行うリールが設けられて
    いることを特徴とするクレーン用ブーム。 2、特許請求の範囲第1項のクレーン用ブームにおいて
    、上記リールに巻取られる先端ブームモーターの伸長ラ
    インは並列の複数のラインであることを特徴とするもの
JP51086483A 1975-08-27 1976-07-20 クレ−ン用入れ子式伸縮自在ブ−ム Expired JPS5817119B2 (ja)

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