JPS58170464A - 乾燥食品の保存方法 - Google Patents

乾燥食品の保存方法

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JPS58170464A
JPS58170464A JP5424482A JP5424482A JPS58170464A JP S58170464 A JPS58170464 A JP S58170464A JP 5424482 A JP5424482 A JP 5424482A JP 5424482 A JP5424482 A JP 5424482A JP S58170464 A JPS58170464 A JP S58170464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dried
container
moisture
flavor
food
Prior art date
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Pending
Application number
JP5424482A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kawasaki
川崎 秀雄
Masayoshi Kuriyama
栗山 正由
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Chemical Corp filed Critical Nissan Chemical Corp
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Publication of JPS58170464A publication Critical patent/JPS58170464A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本′発明は、乾燥食品tそのa湿を防いで保存する方法
の改良に関する。従来より、ピーナツ。
煎餅、焼のり、茶の葉等の食品は、一旦適度に乾燥した
後乾燥食品として保存されている。これら乾燥食品は、
保存中に吸湿、移り香等による変質が起こると、実際に
食用の際、香味、*ごたえ等品質が著しく低下し、また
、これら乾燥食品は一旦吸湿すると、フライパン等を用
いて加熱乾燥しても、香味、歯ご友え等が原状に回復し
ないことが多い。そこで、これら乾燥食品は、製造直、
後から実際に食用に供される迄の間に吸湿等が起こらな
いようKm々の包装形態で保存される。簡易に用いられ
る包装形態としては、プラスチック製フィルムからなる
袋の中に密封保存する方法がよく知られているが、保存
期間が擾期にわたるときは、吸湿を完全に防ぐことはで
きず、上記の如き品質低下が避けられない。ま九、金属
性容器中に密封保存する方法もよく知られているが、P
3容食品を−[K全盪取り出し消費する場合は別として
、遂次少量ずつ取り出すときは蓋の開閉の都度空気に触
れて次第に吸湿が進行する。更に、これら容器中に、ノ
リ力ゲル等乾燥剤を内容した小袋を同封して保存する方
法も知られているが、これら容器の基の開閉の都度乾燥
剤の吸湿が起こり0次第に乾燥剤の能力が低下し9食品
の防湿期間を着干廷長せしめるにとソまる場合が多い。
本発明者らは、乾燥食−ヤ包装用材料について情死した
結果、ポリオレフィン−樹脂中に酸化からなるフィルム
よりつくっ友袋は充分な実用強度を有し、この袋−の中
に乾燥食品を内容して密封保存するときは、最期間にわ
たり乾燥食品の吸湿を防ぐことができ、乾燥食品の香味
等の品質低下が起こらないこと、更に、若干吸湿の起こ
った乾燥食品でも、これt上記袋の中に保存すると、再
乾燥と共に香味等の品質低下も避けられること七見出し
た。
本発明の目的は、乾燥食品を長期にわたり防湿或は乾燥
状1iK保ち、香味等品質の低下を起こさせないで保存
する方法t*供することにある。本発明の乾燥食品の保
存方法は、吸gI前又は俵の乾燥食品を、ポリオレフィ
ン100重皿部中に粒□径1〜50μのカルシウム又は
マグネシウムの酸化物粉末50〜150重量部【均一に
分散させ九岨FIL物からなる容器中に、密封下保存す
ることt%像とする。
本発明の方法が適用される乾燥食品の例としては、ピー
ナツ、煎餅等菓子類、焼の9.煮干等乾物類、紅茶、煎
茶等茶葉類、その他タバコ。
米等の穀物類等一般に防湿保存が望まれる食品。
嗜好品等が挙げられるがell#に0本発明の方法は、
一旦吸湿すると元の香味、風味等を回復させ鎧い乾燥食
品の保存に適する。これら乾燥食品は0通常、製造法の
最終工程として乾燥工程を経た乾燥後のものであるが、
場合によっては製造後に若干吸湿したものも、香味等の
品質が原状に回復される@9.本発明法による保存の対
象とすることができる。
本発明に用いられる容器は、ポリオレフィ/100重J
its中に粒径1〜30μのカルシウム又はマグネシウ
ムの酸化物粉末t−50〜150直tg均一に分散させ
た組成物からつくられる。
用いられるポリオレフィンとしては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレンープロビレ/共重合体。エチレ
ン−ブテン共重合体、プロピレン−ブチ/共重合体等通
常の市販工業製品のポリオレフィン樹脂が挙げられる。
用いられるカルシウム又はマグネシウムの酸化物粉末拡
ポリオレフィン中に分散され良状態でも高い吸湿能力を
示し1通常の市“販工秦製品でバエいが。
純度の高い4のが好ましく、特に吸湿品は、ポリオレフ
ィン中に均一゛分散させた組成物の吸湿能力を低下する
こと\なるので好ましくない。
また、上記カルシウム又はマグネシウムの酸化物粉末は
9粒径が15μ以下ではポリオレフィンとの溶融混線時
に均一に分散し難く均質な組成物が得難し、更にまた。
上記酸化物粉末の粒径が30μ以上では、ポリオレフィ
ンとの溶融混線後0例えば薄肉フイ゛ルムに成形する際
、−成形中にフィルムの破断が起こり易く好゛ましくな
い。通常、好ましい粒径範囲は、1〜20μである。上
記ポリオVフイ′/゛に上記酸化物粉末を均一に分散さ
せ九組゛成物は6通常のスクリュ一式押出機を用いる溶
融混線法°等により、ポリオレフ“インと酸化物粉末を
溶融混練することにより容易に得られる0本発明に用い
られる組成物は、上記ポリオレフィン1””00重量部
に対し。
上記酸化物粉末50〜150重量部の割合で調製される
。50重量部以下では、内容乾燥食品の防湿効果に乏し
く、150重量部以上では。
例えば、フィルムに成形する際成形性の低下が起こっ九
り、或は、得られたフィルムの強度が低下し易い。通常
、好ましい比率は、ポリオンフィン1ool量部に対し
60〜120重量部である。本発明に用いられる組成物
としては。
本発明の目的が達成される限り、他に任意の成分1例え
ば成形助剤、安定剤1着色剤等を含有させて差支えない
、均質なフィルムを得るには。
これら分散酸分を均一に分散させる必要があるが、充分
−な溶融′混練により容易に達成し得る。
本発明に用いられる゛容器は、上′紀組成物から通常の
成形法により9例えば、インフレーク冒ン法によるフィ
ルム、カレンダー法によるシート等からは袋が、ブロー
法からは瓶類が、射出法からは箱類等として容易に成形
され9通常の密閉方法1例えば、ヒート7−ル法、ねじ
嵌置法等により密閉可能な容器となし得る。容器゛の器
壁の厚さとしては9通常30〜150μm!度で充分で
ある。更に1本発明に用いられる容器としては、上記組
成物からなる器壁の内外いずれか一方或は両方に、前記
酸化物粉末を含有しないポリオレフィ/層を積層した構
造の器壁からなる容器も差支えな−、か\る積層構造器
壁からなる容器は、二層或は三層押出し式ダイスを用い
て、インフレーシ曹ン法による多層積層フィルムを成形
し、仁れより袋をつくっ九り。
或いは、ブロー法により多層構造の器壁からなる瓶が得
られる。これら本発明に用−られる容器の大きさ及び形
状には、特に制限はなく9通常法により成形で龜る範囲
で任意でよい。
本発明の乾燥食品の保存方法は、上記容器中に!!F封
下封有保存方法である。密封により外気を完全に遮断で
き、内容した乾燥食品のvIkg1′ft完全に防ぎ得
る。密封の方法としては、ヒートシール法、蓋をねじ嵌
合によりとり付ける方法等通常の方法でよい、また9本
発明による吸湿防止効果を助長する目的で、上記本発明
に用いられる組成物からなる小片を、上記容器中に同封
して乾燥食品を保存することも場合によっては好ましい
こともある。本発明の方法は、また。
本発明法によらないために保存中に若干吸湿し九乾燥食
品を、上記容器中に密封下保存することにより、鍔び乾
燥状態に回復させるのにも有効である。
かくして2本発明の方法によれば、乾燥食品を風味、香
味等の変質を起こさせず4C,2年以上もの長期にわた
り吸gIk防いで乾燥状態に保つことができる0本発明
の方法は、簡易かつ効率的に実施できるので極めて有用
である。
以下、実施例を挙げて更に詳しく説明するが。
本発明の技術的範囲はこれに限定されない。
実施例1 厚さ20μのポリオレフィン製フィルムからなる袋に5
0Ot人っ九ピーナツを商店より購入し、開封試食した
ところ吸湿しており、風味が損なわれていた。
別途、高密度ポリエチレン100重量部と粒i1〜20
μの酸化カルシウム粉末100重量部と會均−に混線し
た後、インフレーション法により厚さ100μのフィル
ムに成形し、更にこのフィルムから内容積500−の袋
を調製し。
上記吸湿ピーナツ1002會投入しヒートシールし死後
20〜55℃、相対(Iigb5〜90%の室内に50
日靜装保存した。開期し、内容ピーナツをとり出し試食
し友ところ、乾燥ピーナツに特有の風味、歯ごたえがあ
り、充分な保存方法であることtiIめた。
実施例2 実施例1における袋の代りに、その両面に厚さ40μの
高密度ポリエチレン層を積層し九3層構造からなるフィ
ルムからりくった袋を使用した他は、実施例1と同様に
して吸湿ピーナツを密封保存後、開封試食したところ、
矢張り。
風味、歯ごたえ共に良好であった。
比較対照として、上記吸湿ピーナツを7ライパ/上で加
熱乾燥したが9部分的に焦げができたり、また、試食し
九と仁ろ、内部の吸湿が完全に除去されず、風味は、と
ても上記実施例の場合の風味に及ばないことt−gめ九
実施例3 実施例2に用いた三層構造のフィルムから。
巾9LjL長さ121の袋をつくった。別途、たて。
・よこy、xXqwの大きさの焼の9片10枚が厚さ5
μのセラフアンフィルムに密刺包装された小包み100
包が、2fのシリカゲル乾燥剤が入った小袋と共に厚さ
20μのポリオレフィン製フィルム中に密封包装された
焼のりを商店から購入した。
次に、上記焼の9の小包み1包をとり出し。
これを上記三層構造のフィルムからつくった袋に投入し
、ヒートシール後室内に1年間装置保存した後、!4封
したところ焼のりは@湿しておらず、また、試食したと
ころ、香味も良好であった。
一方、比較対照として、上記焼の9の小包み1包をと9
出し、これを冬期の大気中室内に放置し、7日後に開封
したところ、吸湿して風味は損なわれてい友。
更に別の比較対照として、厚さ200μ、巾91.長さ
12aaの高密度ポリエチレン製フィルムからつくった
袋に、上記部の9の小包み1包を投入後、上記同様に密
封下保存したところ。
60日後には吸湿が起っていた。
特許出願人    −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸湿前又は後の乾燥食品を、ポリオレフィ/100重量
    部中に粒径1〜50μのカルシウム又はマグネシウムの
    酸化物粉末50〜1501量部を均一に分散させた組成
    物からなる容器中に、密封下保存することを特徴とする
    乾燥食品の保存方法。
JP5424482A 1982-04-01 1982-04-01 乾燥食品の保存方法 Pending JPS58170464A (ja)

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JP5424482A JPS58170464A (ja) 1982-04-01 1982-04-01 乾燥食品の保存方法

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JPS58170464A true JPS58170464A (ja) 1983-10-07

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ID=12965125

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JP (1) JPS58170464A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996022704A1 (en) * 1995-01-24 1996-08-01 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Stable preservation method of powdered soft drink preparation and powdered soft drink preparation
WO2000018259A1 (en) * 1998-09-25 2000-04-06 Brian Anthony Whittle Nutritional and pharmaceutical compositions

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996022704A1 (en) * 1995-01-24 1996-08-01 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Stable preservation method of powdered soft drink preparation and powdered soft drink preparation
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