JPS58169459A - 医療器具用材料 - Google Patents

医療器具用材料

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JPS58169459A
JPS58169459A JP57050005A JP5000582A JPS58169459A JP S58169459 A JPS58169459 A JP S58169459A JP 57050005 A JP57050005 A JP 57050005A JP 5000582 A JP5000582 A JP 5000582A JP S58169459 A JPS58169459 A JP S58169459A
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polyethylene
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渡辺 直敏
斉藤 泰旻
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 にくわしくは、囚エチレン単独重合体捷たはエチレンと
α−オレフィンの共重合体の塩素含有率が20〜550
〜55重量部100℃の温度におけるムーニー粘度が1
0〜100ポイントであり、X線広角回折法によりブラ
シ角2θが8〜15°の間に非結晶に起因するピークを
有する塩素化ポリエチレンならびに0特殊な安定剤から
なる組成物に関し、医療器具用材料に適した組成物を提
供することを目的とするものである。
I 発明の背景 以前から、熱可塑性樹脂に滑剤、可塑剤などを配合する
ことによって得られる熱可塑性樹脂組成物やエラストマ
ーに架橋剤、加硫剤、加硫促進剤加硫促進助剤、老化防
止剤などの添加剤を加えて加熱処理することによって加
硫または架橋させることによって得られるゴム弾性体組
成物、すhわちプラスチック製物やゴム製物は医療器具
用材料として使用され、保健衛生の維持向上に多大に貢
献していることは周知の通りである。しかし、剛性の高
い熱可塑性樹脂組成物は適度の柔軟性、熱に対する安定
性を生みだすために多量の可塑剤、安定剤などが添加さ
れている、そのために可塑剤、安定剤などがブリードし
て安全性について問題がある。他方、ゴム弾性組成物に
ついても、エラストマー自身が二重結合を有しているた
めに耐熱性、耐候性を改良する必要がある。そのために
老化防止剤などが添加されているが、同様に老化防止剤
が同様にブリートするばかりか、加硫剤(架橋剤)など
を利用して加硫(架橋)物にするための工程が必要であ
る。その上、製、品を長時間使用するとニジストマーの
劣化によるゴム弾性の低下を生じるなどの欠点がある。
これらのことから、熱可塑性樹脂組成物についても、ゴ
ム弾性体組成物についても、利用面においておのずと限
定がある。
師発明の構成 以上のことから、本発明者らは、医療用具に適する組成
物を得るために種々探索した結果、(5)密度が0.9
05〜0.96011/evilであり、融点が106
〜130℃であり、メルト・インデックス(JIS  
K−6760にしたがって温度が190℃および荷重が
2.16 K9の条件で測定、以下[M、1.Jと云う
)が0.01〜100g/10分であり、実質的に炭素
数が1〜10個の側鎖アルキル基数が主鎖炭素原子10
00個当り多くとも35個のエチレン単独重合体まりは
エチレンとα−オレフィンとの共重合体の塩素含有率が
20〜550〜55重量部100℃の温度におけるムー
ニー粘度がスモール・ロータで10〜60ポイントであ
り、X線広角回折法によりプラツ角2θが8〜15°の
間に非結晶に起因するピークを有する塩素化ポリエチレ
    ”ン 100重量部 ならびに 0 炭素数が11〜18個の脂肪族カルボン酸のカルシ
ウム塩および分子量が300〜3000であるエポキシ
誘導体からなる群からえらばれた少なくとも一種の安定
剤 0.1〜10重量部からなる組成物が、 医療器具用材料として適した組成物であることを見出し
、本発明に到達した。
u■発明の効果 本発明によって得られる医療器具用材料は下記のごとき
効果(特徴)を発揮する。
(1)耐熱性および柔軟性が良好でおる。
(2)耐候性を有する。
(3)成形物の寸法精度がすぐれている。
(4)成形加工性が良好であるのみならず、成形時の収
縮率が小さい。
(5)殺菌処理を行なったとしても、収縮がほとんどな
い。
(6)成形物の弾性率が低い。
本発明によって得られる医療器具用材料は上記のごとき
すぐれた効果を有しているために多方面にわたって利用
することができる。とりわけ、医療器具として将来有望
である。その用途を下記に示す。
(1)  血液、輸液、輸血、採血セットなどの医療用
具 (2)血液、体液、薬剤、輸血、採血、輸液などの導管 (3)バッキング (4)体内埋没器材または生体組織に探触して使用され
る医薬用具 (5)輸液、輸血などのバッグ 囚 塩素化ポリエチレン 本発明の塩素化ポリエチレンの原料であるポリエチレン
の密度は0.905〜0.960.17/cJであり、
特に0.910〜0. 出ji / crlが好ましい
。密度が0.905g/cJ未満のポリエチレンを用い
て塩素化ポリエチレンを盲した場合、この塩素化ポリエ
チレンは、機械的強度が著しく低下するのみならず、製
品においてベタ付きがあり、良好なものが得られない。
一方、0.9609/caを越えたポリエチレンを使っ
た場合、得られる塩素化ポリエチレンは、ムーニー粘度
が高く、また流動性が悪いために使用範囲が限定される
。!た、原料ポリエチレンの融点は106〜130℃で
あり、とりわけ108〜123℃が望ましい。融点が1
06℃未満のポリエチレンを塩素化すると、得られる塩
素化ポリエチレンは、製造時において反応効率が悪く、
粒子間の粘着(ブロッキング)が激しい。一方、130
℃を越えたポリエチレンを用いた場合、得られる塩素化
ポリエチレンは、ムーニー粘度が高く、また流動性が悪
いために加工時の作業性がよくない。さらに、このポリ
エチレンのM、1.は0.01〜100.?/10分で
あり、殊に01〜20g/10分が好ましい。M、1.
が0.01g/10分未満のポリエチレンを使って塩素
化ポリエチレンを製造した場合、該塩素化ポリエチレン
は、機械的強度は非常にすぐれているが、その反面ムー
ニー粘度が高く、また流動性が悪いために加工時の作業
性がよくない。一方、100g/10分を越えたポリエ
チレンを使用した場合、得られる塩素化ポリエチレンは
、製造時において反応効率が悪いのみならず、機械的強
度が著しく低下する。その上、ムーニー粘度が低いため
に加工時の作業性においてベタ付きが激しい。
また、原料として使われるポリエチレンの側鎖は実質的
に炭素数が1〜10個のアルキル基になっており、該側
鎖のアルキル基数は主鎖炭素原子1000個当り多くと
も35個であり、一般には30個以下である。側鎖のア
ルキル基数が主鎖炭素原子1000個当り35個を越え
た場合では、原料ポリエチレンとして粉末のものが得ら
れ難く、塩素化ポリエチレンの製造するさい、塩素化反
応が均一にできない。
このポリエチレンは主触媒として遷移金属化合物(たと
えば、四塩化チタン)および助触媒として有機金属化合
物(たとえば、アルキルアルミニウム化合物)から得ら
れるチーグラー触媒または担体に担持された酸化クロム
などを主触媒とするいわゆるフィリップス(Ph i 
l l 1ps)触媒の存在下でエチレンを単独重合ま
たはエチレンと炭素数が多くとも12個のα−オレフィ
ンとを共重合することによって得られる。このα−オレ
フィンの代表例としては、プロピレン、ブテン−1、ヘ
キサン−1、オクテン−1および4−メチルペンテン−
1があげられる。
本発明の塩素化ポリエチレンを製造するには、前記のポ
リエチレンをこのポリエチレンを溶解させる不活性有機
溶媒中で溶液状態で塩素化することによって製造するこ
ともできる。しかしながら、得られる塩素化ポリエチレ
ンの一部または全部が使用した有機溶媒に溶解すること
から、この塩素化ポリエチレンを回収および精製するに
は経済性の上で問題がある。この理由によって、水性懸
濁状態で塩素化することが好ましい。なお、最終的に得
られる塩素化ポリエチレンの塩素含有率が20〜55重
量%(好ましくは、25〜50重量%、好適には、25
〜45重量係)になるように塩素化すればよい。この塩
素化ポリエチレンの塩素含有率が20重量係未満では、
得られる塩素化ポリエチレンを回収および精製するのに
問題がある。
その上、耐溶性が乏しい。一方、55重量係を越えた場
合では、生成される塩素化ポリエチレンは、熱安定性お
よび耐熱性において著しく低下するために好ましくない
さらに、本発明の塩素化ポリエチレンのフロー、v−)
(JIS  K−6760にしたがい、荷重が21.6
Kgおよび温度が180℃の条件で測定)は、一般には
o、oi〜809/10分であり、とりわけ01〜60
g/10分が望ましい。
以上のようにして得られる塩素化ポリエチレンツム−ニ
ー粘度1dloo℃の温度においてスモール・ロータで
10〜100ポイントである。捷だ、X線広角回折法に
よって下記の特長を有する。
第1図に得られたX線広角回折図を示す。X線源として
■−にα線(波長 1.54JL)を用いた(透過方法
)。得られた回折曲線を20にプロットすると、実施例
1において使用した塩素化ポリエチレンについては、第
1図の点線ノ)のコトく、プラツ角2θが12°近傍に
非結晶に起因する回折ピークを示す。このピーク値2θ
は得られる塩素化ポリエチレンの塩素化度によって変動
するが、塩素含有率が20〜55重量%の範囲では、2
θが8〜15°の範囲に存在する。
また、第1図の実線(a)に実施例1において原料とし
て使ったポリエチレンの回折図を示す。ポリエチレンの
結晶回折面が20が21°に(110)面が、2θが2
4°に(200)面に、さらに非結晶に起因する非晶ピ
ークが2θが19°近傍にみられる。ポリエチレンを塩
素化することによって明らか々ごとく、非晶に起因する
2θが19°から8〜15°(実施例1では、12°)
に移動している。
■ 安定剤 本発明の安定剤は、炭素数が11〜18個の脂肪族カル
ボン酸のカルシウム塩および分子量が300〜3000
であるエポキシ誘導体からえらばれた安定剤である。
該脂肪族カルボン酸のカルシウム塩のうち、代表的なも
のとしては、ラウリル酸カルシウムおよびステアリン酸
カルシウムがあげられ、とりわけステアリン酸カルシウ
ムが好ましい。
また、エポキシ誘導体の分子量は300〜3000であ
り、400〜2500のものが望ましく、特に400〜
2000のものが好適である。該エポキシ誘導体の代表
例としては、エピクロルヒドリンとビスフェノールAと
の重合体、エポキシ化大豆油、モノエステル系化合物お
よび3.4−エポキシ−シクロヘキサンカルボン酸エス
テルがあげられる。
これらのエポキシ誘導体は化学工業社線″プラスチック
およびゴム実用便覧″(化学工業社、昭和45年発行)
 第178〜第181頁に記載されている。
0 配合割合 前記塩素化ポリエチレン100重量部に対する安定剤の
配合割合は0.1〜10重量部であり、02〜10重量
部が好ましく、とりわけ0.5〜5重量部が好適である
。100重量部の塩素化ポリエチレンに対して0.1重
量部未満配合した場合、その添加効果が乏しく、得られ
る組成物が熱および光に対して劣化する。一方、10重
量部を越えた安定剤を添加したとしても、さらにその添
加効果を向上することがない。
0 塩素化ポリエチレン組成物の製造 以上の物質を均一に配合することによって本発明の組成
物を得ることができるけれども、さらに塩素化ポリエチ
レンの業界において一般に使われている充填剤、離型剤
、酸素、オゾンおよび光(紫外線)に対する安定剤、粘
結剤、滑剤並びに着色剤の如き添加剤を組成物の使用目
的に応じて添加してもよい、さらに、ゴム業界及び樹脂
業界において一般に使用されているイオウ加硫剤、イオ
ウ放出化合物系加硫剤、アミン系加硫剤、有機過酸化物
系架橋剤及び有機過酸化物系架橋助剤の如き添加物を組
成物の使用目的に応じて添加してもよい。
また、一般に用いられているスチレン−ブタジェン系共
重合ゴム、イソブチレン−ジエン共重合ゴム、ハロゲン
化インブチレン−ジエン共重合コム、ブタジェン単独重
合ゴムおよび天然ゴムのごときゴム状物ならびにポリ塩
化ビニル、エチレンおよび/またはプロピレンを主成分
とするオレフィン系樹脂、メチルメタアクリレートを主
成分とするメチルメタアクリレート系樹脂、アクリロニ
トリル−スチレン共重合樹脂および前記ゴム状物にスチ
レン、アクリロニトリルおよびメチルメタアクリレート
のごときビニル化合物の少なくとも一種をグラフト重合
することによって得られるグラフト重合物のごとき樹脂
状物を配合してもよい。
ゴム状物および/または樹脂状物を配合するにあたり、
本発明の塩素化ポリエチレン100重量部に対して多く
とも20重量部(望ましくは、15重量部以下)である
本発明の組成物を製造するさい、その配合(混合)方法
は、当該技術分野において一般に用いられているオープ
ンロール、ドライブレンダ−、バンバリーミキサ−及び
ニーグーの如き混合機を使用して混合すればよい。これ
らの混合方法のうち、一層均一な組成物を得るためには
これらの混合方法を二種以上適用してもよい(たとえば
、あらかじめドライブレンダ−で混合した後、その混合
物をオーブンロールを用いて混合する方法)。
■ 成形方法 本発明の組成物は一般のゴム業界において通常使用され
ている押出成形機、射出成形機、圧縮成形機及びカレン
ダー成形機の如き成形機を用いて所望の形状物に成形し
てもよい。又、塩素化ポリエチレン又は上記のような組
成物を添加してゴム技術分野において一般に加硫(架橋
)しながら成形物を製造する方法、即ち加硫と成形とを
同時に進行させる方法を適用して所望の形状物に成形さ
せてもよい。
(資)実施例及び比較例 以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施例および比較例において、引張試験はJIS
  K−6301にしたがって測定した。
また、弾性率試験は、引張速度が5謳/分、チャートス
ピードが600mm/分の□条件でテンシロン測定機(
東洋精機社製)を使って測定した。さらに、オートクレ
ーブ性試験は、温度が121℃および時間が20分の条
件でレトルト処理装置を用いて試料の収縮率を測定した
。また、透明性は透明度測定器(クラリティーメーター
TM−ID )を用いて透明度(HAZE )を測定し
た。
なお、実施例および比較例において用いた配合成分はそ
れぞれ下記のごとき製造方法、形状および物性を有する
ものである。
〔塩素化ポリエチレン〕
塩素化ポリエチレンとして、密度が0.950g/ c
tAであるエチレンとブテン−1との共重合体(M、1
.1.1g710分、融点120℃、アルキル基の炭素
原子の平均の数 20個、主鎖炭素原子1000個当り
の側鎖のアルキル基6個を水性懸濁法によって塩素化す
ることによって塩素含有量が40.2重量%であり、ム
ーニ粘度(MSl+4 )が80である非品性の塩素化
ポリエチレン〔以下「CPE(a)」と云う〕、密度が
0.930 、!i’ /crtlであるエチレンとヘ
キセン−1との共重合体(M、I。
1.5g710分、融点 118℃、アルキル基の炭素
全原子の平均の数 41個、主鎖炭素原子1000個当
りの鎖のアルキル基 8個)を水性懸濁法によって塩素
化することによって塩素含有量が35.2重量%である
結晶性の塩素化ポリエチレン〔以下rcPB(b)Jと
云う〕およびCPEυ)を製造するさいに用いたエチレ
ン−ヘキセン−1共重合体を水性懸濁法によって塩素化
することによって塩素含有量が31.6重量%であり、
ムーニー粘度(MS++4)が70である塩素化ポリエ
チレン〔以下jcPEDJと云う〕を用いた。
〔安定剤〕
さらに、安定剤として分子量が約1000であるエポキ
シ化大豆油〔アデカ・アーガス社製。商品名 アデカ 
サイザー0−1308.比重0.982〜1,002、
以下「安定剤(1)」と云う〕、カルシウム−亜鉛複合
体〔アデカ アーガス社製、商品名 アデカ マーク 
AO−40、比重2.3、以下「安定剤(2)」と云う
〕および金属石けんのステアリン酸カルシウム〔堺化学
社製、商品名5C100、融点 150℃前後、以下[
安定剤(3)と云う〕を使用した。
〔ゴム状物〕
また、ゴム状物としてムーニー粘度(ML++4)が4
3であるブタジェン単重合ゴム(以下1’−BJと云う
)を使った。
〔熱可塑性樹脂〕
また、熱可塑性樹脂としてメルト・フロー・インデック
ス(温度が150℃および荷重が216胸の条件で測定
)が3g710分であり、密度が0、901 、j9 
/ crAであるシンジオタクチック1.2−ポリブタ
ジェン(12結合を90係以上含有、平均分子量 10
万以下、結晶化度 25、以下「RB」と云う)を用い
た。
実施例 1〜10、比較例 1〜4 以上の組成成分として塩素化ポリエチレン、「ゴム状物
、熱可塑性樹脂」(以下「第二成分」と云う)および安
定剤を第1表に表わす配合量(すべて重量部)であらか
じめ100〜120℃の温度範囲においてニーダ−を使
って溶融混練しながら混合物(組成物)を製造した。そ
れぞれの組成物を50℃に設定したミキシングロールを
用いてさらに溶融混練し、シートを作成した。このよう
にして得られた各シートを粉砕することによって粉砕物
を作成した。それぞれのシートを押出機(ダイス 径が
4mmのチューブ状、径32■、L/D  20)を使
ってシリンダー1の温度130℃、シリンダー2の温度
 150℃、ダイスの温度 180℃および回転数が3
0回回転弁の条件でチューブを製造した。得られたそれ
ぞれのチューブの引張試験、弾性率試験。オートクレー
ブ試験および透明度試験を行なった。得られた結果を第
2表に示す。
なお、比較例1および2はニーダ−混練時において脱塩
酸をおこし、さらに押出成形時においても激しい脱塩酸
をおこし、物性試験の測定が不可能であった。また、比
較例3および4はオートクレーブ性試験において収縮率
が激しく、ヘタリを生じる。また、耐候性が悪く、製品
の表面にクラックが発生した。
【図面の簡単な説明】
第1図はX線広角図である。第1図において、点線(b
)は実施例1において使用した塩素化ポリエチレン[C
P E(a) )のX線広角回折グラフである。 また、実線(a)は実施例1において原料として用いた
エチレン−ブテン−1共重合体のX線広角回折グラフで
ある。なお、第1図において、縦軸は強度であり、横軸
は2θ(ブラック角)である。 特許出願人 昭和電工株式会社 代理人 弁理士菊地精−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 囚 密度が0905〜0.960I/Cr/lであり、
    融点が106〜130℃であり、メルト・インデックス
    が0.01〜IQOg710分であり、実質的に炭素数
    が1〜10個の側鎖アルキル基数が主鎖炭素原子100
    0個当り多くとも35個のエチレン単独重合体またはエ
    チレンとα−オレフィンとの共重合体の塩素含有率が2
    0〜550〜55重量部100℃の温度におけるムーニ
    ー粘度がスモール・ロータで10〜100ポイントであ
    り、X線広角回折法によりブラック角2θが8〜15°
    の間に非結晶に起因するピークを有する塩素化ポリエチ
    レン 100重量部 ならびに 0 炭素数が11〜18個の脂肪族カルボン酸のカルシ
    ウム塩および分子量が300〜3000であるエポキシ
    系誘導体からなる群からえらばれた少なくとも一種の安
    定剤 0.1〜10重量部 ;==−I−−酔 からなる医療器具用材料。
JP57050005A 1982-03-30 1982-03-30 医療器具用材料 Expired JPS6057869B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0824329A (ja) * 1994-07-13 1996-01-30 Asahi Denka Kogyo Kk 医療用塩素含有樹脂組成物
WO2006121183A1 (en) * 2005-05-11 2006-11-16 Showa Denko K.K. Elastomer composition

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WO2006121183A1 (en) * 2005-05-11 2006-11-16 Showa Denko K.K. Elastomer composition

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