JPS5816918A

JPS5816918A - 車両用デユアル型空調装置

Info

Publication number: JPS5816918A
Application number: JP11530881A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Ogiwara; 荻原　義之; Yasuyuki Uekusa; 康之植草; Masaru Takada; 優高田; Hideo Takahashi; 高橋　日出雄
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1981-07-24
Filing date: 1981-07-24
Publication date: 1983-01-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、ニアミックスドア位Ｖの制御により後席の快
適性を向上させた車両１１１デユアル型空調装馳′に関
する。

最近の車両には車両の前部と接部にそれぞれ空調ユニッ
トを股′け、前席と後席とでそれぞれ温度制御でき乙よ
うにした空、！、！、Ｉ装置が考えられており、この柚
の空調装すはデュアル８＋！空調装置と呼ばイ］ている
。第１図はテユアル型空調装置の構成を概略的に示して
おり、車両１の前部インストルメント内部にｎｉｌ　席
（Ｉｌ’ｌ　空１’ｆ　ユニット２が配設され、後部ト
ランクルーム内に後席側空調ユニット３が配設されてい
ζ）。さらにインストルメント部分に前席側温度設定’
ｌ；ｉ　４　、ｎｆＪ席室温センサ６が設′けられ、後
席Δ５席辺傍に後席側温度設定器５、後席室温センサ７
が設けられている。１１１席側空調ユニツト２、ｖ席側
空調ユニツト３は同じ構成のものであり、第２図にその
構成を概略的に示した。空調ユニット２．３は、送風機
１３、冷却器１６、加熱器１７、エアミックスドア１８
、配風ドア２１．２２．２３などによって構成さね、空
気取入れ口１５または１６から取入れた空気を冷却器１
６で冷却し、エアミックスドア１８と温水弁２０を負圧
アクチュエータ１９で操作して温風冷風の混合比率およ
び加熱器１７の温水流量をウォータコック２０により変
えろことによって吹出し温度を調節し、一方、送風機駆
動用モータ１４の回転速度を変えることによって吹出し
風量を調節し、この両者の組合せによって塞温の制御を
行なっている。温度調節された空気は配風ドア２１゜２
２．２３から車室内に吹出される。第１図および第２図
において、８〜１２は空気の流れを示してい乙。

第３図は上記テユアル型空調装館におけるエアミックス
ドア位置のｆｔ＋１＋御回路であり、上段は前席側空調
ユニット２のエアミックスドア位置制御回路、下段は後
席側空調ユニット３のエアミックスドア位置ｆｔ１ｌ−
制御回路を示す。両制御回ド凸は同じ制御作組をするの
で」一段に２１、したｒ３１席側空調ユニットのｌ＋＋
御回開回路いてＪｔｋ・明すると・制御は比例・積分制
御で行なわ第１、ｎ＋を席温度設定器４による設定値Ｔ
ＳＦとｔｌｉｉ席室温センサ６の検出値ＴＩＦとが比例
・槓分演贅回路２４に人力さねる。比例・積分演算回路
２４ζＪ人力さねた設定値Ｔ　と検出値Ｔ１□、とから
エアミックストＳＦ’ ア開度Ｐシσ出し、これを負Ｆ１・、アクチュエータ１
９Ｆの位置をフィードバックず乙フィードバックポテン
ション２７からの信号Ｆ、と１１−較し、一致させ乙よ
うにアンフ２　ｓ　、ｉ’ｊｉ気空気変換器２６を介し
て負圧アクチュエータ１９Ｆをストローク作動させる。

Ｊアミックストア１８Ｆは負圧アクチュエータ１９Ｆと
リンクで接続されており、負圧アクチュエータ１９Ｆの
ストロークに応じてその開度が１ｌｊｌＩ？１ｌｌＩさ
れ乙。

このような従来のテユアル型空調装置〜においては、前
席側および彷席側空ｍ７Ｊユニットの工了ミックスドア
位１１１」御が両方とも比例・積分制御で行なわれ乙の
で、前部空調ユニットと後部空調ユニットとがともに作
動している場合にはｎｌ−１席側と後席側の訃定温度の
差が大きいと一方が他方の熱負荷に１粋を与えるために
温度調節が不安定となりやすいという問題がある。一方
、高級車のように後席に重要な人物が来ることの多い車
両では後席の快適性を前席よりもよくしたいという要望
があるが、−ｈ記のような従来のデュアル型空調装ｈ′
では上記温度調節の不安定の間順もあってこの点が考慮
されていない。

本発明は、上記の点にかんがみてなされたもので、テユ
アル型空調装置の温度制御を適確にするとともに後席の
快適性を向上するため、前席側空調ユニットおよび後席
側空調ユニットを同時に作動させる場合は温度調節を優
先する側は比例・積分制御により、そうでない側は比例
制御によりそれぞれエアミックスドア位置を制御し、前
席ＯＪＭ空調ユニットのみを作動させる場合は比例・積
分制御によりエアミックスドア位置の制御をするように
したものである。

以下本発明を図面に基づいて説明す乙。

第４ＦＡは、本発明によ乙空調装置ンＬのエアミックス
ドア位置の制御回路の一実施例のうち前席側空軸゛ユニ
ットのニアミックスドア位ｔＷの制御回路図であり、後
席側空調ユニットのエアミックスドア位置の制御回路は
第３図に示した従来例におけ乙後席側空調ユニットのエ
アミックスドア位置の制御Ｎ路と同じであるので省略ず
乙。

図中第３図と同じ参照数字は同じ構成部分を示しており
、さらに３　ａ、、　３４は切換スイッチであり、前席
側および後席側空調ユニットの作動状態によって前席側
空調ユニットのみの作動時は接点Ｆに、前席側および後
席側空調ユニットの作動時は接点Ｍにそれぞれ接続ず乙
ム３゛５は比例′５・積分制御演算回路、３６は比例制
御演算回路である。

さて、空調装置の作動スイッチにより前席側空調ユニッ
トのみが作動された場合について考え乙と、切換スイッ
チ３３．３４は接点Ｆに接続きね乙ので前席温度設定値
ＴＳＦと前席側室温センサ６の検出値ＴＩＦは比例・積
分演算回路３５に人力され、両ｔｉ　ＴＳＦ　＋　ｉ’
ｒＦからエアミックスドアの開度Ｐｆが算出され乙。次
に、前席側空調ユニットと拶席側空調ユニットの両方が
作動された場合は、切換スイッチ３３．３４は接点Ｍに
接続され乙ので、前ｇ温度改定値ＴＳＦとＴＪＦは比例
演算回路３６に入力され両値ＴＳＦとＴＩＦからエアミ
ックスドア開度Ｐｒｎが算出され乙。こうしてそれぞれ
の場合に出力ざｔ１６エアミツクスドア開度に基づいて
エアミックスドア（１７１が制御され乙が、この制御動
作は第３図について説明したのと同じであるから説明は
省略する。

なお、後席側空調ユニットのエアミックスドア開度につ
いては第３図に示した制御回路により、後席温度設定値
ＴＳＲおよび後席側室温センサ７の検出値ＴＩＲとに基
づいて比例・積分制御され乙０第５図は、本発明による空調装置のエアミックスドア位
置の制御回路の他の実施例を示しており、第４図ど同様
に前席側空調ユニットの例である。図中、第４図と同じ
参ｉｙ、１数字は同じ構成部分を示し、３７は用例制御
′１ｉｌｔｉ神回路、３Ｂは積分制御演算回路であり、
自演↑ψ６回路３７゜３８間に切換スイッチ３９を接続
し前席側空調ユニットと後席側空調ユニットの作動状態
によってに点をＦまたはＭに切換えにとにより、下記に
示すようなエアミックスドア位置の制御第６図は本発明
のさらに他の実施例であって第５図に示した実施例と異
なる部分のみについて説明すると、４０は積分定数を積
分制御演算回路３８にくらべ非常に小さくした秘分子ｌ
ｉ制御演算回路、４１．４２は切換スイッチ３９と同じ
切換スイッチで、第５図と同様に切換えることによって
上で説明した第４図および第５図の実施例と同じ効果が
得られ乙。

すなわち、空調作動スイッチによって前席側空調ユニッ
トのみが辻択されたときけ切換スイッチ４１．４２が接
点Ｆに切換えらね、前席温度設定値ＴＳＦと前席８室温
センサ６の検出値ＴＩＦとに基づいて比例制御演算回路
３７により比例制御されたエアミックスドア開度は積分
制御演算回路３８に入力され、そこでさらに積分制御さ
れる。こうして、ｉ１１席側空調ユニットのみが選択さ
れたときは比例・相分制御される。次に、前席側空調ユ
ニットと後席側空調ユニットとが作動した場合は、切換
スイッチ４１．４２が接点Ｍに切換えられ、比例制御演
算回路３７により比例制御されたエアミックスドア開度
は積分定数が非常に小さい積分制御演算回路４ｏにより
積分制御さねる。私分効果は非常に小さいので、積分制
御演算回路４０の出力は第４図または第５図の場合と同
様に比例制御の性格が強い。

なお、積分定数のみの変更はマイコン回路などで簡単に
できる。

前席側空調ユニットと後席側空調ユニットとが同時に作
動する場合の在席側突０１′ｌｌユニットのニアミック
スドア開ｍはＷｉｔ記実加１例の場合と同様に比例・積
分ルυ御さｆｉ乙。

第７図は本発明のδらに他の実施例で、前席側空調ユニ
ットと後席側空調ユニットの両エアミックスドア制御回
路である。この実施例では、切換えスイッチ４３と、比
較器４４と、基準電圧発生器４５とが設けられ、前席側
突１１１１ユニットと後席側空調ユニットの両方か作動
′するマルチモードにおいては、ｆＪ１１席設定謳度値
Ｔ８ト・と後席設゛定温度値ＴｓＲとを比較′ａ４４で
比較し、両温度値の差が基準電圧発生器４５で予め定め
た値ΔＴよりも大きいときは切換スイッチ４３の接点を
Ｐに切換えて前席側空調ユニットでは比例制御を行なう
。逆に両温度値の差がΔＴより小さいときけ切換スイッ
チ４３の接点をＰＩに切換え比例粕分制御を行なう。な
お、俵・席側空調ユニットのエアミックスドア位置のｆ
ｌｉｌ　御は前記実施例と同様に比例積分制御である。

以上説明したように、本発明においては、テユアル型空
調装置において前席側空調ユニットと後席側空調ユニッ
トとがともに作動する場合は、快適性全優先させたい後
席側の空調ユニットのエアミックスドア位置は比例・棺
分子ｔ？（制御するがそうでないｎｉｌ席側の空調ユニ
ットのエアミックスドア位置は比例制御し、前席側空調
ユニットのみが作動する場合はそのニアミックスドア位
置を比例・相分制御すうようにしたので、後席側の温調
性、従って快適性を向上することができ乙とともに前席
側と後席側で設定温度の差が大きくても温度調節を安定
させることができ乙ので、すべての空調作動モードにお
いて温度制御が安定して行なわＪ’ｌ　、車辱゛内全体
の快適性を向上ずにとかでき乙。なツ５、上記実施例で
は、実用上の観点から後席％−，４１Ｍ先させ６剖につ
いて説明したか、本発明に１ｔｉｌ　ＪＡ’ｘ　”６優
先させる場合にも同じ考え方で適用ず乙ことができるこ
とはもちろんである。また、＋２ｔ＋席仙お、１こび後
席側空調ユニットが同時に作動する場合の制御態材とし
て、優先する側を比例・４１分１１ｊｉｌ　’１ｉｉｌ
ｌ　％そうでない側を比例制御とするほかに、な−６図
に示した実施例のように優先させない飢に対し相分定数
を弁筒に小さくした相分子１７Ｕ御を行なうようにして
もよく、そう寸にとにコ゛り一層きめこまかな７７！度
Ｗ１Ｊ整がＤＪ能になる。

【図面の簡単な説明】第１図は従来のデュアル型空Ｗ１１装置の概略配置図、
第２図は従来のテユアル型空ｊｌｌＪ装置の概略構成図
、第３図は第２し」に示した空Ｒ１ｉ“（装置のニアミ
ックスドア位置の制御回ｖ？ｉＸ第４図ないし第７図は
不発り」によるデュアル２１１ν空調装置のエアミック
スドア位置の制御回路の異なる実施例である。１・・・車両、２・・・前席側空調ユニット、３・・・
後席側空調ユニット、４・・・前席側温度設定器、５・
・・後席側温度設定器、６・・・Ｉｉｉ席側室温センセ
ン７・・・後席側室温センサ、１３・・・送ＪＲ機、１
４・・・送風機駆動用モータ、１５・・・空気取入れ口
、１ｂ・・・冷却器、１７・・・加熱器、１８Ｆ、１８
Ｒ・・・エアミックスドア、１９Ｆ、１９Ｒ・・・負圧
アクチュエータ、２０・・・温水弁、２１，２２．２３
・・・配風ドア、２４・・・比例・積分演算回路、２５
・・・アンプ、２６．３０・・・電気空気変換器、２７
゜３１・・・フィードバックポテンション、３３，３４
．３９，４１．４２．４３・・・切挨スイッチ、３５・
・・比例・積分制御演算回路、３６．３７・・・比例制
御演算回路、３８．４０・・・積分制御演算囲路、４４
・・・比較器、４５・・・基準電圧発生器。特許出願人　日産自動車株式会社代理人　弁理士　鈴　木　弘　男第１図第２図２．３１８２１ −　（ｌ／８．１１１４１′。　　目 ρ　　　　　　′［１輌″　ゆ　ヨ、＜９．１２も１５　　　１７２３　２２、”１０すＩへ　　　、９樋　、８ −（−１←

Claims

【特許請求の範囲】

車両の前部に設（プられた第１の空調ユニットと、車両
の後部に設けられた第２の空調ユニットと、少なくとも
設定温度と車室内温度とに基づいてエアミックスドアの
開度を比例動作により演算する第１の演算手段と、少な
くとも設定温度と車室内温度とに基づいてエアミックス
ドアの開度を比例積分動作により演算する第２の演算手
段と、ｉｊｔ記第１および第２の空調ユニットが作動モ
ードにあるときは第１の空調ユニットに対しては前記第
１の演算手段を作動させるが第２の空調ユニットに対し
ては前記第２の演算手段を作動させ、前記第１の空調ユ
ニットのみが作動モードにあるときは前記第２の演算手
段を作動させる演算切換手段と、前記第１および第２の
演算手段により演算されたエアミックス開度に基づいて
ＭｉＪ記第１および第２のゆ調ユニットのニアミッタス
トア位！ｔ１゛肴・制御ず乙エアミックスドア制御手段
とを；ｒ１″４ルことを特徴とする車両用テユアル型空
調装置。