JP2009149125A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】後席の乗員に不快を感じさせる空気が吹き出されるのを防止できる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】車室内前席の乗員の上半身側に吹き出される空調空気を流通させるセンターフェイスダクト53と、センターフェイスダクト53を開閉する吹出口モード切替ドア57と、吹出口モード切替ドア57よりも下流側でセンターフェイスダクト53から分岐し、車室内後席側に吹き出される空調空気を流通させる後席用ダクト60と、後席用ダクト60に設けられ、後席側に吹き出される空調空気の風量を増加させるアシストブロワ61と、フェイスモード及びバイレベルモードでのアシストブロワ61の回転数がフットモード、フットデフモード及びデフロスタモードでのアシストブロワ61の回転数よりも少なくなるようにアシストブロワ61を作動制御する空調用ECU100とを有するように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車室内の空調を行う車両用空調装置に関する。
特許文献1には、車室内前席側に加えて後席側にも空調風を供給することのできる車両用空調装置が開示されている。この車両用空調装置は、後席への空調風の供給系統として、後席側に吹き出される空調風を流通させる後席用ダクトと、後席用ダクト内に設けられたアシストブロワとを有している。アシストブロワは、例えば後席乗員により手動設定された所定の回転数で駆動することによって、後席側に供給される空調風の風量を増加させるようになっている。
特開平9−86138号公報
ここで、上記の車両用空調装置において後席用ダクトが前席用のフェイスダクトから分岐する構成を考える。この構成では、前席用のフェイスダクトと後席用ダクトとの分岐位置がフェイスモードドアよりも空気流れ下流側になる。このため、フェイスモードドアが閉じられるフットモードやデフモードのときにアシストブロワが作動すると、後席用の吹出口からは、前席用フェイス吹出口から吸い込まれて逆流する車室内の空気が吹き出されることになる。例えば、冬季における空調装置起動直後のウォームアップ時にアシストブロワが作動すると、前席用フェイス吹出口から逆流する車室内の低温の空気が後席用の吹出口から吹き出されてしまい、後席の乗員に不快を感じさせてしまうという問題が生じる。
本発明の目的は、後席の乗員に不快を感じさせる空気が吹き出されるのを防止できる車両用空調装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、車両に搭載され、車室内の空調を行う車両用空調装置であって、車室内に空調空気を送風する主送風機(12)と、車室内前席の乗員の上半身側に吹き出される空調空気を流通させるフェイス吹出部(53)と、フェイス吹出部(53)を開閉する第1のモード切替ドア(57)と、前席の乗員の下半身側に吹き出される空調空気を流通させるフット吹出部(52)と、フット吹出部(52)を開閉する第2のモード切替ドア(58)と、第1のモード切替ドア(57)よりも下流側でフェイス吹出部(53)から分岐し、車室内後席側に吹き出される空調空気を流通させる後席用吹出部(60)と、後席用吹出部(60)に設けられ、後席側に吹き出される空調空気の風量を増加させる補助送風機(61)と、フェイス吹出部(53)及びフット吹出部(52)が吹出口モードに基づいてそれぞれ開閉するように第1のモード切替ドア(57)及び第2のモード切替ドア(58)を作動制御するとともに、フェイス吹出部(53)が閉状態となる吹出口モードでの補助送風機(61)の回転数がフェイス吹出部(53)が開状態となる吹出口モードでの補助送風機(61)の回転数よりも少なくなるように補助送風機(61)を作動制御する制御部(100)とを有することを特徴としている。
これにより、フェイス吹出部(53)が閉状態となる吹出口モードでの補助送風機(61)の回転数が少なくなるため、フェイス吹出部(53)の吹出口から逆流した車室内の空気が後席用吹出部(60)を介して吹き出されてしまうことを抑制できる。したがって、後席の乗員に不快を感じさせる空気が吹き出されるのを防止できる。
請求項2に記載の発明は、制御部(100)は、フェイス吹出部(53)が閉状態となる吹出口モードのときに補助送風機(61)を停止させることを特徴としている。
これにより、フェイス吹出部(53)が閉状態となる吹出口モードにおいて補助送風機(61)が停止するため、フェイス吹出部(53)の吹出口から逆流した車室内の空気が後席用吹出部(60)を介して吹き出されてしまうことをより確実に防止できる。
請求項3に記載の発明は、制御部(100)は、フェイス吹出部(53)及びフット吹出部(52)の双方が開状態となる吹出口モードでの補助送風機(61)の回転数が、フェイス吹出部(52)が開状態となりフット吹出部(53)が閉状態となる吹出口モードでの補助送風機(61)の回転数よりも少なくなるように補助送風機(61)を作動制御することを特徴としている。
フェイス吹出部(53)及びフット吹出部(52)の双方が開状態となる吹出口モードでは、フェイス吹出部(53)が開状態となりフット吹出部(52)が閉状態となる吹出口モードと比較して、フェイス吹出部(53)を介して吹き出される空気の風量が少なくなる。したがって、フェイス吹出部(53)及びフット吹出部(52)の双方が開状態となる吹出口モードでの補助送風機(61)の回転数を少なくすることによって、フェイス吹出部(53)の吹出口から逆流した車室内の空気が後席用吹出部(60)を介して吹き出されてしまうことを防止できる。
請求項4に記載の発明は、後席の乗員の在不在を検出する後席乗員検出手段(117)をさらに有し、制御部(100)は、後席の乗員が不在であるときに補助送風機(61)を停止させることを特徴としている。
後席の乗員が不在であるときには空調空気を後席に送風する必要がないため、補助送風機(61)を停止させることによって、車両用空調装置の消費電力及び騒音を低減できる。
請求項5に記載の発明は、制御部(100)は、車両からの省電力要求を受信可能であり、省電力要求を受信したら補助送風機(61)を停止させることを特徴としている。
これにより、車両用空調装置の消費電力を低減できる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係の一例を示している。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1乃至図5を用いて説明する。図1は、本実施形態における車両用空調装置の構成を示す模式図である。図1に示すように、車両用空調装置1は、空気を流通させる空気通路11を画定する空調ケース10を有している。空調ケース10は、車室内前部の計器盤内側に配置されている。
空調ケース10には、車室内に向かう空気流れを空気通路11内に発生させる遠心式のブロワ(主送風機)12が設けられている。ブロワ12は後述する空調用ECU100により作動制御され、駆動用モータに印加されるブロワ電圧に基づいて所定の回転数で回転するようになっている。
ブロワ12の空気流れ上流側には、内外気切替箱13が設けられている。内外気切替箱13には、車室外の空気(外気)を導入する外気導入口14と、車室内の空気(内気)を導入する内気導入口15とが形成されている。また内外気切替箱13には、吸込口モードに基づいて外気又は内気を切替導入するために、外気導入口14及び内気導入口15を開閉する内外気切替ドア16が設けられている。内外気切替ドア16は、空調用ECU100により作動制御されるようになっている。
空気通路11内であってブロワ12よりも下流側には、内部を流通する冷媒との熱交換により空調空気を冷却する冷媒蒸発器20が配置されている。冷媒蒸発器20は、冷媒が循環する冷凍サイクルの一部を構成する。
冷媒蒸発器20の空気流れ下流側には、エアミックスドア31が設けられている。エアミックスドア31のさらに下流側には、内部を流通するエンジン冷却水との熱交換により、冷媒蒸発器20で冷却された空気を加熱するヒータコア30が設けられている。ヒータコア30の上方には、ヒータコア30を迂回して空気を流すバイパス通路32が形成されている。エアミックスドア31は、空調用ECU100の制御に基づき不図示の駆動機構により駆動され、ヒータコア30を通過して再加熱される高温の空気の流量と、ヒータコア30を迂回してバイパス通路32を通過する低温の空気の流量との比率を調節できるようになっている。
ヒータコア30及びバイパス通路32の下流側には、デフロスタ開口部50、共通開口部51及びフット開口部(フット吹出部)52が設けられている。デフロスタ開口部50及び共通開口部51は、共通の吹出口モード切替ドア(第1のモード切替ドア)57によって開閉される。フット開口部52は、吹出口モード切替ドア(第2のモード切替ドア)58によって開閉される。吹出口モード切替ドア57、58は、空調用ECU100により前席の吹出口モードに基づき作動制御されるようになっている。
すなわち本実施形態の構成では、前席の吹出口モードがフェイスモードのときには、共通開口部51が開となり、デフロスタ開口部50及びフット開口部52が閉となる。バイレベルモードのときには、共通開口部51及びフット開口部52が開となり、デフロスタ開口部50が閉となる。フットモード及びフットデフモードのときには、デフロスタ開口部50及びフット開口部52が開となり、共通開口部51が閉となる。デフロスタモードのときには、デフロスタ開口部50が開となり、共通開口部51及びフット開口部52が閉となる。
デフロスタ開口部50からは、車両のフロントガラス内面等に吹き出される空気が流出するようになっている。フット開口部52からは、車室内前席の乗員の脚部等の下半身側に吹き出される空気が流出するようになっている。
共通開口部51には、空調ケース10とは別体に形成されたセンターフェイスダクト(フェイス吹出部)53とサイドフェイスダクト55とが互いに分岐して接続されている。センターフェイスダクト53の空気流れ下流端側は、車室内前席の乗員の顔部等の上半身側に空調空気を吹き出すセンターフェイス吹出口54に接続されている。サイドフェイスダクト55の空気流れ下流端側は、車室内前席の乗員の上半身側に空調空気を吹き出すサイドフェイス吹出口56に接続されている。センターフェイス吹出口54は計器盤の中央部近傍に設けられ、サイドフェイス吹出口56は計器盤の側部に設けられている。
センターフェイスダクト53からは、センターフェイスダクト53を通過する空調空気の一部を車室内後席の乗員の上半身側に吹き出させる後席用ダクト(後席用吹出部)60が分岐している。後席用ダクト60の途中には、後席側に吹き出される空調空気の風量を増加させるアシストブロワ(補助送風機)61が設けられている。アシストブロワ61は空調用ECU100により作動制御され、駆動用モータに印加されるアシストブロワ電圧に基づいて所定の回転数で回転するようになっている。
アシストブロワ61よりも下流側には、後席用ダクト60を開閉する遮断ドア62が設けられている。遮断ドア62は、例えばアシストブロワ61の運転/停止と連動して開/閉されるようになっている。
図2は、車両用空調装置1の空調用ECU(制御部)100の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、空調用ECU100には、計器盤近傍に設けられたコントロールパネル110の各種スイッチからのスイッチ信号、及び各種センサからの検出信号が入力される。また空調用ECU100は、スイッチ信号及び検出信号に基づいて、吹出口モード切替ドア57、58、内外気切替ドア16、エアミックスドア31、ブロワ12及びアシストブロワ61等の制御機器を作動制御するようになっている。
コントロールパネル110のスイッチには、冷凍サイクルを運転/停止させるためのエアコンスイッチ、吸込口モードを切り替えるための吸込口モード切替スイッチ、車室内の温度を設定するための温度設定スイッチ、送風量を切り替えるための風量切替スイッチ、及び吹出口モードを切り替えるための吹出口モード切替スイッチ等がある。
各種センサには、車室内の空気温度(内気温度)を検出する内気温度センサ111、車室外の空気温度(外気温度)を検出する外気温度センサ112、車室内に照射される日射量を検出する日射量センサ113、冷媒蒸発器20を通過した直後の空気温度を検出する蒸発器吹出温度センサ114、ヒータコア30に流入するエンジン冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ115、車両の走行速度を検出する車速センサ116、及び後席の乗員の在不在を検出する着座センサ(後席乗員検出手段)117等がある。着座センサ117は、例えば、後席シートに設けられ、乗員が着座するとシート座面に加えられる荷重により電気接点が接触する電気接点式である。
空調用ECU100は、CPU、ROM、RAM等を備え、種々の演算処理を行うマイクロコンピュータ101と、各種センサから入力された検出信号をA/D変換してマイクロコンピュータ101に出力する入力回路102と、マイクロコンピュータ101からの制御信号を出力信号仕様に変換して各制御機器に出力する出力回路103とを有している。
また空調用ECU100は、車両側のエンジンECU120等との間で所定の通信プロトコルに基づいてデータの送受信ができるようになっている。これにより空調用ECU100は、エンジンECU120の動作モード(通常モード/燃費優先モード)等の情報をエンジンECU120から受信できるようになっている。
次に、本実施形態における車両用空調装置の制御方法について説明する。図3は、本実施形態における車両用空調装置の制御手順の一例を示すフローチャートである。図3に示すように、イグニッションスイッチがオン状態になって空調用ECU100に電力が供給されると、まず空調用ECU100は各パラメータ等を初期化する(ステップS1)。
次に、空調用ECU100は、コントロールパネル110の各種スイッチからのスイッチ信号と、内気温度センサ111、外気温度センサ112、日射量センサ113、蒸発器吹出温度センサ114、冷却水温度センサ115、車速センサ116及び着座センサ117等からの検出信号とを読み込む(ステップS2)。
次に、空調用ECU100は、内気温度、外気温度及び日射量等の車室内の熱負荷と、乗員により設定された設定温度とに基づいて、前席の目標吹出温度(TAO)を算出する(ステップS3)。
次に、空調用ECU100は、目標吹出温度TAOに基づいて、ブロワ12の駆動用モータに印加されるブロワ電圧を算出する(ステップS4)。ブロワ電圧は、高い冷暖房能力が必要なときほど高くなるようになっている。例えば冷房時には、目標吹出温度TAOが低いほどブロワ電圧が高くなる。
また空調用ECU100は、目標吹出温度TAOに基づいて、吸込口モードを決定する(ステップS5)。吸込口モードは、目標吹出温度TAOが高いときには外気導入口14を介して外気が導入される外気導入モードとなり、目標吹出温度TAOが低いときには内気導入口15を介して内気が循環する内気循環モードとなる。
さらに空調用ECU100は、目標吹出温度TAOに基づいて、前席の吹出口モードを決定する(ステップS6)。吹出口モードは、目標吹出温度TAOが低いときにはセンターフェイス吹出口54及びサイドフェイス吹出口56を介して空調空気が吹き出されるフェイスモードとなる。また吹出口モードは、目標吹出温度TAOが高くなるとセンターフェイス吹出口54、サイドフェイス吹出口56及びフット開口部52を介して空調空気が吹き出されるバイレベルモードとなり、目標吹出温度TAOがさらに高くなるとフット開口部52を介して空調空気が吹き出されるフットモードとなる。
次に、空調用ECU100は、目標吹出温度TAO、蒸発器吹出温度及び冷却水温度に基づいて、エアミックスドア31の開度SWを算出する(ステップS7)。
次に、空調用ECU100は、アシストブロワ61の駆動用モータに印加されるアシストブロワ電圧を算出する(ステップS8)。
図4は、ステップS8におけるアシストブロワ電圧の算出手順の一例を示すフローチャートである。図4に示すように、まず空調用ECU100は、前席の吹出口モードがフェイス(FACE)モード又はバイレベル(B/L)モードであるか、あるいはこれら以外のフットモード、フットデフモード又はデフモードであるかを判断する(ステップS11)。ここで、フェイスモード及びバイレベルモードは、共通開口部51が開状態となる吹出口モードであり、フットモード、フットデフモード及びデフモードは、共通開口部51が閉状態となる吹出口モードである。
空調用ECU100は、吹出口モードがフットモード、フットデフモード又はデフモードであればステップS15に進み、アシストブロワ電圧を0Vに設定する。一方、空調用ECU100は、吹出口モードがフェイスモード又はバイレベルモードであればステップS12に進む。
ステップS12では、空調用ECU100が、着座センサ117からの検出信号に基づいて後席の乗員の在不在を判断する。空調用ECU100は、後席に乗員が不在であると判断したらステップS15に進み、アシストブロワ電圧を0Vに設定する。一方、空調用ECU100は、後席に乗員が存在していると判断したらステップS13に進む。
ステップS13では、例えばエンジンECU120の動作モードが燃費優先モードであるか否かを空調用ECU100が判断する。空調用ECU100は、燃費優先モードであると判断したらステップS15に進み、アシストブロワ電圧を0Vに設定する。一方、空調用ECU100は、燃費優先モードでないと判断したらステップS14に進む。
ステップS14では、空調用ECU100が目標吹出温度TAOに基づいてアシストブロワ電圧を決定する。
図5は、ステップS14において目標吹出温度TAOに基づき算出されるアシストブロワ電圧の一例を示すグラフである。グラフの横軸は目標吹出温度TAO(℃)を表し、縦軸はアシストブロワ電圧(V)を表している。図5に示すように、アシストブロワ電圧は、目標吹出温度TAOが高いほど低く設定される。例えばアシストブロワ電圧は、各目標吹出温度TAOにおいてアシストブロワ61による空調空気の送風量がブロワ12の送風量以下になるように設定されている。本例では、目標吹出温度TAOが−20℃以下である場合には、アシストブロワ電圧が例えば最高値である12Vに設定される。目標吹出温度TAOが−20℃以上10℃以下である場合には、アシストブロワ電圧は目標吹出温度TAOの上昇に伴って12Vから0Vまで低下するように設定される。目標吹出温度TAOが10℃以上の場合には、アシストブロワ電圧は最低値である0Vに設定される。
以上の手順により、アシストブロワ電圧が算出される。
図3に戻り、空調用ECU100は、吹出口モード切替ドア57、58、内外気切替ドア16、エアミックスドア31、ブロワ12及びアシストブロワ61等の制御機器に対し、ステップS3〜S8で算出又は決定された制御状態が得られるように制御信号を出力する(ステップS9)。
その後、空調用ECU100は、ステップS2〜S9の各ステップを時間T(例えば0.25秒)毎に繰り返す(ステップS10)。
本実施形態では、共通開口部51が開状態となるフェイスモード及びバイレベルモードにおいて、センターフェイスダクト53及びサイドフェイスダクト55を介して前席の乗員の上半身側に空調空気が吹き出される。また同モードにおいて、センターフェイスダクト53を流れる空調空気の一部は、センターフェイスダクト53から分岐した後席用ダクト60を介して後席側に吹き出される。フェイスモード及びバイレベルモードでは、アシストブロワ61の駆動用モータに所定のアシストブロワ電圧が供給され、アシストブロワ61が所定の回転数で駆動するため、後席側にも十分な風量の空調空気を吹き出させることができる。
一方、共通開口部51が閉状態となるフットモード、フットデフモード及びデフモードにおいてアシストブロワ61が所定回転数で駆動していると、センターフェイス吹出口54及びサイドフェイス吹出口56を介して車室内の空気が吸引され、当該空気が冷媒蒸発器20やヒータコア30等の熱交換器を通過せずに後席用ダクト60を介して後席側に吹き出されてしまう場合がある。このため、特に冬季におけるウォームアップ時に、センターフェイス吹出口54やサイドフェイス吹出口56から逆流した車室内の低温の空気が後席側に吹き出され、後席の乗員に不快を感じさせてしまうおそれがあった。
しかしながら本実施形態では、共通開口部51が閉状態となるフットモード、フットデフモード及びデフモードにおいて、アシストブロワ電圧が0Vに設定されてアシストブロワ61が停止するようになっている。このため、センターフェイス吹出口54及びサイドフェイス吹出口56から逆流した車室内の空気が、後席用ダクト60を介して後席側に吹き出されてしまうことを防止できる。したがって、後席の乗員に不快を感じさせることを防止できる。
また本実施形態では、後席の乗員が不在であると判断した場合には、後席側に空調空気を送風する必要性が低いため、アシストブロワ電圧を0Vに設定してアシストブロワ61を停止させるようになっている。したがって、車両用空調装置1の消費電力を低減できるとともに、車両用空調装置1で発生する騒音を低減できる。
ここで、前席運転席側のセンターフェイス吹出口54及びサイドフェイス吹出口56、並びに前席助手席側のセンターフェイス吹出口54及びサイドフェイス吹出口56の4つの吹出口に理想的な配風割合で空調空気が配風されるように設計された車両用空調装置1の場合、アシストブロワ61により後席側への送風量を増加させることによって前席側の配風割合が乱れてしまうことがある。例えば本実施形態では、後席用ダクト60がセンターフェイスダクト53から分岐して設けられているため、アシストブロワ61を作動させることによって、運転席側及び助手席側の2つのセンターフェイス吹出口54への配風量がサイドフェイス吹出口56への配風量に対して減少してしまうおそれがある。
これに対し本実施形態では、後席の乗員が不在であるときにアシストブロワ61を停止させるようになっている。したがって本実施形態によれば、少なくとも後席側への空調空気の吹出しが不要なときには、上記の4つの吹出口に対して理想的な配風割合で空調空気を配風させることができる。
また本実施形態では、燃費優先モードの場合には、アシストブロワ電圧を0Vに設定してアシストブロワ61を停止させるようになっている。これにより、車両用空調装置1の消費電力を低減できるため、車両の燃費を向上できるようになる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図6及び図7を用いて説明する。本実施形態は、アシストブロワ電圧の算出手順が上記第1実施形態と異なっている点に特徴を有している。図6は、本実施形態におけるアシストブロワ電圧の算出手順を示すフローチャートである。図6のステップS21〜S23及びS27は、図4のステップS11〜S13及びS15とそれぞれ同様である。本実施形態では、空調用ECU100がステップS23において燃費優先モードでないと判断したら、前席の吹出口モードがフェイスモードであるか、あるいはバイレベルモードであるかをステップS24においてさらに判断するようになっている。
すなわち空調用ECU100は、吹出口モードがフェイスモードであればステップS25に進み、例えば図5に示した目標吹出温度TAOとアシストブロワ電圧との関係に基づいて、図4のステップS14と同様にアシストブロワ電圧を決定する。また空調用ECU100は、吹出口モードがバイレベルモードであればステップS26に進み、ステップS25とは別の算出基準によりアシストブロワ電圧を決定する。
図7は、バイレベルモードのときに目標吹出温度TAOに基づいて算出されるアシストブロワ電圧を示すグラフである。グラフの横軸は目標吹出温度TAO(℃)を表し、縦軸はアシストブロワ電圧(V)を表している。図7に示すように、バイレベルモードのときには、フェイスモードのときよりもアシストブロワ電圧が低くなるようになっている。本例では、目標吹出温度TAOが同じであれば、バイレベルモードのときのアシストブロワ電圧はフェイスモードのときのアシストブロワ電圧のほぼ半分になっている。これにより、バイレベルモードのときのアシストブロワ61の回転数は、フェイスモードのときの回転数のほぼ半分になる。
バイレベルモードでは、共通開口部51及びフット開口部52の双方が開となるため、共通開口部51を介してセンターフェイスダクト53を流通する空調空気の風量は、フェイスモードのときよりも少なくなる。このため、バイレベルモードのときのアシストブロワ電圧をフェイスモードのときと同様に設定すると、センターフェイス吹出口54から空調空気が吹き出されなくなったり、車室内の空気がセンターフェイス吹出口54から逆流して後席側に吹き出されたりするおそれがある。
本実施形態では、バイレベルモードのときのアシストブロワ電圧はフェイスモードのときのアシストブロワ電圧よりも低く設定されるようになっている。このため、センターフェイス吹出口54から空調空気が吹き出されなくなったり、車室内の空気がセンターフェイス吹出口54から逆流して後席側に吹き出されたりすることを防止できる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、フットモード、フットデフモード及びデフロスタモードのときにアシストブロワ電圧を0Vにしてアシストブロワ61を停止させているが、アシストブロワ61を停止させるのではなく、これらの吹出口モードのときのアシストブロワ61の回転数をフェイスモード及びバイレベルモードのときよりも少なくなるようにしてもよい。こうすることにより、センターフェイス吹出口54やサイドフェイス吹出口56から逆流して後席側に吹き出される空気の風量を少なくできるので、後席の乗員に不快を感じさせることを防止できる。
また上記実施形態では、後席乗員検出手段として着座センサ117を例に挙げたが、後席の乗員の在不在を検出可能な種々のセンサを用いることができるだけでなく、後席の乗員の在不在を前席又は後席の乗員が手動設定できる設定スイッチを用いることもできる。
さらに上記実施形態では、アシストブロワ電圧を吹出口モード決定(図3のステップS6)の後に算出しているが、ステップS2〜S9の各ステップは時間Tを周期として繰返し処理されるため、アシストブロワ電圧を吹出口モード決定の前に算出するようにしてもよい。この場合アシストブロワ電圧は、例えば先回決定された吹出口モードに基づいて算出される。
また上記実施形態では、燃費優先モードであると判断したときにアシストブロワ61を停止させているが、これ以外にも車両側から何らかの省電力要求があったときにアシストブロワ61を停止させるようにしてもよい。
さらに上記実施形態では、後席用ダクト60がセンターフェイスダクト53から分岐した構成を例に挙げたが、後席用ダクト60はサイドフェイスダクト55から分岐していてもよい。
第1実施形態における車両用空調装置の構成を示す模式図である。 第1実施形態における車両用空調装置の空調用ECUの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態における車両用空調装置の制御手順の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるアシストブロワ電圧の算出手順を示すフローチャートである。 目標吹出温度TAOに基づいて算出されるアシストブロワ電圧の一例を示すグラフである。 第2実施形態におけるアシストブロワ電圧の算出手順を示すフローチャートである。 バイレベルモードのときに目標吹出温度TAOに基づいて算出されるアシストブロワ電圧の一例を示すグラフである。
符号の説明
1 車両用空調装置
12 ブロワ(主送風機)
20 冷媒蒸発器
30 ヒータコア
50 デフロスタ開口部
51 共通開口部
52 フット開口部(フット吹出部)
53 センターフェイスダクト(フェイス吹出部)
54 センターフェイス吹出口
55 サイドフェイスダクト(フェイス吹出部)
56 サイドフェイス吹出口
57 吹出口モード切替ドア(第1のモード切替ドア)
58 吹出口モード切替ドア(第2のモード切替ドア)
60 後席用ダクト(後席用吹出部)
61 アシストブロワ(補助送風機)
100 空調用ECU(制御部)
117 着座センサ(後席乗員検出手段)

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、車室内の空調を行う車両用空調装置であって、
    前記車室内に空調空気を送風する主送風機(12)と、
    前記車室内前席の乗員の上半身側に吹き出される前記空調空気を流通させるフェイス吹出部(53)と、
    前記フェイス吹出部(53)を開閉する第1のモード切替ドア(57)と、
    前記前席の乗員の下半身側に吹き出される前記空調空気を流通させるフット吹出部(52)と、
    前記フット吹出部(52)を開閉する第2のモード切替ドア(58)と、
    前記第1のモード切替ドア(57)よりも下流側で前記フェイス吹出部(53)から分岐し、前記車室内後席側に吹き出される前記空調空気を流通させる後席用吹出部(60)と、
    前記後席用吹出部(60)に設けられ、前記後席側に吹き出される前記空調空気の風量を増加させる補助送風機(61)と、
    前記フェイス吹出部(53)及び前記フット吹出部(52)が吹出口モードに基づいてそれぞれ開閉するように前記第1のモード切替ドア(57)及び前記第2のモード切替ドア(58)を作動制御するとともに、前記フェイス吹出部(53)が閉状態となる吹出口モードでの前記補助送風機(61)の回転数が前記フェイス吹出部(53)が開状態となる吹出口モードでの前記補助送風機(61)の回転数よりも少なくなるように前記補助送風機(61)を作動制御する制御部(100)と
    を有することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記制御部(100)は、前記フェイス吹出部(53)が閉状態となる吹出口モードのときに前記補助送風機(61)を停止させることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記制御部(100)は、前記フェイス吹出部(53)及び前記フット吹出部(52)の双方が開状態となる吹出口モードでの前記補助送風機(61)の回転数が、前記フェイス吹出部(53)が開状態となり前記フット吹出部(52)が閉状態となる吹出口モードでの前記補助送風機(61)の回転数よりも少なくなるように前記補助送風機(61)を作動制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記後席の乗員の在不在を検出する後席乗員検出手段(117)をさらに有し、
    前記制御部(100)は、前記後席の乗員が不在であるときに前記補助送風機(61)を停止させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  5. 前記制御部(100)は、前記車両からの省電力要求を受信可能であり、前記省電力要求を受信したら前記補助送風機(61)を停止させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
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