JP4930360B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内の空調を行う車両用空調装置に関する。
特許文献1には、車室内前席側に加えて後席側にも空調風を供給することのできる車両用空調装置が開示されている。この車両用空調装置は、後席への空調風の供給系統として、蒸発器の直下流部から分岐して後席乗員の上半身側(後席用フェイス吹出口)に吹き出される空調風を流通させる後席用ダクトと、後席用ダクト内に設けられたアシストブロワとを有している。
特開平9−86138号公報
しかし、上記構成では、蒸発器を通過後の温度の低い冷風しか後席用フェイス吹出口から吹き出すことができず、夏季しか効果を奏しないため、後席乗員に対する快適性の向上が求められていた。
上記問題に鑑み、本発明の目的は、後席側へ温度調整された空調空気を配風することで快適性を向上させることができる車両用空調装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、前席空調ユニット(2)のフェイス開口部(23)からの送風および前席空調ユニット(2)のフット開口部(24)からの送風を混合させた後、混合された空調空気を車室内後席側の吹出口である後席用吹出口(35)へ流通させる後席用ダクト(34)と、後席用ダクト(34)に設けられ、車室内後席側に吹き出される混合された空調空気の風量を増加させる補助送風機(37)と、後席用ダクト(34)の補助送風機(37)より上流側に設けられ、フェイス開口部(23)からの送風量とフット開口部(24)からの送風量との混合比率を調節可能な後席用風量調節手段(36)と、前席空調ユニット(2)の吹出口モードがフェイスモードである場合またはフットモードである場合に、算出される後席目標吹出温度(RrTAO)に応じて、吹出口モードをバイレベルモードに変更するように制御する制御手段(100)と、を備える
さらに制御手段(100)は、後席用吹出口(35)から吹き出される後席空調空気温度(RrT)が後席目標吹出温度(RrTAO)より高く、かつ、吹出口モードがフットモードである場合および、後席空調空気温度(RrT)が後席目標吹出温度(RrTAO)より低く、かつ、吹出口モードがフェイスモードである場合の少なくともいずれかの場合に、吹出口モードをバイレベルモードに変更することを特徴とする。
通常の前席空調ユニット(2)では、加熱用熱交換器としてのヒータコア(19)の近くにフット開口部(24)を形成し、フット開口部(24)よりもヒータコア(19)から離れた位置にフェイス開口部(23)を形成することで、フット開口部(24)からは温かい空気が送風されやすく、フェイス開口部(23)からはフット開口部(24)と比較してより冷たい空気が送風されやすいように構成されている。請求項1によれば、フェイス開口部(23)からの送風(冷風)量とフット開口部(24)からの送風(温風)量の比率が、補助送風機(37)の上流部位で調節されるため、所望に温度調節された空調空気を後席側へ送風することができ、後席乗員の快適性を向上させることができる。
また、請求項1によれば、前席空調ユニット(2)の吹出しモードを変更することで、後席用吹出口(35)から吹き出される空調空気温度(RrT)が後席目標吹出温度(RrTAO)となるように制御され、所望に温度調節された空調空気を後席側へ供給することができる。
また、一般に、フットモード、バイレベルモード、フェイスモードの順に温風(フット開口部(24)からの送風)の割合が減り冷風(フェイス開口部(23)からの送風)の割合が高くなる。請求項1によれば、後席空調空気温度(RrT)が後席目標吹出温度(RrTAO)より高く、後席空調空気温度(RrT)を下降させる必要がある場合にフットモードからバイレベルモードに変更することで、後席空調空気温度(RrT)を後席目標吹出温度(RrTAO)に近づけることができる。また、後席空調空気温度(RrT)が後席目標吹出温度(RrTAO)より低く、後席空調空気温度(RrT)を上昇させる必要がある場合にフェイスモードからバイレベルモードに変更することで、後席空調空気温度(RrT)を後席目標吹出温度(RrTAO)に近づけることができる。
請求項2に記載の発明では、後席用ダクト(34)内のフェイス開口部(23)からの送風が通過する後席用フェイスダクト部(34a)に、後席用フェイスダクト部(34a)を通過する送風を冷却する冷却手段(38)を設けたことを特徴とする。
本構成によれば、フット開口部(24)からの送風と比較して冷たい空気が送風される後席用フェイスダクト部(34a)内を通過する空気を、冷却手段(38)によって冷却することで、後席用吹出口(35)から吹き出す空調空気の温度(後席吹出温度)を効率的に下げる方向へ調節することができる。
請求項3に記載の発明では、後席用ダクト(34)内のフット開口部(24)からの送風が通過する後席用フットダクト部(34b)に、後席用フットダクト部(34b)を通過する送風を加熱する加熱手段(41)を設けたことを特徴とする。
本構成によれば、フェイス開口部(23)からの送風と比較して温かい空気が送風される後席用フットダクト部(34b)内を通過する空気を、加熱手段によって加熱することで、後席用吹出口(35)から吹き出す吹出温度を効率的に上げる方向へ調節することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1〜図4を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態における車両用空調装置1の構成を示す模式図である。図1に示すように、車両用空調装置1は、前席空調ユニット2と後席送風ユニット3とを有して構成されている。前席空調ユニット2は、空気を流通させる空気通路11を画定する空調ケース10を有している。空調ケース10は、車室内前部の計器盤内側に配置されている。
空調ケース10には、車室内に向かう空気流れを空気通路11内に発生させる遠心式のフロントブロワ12が設けられている。フロントブロワ12は後述する空調用ECU100(図2参照)により作動制御され、駆動用モータに印加されるブロワ電圧に基づいて所定の回転数で回転するようになっている。
フロントブロワ12の空気流れ上流側には、内外気切替箱13が設けられている。内外気切替箱13には、車室外の空気(外気)を導入する外気導入口14と、車室内の空気(内気)を導入する内気導入口15とが形成されている。また内外気切替箱13には、吸込口モードに基づいて外気又は内気を切替導入するために、外気導入口14及び内気導入口15を開閉する内外気切替ドア16が設けられている。内外気切替ドア16は、空調用ECU100により作動制御されるようになっている。
空気通路11内であってブロワ12よりも下流側には、内部を流通する冷媒との熱交換により空調空気を冷却する蒸発器17が配置されている。蒸発器17は、冷媒が循環する冷凍サイクルの一部を構成する。
蒸発器17の空気流れ下流側には、エアミックスドア18が設けられている。エアミックスドア18のさらに下流側には、内部を流通するエンジン冷却水との熱交換により、蒸発器17で冷却された空気を加熱するヒータコア19が設けられている。ヒータコア19の上方には、ヒータコア19を迂回して空気を流すバイパス通路21が形成されている。エアミックスドア18は、空調用ECU100の制御に基づき駆動機構(図示略)により駆動され、ヒータコア19を通過して再加熱される高温の空気の流量と、ヒータコア19を迂回してバイパス通路21を通過する低温の空気の流量との比率を調節できるようになっている。
ヒータコア19及びバイパス通路21の下流側には、デフロスタ開口部22、フェイス開口部23及びフット開口部24が設けられている。なお、頭寒足熱の観点から、フット開口部24は、フェイス開口部23と比較してより温かい風が送風されやすいようにヒータコア19に近接した位置に設けられている。一方、フェイス開口部23は、逆に、冷風が送風されやすいようにフット開口部24と比較してヒータコア19から離れた位置に設けられている。
デフロスタ開口部22及びフェイス開口部23は、共通の吹出口モード切替ドア25によって開閉される。フット開口部24は、吹出口モード切替ドア26によって開閉される。吹出口モード切替ドア25、26は、空調用ECU100により前席の吹出口モードに基づき作動制御されるようになっている。
すなわち本実施形態の構成では、前席の吹出口モードがフェイスモードのときには、フェイス開口部23が開となり、デフロスタ開口部22及びフット開口部24が閉となる。バイレベルモードのときには、フェイス開口部23及びフット開口部24が開となり、デフロスタ開口部22が閉となる。フットモード及びフットデフモードのときには、デフロスタ開口部22及びフット開口部24が開となり、フェイス開口部23が僅かに開状態となる。デフロスタモードのときには、デフロスタ開口部22が開となり、フェイス開口部23及びフット開口部24が閉となる。
デフロスタ開口部22からは、車両のフロントガラス内面等に吹き出される空気が流出するようになっている。フット開口部24からは、車室内前席の乗員の脚部等の下半身側に吹き出される空気が流出するようになっている。
フェイス開口部23には、空調ケース10とは別体に形成されたセンターフェイスダクト27とサイドフェイスダクト28とが互いに分岐して接続されている。センターフェイスダクト27の空気流れ下流端側は、車室内前席の乗員の顔部等の上半身側に空調空気を吹き出すセンターフェイス吹出口29に接続されている。サイドフェイスダクト28の空気流れ下流端側は、車室内前席の乗員の上半身側に空調空気を吹き出すサイドフェイス吹出口31に接続されている。センターフェイス吹出口29は計器盤の中央部近傍に設けられ、サイドフェイス吹出口31は計器盤の側部に設けられている。
フット開口部24には、空調ケース10とは別体に形成されたフットダクト32が接続されている。フットダクト32の空気流れ下流端側は、車室内前席の乗員の脚部等の下半身側に空調空気を吹き出すフット吹出口33に接続されている。
次に、後席送風ユニット3について説明する。センターフェイスダクト27からは、センターフェイスダクト27を通過する空調空気の一部を車室内後席の乗員の上半身側に吹き出させる後席用フェイス分岐ダクト34a(後席用ダクト34)が分岐している。
また、フットダクト32からは、フットダクト32を通過する空調空気の一部を車室内後席の乗員の上半身側に吹き出させる後席用フット分岐ダクト34b(後席用ダクト34)が分岐している。
後席用フェイス分岐ダクト34aと後席用フット分岐ダクト34bは途中で合流しており、合流した部位より下流側は、合流ダクト34cとして形成されている。すなわち、後席用ダクト34は、後席用フェイス分岐ダクト34a、後席用フット分岐ダクト34b、合流ダクト34cの3つの部位により構成されている。
後席用フェイス分岐ダクト34aと後席用フット分岐ダクト34bの合流部位(合流ダクト34cの上流端側)には、後席用エアミックスドア36(後席用風量調節手段)が配設されている。この後席用エアミックスドア36は、空調用ECU100の制御に基づき駆動機構(図示略)により駆動され、後席用フェイス分岐ダクト34aを通過してきた空気の流量と、後席用フット分岐ダクト34bを通過してきた空気の流量との比率を調節できるようになっている。
合流ダクト34c内であって、後席用エアミックスドア36より下流部位には、後席側に吹き出される空調空気の風量を増加させるアシストブロワ(補助送風機)37が設けられている。アシストブロワ37は空調用ECU100により作動制御され、駆動用モータに印加されるアシストブロワ電圧に基づいて所定の回転数で回転するようになっている。合流ダクト34c(後席用ダクト34)の下流端側は、後席用フェイス吹出口35に接続されている。
さらに、後席用フェイス分岐ダクト34a内(後席用エアミックスドア36より上流側)には、ペルチェモジュール38(冷却手段)が配設されている。このペルチェモジュール38により、後席用フェイス分岐ダクト34a内を通過する空調空気を冷却できるようになっている。
このペルチェモジュールは、例えば、1.5mm角ほどの大きさのP型熱電変換素子(図示略)とN型熱電変換素子(図示略)とが電極部材によって交互に直列に複数(例えば数百個)接続されて、さらに、電極部材に放熱フィンが接合されて形成されている。
複数のP型熱電変換素子とN型熱電変換素子とによって形成される直列回路に電圧を印加して、P→N→Pの順に直流電流を流した場合(以下、正方向電流とする。)、P型熱電変換素子からN型熱電変換素子に電流が流れる電極部材は放熱電極部となる。放熱電極部は、ペルチェ効果によって高温の状態(放熱状態)となる電極部である。また、N型熱電変換素子からP型熱電変換素子に電流が流れる電極部材は吸熱電極部となる。吸熱電極部は、正方向電流によって低温の状態(吸熱状態)となる電極部である。そして、本実施形態のペルチェモジュール38は、この吸熱電極部が後席用フェイス分岐ダクト34a内に位置するように配置されている。
後席用フェイス分岐ダクト34a内であって、ペルチェモジュールの下流側には、後席用フェイス分岐ダクト34aを通過する空調空気温度(以下、「フェイス側吸込温度」と言う。)を検出するためのフェイス側吸込温度センサ39が設けられている。
さらに、後席用フット分岐ダクト34b内(後席用エアミックスドア36より上流側)には、PTCヒータ41(加熱手段)が配設されている。このPTCヒータ41により、後席用フット分岐ダクト34b内を通過する空調空気を加熱できるようになっている。
後席用フット分岐ダクト34b内であって、PTCヒータ41の下流側には、後席用フット分岐ダクト34bを通過する空調空気温度(以下、「フット側吸込温度」と言う。)を検出するためのフット側吸込温度センサ42が設けられている。
さらに、合流ダクト34cの下流端側である後席用フェイス吹出口35には、後席用フェイス吹出口35から後席乗員の上半身へ吹き出される後席空調空気温度(以下、「後席吹出温度RrT」と言う。)を検出するための後席吹出温度センサ43が設けられている。
図2は、車両用空調装置1の空調用ECU(制御部)100の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、空調用ECU100には、計器盤近傍に設けられたコントロールパネル110の各種スイッチからのスイッチ信号、及び各種センサからの検出信号が入力される。また空調用ECU100は、スイッチ信号及び検出信号に基づいて、吹出口モード切替ドア25,26、内外気切替ドア16、エアミックスドア18、フロントブロワ12及びアシストブロワ37、後席用エアミックスドア36等の制御機器を作動制御するようになっている。
コントロールパネル110のスイッチには、冷凍サイクルを運転/停止させるためのエアコンスイッチ、吸込口モードを切り替えるための吸込口モード切替スイッチ、車室内の温度を設定するための温度設定スイッチ、送風量を切り替えるための風量切替スイッチ、及び吹出口モードを切り替えるための吹出口モード切替スイッチ等がある。
各種センサには、車室内の空気温度(内気温度)を検出する内気温度センサ111、車室外の空気温度(外気温度)を検出する外気温度センサ112、車室内に照射される日射量を検出する日射量センサ113、蒸発器17を通過した直後の空気温度を検出する蒸発器吹出温度センサ114、ヒータコア19に流入するエンジン冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ115、車両の走行速度を検出する車速センサ116、及び後席の乗員の在不在を検出する着座センサ117等がある。着座センサ117は、例えば、後席シートに設けられ、乗員が着座するとシート座面に加えられる荷重により電気接点が接触する電気接点式である。
空調用ECU100は、CPU、ROM、RAM等を備え、種々の演算処理を行うマイクロコンピュータ101と、各種センサから入力された検出信号をA/D変換してマイクロコンピュータ101に出力する入力回路102と、マイクロコンピュータ101からの制御信号を出力信号仕様に変換して各制御機器に出力する出力回路103とを有している。
また空調用ECU100は、車両側のエンジンECU120等との間で所定の通信プロトコルに基づいてデータの送受信ができるようになっている。これにより空調用ECU100は、エンジンECU120の動作モード(通常モード/燃費優先モード)等の情報をエンジンECU120から受信できるようになっている。
次に、本実施形態における車両用空調装置1の制御方法について説明する。図3は、本実施形態における空調用ECU100が実行する車両用空調装置1の制御手順(メインフロー)の一例を示すフローチャートである。図3に示すように、イグニッションスイッチが投入されて空調用ECU100に電力が供給されると、まず、空調用ECU100は、各パラメータ等を初期化(イニシャライズ)する(ステップS1)。
次に、温度設定スイッチや内気温度センサ111、外気温度センサ112、日射量センサ113、蒸発器吸込空気温度センサ114、冷却水温度センサ115、及び車速センサ116、着座センサ117の信号を読み込む(ステップS2、S3)。
そして、内気温度(FrTR)、外気温度(TAM)および日射量(FrTS)等の車室内の熱負荷と、乗員により設定された設定温度(FrTSET)とに基づいて、前席目標吹出温度FrTAOを算出する(ステップS4)。
次に、ROMに記憶された下記の数式1に基づいて、後席目標吹出温度RrTAOを算出する(ステップS5)。
(数1)
RrTAO=A×RrTSET−B×FrTR−C×TAM−1.5FrTS−D
ここで、RrTSETは、後席温度設定スイッチ(図示略)にて設定した後席設定温度、FrTRは内気温センサ111にて検出した内気温度、TAMは外気温センサ112にて検出した外気温度、FrTSは日射量センサ113にて検出した日射量である。また、A,B,C,Dは補正用の定数である。数式1に示すように、後席目標吹出温度RrTAOを算出するにあたり、本実施形態では、後席設定温度については後席独自のデータを用い、その他のデータについては前席用のデータを兼用している。
次に、前席目標吹出温度FrTAOに基づいて、各ブロワ12,37の駆動用モータに印加されるブロワ電圧を算出する(ステップS6)。ブロワ電圧は、高い冷暖房能力が必要なときほど高くなるようになっている。例えば冷房時には、目標吹出温度TAOが低いほどブロワ電圧が高くなる。また、暖房時には、目標吹出温度TAOが高いほどブロワ電圧が高くなる。
ブロワ電圧を選定した後は、ROMに記憶された特性図から、目標吹出温度TAOに対応する吸込口モードを決定する(ステップS7)。具体的には、前席目標吹出温度FrTAOが高いときには内気循環モードが選択され、前席目標吹出温度FrTAOが低いときには外気導入モードが選択される。
次に、ROMに記憶された特性図から、前席目標吹出温度FrTAOに対応する吹出口モードを決定する(ステップS8)。具体的には、前席目標吹出温度FrTAOが高いときにはフットモードが選択され、前席目標吹出温度FrTAOが低くなるに伴って、バイレベルモード、更にはフェイスモードの順に選択される。
次に、前席目標吹出温度FrTAO、蒸発器吹出空気温度センサ114で検出した蒸発器吹出温度、冷却水温度センサ115で検出した冷却水温度等に応じて、エアミックスドア18の開度FrSWを決定する(ステップS9)。
次に、ROMに記憶された下記の数式2に基づいて、後席用エアミックス開度RrSWを算出する(ステップS10)。
(数2)
RrSW={RrTAO−(フェイス側吸込温度+E)}/{フット側吸込温度−(フェイス側吸込温度+F)}×100[%]
ここで、E,Fは補正用の定数である。上記数式2で算出される開度RrSWの値が0[%]のときは、後席用フェイス分岐ダクト34a側が全開であって後席用フット分岐ダクト34b側が全閉の状態である。一方、上記数式2で算出される開度RrSWの値が100[%]のときは、後席用フェイス分岐ダクト34a側が全閉であって後席用フット分岐ダクト34b側が全開の状態である。
次に、吹出口モード切替ドア25,26、内外気切替ドア16、エアミックスドア18、フロントブロワ12、後席用エアミックスドア36、アシストブロワ37等の制御機器に対し、ステップS4〜S10で算出または決定された制御状態が得られるように制御信号を出力する(ステップS11)。なお、このステップS11において、ペルチェモジュール38、PTCヒータ41のON/OFF設定処理が併せて実行される。
図4は、ペルチェモジュール38、PTCヒータ41のON/OFF設定処理を示すフローチャートである。図4に示すように、まず、ステップS111で、後席目標吹出温度RrTAOと、後席吹出温度センサ43にて検出される後席吹出温度RrTとの温度差ΔT(ΔT=RrTAO−RrT)が、マイナス5℃以上プラス5℃以下の範囲であるか否かを判断する。ΔTがマイナス5℃以上プラス5℃以下の範囲である場合(ステップS111:YES)には、後席吹出温度RrTが後席目標吹出温度RrTAOに近く許容範囲の温度であるということを意味しており、ステップS112で、ペルチェモジュール38、PTCヒータ41を共にOFFとする。現段階では、後席用ダクト34を流通する空調空気温度を加熱もしくは冷却する必要がないためである。
一方、ステップS111で、ΔTがマイナス5℃以上プラス5℃以下の範囲ではない場合(ステップS111:NO)には、ステップS113で、ΔTがマイナス5℃より小さいか否か判断する。ΔTがマイナス5℃より小さい場合(ステップS113:YES)には、ステップS114でペルチェモジュール38をON(電圧印加)設定とする。
ΔTがマイナス5℃より小さいということは、後席吹出温度RrTが後席目標吹出温度RrTAOより5℃以上高い(許容範囲より高い)ことを意味しており、後席吹出温度RrTを下げてやる必要がある。そこで、ペルチェモジュール38をON(電圧印加)設定とし、後席用フェイス分岐ダクト34a内の空調空気を冷却するように制御する。この処理によって、後席吹出温度RrTを下げて、後席目標吹出温度RrTAOに近づけることができる。
一方、ステップS113で、ΔTがマイナス5℃より小さくない、すなわち、ΔTが5℃よりも大きい場合(ステップS113:NO)には、ステップS115でPTCヒータ41をON設定とする。
ΔTが5℃より大きいということは、後席吹出温度RrTが後席目標吹出温度RrTAOより5℃以上低い(許容範囲より低い)ことを意味しており、後席吹出温度RrTを上げてやる必要がある。そこで、PTCヒータ41をON(電圧印加)設定とし、後席用フット分岐ダクト34b内の空調空気を加熱するように制御する。この処理によって、後席吹出温度RrTを上げて、後席目標吹出温度RrTAOに近づけることができる。
そして、以上詳述したペルチェモジュール38、PTCヒータ41のON/OFF設定処理を含め、各制御機器に対して制御信号を出力(図3、ステップS11)した後は、ステップS12で、ステップS2〜S11の各ステップを時間T(例えば0.25秒)毎に繰り返す。
上記実施形態によれば、後席用フェイス分岐ダクト34aからの送風(冷風)量と後席用フット分岐ダクト34bからの送風(温風)量の比率が、アシストブロワ37の上流部位で後席用エアミックスドア36の開度に応じて調節される。これにより、後席専用に設定される後席目標吹出温度RrTAOに温度調節された空調空気を後席側へ送風することができる。
さらに、本実施形態では、後席用フェイス分岐ダクト34aにペルチェモジュール38を設け、後席用フット分岐ダクト34bにPTCヒータ41を設けている。そして、後席吹出温度RrTを下降させたい場合にペルチェモジュール38を作動させ、後席吹出温度RrTを上昇させたい場合にPTCヒータ41を作動させるようにしている。
このように、後席吹出温度RrTを下降させたい場合には、より温度の低い空調風が通過する後席用フェイス分岐ダクト34a側の空調空気を冷却し、後席吹出温度RrTを上昇させたい場合には、より温度の高い空調風が通過する後席用フット分岐ダクト34b側の空調空気を加熱することで、後席フェイス吹出口35から吹き出される空調空気の温度調整を効率的に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図5、図6を参照しつつ説明する。図5は、本実施形態における車両用空調装置1の構成を示す模式図である。図5に示すように、本実施形態の車両用空調装置1は、ペルチェモジュール38とPTCヒータ41を有していない点が第1実施形態とは異なっている。その他は第1実施形態と同様の構成であり、共通する構成部材には第1実施形態と同様の符号を付しており、以下、第1実施形態との相違部分に着目して説明することとする。
図6は、本実施形態の特徴部分であって、図3のステップS11内で実行される前席空調ユニット2の吹出口モード変更設定処理を示すフローチャートである。図6に示すように、まず、ステップS111で、後席目標吹出温度RrTAOと、後席吹出温度センサ43にて検出される後席吹出温度RrTとの温度差ΔT(ΔT=RrTAO−RrT)が、マイナス5℃以上プラス5℃以下の範囲であるか否かを判断する。ΔTがマイナス5℃以上プラス5℃以下の範囲である場合(ステップS111:YES)には、後席吹出温度RrTが後席目標吹出温度RrTAOに近く許容範囲の温度であるということを意味しており、ステップS116で、吹出口モードの設定をそのままにしておき変更しない。この段階では、後席用ダクト34を流通する空調空気温度を加熱もしくは冷却する必要がないためである。
一方、ステップS111で、ΔTがマイナス5℃以上プラス5℃以下の範囲ではない場合(ステップS111:NO)には、ステップS113で、ΔTがマイナス5℃より小さいか否か判断する。ΔTがマイナス5℃より小さい場合(ステップS113:YES)には、ステップS117に進み、吹出口モードがフットモードであるか否か判断する。そして、フットモードである場合(ステップS117:YES)には、ステップS119で吹出口モードをバイレベル(B/L)モードに変更する。
ここで、フットモードでの各吹出口からの空調空気の吹き出し割合は、フット吹出口33から約60〜80%、サイドフェイス吹出口31から20%程度が一般的である。一方、バイレベルモードでは、フェイス吹出口33(センターフェイス吹出口29、サイドフェイス吹出口31の両方)から50%、フット吹出口33から50%程度である。なお、各吹出口からの送風量割合は車種によって異なる。
ΔTがマイナス5℃より小さいということは、後席吹出温度RrTが後席目標吹出温度RrTAOより5℃以上高い(許容範囲より高い)ことを意味しており、後席吹出温度RrTを下げてやる必要がある。そこで、吹出口モードがフットモードであれば、フットモードと比較してより冷たい空気(フェイス開口部23からの送風空気)の送風割合の多いバイレベルモードに変更してやることで、後席用フェイス吹出口35から吹き出される空調空気の温度を下げるようにしている。この処理によって、後席吹出温度RrTを下げて、後席目標吹出温度RrTAOに近づけることができる。
一方、ステップS113で、ΔTがマイナス5℃より小さくない、すなわち、ΔTが5℃よりも大きい場合(ステップS113:NO)には、ステップS118に進み、吹出口モードがフェイスモードであるか否か判断する。そして、フェイスモードである場合(ステップS118:YES)には、ステップS119で吹出口モードをバイレベル(B/L)モードに変更する。
ここで、フェイスモードでの各吹出口からの空調空気の吹き出し割合は、フェイス吹出口33(センターフェイス吹出口29、サイドフェイス吹出口31の両方)から100%であるのが一般的である。
そして、ΔTが5℃より大きいということは、後席吹出温度RrTが後席目標吹出温度RrTAOより5℃以上低い(許容範囲より低い)ことを意味しており、後席吹出温度RrTを上げてやる必要がある。そこで、吹出口モードがフェイスモードであれば、フェイスモードと比較してより温かい空気(フット開口部24からの送風空気)の送風割合の多いバイレベルモードに変更してやることで、後席用フェイス吹出口35から吹き出される空調空気の温度を上げるようにしている。この処理によって、後席吹出温度RrTを上げて、後席目標吹出温度RrTAOに近づけることができる。
なお、ステップS117で吹出口モードがフットモードではない場合(S117:NO)およびステップS118で吹出口モードがフェイスモードではない場合(S118:NO)には、共にステップS116へ進み、吹出口モードを変更しない。
上記実施形態では、前席側の吹出口モードを変更することで、常に後席目標吹出温度RrTAOに応じて温度調節された空調空気を後席側に供給することができる。
また、後席吹出温度RrTを下げたい、もしくは上げたい場合であってもバイレベルモードへの変更としており、例えばフットモード→フェイスモードまたはフェイスモード→フットモードのような急激な変更としないことで、前席乗員への違和感も極力少なくすることができる。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態において、後席用フェイス分岐ダクト34bに配置される加熱手段としてPTCヒータ41を用いたが、その他の加熱手段、例えばペルチェモジュールを用いても良い。この場合、P型熱電変換素子からN型熱電変換素子に電流が流れる放熱電極部を、後席用フット分岐ダクト34b内に位置するように配置することができる。
上記各実施形態におけるステップS111(図4、図6参照)では、後席目標吹出温度RrTAOと後席吹出温度RrTとの温度差ΔTがマイナス5℃以上プラス5℃以下の範囲を許容範囲としたが、この数値に限定されるものではなく適宜設定変更が可能である。
上記第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせて実施しても良い。この場合、例えば、第2実施形態では、ステップS117(図6参照)においてフットモードでない場合には、吹出口モードを変更せずに何らの処理を行わないようになっている。しかし、後席吹出温度RrTは後席目標吹出温度RrTAOより5℃以上高く、ここでは後席吹出温度RrTを下げたいため、ペルチェモジュール38をONにする(図4、ステップS114)ことで対応するようにしても良い。
同様に、ステップS118(図6参照)でフェイスモードでない場合には、後席吹出温度RrTを上げるために、PTCヒータ41をONにする(図4、ステップS115)ことで対応しても良い。
上記各実施形態では、後席用フェイス分岐ダクト34aがセンターフェイスダクト27から分岐した構成を例に挙げたが、例えばサイドフェイスダクト28から分岐して構成しても良い。
第1実施形態における車両用空調装置の構成を示す模式図である。 車両用空調装置の空調用ECU(制御部)の概略構成を示すブロック図である。 空調用ECUが実行する車両用空調装置の制御手順(メインフロー)の一例を示すフローチャートである。 ペルチェモジュール、PTCヒータのON/OFF設定処理を示すフローチャートである。 第2実施形態における車両用空調装置の構成を示す模式図である。 前席空調ユニットの吹出口モード変更設定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車両用空調装置
2 前席空調ユニット
3 後席送風ユニット
23 フェイス開口部
24 フット開口部
34 後席用ダクト
34a 後席用フェイス分岐ダクト(後席用フェイスダクト部)
34b 後席用フット分岐ダクト(後席用フットダクト部)
34c 合流ダクト
35 後席用フェイス吹出口(後席用吹出口)
36 後席用エアミックスドア(後席用風量調節手段)
37 アシストブロワ(補助送風機)
38 ペルチェモジュール(冷却手段)
41 PTCヒータ(加熱手段)
100 空調用ECU(制御手段)

Claims (3)

  1. 前席空調ユニット(2)のフェイス開口部(23)からの送風および前記前席空調ユニット(2)のフット開口部(24)からの送風を混合させた後、混合された空調空気を車室内後席側の吹出口である後席用吹出口(35)へ流通させる後席用ダクト(34)と、
    当該後席用ダクト(34)に設けられ、前記車室内後席側に吹き出される前記混合された空調空気の風量を増加させる補助送風機(37)と、
    前記後席用ダクト(34)の前記補助送風機(37)より上流側に設けられ、前記フェイス開口部(23)からの送風量と前記フット開口部(24)からの送風量との混合比率を調節可能な後席用風量調節手段(36)と
    前記前席空調ユニット(2)の吹出口モードがフェイスモードである場合またはフットモードである場合に、算出される後席目標吹出温度(RrTAO)に応じて、前記吹出口モードをバイレベルモードに変更するように制御する制御手段(100)と、
    を備え
    さらに前記制御手段(100)は、前記後席用吹出口(35)から吹き出される後席空調空気温度(RrT)が前記後席目標吹出温度(RrTAO)より高く、かつ、前記吹出口モードがフットモードである場合および、前記後席空調空気温度(RrT)が前記後席目標吹出温度(RrTAO)より低く、かつ、前記吹出口モードがフェイスモードである場合の少なくともいずれかの場合に、前記吹出口モードをバイレベルモードに変更することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記後席用ダクト(34)内の前記フェイス開口部(23)からの送風が通過する後席用フェイスダクト部(34a)に、当該後席用フェイスダクト部(34a)を通過する送風を冷却する冷却手段(38)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記後席用ダクト(34)内の前記フット開口部(24)からの送風が通過する後席用フットダクト部(34b)に、当該後席用フットダクト部(34b)を通過する送風を加熱する加熱手段(41)を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
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