JP2019085095A - 流体加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】暖房のために消費されるエネルギーを低減するとともに乗員の快適性を向上する。【解決手段】第1熱源12に流体を循環させる第1流体回路10と、第2熱源22に流体を循環させる第2流体回路20と、第2流体回路20の流体と空調対象空間へ送風される空気とを熱交換させて空気を加熱するヒータコア23を備え、流体の流れにおいて第1流体回路10と第2熱源22とを接続する状態と接続しない状態とを切り替える切替部33と、第2熱源22を制御する制御部40とを備え、制御部40は、第2熱源22に対して、第2熱源22で加熱された流体の温度に基づくフィードバック制御を行い、フィードバック制御の結果に対して、暖房負荷が小さいほど出力を抑制させる制御を行う。【選択図】図1
Description
本発明は、流体を加熱する流体加熱装置に関する。
従来、特許文献1には、水道水等の流体を電気ヒータで加熱する流体加熱制御装置が記載されている。この従来技術では、入水温に対するフィードフォワード制御と、出水温に対するフィードバック制御とを組み合わせて電気ヒータを通電制御する。
電気ヒータで加熱された流体と空調対象空間へ送風される空気とをヒータコアで熱交換させて空気を加熱する空調装置においては、起動直後等、流体の温度が低い場合に電気ヒータの出力が過剰になって暖房能力が過剰になったり、電気ヒータの出力が不足して暖房能力が不足したりすることがある。その結果、暖房のためにエネルギーを必要以上に消費してしまったり、乗員の快適性が損なわれたりしてしまう。
本発明は上記点に鑑みて、暖房のために消費されるエネルギーを低減するとともに乗員の快適性を向上することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の空調装置では、
第1熱源(12)に流体を循環させる第1流体回路(10)と、
第2熱源(22)に流体を循環させる第2流体回路(20)と、
第2流体回路(20)の流体と空調対象空間へ送風される空気とを熱交換させて空気を加熱するヒータコア(23)を備え、
流体の流れにおいて第1流体回路(10)と第2熱源(22)とを接続する状態と接続しない状態とを切り替える切替部(33)と、
第2熱源(22)を制御する制御部(40)とを備え、
制御部(40)は、第2熱源(22)に対して、第2熱源(22)で加熱された流体の温度に基づくフィードバック制御を行い、フィードバック制御の結果に対して、暖房負荷が小さいほど出力を抑制させる制御を行う。
第1熱源(12)に流体を循環させる第1流体回路(10)と、
第2熱源(22)に流体を循環させる第2流体回路(20)と、
第2流体回路(20)の流体と空調対象空間へ送風される空気とを熱交換させて空気を加熱するヒータコア(23)を備え、
流体の流れにおいて第1流体回路(10)と第2熱源(22)とを接続する状態と接続しない状態とを切り替える切替部(33)と、
第2熱源(22)を制御する制御部(40)とを備え、
制御部(40)は、第2熱源(22)に対して、第2熱源(22)で加熱された流体の温度に基づくフィードバック制御を行い、フィードバック制御の結果に対して、暖房負荷が小さいほど出力を抑制させる制御を行う。
これによると、暖房負荷が小さいほど第2熱源(22)の出力を抑制させるので、起動直後等、流体の温度が低い場合に第2熱源(22)によって暖房能力が過剰になったり不足したりすることを抑制できる。そのため、暖房のために消費されるエネルギーを低減できるとともに乗員の快適性を向上できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、実施形態について図に基づいて説明する。以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1に示す流体加熱装置1は、燃料電池自動車に搭載されている。燃料電池自動車は、水素と酸素との反応で電力を得て走行する車両である。
図1に示す流体加熱装置1は、燃料電池自動車に搭載されている。燃料電池自動車は、水素と酸素との反応で電力を得て走行する車両である。
流体加熱装置1は、第1冷却水回路10と第2冷却水回路20とを備えている。第1冷却水回路10および第2冷却水回路20は、冷却水が循環する冷却水循環回路である。第1冷却水回路10は、流体が循環する第1流体回路である。第2冷却水回路20は、流体が循環する第2流体回路である。
第1冷却水回路10には、第1冷却水ポンプ11、燃料電池スタック12およびラジエータ13が配置されている。第1冷却水ポンプ11、燃料電池スタック12およびラジエータ13は、第1冷却水回路10の冷却水の流れにおいて互いに直列に配置されている。
第1冷却水ポンプ11は、第1冷却水回路10の冷却水を吸入して吐出する電動ポンプである。燃料電池スタック12は、水素と酸素とを反応させて電気と熱を発生させる。燃料電池スタック12で発生した電気は、図示しない車両走行用電動モータに供給される。
燃料電池スタック12で発生した熱は、第1冷却水回路10の冷却水に吸熱される。換言すれば、燃料電池スタック12は、第1冷却水回路10の冷却水によって冷却される。燃料電池スタック12は第1熱源である。
ラジエータ13は、第1冷却水回路10の冷却水と外気とを熱交換させて冷却水から外気に放熱させる熱交換器である。室外送風機14は、ラジエータ13に外気を送風する電動送風機である。
第1冷却水回路10には、バイパス流路15およびバイパス弁16が設けられている。バイパス流路15は、燃料電池スタック12から流出した冷却水がラジエータ13をバイパスして流れる流路である。
バイパス弁16は、燃料電池スタック12から流出した冷却水がラジエータ13を流れる場合と、ラジエータ13をバイパスして流れる場合とを切り替える電磁式三方弁である。
第1冷却水回路10の冷却水の温度が上限温度を超えている場合、燃料電池スタック12から流出した冷却水がラジエータ13を流れるようにバイパス弁16が作動する。これにより、第1冷却水回路10の冷却水がラジエータ13で上限温度以下に冷却される。
第1冷却水回路10の冷却水の温度が上限温度以下である場合、燃料電池スタック12から流出した冷却水がラジエータ13をバイパスしてバイパス流路15を流れるようにバイパス弁16が作動する。これにより、第1冷却水回路10の冷却水がラジエータ13で冷却されない。
バイパス弁16は、サーモスタットであってもよい。サーモスタットは、温度によって体積変化するサーモワックスによって弁体を変位させて冷却水流路を開閉する機械的機構を備える冷却水温度応動弁である。
第2冷却水回路20には、第2冷却水ポンプ21、電気ヒータ22およびヒータコア23が配置されている。第2冷却水ポンプ21、電気ヒータ22およびヒータコア23は、第2冷却水回路20の冷却水の流れにおいて互いに直列に配置されている。
第2冷却水ポンプ21は、第2冷却水回路20の冷却水を吸入して吐出する電動ポンプである。電気ヒータ22は、電力が供給されることによって発熱して、第2冷却水回路20の冷却水を加熱する。電気ヒータ22に供給される電力量が制御されることによって、電気ヒータ22の発熱量を制御可能である。電気ヒータ22は第2熱源である。
ヒータコア23は、第2冷却水回路20の冷却水と、車室内空間2へ送風される空気とを熱交換して空気を加熱する熱交換器である。車室内空間2は空調対象空間である。室内送風機24は、ヒータコア23に空気を送風する電動送風機である。ヒータコア23で加熱された空気は、車室内空間2へ吹き出される。
第1冷却水回路10および第2冷却水回路20は、第1連通流路31および第2連通流路32によって互いに連通されている。
第1連通流路31および第2連通流路32は、第1冷却水回路10のうち燃料電池スタック12の冷却水出口側かつバイパス流路15よりも上流側の部位に配置されている。第1連通流路31および第2連通流路32は、第2冷却水回路20のうちヒータコア23の冷却水出口側かつ電気ヒータ22の冷却水入口側の部位に配置されている。
第2連通流路32と第1冷却水回路10との接続部は、第1冷却水回路10において、第1連通流路31と第1冷却水回路10との接続部よりも冷却水流れ下流側に位置している。
第2連通流路32と第2冷却水回路20との接続部は、第2冷却水回路20において、第1連通流路31と第2冷却水回路20との接続部よりも冷却水流れ上流側に位置している。
切替弁33は、第1連通流路31と第2冷却水回路20との接続部に配置された電磁式三方弁である。
切替弁33は、第1連通流路31と第2冷却水回路20とが連通される状態と連通されない状態とを切り替える熱媒体流れ切替部である。切替弁33は、流体加熱装置1の運転モードを独立モードおよび熱連携モードのいずれかに切り替えるモード切替部である。
独立モードでは、切替弁33は、第1連通流路31と第2冷却水回路20とを連通させない。これにより、第1冷却水回路10および第2冷却水回路20のそれぞれにおいて、冷却水が互いに独立して循環する。
熱連携モードでは、切替弁33は、第1連通流路31と第2冷却水回路20とを連通させる。これにより、第1冷却水回路10の冷却水が第2冷却水回路20に流入して循環するとともに、第2冷却水回路20の冷却水が第1冷却水回路10に流入して循環する。
第1冷却水ポンプ11、室外送風機14、バイパス弁16、第2冷却水ポンプ21、電気ヒータ22、室内送風機24および切替弁33は、制御装置40によって制御される。
制御装置40は、CPU、ROMおよびRAM等を含む周知のマイクロコンピュータとその周辺回路から構成されている。制御装置40は、ROM内に記憶された制御プログラムに基づいて各種演算、処理を行う。制御装置40の出力側には各種制御対象機器が接続されている。制御装置40は、各種制御対象機器の作動を制御する制御部である。各制御部は、制御装置40に対して別体で構成されていてもよい。
制御装置40のうち第1冷却水ポンプ11を制御するソフトウェアおよびハードウェアは、第1流体流量制御部である。制御装置40のうち第2冷却水ポンプ21を制御するソフトウェアおよびハードウェアは、第2流体流量制御部である。
制御装置40のうち電気ヒータ22を制御するソフトウェアおよびハードウェアは、第2熱源制御部である。制御装置40のうち切替弁33を制御するソフトウェアおよびハードウェアは、切替制御部である。
制御装置40の入力側には、第1水温センサ41および第2水温センサ42が接続されている。
第1水温センサ41は、第1冷却水温度Tfcを検出する流体温度検出部である。第1冷却水温度Tfcは、燃料電池スタック12から流出した冷却水の温度である。換言すれば、第1冷却水温度Tfcは、第1冷却水回路10から第1連通流路31を介して第2冷却水回路20に流入する冷却水の温度である。第1冷却水温度Tfcは第1流体温度である。
第2水温センサ42は、第2冷却水温度Thcを検出する流体温度検出部である。第2冷却水温度Thcは、ヒータコア23に流入する冷却水の温度である。換言すれば、第2冷却水温度Thcは、電気ヒータ22で加熱された冷却水の温度である。第2冷却水温度Thcは第2流体温度である。
制御装置40の入力側には、内気温度センサ43、外気温度センサ44、日射量センサ45および温度設定スイッチ等が接続されている。
内気温度センサ43は車室内温度Trを検出する。外気温度センサ44は外気温度Tamを検出する。日射量センサ45は車室内の日射量Tsを検出する。
温度設定スイッチは操作パネル46に設けられており、乗員によって操作される。操作パネル46は車室内前部の計器盤付近に配置されている。制御装置40には、温度設定スイッチからの操作信号が入力される。温度設定スイッチは、車室内空間2の設定温度Tsetを設定するための操作部材である。
次に、上記構成における作動を説明する。制御装置40は、第1冷却水温度Tfc、第2冷却水温度Thcおよび目標吹出温度TAO等に基づいて切替弁33を制御して、運転モードを独立モードおよび熱連携モードのいずれかに切り替える。
目標吹出温度TAOは、車室内空間へ吹き出す吹出空気の目標温度である。制御装置40は、目標吹出温度TAOを以下の数式に基づいて算出する。
TAO=Kset×Tset−Kr×Tr−Kam×Tam−Ks×Ts+C
この数式において、Tsetは操作パネル46の温度設定スイッチによって設定された車室内設定温度、Trは内気温度センサ43によって検出された内気温、Tamは外気温度センサ44によって検出された外気温、Tsは日射量センサ45によって検出された日射量である。Kset、Kr、Kam、Ksは制御ゲインであり、Cは補正用の定数である。
この数式において、Tsetは操作パネル46の温度設定スイッチによって設定された車室内設定温度、Trは内気温度センサ43によって検出された内気温、Tamは外気温度センサ44によって検出された外気温、Tsは日射量センサ45によって検出された日射量である。Kset、Kr、Kam、Ksは制御ゲインであり、Cは補正用の定数である。
目標吹出温度TAOは、車室内を所望の温度に保つために流体加熱装置1が生じさせる必要のある熱量に相当するものである。目標吹出温度TAOは、流体加熱装置1に要求される空調熱負荷である。
独立モードでは、第1冷却水回路10および第2冷却水回路20において、冷却水が互いに独立して循環する。熱連携モードでは、第1冷却水回路10の冷却水が第2冷却水回路20に流入して循環するとともに、第2冷却水回路20の冷却水が第1冷却水回路10に流入して循環する。
制御装置40は、例えば車室内空間2を暖房しない場合、運転モードが独立モードになるように切替弁33を制御する。制御装置40は、例えば燃料電池スタック12を冷却しない場合、運転モードが独立モードになるように切替弁33を制御する。
制御装置40は、例えば車室内空間2を暖房し且つ燃料電池スタック12を冷却する場合、運転モードが熱連携モードになるように切替弁33を制御する。
例えば、目標吹出温度TAOが車室内温度Trよりも高い場合、車室内空間2を暖房する。例えば、第1冷却水温度Tfcが燃料電池スタック12の上限温度よりも高い場合、燃料電池スタック12を冷却する。
目標冷却水温度TWOは、目標吹出温度TAOに基づいて算出される。目標冷却水温度TWOは、目標吹出温度TAOを作るためにヒータコア23で必要となる冷却水の温度である。目標冷却水温度TWOは目標流体温度である。例えば、目標冷却水温度TWOは、目標吹出温度TAOと同じ値である。
熱連携モードの場合、図1の破線矢印で示すように、第1冷却水回路10の冷却水が第2冷却水回路20に流入する。これにより、燃料電池スタック12で加熱された第1冷却水回路10の冷却水が第2冷却水回路20の電気ヒータ22で加熱された後、ヒータコア23に流入する。そして、ヒータコア23にて車室内空間へ送風される空気が冷却水と熱交換されて加熱されるので、車室内空間に温風が吹き出されて、車室内空間が暖房される。
熱連携モードでは、制御装置40は、図2のブロック線図に示すように、フィードバック制御と出力徐変制御とを行い、第2冷却水温度Thcが目標冷却水温度TWOに近づくように、制御対象である電気ヒータ22を制御する。フィードバック制御は、例えばファジー制御である。
出力徐変制御は、電気ヒータ22の出力を暖房負荷に応じて徐々に変化させる制御である。具体的には、暖房負荷が小さいほど電気ヒータ22の出力を抑制させる。暖房負荷として、例えば外気温Trや車室内設定温度Tsetを用いる。外気温Trが低いほど暖房負荷は大きくなり、車室内設定温度Tsetが高いほど暖房負荷は大きくなる。
制御装置40は、入力信号からフィードバック信号を減算する。入力信号は目標冷却水温度TWOである。フィードバック信号は、第2冷却水温度Thcである。
図2中、流入する温水とは、第1冷却水回路10から第2冷却水回路20に流入する冷却水の情報のことであり、例えば第1冷却水温度Tfcや、その時間変化率ΔTfcのことである。
制御装置40がこのように電気ヒータ22を制御することによって、電気ヒータ22で加熱された冷却水の温度が目標冷却水温度TWOに近づく。
電気ヒータ22で加熱された冷却水の温度が目標冷却水温度TWOに近くなるので、ヒータコア23に流入する冷却水の温度も目標冷却水温度TWOに近くなる。そのため、ヒータコア23で加熱された空気の温度を目標吹出温度TAOに近づけることができるので、車室内空間2を所望の温度に暖房することができる。
本実施形態では、制御装置40は、電気ヒータ22に対して、電気ヒータ22で加熱された冷却水の温度に基づくフィードバック制御を行い、フィードバック制御の結果に対して、暖房負荷が小さいほど出力を抑制させる制御を行う。
これによると、暖房負荷が小さいほど電気ヒータ22の出力を抑制させるので、起動直後等、冷却水の温度が低い場合に電気ヒータ22によって暖房能力が過剰になったり不足したりすることを抑制できる。そのため、暖房のために消費されるエネルギーを低減できるとともに乗員の快適性を向上できる。
本実施形態では、制御装置40は、暖房負荷として、少なくとも外気の温度Tamを用いる。これにより、電気ヒータ22によって暖房能力が過剰になることを確実に抑制でき。
本実施形態では、制御装置40は、暖房負荷として、少なくとも車室内設定温度Tsetを用いる。これにより、電気ヒータ22によって暖房能力が過剰になることを確実に抑制できる。
(第2実施形態)
上記実施形態では、出力徐変制御において、暖房負荷が小さいほど電気ヒータ22の出力を抑制させる。このときの暖房負荷として、例えば外気温Trや車室内設定温度Tsetを用いるが、本実施形態のように、暖房負荷として、独立空調制御の状態、室内空調ユニットの内外気導入状態、温熱デバイスの作動状態、プレ空調の作動モードを用いてもよい。
上記実施形態では、出力徐変制御において、暖房負荷が小さいほど電気ヒータ22の出力を抑制させる。このときの暖房負荷として、例えば外気温Trや車室内設定温度Tsetを用いるが、本実施形態のように、暖房負荷として、独立空調制御の状態、室内空調ユニットの内外気導入状態、温熱デバイスの作動状態、プレ空調の作動モードを用いてもよい。
図3に示す車両用空調装置50は、室内空調ユニット51を備えている。室内空調ユニット51は、車室内最前部の計器盤(換言すればインストルメントパネル)の内側に配置されて、その外殻を形成するケーシング52内に送風機53、蒸発器54、ヒータコア23等を収容したものである。
ケーシング52は、車室内に送風される送風空気の空気通路を形成しており、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂(例えば、ポリプロピレン)にて成形されている。ケーシング52内の送風空気流れ最上流側には、内気(車室内空気)と外気(車室外空気)とを切替導入する内外気切替手段としての内外気切替箱55が配置されている。
内外気切替箱55には、ケーシング52内に内気を導入させる内気導入口56および外気を導入させる外気導入口57が形成されている。内外気切替箱55の内部には、内気導入口56および外気導入口57の開口面積を連続的に調整して、ケーシング52内へ導入させる内気の風量と外気の風量との風量割合を変化させる内外気切替ドア58が配置されている。
内外気切替ドア58は、ケーシング52内に導入される内気の風量と外気の風量との風量割合を変化させる吸込口モードを切り替える風量割合変更手段である。内外気切替ドア58は、内外気切替ドア58用の電動アクチュエータ59によって駆動され、この電動アクチュエータ59は、図示しない空調制御装置から出力される制御信号によって、その作動が制御される。
吸込口モードとしては、内気導入口56を全開とするとともに外気導入口57を全閉としてケーシング52内へ内気を導入する内気モード、内気導入口56を全閉とするとともに外気導入口57を全開としてケーシング52内へ外気を導入する外気モード、さらに、内気モードと外気モードとの間で、内気導入口56および外気導入口57の開口面積を連続的に調整することにより、内気と外気の導入比率を連続的に変化させる内外気混入モードがある。
内外気切替箱55の空気流れ下流側には、内外気切替箱55を介して吸入した空気を車室内へ向けて送風する送風手段である送風機53が配置されている。この送風機53は、遠心多翼ファンを電動モータにて駆動する電動送風機であって、空調制御装置から出力される制御電圧によって回転数(換言すれば送風量)が制御される。従って、この電動モータは、送風機53の送風能力変更手段を構成している。
送風機53の空気流れ下流側には、蒸発器54が配置されている。蒸発器54は、その内部を流通する冷媒と送風機53から送風された送風空気とを熱交換させて、送風空気を冷却する冷却用熱交換器として機能するものである。具体的には、蒸発器54は、圧縮機71、凝縮器72および膨張弁73等とともに、蒸気圧縮式の冷凍サイクル70を構成している。
圧縮機71は、エンジンルーム内に配置され、冷凍サイクル70において冷媒を吸入し、圧縮して吐出するものであり、電動圧縮機として構成されている。
凝縮器72は、ボンネット内に配置されて、内部を流通する冷媒と、室外送風機としての送風ファン72aから送風された車室外空気(以下、外気と言う。)とを熱交換させることにより、圧縮機71吐出冷媒を凝縮させる室外熱交換器である。送風ファン72aは、空調制御装置から出力される制御電圧によって稼働率、すなわち、回転数(換言すれば送風空気量)が制御される電動式送風機である。
膨張弁73は、凝縮器72から流出した冷媒を減圧膨張させる減圧手段である。蒸発器54は、膨張弁73にて減圧膨張された冷媒を蒸発させて、冷媒に吸熱作用を発揮させる室内熱交換器である。これにより、蒸発器54は、送風空気を冷却する冷却用熱交換器として機能する。
ケーシング52内において、蒸発器54の空気流れ下流側には、蒸発器54通過後の空気を流す加熱用冷風通路60、冷風バイパス通路61といった空気通路、並びに、加熱用冷風通路60および冷風バイパス通路61から流出した空気を混合させる混合空間62が形成されている。加熱用冷風通路60にはヒータコア23が配置されている。
冷風バイパス通路61は、蒸発器54通過後の空気を、ヒータコア23を通過させることなく混合空間62に導くための空気通路である。従って、混合空間62にて混合された送風空気の温度は、加熱用冷風通路60を通過する空気および冷風バイパス通路61を通過する空気の風量割合によって変化する。
そこで、本実施形態では、蒸発器54の空気流れ下流側であって、加熱用冷風通路60および冷風バイパス通路61の入口側に、加熱用冷風通路60および冷風バイパス通路61へ流入させる冷風の風量割合を連続的に変化させるエアミックスドア63を配置している。
従って、エアミックスドア63は、混合空間62内の空気温度(車室内へ送風される送風空気の温度)を調整する温度調整手段を構成する。より具体的には、エアミックスドア63は、エアミックスドア用の電動アクチュエータ68によって駆動され、この電動アクチュエータ68は、空調制御装置から出力される制御信号によって、その作動が制御される。
ケーシング52の送風空気流れ最下流部には、混合空間62から空調対象空間である車室内へ温度調整された送風空気を吹き出す複数の吹出口と、複数の吹出口の開口面積を調整する複数の吹出口ドアとが配置されている。
具体的には、吹出口として、車室内の乗員の上半身に向けて空調風を吹き出すフェイス吹出口65、乗員の足元に向けて空調風を吹き出すフット吹出口66、および車両前面窓ガラス内側面に向けて空調風を吹き出すデフロスタ吹出口67を示し、吹出口ドアとして、フェイス吹出口65の開口面積を調整するフェイスドア65a、フット吹出口66の開口面積を調整するフットドア66a、およびデフロスタ吹出口67の開口面積を調整するデフロスタドア67aを示している。
複数の吹出口ドアは、吹出口モードを切り替える吹出口モード切替部であって、図示しないリンク機構を介して、吹出口モードドア駆動用の電動アクチュエータ68に連結されて連動して回転操作される。この電動アクチュエータ68も、空調制御装置から出力される制御信号によってその作動が制御される。
図4は、車室内を示す斜視図である。フェイス吹出口65は、運転席乗員(換言すれば運転手)の上半身に向けて空調風を吹き出す運転席側フェイス吹出口651と、助手席乗員の上半身に向けて空調風を吹き出す助手席側フェイス吹出口652とで構成されており、フェイスドア65aは、運転席側フェイス吹出口651の開口面積を調整する図示しない運転席側フェイスドアと、助手席側フェイス吹出口652の開口面積を調整する助手席側フェイスドア242aとで構成されている。
フット吹出口66は、運転席乗員の足元に向けて空調風を吹き出す運転席側フット吹出口661と、助手席乗員の足元に向けて空調風を吹き出す助手席側フット吹出口662とで構成されており、フットドア66aは、運転席側フット吹出口661の開口面積を調整する図示しない運転席側フットドアと、助手席側フット吹出口662の開口面積を調整する図示しない助手席側フットドアとで構成されている。
ケーシング52には、吹出口65〜67以外にも、後席乗員に向けて空調風を吹き出す後席吹出口69が配置され、吹出口ドア65a〜67a以外にも、後席側吹出口26の開口面積を調整する図示しない後席側吹出口ドアが配置されている。
後席吹出口69は、運転席側後席乗員に向けて空調風を吹き出す運転席側後席吹出口691と、助手席側後席乗員に向けて空調風を吹き出す助手席側後席吹出口692とで構成されている。
吹出口ドア24a〜27aによって切り替えられる吹出口モードには、集中モードと全席モードとがある。集中モードは、複数の座席のうち運転席または前席への空調風吹出割合が、その他の座席への空調風吹出割合よりも多い吹出口モードである。全席モードは、集中モードに比べてその他の座席への空調風吹出割合が多い吹出口モードである。さらに集中モードには、前席集中モードと運転席集中モードとがある。
全席モードでは全席に向けて空調風を吹き出し、前席集中モードでは前席(すなわち、運転席および助手席)のみに向けて空調風を吹き出し、運転席集中モードでは運転席のみに向けて空調風を吹き出す。
全席モードとしては、全席フェイスモード、全席バイレベルモードおよび全席フットモードがある。
全席フェイスモードは、運転席側フェイス吹出口651、助手席側フェイス吹出口652および後席吹出口691、692を全開してこれら吹出口651、652、691、692から全席の乗員に向けて空気を吹き出す。
全席バイレベルモードは、運転席側フェイス吹出口651、助手席側フェイス吹出口652、運転席側フット吹出口661、助手席側フット吹出口662および後席吹出口691、692を全開してこれら吹出口651、652、661、662、691、692から全席の乗員に向けて空気を吹き出す。
全席フットモードは、運転席側フット吹出口661、助手席側フット吹出口662および後席吹出口691、692を全開するとともに、デフロスタ吹出口67、運転席側フェイス吹出口651および助手席側フェイス吹出口652を小開度だけ開口して、運転席側フット吹出口661、助手席側フット吹出口662および後席吹出口691、692から主に空気を吹き出す。
前席集中モードとしては、前席集中フェイスモード、前席集中バイレベルモード、および前席集中フットモードがある。
前席集中フェイスモードは、運転席側フェイス吹出口651および助手席側フェイス吹出口652を全開してこれら吹出口651、652から前席の乗員に向けて空気を吹き出す。
前席集中バイレベルモードは、運転席側フェイス吹出口651、助手席側フェイス吹出口652、運転席側フット吹出口661および助手席側フット吹出口662を全開してこれら吹出口651、652、661、662から前席の乗員に向けて空気を吹き出す。
前席集中フットモードは、運転席側フット吹出口661および助手席側フット吹出口662を全開するとともに、デフロスタ吹出口67、運転席側フェイス吹出口651および助手席側フェイス吹出口652を小開度だけ開口して、運転席側フット吹出口661および助手席側フット吹出口662から主に空気を吹き出す。
運転席集中モードとしては、運転席集中フェイスモード、運転席集中バイレベルモード、および運転席集中フットモードがある。
運転席集中フェイスモードは、運転席側フェイス吹出口651を全開してこれら吹出口651から運転席の乗員に向けて空気を吹き出す。
運転席集中バイレベルモードは、運転席側フェイス吹出口651および運転席側フット吹出口661を全開してこれら吹出口651、661から運転席の乗員に向けて空気を吹き出す。
運転席集中フットモードは、運転席側フット吹出口661を全開するとともに、デフロスタ吹出口67および運転席側フェイス吹出口651を小開度だけ開口して、運転席側フット吹出口661から主に空気を吹き出す。
乗員が操作パネル80のスイッチをマニュアル操作することによって、デフロスタ吹出口を全開してデフロスタ吹出口から車両フロント窓ガラス内面に空気を吹き出すデフロスタモードとすることもできる。
本実施形態の車両用空調装置50では、乗員が着座する座席の表面温度を上昇させる補助加熱手段としてのシートヒータ81を備えている。具体的には、このシートヒータ81は、座席表面に埋め込まれた電熱線で構成され、電力を供給されることによって発熱するシート加熱手段である。
本実施形態の車両用空調装置50では、車両のステアリングの表面に配置されていて、電力が供給されることによって発熱して乗員の手のひらや手の指を加温するステアリングヒータ82を備えている。
そして、室内空調ユニット51の各吹出口65〜67から吹き出される空調風によって車室内の暖房が不十分となり得る際に作動させて乗員の暖房感を補う機能を果たす。なお、このシートヒータ81は、空調制御装置から出力される制御信号によって作動が制御され、作動時には座席の表面温度を約40℃程度となるまで上昇させるように制御される。このステアリングヒータ82は、空調制御装置から出力される制御信号によって作動が制御され、作動時にはステアリングの表面温度を約40℃程度となるまで上昇させるように制御される。
車両用空調装置50は、乗員が車両に搭乗している際に行われる通常の空調運転の他に、乗員が車両に乗り込む前に車室内の空調を開始するプレ空調を実行可能に構成されている。
例えば、プレ空調の運転モードとして、燃費優先モードと快適優先モードとが設定されている場合、燃費優先モードでは、乗員の快適性よりも燃費を優先して空調能力を低める。一方、快適優先モードでは、乗員の快適性を優先して空調能力を高める。
上記第1実施形態と同様に、熱連携モードでは、制御装置40は、図2のブロック線図に示すフィードバック制御と出力徐変制御とを行い、第2冷却水温度Thcが目標冷却水温度TWOに近づくように、制御対象である電気ヒータ22を制御する。フィードバック制御は、例えばファジー制御である。
出力徐変制御は、電気ヒータ22の出力を暖房負荷に応じて徐々に変化させる制御である。具体的には、暖房負荷が小さいほど電気ヒータ22の出力を抑制させる。本実施形態では、暖房負荷を、車両用空調装置50の吹出口モードに基づいて判定する。
具体的には、運転席集中モードや前席集中モードである場合、暖房負荷が大きいと判断し、それ以外の全席モードである場合、暖房負荷が小さいと判断する。運転席集中モードや前席集中モードは、乗員が高い空調感を欲する時に選択されるからである。
暖房負荷を、車両用空調装置50の吸込口モードに基づいて判定してもよい。具体的には、内気モードである場合、暖房負荷が大きいと判断し、それ以外の外気モードや内外気混入モードである場合、暖房負荷が小さいと判断する。内気モードは、車室内を早く暖めたいときに選択されるからである。
暖房負荷を、シートヒータ81やステアリングヒータ82の作動状態に基づいて判定してもよい。具体的には、シートヒータ81やステアリングヒータ82が作動している場合、暖房負荷が大きいと判断し、シートヒータ81やステアリングヒータ82が停止している場合、暖房負荷が小さいと判断する。シートヒータ81やステアリングヒータ82は、乗員が高い暖房感を欲する時に作動する補助暖房装置だからである。
暖房負荷を、プレ空調の運転モードに基づいて判定してもよい。具体的には、プレ空調の燃費優先モードである場合、暖房負荷が小さいと判定し、プレ空調の快適優先では、暖房負荷が大きいと判定する。快適優先モードは、乗員の快適性を優先して空調能力を高める運転モードだからである。
(他の実施形態)
上記実施形態を適宜組み合わせ可能である。上記実施形態を例えば以下のように種々変形可能である。
上記実施形態を適宜組み合わせ可能である。上記実施形態を例えば以下のように種々変形可能である。
(1)上記実施形態では、第2冷却水回路20の冷却水が電気ヒータ22によって加熱されるが、電気ヒータ22に限定されるものではなく、加熱能力を制御可能な種々の熱源によって第2冷却水回路20の冷却水が加熱されてもよい。加熱能力を制御可能な種々の熱源は、例えば、燃焼式ヒータである。
(2)上記実施形態では、切替弁33は三方弁であるが、切替弁33は、第1連通流路31を開閉する開閉弁であってもよい。
(3)上記実施形態では、流体加熱装置1は燃料電池自動車に搭載されていて、第1冷却水回路10の冷却水が燃料電池スタック12によって加熱されるが、これに限定されるものではなく、流体加熱装置1は、エンジンを備える自動車に搭載されていて、第1冷却水回路10の冷却水がエンジンによって加熱されてもよい。
10 第1冷却水回路(第1流体回路)
12 燃料電池スタック(第1熱源)
20 第2冷却水回路(第2流体回路)
22 電気ヒータ(第2熱源)
23 ヒータコア
33 切替弁(切替部)
40 制御装置(制御部)
12 燃料電池スタック(第1熱源)
20 第2冷却水回路(第2流体回路)
22 電気ヒータ(第2熱源)
23 ヒータコア
33 切替弁(切替部)
40 制御装置(制御部)
Claims (3)
- 第1熱源(12)に流体を循環させる第1流体回路(10)と、
第2熱源(22)に前記流体を循環させる第2流体回路(20)と、
前記第2流体回路(20)の前記流体と空調対象空間へ送風される空気とを熱交換させて前記空気を加熱するヒータコア(23)を備え、
前記流体の流れにおいて前記第1流体回路(10)と前記第2熱源(22)とを接続する状態と接続しない状態とを切り替える切替部(33)と、
前記第2熱源(22)に対して、前記第2熱源(22)で加熱された前記流体の温度に基づくフィードバック制御を行い、前記フィードバック制御の結果に対して、暖房負荷が小さいほど出力を抑制させる制御を行う制御部(40)とを備える流体加熱装置。 - 前記制御部は、前記暖房負荷として、少なくとも外気の温度(Tam)を用いる請求項1に記載の流体加熱装置。
- 前記空調対象空間の設定温度(Tset)を設定するための操作部材(46)を備え、
前記制御部は、前記暖房負荷として、少なくとも前記設定温度を用いる請求項1または2に記載の流体加熱装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
PCT/JP2018/036632 WO2019087643A1 (ja) | 2017-11-01 | 2018-10-01 | 流体加熱装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018160065A Pending JP2019085095A (ja) | 2017-11-01 | 2018-08-29 | 流体加熱装置 |
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JP (1) | JP2019085095A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020218491A1 (ja) | 2019-04-26 | 2020-10-29 | 日本電気株式会社 | 認証データ生成装置、認証装置、認証データ生成方法、及び、記録媒体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013168281A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
JP2017159858A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 株式会社デンソー | 輻射ヒータ装置 |
-
2018
- 2018-08-29 JP JP2018160065A patent/JP2019085095A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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