JPS5816916A - カ−エアコン制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカーエアコン１１−制御装置ＶＩに１ν１し、
？侍に内気導入とりＩ気導入とを選択制御す１．装置唱
こＩＩ！Ｔするものである。

従来カーエアー１ンに１、ｉいて車室夕１０）空気を導
入して空調するか、車室内の空気をｉｈｌ　Ｉ’ｉｔし
こ空調するかを選択するには、車室内に設置）ら扛ノ、
：空＆ｌＡＩ　Ｉ梨作パネルの内外気選択レバーあるい
ｌＪスイ・ノチにより、吸込口切替ダンパの位置を＋１
１！転８の意志により調節することにて行うもの力喝）
ツたが、さらに手ＩＪＪ操作の煩わしさを除くため、及
び空１１ＡＩ装置の能力不足を補うため吹出空気温度と
連動し強力冷房が行われるときに内、り１気導入の選択
か−・部自動的に行われるようにしたものｉ）ＩＭ案さ
Ｊｌでいる。

しかしながら、能力不足を補うとい・）１−１的のため
に、吹出空気温と連動して内久気のｔｕＪ替を１ｊう（
２） 場合には、次の様な不具合が発生する。

すなわち、室内を設定室温に保つには、適切な風量と吹
出空気温度つまり熱量を車室内に放出しなければならな
いが、単に吹出空気温度によってのみ内外気の切替を行
う場合には、空調装置が十分空調能力を有する場合にも
内気に切替わってしまうことがあり、効率の良い空調装
置の能力不足補正を行うことができないという欠点があ
った。

つまり、温度調節が最大冷房のとき、送風機が最大風量
（最大冷房能力）になっていないのに内気に切替わる様
なことがある。逆の表現をずれば、内外気の切替わりが
空調器の能力と対応した関係になく、効率の良い能力不
足補正ができないということである。

本発明は上述の点に鑑みて、室温検出器、設定器などの
各信号から室温を設定室温にするために必要な熱量を算
出し、その熱量に応じて内外気取入を制御することによ
り、空調装置の能力不足を補う効率の良い内外気自動切
替制御を提供することを目的とする。

（３） 以下本発明を添付図面に示す実施例について説明する。

この実施例は一般的に知られ“（いる冷風温風混合方式
の自動車用空気調和装置に本発明を適用したもので、全
体システムを示す０１１図において、通風ダクト１の上
流側には列気導入のための外気吸入口１ａと内気導入（
循環）のための内気吸込口１ａとが形成してあり、両吸
込口は内外気ダンパ２によって開閉される。通風ダクｌ
−１内には下流側に向って、ブロワモータ３、冷房・サ
イクルＣＣの一部をなすエバポレータ４、エンジンＥＣ
の冷却水サイクルＩＩ　Ｃの一部をなすヒータコア５、
およびこのヒータコア５を通る空気とそのバイパス通路
６を通る空気との比を調節する温度調節ダンパ（Ａ／Ｍ
ダンパ）７が順に配置されている。通風ダクト１の最下
流部には、ダウ１内で温度調節された空気を車室内の土
部、１・部に吹出すための上、下吹出１ｃ、１ｄが形成
してあり、両次出口は吹出口ダンパ８によって開閉され
る。

制御装置１０は温度制御Ｌ５よび各種の運転モード制御
を行うために、各種の情報信号を受りて予（４） め設定された制御プログラムに基づいて処理を実行し、
前記符号１〜８の機能要素の作動を電気的に指令するも
のである。

そして、制御装置１ｏに各種の情報信号を入力する手段
として、車室内の温度に応じたアナログ電圧信号Ｔｒ’
を生じる感熱抵抗を含む内気温センサ２１、車室外の温
度Ｔａに応じたアナログ電圧信号を生じる感熱抵抗を含
む外気温センサ２２、設定温度（設定位置）に応じたア
ナログ電圧信号Ｔａ’を生じるボテンシ日ンメータを含
む温度設定器２３、温度調節ダンパ７の開度に応じたア
ナログ電圧信号Ａｒ’を生じるボテンシ日ンメータを含
む開度センサ２４、および運転、停止、内外気手動自動
選択、手動選択の場合における内外気選択吹出口手動選
択等の運転モード選定のためのスイッチ群の操作によっ
てオンオフ信号を生じるスイ・ノチバネル１１が設けで
ある。

また、制御装置１ｏがらの電気的指令によって機能要素
を作動させる手段として、エンジンＥＧから冷房サイク
ルｃｃへの駆動力を断続する電磁（５） クラツチ３１、暖房サイクルＩｌｃに４３けるし−タコ
ア５への冷却水循環路を開閉する電磁弁３２、および内
外気ダンパ２、温度調節ダンパ７、吹出口ダンパ８の開
閉駆動力をエンジン１１圧によって与える電磁弁制御の
負圧作動器３３．３４．３５が設けである。表示パネル
１２は制御装置１ｏの出力信号によって空気調和装置お
Ｊ：び制御装置の動作状態を表示するものである。

なお、制御装置１０は自動車のイグニソシ日ンスイッチ
１３の投入時に車載バッテリ１４から電源供給を受は動
作可能状態となる。

第２図に示すように制御装置１０　ａ　ｋｌ、予め設定
された制御プログラノ、に基づいて情報処理を行うデジ
タルコンピュータ　（マイクロコンピュータ）１０ａ、
信号入力手段２１，２２，２３．２４がらのアナログ電
圧信号を選択的にアナログ−デジタル変換してコンピュ
ータ１０ａに人力するアナワク入力用インターフェース
１０ｂ、スイ・ノチバネル１１からの各スイッチのオン
オフ信号を整形してコンピュータ１０ａに入力するデジ
タル入力（６） 用インターフェース１０ｃ１コンピユータ１０ａから出
力される機能要素３．３１〜３５の作動指令信号を増幅
する増幅回路１０ｄ１情報処理用クロック発生回路１０
ｅ、および定電圧回路、イグニソシ日ンスイッチ１３の
投入直後にコンピュータ１０ａの作動を開始させるイニ
シャライズ回路（いずれも図示せず）から構成しである
。

上記の構成において、イグニソシ日ンスイッチ１３の投
入直後より制御装置１０中のコンピュータｔＯａが作動
状態となり、数ミリ秒程度の間隔で周期的に実行される
制御プログラムによりスイッチパネル１１のスイッチ操
作に従って空調装置全体の作動、停止および各機能要素
の作動、停止または位置が制御される。以下、本発明に
係る内外気選択制御について、第３図に従って説明する
。

この第３図はマイクロコンピュータ１０ａの演算処理流
れつまり本発明を実施するための制御プログラムの流れ
を示している。

すなわち、コンピュータｔＯａの演算処理がこの制御プ
ログラムに到来すると、第３図のデータ（７） 入力ステップ１０１において内外気センサ２１、外気温
センサ２２、設定器２３、の各アナログ信号Ｔｒ　’、
Ｔａｍ’、Ｔｓ　’をインターフェース１０ｂを介して
コンピュータ１０ａが処理可能なデジタル信号に順次変
換し、内気慇データ１”　ｒ、外気温データＴ　ａ　ｍ
　、設定温データ’ｐ　ｓ　ｅ　ｔとして内部記憶装置
（ＲＡＭ）内に記１ｑする。またスイッチパネル１１か
らのスイッチ信号も記憶する。

次にステップ１０２において、車室内温度（Ｔｒ）を目
標温度（’ｌ”５ｅｔ）に一致させるのに必要とされる
空調装置からの放出熱購（必要熱量Ｑ）が計算される。

この引算方法ｌｅｔ車両熱負荷の計算式として公知のも
のであり、次式で表わすことができる。

Ｑ−Ｋｑ　−Ｗｏ　　（Ｋｓ　ｅ　ｔ−Ｔｓ　ｅ　ｔ−
Ｋｒ　−Ｔ　ｒ　−Ｋ　ａ　ｍ−Ｔ　ａ　ｍ　−＋−Ｃ
−Ｔ　ｒ　）ただし、１（ｑｌＷｏＸＫｓ　ｅ　ｔ、Ｋ
ｒ、、ＫａｍＣ４Ｊ空気の物性及び、対象車のボディー
構造等により決Ｊる定数である。

次のステップ１０３は、内外気の切替制御を手（８） 動で行うか、自動で行うかをスイッチパネル１１の信号
にて判別する。自動の場合にはステップ１０４へすすみ
本発明の処理を行う。手動の場合はステップ１０５へす
すみスイッチパネル１１の信号にて外気が選定されてい
る場合には、ステップ１０６へすすみ負圧作動器３３の
作動が外気導入となる様に指令する。逆に内気が選定さ
れている場合には、ステップ１０７へ分岐し負圧作動器
３３の作動が内気導入となる様に指令する。

ステップ１０３で内外気自動制御が選択されており、ス
テップ１０４に移行した場合には、必要熱量Ｑが空調装
置の冷房能力限界に近づいたかどうか判別し、限界を超
えた場合はステップ１０７へすすみ内気導入となる様指
令する。限界に達していない時は、ステップ１０６へす
すみ外気導入指令を発する。なお本発明実施例では空調
器の最大冷房能力を３０００Ｋｃａｌ／ｈとした。

ステップ１０６，１０７の処理後は、従来公知のエアコ
ン制御プログラム１０８を実行することになる。具体的
には、ブロワ風量を手動あるいは（９） 自動にて決定し、ブロワを作動さ・Ｕると同時に、その
風量にて必要熱量Ｑを得るのに必要な吹出空気温度を求
め、Ａ／Ｍダンパ７Ｔｆｉ磁クラソヂ３１、電磁弁３２
等の制御を行う。あるいは吹出口制御などのプログラム
を実行することになる。　以上説明した処理を行うため
、内外気の自動切替制御をスイッチパネル１１にて選定
した場合には、空調装置に十分な空調能力、実施例では
、冷房能力がある場合には、外気を導入し常にきれいな
空気にて車室内を空調し、空調能力限界に達した時には
自動的に内気導入となり、空調装置の能力を補うように
作動する。

なお、上述の実施例では、内外気の切替判別を３０００
　Ｋ　ｃ　ａ　Ｉ　／　ｈ以」：か、以下かで行ッテイ
るが、ハンチングを防ぐため適当なヒステリシスを設け
ても、もちろん良い。また３０００という値を限定する
ものでもない。内外気の切替は２ボディ日ンの切替える
ものばかりでなく、中間位置にも制御できる公知の吸込
口切替機構と組合・Ｕて算出した必要能力に応じて、ダ
ンパ位置を制御しく１０） ても良い。

また、冷房時ばかりでなく暖房時にも、算出した必要能
力に応じて内凋気ダンパを制御しても良い。例えば暖房
能力限界時には内列気兼用モードとし、内気を一部導入
する様な制御である。

以上述べた様に本発明は、室温を設定に制御するのに必
要な熱量を算出し、その熱量にて内り）気切替を制御す
るので、空調器を能力限界にて作動する場合にも非常に
効率良く内気導入に切替わるため快適な空調制御ができ
るという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を実施する装置の一例を示す全体構
成図、第２図は第１図に示す装置の電気制御系を示すブ
ロック線図、第３図は第２図中コンビコータ１０ａの本
発明方法に従う制御プログラムを示す流れ図である。 １・・・通風ダクト、１ａ・・・外気導入のためのり）
気吸込口、１ｂ・・・内気導入のための内気吸込■１．
２・・・内外気選択用切替ダンパ、７・・・温度調節手
段をなずエアミックスダンパ（Ａ／Ｍダンパ）　、１０
・・・制御装置、２１・・・小室内高度検出川内気温レ
ンサ、２２・・・車室外温度検出用り１気渦セン１ノ、
２３・・・目標温度設定用温度設定器、３３・・・Ｉ’
ｔ　Ｉ　Ｅ　ｆ１ｇ’、Ｉ＋　Ｂ：ｉ。 代理人弁理士　岡　部　　　隆 １０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 内気とり（気との取入割合を調節可能な通風ダクＹに温
   度調節手段が配置され、車室内温度が目標温度に接近す
   るように温度調節手段の調節量を自動制御するようにし
   たカーエアコン制御装置であって、 少なくとも現実の車室内温度と目標温度を含む車室内温
   度の制御パラメータを発生ずる第１の装置と、 第１の装置からの制御パラメータに基づいて車室内温度
   を目標温度に４１に持するに必要な車室への供給熱量の
   値を計算し、この計算結果により前記温度調節手段の調
   節量ならびに前記内気と外気との取入割合の調節量を示
   す電気信号を生じる第２の装置と、 第２の装置からの電気信号に応答して前記温度調節手段
   を駆動する第３の装置と、 （１） 第２の装置からの電気信号に応答してｉｉ’ｌ　ｌ！ピ
   内気と外気との取入割合な０１〜１節する第４の装置と
   、を包含してなるカーエアコン制御装置。