JPS5816779Y2 - 高膨張泡発生装置 - Google Patents

高膨張泡発生装置

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JPS5816779Y2
JPS5816779Y2 JP1980010361U JP1036180U JPS5816779Y2 JP S5816779 Y2 JPS5816779 Y2 JP S5816779Y2 JP 1980010361 U JP1980010361 U JP 1980010361U JP 1036180 U JP1036180 U JP 1036180U JP S5816779 Y2 JPS5816779 Y2 JP S5816779Y2
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JP
Japan
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nozzle
foaming
foam
wire mesh
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980010361U
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English (en)
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JPS56113555U (ja
Inventor
金井工
Original Assignee
能美防災工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高膨張泡発生装置に関するものである。
正面開口部に発泡用金網が張設された筒状筐体内に上記
発泡用金網に向けて泡溶液を噴射するノズルが設けられ
、そのノズルから泡溶液が噴霧化されて噴射されると裏
面開口部から上記筒状筐体内に吸引される空気と混合さ
れて上記発泡用金網に衝突し高膨張泡が発生されるいわ
ゆるアスピレータ型の高膨張泡発生装置は従来から知ら
れている。
この種の高膨張泡発生装置は、裏面・V口部から筒状筐
体内に吸引される空気が、ノズルから噴霧化されて噴射
される泡溶液との粘性抵抗によって吸引されるので、そ
の空気量は、噴霧化された泡溶液の表面積とその筒状筐
体の軸方向に対する流動速度とによって決まり、また上
記筐体内に吸弓される空気の静圧にも影響される。
ところで従来のこの種の高膨張泡発生装置は、たとえば
第1図に示すように、正面開口部1に二層の発泡用金網
2が張設された筒状筐体3内に上記金網2に向けて泡溶
液を噴射する1個のノズル4が送液管5に取り付けられ
て設けられている。
しかし、上記泡溶液はノズル4から噴射されただけでは
その泡溶液の噴射量に対する各噴霧粒子の総表面積は狭
く、またノズル4が1個なので泡溶液が発泡用金網2の
全体に当たるようにその噴射角度が広くなっているため
噴射流の外側部分では噴射方向が筐体3の軸方向から大
きくそれるのでその軸方向に対する流動速度が低下する
したがって筐体3内に吸引される空気量が少なく、また
発泡用金網2を二層にすることにより泡溶液の捕獲率を
高めて発泡効果を向上させようとしているが、このよう
にしてもかえって流過抵抗が大きくなり吸引される空気
の静圧が高くなるので上記空気量はさらに少なくなり発
泡倍率の高い高膨張泡を発生させることができなかった
本考案は上記の点にかんがみ、ノズル4に予備発泡機能
を備えてそのノズル4から噴射される泡溶液の噴射量に
対する各噴霧粒子の総表面積を広くし、また上記ノズ)
1ノ4はその噴射角度を狭くして複数個設は筐体3の軸
方向に対する泡溶液の噴射流の流動速度が低下しないよ
うにすることにより筐体3内に吸引される空気量が多く
なるようにするとともに、さらに上記のようにノズル4
に予備発泡機能が備えられて各噴霧粒子の総表面積が広
くなることによって発泡用金網2における泡溶液の捕獲
率が高められるので上記金網2を一層にしてその流過抵
抗を小さくし筐体3内に吸引される空気の静圧が高くな
らないようにして高膨張泡の発生に必要な空気が十分吸
引されるようにすることにより発泡倍率の高い高膨張泡
を発生することができる高膨張泡発生装置を提供するも
のである。
つぎに本考案の一実施例を第2図について説明すると、
第1図における発泡用金網2が一層で戊り、またノズル
4が予備発泡機能を備えるとともにその噴射角度を狭く
してそれぞれ発泡用金網2の相接する区域に向くように
適宜の間隔を置いて複数個設けられて構成される。
なお予備発泡機能を備えたノズル4としてはたとえば第
3図に示すような構造のものが用いられる。
第3図において、11はノズル本体でその泡溶液通路1
2内に案内片13が嵌合される。
そして案内片13にはその中心部に直線孔14がまた外
周部に螺旋溝15が穿設され、また上記泡溶液通路12
はその先端部16において漏斗状に狭くなって開口して
いる。
そして開口部前面に筒体17が設けられその基部周壁に
複数個の空気吸入孔18があけられている。
つづいてその動作を説明すると、まず泡溶液が送液管5
を通じて各・・ズル4に送られるとその泡溶液は通路1
2内において案内片13で直線孔14を通る直進流と螺
旋溝15を通る旋回流とに二分されそれらが先端部16
でふたたび合流され乱流となって筒体17を通りその際
空気吸入孔18から吸引される空気と混合かくはんされ
て予備発泡され筐体3内に噴射される。
そしてそれ以降は第1図の場合と同じように裏面開口部
6から筐体3内に吸引される空気と混合されて金網2に
衝突し高膨張泡が発生されるが、上記のように第1図の
場合と異なり、泡溶液は各ノズル4から筐体3内に噴射
される際すでに予備発泡されており、しかもその噴射角
度が狭く、さらに金網2が一層なので空気が十分吸引さ
れるので発泡倍率の高い高膨張泡が発生される。
なお上記予備発泡機能は、ノズル4から噴射される泡溶
液の噴射量に対する各噴霧粒子の総表面積を広くするた
めのものであるので、その発泡倍率は高いほうが有効で
あるが、その反面高倍率にすると泡溶液の流動速度が低
下するため上記流動速度に影響しない程度に選ばれてい
る。
以上のように本考案によれば、ノズル4に予備発泡機能
が備えられるので、筒状筐体3内に噴射される泡溶液は
ノズル4においてすでに予備発泡されているためその噴
射量に対する各噴霧粒子の総表面積が広くなり、また上
記ノズル4がその噴射角度を狭くして複数個設けられる
のでその噴射方向が全体に筐体3の軸方向に近づけられ
るためその軸方向に対する泡溶液の噴射流の流動速度が
低下することがない。
したがって筐体3内に吸弓される空気量が多くなり、さ
らに上記のように泡溶液はノズル4において予備発泡さ
れるので発泡用金網2における泡溶液の捕獲率が高めら
れるため上記金網2は一層で足り、そのためその流過抵
抗が小さくなるので筐体3内に吸引される空気の静圧が
低くなりノズル4において予備発泡された泡溶液と混合
される高膨張泡の発生に必要な空気が十分吸引されるた
め発泡倍率の高い高膨張泡が発生されるすぐれた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高膨張泡発生装置を示す断面図、第2図
は本考案の一実施例を示す断面図、第3図は第2図にお
けるノズル4の構造を示す断面図である。 1・・・正面開口部、2・・・発泡用金網、3・・・筒
状筐体、4・・・ノズル、5・・・送液管、6・・・裏
面開口部、11・・・ノズル本体、12・・・泡溶液通
路、13・・・案内片、14・・・直線孔、15・・・
螺旋溝、16・・・先端部、17・・・筒体、18・・
・空気吸入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.正面開口部1に発泡用金網2が張設された筒状筐体
    3内に上記発泡用金網2に向けて泡溶液を噴射するノズ
    ル4が設けられ、そのノズル4から泡溶液が噴射される
    際上記筒状筐体3の裏面開口部6から高膨張泡の発生に
    必要な空気が吸引される高膨張泡発生装置において、上
    記発泡用金網2が一層で成り、また上記ノズル4が予備
    発泡機能を備えるとともにその噴射角度を狭くして複数
    個設けられた高膨張泡発生装置。 2、ノズル4が、ノズルの本体11の泡溶液通路12内
    に直線孔14と螺旋溝15とが穿設された案内片13が
    嵌合され、また上記泡溶液通路12がその先端部16に
    おいて漏斗状に狭くなって開口され、さらにその開口部
    前面1ど基部周壁に複数個の空気吸入孔18があけられ
    た筒体17が設けられた構造の実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の高膨張泡発生装置。
JP1980010361U 1980-02-01 1980-02-01 高膨張泡発生装置 Expired JPS5816779Y2 (ja)

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JPS56113555U JPS56113555U (ja) 1981-09-01
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JP5095178B2 (ja) * 2006-11-10 2012-12-12 能美防災株式会社 高膨張泡消火設備及びその発泡方法
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