JPS6227235Y2 - - Google Patents

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JPS6227235Y2
JPS6227235Y2 JP2898381U JP2898381U JPS6227235Y2 JP S6227235 Y2 JPS6227235 Y2 JP S6227235Y2 JP 2898381 U JP2898381 U JP 2898381U JP 2898381 U JP2898381 U JP 2898381U JP S6227235 Y2 JPS6227235 Y2 JP S6227235Y2
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JP
Japan
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nozzle
discharge port
foam solution
deflector
foam
Prior art date
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JP2898381U
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JPS57145556U (ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、特にアスピレータ型高膨張泡発生装
置に用いられるノズルに関するものである。
発泡用空気が泡溶液の噴射時における自吸作用
によつて吸引されるアスピレータ型高膨張泡発生
装置は、第1図に示すように正面開口部1に一層
または複数層の発泡用金網2が張設された筒形の
筐体3内に、上記金網2に向けて泡溶液を噴射す
る一個または複数個のノズル4が送液管5に取り
付けられて設けられ、そのノズル4から泡溶液が
噴霧化されて噴射されると裏面開口部6から筐体
3内に吸引される空気と混合されて上記金網2に
衝突し高膨張泡が発生される。
このようなアスピレータ型高膨張泡発生装置に
用いられるノズル4は、従来たとえば第2図に示
す構造のものが知られている。第2図において、
11はノズル4の本体でその泡溶液通路12内に
案内片13が嵌合され、その案内片13には中心
部に直線孔14がまた外周部に螺旋溝15が穿設
されている。そして上記通路12はその先端部1
6が漏斗状に狭くなつて放出口17が開口してお
り、その放出口17の前面に円筒形のデフレクタ
18が設けられその基部周壁に複数個の空気吸入
孔19があけられている。
次にその動作を説明すると、まず泡溶液が送液
管5を通じてノズル4に送られるとその泡溶液は
通路12内において案内片13で直線礼14を通
る直進流と螺旋溝15を通る旋回流とに二分され
それらが先端部16でふたたび合流されて放出口
17から放出されデフレクタ18を通りその際空
気吸入孔19から吸引される空気と混合されて噴
霧化され上記筐体3内に噴射される。
なおノズル4から噴射される噴霧化された泡溶
液は、上記のように裏面開口部6から筐体3内に
吸引される空気と混合されて正面開口部1の発泡
用金網2に衝突して高膨張発泡されるが、この場
合有効に発泡させるためには、筐体3内に十分な
空気が吸引されることと、噴霧粒子の分布が均一
に金網2の面に対して弱く当たることが特に重要
である。そして裏面開口部6から筐体3内に吸引
される空気は、ノズル4から噴射される噴霧化さ
れた泡溶液との粘性抵抗によつて吸引されるの
で、その空気量は上記泡溶液の噴射量に対する各
噴霧粒子の総表面積とその流動速度とによつて決
まるため上記噴霧粒子は小さいほうが有利であ
る。
しかし第2図に示す従来のノズル4は、上記の
ように案内片13に直線孔14と螺旋溝15とが
設けられ、泡溶液が直進流と旋回流とに二分され
て放出口17からデフレクタ18内の中心方向と
周縁方向とに放出されるように作用するが、上記
直進流は旋回流に比べて拡散効果が弱く、しかも
上記直線孔14は目詰まりなどの関係上あまり小
さくできないので上記中心方向に片寄つて放出さ
れるため筐体3内に噴射される噴霧粒子は大きく
なり、またデフレクタ18の開口端面積が狭く上
記旋回流もデフレクタ18の内側面に沿つて流動
するため噴霧粒子が互いに合体して大きくなつて
しまい、その分布も均一にならない。したがつて
空気との粘性抵抗が小さいため筐体3内に吸引さ
れる空気量が少なく、またノズル4と上記金網2
との間隔を十分あけないと噴霧粒子が上記金網2
に衝突するまでにその当たり方が弱くならないの
で、発泡効果が悪く、しかも装置が大形になる。
またノズル4に供給される泡溶液の圧力は、泡原
液に混合される水が海水より淡水のほうが高くし
たほうが一般によい結果が得られるが、上記ノズ
ル4から噴射される噴霧粒子が大きい場合上記圧
力の変動許容範囲が狭く、したがつて希釈液とし
て海水および淡水のいずれを用いた場合にも適し
た圧力範囲も狭いため海水および淡水のいずれで
も使える装置が得られなかつた。
そこで本考案は従来とは全く異なる観点に基づ
いて上記のような欠点を排除した特にアスピレー
タ型高膨張泡発生装置に用いられるノズルを提供
するもので、以下その一実施例を第3図について
説明すると、21はノズル4の本体で、第2図と
同じようにその泡溶液通路22内に案内片23が
嵌合され、その先端部26が漏斗状に狭くなつて
放出口27が開口している。なお上記案内片23
は第2図のものとは異なり螺旋溝25のみが穿設
されている。そして上記放出口27の前面に円筒
末広形のデフレクタ28が設けられその基部周壁
に複数個の空気吸入孔29があけられている。
本考案は上記のように構成され、泡溶液が送液
管5を通じてノズル4に送られると通路22内に
おいて案内片23の螺旋溝25と先端部26とを
通つて放出口27から放出され、さらにデフレク
タ28を通り空気吸入孔29から吸引される空気
と混合されて噴霧化され筐体3内に噴射される
が、本考案の特徴とするところをさらに詳しく説
明すると、案内片23は螺旋溝25のみが穿設さ
れているのですべての泡溶液が旋回力を付与さ
れ、また放出口27が上記旋回力が失われない範
囲でなるべく小さくあけられており、そのため泡
溶液は先端部26で増圧されて放出口27から急
速にデフレクタ28内の周縁方向に集中してほぼ
中空の円錐状に放出される。そしてデフレクタ2
8の開口端面においてその端縁にぶつかつて四散
するとともに互いにぶつかり合い、さらに空気と
混合されて噴霧粒子が均一に小さく、しかも分布
が均一になつて筐体3内に急速に噴射されるが、
この場合その噴霧効果は、放出された泡溶液が上
記開口端縁にぶつかる際の粒子密度にも関係する
ので、上記粒子密度が、泡溶液が噴霧化されるに
最適な密度になるように、上記デフレクタ28の
開口端面は、その直径が上記放出口27に対して
約8〜20倍に選ばれており、その開口端縁が放出
された泡溶液の周縁部と接する位置付近に設定さ
れている。
本考案は以上説明したように、案内片を螺旋溝
のみとし、また漏斗状先端部の放出口が上記螺旋
溝によつて旋回力を付与された泡溶液がほぼ中空
円錐状に急速に放出されるように適宜の大きさに
選ばれ、さらに上記デフレクタの開口端面が、そ
の直径が上記放出口に対して約8〜20倍に選ばれ
るとともにその開口端縁が上記放出口からほぼ中
空円錐状に放出される泡溶液の周縁部と接する位
置付近に設定されているので、放出された泡溶液
がデフレクタの開口端縁にぶつかつて噴霧化され
る際、その噴霧粒子が均一に小さく、しかも分布
が均一にかつ急速に筒形筐体内に噴射されるため
空気との粘性抵抗が大きくなり、上記筐体内に発
泡に必要な空気が十分吸引されるとともに噴霧粒
子は発泡用金網に達するまでに弱められ、その金
網面に対し弱くかつ均一に当たるので発泡が有効
に行われ、これによつて装置が小形化できる。ま
たこのように噴霧粒子が小さいとノズルに供給さ
れる泡溶液の圧力変動による影響も少なくその変
動許容範囲が広くなるため希釈液として海水およ
び淡水のいずれを用いた場合にも適した圧力範囲
も広くなり、海水および淡水のいずれでも使える
装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はアスピレータ型高膨張泡発生装置の縦
断面図、第2図は第1図におけるノズルの従来例
を示す縦断面図、第3図は本考案の一実施例を示
す縦断面図である。 21……ノズル本体、22……泡溶液通路、2
3……案内片、25……螺旋溝、27……放出
口、28……デフレクタ、29……空気吸入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノズル本体21の泡溶液通路22内に螺旋溝2
    5が穿設された案内片23が嵌合され、また上記
    泡溶液通路22がその先端において漏斗状に狭く
    なつて放出口27が開口され、さらにその放出口
    27の前面に基部周壁に複数個の空気吸入孔29
    があけられたデフレクタ28が設けられてなり、
    上記デフレクタ28の開口端面が、その直径が上
    記放出口27に対して約8〜20倍に選ばれるとと
    もにその開口端縁が上記放出口27からほぼ中空
    円錐状に放出される泡溶液の周縁部と接する位置
    付近に設定されたことを特徴とする高膨張泡発生
    装置のノズル。
JP2898381U 1981-03-04 1981-03-04 Expired JPS6227235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2898381U JPS6227235Y2 (ja) 1981-03-04 1981-03-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2898381U JPS6227235Y2 (ja) 1981-03-04 1981-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57145556U JPS57145556U (ja) 1982-09-13
JPS6227235Y2 true JPS6227235Y2 (ja) 1987-07-13

Family

ID=29826608

Family Applications (1)

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JP2898381U Expired JPS6227235Y2 (ja) 1981-03-04 1981-03-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2648829B2 (ja) * 1991-05-23 1997-09-03 防災エンジニアリング株式会社 洞道内ケーブルの消火方法及び発泡消火装置

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Publication number Publication date
JPS57145556U (ja) 1982-09-13

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