JPS5816743Y2 - 便器付寝台に於ける便器用開口部形成機構 - Google Patents

便器付寝台に於ける便器用開口部形成機構

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Publication number
JPS5816743Y2
JPS5816743Y2 JP4407880U JP4407880U JPS5816743Y2 JP S5816743 Y2 JPS5816743 Y2 JP S5816743Y2 JP 4407880 U JP4407880 U JP 4407880U JP 4407880 U JP4407880 U JP 4407880U JP S5816743 Y2 JPS5816743 Y2 JP S5816743Y2
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JP
Japan
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toilet
lumbar
support
actuating
bed
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Expired
Application number
JP4407880U
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English (en)
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JPS56146921U (ja
Inventor
野村克芳
Original Assignee
木村寝台工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 木村寝台工業株式会社 filed Critical 木村寝台工業株式会社
Priority to JP4407880U priority Critical patent/JPS5816743Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は寝たきり老人1重症患者等が寝台に仰臥したま
ま排便を行なうことを可能とした便器付寝台に於いて、
便器用の開口部を非常に合理的に形成し得るようにした
開口部形成機構に関するものである。
患者をできるだけ動かさずに寝台に仰臥したままあるい
は起き上った状態で排便を行なわせ得る方法として、便
器を常時は床板の下方に収納し、使用時に上昇させる方
法があるが、この方法では使用時に患者の腰部即ち排尿
部位に対応するマツトレス部分に便器と連通ずる開口部
を形成しなければならない。
このようにマツトレス部分に開口部を形成する方法とし
ては、従来分割構成した腰部マツトレスを水平(こスラ
イドして開口部を形成する方法や、開口部を予め形成し
たマツトレスに常時は開口部用のマツトレスバンドを装
填しておき、排便時(こ該マツトレスパッドを下方に移
動して開口部を形成する方法等があるが、@者の方法で
はマツトレスのスライドによって患者の腰部が動かされ
るので不快感を生じ、また後者の方法では便器を所定の
位置にセットするまでの時間が長くかかり過ぎる欠点が
ある。
本考案は患者の腰部に対応するマツトレスを、左右に分
割した腰部マツトレスで構成し、夫々の該腰部マツトレ
スを分割端部側から下方に折込み状態とすることにより
、便器用の開口部を形成するようにすることにより、開
口部の形成を迅速に、しかも患者に伺らの不快感を与え
ずに行なえるようにしたものであり、殊に本考案は前記
夫々の腰部マツトレスの支持を極めて合理的に行なうこ
とにより前記開口部の幅を最適なものとし得ると共に、
開口を形成しない際(こも前記腰部マツトレスを良好に
支持し得るので、寝心地を悪化させないという極めて大
きな特徴を有するものである。
以下本考案を実施例に基づいて詳細(こ説明すると次の
通りである。
符号1はマツトレスであり、該マツトレス1の腰部対応
個所を左、右(こ分割した腰部マツトレス2.2′で構
成する。
夫々の腰部マツトレス2,2′は、複数の支持棒3を伸
縮自在に連結して構成し、その外側端C、C’を寝台の
床部支持枠4に対して固定した支持体5,5キ支持する
かかる支持体5.5′の伸縮方向は寝台の床部支持枠4
の短手方向とする。
かかる支持体5,5′は実施例で示すように、両端に案
内輪6を設けた複数の支持棒3を交叉リンク機構7を介
して伸縮自在に連結し、前記案内輪6を案内枠8に嵌め
る構成とする他、複数の支持棒3を伸縮自在に連結する
方法は自由である。
該支持体5,5′の下方には前記床部支持枠4の短手方
向に移動自在に構成した作動体9,9′を設ける。
夫々の前記腰部マツトレス2,2′の分割端部a、a′
側に帯状体10 、10’を固定すると共に、夫々の前
記支持体5,5′には該分割端部a。
alljlに支持ローラー11 、11’を、並びに夫
々の前記作動体9,9′には作動ローラー12.12’
を設け、前記帯状体i o 、 i o’を夫々前記支
持ローラー11,11′の下部を通して前記作動ローラ
ー12 、12’に巻掛けると共に、その端縁b 、
b’を前記床部支持枠4の適所に固定する。
前記作動体9.9′は前記支持体5,5′を前記分割端
部a 、 a’方向に係合して移動させる構成とする。
かかる構成に於いて、今適宜の駆動機構によって図中右
方の作動体9を右方に移動させると、作動ローラー12
は帯状体10を右方に引っ張るが、その端縁すは床部支
持枠4に固定しているので、作動ローラー12は帯状体
10cこよって回転されながら該帯状体10の前記分割
端部a側を引き動かす。
かかる際、作動ローラー12は帯状体10(こ対して動
滑車的な作用をするので、帯状体10は作動ローラー1
2の移動距離の2倍移動する。
従って、腰部マツトレス2は分割端部a側が帯状体10
によって引き動かされて下方に折込まれる。
この際、該腰部マツトレス2の支持体5は折込まれる腰
部マツトレス2部分によって図中右方向に力を受けるが
、該支持体5はこの方向には前記作動体9と係合するの
で前記作動ローラー12の移動距離と等しい長さ短縮し
、支持ローラー11゜11′が前記分割端部a側から外
方に移動する。
従って前記腰部マツトレス2の折込み部分は、下側が該
支持ローラー11に支持されつつ、前記作動ローラー1
2の移動と共に次第(こ右方に移動する。
以上の動作を図中左方の腰部マツトレス2′についても
行なうこと(こより患者の排泄部位(こ対応する腰部マ
ツトレス2,2′の分割端部a 、 a’側に開口部O
を形成することができ、しかる後便器13を遍在機構(
こよって床部支持枠4の下方から上昇させて該開口部O
から突出させることにより、患者が排便を行なうことが
できる。
かかる際、本考案は腰部マツトレス2,2′の支持体5
,5′を、複数の支持棒3を伸縮自在に連結して構成し
ているので前記開口部Oの幅を最適に調節することがで
き、排便を最適な状態で行ない得るという大きな特徴が
ある。
次に排便後は、前記作動体9,9′を逆方向に移動する
と、支持体5,5′は該作動体9,9′に係合して前記
分割端部a 、 a’側に移動させられるので、腰部マ
ツトレス2,2′は支持ローラー11..11’による
押圧力と、自体の復元力によって元の状態に復帰し、患
者の通常の仰臥に支障ない状態となる。
支持体5,5′は前記移動lこっれで再び伸長し、腰部
マツトレス2,2′を全体的に支持するので、寝心地が
良好で、しかもスノコ状であるので通風性に富み、患者
用の寝台としては最適である。
尚、以上の様に作動体9,9′を移動させる機構は、図
に示すように、夫々の該作動体9,9′の移動範囲に渡
って設けた共通の無端環状の伝動節14によって夫々を
連動して対向方向、背向方向に移動させるような機構の
他、如何なる機構によって前記作動体9,9′を連動さ
せるようにしても良いし、場合によっては夫々の作動体
9,9′を個別に移動させるようにしても良い。
以上の通り本考案は患者の腰部に対応するマツトレスを
、左右(こ分割した腰部マツトレスで構成し、夫々の該
腰部マツトレスを分割端部側から下方に折り込んで便器
用の開口部の形成するようにしたので、かかる開口部の
形成を迅速に、しかも患者に伺らの不快感を与えず(こ
行なえる特徴を有するものである。
殊に本考案はかかる腰部マツトレスの支持体を床部支持
枠の短手方向に伸縮自在に構成したスノコ状の構成とし
たので、前記開口部の幅を最適に調節することができる
上、開口部を形成しない際にも前記腰部マツトレスを良
好に支持し得るという大きな特徴がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の機構を適用した寝台の一実施例を示すもの
で、第1図a、bは夫々通常時、排便時の概略説明的斜
視図、第2図a、bは夫々通常時、排便時の要部説明的
断面図、第3図a、bは夫々支持体の動作を示す説明的
平面図である。 符号1・・・・・・マツトレス、2 、2’・・・・・
・腰部マツトレス、3・・・・・・支持棒、4・・・・
・・床部支持枠、5,5′・・・・・・支持体、6・・
・・・・案内輪、7・・・・・・交叉リンク機構、8・
・・・・・案内枠、9,9′・・・・・・作動体、10
゜10′・・・・・・帯状体、11.11’−・・・・
・支持ローラー12 、12’・・・・・・作動ローラ
ー、13・・・・・・便器、14・・・・・・伝動節、
a 、 a”・・・・・分割端部、b 、 b’−・・
・・・端縁、C、C’・・・・・・外側端。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)マツトレスの腰部対応個所を左右に分割した腰部
    マツトレスで構威し、夫々の腰部マツトレスを、複数の
    支持棒を伸縮自在【こ連結して構成し、その外側端を床
    部支持枠(こ対して固定した支持体で支持すると共に、
    該支持体の下方に前記床部支持枠の短手方向に移動自在
    に構成した作動体を設け、夫々の前記腰部マツトレスの
    分割端部側に帯状体を固定すると共に、夫々の前記支持
    体には該分割端部側に支持ローラーを、並びに夫々の前
    記作動体には作動ローラーを設け、前記帯状体を夫々@
    記支持ローラーの下動を通して前記作動ローラーに巻掛
    けると共tこ。 その端縁を前記床部支持枠の適所に固定し、また前記作
    動体は前記支持体を前記分割端部方向に係合して移動さ
    せる構成とし、夫々の前記作動ローラーを互いに背向す
    る向きに移動することにより、前記腰部マツトレスを夫
    々前記分割端部から下方に折込み、そして夫々の前記支
    持体を互いlど背向する向きに移動し、短縮させること
    により、前記腰部マツトレスの前記分割端部側に便器用
    の開口部を形成するようにしたことを特徴とする便器付
    寝台に於ける便器用開口部形成機構。
  2. (2)支持体は、両端に案内輪を設けた複数の支持棒を
    交叉リンク機構を介して伸縮自在に連結して構成したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
    の便器付寝台に於ける便器用開口部形成機構。
JP4407880U 1980-04-02 1980-04-02 便器付寝台に於ける便器用開口部形成機構 Expired JPS5816743Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4407880U JPS5816743Y2 (ja) 1980-04-02 1980-04-02 便器付寝台に於ける便器用開口部形成機構

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JP4407880U JPS5816743Y2 (ja) 1980-04-02 1980-04-02 便器付寝台に於ける便器用開口部形成機構

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Publication Number Publication Date
JPS56146921U JPS56146921U (ja) 1981-11-05
JPS5816743Y2 true JPS5816743Y2 (ja) 1983-04-05

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JP4407880U Expired JPS5816743Y2 (ja) 1980-04-02 1980-04-02 便器付寝台に於ける便器用開口部形成機構

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PH31354A (en) * 1987-11-06 1998-07-31 Knight John B Apparatus for water treatment.

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JPS56146921U (ja) 1981-11-05

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