JPS58166351A - 積層型電子写真感光体 - Google Patents

積層型電子写真感光体

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JPS58166351A
JPS58166351A JP4831882A JP4831882A JPS58166351A JP S58166351 A JPS58166351 A JP S58166351A JP 4831882 A JP4831882 A JP 4831882A JP 4831882 A JP4831882 A JP 4831882A JP S58166351 A JPS58166351 A JP S58166351A
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JP
Japan
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charge generation
generation layer
charge
methyl
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JP4831882A
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Kazuhiro Enomoto
和弘 榎本
Takimi Hashimoto
橋本 滝美
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/05Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
    • G03G5/0528Macromolecular bonding materials
    • G03G5/0532Macromolecular bonding materials obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsatured bonds
    • G03G5/055Polymers containing hetero rings in the side chain

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真感光体に関する。
更に詳細には積層m電子写真感光体に用いられる電荷発
生層中に下記一般式(1) (式中81は水素、メチル、R2は水素、ハロゲン、ビ
ニル、メチル、エチル、ニトロ、アルデヒド、ヒドロキ
シ、X はハロゲンイオンを示す。)で示されるカチオ
ン重合体の少なくとも1種を含むことに関する。
一般に電子写真感光体としての基本的に具備すべき条件
として、電荷保持性、高感度、サイクル安定性、強震光
復帰特性、耐絶縁破壊性、耐摩耗性、耐溶剤性、寸法安
定性、オゾン等に対する化学安定性、無公害、保存安定
性、am性、転写性、クリーニング性、感色性、低コス
ト等があげられる。
これらの条件を満たす有力な一つの方法として、近年積
層瀝電子写真感光体が活発に研究され多くの提案がなさ
れている。
これらのほとんどは、金属アルミニウム(砂目立てした
もの、表面酸化したものを含む)板、もしくは適当な膜
厚のフィルム支持体(通常50μ〜200μのポリエチ
レンテレフタレートフィルム)上に蒸着もしくは、はり
合せたアルミニウム、銀等の導電性支持体上に電荷発生
層と電荷移動層を順次積層した構成体を有するものであ
る。
この積層型電子写真感光体の電荷発生層としてはセレン
、セレン−テルル、硫化カドミウム、等の無機材料−各
種アゾ顔料、フタロシアニン系顔料、多環キノン系顔料
、インジゴ系顔料、ペリレン系顔料、キナクリドン系顔
料、ピリリウム、チオピリリウム系色素、シアニン系色
素、スクヴアリリウム系色素、トリフェニルメタン系色
素、キサンチン系色素等の染料、顔料から成る有機材料
を真空蒸着した蒸着型電荷発生層、又はこれらの無機、
有機材料の微粉末をポリエステル、アクリル樹脂、ポリ
スチレン、酢酸ビニル樹脂、ポリカーボネート、ブチラ
ール樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂
、アルコール可溶性ナイロン樹脂等の結合剤樹脂に分散
塗布した顔料分散型あるいは染料と結合剤樹脂の均一溶
液から得られる電荷発生層に分かれる。電荷移動層はピ
ラゾリン、トリフェニルメタン、オキサジアゾール、オ
キサゾール、ヒドラゾン、カルバゾール、等の誘導体か
ら成る電荷供与性物質及び2.4.7−1− !Jニト
ロー9−フルオレノン、2,4,5.7−チトラニトロ
フルオレノン、2,4.7−ドリニトロー9−ジシアノ
メチレンフルオレノン、2,4,5.7−チトラニトロ
キサントン等の電子愛情性物質をポリエステルポリカー
ボネート、酢ビ共重合体等の絶縁性皮膜形成材と共に電
荷発生層上に積層して得られる。一般に゛感光体の物理
強度の観点から繰り返し使用するタイプの感光体に右い
ては導電性支持体、電荷発生層、電荷移動層の順に積層
するが導電性支持体、電荷移動層、電荷発生層の順に積
層することもできる。
本発明は少なくとも電荷発生層と電荷移動層を有する積
層型電子写真感光体に関するものであり、電荷移動層を
電荷発生層に積層する場合電荷移動材料をテトラヒドロ
フラン、ジオキサン等の環状エーテル類、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、モノク
ロルベンゼン、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素
等の有機溶剤で溶解し、積層塗布する。
この積層塗布時にこれらの有機溶剤が電荷発生層中の電
荷発生材料結合剤樹脂を溶解させもしくは皮膜形成能を
低下させ、ひいては電荷発生材料を電荷移動層中に混入
することが起り、著しい感度低下をひきおこす。
又、電荷発生層が著しく損なわれ塗面の均一性を失なう
事により(電荷発生材料の分布が均一でなくなり)塗膜
欠陥を生ずる。
そのため電荷発生材料の結合剤樹脂に要求される特性と
しては、顔料分散安定性、あるいは染料溶液安定性、保
存安定性、高感度、サイクル安定性、強震光復帰特性、
導電性支持体及び電荷移動層この接着性、更には電荷移
動層積層時の耐溶剤性が極めて重要となってくる。第一
の方法としてまずスチレン:ブタジェン、酢酸ビニル、
アクリル酸エステノペメタクリル酸エステル等のラテッ
クスの使用があげられるが、これらは一般的に感度が低
く、又一部の染料系のものは分散安定性が悪くなり、凝
集化現象をひき起すものさえある。第二の方法としては
、カゼイン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミ
ド、エチレン−アクリル酸共重合体等の水溶性樹脂の使
用があげられるが、電荷発生材料特に顔料の分散性が悪
く凝集が発生する。又感度も悪く、サイクル安定性及び
保存安定性(特に耐湿性)、皮膜性が悪いといった問題
があり、ラテックス系樹脂と同様、水溶性樹脂の使用は
難しい。第三の方法としては、電荷移動層を塗布積層す
るときに使用する溶剤に電荷発生層が侵されないような
適度の導電性を有し、かつ皮膜性、及び支持体との接着
性、電荷移動層との接着性にすぐれ、有機溶剤可溶性の
電荷発生材料の結合剤樹脂を選択する方法があげられる
これまで電荷発生材料の結合剤樹脂に要求される条件を
総合的に満足するのはあまりなかった。
本発明者は鋭意研究の結果、下記一般式(1)で示され
る。
カチオン重合体樹脂が電荷移動層積層時における耐溶剤
性をはじめとして電荷発生材料の結合剤に要求される前
述の諸条件を完全に満足で舎るものであることを見出し
た。
1 (式中R1は水素、メチル、R3は水素、ハロゲン、ビ
ニル、メチル、エチル、ニトロ、アルデヒド、ヒドロキ
シ、xeはハロゲンイオンを示す。)すべての構成単位
が上記カチオン重合体である必要はなく、用途に応じて
は他のビニル系モノマーと共重合することも必要になっ
てくる。これらビニル系モノマーとしては、メチルメタ
クリレート、エチルメタクリレート、イソ−プロピルメ
タクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソ−ブチ
ルメタクリレート、シクロへキシルメタクリレート、ベ
ンジルメタクリレート、2−エチルへキシルメタクリレ
ート、ラウリルメタクリレート、セチルメタクリレート
、ステアリルメタクリレート、エトキシエチルメタクリ
レート、メトキシポリエチレングリコールメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、グリシジル
メタクリレート、等のメタクリレート、メチルアクリレ
ート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、
シクロへキシルアクリレート、ベンジルアクリレート、
2−エチルへキシルアクリレート、ステアリルアクリレ
ート、カルピトールアクリレート、メトキシエチルアク
リレート、エトキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート、1,4−ブチレングリコールモ
ノアクリレート、グリシジルアクリレート、等のアクリ
レート、及びメタクリル酸、アクリル酸、酢酸ビニル、
メタアクリルアミド、アクリルアミド等があげられる。
一般弐〇)で示される七ツマ一単位は全体のモノマ一単
位に対して3モルX以上であるのが好ましく、これ以下
になると本発明の目的である皮膜特性の向上は弱くなる
傾向を有してくる。
本発明におけるカチオン重合体は通常合成上からも共重
合体の型をとる場合が多い。
すなわち経済的、安全衛生的見地より以下の反応を経て
合成される。
Xe。
(上記反応式のR,、R,Xは前記一般式(1)の定義
と同じである。) 上記合成の過程かられかる通り1部はポリメタまたはパ
ラ−メチルスチレン0、及びポリメタまたはパラ−(α
−ハロメチルスチレン)0のモノマ一単位が残ってしま
い完全#c0の七ツマ一単位のみからなる単一の重合体
とは成り難い。
本発明の電荷発生材料用縮合剤樹脂はアルコールに可溶
性のものが大部分であり、電荷移動材料を溶解積層塗布
する時に使用される環状エーテル、芳香族炭化水素類、
ケトン類、エステル類、アルキルハロゲン類等の有機溶
剤に耐性がある。導電性基I[#c電荷移―層、電荷発
生層を順次積層する場合に於いても、本発明の架橋性線
状高分子カチオン重合体樹脂がアルコール溶液として通
常使用できるために、一般に環状エーテル類、芳香族炭
化水素、ケトン類、エステル類、アルキルハロゲン類に
しか溶けない材料から成る電荷移動層を侵しにくいとい
う利点がある。
又、本発明のカチオン重合体のうちR2がビニル基のも
のは40℃以下の温度では架橋はほとんど起らないが、
これ以上の温度では架橋が起り、アルコール類、ケトン
類等を含めて、すべての溶剤、及び水に不溶となる。こ
の特徴を利用して塗布乾燥時の温度を60℃から100
℃にすることにより電荷発生層全体が有機溶剤、水に不
溶で強い膜物性を有する様になる。更にこの架橋反応を
容易にするために水または有機溶剤に可溶な重合開始剤
の適用があげられる。
これら重合開始剤としてはラジカル重合に通常用いられ
るもの例えば、過酸化水素、ベンゾイルパーオキサイド
、ラウリルパーオキサイド、アブビスイソブチロニトリ
ル、過硫酸アンモニウム、2J’−アゾビス−2−アミ
ノプロパン2塩酸塩(下記構造式)等である。
特に2.21−アゾビス−2−アミノプロ、パン2塩酸
塩に代表されるアゾビス−アミノアルカン・塩酸塩は微
量でかつ比較的低温で容品に架橋反応を促進し、かつ通
常の溶液状態も安定し実用的にも取扱いが簡単である。
  ・ な詔倫のビニルモノマーと共重合さすことにより本発明
の結合剤樹脂の改質化をはかることも可能であるが更に
必要に応じて偽の樹脂とのブレンド使用しても喪い。仁
のようなブレンド用樹脂として用いられるものとしてア
ルコール可溶性ナイロンがあげられる。
又、導電性支持体としては、アルミニウム、鋼等の金属
のドラム、シートあるいはこれらの金属箔のラミネート
、蒸着物等や、金属看末、カーボンブラック、ヨウ化鋼
、高分子電屏質等の導電性物質を適当な結合剤樹脂と共
に塗布し、表面を導電処理したプラスチックフィルムや
紙等がさげられるが必要に応じてこれらの導電性支持体
上にカゼイン、カルボキシメチルセルローズ、ポリビニ
ルアルコール等の下引層が介在していても良いことはい
うまでもない。
本発明に用いられる電荷発生材料、電荷移動材料は先に
述べた有機、無機いずれの材料も使用することができ特
定の材料に限定されるものではない。
本発明における電荷発生材料に対する結合剤樹脂の含有
割合は10〜95重量部の範囲内が良く、特に顔料系電
荷発生材料の場合20〜40重量部染料系電荷発生材料
の場合60〜90重量部が良い。又電荷発生層の膜厚は
3μ以下が良く、特に1μ以下が好ましい。電荷発生層
の膜厚は5〜30μが良く、特に7μ〜15μの範囲が
好ましい。
本発明に用いられるカチオン重合体の分子量は2.00
0〜500,000であり、好ましくは4,000〜1
00,000 である。又共に使用するアルコ−)I/
溶剤i1メタノール、エタノール、n−プロパツール、
イソ−プロパツール、n−ブタノール等であり、これら
は単独又は混合して用いる。
以上本発明における電荷発生材料の結合剤として、カチ
オン重合体を用いた積層型電子写真用感光体について説
明したが、次に本発明を実施例により更に詳しく説明す
る。
実施例1〜3 2.6−ジフェニル−4−(N、N−ジメチルアミノフ
ェニル)チアピリリウムバークロレート0.2tを変性
エタノール509に溶解した。
次いで下記構造式(1)〜(3)で示されるカチオン共
重合体1.02及び2,2′−アゾビス−2−アミノプ
ロパン2塩酸塩0.05 fを加えて室温下溶解し直ち
に80μのペットにlθμのM箔を貼り合せたアルペッ
ト(大同化工製)上にドクタープレイド塗布方式で塗布
し、約85℃で2分間の加熱乾燥を行なった。
構造式(υ−−−→実總例(す t0 構造式(り−−−→実總例2 t0 構造式(3)〜−−−−−→実施例3 (上記構造式中の数字は各七ツマ一単位のモル%を表わ
している。) このようにして膜厚的0.3aの電荷発生層3徨類を得
た。
これら皮膜は水、アルコールに難溶でかつトルエン、ク
ロロホルム等の有機溶剤にも不溶な皮膜特性の秀れたも
のであった。
次にこれら3種類の電荷発生層上に下記の電荷移動層を
積層塗布する。
すなわち1.3−ジフェニル−5−(p−ジエチルアミ
ノフェニル)ピラゾリン10Jとポリカーボネート樹脂
(帝人化成製パンライトに−1300)10f、P−ヒ
ドロキシベンザルマロンニトリル0.3fをジオキサン
100tに均一に溶解させ、塗布乾燥せしめて膜厚的1
0μの電荷移動層を設けて、電荷発生層の異なる3′s
類の積層型電子写真感光体を作成した。電荷移動層を積
層時、電荷発生層中の染料の凝集現象がみられず均一な
塗面であった。又、電荷移動層塗布積層時に使用したジ
オキサンに電荷発生層が優れず、電荷発生層と電荷移動
層との間の接着性もどれも良好な積層型電子写真感光体
を作製できた。
次に比較例(1)として電荷発生層の形成で用いたカチ
オン共重合体を夫々ブチラール樹脂(積木化学工業製ニ
スレックスBM−2)に代えたほかは実施例1とまった
く同じ方法で積層型電子写真感光体を作製した。
この時、電荷移動材料のジオキサン溶液を電荷発生層上
に積層塗布するとき溶剤のジオキサンで電荷発生層中の
ブチラール樹脂を溶解したため、電荷発生層が著しく損
なわれ、電荷発生材料の均一性が失なわれ、まだらにな
り塗面の反射濃度が一定でなくなり塗膜欠陥を生じた。
又1、これとは別に比較例(2ンとして電荷発生層の形
成で用いたカチオン重合体をポリ−4−ビニルピリジン
樹脂(広栄化学工業■製M−100)に代えたほかは実
施例1とまったく同じ方法で積層型電子写真用感光体を
作製した。この時電荷移動材料のジオキサン溶液を電荷
発生層上に塗布積層するとき溶剤で電荷発生層表面が侵
されることは認められすうこの為電荷発生材料の均一性
は全焦損なわれてはいなく何ら塗膜欠陥を認められなか
った。
しかし反面電荷発生層と電荷移動層との膜面での接着性
が悪く、セロテープ試験では完全にこの間で膜ハガレ現
象が認められた。
次に実施例1〜3、比較例1〜2の積層型電子写真用感
光体について、川口電気■製静電複写紙試験装置Mod
e18 F−42gを用いて電位測定を行なった。
表1に加電圧θ6KVでコロナ帯電した場合の初期電位
:Vo(ボルト)、帯電後暗所に10秒間放置した時の
表面電位:VIO(ボルト)、VIO(ボルト)の時点
でタングステンランプから5ルツクスの白色光を照射し
たときのVIO(ボルト)が122に減衰するのに必要
な露光量B4(ルックス・秒)及び■10(ボルト)が
50ボルトまで減衰するのに必要な露光量E50(ルッ
クス・秒)を示した。
表−1 モコ 実施例1〜3の積層型電子写真感光体は比較例1〜2と
vo、vtoは余り大きな差が認められないが、E+及
びB5oは小さく感度が良い。
実施例4〜6 β−銅フタロシアニン(東洋インキ族)1、Of及び下
記構造式(4)〜(6)で示されるカチオン共重合体0
.41をエタノール301F中でアトライター中で十分
粉砕撹拌しβ−銅フタロシアニンの分散液を作成した。
構造式(4)→実施例(4) l 構造式(5) −)実施例(5) ct” Cf) このようにして作成した分散液を直ちに厚さ100#の
アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレート(ペット)フィ
ルム上にエアーナイフ塗布方式で塗布し、SO℃で2分
間乾燥を行ない膜厚0.4sの電荷発生層を作成したつ
次に2.5−ビス−〔4′−ジエチルアミノフェニル)
 −1,3,4−オキサジアゾール(下記構造式)5F
とポリアクリレート樹脂 (ユニチカllUポリマー)llfX p−シアノフェ
ノール0.1Fをジクロロエタン40fに均一に溶解さ
せ、電荷発生層上にドクタープレイド法で積層塗布次い
で加熱乾燥を行ない膜厚8−の電荷移動層を設け、積層
履電子写真感光体を作成した。
このとき電荷発生層中の染料の凝集がみられず均一なm
aiであった。又、電荷移動層−布積層時に使用したジ
クロロエタンに電荷発生層が侵されず、更に電荷発生層
と電荷移動層との間の接着性の良好な積層型電子写真用
感光体を作製できた。
次に実施例1〜3と同様にしてモデル5P−428を用
いてサイクル性電位測定を行なった。
加電圧−6KVでコロナ帯電を行ない次いでタングステ
ンランプからlOルックスの強□度の光照射を10秒間
行ない次いでタングステンランプ(照度50ルツクス)
による残留電位の除電を行なう。これら行程を1サイク
ルとして連続して下記電位測定を行なった。
vO:コロナ帯電直後の電位(ボルト)E4:ioルッ
クスの光照射によりvOが士になるに要した露光量(ル
ックス・秒)Eloo:10ルツクスの光照射によりv
Oが100ボルト番こなるに要した露光量 (ルックス・秒) 表2に1サイクル目、10サイクル目、20サイクル目
、50サイクル目、100サイク表2 実施例4 実施例5 実施例6 上記表かられかる通り初期電位は5X程度低くはなって
いるがE+、Eloo  の両感度は小さくなってきて
おり(いいかえると高感度)連続使用を行なっても何ら
問題点のないことがわかった。
実施例7 ビスアゾ顔料(下記構造式A ) 0.5 fとカチオ
ン共重合体(下記構造式7)0.3f及びアゾビスイソ
ブチロニトリル0.019を変性エタノール二メチルエ
チルケトン=l:1(重量比)10f中に入れボールミ
ルで十分′ミリングし、得られた分散液をアルミニウム
蒸着ポリエステルフィルム上にドクターブレード法によ
り塗布し温度90℃で2分間乾燥して膜厚0.6μの電
荷発生層を作成した。
構造式(5) 構造式(7) ここで、n、m、tは以下の通りである。
このようにして作成した6種類の電荷発生層の上にヒド
ラゾン化合物(下記構造式)29とメチルメタクリレー
ト樹脂2.4tとN、 N−ジエチル−2−チオバルビ
ッール酸0.2fとをトルエン20?に溶解した溶液を
積層塗布した。
乾燥後の膜厚は約8μであった。
このようにして作成した6種類の感光体について実施例
1〜3とまったく同様にして電位測定を行なった。更に
積層塗布時の際の電荷発生層の状虐及びセロテープによ
る接着性の試験結果について次の表3に記載した。
表 3 表3よりわかる通りカチオン重合体の割合が減少するに
従いおおむね感度が悪化する傾向を有している。この原
因として電荷移動層を積層する緑、使用する溶剤によっ
て電荷発生層を浸してしまい、完全な層として在存して
おらずこの為十分積層型電子写真感光体としての機能が
はたされていないのが主原因としてあげられる。又、電
荷発生層の使用結合剤樹脂の物理的なもの(例えば誘電
率)にも一部原因があるがこの点未だ解明されていない
手続補正書(自発) 昭和゛年″t]嘘日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年    特許 該第 48318  号2、
発明の名称 積層型電子写真I感光体 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 4、代理人 居 所 〒100東京都千代田区丸の内三丁目4番2号
三菱製紙株式会社内 5、補正命令の日付 昭和  年  月  日 2=7 8、補正の内容 (1)明細書の第5頁15〜17行目 「チオピリリウム系色素、シアニ/系色素、スクヴアリ
リウム系色素、トリフェニルメタン系色素、キサンチン
系色素」を rチオピリリウム系染料、シアニン系染料、スクヴアリ
リウム系染料、トリフェニルメタン系染料、キサ/テン
系染料」に訂正(2)同、第6頁9行目 「電荷供与性物質」を 「電子供与性物質」に訂正 (3)同、第8頁6行目 「・・・・・・の染料系」を r・・・・・・の染料、顔料系」に訂正(4)同、第9
頁5行目 1本発明者は」を r本発明者らは」に訂正 (5)同、第9頁下から2行目 「カチオン重合体」を 「カチオン型重合体」に訂正 (6)  明細書の第13員1行目 「カチオン重合体」を 「カチオン蓋重合体1に訂正 (7)  同、第17員構造式(1) %式% 「−m−が侵れず」を r・・−一が侵されず1に訂正 (9)  同、第23頁8行目 「ポリアクリレート樹脂」を rボリアリレート樹脂1に訂正

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l 導電性支持体上に少な(とも電荷員生層と電荷移動
    層を含む電子写真感光体Ktlいて、電荷発生層中に下
    記一般式(1) (式中81は水素、メチル、R1は水素、ハロゲン、ビ
    ニル、メチル、エチル、ニトロ、アルデヒド、ヒドロキ
    シ、X はハロゲンイオンを示す。)で示されるカチオ
    ン重合体樹脂の少な(でも1種を含んだ仁とを特徴とす
    る積層型電子写真感光体。 2 上記一般式(1)で示されるカチオン重合体樹脂が
    下記一般式(2) (式中R1、x は第一項と同じ)であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の積層型電子写真感光体
    。 3一般式(1)で示されるカチオン重合体**がメタア
    クリル酸、アクリル酸、酢酸ビニル、Tクリレート、メ
    タクリレート、メタクリルアマイド、アクリルアマイド
    の少なくとも1つとの共重合体樹脂であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の積層型電子写真感光体
    。 4一般式(1)で示されるカチオン重合体樹脂のモノマ
    一単位が食上ツマ一単位の3モルに以上である共重合体
    樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の積層型電子写真感光体。 5 電荷発生層中iこ水もしくは有機溶剤に可溶なラジ
    カル重合を開始する化合物を加えたことを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の積層型電子写真感光体。 6 水もしくは有機接剤に可溶なラジカル重合を開始す
    る化合物が下記一般式(3) (式中Rはメチル、エチル勢の低級アルキル、水素を、
    Aは塩酸を代表とする強酸性物質を示す。)で示される
    化合−であることを特徴とする特許請求の範aSS項記
    載の積層m電子写真感光体。
JP4831882A 1982-03-26 1982-03-26 積層型電子写真感光体 Pending JPS58166351A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63116163A (ja) * 1986-11-04 1988-05-20 Minolta Camera Co Ltd 積層型感光体
JPS63116165A (ja) * 1986-11-04 1988-05-20 Minolta Camera Co Ltd 積層型感光体
JPS63116162A (ja) * 1986-11-04 1988-05-20 Minolta Camera Co Ltd 積層型感光体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63116163A (ja) * 1986-11-04 1988-05-20 Minolta Camera Co Ltd 積層型感光体
JPS63116165A (ja) * 1986-11-04 1988-05-20 Minolta Camera Co Ltd 積層型感光体
JPS63116162A (ja) * 1986-11-04 1988-05-20 Minolta Camera Co Ltd 積層型感光体

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