JPS58163104A - 電気導体被覆絶縁体 - Google Patents

電気導体被覆絶縁体

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Publication number
JPS58163104A
JPS58163104A JP4529482A JP4529482A JPS58163104A JP S58163104 A JPS58163104 A JP S58163104A JP 4529482 A JP4529482 A JP 4529482A JP 4529482 A JP4529482 A JP 4529482A JP S58163104 A JPS58163104 A JP S58163104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator coil
lead
insulator
flexible body
insulating tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP4529482A
Other languages
English (en)
Inventor
松村 司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4529482A priority Critical patent/JPS58163104A/ja
Publication of JPS58163104A publication Critical patent/JPS58163104A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気導体被覆絶縁体に係り、特に回転電機コイ
ルの目出線に適用するのに好適な電気導体被覆絶縁体に
関するものである。
近年、電動機9発電機、乾式変圧器などの電気機器は、
小型・軽量化の要請が強く、耐熱性のある絶縁物すなわ
ちポリイミドフィルム、芳香族ポリアミド紙などの耐熱
性の合成樹脂薄体およびポリイミド樹脂、シリコーン樹
脂などの高耐熱性含浸樹脂体が使用されている。
第1図にはこの種高耐熱性の誘導電動機の固定子コイル
が示されている。固定子コイル1はコイルエンド部2、
このコイルエンド部2の分岐部3から引出された日出線
4,5を有しており、これら日出線4,5を介して隣接
する固定子コイル1と接続される。日出線4,5には所
定の口出し絶縁が施され、その後固定子コイル1全体に
所定の絶縁が施される。この固定子コイル1全体の絶縁
は、分岐部3の部分において目出線4および5に夫々施
された口出し絶縁にオーバーラツプしてコイルエンド部
2を包むように施される。
ところで最近、この口出し絶縁としてその作業能率を向
上させる上から筒状の電気導体被覆絶縁体である絶縁チ
ューブを挿入することが行なわれている。この絶縁チュ
ーブは第2図および第3図に示されているように、内側
に多孔質でかつ柔軟な絶縁性柔軟体すなわち多孔質絶縁
性柔軟体(以下、柔軟体と称す)7と、この外側に設け
られた可撓性を有する合成樹脂薄体8との2層によって
構成されている。このようにして構成された絶縁チュー
ブ6を日出線4,5に挿入して使用するが、絶縁チュー
ブ6が十分な可撓性を有しているため、日出線4,5の
曲げ加工時においても絶縁チュ−プロが破損するような
ことがない。それは内層の柔軟体7が自ら圧縮して寸法
の変化を吸収、緩和するからである。そして樹脂含浸時
には柔軟体7が多孔質であるため、柔軟体7に多量の樹
脂が含浸され、機械的、電気的特性にすぐれた口出し絶
縁を形成することができる。
しかしこのように絶縁チューブ6ばすぐれた口出し絶縁
を形成する反面、絶縁チューブ6の挿入される日出線4
,5が長く、かつ長方形断面を有する場合には、第4図
に示されているように固定子コイル1と絶縁チューブ6
の外層の合成樹脂薄体8との間が密着、しないで隙間P
の生じることがある。また固定子コイル1全体の絶縁を
施すと固定子コイル1の分岐部の絶縁チューブ6と固定
子コイル1との間に隙間Qを生じる。そしてこのような
状態で樹脂含浸を行なった場合には、絶縁チューブ6と
固定子コイル1との間の隙間P、Qを通して含浸した樹
脂が流出してしまうだめ、湿気。
塵埃などの存在する苛酷な雰囲気で使用すると、この隙
間部分P、Qを介して絶縁抵抗が低下する。
この絶縁抵抗の低下は、時には絶縁破壊をおこし重大事
故に発展する。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、回転電機コイルの口出し部絶縁が良好
な電気導体被覆絶縁体を提供するにある。
すなわち本発明は電気導体を被覆する筒状の絶縁体を、
内側から順に多孔質絶縁性柔軟体9合成樹脂薄体、多孔
質絶縁性柔軟体の3層から形成してなることを特徴とす
るものである。
以下、図示しだ実施例に基づいて本発明を説明する。第
5図および第6図には本発明の一実施例が示されている
。なお従来と同じ部品には同じ符号を付したので説明は
省略する。本実施例では電気導体に被覆する筒状の絶縁
体である絶縁チューブ10を、内側から順に柔軟体7、
合成樹脂薄体8、柔軟体903層で形成した。このよう
に外側にも柔軟体9を設けだので、固定子コイル1とよ
く密着するようになって回転電機コイルの良好な口出し
部絶縁を得ることができる。
すなわち絶縁チューブ10は、合成樹脂薄体8として厚
さが0.06mmのポリイミドフィルムを使用し、この
合成樹脂薄体8の両側に設ける柔軟体7.9として厚さ
1.1陥の芳香族ポリアミド不織布を巻回使用して形成
した。このようにして形成した絶縁チューブ10を固定
子コイルの日出線に挿入し、挿入後は固定子コイル全体
の絶縁を行ない、エボキノワニスを含浸、硬化させた。
そしてこのようにして製作した本実施例の固定子コイル
をAとし、従来例の絶縁チューブ(第2図および第3図
参照)を使用して同様に製作した固定子コイルをBとし
て、こわら両者の特性を比較検討した。なお従来例の柔
軟体および合成樹脂薄体に使用しである材料は、本実施
例のそれと全く同じである。
第7図には本実施例への固定子コイルと従来例Bの固定
子コイルとの口出し部の曲げ強さ特性が示しである。こ
れは従来例Bの口出し部の曲げ強さを100として示し
たものであるが、本実施例Aの口出し部の曲げ強さは1
00以上で、太きい。
第8図には本実施例Aの固定子コイルと従来例Bの固定
子コイルとの口出し部の絶縁破壊電圧特性が示しである
。これも従来例Bの口出し部の絶縁破壊電圧を100と
して示しだものであるが、本実施例への口出し部の絶縁
破壊電圧は110以上で、大きい。
第9図には本実施例への固定子コイルと従来例Bの固定
子コイルとの口出し部の浸水24時間後の浸水絶縁抵抗
特性が示しておる。本実施例への口出し部の浸水絶縁抵
抗は従来例Bのそれよりも太きい。
このように本実施例Aの固定子コイルの口出し部の曲げ
強さ、絶縁破壊電圧、浸水絶縁抵抗特性がいずれも従来
例Bの固定子コイルの口出し部に比べてすぐれているの
は、内層の柔軟体、外層の柔軟体が日出線、固定子コイ
ルと夫々よく密着し、含浸樹脂を介してよく接着され、
従来のような隙間の発生がなくなったためである。
これは本実施例への固定子コイルの口出し部の解体結果
からも明らかである。すなわち第10図に示されている
ように日出線4,5と固定子コイル1とは、絶縁チュー
ブ10を介して夫々隙間なくよく接着されているのが認
められた。
なお、2種の材料すなわち柔軟体7,9と合成樹脂薄体
8との接着は、熱硬化性接着剤、熱可塑性接着剤のいず
れを用いてもよく、そして含浸樹脂はその硬化触媒を予
め絶縁チューブ10に含浸させておくようにしてもよい
。そしてまだ絶縁チューブ10は製作する前にその構成
材料である柔軟体7,9、合成樹脂薄体8を硬化触媒の
液に浸漬処理し、硬化触媒を含有させたのちチューブ状
に成形するようにしてもよい。
上述のように本発明は、外側にも多孔質絶縁性柔軟体を
設けたので、分岐部の固定子コイルとの密着がよくなっ
て、含浸樹脂がよく充填されて隙間がなくなり、回転電
機コイルの口出し部絶縁が良好な電気導体被覆絶縁体を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気導体被覆絶縁体を使用する口出線近傍の固
定子コイルの斜視図、第2図は従来の電気導体被覆絶縁
体の正面図、第3図は同じく側面図、第4図は従来の電
気導体被覆絶縁体を使用した固定子コイル口出し分岐部
の縦断側面図、第5図は本発明の電気導体被覆絶縁体の
一実施例の正面図、第6図は同じく側面図、第7図は本
発明の電気導体被覆絶縁体を使用した固定子コイルの口
出し部と従来の電気導体被覆絶縁体を使用した固定子コ
イルの口出し部との曲げ強さを示す特性図、第8図は同
じく絶縁破壊電圧を示す特性図、第9図は同じく浸水2
4時間後の浸水絶縁抵抗を示す特性図、第10図は本発
明の電気導体被覆絶縁体を使用した固定子コイル口出し
分岐部の縦断側面図である。 7・・・多孔質絶縁性柔軟体、8・・合成樹脂薄体、9
・・・多孔質絶縁性柔軟体、10・・・絶縁体(絶縁チ
ューブ)。 代理人 弁理士 長崎博男 (ほか1名) 第1図 第2図   第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電気導体に被覆する筒状の絶縁体を、内側から順に
    多孔質絶縁性柔軟体1合成樹脂薄体、多孔質絶縁性柔軟
    体の3層から形成してなることを特徴とする電気導体被
    覆絶縁体。
JP4529482A 1982-03-19 1982-03-19 電気導体被覆絶縁体 Pending JPS58163104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4529482A JPS58163104A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 電気導体被覆絶縁体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4529482A JPS58163104A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 電気導体被覆絶縁体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58163104A true JPS58163104A (ja) 1983-09-27

Family

ID=12715288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4529482A Pending JPS58163104A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 電気導体被覆絶縁体

Country Status (1)

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JP (1) JPS58163104A (ja)

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