JPS58162468A - エレベ−タの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はエレベータの制御装置の改良に関するもので
ある。

従来一般に用いられているエレベータに於いては、かご
の動作の異常を検出すると自動的に応急動作１行なう機
能が設けられている。例えば、通常時に於いては、戸開
動作は戸開指令が発せられてから２〜３秒程度で完了す
るが、戸開指令が発せられてから規定時間（例えば８秒
）ｔ−経過しても所定の幅以上にわたって戸開が行なわ
れない場合には、戸開不能として検出してかご内に閉じ
込められている乗審會救出するために自動的に次の階へ
走行させている。そして、次の階に於いても戸の開放が
不能であることが検出されると、そのかごを管理除外に
し、以後の呼び等のサービスを行なわないようにし、ま
た故障打上点灯する等して係員に知らせることにより、
かごに閉じ込められた乗客を早急に救出出来るようにし
ている。

しかしながら１１戸開指令が発せられてから６秒後に戸
開が行なわれた場合には、明らかに通常の戸開動作とは
異なっているにもかかわらず、戸開不能が検出されずに
何の対策も施されなくなる。

この場合には、再び同じような異常が発生される可能性
が極めて高くなり、戸開に時間がかかつて乗客にいらい
らおよび不安をいだかせることになる。そして、このか
ご動作の異常には出発不能などがあるが、これらの場合
にも本格的な故障と判断される前に正常動作に復旧する
と、戸開動作の異常時と同様な不都合が生じてしま弓 従って、この発明は上記問題を解決するためになされた
ものであり、以下図面を用いて詳細に説明する。

第１図、第２図はこの発明によるエレベータの制御装置
の一実施例を示す回路図である。同図に於いて１はエレ
ベータの動作の異常を検出する異常検出回路、１＆は戸
開不能を検出するとｒＨＪ　Ｋなる戸開不能信号、１ｂ
は戸開動作の県営を所定期間（例えば１時間内）に所定
回数（例えば５回）以上にわたって検出するとｒＨＪに
なる異常検出信号、２は戸開不能を検出したときにかご
を次階床へ走行させる指令信号２　ａ’ｔ　ｒＨＪにし
て出力する公知の次階走行動作回路、３は係員管理盤に
設けられた異常灯、４は呼びの登録やかごを呼びに応答
させるために出発、走行、停止決定９戸開閉等Ｏエレベ
ータの基本的な動作を制御する公知の制御回路、４ｍは
かごの戸を閉じさせるときに“Ｈ”となシ、開かせる時
に「Ｌ」となる戸開閉指令信号、４ｂはかごの戸が所定
の幅以上にわたって開いた場合にｒＩＩＪとなる戸開ス
イッチ信号、４ｃはかごが走行中のと＠　Ｋ　ｒＨＪと
な夛、停止のときにはｒＬＪとなる走行信号、４１は異
常検出信号１にの記憶を解消するとき「Ｈ」となるリセ
ット信号、４・は１時間毎ＫＯ０５秒程度の長さのｒＨ
Ｊ期間を肩するパルス状４期信号、４ｔはかごが停止決
定してから停止するまで「■」と唸る停止決定信号であ
る。

次に第２図に於いて、５は戸開不能ヲー出するために８
秒に設定された一定値信号、６は戸開動作の異常を検出
するために４秒と設定された一定値信号、Ｔ社戸開動作
の異常の回数を判定するために５岬と設定された一定値
信号、８は入力信号が「ＨＪとなっている時間を計数し
て出力するタイマであって、入力信号が「Ｌ」のと亀に
は零を出力する。ト１１はＸ点の入力信号≧Ｙ点の入力
信号のと亀に出力１ｆ−ｊｉ）ｔｒＨＪとし、それ以外
のときには出力信号ｔ　ｒＬＪとする比較器、１２は１
点の入力信号がｒＬＪからｒＨＪに反転したときにその
回数を計数して出力するパルスカウンタでおって、８点
にｒＨＪの信号が入力されると内容を零にリセットする
。１３．１４はＲ−ａタイプの７リツプ７０ツブ（以下
メモリと称す）、１ｓはオアゲート、１６．１７はノッ
トゲー）、１１ｍ、１！Ｉはアンドゲートである。

このように構成された装置に於いて、まずメモリ１３は
リセットされているために異常検出信号１ｂはｒＬＪと
なっている。ｔたＪ期佃号４ＩがｒＢＪになったばかシ
でパルスカウンタ１２の内容は零にリセットされている
ものとする。かごが１階で戸開しているときに乗客がこ
のかごに乗り込んで３階と５階のかご呼びが登録された
とする。そして、かごが１階を出発して３階のかと呼び
に応答して３階に停止決定すると、停止決定信号４ｆは
ｒＨＪとなシ、オアゲート１５の出力はｒＨＪとなって
メモリ１４がリセットされる。そして、３階に停止する
と停止決定信号４ｆはｒＬＪとなシ、戸七開かせるため
に戸開閉指令信号４ａはｒＨＪからｒＬＪになるために
、ノットゲート１６の出力はｒＨＪとなる。また戸開し
ていないために゛、戸開スイッチ信号４ｂはｒＬＪでノ
ットゲート１ｓの出力ｒＨＪとなる。従りて、アンドゲ
ート１・の出力は「Ｈ」とな）、タイマ畠によって戸開
指令が発せられてからの経過時間が計算される。そして
、かごの戸が所定の＠以上にわたって開かれると、戸開
スイッチ備考４ｈはｒＨＪとなり、これに伴なってノッ
トゲー）１７ｊＤ出力が「Ｌ」、アンドゲート１４の出
力はｒＬＪとな）、タイマ８の出力は零となる。そして
、通常の戸閉動作が２秒で完了するものとすると、比較
ａｓ、ｔｏの出力はいずれも「Ｌ」であり、戸開不能信
号１ａおよび異常検出信号１ｂはいずれＶｒＬＪＯｆｉ
−１である。しかし、例えは制御回路４内の戸開閉回路
に異常が生じ、所定の幅以上に戸開ができない場合には
、戸開動作開始後から４秒が経過した時点に於いて比較
器１ｏの出力はｒＨＪとなル、メモリ１４はセット状態
となる。

次に、戸開動作開始後から６秒が経過した時点で戸開で
きたとする。戸開後に乗降が終わシ、戸閉してかごが３
階を出発すると、走行信号４＠がｒＨｊ　６Ｃなシ、ア
ンドゲート１８の出力はｒＨＪになるタメにパルスカウ
ンタ１２の内容は１つだけカウントアツプされてパルス
カウンタ１２の出力は１回となる。従って、比較器１１
の出力はｒＬＪのままでメモリ１３はセットされず、異
常検出信号１ｂもｒＬＪのままになる。そして、かごが
５７１１１のかと呼びに応答する九めに停止すると、停
止決定信号４ｃはｒＨＪとなシ、前述と同様にメモリ１
４はリセットされる。もし、３階で戸開動作開始後に８
秒が経過しでも戸開できない場合には、比較器９の出力
は「Ｈ」となル、オアゲート１ｓの出力もｒＨＪとなっ
てメモリ１４はリセットされる。この場合には、戸開異
常動作の回路は計数されない。

一方、戸開不能信号１ａはｒＨＪとなるために、次階走
行動作回路２によって次階走行指令信号２ａが出力され
、刀）とは戸開動作を中止して５階に向って出発する。

そして、５階に於いても戸開不能を検出すると、本格的
な故障と判断されてかごはただちに管理除外されて図示
しない故障灯が点灯される。そして、５階では正常に戸
開が行なえたとすると、以後は通常運転を行なうが戸開
動作の異常検出は続けられる。周期信号４・がｒＨＪの
パルスを出してから６０分が経過したときに、５面目の
戸開動作の異常音検出すると、パルスカウンタ１２の出
力は５回となるため比較器１１の出力はｒＨＪとなル、
メモｖ１３はセットされて異常検出信号１１１１は「Ｌ
Ｊとなシ、異常灯３を点灯させるとともに制御回路４に
おいてかごは戸開不能検出時と同様に管理除外され、以
後は呼びのサービスが行なわれなくなる。

このように、上記実施例に於いては、戸開動作が本格的
な故障と判断される直前に正常動作に復旧するような異
常状態の発生を所定期間内に規定回路以上検出するとか
ごを管理外とし、以後は呼びに対するサービス中止して
いるために、戸開動作の異常により何度も繰シ返して乗
客をいらいらさせたシ、不安こさせることがなくなる。

また異常状を点灯させて係員に知らせるようにしたため
に、早急に修理等の対応を取ることが出来る。

なお、エレベータの異常は戸動作以外にも出発動作の異
常１戸閉動作の異常、走行動作の異常がＴｏシ、これら
すべてに適用することが出来るものである。また、上記
実施例に於いては、戸開動作の異常検出において戸開不
能を検出したときにはこれを異常状態発生の回路として
加えないようにしたが、これを加えるようにしても良く
、また重み付けを付けて加えても良い。

以上説明したように、本発明はエレベータの動作が本格
的な故障と判定される直前に正常動作に復旧するような
異常が所定期間の間に規定間数以上にわたって発生され
ると、そのかごｔ管理外にするものでおるために、異常
動作が何度も繰ル返されることがなくなシ、これに伴な
って乗客をいらいらさせたり、うるいは不安にさせたシ
することが無くなる。また同時に係員にも報知するため
に早急な修理が可能となる優れ九効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図はこの発明すよるエレベータの制御装置
の一実施例を示す回路図である。 １・・・異常検出回路、２・・・次階走行動作回路、３
−・異常灯、４−・制御回路。 代　ｔ　人　　葛　　野　　傷　　− 予１図 ’４ｆ へ・　Ｂ　Ｓ　　Ｎ）　、￥ゝ１ ４０４−

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　エレベータの所定の動作が第１０勘定時間會
   経過しても完了しないことを検出すると自動的に応急動
   作を行なうようにしたエレベータの制御装置に於いて、
   上記エレベータの所定の動作が第１の規定時間よシも短
   い第２の規定時間上経過しても完了しない異常状態の発
   生回状が所定の期間内に規定回数以上にわたって発生し
   たことｔ検出すると、上記かごｔ管理除外にするととｔ
   特徴とするエレベータの制御装置。
2. （２）上記管理除外にしたことを係員郷に報知する報知
   手段を肩することを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載のエレベータの制御装置。