JPS58161294A

JPS58161294A - 高周波加熱装置

Info

Publication number: JPS58161294A
Application number: JP4493182A
Authority: JP
Inventors: 義雄瀬森
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1982-03-19
Filing date: 1982-03-19
Publication date: 1983-09-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、加熱室内に電気ヒーター等の加熱手段を備え
、その熱風によって食品を加熱する熱風循環方式を使用
するヒータ付電子レンジあるいはオープンレンジと呼ば
れる高周波加熱装置に関するものである。

２ぺ従来の、例えば第１図に示す熱風循環方式の電子レンジ
では、マグネトロン１に高電圧をかけ電波を発振させ、
その電波を導波管２によって加熱室３に導き、電波によ
って食品４を加熱する。

電子レンジを使用する場合、マグネトロン１をはじめ高
圧トランス６などの他の電気部品の温度が高くなり、破
壊の原因にもなるので、マグネトロン１等を冷却するた
めに冷却ファン６を回転させていた。しかし、オープン
料理を行なう場合、すなわちヒーター７に通電し循環フ
ァン８により熱風加熱を行なう熱風循環方式により長時
間調理を行なう場合には、加熱室３の温度が、最高２３
０℃付近１で設定されるため高温となることと、冷却フ
ァン６が停止するために加熱室３外の雰囲気温度が上昇
し、加熱室３外の周辺に設けられた、例えば、ランチス
イッチ（Ａ）９　、（Ｂ）１０　、リードスイッチ１１
および、パワーリレー１２関係と、高圧トランス６と、
低圧トランス１３と、高圧コンデンサ１４などの電気部
品の温度が上昇したり、またこれらの電気部品に電流が
流れることにょっ３ベー二゛て発するジュール熱によって自己発熱するため、これら
の電気部品の寿命が短くなり、精度も悪くなるという問
題が生じていた。

本発明は、上記従来の欠点を解消するもので、ヒーター
等を備えた高周波加熱装置において、加熱室の周辺に設
けられた電気部品の温度上昇を防止し、これらの耐久性
および性能の向上を図ることを目的とする。

上記目的を達するため本発明の高周波加熱装置は、食品
を収納する加熱室と、前記加熱室内へ高周波を給電する
高周波発振器と、前記加熱室内を加熱する他の加熱手段
と、前記加熱室外に設けられた前記高周波発振器をはじ
め他の電気部品を冷却する冷却ファンと、前記加熱室外
の雰囲気温度を検知する検知手段とを備え、前記他の加
熱手段により前記加熱室内が加熱される時には前記検知
手段により前記加熱室外の雰囲気温度を検知し、所定の
温度に達したとき、前記冷却ファンを回転する構成であ
り、電子レンジを使用するときには、冷却ファンが回転
しつづけ、熱風加熱時にはおる温度に達っすると検知手
段の発信する信号により冷却ファンが回転され加熱室外
の周辺が冷却され各電気部品の温度はある一定範囲に保
たれ、寿命も精度も現在使用されている状態のものより
もよくなるという効果を有するものである。

以下、本発明の一実施例について図面に基づいて説明す
る。

第２図および第３図において、電子レンジ機能を有し、
なおかつオーブン時にはヒーター７に通電し循環ファン
８によって熱風加熱する熱風循環式高周波加熱装置を示
す。加熱室３外の周辺に設けられたマグネトロン１およ
び、各電気部品を冷却する冷却ファン６が設けられてい
る。冷却ファン６の送風方向の下流側にある取付板１５
は、操作パネル１６の裏面側に立設されている。第２図
に示すように、この取付板１５には上方および下方にラ
ッチスイッチ（Ａ）９．（Ｂ）１０が取付けられている
。このほぼ中段の位置に加熱室３周辺の雰囲気温度を検
知するサーモスタット１７を設けているＯ５７・　、・る。

以下第４図においてこの電気回路図を示す。

まず電子レンジとして使用する場合、スタートさせると
オーブンランプスイッチ１８が入り、オーブンランプ１
９が点灯する。そしてランチスイッチ（Ａ）９．（Ｂ）
１０が入ったままの状態で、ショートスイッチ２０はオ
フしており、リードスイッチ１１はオンする。スタート
したことを制御装置２１が認識すると、メインスイッチ
であるパワーリレー（Ａ）１２が入す、高圧トランス５
のスイッチのパワーリレーｐ）２２が入る。このときヒ
ーター７のスイッチのパワーリレー（Ｂ）２３は切れて
いる。一方循環フアン８のスイッチのパワーリレー（Ｑ
２４は切られて、循環ファン８は回転しない。パワーリ
レー（Ｄ）２１が入って高圧トランス６に電流が流れ高
電圧を発生し、高圧コンデンサ１４とダイオード２６に
よって倍電圧整流し、マグネトロン１に流れ電波を発振
させ、導波管２を経て、加熱室３へ給電する。パワーリ
レー（Ｅ）２６により・切換スイッチ２７が接点２７ａ
側に切換えられて、冷却６ペーコクファン６は動作中ずつとマグネトロン１を冷却し続ける
。

次に熱風循環方式によるオーブン加熱の場合は、スター
トさせると、オーブンランプスイッチ１８が入り、オー
ブンランプ１９がつく。そしてランチスイッチ（Ａ）９
．（Ｂ）１０は入った状態で、ショートスイッチ２０．
リードスイッチ１１は切れた状態にある。

スタートしたことを制御装置２１で認識するとパワーリ
レー（Ａ）１２　、　（Ｂ）２３が入り、ヒーター７に
電圧印加し、熱を発生させ、その熱を循環ファン８によ
って加熱室３内におくり込み、その熱風によって食品４
を加熱する。パワーリレー（ｑ２４は入った状態にある
。このときパワーリレーｐ）２１は切れた状態にあり、
冷却ファン６は回転しない。

さて熱風循環方式ではパワーリレー（ト））２６により
切換スイッチ２７が接点２７ｂ側に切換えられ、冷却フ
ァン６とサーモスタンド１７と直列につながることに々
る。オーブン料理が進みサーモスタット１７を設置しで
ある雰囲気温度が上昇し、あ７　、・　　パる温度になると、サーモスタット１了が閉路し冷却ファ
ン６に電流が流れ冷却ファン６が回転し、マグネトロン
１をはじめ各電気部品が冷却されることになる。

冷却されである温度に低下すると、サーモスタット１７
が開略し、冷却ファン６が停止する。この動作が調理終
了される壕での間くり返されることになる。

このように本実施によれば、電気部品の温度上昇を防ぐ
ことにより寿命が長くもたなかったものも、精度が悪く
なっていたものも、現状のものよりもさらによくできる
という効果を有する。

以上のように本発明によれば次の効果を得ることができ
る。

（１）今まで各電気部品の温度」二昇が激しいために耐
熱性のものを使用しなくてはいけなかったものが、現状
のものよりも耐熱性におとるものを使用しても精度及び
寿命に悪影響はなく、コストダウンにもつながる。

（２）今日電子レンジでは、壁にくみこんで使用するビ
ルトインタイブがふえてきている。しかし、従来の構造
では、加熱室外周辺の各電気部品の温度上昇が高く精度
や寿命についても今まで以上に悪影響を与えるものと思
われる。しかし本発明の冷却機構を使用することにより
、各電気部品の精度と寿命をよくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の高周波加熱装置の一部断面外観斜視図、
第２図は本発明の一実施例である高周波加熱装置の側面
図、第３図は同装置の側面断面図、第４図は同装置の電
気回路図である。１・・・・・・マグネトロン（高周波発振器）、３・・
・・・・加熱室、４・・・・・・食品、６・・・・・・
冷却ファン、７・・・・・・ヒーター（他の加熱手段）
、８・・・・・・循環ファン、１７・・・・拳・サーモ
スタット。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

食品を収納する加熱室と、前記加熱室内への高周波を給
電する高周波発振器と、前記加熱室を加熱する他の加熱
手段と、前記加熱室外に設けられた前記高周波発振器を
はじめ他の電気部品を冷却する冷却ファンと、前記加熱
室外の雰囲気温度を検知する検知手段とを備え、前記他
の加熱手段により前記加熱室内が加熱されるときには、
前記検知手段により、前記加熱室外の雰囲気温度を検知
し所定の温度以上となったとき、前記冷却ファンを回転
する構成とした高周波加熱装置。