JPS58160238A - 中空成形品 - Google Patents
中空成形品Info
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- JPS58160238A JPS58160238A JP57041138A JP4113882A JPS58160238A JP S58160238 A JPS58160238 A JP S58160238A JP 57041138 A JP57041138 A JP 57041138A JP 4113882 A JP4113882 A JP 4113882A JP S58160238 A JPS58160238 A JP S58160238A
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- Japan
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- density
- mold
- temperature
- molded product
- blow
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、中空成形品に関する。更に詳しくは、光沢性
にすぐれかつその厚さ方向にほぼ均一な密度を有する結
晶性熱可塑性樹脂製の中空成形品に関する。
にすぐれかつその厚さ方向にほぼ均一な密度を有する結
晶性熱可塑性樹脂製の中空成形品に関する。
結晶性熱可塑性樹脂、特に結晶性ポリオレフィン樹脂の
中空成形品は、中空成形品自体種々の有用な用達を有す
るにもかかわらず、その表面光沢性の点で満足されてい
ないため、それの改善が１捷れている。改善方法として
は、一つには成形樹脂材料の変性による方法があるが、
これは成形樹脂材料が本来前する性質を損わせる場合が
あるので、成形方法を工夫することによって、表面光沢
性を改善できれば、そのような方法をとることが好まし
い。
中空成形品は、中空成形品自体種々の有用な用達を有す
るにもかかわらず、その表面光沢性の点で満足されてい
ないため、それの改善が１捷れている。改善方法として
は、一つには成形樹脂材料の変性による方法があるが、
これは成形樹脂材料が本来前する性質を損わせる場合が
あるので、成形方法を工夫することによって、表面光沢
性を改善できれば、そのような方法をとることが好まし
い。
表面光沢性にすぐれた中空成形品の成形方法としては、
瞬間断熱層となる下塗層、微量弾性層となる中塗層およ
び鍵面層となる上塗層の３層構造からなる樹脂塗料また
は接着剤利用の滑面剤を金型の内面に塗着しておいて中
空成形する方法（特開昭５１−１０９０６５号公報）あ
るいはブローキャビティの全部または一部を断熱構造と
し、かつ断熱構造部分の成形面を鏡面とした金型を用い
て中空成形する方法（特開昭５１−８４９２５号公報）
などが提案されている。
瞬間断熱層となる下塗層、微量弾性層となる中塗層およ
び鍵面層となる上塗層の３層構造からなる樹脂塗料また
は接着剤利用の滑面剤を金型の内面に塗着しておいて中
空成形する方法（特開昭５１−１０９０６５号公報）あ
るいはブローキャビティの全部または一部を断熱構造と
し、かつ断熱構造部分の成形面を鏡面とした金型を用い
て中空成形する方法（特開昭５１−８４９２５号公報）
などが提案されている。
このようにして、中空成形品の表面光沢性が改善される
ことはあっても、滑面剤の塗布とかあるいは断熱構造鏡
面を設けた金型の使用とかといったことは、成形工程を
より複雑なものとすることはあっても、決してそれを容
易なものとすることはない。こうした方法によらず、単
に金型の表面温度を上げて成形品表面の光沢性を改善す
ることは、中空成形のみならず射出ｒ＆形などにおいて
も従来から公知の事実であるが、例えば中空成形にあっ
ては、前記後者の特許公開公報にも記載される如く、通
常２０℃以下に冷却されている金Ｍ温度をパリソン温度
とほぼ等しくすれば光沢性は改善されるといわれるが、
今度は成形品の冷却に時間を要し、操業能率が低下する
という問題に遭遇する。
ことはあっても、滑面剤の塗布とかあるいは断熱構造鏡
面を設けた金型の使用とかといったことは、成形工程を
より複雑なものとすることはあっても、決してそれを容
易なものとすることはない。こうした方法によらず、単
に金型の表面温度を上げて成形品表面の光沢性を改善す
ることは、中空成形のみならず射出ｒ＆形などにおいて
も従来から公知の事実であるが、例えば中空成形にあっ
ては、前記後者の特許公開公報にも記載される如く、通
常２０℃以下に冷却されている金Ｍ温度をパリソン温度
とほぼ等しくすれば光沢性は改善されるといわれるが、
今度は成形品の冷却に時間を要し、操業能率が低下する
という問題に遭遇する。
更に、従来の中空成形法で得られた中空成形品は、その
厚さ方向の密度が不均一であり、一般に中空成形品の内
面部分の密度は中空成形に用いられた成形材料の密度よ
りは高く、逆に外面部分の密度は成形材料の密度よりは
低い。かかる厚さ方向の密度の不均一性は、中空成形品
の物性の低下につながっている。
厚さ方向の密度が不均一であり、一般に中空成形品の内
面部分の密度は中空成形に用いられた成形材料の密度よ
りは高く、逆に外面部分の密度は成形材料の密度よりは
低い。かかる厚さ方向の密度の不均一性は、中空成形品
の物性の低下につながっている。
本発明者らは、金型の表面温度と中空成形品の表面光沢
度との関係について検討したところ、前記の如く金型温
度をパリソン温度とほぼ等しい温度迄上昇させるとむし
ろ表面光沢は低下し、、それよりも低い特定の濡麿に金
型表面濡度奢設定して結晶性熱可塑性樹脂、特に結晶性
ポリオレフィン樹脂を中空成形することにより、表面光
沢性のみならず、厚さ方向の密度の不均一性、ひいては
それに影蕾される諸物性も同時に改善された中空成形品
が得られることを見出した。
度との関係について検討したところ、前記の如く金型温
度をパリソン温度とほぼ等しい温度迄上昇させるとむし
ろ表面光沢は低下し、、それよりも低い特定の濡麿に金
型表面濡度奢設定して結晶性熱可塑性樹脂、特に結晶性
ポリオレフィン樹脂を中空成形することにより、表面光
沢性のみならず、厚さ方向の密度の不均一性、ひいては
それに影蕾される諸物性も同時に改善された中空成形品
が得られることを見出した。
従って、本発明は結晶性熱可塑性樹脂製の中空成形品に
係り、この中空成形品は、成形品の外面部分が少くとも
約３０以上、好ましくは４０以上、特に好ましくは５０
以上の光沢質（Ｊ工５ｚ−８７４１、入射角４５°）お
よび内面部分の密度に対し±０．２５％以内の密度を有
している。
係り、この中空成形品は、成形品の外面部分が少くとも
約３０以上、好ましくは４０以上、特に好ましくは５０
以上の光沢質（Ｊ工５ｚ−８７４１、入射角４５°）お
よび内面部分の密度に対し±０．２５％以内の密度を有
している。
かかる中空成形品の中空成形は、溶融結晶性熱可塑性樹
脂を下記式（１）で規定される範囲内の表面温度を有す
る金型内に注入し、中空成形することによって行われる
。
脂を下記式（１）で規定される範囲内の表面温度を有す
る金型内に注入し、中空成形することによって行われる
。
Ｔｃ −Ｔ、 −、Ｔ（金型表面温ａ＜ Ｔｃ＋ Ｔ２
− ΔＴ””””’ｍＴＯ二結晶化潟廖 Ｔに３０℃ Ｔ２：１０ ℃ 乙Ｔ二金型表面に断熱層を設けることによる補正値 Δ丁−−１２．７１０Ｈ＾−１５，２＋ ２５ｔ ・
・・・・・・・・（２）１：断熱層の熱伝導度−Ｖ
） ａ１戒４＠菖 ｔ：断熱層の厚さく１） 中空成形される結晶性熱可塑性樹脂としては、低密度ぎ
りエチレン（高圧法、中、低圧法）、中密度ぎりエチレ
ン、高密度ｌリエチレン、ｌリプロピレン（単独重合体
、共重合体、ブロック共重合体）、〆リ （ｌ−プデン
）、〆リ （４−メチル−１−ペンテン）などの結晶性
ポリオレアイン、エチレン−酢酬ビニル共重合体、メリ
ア之ド、ｌリエステルなどが挙げられ、中でも結晶性ｌ
リオレフイン樹脂は表面光沢の改良のみならず、耐衝撃
強度なども改善されるので特に好ましい。
− ΔＴ””””’ｍＴＯ二結晶化潟廖 Ｔに３０℃ Ｔ２：１０ ℃ 乙Ｔ二金型表面に断熱層を設けることによる補正値 Δ丁−−１２．７１０Ｈ＾−１５，２＋ ２５ｔ ・
・・・・・・・・（２）１：断熱層の熱伝導度−Ｖ
） ａ１戒４＠菖 ｔ：断熱層の厚さく１） 中空成形される結晶性熱可塑性樹脂としては、低密度ぎ
りエチレン（高圧法、中、低圧法）、中密度ぎりエチレ
ン、高密度ｌリエチレン、ｌリプロピレン（単独重合体
、共重合体、ブロック共重合体）、〆リ （ｌ−プデン
）、〆リ （４−メチル−１−ペンテン）などの結晶性
ポリオレアイン、エチレン−酢酬ビニル共重合体、メリ
ア之ド、ｌリエステルなどが挙げられ、中でも結晶性ｌ
リオレフイン樹脂は表面光沢の改良のみならず、耐衝撃
強度なども改善されるので特に好ましい。
これらの結晶性熱可塑性樹脂を規定された範囲内の表面
温度を有する金型を用いて中空り形すると、中空成形品
の表面光沢性が改善される点は非品性熱可塑性樹脂の中
空成形品の場合と同様であるが、それ以外に厚さ方向の
密度の不埒−性、ひいてはそれに影響される諸物性も同
時に改善されるという予期されなかった効果が得られる
。このような諸物性、具体的には降伏応力、破断応力、
破断伸びなどの引張特性、挫屈強度、硬度、落下強度な
どの教養効果は、結晶性熱可塑性樹脂の中でも特に結晶
性ポリオレフィン樹脂の場合に顕著にみられる。
温度を有する金型を用いて中空り形すると、中空成形品
の表面光沢性が改善される点は非品性熱可塑性樹脂の中
空成形品の場合と同様であるが、それ以外に厚さ方向の
密度の不埒−性、ひいてはそれに影響される諸物性も同
時に改善されるという予期されなかった効果が得られる
。このような諸物性、具体的には降伏応力、破断応力、
破断伸びなどの引張特性、挫屈強度、硬度、落下強度な
どの教養効果は、結晶性熱可塑性樹脂の中でも特に結晶
性ポリオレフィン樹脂の場合に顕著にみられる。
しかも、結晶性ポリオレフィン樹脂の場合、良好な表面
光沢性および密度の均一性を得るために設定さるべき金
型表面濡麿にはピークが認められ、このピーク時の温度
は金型の鏡面を構成する材料の材質によっても異なり−
１例えばクロムメッキ処理表面の場合にあっては１０８
℃であり、本発明の場合にあっても使用し得る断熱構造
鏡面、例えばホー四−仕上表面の場合にあっては９０℃
であり、この他に表面バフ仕上げ、工ｌキシコーティン
グあるいはアクリル塗装された４４面を有する金型など
を適宜所定温度で使用することができる。このことは、
従来光沢性の改善のみを目的として段室されていた金型
温度より低い温度の方が、きわめて好ましい効果をもた
らすことを示している。
光沢性および密度の均一性を得るために設定さるべき金
型表面濡麿にはピークが認められ、このピーク時の温度
は金型の鏡面を構成する材料の材質によっても異なり−
１例えばクロムメッキ処理表面の場合にあっては１０８
℃であり、本発明の場合にあっても使用し得る断熱構造
鏡面、例えばホー四−仕上表面の場合にあっては９０℃
であり、この他に表面バフ仕上げ、工ｌキシコーティン
グあるいはアクリル塗装された４４面を有する金型など
を適宜所定温度で使用することができる。このことは、
従来光沢性の改善のみを目的として段室されていた金型
温度より低い温度の方が、きわめて好ましい効果をもた
らすことを示している。
金型表面温度は、前記した如べ、次の式（１）に規定さ
れた範囲内に設定される。
れた範囲内に設定される。
Ｔｏ −ＴＴ−ｂＴ〈金型表面温度（Ｔｏ＋Ｔｚ −ａ
Ｔ・・・・・・・・・（１）ここで、Ｔｏは結晶化温度
であり、示差走査型熱量計（Ｄａａ ）を用い、Ａ８Ｔ
Ｍ Ｄ −３４１７に準拠し、発熱曲線および吸熱曲線
を求め、それぞれのピーク温度を結晶化温度（〒０）お
よび融点（Ｔｍ ）とした。Ｔ、およびＴ！は、好適な
表面光沢および物性が得られる温度範囲を示す数値であ
り、テ１は３０℃、好ましくは２０℃、Ｔ！は１０℃、
好ましくは５℃である。ｂＴは、金型と同じ材質の表面
、例えば表面バフ仕上げ、鏡面仕上げなどの場合を０と
し、金型より低い熱伝導度を有するもの、例えばホー四
−仕上げ、エポキシコーティングをした金型を使用する
場合の補正値であり、次の式（ｊｌ）によって規定され
る。
Ｔ・・・・・・・・・（１）ここで、Ｔｏは結晶化温度
であり、示差走査型熱量計（Ｄａａ ）を用い、Ａ８Ｔ
Ｍ Ｄ −３４１７に準拠し、発熱曲線および吸熱曲線
を求め、それぞれのピーク温度を結晶化温度（〒０）お
よび融点（Ｔｍ ）とした。Ｔ、およびＴ！は、好適な
表面光沢および物性が得られる温度範囲を示す数値であ
り、テ１は３０℃、好ましくは２０℃、Ｔ！は１０℃、
好ましくは５℃である。ｂＴは、金型と同じ材質の表面
、例えば表面バフ仕上げ、鏡面仕上げなどの場合を０と
し、金型より低い熱伝導度を有するもの、例えばホー四
−仕上げ、エポキシコーティングをした金型を使用する
場合の補正値であり、次の式（ｊｌ）によって規定され
る。
ｂＴ−−１２，７１０ｇ Ａ −１！＄４ ＋ ２５
ｔ ””・（ＩＩ）ここで、λは断熱層の熱伝導
” ”’ＣｒＲ’５ｅＣ０６゜、）であり、ｔは断熱層
の厚さく ｃｍ ）である。
ｔ ””・（ＩＩ）ここで、λは断熱層の熱伝導
” ”’ＣｒＲ’５ｅＣ０６゜、）であり、ｔは断熱層
の厚さく ｃｍ ）である。
このように設定された金型表面温麿条件下で中空成形を
行なうと、前述の如く、得られた中空成形品は外面部分
の表面光沢度が一般に約３０以上、温度条件を選択する
ことにより約４０以上、更には約５０以上ときわめてす
ぐれているばかりではなく、厚さ方向の密度の均一性も
確保されるという全く予期し得なかった効果を奏する。
行なうと、前述の如く、得られた中空成形品は外面部分
の表面光沢度が一般に約３０以上、温度条件を選択する
ことにより約４０以上、更には約５０以上ときわめてす
ぐれているばかりではなく、厚さ方向の密度の均一性も
確保されるという全く予期し得なかった効果を奏する。
即ち、後記表および図面の＃１１〜２図に示されるよう
に、前記式（１）をはずれた範囲の金型表ＷＩｍ度条件
下、換言すれば従来行われていたような条件下で中空成
形すると、得られた中空成形品の厚さ方向の密度は明ら
かに不均一であり、成形品外面部分の密度は内面部分の
密度よりも約０．３〜０．９％程度低下している。
に、前記式（１）をはずれた範囲の金型表ＷＩｍ度条件
下、換言すれば従来行われていたような条件下で中空成
形すると、得られた中空成形品の厚さ方向の密度は明ら
かに不均一であり、成形品外面部分の密度は内面部分の
密度よりも約０．３〜０．９％程度低下している。
これに対して、本発明に係る中空成形品の密度の低下割
合は高々０．１５％程度であって、ポリプロピレン樹脂
中空成形品にあっては逆に外面部分の密度の方が備かで
はあるが内面部分の密度より高くなっている。このよう
な厚さ方向の密度の均一性は、中空成形品の物性自体を
より改善し、特にその外面部分の物性の改良に大きく寄
与する。なお、このような密度の均一性を示す中空成形
品の厚さは特に限定されないが、耐衝撃性の良い中空成
形品を得るためには、通常約２−以上の厚さを有するこ
とが好ましい。
合は高々０．１５％程度であって、ポリプロピレン樹脂
中空成形品にあっては逆に外面部分の密度の方が備かで
はあるが内面部分の密度より高くなっている。このよう
な厚さ方向の密度の均一性は、中空成形品の物性自体を
より改善し、特にその外面部分の物性の改良に大きく寄
与する。なお、このような密度の均一性を示す中空成形
品の厚さは特に限定されないが、耐衝撃性の良い中空成
形品を得るためには、通常約２−以上の厚さを有するこ
とが好ましい。
本発明に係る中空成形品を成形するのに用いられる中空
成形機は、前記温度範囲に調節できる金型を有していれ
ば、種★公知のもの、例えばスクリュ一式、ラム式、ア
キエムレータ式、スクリューインフィン式などの各種押
出方式からなる中空成形機のいずれでも使用できる。ま
た、本中空成形方法に用いられる中空成形用金型は、前
記温度範囲に調節できる湿度調節機構、例えばスチーム
加熱、電熱加熱、高周波加熱、油加熱などの温度調節機
構を有する金型であればよく、鉄、アル電ニウム、ター
ム、亜鉛などの一種あるいは二種以上の合金からなる材
質の金型を用いることができるＯ 本中空成形方法では、前記温度範囲に調節した金型を用
いる以外は、通常の方法、即ち結晶性熱可塑性樹脂を各
々に適した温度範囲、例えばｉ ＩＪエチレン、ポリプ
ロピレンであれば約１６０〜２４０℃、ポリアミドであ
れば約２４０〜２８０℃で溶融した後、加熱された中空
成形用ダイ、例えばクロスヘッドダイ、スパイダーダイ
より溶融したパリソンを押出し、前記温度範囲に調節さ
れた金型内で加圧気体を吠込み、用いた樹脂が固化した
後取り出す方法により、表面光沢および衝撃強度などに
優れた中空成形品が得られ、共押出法による複層中空成
形品、特に内、外層が同一樹脂の３層以上の中空成形品
の場合にも同様の効果が得られる。
成形機は、前記温度範囲に調節できる金型を有していれ
ば、種★公知のもの、例えばスクリュ一式、ラム式、ア
キエムレータ式、スクリューインフィン式などの各種押
出方式からなる中空成形機のいずれでも使用できる。ま
た、本中空成形方法に用いられる中空成形用金型は、前
記温度範囲に調節できる湿度調節機構、例えばスチーム
加熱、電熱加熱、高周波加熱、油加熱などの温度調節機
構を有する金型であればよく、鉄、アル電ニウム、ター
ム、亜鉛などの一種あるいは二種以上の合金からなる材
質の金型を用いることができるＯ 本中空成形方法では、前記温度範囲に調節した金型を用
いる以外は、通常の方法、即ち結晶性熱可塑性樹脂を各
々に適した温度範囲、例えばｉ ＩＪエチレン、ポリプ
ロピレンであれば約１６０〜２４０℃、ポリアミドであ
れば約２４０〜２８０℃で溶融した後、加熱された中空
成形用ダイ、例えばクロスヘッドダイ、スパイダーダイ
より溶融したパリソンを押出し、前記温度範囲に調節さ
れた金型内で加圧気体を吠込み、用いた樹脂が固化した
後取り出す方法により、表面光沢および衝撃強度などに
優れた中空成形品が得られ、共押出法による複層中空成
形品、特に内、外層が同一樹脂の３層以上の中空成形品
の場合にも同様の効果が得られる。
このように、本中空成形方法は、従来の方法に比べ、多
少成形時間が長くなるものの、得られる中空成形品は従
来品に比べ格段に表面光沢性および厚さ方向の密度の不
均一性が優れ、引張強度が改善された成形品であり、し
かもぎりオレフィンであれば更に挫屈強度、衝撃強度な
ども改善された成形品であり、外観を重視する分野、例
えば自動車関連部品、家庭用電気器具、包装容器、化粧
品容器、家具、食器、タンクなどに好適に使用される。
少成形時間が長くなるものの、得られる中空成形品は従
来品に比べ格段に表面光沢性および厚さ方向の密度の不
均一性が優れ、引張強度が改善された成形品であり、し
かもぎりオレフィンであれば更に挫屈強度、衝撃強度な
ども改善された成形品であり、外観を重視する分野、例
えば自動車関連部品、家庭用電気器具、包装容器、化粧
品容器、家具、食器、タンクなどに好適に使用される。
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例１
金型内面を厚さ２０μのクロムメッキにより鐘面仕上げ
を行なったガソリンタンク成形用金型を用意し、高密度
ポリエチレン（三井石油化学製品ハイゼツクＸ ８００
０７ ｉ密＆ ： ０．９５０ ｇ／ｄ、Ｔｌｌ １１
２８．４℃、Ｔｌ ： １１４．５℃）を設定温度１９
０ ℃＋７） ４！Ｓ■径の押出機で溶融した後、設定
温度１９０ ℃の中空成形用ダイによって、指示表面温
度が１０８℃に設定された金型中に樹脂温度２０６℃で
注入し、容量Ｓ、Ｓ ｔ 、平均肉厚３■のガソリンタ
ンクを中空成形した。
を行なったガソリンタンク成形用金型を用意し、高密度
ポリエチレン（三井石油化学製品ハイゼツクＸ ８００
０７ ｉ密＆ ： ０．９５０ ｇ／ｄ、Ｔｌｌ １１
２８．４℃、Ｔｌ ： １１４．５℃）を設定温度１９
０ ℃＋７） ４！Ｓ■径の押出機で溶融した後、設定
温度１９０ ℃の中空成形用ダイによって、指示表面温
度が１０８℃に設定された金型中に樹脂温度２０６℃で
注入し、容量Ｓ、Ｓ ｔ 、平均肉厚３■のガソリンタ
ンクを中空成形した。
実施例２
実施例１において、高密度ポリエチレンに対しチタンホ
ワイト系白色顔料のマスターバッチを加えたものを用い
た。
ワイト系白色顔料のマスターバッチを加えたものを用い
た。
実施例３
実施例１において、高密度ポリエチレンに対しシ゛ｒニ
ングリーン系緑色顔料のマスターバッチを加えたものを
用いた。
ングリーン系緑色顔料のマスターバッチを加えたものを
用いた。
比較例１
実施例１において、指示表面温度が４８℃に設定された
金型が用いられた。
金型が用いられた。
実施例４
金型内面を厚さ４００μのホーロー仕上げによりφ面仕
上げを行なったガソリンタンク成形用金型を用意し、結
晶性＆ １３プロピレン（三井石油化学製品ポリプ”
８１１２１０１密度： ０．９１０９／ｃｄ、Ｔ職：１
６１．１℃、１２６．１℃、Ｔｏ ７１１１．５℃）を
股定湛壇２００℃の４５−径の押出機で溶融した後、設
定温度２１０℃の中空成形用ダイによって、表面指示温
噴が１１４℃に設定された金型内に樹脂温度２０３℃で
注入し、容量８／、平均肉厚３．５ ＩＩＩのガソリン
タンクを中空成形した。
上げを行なったガソリンタンク成形用金型を用意し、結
晶性＆ １３プロピレン（三井石油化学製品ポリプ”
８１１２１０１密度： ０．９１０９／ｃｄ、Ｔ職：１
６１．１℃、１２６．１℃、Ｔｏ ７１１１．５℃）を
股定湛壇２００℃の４５−径の押出機で溶融した後、設
定温度２１０℃の中空成形用ダイによって、表面指示温
噴が１１４℃に設定された金型内に樹脂温度２０３℃で
注入し、容量８／、平均肉厚３．５ ＩＩＩのガソリン
タンクを中空成形した。
比較例２
実施例４において、指示表面温度が４０℃に設定された
金型が用いられた。
金型が用いられた。
以上の各実施例および比較例で成形された中空成形品に
ついて、次のようにして諸物性値がｍ黛された。
ついて、次のようにして諸物性値がｍ黛された。
光沢度：Ｊ工５ｚ−８７４１ｓ入射角４５゜引張特性：
ム８ＴＭ Ｄ−６３８ 挫屈強度： Ｊ工８ Ｋ−７２０８ 表面硬度：ム８ＴＭ Ｄ −２２４０、タイプＤ落下強
！ｔ：ポリプロピレンの場合には容量８１タンクを、ま
たポリエチレンの場合には 容量５．５１タンクをそれぞれ用い、タンクに不凍液を
一杯に充填した後口部 をシールし、−２０℃の低温槽内に２４時間放置した後
取出し、ある高さから タンクをコンクリート面に垂直に落下 させ、タンクが破壊した場合は落下高 さを１ｍ下降させて次のタンクを落下 させ、一方タンクが破壊しない場合は 落下高さを１ｍ上昇させて次のタンク を落下させ、このような落下試験を園 側のタンクについて行ない、その中の １０個が破壊した高さを求めて落下強 度とした。
ム８ＴＭ Ｄ−６３８ 挫屈強度： Ｊ工８ Ｋ−７２０８ 表面硬度：ム８ＴＭ Ｄ −２２４０、タイプＤ落下強
！ｔ：ポリプロピレンの場合には容量８１タンクを、ま
たポリエチレンの場合には 容量５．５１タンクをそれぞれ用い、タンクに不凍液を
一杯に充填した後口部 をシールし、−２０℃の低温槽内に２４時間放置した後
取出し、ある高さから タンクをコンクリート面に垂直に落下 させ、タンクが破壊した場合は落下高 さを１ｍ下降させて次のタンクを落下 させ、一方タンクが破壊しない場合は 落下高さを１ｍ上昇させて次のタンク を落下させ、このような落下試験を園 側のタンクについて行ない、その中の １０個が破壊した高さを求めて落下強 度とした。
アイゾツド：ム８ＴＭ Ｄ−２５６
密 實：タンク本体から試料を切り出し、この試料の外
面および内面のそれぞれの表 層から約２００μの厚さでかつ約９−の表面種を有する
試験片を作製し、紐１ Ｄ−１５０５により密度を測定した。
面および内面のそれぞれの表 層から約２００μの厚さでかつ約９−の表面種を有する
試験片を作製し、紐１ Ｄ−１５０５により密度を測定した。
得られた結果は、次の表に示される。また、密度につい
ては、更に第１図（高密度ポリエチレンを用いた実施例
１〜３、比較例１）および第２図（ポリプロピレンを用
いた実施例４、比較例２）に示される。なお、実施例２
〜３の結果に示されるように、顔料を添加した場合には
、一般にその添加割合は約ｏ、ｉ −ｏ、５ｓ程度であ
り、それによって当然密度も違ってくるが、密度の勾配
は未添加の場合と殆んど変らない。
ては、更に第１図（高密度ポリエチレンを用いた実施例
１〜３、比較例１）および第２図（ポリプロピレンを用
いた実施例４、比較例２）に示される。なお、実施例２
〜３の結果に示されるように、顔料を添加した場合には
、一般にその添加割合は約ｏ、ｉ −ｏ、５ｓ程度であ
り、それによって当然密度も違ってくるが、密度の勾配
は未添加の場合と殆んど変らない。
第１図は実施例１〜３および比較例１で、また第２図は
実施例４および比較例２でそれぞれ得られた中空成形品
について、それらの厚さ方向外面部分、中央部分および
内面部分の密度を測定した結果を示したものである。 手 続 補 正 書 （自発）昭和５７年１０
月口日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 １、事件の表示 昭和５７年特許願第４１１３８号 ２、発明の名称 中空成形品 ３、補１正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 （５８８） 三井石油化学工業株式会社 （
ほか１名）４、代 理 人 住 所 東京都港区芝大門１−２−７ 阿藤ビル５０
１号（１）第２貴下第６行の「特開昭５１−」を「特開
昭５６−」に訂正する。 （２）第４貴下第２行および第７頁第６行の「−Δ！」
をそれぞれ削除する。 （８）第５頁第５行および第７貴下第１行の「ｌａｇム
」をそれぞれ「１０ｇ＋ｏλ」に訂正する。 （４）第５頁第６行および第８頁第１〜２行ｒ （ｄ／
ｍ・５ｅｏ４＠ｇ ）Ｊをそれぞれｒ （ａＩＩｌｙａ
・ｓ＠ａ ・℃）で表わされる数値」に訂正する。 （５）第５Ｗ第７行および第８頁第２行のｒ（ａＩＩ）
Ｊの後にそれぞれ「で表わされる数値」を挿入する。 （６）第７貞下第８行の「好ましくは２０℃」の前にｒ
高密度ポリエチレンなどのエチレン系重合体については
」を挿入する。 （７）第７貴下第４行の「ホーロー」の後に「（１：２
Ｘ １０−” ｍｌ／ｃｙｓ−＠＠ｏ・Ｃ）Ｊを挿入
する。 （８）第７貴下第４行の「エポキシ」の後にｒ （Ａ：
４２ Ｘ １０−’ ａＩＩｃｔｓ１＊ｏ・℃） Ｊを
挿入する。 （９）第１１頁第６行の「クロム」の後にｒ （ｌｌＸ
１０− ’ ａＩＩｃｗ＊・−・Ｃ・ｃ）Ｊを挿入す
る。 （１０）第１１頁第１０行のｒｌ１４．５℃」の後に「
、密麿： ０．９５０９／ｃｄ、メルトフローレート：
０．０３９／１０分」を挿入する。 （１１）第１２頁第１２行のｒ １１１．５℃」の後に
「、密ａ ： ０．９１０９／ｃｄ 、 ｌ ｈ ）
ｙ ｏ −レ−） ： ０．５ ｇ／１０分」を挿入す
る。
実施例４および比較例２でそれぞれ得られた中空成形品
について、それらの厚さ方向外面部分、中央部分および
内面部分の密度を測定した結果を示したものである。 手 続 補 正 書 （自発）昭和５７年１０
月口日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 １、事件の表示 昭和５７年特許願第４１１３８号 ２、発明の名称 中空成形品 ３、補１正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 （５８８） 三井石油化学工業株式会社 （
ほか１名）４、代 理 人 住 所 東京都港区芝大門１−２−７ 阿藤ビル５０
１号（１）第２貴下第６行の「特開昭５１−」を「特開
昭５６−」に訂正する。 （２）第４貴下第２行および第７頁第６行の「−Δ！」
をそれぞれ削除する。 （８）第５頁第５行および第７貴下第１行の「ｌａｇム
」をそれぞれ「１０ｇ＋ｏλ」に訂正する。 （４）第５頁第６行および第８頁第１〜２行ｒ （ｄ／
ｍ・５ｅｏ４＠ｇ ）Ｊをそれぞれｒ （ａＩＩｌｙａ
・ｓ＠ａ ・℃）で表わされる数値」に訂正する。 （５）第５Ｗ第７行および第８頁第２行のｒ（ａＩＩ）
Ｊの後にそれぞれ「で表わされる数値」を挿入する。 （６）第７貞下第８行の「好ましくは２０℃」の前にｒ
高密度ポリエチレンなどのエチレン系重合体については
」を挿入する。 （７）第７貴下第４行の「ホーロー」の後に「（１：２
Ｘ １０−” ｍｌ／ｃｙｓ−＠＠ｏ・Ｃ）Ｊを挿入
する。 （８）第７貴下第４行の「エポキシ」の後にｒ （Ａ：
４２ Ｘ １０−’ ａＩＩｃｔｓ１＊ｏ・℃） Ｊを
挿入する。 （９）第１１頁第６行の「クロム」の後にｒ （ｌｌＸ
１０− ’ ａＩＩｃｗ＊・−・Ｃ・ｃ）Ｊを挿入す
る。 （１０）第１１頁第１０行のｒｌ１４．５℃」の後に「
、密麿： ０．９５０９／ｃｄ、メルトフローレート：
０．０３９／１０分」を挿入する。 （１１）第１２頁第１２行のｒ １１１．５℃」の後に
「、密ａ ： ０．９１０９／ｃｄ 、 ｌ ｈ ）
ｙ ｏ −レ−） ： ０．５ ｇ／１０分」を挿入す
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、成形品の外面部分が、少くとも約３０以上の光沢度
（ＪＩトド８７４１ 、入射角４５°）および内面部分
の密度に対し±０．２５−以内の密度を有する結晶性熱
可塑性樹脂製の中空成形品。 ２、結晶性熱可塑性樹脂として結晶性ポリオレアイン樹
脂を用いた特許請求の範囲第１項記載の中空成形品。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113882A JPH0633084B2 (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 中空成形品 |
| US06/445,972 US4517151A (en) | 1981-12-04 | 1982-12-01 | Method for molding hollow blow-molded articles |
| EP82111129A EP0081197B1 (en) | 1981-12-04 | 1982-12-02 | Hollow blow-molded articles and molding method therefor |
| AT82111129T ATE18156T1 (de) | 1981-12-04 | 1982-12-02 | Blasgeformter hohlkoerper und verfahren zum formen desselben. |
| DE8282111129T DE3269504D1 (en) | 1981-12-04 | 1982-12-02 | Hollow blow-molded articles and molding method therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113882A JPH0633084B2 (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 中空成形品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58160238A true JPS58160238A (ja) | 1983-09-22 |
| JPH0633084B2 JPH0633084B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=12600066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4113882A Expired - Lifetime JPH0633084B2 (ja) | 1981-12-04 | 1982-03-15 | 中空成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633084B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58216573A (ja) * | 1982-06-10 | 1983-12-16 | 旭化成株式会社 | 薄肉容器 |
| JPH03275329A (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-06 | Nissan Shatai Co Ltd | ブロー成形方法 |
| JP2013248797A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 高密度ポリエチレン樹脂製容器及びその成形方法 |
| JP2013248798A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 高密度ポリエチレン樹脂製容器及びその成形方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005170167A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Takagi Seiko Corp | ガスバリヤ性を有する燃料タンク用中空容器及びその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5737539A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-01 | Teijin Ltd | Plastic composite vessel |
-
1982
- 1982-03-15 JP JP4113882A patent/JPH0633084B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5737539A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-01 | Teijin Ltd | Plastic composite vessel |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58216573A (ja) * | 1982-06-10 | 1983-12-16 | 旭化成株式会社 | 薄肉容器 |
| JPH03275329A (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-06 | Nissan Shatai Co Ltd | ブロー成形方法 |
| JP2013248797A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 高密度ポリエチレン樹脂製容器及びその成形方法 |
| JP2013248798A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 高密度ポリエチレン樹脂製容器及びその成形方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0633084B2 (ja) | 1994-05-02 |
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