JPS58157798A - 光学活性アレスロロンの製法 - Google Patents

光学活性アレスロロンの製法

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JPS58157798A
JPS58157798A JP4120982A JP4120982A JPS58157798A JP S58157798 A JPS58157798 A JP S58157798A JP 4120982 A JP4120982 A JP 4120982A JP 4120982 A JP4120982 A JP 4120982A JP S58157798 A JPS58157798 A JP S58157798A
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methyl
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cyclopenten
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JP4120982A
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Masayoshi Minamii
正好 南井
Tadashi Katsura
正 桂
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ピレスロイド系殺虫化合物の重要な中間体で
ある光学活性アレスロロン(2−アリル−3−メチル−
2−シクロペンテン−1−オン)の製法に関する。
アレスロロンはアレスリンに代表される種々のピレスロ
イド系殺虫化合物のxiなアルコール成分であり、特に
その(−+I一体はエステルとしての殺虫活性が高いこ
とが知られている。
従来、光学活性アレスロロンの製造方法については、(
り d7−アレスロロンを コハク酸のハコニ ーフφステルとして光学分割する方法(特開昭48−7
5545号公報) 、(り dt−アレスロロンをフタ
ル酸のハーフ冷ステルとして光学分割する方法(特開昭
49−124046号公報)■dJ−アレスロロンより
誘導されるケトンを不斉還元する方法(%U;4昭54
−79252号公報)、■dJ−アレスロロンを光学活
性なラクトンとのア老タールとしたのち、分離、分解し
光学活性アレスロロンとする方法(%開開54−180
556号公報)等か知られている。
しかしながら1配方法はいずれも多くの工程を必要とす
ること、高価な試薬を用いなければならないこと、繁雑
な操作を必要とすること等、必ずしも充分とは言い難い
このような状況の下に、本発明者らは光学活性アレスロ
ロンの製造方法について鋭意研究した結果、従来の経路
とは全く異なる新規で有利な製法を見出し、本発明を完
成するに至った。
すなオ)ち本発明は式(I) リ テ示すしる2−アリル−3−ヒドロキシ−3−メチル−
4−シクロペンテン−1−オンと2.8す :5.6−ジーO−イソプロビーデンーa −D−マン
ノフラノースを作用させて、式(]I)で示されるエー
テル化合物に導き、次いで該生成物から式(m) で示される光学活性なニーチル化合物を分離取得した後
、これを酸性条件下で加水分解することによる光学活性
アレスロロンの製法を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において原料として用いられる前記式(I)で示
される化合物は以下に示す方法により容易に合成するこ
とができる。
またもう一方の原料である2、8:5,6−ジー〇−イ
ソプロピリデン−α−D−マンノフラノースは、D−マ
ンノースとアセトンからBer−v60 、2B2 (
1927)の方法に従って容易に合成することかできる
式(I)で示される化合物と2.8:5.6−ジー0−
イソプロピリデン−α−D−マンノフラノースとを反応
させるに際しては、塩基性触媒の存在下に溶媒を用いて
実施される。この時、2.8:5.6−ジー0−イソプ
ロピリデン−α−マンノフラノースの使用量は原料の式
(I)で示される化合物に対し、1〜10倍モルの範囲
であり、使用される溶媒は例えばテトラヒドロ(5) フラン、ベンゼン、エーテル、アセトン、ジオキサン等
の反応に不活性な溶媒の単独もしくは混合物がMげられ
る。その使用量は特に制限はないが、原料の式(I)で
示される化合物に対し0.5〜10重量倍が適当である
また、使用される塩基性触媒としては例えばす)・リウ
ム、カリウム、リチウム等のアルカリ金属、あるいはこ
れらのアルコラード、水素化物、アミド類等の金属塩、
ピリジン、トリエチルアミン等の第3vIアミンが例示
され、これらは単独あるいは2種以上の混合物として使
用することができ、その使用量は原料の式(T)で示さ
れる化合物に対し17500〜17′2  重量倍の範
囲である。
反応温度は一10〜150℃の範囲で任意であるが、好
ましくは0〜70℃の範囲である。
また、反応時間については特に制限はない。
かか′る反応によって中m1体である式(9)で示され
るエーテル化合物が容易にかつ好収率で得られ、これを
未精製のままで次の物理的な分離子(6) 段に付することによって、式(III)で示される光学
活性なエーテル化合物を得ることができる。
この時、分離手段としては例えばカラムクロマトグラフ
ィーなどの手段を挙げることができる。
カラムクロマトグラフィーに用いられる充填剤はアルミ
ナ、シリカケル等通常のものがあげられ、これらは弐〇
)で示される化合物に対し5〜40倍重量使用される。
流出溶媒としては、1肥ジアステレオマーの分離に適当
な系、例えバドルエン−酢酸エチル系クロロホルム、ベ
ンゼン−エーテル系等があげられる。
このようにして得られた式(111)で示される光学活
性なエーテル化合物は、メタノール、エタノール、ジオ
キサン、テトラヒドロフランなどの含水溶媒中、酸触媒
の存在下に加水分解することにより、光学活性なアレス
ロロンを得ることができる。
該反応において使用される酸触媒は例えば硫酸、tTL
酸、トルエンスルホン酸、酢酸等の通常の酸が用いられ
る。才だ、反応温度は0〜100℃で任意であるが、好
ましくは10〜70℃の範囲である。
反応時間については特に制限はない。
このようにして得られた光学活性なアレスロロンは必要
に応じ、たとえば、抽出、分液、濃縮、蒸留等により容
易に精製することかできる。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例 攪拌装置、温度計を装着した四ツロフラスコに2.8:
5.6−ジー0−イソプロピリデン−n −D−マンノ
フラノース15Pおよびテトラヒドロフラン15−を加
え、冷却下に水素化ナトリウム(60%パラフィン懸濁
品)0.2?を加え10〜15℃に冷却庫る。
次に2−アリル−3−ヒドロキシ−3−メチル−4−シ
クロペンテン−1−オン2.91を1時間を要し撹拌し
なから滴士する。同温度でさらに2時間攪拌した後室温
にて2時間攪拌する。反応終了後、IN−塩酸水溶液に
て、反応混合物を中和した後テトラヒドロフランを留去
する。残渣を酢酸エチルにて抽出後濃縮し、粗結晶18
Pを得た。
次に上で得た粗結晶を、シリカゲル3001、溶媒トル
エン−酢酸エチル(10/8 )の系でクロマト精製す
る。流出した目的の光学活性なエーテル体をフラクショ
ン1〜Bに分割した。各フラクションの収量は以下のと
うりであった。
次にフラクション1で得た油状物2,01をエタノール
l0CGに溶解し、IN−塩酸水2dを加え、20〜4
0℃にて2時間攪拌する。
反応終了後、i N −NoOR水溶液にて中和し、メ
チルイソブチルケトン10m、水10m1を加え抽出す
る。水廣はさらにメチルイソブチルケトン10mgにて
2回抽出する。
有機層を併せ濃縮し、さらにカラムクロマトグラフィー
にて精製して(+)−アレスロロン0、74 Pを得た
。光学純度を測定するとその(イ)体過刺率は930%
であった。
(過剰率の測定ハAgr+c、Bio1.Chem、、
41 (10J+2008(1977)による。) 同様にフラクション2および3についても加水分解し、
以下の結果を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2−アリル−3−ヒドロキシ−8−メチル−4−シクロ
    ペンテン−1−オンに2.3:5゜6−ジー0−イソプ
    ロピリデン−α−D−マンノフラノースを作用させて式 で示されるエーテル化合物に導き、次いで該生成物から
    式 で示される光学活性なエーテル化合物を分離取得した後
    、これを酸性条件下で加水分解することを特徴とする光
    学活性アレスロロンの製法。
JP4120982A 1982-03-15 1982-03-15 光学活性アレスロロンの製法 Granted JPS58157798A (ja)

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JPS58157798A true JPS58157798A (ja) 1983-09-19
JPH0331699B2 JPH0331699B2 (ja) 1991-05-08

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