JPS58157556A - 異鋼種連続鋳造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続鋳造装置において成分の異った溶鋼を鋳造
する（以下異鋼種連続鋳造と呼ぶ）方法に関するもので
ある。

一般に、異鋼種連続鋳造を行ｐ場合は、第１図において
取鍋１円の溶鋼５ｔはとんどタンディ。

シー２に注出し、タンディアシ−２内の溶鋼６は溶鋼６
表面のスラグ７がモールド３内の溶鋼８に混入すること
を防ぐ為、タンディツシュ２円に２．０〜４−０ｔｏｎ
残し次状態で、取鍋１及びタンディッシュ２を新たに成
分の異った溶鋼５の入った取鍋１及び空のタンディッシ
−２と交換し鋳造を再開する方法が実施されているが・
以下の欠点が挙げられる。

（１）−成分で鋳造できる最低量は取鍋１で処理される
溶鋼５の最低量で制約される。一般にはｏｎ ７０〜３００　　　程度である。

（２）取鍋１及びタンディツシュ２の交換時間を短時間
で行なう必要がおるが、設備的制約が大きい。

（３）前回鋳造された溶鋼８と新しく鋳造される成分の
異り几溶鋼が混合する。

Ｃ４ｐンｒイ、シー２を交換する毎にタンディッシ−２
に残され友溶鋼は屑鉄となる。

上記（１）　、　（２）　、　（４）に対しては、現状
技術では効果的な解決策がみあたらず、上記（３）の改
善策としては、メンディツシュ交換時に継ぎ金物と称す
る隔壁塗材を投入する方法（鉄と鋼ＶｏＬ　６７　ＪＵ
ＮＥ１９８１）等が知られているが、作業安全性あるい
は鋳造停止による品質への影響等の点で好まし本発明に
よれば、タンディ、シュ内で合金等を添加することによ
り同−取鍋内の溶鋼から複数の鋼種金遣り分けることが
可能でちゃ、タンディツシー交換も不要となることから
上記欠点（１）、（２）。

（４）が有利に解決できるものであシ、さらに同一モー
ルドに対して鋳造毎にダミーパーを使用し間欠的に鋳造
を行うことから上記欠点（３）も解決できるものである
。

即ち本発明の要旨とするところは（ストランド連続鋳造
機において下記（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｅ）　、　
（ｄ）の工程を順次行うことｔ−特徴とする間欠的異鋼
穫連続鋳造方法 （＆）　　鋼種Ａの溶鋼を連続鋳造しタンディツシュ内
に溶鋼を残存させた状態でモールドへの注入を停止し該
タンディッシーをモールド外に移動する（ｂ）　　鋼種
Ａの鋳片を下方に引抜きダミーパーを装入して次鋼樵鋳
造準備金する （ｅ）　　（、ａ）の注入停止時期以降においてタンデ
ィツシュ内残溶鋼に合金等を添加し、又必要により溶鋼
をタンディ、シュ内に供給して鋼種Ａから鋼種Ｂに溶製
する （ｄ）　　タンディツシュを元の位置に戻し鋼種Ｂの連
続鋳造を開始する、必要により溶鋼をタシ藁鷺へ嶌＼滴
甥１篤ヘディッシー内に供給し鋼種Ｂの連続鋳造を継続
すもである。

以下、本発明を実施例にもとづき詳細に述べる。

第２図は本発明の実施態様例を示す図であり取鍋１及び
タンディ、シー２各１個に対し１個のモールド３金有す
る連続鋳造設備における例である。

今、ある鋼種Ａという鋳片４を鋳造完了したところであ
シ、タンディツシュ２に溶鋼６を残したままタンディッ
シ−２を移動させる。次に鋳片４を下方に引き抜き、モ
ールド３に次の鋼種Ｂの鋳造準備をする為、ダミーパー
９／を装入する。この準備時間を利用してタンディツシ
ュ内溶鋼６は合金添加装置１５によシ合金等が添加され
鋼種Ａが鋼種Ｂに溶製される。

準備が整ったらタンディッシ、２ｔ−もとの位置に戻し
取鍋ｌから溶鋼５ｔ−合金添加装置１５によ（５） ）合金等全添加しつつタンディッシー２に注入し、続い
て溶鋼６はモールド３に注入され鋳造が再開される。次
の鋼種Ｃ１更には鋼種り、Ｅ、Ｆ、Ｇ−・等は鋼種の場
合と同様の方法で次々と間欠的鋳造が容易に可能である
ことは、本発明技術思想の及ぶ範囲であることは当然で
ある（各実施例共通）。

又上述の準備時間中に溶鋼５を溶鋼６に注ぎ足すことも
容易に可能である。

第３図は、第２図に示す実施態様例においてタンディッ
シ−２の鋳込み口１１の周囲に湯溜シ１７を設けた例で
ある。

湯溜シ１７の形状はスラグ７０巻き込み防止の観点から
第６図（ノズル径ニア０φ、流量：３．５ｔｂ て深さは２Ｄ以上、巾は５Ｄ以上の形状を有することが
好ましい。

溶鋼５を注入しつつ溶鋼６に合金添加装置１５によシ合
金等を添加する時及び溶鋼６に合金添加装置１５によ）
合金等を添加する時にポーラスレンガ１２よりアルゴン
ガスを吹き込みバブリング（６） を行なえば溶鋼攪拌力が増大され成分がよシ均−化でき
る。

第４図、第５図に示す実施態様例は、第２図、第３図に
示す実施態様例におけるタンディツシュ２の周囲あるい
は湯溜り１７の周囲に高周波加熱装置１６を設置した例
である。

高周波加熱装置１６の設置によシ合金等の溶解熱を溶鋼
５の顕熱に頼ることなく溶屏しうる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の異鋼種連続鋳造方法を示す図、第２図は
本発明の異鋼種連続鋳造方法を示す図、第３図は本発明
の異鋼種連続鋳造方法の別の実施例を示す。 第４図（イ）、（ロ）、（ハ）及び第５図（イ）、（ロ
）、（ハ）は本発明の異鋼種連続鋳造方法における高周
波加熱装置を示す図、 第６図０）、（ロ）は湯溜多形状とスラグ巻込みの関係
を示す図である。 １：取鍋　　　　　　　２：タンディッシュ３：モール
ド　　　　　４：鋳片 ５：溶鋼　　　　　　　６：溶鋼 ７：スラグ　　　　　　８二溶鋼 ９：ダミーパー　　　ｌｌ：鋳込み口 １２：ポーラスレンガ　１５：合金添加装置１６：高周
波加熱装置 第１図 第２図 　０ ０ ０ 第３図 ＯＯ Ｏ Ｏ 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　単ストランド連続鋳造機において下記（ａ）。 （ｂ）　、　（ｃ）　、　（ｄ）の工程を順次行うこと
   ｔ−特徴とする間欠的異鋼種連続鋳造方法。 （ａ）　　鋼種Ａの溶鋼を連続鋳造しタンディッシー内
   に溶鋼を残存させた状態でモールドへの注入を停止し該
   タンディ、シーをモールド外に移動する （ｂ）　　鋼ｍＡの鋳片を下方に引抜きダミーバーを装
   入して次鋼種鋳造準備をする （Ｃ）　　（、）の注入停止時期以降においてタンｆイ
   ッシー円残溶鋼に合金等を添加し、又必要にょ力溶鋼を
   タンディッシー内に供給して鋼種Ａから鋼種Ｂに溶製す
   る （ｄ）　　タンディッシーを元の位置に戻し鋼１１Ｂの
   連続鋳造全開始する、必要により溶鋼を虱１へ支へ溶鋼
   １タンディッシー内に供給し鋼種Ｂの連続鋳造を継続す
   る ２、　タンディ、シー底部の鋳込み口周囲に湯溜り部を
   設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の異
   鋼種連続鋳造方法。 ３、タンディツシュ２円にタンディツシュ内溶鋼加熱装
   置を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の異鋼種連続鋳造方法。 ４、湯溜シ部に不活性ガス吹込み装置を配設することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の異鋼種連続鋳造
   方決゛０