JPS58156668A - スライドドア開閉装置 - Google Patents

スライドドア開閉装置

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JPS58156668A
JPS58156668A JP57039699A JP3969982A JPS58156668A JP S58156668 A JPS58156668 A JP S58156668A JP 57039699 A JP57039699 A JP 57039699A JP 3969982 A JP3969982 A JP 3969982A JP S58156668 A JPS58156668 A JP S58156668A
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door
rotating arm
pulley
rotatably supported
opening
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渋木 修
坂上 成
梅村 陽一
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Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Shiyatai KK
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Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Shiyatai KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、壁の開口を閉塞すべき扉を壁面に沿って滑動
自在にするとともに、前記開口の閉塞時には扉の一側面
が壁の一側面とほぼ同一面に収納されるスライドドアに
おいて、上記扉の滑動および収納を単一の原動機によシ
駆動せしめる自動開閉装置に係るもので、特に車輪用ス
ライドドアの開閉装置に適切なものである。
スライドドアの開閉方式は大別して二種類が挙げられる
。その第1の開閉方式は、家屋や鉄道車輛に用いられる
もののように、壁や車体の外側面に沿って敷設した軌道
に沿って単純な一方向滑動をさせる方式である。その第
2の方式は自動車、特にパン型自動車に用いられるもの
で、扉の閉塞時には扉の外板は自動車ボデー外板とほぼ
同一面に収納され、扉の開放時には、扉はボデー外板の
外側方に振り出され、その後ボデー外板に沿って外側を
滑動せしめられる方式のものである。
前記第2の方式のスライドドアにおいては、自動車ボデ
ーの開口の頂部および底部に第1および第2のガイドレ
ールを、開口の上下方向中央部に該浩する位置の扉がそ
の外方を滑動するボデー外板に第6のガイドレールをそ
れぞれ取付けるとともに、前記ガイドレールの扉の滑動
方向一方端は円弧状に自動車ボデーの内側に向けて湾曲
せしめ、イ61 扉の滑動方諸他方端に取付けた案内装置を前記第3のガ
イドレールに滑動自在とし、扉の滑動方向一方端に取付
けた案内装置を前記第1および第2のガイドレールに滑
動自在とすることにより、また必要に応じて前記案内装
置の扉への取付けを回動自在のものとすることによシ、
自動車ボデーの開口の閉塞時には扉の外板をボデー外板
とほぼ同一面内に収納せしめ、扉の開放時には、初期に
扉の外板をボデー外板の外方に浮き上るように振り出さ
せ、その後ボデー外板面に沿って滑動せしめるようにし
ている。
このような第2の方式のスライドドアを原動機例えば電
動機によって自動開閉を行わせようとすると、上記の扉
をボデー外板の外側方に振シ出させる運動とボデー外板
面に沿う滑動とを同時または別個に行わせる必要がある
。これをそれぞれ別の原動機で駆動せしめるとすれば、
原動機は少くとも2個必要となるとともに、外方への振
出運動とボデー外板面に沿う滑動とのタイミング調整が
必要となる。
本発明はガイドレールの形状、案内装置のガイドレール
に沿う扉の案内方式の如何に拘らず、単一の原動機によ
り上配扉の滑動と、滑動方向に#丘は垂直な扉の振り出
しとを別個にまたは合成して行わせるようにした開閉装
置を提供することを目的とする。
図面は本発明の一実施例を示すもので、パン型自動車の
スライドドアは、通常第1図および第2図に示すように
、自動車のボデー1の側面に設けた乗降または荷物積み
おろし用の開口2を閉塞すべきドア5を、開口2を閉塞
する位置においてはその外板面はボデー1の外板面と同
一面をなす位置に収容され、開口2を開放する際にはボ
デー1の外板面の外側に振シ出された後、ボデー1の外
板面と平行に自動車の後方に滑動される。このため自動
車ボデー1には、前記開口2の頂部および底部の縁に沿
ってそれぞれ第1のガイドレール4および第2のガイド
レール5(第4図)を設けるとともに、前記開口2の上
下方向中央部に該当する位置に、前記開口2より自動車
の進行方向後方のボデー1の外板面に第3のガイドレー
ル6を設けるとともに(以下「前方」または「後方」と
は、自動車の前進方向に関する前方または後方をあられ
す)、これら各レール4,5.6の前方端をボデー1の
内側に向けて湾曲せしめた形状とする0そして前記各ガ
イドレール4,5.6にそれぞれ係合する1個または複
数個のローラ7.7を支承せしめた案内装置8.9.1
0を、扉3の前方端頂部位置ム、−底部位置Bならびに
後方端の上下方向中央部位置○の内側面に設け、J#5
を前記案内装置8,9.10によりガイドレール4,5
.6に沿って滑動せしめる構成となっている。前記第1
、第2のガイドレール4.5の前記開口2に対?(応す
る位置はほぼ対称の位置であり、その湾曲形状もほぼ同
一であるoiた扉3の重量は第2のカイトレール5およ
び第5のガイドレール6によってボデー1に支承される
のを通例とする。
本発明のスライドドア開閉装置は、前記のように少くと
411個のガイドレールに沿って摺動自在とされている
スライドドア装置において、ドア5の内側面にドア5の
滑動方向と平行に板状の係合縁を形成したガイド部材を
固設し、ボデー1の開口2の後方端下方位置りに、ボデ
ーの取付床に第1の回動アームの基部を前記取付床に平
行するほぼ水平面内に回動自在に支承せしめるとともに
該基部に駆動プーリを回動自在に支承せしめ、前記第1
の回動アームの自由端部には第20回動アームを前記取
付床に平行するほぼ水平面内に回動自在に第1の支軸に
より支承せしめるとともに該支軸に中間プーリを回動自
在に支承せしめ、前記第2の回動アームの自由端部には
第2の支軸により第5の回動アームを前記取付床に平行
するほぼ水平面内に回動自在に支承せしめるとと本に該
支軸に駆動輪と一体に回転する受動プーリを回転自在 
  □に支承せしめ、前記第3の回動アームの自由端部
には前記駆動輪と並列せしめてローラを回転自在に支承
せしめるとともに前記駆動輪と一ローラの両性周面間に
前記ガイド部材の係合縁を係合挾持せしめ、原動機の出
力軸を前記駆動プーリに回転的に連結するとともに前記
駆動プーリと中間プーリおよび該中間プーリと前記受動
プーリとをそれぞれ回転的に連結せしめ、かつ前記第1
および第2の回動アームのなす角が予め定めた角度以上
となることを阻止するストッパと扉の開放位置における
前記第1の回動アームの位置を定めるストッパとを具備
せしめたことを特徴とし、前記原動機の出力軸と前記駆
動輪とを回転的に連結して駆動輪を回転駆動せしめ、該
駆動輪とドア6に固設したガイド部材の係合縁との摩擦
係合によりドア5を開口2の幅方向に移動させる力を付
与するとともに、前記駆動輪の回転に外力による抵抗が
加わっている間は前記原動機の出力軸から受動プーリま
での間の回転的連結を介して前記第10回動アームをそ
の回転中心軸周りに回動させてドア5を外方へ振出す力
を付与せしめようとするものである。
第5図は本発明の一実施例の上面図、第4崗は第3図■
−■線に沿う断面図を示すものであって、ボデー1の開
口2に面している取付床11上には、上部を開放した筺
状の固定部材12が取付部15により固定され、該固定
部材12のほぼ中心部に形成された筒状の支柱に基軸1
4が植立固定されている。該基軸14に祉第1の回動ア
ーム15の−mの基部16が軸受により支軸14を中心
として取付床11に平行な面内に回動自在に支承され、
誼回動アーム15の自由端部には第1の支軸17が植立
同定されている。該支軸17には第2の回動アーム18
の二叉状基部19が軸受により前記取付床11に平行な
面内において回動自在に支承されるとともに、該支軸1
7には中間プーリ20がベアリングを介して回動自在に
支承されている。
前記第2の回動アーム18の自由端部には第2の支軸2
1が植立固定されており、該支軸21には第5の回動ア
ーム22の基部が取付床11に平行な面内で回動自在に
支承されるとともに、該支軸21を中心として受動プー
リ25がベアリングを介して回動自在に支承され、かつ
核受動プーリ23の軸方向一端部にはゴム、合成ゴム等
の摩擦係数の大なる材料よりなる駆動輪24が外周に同
心的に嵌められて一体的に回転すべく設けられている。
前記第′6の回動アーム22の自由端部には、前記支軸
21と平行に植立された短軸25にローラ26が回転自
在に、かつその外周が前記駆動輪25の外周面と僅かの
間隙を隔てて対向するように支承されている。
前記回動アーム15の基部16線円筒状に形成され、該
基部16には環状を呈する駆動プーリ50がベアリング
31を介して前記中間プーリ20と同一平面内に回転自
在に支承されておシ、該駆動プーリ60と前記中間プー
リ20とに第1のベルト32が掛は渡されて両者を回転
的に連結している。また前記中間プーリ20の軸方向上
部の局面と前記受動プーリ25との間に第2のベルト5
5が掛は渡されて受動プーリ23を中間プーリ20に回
転的に連結している。
前記固定部材12の端部には底部に形成した開口部に補
助部材54を介して直流電動機55が固定され、その出
力軸56を前記基軸14に平行に固定部材12内に突出
せしめている。電動機55の出力軸36には出力歯車′
57が固着され、一方前記駆動プーリ30には該プーリ
と同心的に大径の入力歯車38が一体的に固定され、前
記出力歯車57と入力歯車58とを直接噛合せしめるか
、または中間歯車59.40を介して出力歯車67と入
力歯車58とを回転的に連結し、電動機65の出力軸5
6と前記駆動プーリ50との間を減速装置を介して回転
的に連結している。第5図に示す第1の回動アーム15
の実線位置は2点鎖線で示すドア5の閉塞位置から反時
計方向に回動された最も大きく回転された位置であって
、これ以上の反時計回動を阻止するために、前記第10
回動アーム15の下面に補強リブを兼ねた突起41が形
成され、−刃固定部材12の一側面の所定位置にはスト
ッパ42が突設され(第4図参照)、回動アーム15の
第3図実線位置からの反時計方向同動を阻止せしめてい
る0また第2の回動アーム18の基部19の二叉部に支
軸17に平行に固設したストッパ43は、第2の回動ア
ーム18の支軸17.21を結ぶ線が第1の回動アーム
15の基軸14と支軸17を結ぶ線に対し予め定めた角
度以上に回動しようとする際、第1の回動アーム15に
当接して所定角以上の回動を阻止する。
ドア3には第3図および第4図にょシ明らかなようにガ
イド部材5oがボデー1の前後方向に沿って固設される
。ガイド部材5oは細長い板状材をその長手方向に垂直
な断面においてドア6の内板51に添設され緊締具52
により固定される取付縁53と、該取付#153よシ曲
げ起される支持縁54と、該支持縁54よりほぼ直角に
折曲されて下方に向けて垂下する係合縁55とが形成さ
れた長手方向に直線状のものである。該ガイド部材50
は取付縁55によってドア3の内板51に固着され、該
内板51とは支持縁54の幅だけ離れて垂下する係合縁
55を前記駆動輪24とローラ26との間に挿入される
。前記駆動輪24の外周面とローラ26の外周面との間
隙は係合縁55の板厚に等しいかあるいはこれより小な
る寸法とし、係合縁55と駆動輪24との摩擦接触を保
障し、また支持縁54はドア3の内板51と係合縁55
との間にローラ2Bが移動することを保障する寸法とす
る。またガイド部材5oの係合縁55の長さ方向両端部
には、第5図に示すように板材を折曲したストッパ56
を固着し、ロー−)26が前記係合縁55との係合から
外れないようにする。
なお図中符号44は第1の回動アーム15を榎うカバー
、45は第2の回動アームを榎うカバー、46社電動I
!I35の設置部分を覆うカバーを示す。
上記実施例の作動を第6図にょシ説明する。第6図は上
記実施例の駆動プーリ50.中間プーリ20、駆動輪2
4およびローラ26をそれぞれの直径に比例した円であ
られし、基軸14、支軸17゜21および短軸シ5を前
記円の中心を示す小径の円であられし、さらに回動アー
ム15.18.22を前記円の中心を結ぶ直線であられ
した模式図である。また理解を容易にするため、第1の
回動アーム15の突起41と該突起41に当接するスト
ッパ42および第2の回動アーム18に固設したストッ
パ45は、第6図、第4図に示す位置とは無関係に記載
し、その作用を示している。
ドア3が開口2を閉じてボデー外板1と同一平面をなす
ように収納されているときは、該ドア3に固設されたガ
イド部材50は実線図示の位置にあって駆動輪24およ
びローラ26は係合縁55を挾持している。電動機55
に一方向の直流電流を印加するときは、原動機35の出
力軸56は減速装置を介して駆動プーリ50を矢印方向
に回転駆動し、この駆動ブーIJ S Oを回転駆動す
るトルクはベルト32を介して中間プーリ20へ、また
さらにベルト33を介して受動プーリ24に伝達される
ドア3の閉塞位置においては、案内装置8.9゜10の
ローラ7がそれぞれ係合しているガイドレール4,5.
6の部分は第2図に示すように湾曲が大であるから、駆
動輪24が矢印方向に回転しi 、4    てガイド
部材50をその長さ方向に移動させようとしても、その
移動方向には抵抗が大であり、従って駆動輪240回転
はガイド部材50の係合縁55との摩擦係合により抵抗
を受ける。この抵抗はベルト55.52を介してプーリ
30に伝達され、プーリ30に伝えられている電動機3
5のトルクをベルト32を介して第10回動アーム15
の反時計方向の回動駆動に分配させる。この結果中間プ
ーリ20の中心位す点に、駆動輪24の中心はB点に移
動せしめられ、同時に第2の回動アーム18に固設した
ストッパ43は第1の回動アーム15に当接するから、
第1および第2の回動アーム15.18のなす角は角O
bBより大にならない。このストッパ45の回動アーム
15への当接によりガイド部材50には駆動輪24の摩
擦に伴う保合縁55の長さ方向への推進力のほかに駆動
プーリ50の中心0を中心とする反時計方向の外方へ振
シ出す力が加わり、その合成力により前記案内装置8,
9.10のロー27はガイドレール4,5.6の湾曲部
分に沿って滑動し、ドア3をボデー外板1の外方に振り
出す。ガイトレー   ′ル4,5.6の湾曲部分によ
る抵抗がある間は第10回動アーム15の反時計方向の
回動は継続されてドア3は回動アーム15による振シ出
しカと駆動輪24による合成力でガイドレール4,5゜
6に沿って進行し、駆動輪24の中心が点Cに達すると
案内装置8,9.10のローラ7はガイドレール4,5
.6の湾曲部分から脱出するの・で、起抜は電動機55
の駆動トルクは専ら駆動輪24の回転駆動に費消され、
2点鎖線で示すガイド部材50はローラ26がストッパ
56に当接するに至るまでドア3をボデー外板1に沿う
方行へ進行せしめる。点0に示す位置でローラ26がス
トッパ56に当接すると、駆動輪24の回転駆動に再び
抵抗が生ずるので、第1の回動アーム15は再−び反時
計方向に回動せしめられ、核回動アーム15に形成し九
突起41がストッパ42に当接するまで回動せしめられ
、このとき駆動輪24は点りに達し、ドア50は3点鎖
線に示す位置まで開放せしめられる。このとき回動アー
ム15.18は点0、d、Dを結ぶ位置に変化している
。上記突起41のストッパ42に当接する位置付近でリ
ミットスイッチを作動せしめる等任意の手段で電動機3
5に供給している電流を断つことにより電動機35を停
止せしめ、ドア3の開放作業を停止せしめる。
次に開放されているドア3を閉じるには、電動機55に
ドア開放時と逆方向の直流電流を印加し、駆動プーリ5
0を図示の矢印と反対方向に回転駆動せしめる。ドア開
放時に点りに中心を有する駆動輪24はドア3の推進方
向にtlとんど抵抗を受けないから、点り位置でガイド
部材5oの係合縁55を摩擦駆動して、ドア3を閉じる
方向にガイドレールに沿って滑動させる。係合縁55の
他端に設けられたストッパ56がロー226に当接する
までドア5が滑動せしめられた位置で、ローラ26のス
トッパ56との当接にょ9駆動輪24の回転駆動に抵抗
が生じ、電動機35の駆動トルクは第10回動アーム1
5を第6図中で時計方向に回動せしめ、ドア5を閉じる
方向に推進せしめ、駆動輪24の中心が点0に達した後
はドア3にボデー外板1の開口2に向けて引き込むよう
に作用し、駆動輪24の中心が点0にあるときの中間プ
−リ20の中心点Cは回動アーム15の時計方向の回動
により点すを経て点aに復帰するが、駆動輪24の中心
は点0から直接点Aに復帰し、ドア6を開口2内に収納
し、その外表面をボデー外板1と同一表面とする。この
位置でリミットスイッチ等を作用せしめて電動機55へ
の通電を停止せしめ、施錠を行うことによシトアロの閉
塞作業が達成される。
第7図ないし第9図は本発明の他の実施例を示し、第7
図はその上面図、第9図は第8図に−DC線に沿う断面
図である。なお第8図中前記に一4線に沿う一側部はカ
バーを取り除いた内部を示した要部拡大上面図である。
本実施例は特に第9図に明らかなように電動機155を
第1の回動アーム115の基部116に搭載固定すると
ともに、該電動機135の出力軸156を遊星歯車型の
減速装置を介して駆動プーリ50を電動機165に回転
的に連結した点が前記第5図ないし第5図に示す前記実
施例と異る。
従って前記実施例と同一部分には同一符号を付して示し
、その説明は省略する。
取付床11上に取付部115により同定された固定部材
112には円筒形の基筒部114が形成され、該基筒部
114に第1の回動アーム115の基部116がその下
端を軸受によシ回動自在に支承されている。前記回動ア
ーム115の基部116は中空円筒状に形成され、その
頂部に支持部材127が固定されて該支持部材127に
電動機155が支承され、その出力軸156を回動アー
ム115の基部116の中心軸上に位置せしめるように
取付けられている。また前記駆動プーリ50は前記支持
部材127に前記基部116の中心軸を中心として形成
された筒壁128にベアリング51を介して回転自在に
支承されている。
前記駆動プーリ30にはこれと同心的にリングギヤ15
8が固着され、前記電動機135の出力軸156にはこ
れと同心的にサンギヤ157が固着され、前記サンギヤ
137に噛合する歯車159′および前記リングギヤ1
38に噛合する歯車140を一体に形成したプラネタリ
ピニオンが前記基筒部114に植立したピン129に回
動自在に支承され、遊星歯車型の減速装置を構成してい
る。また前記第1の回動アーム115をドア3の最大開
放位置においてそれ以上の回動を阻止するためのストッ
パ142は固定部材112の取付部113に固定され、
該ストッパ142に当接する突起141は前記第1の回
動アーム115の基部116の下端部外周部に突設され
ている。
本実施例装置においては、電動機155に一方向の直流
電流を印加したときは、その出力軸136の回転は、サ
ンギヤ167、歯車159,140よりなるプラネタリ
ピニオン、リングギヤ158を順次回転駆動し、歯車1
59,140はピン129の周りに自転するのみである
から、りングギャ138を減速せしめて回転駆動し、該
ギヤ158と一体の駆動プーリ50を回転せしめる〇駆
動プーリ50の回転はベルト52、中間プーリ20、ベ
ルト53、受動プーリ25を介して駆動輪24に伝達さ
れ、ドア3に固設したガイド部材50の係合縁55との
摩擦係合にょシドア3を推進せしめることは前記実施例
と同一である。
本実施例の作動に際し、ドア6の推進方向とガイドレー
ル4,5.6の彎曲とにょシ駆動輪24の回転に抵抗が
生ずると、リングギヤ138の回転に抵抗を生ずるから
、電動機155の駆動トルクはその反力で支持部材12
7を介して回動アーム115を回動せしめ、ドア5にボ
デー外方への振り出しまたは内方への引き込みの回転力
を付与する。この結果本実施例においても第6図に基い
て説明したと同一のドア3の開放および閉鎖の作動を行
わせることができる。
本実施例においてはサンギヤ157、リングギヤ168
および一車159,140よりなるプラネタリピニオン
より成る遊星歯車型減速装置によって原動機155の出
力軸1560回転速度を減速せしめて駆動プーリ50に
伝達するとともに、前記遊星歯車型減速装置によシミ動
機135の駆動トルクを駆動輪24の回転駆動と第1の
回動アーム115の回動力とに分配するものであるから
、ドア5の振り出しまたは引き込みに強力なトルクを分
配することができる。
以上詳細に説明したように、本発明は、開口を形成した
壁と、前記開口を閉塞すべき扉と、扉の開放方向に沿わ
せて前記壁に沿って取付けた少くとも1個のガイドレー
ルと、前記扉に取付けられるとともに前記ガイドレール
に摺動自在とされた案内装置とを包含し、扉が前記開口
を閉塞するとき扉の一側面が壁の一側面とほぼ同一面と
なるように収納され、扉を開放するとき前記案内装置に
より壁の側面に沿ってほぼ平行に滑動案内されるように
したスライドドアにおいて、前記扉の他側面に該扉の滑
動方向と平行に板状の保合縁を形成したガイド部材を固
設し、前記扉に対して固定関係にある部分に第10回動
アームの基部をほぼ水平面内に回動自在に支承せしめる
とともに皺回動アームの基部に同軸的に駆動プーリを回
動自在に支承せしめ、前記第1の回動アームの自由端部
にU   はほぼ水平面内に回動自在に第2の回動アー
ムを部 第1の支軸により支承せしめるとともに該支軸に中間プ
ーリを回動自在に支承せしめ、前記第2の回動アームの
自由端部には第5の回動アームを第2の支軸によシはば
水平面内に回動自在に支承せしめるとともに該支軸に駆
動輪と一体に回転する受動プーリを回転自在に支承せし
め、前記第3の回動アームの自由端部には前記駆動輪と
並列せしめてローラを回転自在に支承せしめるとともに
前配躯動輪とローラの両性周面間に前記扉に固設したガ
イド部材の係合縁を係合挾持せしめ、前記駆動プーリを
原動機に回転的に連結するとともに前記駆動プーリと中
間プーリとの間および該中間プーリと受動プーリとの間
をそれぞれ回転的に連結せしめ、かつ前記第1の回動ア
ームと第2の回動アームとのなす角が予め定めた角度以
上となることを阻止するストッパと、扉の開放位置にお
ける前記第1の回動アームの位置を定めるストッパとを
具備せしめたことを特徴とするスライドドア開閉装置に
係るものであって、本発明によるときは扉に固設したガ
イド部材の係合縁と摩擦的に係合   □しかつ原動機
によって回転駆動される駆動輪を第10回動アームの自
由端部にその基部を枢支された第2の回動アームの自由
端部に設けたから、第1の回動アームの自由端部に駆動
輪を設ける場合に比して扉の滑動距離を長くすることが
でき、しかも第1の回動アームの回動中心は第1の回動
アームの長さだけ扉から隔たった位置に設置できるので
、装置全体の収納スペースを徒らに増すことなく、ボデ
ーの開口を広く、扉の幅を大に形成することができる。
そして扉を壁に平行に推進せしめるための前記駆動輪の
回転駆動と、扉を壁に垂直な方向に振り出しまたは引き
込むための第10回動アームの回動作動とを、単一の原
動機によシ行わせるものであるほか、扉の推進に基くガ
イドレールの彎曲と扉の案内装置との保合抵抗に応じて
扉を壁に垂直表方向に移動せしめるトルクを第1の回動
アームの回動に分配するので、扉のガイドレールに沿う
移動は単一の原動機によって極めて円滑に行われる特長
を有する。
また第1の回動アームと第2の回動アームとは両者間の
なす角度が予め定めた角度以上に拡開することを阻止す
るストッパが設けられているので、第1の回動アームが
第2の回動アームを押し進める回動方向に駆動される際
に原動機の駆動力を損失することなく確実に扉の移動を
行わせるもので、第1の回動アームが前記と反対方向に
駆動される際には第2の回動アームを牽引することにな
るので、ストッパは邪魔にならず、かつ原動機の駆動力
を損失することもない。
さらに第1の回動アームを扉の開放位置にセいてその余
剰の回動を阻止するストッパを設けたことにより、第1
0回動アームの最小の回動角度でかつ駆動輪によるガイ
ド部材の摩擦駆動と組み合わせて十分な扉の移動距離を
確保するものである0本発明においては原動機は直流電
動機のほか圧力流体源を利用できる場合には流体モータ
が利用できる等可逆転原動機であれば何でも使用でき、
原動機と駆動プーリとの回転的連結も図示の歯車装置に
限定されるものではなく、さらに各プーリ関の回転的連
結もベルトによる連結のほか、チェーンあるいは歯車伝
達その他の任意の連結を利用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するに適するスライドドアを有す
る自動車の側面図、第2図はそのガイドレールと扉の滑
動状態を説明する概要図、第5図は本発明の一実施例の
上面図、第4図は第5図■−■線に沿う断面図、第5図
はその一部の拡大斜面図、第6図は前記実施例の作動を
説明する模式図、第7図は本発明の他の実施例の上面図
、第8図はその要部を拡大して示した一部欠截上面図、
第9図は第8図IK−に線に沿う断面図をそれぞれ示す
ものである。 なお図中、1はポデー 2は開口 3はドア 4.5.6はガイドレール 8.9.10は案内装置 15.115は第1の回動アーム 16.116はその基部 18は第20回動アーム 19はその基部 22は第3の回動アーム 30は駆動プーリ 20は中間プーリ 25は受動プーリ 24は駆動輪 26はローラ 52.55はベルト 55.155は電動機 56.156はその出力軸 57.157は出力歯車 38.158は入力歯車 50はガイド部材 55は係合縁 42、45.56.142はストッパ をそれぞれ示すものである。 特許出願人 トヨタ車体株式会社 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)開口を形成した壁と、前記開口を閉基すべき扉と
    、屏の開放方向に沿わせて前記壁に沿って取付けた少く
    とも1個のガイドレールと、前記扉に取付けられるとと
    もに前記ガイドレールに摺動自在とされた案内装置とを
    包含し、扉が前記開口を閉塞するとき扉の一側面が壁の
    一側面とほぼ同一面となるように収納され、扉を開放す
    るとき前記案内装置により壁の側面に沿ってtlは平行
    に滑動案内されるスライドドアにおいて、 前記扉の他側面に、該扉の滑動方向と平行に板状の係合
    縁を形成したガイド部材を固設し、前記屏に対して固定
    関係にある部分に第1の回動アームの基部を#1ぼ水平
    面内に回動自在に支承せしめるとともに、該回動アーム
    の基部に同軸的に駆動プーリを回動自在に支承せしめ、
    前記第1の回動アームの自由端部にははは水平面内に回
    動自在に第2の回動アームを第1の支軸により支承せし
    めるとともに、該支軸に中間プーリを回動自在に支承せ
    しめ、 前記第2の回動アームの自由端部には第2の支軸により
    第6の回動アームをほぼ水平面内に回動自在に支承せし
    めるとともに、該支軸に駆動輪と一体に回転する受動プ
    ーリを回転自在に支承せしめ、 前記第5の回動アームの自由端部には前記駆動輪と並列
    せしめてローラを回転自在に支承せしめるとともに、前
    記駆動輪とローラの両外周面間に前記扉に固設したガイ
    ド部材の係合縁を保合挟持せしめ、 前記駆動プーリを原動機に同転的に連結するとともに、
    前記駆動プーリと中間プーリとの間および該中間プーリ
    と受動プーリとの間をそれぞれ回転的に連結せしめ、か
    つ前記第10回動アームと第2の1gllIhアームと
    のなす角が予め定めた角度以上となることを阻止するス
    トッパと、扉の開放位置における前記第1の回動アーム
    の位置を定めるストッパとを具備せしめたことを特徴と
    するスライドドア開閉装置。 (2)前記第10回動アームの基部を前記罪に対して固
    定関係にある部分に植立せしめた軸に回動自在に支承せ
    しめるとともに、該回動アームの基部に同軸的に回動自
    在に支承した前記駆動プーリに固着した受動輪を前記固
    定関係にある部分に取付けた前記原動機の出力軸と減速
    装置を介して(ロ)私的に連結せしめたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のスライドドア開閉装置
    。 (8)前記第1の回動アームの基部に前記原動機を取り
    つけ、前記駆動プーリに同心的に固着したリングギヤと
    、前記原動機に呵り回転駆動されるサンギヤとに前記扉
    に対して固定関係にある部分に回転自在に支承せしめた
    プラネタリビニオンを噛合せしめた減速装置を形成して
    前記駆動プーリを原動機の出力軸に回転的に連結せしめ
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のスラ
    イドドア開閉装置。
JP57039699A 1982-03-12 1982-03-12 スライドドア開閉装置 Granted JPS58156668A (ja)

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JP57039699A JPS58156668A (ja) 1982-03-12 1982-03-12 スライドドア開閉装置
US06/472,862 US4462185A (en) 1982-03-12 1983-03-08 Door operating device for a slide door unit
DE19833308751 DE3308751A1 (de) 1982-03-12 1983-03-11 Tuerbetaetigungsvorrichtung fuer eine schiebetuer

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JPS633775B2 JPS633775B2 (ja) 1988-01-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558952A (en) * 1978-07-05 1980-01-22 Kanto Jidosha Kogyo Kk Operating equipment of automobile slide door
JPS5675214A (en) * 1979-11-26 1981-06-22 Toyota Motor Corp Open-close mechanism of door for automobile

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