JPS58154718A - 高耐熱性重合体及びその製造法 - Google Patents

高耐熱性重合体及びその製造法

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JPS58154718A
JPS58154718A JP3656782A JP3656782A JPS58154718A JP S58154718 A JPS58154718 A JP S58154718A JP 3656782 A JP3656782 A JP 3656782A JP 3656782 A JP3656782 A JP 3656782A JP S58154718 A JPS58154718 A JP S58154718A
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JP
Japan
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resistant polymer
highly heat
polymer
mol
polymerization
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Pending
Application number
JP3656782A
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English (en)
Inventor
Shinichi Sanada
真田 信一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は3環式複素縮合環化合物を酸化カチオン重合す
ることによって得られる高耐熱性重合体及びその製造法
に関する。
〔発明の技術的背景とその問題徹〕
ベンゼンヲ、触媒としての塩化アルミニウム、酸化剤と
してのcuc12等の存在下に酸化+lチオン重合させ
ることによって高分子量のポリフェニレンが得られるこ
とは、p、[0Vaclcらの研究(J、AmChem
、sOC,85、454(1963)等)によって公知
である0 ”””Q n Q + 2nCu(J 2−→、+2nCu(J 
+2nHCA!この方法で得られるポリフェニレンは褐
色又は黒色の粉末で、不溶性、不溶融性のため通常の加
工法では成形加工で趣ないという大角な欠点を有してい
る。このためポリフェニレンを変性しである程度の溶解
性と、高温での溶融性を付与する試みが数多くなされ、
ベンゼンとジフェニルメタン、ジフェニルエーテル等と
の共重合体(%公昭49−20959)等が合成されて
いる。
ところが上記の方法では単量体1モル当り2モル以Eの
CLjC72を必要とするのみならず、収率も高々60
14!!Uと低く、得られる重合体の耐熱性。
Il解性、溶融性も不十分であるという欠点を有してい
た。
〔発明の目的〕
本発明者は、上記欠点を克服すべく鋭意検討した結果、
34式複素縮金環化合物を酸化カチオン重合することに
よって高収率ですぐれた耐熱性、#l解性、溶融性を持
つ重合体が得られることを見出 、した。
〔発明の概要〕
即ち、本発明は、 で表わされる繰り返し本位(4)、(→および(0から
選ばれた少なくとも一種からなる高耐熱性重合体及び、 で表わされる噛り返し◆位(A) 、 CB)又は(Q
から構成される高耐熱性重合体を製造する際、 で表わされる3璋式複素縮合璋化合物をルイス酸と最高
原子−の状態にある多価金属のハロゲン化物を触媒とし
て酸素の存在下又は非存在下で酸化カチオン重合するこ
とを特徴とする高耐熱性重合体の製造法に関する。
本発明において使用される3環式複虞縮合環化合物とし
ては、ジベンゾ−P−ジオキシン、フェノキサトイン、
チアントレン、フェノキナトイン−5,5−ジオキシド
、チアントレン−5,5−ジオキシド、チアントレン−
5,5,10,10−テトラオキ7ド、アントラキノン
、フェノキサジン、N−メチル−フェノキサジン、フェ
ノチアジン、N−メチル−フェノチアジン、フェノチア
ジン−5,5−ジオキシド、ジベンゾフラン、ジベンゾ
チオフェン、ジベンゾチオフェン−5,5−ジオキシド
、カルバゾール、N−メチル−カルバゾール、 10−
メチル−フェノキサホスフィン、 10−メチル−フェ
ノキホスフィン−」O−オキシド等があげられる。
又本発明において重合触媒として使用されるルイス酸と
しては例えばB 、 Al、TI 、8nのハロゲン化
物などがあげられ、tl!IK好適なものとしてAlc
13 。
BF3.Ti(J4.8nC14が使用される。
更に本発明において使用される媛嵩原子価の状順にある
多価金属のハロゲン化物としては例えばCu、pe、s
b、Moα各最高原子価伏纏でのハロゲン化物があげら
れ、好適なものとしてcuC12JeCIB−8bC1
5,MOCj、が使用される。
特に微量の水が反応系内に存在する場合は、上記の金属
の最高原子価ハロゲン化物自身がルイス酸として作用す
るのでルイス酸を使用する必要がない、) 本発明にしいて重合反応は、窒素又はヘリウム中といっ
た酸素の全く存在しない状態で行なうことも、あるいは
酸素又は空気の加圧下又は常圧下で行なうこと4boT
能であるが、酸素非存在下に比べ酸素存在下においては
、触媒の使用量がより少くてもよくしかも反応収率が鳩
いので有利である。
触媒の使用量は、酸素非存在下では、本量体1モルに当
りルイス酸0.1〜8.0モル好適には1.0〜2.0
モル、金1II4IIk高原子価化合物0.1〜8.0
モル好適には2.0〜4.0モルであり、酸素存在下に
シいては巣量体1モル当りルイス酸0.01−1.0モ
ル、金属最高原子価化合物0.01−1.0モルとする
のが適当である。
本発明においては加熱重合、溶液重合、塊状重合等通常
の重合反応に用いられるいずれの手段でも可能であるが
、溶液重合の場合は出発原料及び反応中間体が可溶であ
り、かつ出発原料及び触媒とも不反応性の溶剤を使用す
ることが有利である。
このような溶剤としては飽和炭化水素たとえばヘキサン
、ヘプタン、石油エーテル、あるいは芳香族化合物たと
えばジフロルペンゼ/、モノクロルベンゼン、トリクロ
ルベンゼン、ニトロベンゼンその他二硫化炭素、ニトロ
メタン等が使用される。
反応温間は一100υ〜300℃、好璽しくはδ℃〜1
00℃で複素環の開裂等の副反応をさけるために一般に
低温が望ましい。
〔発明の実施例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1゜ 還流冷却姦、窒素ガス導入管、攪拌棒および温度計をつ
けた四ツ目フラスコに**ガス雰囲気下で1.2.4−
)リクロルベンゼン100mA! 、ジベノゾーP−ジ
オキ:yン18.4g (0,1%ル)、CuC124
0,4g (0,3モル)を加え、40”Oに加熱して
から強攪拌下に徐々に無水1ylC1340,Og (
0,3モル)を加えると直にHClガスが発生する。約
3時間でHCJガスの発生はほとんどとまるので室温ま
で冷却後濃塩酸1.41を加え触媒を分解した後沈殿す
る固体をF別する。生成物をP液が無色となるまで濃塩
酸で洗滌し、さらにNaOH水溶液、蒸留水で洗滌後、
蒸留水中で沸とう還流により洗滌し、120’Oで15
時間真空乾燥するっその結果、黄土色粉末が13.1 
g得られ、収率は72優であった。この固体の融点は。
380’Oでジメチルアセトアシド、ジメチルスルホキ
ノドに加熱により溶解した。固有粘度(0,1g/10
0Al濃硫酸、(資)’0 )は0.27であった。熱
重量分析(5C/分、空気中)による熱分解開始温度は
、305°Cであ−た。固体の赤外線吸収スペクトルに
よりジベンゾ−P−ジオキサン環が主に28位で結合し
ていることが確認された。固体の元素分析の結果をg/
kg1位で表わすとつぎの通りであるOC761、H3
2、0169、C1,弼実施例2゜ 容t11のオートクレーブ中に1.2.4− )リクロ
ルベンゼンtoomz 、 シベン1−P−ジt+シン
18.4g (0,1モル)、CuC/ 26.72 
g (0,05モル)、λJCj。
6.67g(0,05モル)を加え攪拌しながら40゛
0に加熱する。ここで酸RtOkg/cIiを仕込み、
0°Cで3時間反応を行なった。以下実施fi 1.と
同様に処1すると、黄土色の粉末が14.9g得られた
。収率は82優であった。この固体の融曳は415°C
でジメチルアセトアシドに加熱により溶解した。固有粘
度は0.29.熱重量分析による熱分解開始@度は35
1°0であった。
実施例3゜ ジベンゾ−P−ジオキシンのかわりにフェノキサトイン
20.0g (0,1モル)を用いた以外は実施例2゜
と同様にして重合を行なった。その結果、黒褐色(7)
粉体が12.9 g (65%)得られた。この固体は
トルエンに加熱により溶解し、固有粘度は0.14、熱
分解開始温度は280℃であった。融点は342℃であ
っto ジベ/シーP−ジオキシンのかわりにジベンゾチオフェ
ン−5#5−ジオキシド21.6 g (0,1モル)
を用いた以外は実施例2.と同様にして重合を行なった
。その結果、褐色の粉体が10.9 II (511)
得られた。この固体はジメチルアセトアンドに可溶で固
有粘度(0,1g/ 100mjジメチルジメチルアセ
トアシド)°C)は0.11、熱分解開始温度は274
“0で、融点は391°Cであった。
実施例5゜ ジベンゾ−P−ジオキシンのかわりにフェノキサトイン
lo、o w (o、o sモル)とジベンゾチオフェ
ン−5,5−ジオキシドto、8g(0,05モル)を
用いた以外は実施例2.と同様にして重合を行なった。
その結果茶褐色の粉体が12.7 g (62%)得ら
れた。この固体はトルエンに加熱により111w4シ、
固有粘度(0,1g/100+al−硫酸中(資)“C
)は0.10、熱分解−始温間は285°0で、融森は
358℃であった。
〔発明の効果〕
以上に祥述した・ように1本発明によれば、熱分解開始
温度が274℃以上と、極めて優れた耐熱性を示す樹脂
を高い収率で製造で−、高度の耐熱性を要求される成形
体用材料として応用することが可能で、その工業的価値
は大である0 代理人弁理ト 則近憲佑(は”・1?

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(鴎 一般式(C3 で表わされる繰り返し単位(4)、(匂νよび(C)の
    うち少なくとも一種からなることを49黴とする高耐熱
    性重合体。 12)一般式(A) 一般式(In で表わされる繰9返し単位(A) 、 (B)および(
    Qから選ばれる少なくとも一種を含有する高耐熱性重合
    体を製造するにあた9、 で表わされる3環式複素縮合環化合物を、ルイス酸と、
    最高原子価の状態にある多価金属の・・ロゲン化物を触
    媒として酸素の存在下又は非存在下で酸化カチオン重合
    することを特徴とする高耐熱性重合体の製造法。
JP3656782A 1982-03-10 1982-03-10 高耐熱性重合体及びその製造法 Pending JPS58154718A (ja)

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