JPS581543Y2 - タイルユニツト - Google Patents

タイルユニツト

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Publication number
JPS581543Y2
JPS581543Y2 JP258379U JP258379U JPS581543Y2 JP S581543 Y2 JPS581543 Y2 JP S581543Y2 JP 258379 U JP258379 U JP 258379U JP 258379 U JP258379 U JP 258379U JP S581543 Y2 JPS581543 Y2 JP S581543Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
fixing member
unit
tile unit
inclusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP258379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55103330U (ja
Inventor
安弘 永田
道幸 竹内
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP258379U priority Critical patent/JPS581543Y2/ja
Publication of JPS55103330U publication Critical patent/JPS55103330U/ja
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  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイル先付は工法に使用するタイルユニットに
関するものである。
従来この工法に使用するタイルユニットとして、本出願
人が先に特願昭52−53539号で提案したタイルユ
ニットや特公昭52−49007号で開示されているタ
イルユニットが知られている。
これらのタイルユニットは発泡若しくは非発泡の熱可塑
性合成樹脂からなり、ベース部と目地格子部とが一体に
形成してなるタイル仮止め部材にタイルを仮止めしたタ
イルユニットであるが、次のような問題点を有している
即ちこれらのタイルユニットでは、施工時において、該
タイルユニットを型枠に固定し、コンクリート打設硬化
後タイル仮止め部材をタイル表面から引き剥す際、タイ
ル表面とタイル仮止め部材のベース部との融着により引
き剥し作業が容易ではなかった。
またタイルとじて表面が粗面のものを使用する場合には
、タイルユニット製造時にタイル仮止め部材のタイル表
面に接するベース部が該粗面にくいこむことによって該
ベース部の厚みが不均一となり、よってタイル仮止め部
材をタイル表面がら引き剥す際、該ベース部から破れや
すく上記と同様に引き剥し作業の能率が極めて悪がった
本考案タイルユニットは上記従来のタイルユニットの問
題点を是正したものであり、以下図面に基づいて詳細に
説明すると、第1図に示すように、発泡若しくは非発泡
の熱可塑性合成樹脂からなりベース部1と目地格子部2
とが一体に形成してなるタイル仮止め部材3にタイル4
を仮止めしたタイルユニットにおいて、タイル表面5と
ベース部1との間に、紙・布・金属箔等からなりタイル
表面と接着しない介在物6を挿入させたタイルユニット
7である。
本考案で使用するタイル仮止め部材3の材質は、エチレ
ン−酢酸−ビニル共重合体・ポリエチレン等の熱可塑性
合成樹脂からなり、さらに必要に応じてニトロソ系・ス
ルホニルヒドラジド系等の発泡剤9発泡補助剤、架橋促
進剤、顔料、充填剤、粘着付与剤等を適宜含有したもの
である。
またその形態としては、ベース部1、目地格子部2が共
に非発泡状態であっても発泡状態であってもよく、さら
に目地格子部2のみが発泡状態であってもよい。
次にタイル表面5とベース部1との間に挿入される介在
物6について説明すると、介在物6はタイル表面5とは
接着しない性質を有するが、タイル仮止め部材3のベー
ス部1とは接着してもよいしまた接着しないものであっ
てもよい。
好ましくは両面とも接着しないのものがよく、介在物6
の両面にシリコン等の離型剤を塗布することにより離型
処理を施したものは、該介在物6の再生利用が可能とな
る。
材質としては、紙・布・金属箔・樹脂板等が適当である
タイルユニットのジヨイント部におけるセメントペース
トのもれだしを防ぐために、タイルユニット端部に位置
する夕イルに当接する介在物6の大きさは、タイル表面
の大きさよりもやや小さめに形成する。
介在物6の厚みは目地深さに影響を与えない程度に薄く
しておく。
次に本考案タイルユニットの製造方法の一実施例につい
て説明すると、予め、第2図に示すように熱可塑性合成
樹脂からなるベース部1上面に縦横に目地格子部2を一
体に形成することによりタイル挿入用ます目8を有する
タイル仮止め部材3を作成しておき、次に第3図に示す
ように台盤9上に載置された該タイル仮止め部材3の各
ます目8内に介在物6を敷き並べ、さらにその上にタイ
ル表面5を介在物6に当接させてタイル4をます目8内
に挿嵌する。
その後、該タイル仮止め部材3を加熱溶融することによ
り、タイル表面5に介在物6を当接するとともに、タイ
ル側面が目地格子部2の側面と融着仮止めされたタイル
ユニットが製造される。
なお、介在物6については、シート状のものに限らずタ
イル表面の凹凸程度が大きいものについては第4図に示
す如く、緩衝材からなる凸部10をタイル表面の凹凸形
状に合わせてシート状介在物の上面に付着させたもので
あってもよい。
以上の如く、本考案タイルユニットは、タイル表面5と
ベース部1との間にタイル表面とは接着しない介在物6
を挿入させているので、タイル表面5とベース部1とは
接着せず、該タイル仮止め部材をタイル表面から引き剥
す作業は極めて容易なものとなる。
また使用するタイルの表面が粗面の場合は、介在物6の
存在によってタイル表面に位置するベース部は均一の厚
みとなり、ベース部において部分的に薄くなり破れやす
いという虞れは全く解消された。
以」−のように本考案は極めて有用なる考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案タイルユニットの部分断面図であり、第
2図は本考案タイルユニツI−の製造方法の一実施例に
使用するタイル仮止め部材の斜視図、第3図は本考案タ
イルユニットの製造方法の一実施例を説明するための部
分断面図、第4図は介在物の他実施例を説明するための
部分断面図である。 1・・・・・・ベース部、2・・・・・・目地格子部、
3・・・・・・タイル仮止め部材、4・・・・・・タイ
ル、5・・・・・・タイル表面、6・・・・・・介在物
、7・・・・・・本考案タイルユニット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性合成樹脂からなり、ベース部と目地格子部とが
    一体に形成してなるタイル仮止部材にタイルを仮止めし
    たタイルユニットにおいて、タイル表面とベース部との
    間に、紙・布・金属箔等からなりタイル表面と接着しな
    い介在物を挿入させたことを特徴とするタイルユニット
JP258379U 1979-01-12 1979-01-12 タイルユニツト Expired JPS581543Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP258379U JPS581543Y2 (ja) 1979-01-12 1979-01-12 タイルユニツト

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JP258379U JPS581543Y2 (ja) 1979-01-12 1979-01-12 タイルユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55103330U JPS55103330U (ja) 1980-07-18
JPS581543Y2 true JPS581543Y2 (ja) 1983-01-12

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ID=28805777

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JPS55103330U (ja) 1980-07-18

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