JPS58152779A - 乗客コンベアの据付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエスカレータめるいは電動通路等のマンコンベ
アに係り、特に老朽化したマンコンベアに対して安全増
し、省エネルギー及びデザインの近代化など最新の技術
を効率よく応用するための据付方法に関する。

マンコンベアは、各種曲用ビルの付帯設備として重用さ
れてきたが、最近では事務所ビル、都市交通機関及び歩
道橋など実に多様な分野に普及し始めている。

最近のマンコンベアの特徴は、利用者層の拡大に伴う安
全施策の充実、製造技術の進歩がもたらした新材料の適
用及び省エネルギー指向などがあり、これらの特Ｗｉは
上記の新分野への進出と時代のニーズを機会にして達成
されている。

これに対して、従来のマンコンベア（ｔ￥ｆに普及初期
の形態）は、第１図に示した通りマンコンベフ本来の輸
送機能をム点にした構成となっている。

その王なる構成は、第１図に示した通り、乗客を運ぶた
めのステップ１及びハンドレール２が無層状に配置され
、そｎぞｆｌＫ駆動車３及び４をもって所定の速度で運
転さｎるものでめる。また、この上部の機械室５にはモ
ータ６ａと減速機６ｂから成る駆動機６が配置され、こ
の駆動機６の歯車６Ｃの回転を伝達するチェ７７，８に
よってステップ１及びハンドレール２のような駆動体全
駆動する仕組みになっている。さらに、上記の構成部品
は、丈夫なトラス構造の本体枠９で支持されておす、七
の内外ｉｋｉハ欄干１０と外装板１１で被われている。

なお、′ｓ１図に示したマンコンベアは、一般に不透明
形と呼ばｎる欄干形態であり、欄干パネル１２の材質が
ステンレス鋼、＊装板あるいはアクリル樹脂で構成され
ている。この欄干形１１に′ｓ、、マンコンベアの普及
初期にハンドレール２を駆動する唯一の方法として駆動
車４が用いらｎたために欄干パネル１２に透視材を採用
し得なかったことから不透明形となっている。しかしな
がら、最近では摩擦駆動技術の進歩によって第１図の構
造設計１に脱した透明形の欄干が主流を占めており、建
築デザインとの調和や欄干デザインの高級化がマンコン
ベア全体の商品価（［’に決定付けるまでに重要視され
ている。このため、欄干デザインは時代の流行に合せて
′Ｒ貌する一方、その意匠材も従来のアルミ合金から高
級イメージのステンレス鋼へと進化している。

以上のように欄干デザインの重要性が認識され始めると
必然的に千年から二千年前に設置されたマンコンベアの
古さが目立ち、デザイ／の刷新と高級材の適用が要望さ
れている。

一方、新＋ａのマンコンベアにおける安全性の面でのｔ
￥ｉ徴的な遵いは第２図及び第３図に示し九ステップ１
及び１３にある。従来のステップ１は、表面に多数の凹
凸を有するアルミ合金製のクリ−）１Ｍと薄板金率に太
鼓状に曲げたライザー１ｂで構成されているが、最近の
ステップ１３は、クリート１３８及びライザー１３ｂ共
に凹凸を有し、ステップ１３同志あるいは乗降口のコー
ム（図示せず）と精緻に噛み曾って人身事故に至る人体
や衣服の引込みｔ防止する構成となっている。さらに、
最近のもので最も安全と評価されているステ量体の色ａ
ｌｌｌ（黄色）がもたらす注意喚起効果によって危険な
部分への接近を心理的に阻止する仕組みになっている。

また、史に安全なステップでは、側方の注意体１３ｅ及
び１３ｆの上Ｉｆｉヲ一段背高にして＠壁への接近を物
理的に阻止する構造や前記のりＩＪ　−）　１３　ａ及
び１３ｂ’ｉステンレス鋼に代えて無折損の丈夫なステ
ップ會夾現し、耐久性及び安全性の両面で効果を発揮し
たものも存在する。

このようにステップに代表さｎる安全増しの諸施策は、
ここ数年の間に極めて充実しており、図示は省略するが
ハンドレー出入口安全装置、ステップ異状走行検出装置
及び各種保護装置が装備されて人身保謙に寄与している
。

さらに、最近のマンコンベアは社会的なニーズとして省
電力運転を指向しており、減速機の伝達効率の向上、摩
擦ロスの軽減及び回動体の軽量化など酩曾的な峠済設計
が施されている。この結果中数年前・のマンコンベアに
比較して３０〜５０％の節電が可能となっている。

以上説明した通り、最近のマンコンヘ７テｆ１４１１１
千のデザイン、安全性及び鮭済性の面で買量共に著しく
進歩しているが、ごく最近のニーズとして設置後士数年
を経過し、老朽化したマンコンベアに上記の新技術を応
用して若返りを図る試みがなされている。

しかしながら、マンコンベアは一般的に店内の中央部に
設置さｎ１人店者の大事なサービス設備として活躍して
いることから、このマンコンベアを上記の若返りのため
に長期間停止することは店舗の営業上極めて困難な実情
にある。時に、マンコンベアの改修のために店舗を休業
することは詐されず、この改修に伴う一般客への迷惑も
計り知れない。

このため、欄干デザインの刷新、省エネルギー化は勿論
、蝦優先に対策されるべき安全増しの改修も改造期間の
問題から不可能な状況にある。

本発明はこの点にかんがみ、上記の若返り対策を短期間
で実施し得る＊成を提供するためになさｎたものであり
、結果的に既設マンコンベアの安全増しなどを広く普及
せしめるものである。

ここで、従来のマンコンベアの詳細構造を第４図により
説明する。

図において、トラス構造の本体枠９はマンコンベアの土
台となる強度部材でおり、Ｉａ！１に装架さｎる部材９
ａ、駆動車３を取付ける支持台９ｂ。

駆動機６を載ぞる支持台９Ｃ１左右を結ぶ横桁９ｄ及び
９ｅ、欄干支持台９ｆ、９ｇ、９ｈ、底板９にそれに透
明形のものではハンドレール駆動車９Ｊ４Ｆ案内ローラ
９になどｔ支える取付台９１、及び９ｍ、レール取付台
９ｎ、乗降板取付台９ｐなどそれぞれ左右対称に配置さ
れるのが普通である。なお、こｎらの雑多な部材は本体
枠９の上弦材９人、下弦材９Ｂ及び縦部材９Ｄに対して
溶接で一体的に接合さｎており、概ね欄干支持台（９ｇ
など）は上弦材９人に、また支持台９ｂル一ル取付台９
ｎなどは縦部材９Ｄに取付けられている。

さらに、従来のマンコンベアの寸法は、上弦材９Ａの間
隔Ｗ１内にステップ１及びレール１４などを収納する関
係上、一般に１５００〜１６００　ミリメートル、機械
室５の深さＨ３は縦長のフオーム減速機（駆動機６）の
高さに相当する寸法の１０００〜１２００ミｌＪメート
ルに設定されている。上記の各寸法は、機器の頑丈さｆ
！：第一義にした従前の設計思想から各部に余裕のめる
設定となっており、最近のマンコンベアに比べてかなり
大形の構造物となっている。

このような従来のマンコンベアに対して、本発明ではト
ラス構造の本体枠９（以下、第１の枠体９と略す）を活
用し、これに鐘近のマンコンベアを装架することによっ
てマンコンベアの若返りに伴う建屋の改変を絶無とする
一方、改修期間を大幅に短縮し、かつ経済的に改修する
据付方法を提供するためになされたものである。

以下、本発明の一実施例を図にもとづき説明する。

第５図において、本発明では従来装架されていたステッ
プ１、ハントレール２、駆動車３及び４駆動機６、欄干
１０、レール１４などｔ−ｇｉの枠体９から取外し、新
たに第１の枠体９の中に新形のマンコンベア（以下第２
のマンコンベアと略す）１５を収納したことに特徴があ
る。この場合、第２のマンコンベア１５は、従来と同一
の機能を持つステップ１３、ハントレール１６、ａｌｌ
干１７などで構成され、これらの土台として上枠体１８
ａ１中枠体１８ｂ１下砕体１８Ｃから成る第２の枠体１
８が第２のマンコンベア１５の強度を保持し、さらに全
体の重量は第１の枠体９が支持する仕組みになっている
。

サラに、第２のマンコンベア１５は第６図及び第７図に
示した通り、欄干パネル１９、内デツキ２０、外デツキ
２１、案内ガイド２２で成る欄干部材や外装板２３等の
意匠部分に加えて駆動車２４レール２５、乗降板２６と
これの取付台２６１のほか図示せざるも駆動機、各種伝
達チェ７、ハンドレール駆動装置及び各種安全装置など
最近の技術で製作された新しいマンコンベア一式が装備
さｎている。

ナオ、ｊｌＧ２のマンコンベアの内部構造物（赤面から
見えない部品）の外幅Ｗ、は第１の枠体９の幅Ｗ、より
小さく設定され、この第１の枠体９に接合されていた部
材のうち内側に延出していた部品、例えば横桁９ｄ及び
９ｅ、欄干支持台９ｆ。

９ｇ、９ｈ１取付合ｇｎ、乗降板取付台９ｐなどを除去
して第１の砕体９を単なる外箱としてスペースを確保し
、この部分にＷＪ２のマンコンベア１５の組立品を収納
したものである。

そして、この′ｔＩＸ１０枠体９と第２の枠体１８は固
定体２７及び２８で確実に接合して両者の遊合全防止す
る一方、第２の枠体１８には欄干支持台２９、駆動車２
４の取付台３０、レール取付台３１設４’ｉて第２のマ
ンコンベア１５の全体強度を保持している。なお、詳細
な図示は雀略せるも、この第２の枠体１８には駆動機の
支持台、制御ユニットの取付台、ハンドレール駆動装置
の取付台など第２のマンコンベア１５に必要なはとんど
の部材が装着１れており、ごく細かい部品を除いてほぼ
完成品の装−となっている。

上記のＩＩ！の詳ＷＡは第８図に示した通りでるり、第
２の枠体１８の一方に欄干支持台２９、駆動車にの取付
台３０、レール取付台３１などがめらかしめ製造工場に
おいて一体的に接合されており、さらにこのＭ２０枠体
１８は左右を連結する端部枠体１８ｄで一方向の剛性が
保たれている。また、本発明ｔ−１１１１成する欄干１
７は欄干支持台２９のほか支持片３２と支持台３３から
なる欄干支持台３４がマンコンベアの長手方向に適宜配
置されて欄千強ｆｔ保持さｎるなど、この第２のマンコ
ンベア１５の構成部凸金てが第２の枠体１８に装着され
るものでめる。

以上説明した一実施例の据付方法は、改修作業にめたっ
て支持台２９、取付台３０、レール取付台３１など複雑
でその取付に高精度が要求さｎる多数の部材をマンコン
ベアが設滅されている場所で第１の枠体９に接合するこ
となく、第２の枠体１８が裏作される製造工場において
実施し得る利点が大きい。当然のことながら製造工場で
は能率的な生産設備が利用でき、かつ高＃１！度に表作
さｎるなどの利点がわり、同一の作業を境地（建屋内）
で行う方法に比較して日程及び経隣性の面で大きな長所
がある。

ココで、第２のマンコンベア１５は＾＋ＩＢ己の通り現
地において第１の砕体９から内側へ延出する部材を除去
したのち、第２のマンコンベアｉｓ１組込んで完成する
。なお、こｆ″Ｌまで経験した改修作業においては、第
１の砕体９にｔｍ接的に接合する部材（例えば本発明の
レール取付台３１など）の芯出し、位置の決定及び最終
精度の確保に最も長時間費やしており、上記の一実施例
の構成になる効果は多大でおる。また、この改修作業は
、店舗を営業したままで行うことは、避けられない状況
にめりこの作業に不可欠な溶接作業に起因する火災も懸
念されることがら一実施例の如く製造工場でほば児成し
次第２マンコンベア１５をそのまま装着する方法は防火
及び安全作業の面での効果も大きい。

以上説明した本発明によれば、老朽化したマンコノペア
に対するデザインの刷新、省エネルギー及び安全増しな
どのための改修作業が短期間により経済的に実施できる
効果がめる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来設置されていたマンコンベアの上部付近の
斜視図、第２図及び第３図はステップの外観を示した斜
視図、第４図は第１図のマンコンベアの本体枠を示した
斜視図、第５図以下は本発明の一実施例を示したもので
第５図は新旧のマンコノペアの組合せ状態金示し次斜視
図、１ｇ６図は紺５図を組合せて合体した状態を示した
要部斜視図、！＠７図は′ｉ４６図の１−１線に沿う断
面図、第８図は第６図の内ｍｍ造を示した斜視図でるる
。 １．１３・・・ステラ７’、２．１６・・・ハンドレー
ル、３．２４・・・駆動車、９・・・Ｍｌの枠体、１８
・・・第２の砕体、１８ａ・・・下枠体、１８ｂ・・・
中枠体、１８Ｃ・・・下枠体、１８ｄ・・・端部枠体、
１０．１７・・・欄干１５・・・第２のマンコンベア、
２５・・・レール、２６・・・乗降板、２６ｍ・・・取
付台、２７．２８・・・固定体２９．３４，３８．３９
・・・欄干支持台、３０．３６・・・取付台、３１．３
７・・・レール取付台、４０・・・支第６に

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、無喝状に配列されて回動するステップ、このステッ
   プと同期的に回動するハンドレール、これらを駆動する
   駆動機及び駆動車などの駆動体、両側に直立する欄干、
   ステップを案内するレール等の機器と、こｎらの機器を
   支持する本体枠を備えたマンコンベアにおいて、前記本
   体枠をとｎの外箱となるｇｔの枠体と、この第１の枠体
   内に収納される第２の枠体で構成し、かつこの第２の枠
   体に前記駆動体、欄干及びレールなどの機器を装着して
   ほぼ完成した第２のマンコンベアを収納したこと’ｌｉ
   −％倣とするマンコンベアの組立方法。 λ　前記第２０枠体と第２のマンコンベアを固定体で接
   合したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のマ
   ンコンベアの据付方法。 ふ　前記第２のマンコンベアの重重を前記第１の枠体で
   支持する如く構成したことを特徴とする特許請求範囲第
   １項記載のマンコンベアの据付方法。