JPS58151136A - 移動無線通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、移動無線加入者電話の通信方式および交換接
続方式に関する。特に、車載加入電話方式、携帯加入電
話方式、コードレス電話方式などを統合して、有線の公
衆電気通信網に接続する方式に関する。

〔従来技術の説明〕

従来から建設されてきた移動無線通信方式による加入者
電話は、自動車電話、携帯電話、あるいはコードレス電
話などそれぞれ別の移動無線通信方式として存在する。

加入者はそれぞれ独立に各方式に加入契約をして、それ
ぞれ別個の装置を備えなければならない。このため、加
入者の経済的負担は大きくなる。また、自動車電話や携
帯電話では、建物内部、トンネル内など電波の不感個所
が生じるが、これを解消することは困難である。

一方、コードレス電話はその移動範囲がきわめて制限さ
れる。

本発明は、各移動無線通信方式による加入電話方式を統
合して、加入者は一種類の装置を持てはどの場所に居て
も通信網と接続が可能である移動通信方式を提供するこ
とを目的とする。

すなわち本発明は、移動通信方式の加入者設備を経済化
し、サービスの不感場所を経済的になくすることのでき
る移動通信方式を提供することを目的とする。

〔発明の要点〕

本発明は、一つの有線通信交換網に接続された自動車電
話無線基地局、携帯電話無線基地局、およびこの交換網
の端末に接続されたコードレス電話親機とを備え、各移
動加入者装置が、上記各基地局または親機のいずれとも
無線回線を設定して接続することができるように構成さ
れたことを特徴とする。

上記移動加入者装置には、上記各基地局または親機のい
ずれに接続するとき通話品質が良好であるかを検出する
手段を含むことがよい。

上記有線通信網には、移動加入者の１１人者番号毎に課
金集計を行う手段が接続され、上記移動加入者装置には
無線回線が設定されたときに自己の加入者番号を自動的
に送信する手段を備え、上記移動加入者装置がいずれの
基地局または親機と接続されても、上記加入者番号およ
び課金の情報を上記課金集計を行う手段に伝送するよう
に構成されることがよい。

移動加入者装置には、いずれの基地局または親機と接続
するかに応じて、送信電力を選択する手段を含むことが
よい。

〔実施例による説明〕

図は本発明実施例方式の構成図である。交換局ｌは有線
通信交換網に属する１個の交換局である。

交換機２はこの交換局１に接続された移動型１話用であ
る。この交換機２には、複数の基地局３ａ〜３ｎｊｉ−
接続される。この基地局３ａ〜３ｎの一部は、自動車電
話無線基地局であり、他の一部は携帯電話無線基地局で
ある。４ａ〜４ｍは移動加入者装置で、自動車に搭載さ
れた状態にある。５ａも移動加入者装置で、携帯電話と
して使用されている状態にある。

コニドレス電話親機６Ａ〜６Ｙは、上記有線通信交換網
の端末に接続される。電話機７Ａ〜７Ｙは移動加入者装
置で、この親機６ム〜６Ｙと無線回線により接続される
。

この交換局ＩＫＦｉ、各移動加入者の加入者番号毎に、
課金集計を行う装置を含む。！ｆｃこの交換局ｌには、
移動加入者の現在位置を記憶する装置を含む。

このような通信方式では、例えば移動加入者装置５ａが
屋外にあるときには、基地局３ｎと無線画線を設定する
ことができる。装置ｉ５ａは公知の手法により自局加入
者番号を基地局３ｎに送信して、移動加入者の側から発
呼することも、また、基地局３ｎから装置５ａを選択呼
出することかできる。

装置５ａが携帯されたまま、ビルディング８の内部に入
り、装置５ｘの位置になると、基地局３ｎとの通信は不
能になる。このとき、このビルディング８の内に施設さ
れたコードレス電話親機６ムと接続することができる。

このようにして交換局１を介して有線通信網内の任意の
加入者と通話することができる。

移動加入者装置が自動単に搭載されると、図に４ａ〜４
ｍで示すように、自動車の空中線を介して、基地局３ａ
と無線回線を設定することができる。

自動車無線電話方式は、公知または既存の方式でおって
、その選択呼出または通話制御は自動車無線電話方式に
従って行われる。自動車が移動して他の基地局のエリア
に入った場合も、有線交換網を介して接続されることは
公知である。

この自動車に搭載された移動加入者装置が、ビルディン
グ８の地下積おろし場に入ると、基地局３ａとの通信は
不能になるが、コードレス電話親機６Ａとの接続が可能
になる。

本発明の移動加入者装置には、基地局３ａ〜３ｎまたは
親機６Ａ〜６Ｙと接続可能な送受信装置を備える。また
、移動加入者装置には自局の位置でどの基地局とあるい
はどの親機と接続することがよいかを検出する装置を備
え、通話品質の高くなる接続を選択する。さらに、移動
加入者装置にはその送信電力を接続の相手により選択切
替を行う装置を備える。

移動加入者装置は無線回線を設定して通話を行うと、そ
のときの基地局ま九は親機の位置および課金についての
情報゛は、交換局ｌに伝送されて課金装置に配録され集
計される。

この動作をさらに具体的に説明する。

基地局３ａ〜３ｎに関する接続制御とインターフェイス
は、原則的に自動車電話または携帯電話用の交換機２が
行う。基地局３ａ〜３ｎから自動車用または携帯用の移
動加入者装置へ、制御チャンネル下りｆｐが常時送信さ
れ、位置に関する情報、各移動加入者装置が発信する場
合に使用する発信チャンネルｆａの指定、および移動加
入者の呼出信号の送出部を行う。移動加入者装置の呼出
信号を受信した該当の移動加入者装置は、制御チャンネ
ル上りｔｐ／によって自局の加入者番号を自動的に送出
し、それを最も強く受信した基地局３ａ〜３ｎのうちの
基地局３ｘの空いている通信チャンネル１日へ切替える
ように、前配交換磯２が制御チャンネル下りｆｐで制御
する。通話チャンネルｆ８で通信を行った該当の移動加
入者装置は、通信が終了すれば制御チャンイル下りｆｐ
に戻シ待受は状態となる。

移動加入者装置が電源を投入するか、または他の地域か
ら転入して該当する地域の制御チャンネル下りｆｐを選
択して受信した場合には、制御チャンネル下９ｆｐで指
定される制御チャンネル上りｆａ′へ移り、自己の加入
者番号を基地局３ｘと交換機２を経由して前記交換局１
へ送出する。交換局１は移動加入者の加入者番号を判別
してその移動加入者が自己の交換機２に属す、る加入者
であるか、または他の交換機に属する加入者であるか判
定し、加入者なら自己の交換機２に、また他の交換機に
属する加入者の場合には、他の同様の交換機へ位置の登
録をする。移動加入者からの発信は現在位置の登録と同
様に、制御チャンネル上りｆａ′へ移って加入者番号を
現在所在している交換局１へ送出し、所在する交換機２
は加入者番号を分析して、当該加入者の属する交換局１
に加入者番号の照会をして課金準備ｔｈう。その旨１制
−チヤンネル下りｆａで発呼移動加入者へ知らせる。

その移動加入者装置から相手の番号を送出させて、その
基地局３Ｘの空いている通話チャンネルｆ、へ移し通信
を行わせる。終了後は制御チャンネル下りｆｐへ復旧さ
せる。

この場合に、発呼移動加入者の所在している交換局は、
通話料金を算定し、通話終了後その移動加入者の属する
交換機２に課金情報を転送し、その交換局１はその課金
情報の蓄積登算を行う。移動加入者が基地局３ａ〜釦の
サービスエリア内ＶＣある建物内部勢不感地へ入った場
合には、その不感地がコードレスのサービスエリアであ
った場合に本発明が最も有効に動作する。すなわち、コ
ードレス電話親機６八〜６Ｙが基地局３ａ〜３ｎの代行
をする。ただしこの場合は、移動加入者装置ｊ！Ｌバコ
ードレスの接続制御シーケンスに従って動作する。

すなわちコードレス電話のサービスゾーンにおいては、
自動車電話または携帯電話のサービスにおける制御チャ
ンネルｆｐに代えて、接続制御チャンネルｆｃを使用す
る。

移動加入者装置は前記自動車用または携帯電話用サービ
スの不感地に入った場合に基地局３ａ〜３ｎからの制御
チャンネル下９　ｆｐの入感がある一定レベル以下とな
ったことを検出し、全ての自動車用または携帯電話用の
制御チャンネルおよびコードレス用制御チャンネルの走
査を開始し、この中で最も入感の高い制御チャンネルを
捕捉する。

コードレス用制御チャンネルｆｃを捕捉した移動加入者
装＠ｄ、その制御チャンネルｆｃを通じて加入者番号を
送出し、前記交換局ＩＫ現在位置の登録を行う。

このようにして、コードレスのサービスゾーンに入って
からの加入者装置の着信と発信動作は、コードレスにお
ける接続制御動作に沿って動作する。

タタシコードレス用制御チャンネルｆｃを経由して接続
動作がなされ、コードレス電話親機６Ｍを経由して前記
変換局ｌとすべての接続制御信号の交換が行われる。

コードレス電話機の移動加入者装置が常時所在する場所
から、自動車加入電話用または携帯加入電話用のサービ
ス域に転出した場合には、前記コードレス用制御チャン
ネルがある一定レベル以下となったことを検出し、前記
自動車加入電話＃４箇たは携帯電話用の制御チャンネル
およびコードレス用制御チャンネルの走査を行い、この
中で最も強い電界を有する制御チャンネルを捕捉し、こ
れが自動車加入電話用または携帯電話用の制御チャンネ
ルの場合は、自己の加入者番号を基地局３ａ〜３ｎのう
ちいずれかと交換機２とに送り、交換局ｌからは前記加
入者番号および所在位置を示すコードを前記交換機２に
登録する。以後はそのコードレス加入者装置の接続制御
は自動車または携帯電話方式と同一の７−ケンスに従っ
て動作する。

各す〜ビスエリア内では適宜送信出力を変化させうるよ
うにして、不要な干渉をなくすような制御を行う。

〔効果の説明〕

以上説明したように、本発明によれば移動加入者は移動
による不感地帯が少なくなり、一種の移動加入者装置で
いくつもの移動無線通信方式と接続することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明実施例方式の構成図。 １・・・交換局（有線交換網に含まれる）、２・・・交
換機、３ａ〜３ｎ・・・基地局、４ａ〜４ｍ・・・自動
車に搭載された移動加入者装置、５ａ〜５ｎ・・・携帯
された移動加入者装置、６Ａ〜６Ｙ・・コードレス電話
親機、７Ａ〜７Ｙ・・・コードレス電話機形の移動加入
者装＃。 特許出願人　日本電気株式会社 代理人　弁理士井　出　直　孝

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）有線通信交換網に接続された自動車電話無線基地
   局と、 上記有線通信交換網に接続された携帯電話無線基地局と
   、 上記有線通信交換網の端末に接続されたコードレス電話
   親機とを備え、 移動加入者装置が、上記自動車電話無線基地局、上記携
   帯電話無線基地局、上記コードレス電話親機のうちのい
   ずれとも無線回線を設定して接続することができるよう
   に構成されたことを特徴とする移動無線通信方式。
2. （２）移動加入者装置には、自動車無線電話基地局、携
   帯電話無線基地局、コードレス電話親機のいずれに接続
   するとき通話品質が良好でおるかを検出する手段を含む 特許請求の範囲第（１）項に記載の移動無線通信方式。
3. （３）有線通信網には、移動加入者の加入者番号毎に課
   金集計を行う手段が接続され、 移動加入者装置には、無１１１回線が設定され九ときに
   自己の加入者番号を自動的に送信する手段を備え、 移動加入者装置がいずれの基地局または電話親機と接続
   されても上記加入者番号および課金の情報を上記課金集
   計を行う手段に伝送するように構成された 特許請求の範囲第（１）項に記載の移動無線通信方式。
4. （４）移動加入者装置には、自動車無線基地局、携帯電
   話無線基地局、コードレス電話親機のいずれに接続する
   かに応じて送信電力を選択する手段を含°む 特許請求の範囲第（１）項に記載の移動無線通信方式。