JPS58149968A - 電着塗装用補給塗料の製造方法 - Google Patents

電着塗装用補給塗料の製造方法

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JPS58149968A
JPS58149968A JP3151582A JP3151582A JPS58149968A JP S58149968 A JPS58149968 A JP S58149968A JP 3151582 A JP3151582 A JP 3151582A JP 3151582 A JP3151582 A JP 3151582A JP S58149968 A JPS58149968 A JP S58149968A
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cation exchange
resin
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aqueous emulsion
acid
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Yoshitaka Arimoto
有本 吉孝
Atsuhito Oura
大浦 篤人
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電着塗装用補給塗料の製造方法に関する。
詳しく述べると、塗膜形成成分のうちα、β−エチvン
性不飽和ポリカルボン酸挾脂のカルボキシル基/%A−
に対する中和する塩基化合物のモル数(以下、中和度と
称す)を0.2モル以下に計整してなる安定な水系エマ
ルジョン型の電着塗装用補給塗料の製造方法に関する。
重着塗装に使用する塗料は、一般的に分子内にカルボキ
シル基を含有したポリカルボン酸樹脂及び架榛用梢脂を
塗膜形成成分と(て広(用−・られ、計カルボキシル基
を塩基化合物で部分的に中和し水分散化させたものであ
る。 このような−電着塗料を使用して電着塗装を行な
うと塗料浴中ば塩基化合物が蓄積し、均一な重装ができ
なくなることがよく知られている。
このような欠点を解消するため、従来から種々の方法が
実施されている。 たとえば(1)塩基化合物が過剰5
二なった電着塗料をカチオン交換処理し1塩基化合物を
除去する方法。 (2)漸次減少する電着塗料の樹脂固
形分を補給するため電着塗料浴の組成よりも、樹脂固形
酸分が高く かつ塩基化合物の量が少ない補給塗料を添
加する方法、あるいは両者を組合せた方法等が実施され
ている。  しかしながら(1)のカチオン交換樹脂処
理を行なうには、カチオン交換樹脂の再生、洗浄、入椿
え等の操作が必要であり、作業能率が悪く、カチオン交
換処理の回数を極力減少させるか無くすること′   
が昧頓となっている。
3− 法は、(1)のようなφ雑な操作は必要なく現場での作
業能率が向上する利点があり、近年よく利用されている
また、電着塗料浴中に蓄積した塩基化合物を除去するこ
となく有効に利用するため、コストダウンにもつながる
有利な方法である。 この低中和度の補給塗料としては
、溶剤型塗料とエマルジョン型塗料の2種類があり、溶
剤型塗料は非常番=イ氏いアミンモル比でも安定な塗料
を製造することが可能であるが、電着塗料浴に添加する
場合、溶解するのが困難であり、分散轡等の手段により
強制的に混合攪拌させる工程が必要である。
又、溶剤型塗料は多量の有機溶剤を必要とするため、コ
スト高にもなる。 これに対(、エマルジョン型塗料は
電着塗料浴に容易に分散するため特別に分散機を設置す
る必要もなく、また、有機溶剤の量も少量で済むためコ
ストも安く経済的でもある。
! p− IJ−し、エマルジョン型塗料はアミンモル比豪減少さ
せて安定な状態を保つためC=は、限度がありた。 す
なわち、アミ7モル比を0.3程度にまで減少させると
安定性がくずれ始め、0123未満では、塗料がゲル化
や分離を起すという間−があり未だ実用化されて1%な
いのが現状である。
本発明者等は、上記の点に鑑みアミンモル比を減少させ
ても安定なエマルジョン型補給塗料を得ることを課Wと
し、研究を重ねた結果、まず安定でかつ低−・アミンモ
ル比<0.3程度)のエマルジョン型塗料を製部L1 
これを、さらにカチオン交換処理することにより従来の
常識からは考えられなかった、極低アミンモル化の領域
においてもゲル化や分離を起さな%+1安定な補給塗料
が得られることを見出し、本発明を完成したのである。
3一 本発明を概説すると、塗膜形成成分が(a)α、β−エ
チ 、レン性不飽和ポリカルボン酸樹脂及び(1))ア
ルコキシル化メチロールメラミンよりなり(a)成分の
カルボキシル基1モルに対し、0.2!rモル以上とな
るよう増某化合物で部分約1=中和し、水に分散させて
なる安定な水系エマルジョンをカチオン交換処3!l(
てアミンモル化をO,λ以下に但澱することを@徴とす
る電着塗装用補給塗料の製造方法である。
本発明で得られる水系エマルジョン型補給塗料がアミン
モル比0.2以下という枦イ氏アミン片領域にあっても
安定な理由と(て、モの製造過程にお−て、まず目的と
するフミンモル比よりも片較的高%+1安定な水系エマ
ルジョンをし製するため、これをカチオン交檜切理し1
極伺アミンモル比にまで減少[ても、最初に生成したエ
マルジョン粒子が強固なため破壊されな〜箋ためと推考
される。
4− 本発明をより詳細に説明すると、電着塗装用補給塗料は
、α、β−エチレン性不飽和ポリカルボン酸樹脂および
アルコ−キシル化メチロールメラミンとの樹脂組成物を
塗膜形成成分とするものである。
α、β−エチレン性不飽和ポリカルボン酸樹脂は、(イ
)a、β−エチレン性不飽和カルボン酸3〜30重量%
、(ロ)α、β−エチレン性不飽和カルボン酸のヒドロ
キシアルキル含有エステル又はアミド若しくはアミド誘
導体5〜30重量%、C→α、β−エチレン性不飽和カ
ルボン−〇アルキルエステル30〜10重量%、に)そ
の他の共重合性単量体0,20重量%よりなり総量が1
00重量%となるように配合した単量体組成を反応させ
て得られるものであって、酸価10,200のものが好
ましい。
適当な(イ)α、β−エチレン性不飽和カルボン酸とし
ては、アクリル酸、α−クロロアクリル酸、メタクリル
醜イタコンL 無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸
、クロトン酸、シトラコン酸、メサコン酸等の単独又は
混合物あるいは少なくとも1個のカルボキシル基を有す
るそれらの官能性誘導体例えば不飽和の重合性のジー又
はポリ−カルボン酸の部分的エステル又はアミドである
次に(ロ)a、β−エチレン性不飽和カルボン醗のヒド
ロキシアルキル含有エステル又はアミド若しくはアミド
誘導体としては、コーヒドロキシェチルアクリレート、
コーヒドロキシエチルメタクリレート、−一ヒドロキシ
グロビルアクリレート、λ−ヒドロキシプロピルメタク
リレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、3−
ヒドロキシプロピルメタクリレート、μmヒドロキシブ
チルメタクリレート、ジエチレングリコールモノアクリ
レート、ジエチレングリコールモノメタクリレート、ア
クリルアミド、メタクリルアミド、メチロール、アクリ
ルアミド、メチロールメタクリルアミド、アルコキシメ
チロールアクリルアミド、アルコキシメチロールメタク
リルアミド、ジアセトンアクリルアミド、ジアセトンメ
タクリルアミドなどがある。
e)α、β−エチレン性不飽和カルボン酸のアルキルエ
ステルの例としては、メチルアクリレート、メチルメタ
クリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレー
ト、n−プロピルアクリレート、n−プロピルメタクリ
レート、イソプロピルアクリレート、イソプロピルメタ
クリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレー
ト、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレート、
ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリレート、
ヘキクルアクリレート、コーエチルへキシルメタクリレ
ート、ヘプチルアクリレート、ヘプチルメタクリレート
などがあり、アルキル基内に炭素原予約20までを有す
る同様なエステルが使用できる。
−ター (4その他の共重合性単量体としては、スチレン、g−
アルキルスチレン、α−クロpスチレン、ビニルトルエ
ン、アクリロニトリル、酢酸ビニル等がある。
他方、アルコキシル化メチロールメラミンはメチロール
基の少なくとも一部を低級アルコールでアルコキシル化
したものであればよい。 倫級アルコールとしてハ、メ
チルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、メチルアルコール等あ一
種又は二種以上を使用する。
本発明の電着塗装用補給塗料における前記α、β−エチ
レン性不飽和ポリカルボン酸樹脂とアルコキシル化メチ
ロールメラミンとの絹成劉合は、α、β−エチ・レン性
不飽和ポリカルボン酸樹脂j〜り1j11部、アルコキ
シル化メチロールメラミンタ!−、−3重量部の節回で
使用できる。
10− 本発明では、以下に示す方法で電着論装用補艙塗料憂製
造する。
まず、(a)礪、I−エチVン性不飽和ポリカルダン酸
樹脂と(至)アルツ命シル化メチ胃−ルメツ電ンを含有
する安定な水系エマルジョンを調製する。
攪拌装置、温度針及び還流冷却器を備えた反応容器に前
記(a)成分を製造するための適轟な単量体組成物を有
機溶剤とと4#=仕込み、遺滝一度下で岬!時間反応費
行なう、 反応終了後!0〜tact:冷却L%(至)
成分のアルコ命シル化メチロールメラ々/及び塩基化合
物を添加し、1時間攪拌後属イオン水を除々l:加えて
エマルジョン化を行ない、安定な水系エマルジョンを調
製する。
有機溶剤としては、例えばメタノール、エタノール、n
−り田ビルアルー鋳ル、イソフ曹ビルアルコール、n−
ブタノール、インブタノール、5ee−ブタノール、t
−ブタノール、ペンタノールなどのようなアルコール類
、エチルセロソルブ、エチルセロソルブ、イノプロピ殖
七四ノルプ、ブチルセロソルブ、−・@−ブチルセロソ
ルブなどのようなセロソルブなどを使用する。
塩基化合物としてはアン峰ニア、篭ノメチルア電ン、ジ
メチルアミン、トリメチルアくン、モノエチルアミン、
ジエチルアシへ  トリエチルアミン、峰ノイソプロビ
ルア建ン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロビルア
ンン、彎ノブチルアミン、ジメチルアミン、トリブチル
アミンなどのようなアルキルアギン類、モノエタノ−ル
アセン、ジェタノールアミン、トリエタノ−ルア電ン、
モノ(コーヒドーキシグロビル)ア(ン、ジ(λ−ヒト
■キシグ臣ビル)アミ/、トリ(コーヒドロキシプロビ
ル)アミン、ジメチルアミノエタノール、ジエチルアミ
ンエタノールなどのアルカノールアミン類、エチレンジ
アミン、プロピレンジアミン、ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミンなどのアルキレンポリアミン類
等が挙げられる。
この水系エマルジョンは、樹脂固形分が高いほど補給塗
料用として好都合であるが次のカチオン交換処理を施し
ても安定な濃度を選択する必要がある。 本発明者等の
実験によると、樹脂固形分が≠O重量%よりも大きくな
ると安定(たカチオン交換処理がなされずゲル化する傾
向が確認された。
本発明では、前記のように調製した安定な水系エマルジ
ョンをカチオン交換樹脂で処理を行なう。  (使用す
る)カチオン交換樹脂の種類は、強酸型又は弱酸型いず
れのタイプも使用できる。
カチオン交換処理における水系エマルジョンの通液速1
3一 度は、処理後の該エマルジョンのアミンモル比と相関関
係を有し、通液速度が遅いほどアミンモル比が減少する
ことが確鮫された。
本発明における好適な通液速度はsv == 3〜23
0の範囲テある。 SVが3未満ではアミンモル比が減
少しすぎて水系エマルジョンが不安定となり、一方、2
!0より大きいとアミンモルits下させる効果が少な
く目的とするアミンモル比に調整することが国難であり
、本発明では好ましくない。
このカチオン交換樹脂処理は、くり返し実施することに
より、その回数1=応じてアミンモル比が低下すること
も確縫された。
以上、説明した方法により、従来の方法では得ることの
出来なかった、アミンモル比がO1λ以下といつ、極め
て低い値にしても安定な高固形分の水系エマルジョ/−
! グー を製造することに成功したのである。 この水系エマル
ジョンを電着塗装用補給塗料として利用すれば、電着浴
に蓄積する塩基化合物を効率よく消費し従ってカチオン
交換樹脂処理の回数を大巾に減少させることができると
いう優れた作用効果を示す。
以下、本発明をより詳細に説明するために実施例を示す
。  しかし、本発明はこれに限定されるものではない
。 部は重量部を童味する。
実施例 l 攪拌装置、温度計及び還流冷却器を備えた反応容器にア
クリル酸r部、λ−ヒドロキシエチルアクリレートis
部、メチレフ10部、λ−エチルへキシルアクリレート
20部、メチルメタクリレートリフ部、アゾビスイソブ
チロニトリルi、を部、エチレンクリコールモノブチル
エーテル108%イソプロピルアルコール30部、を仕
込み、還流温度下(り0℃)で5時間攪拌を行ない、α
、β−エチレン性不飽和ポリカルボン酸樹脂溶液(酸価
1.2 KOHmg 7g 5olid )を調、製し
た。
ついで、これを6j℃に冷却して、アルコキシル化メチ
ロールメラミン(商品名MX−参〇)玉料ケミカル社製
)30部、ジメチルアミノエタノ、・−ル3部、および
イソプロピルアルコール70部を添加し、1時間攪拌を
行ったQち、純水230部を除々に加えて樹脂固形分7
07量チアミンモル比0.3の水性エマルジョン型原液
−lを調製した。
該水性エマルジョン型原液−7をH型弱酸性カチオン交
換樹脂(商品名工macZ−j  オランダActiv
it社製)を充填したカラムに空間速度SY = 20
で通液したところ、アミンモル比か0./2の水性エマ
ルジョン型原液−2かえられた。
実施徊 2 実施例1の方法において■型弱酸性カチオン交換樹脂に
かえてH型強酸性カチオン交換樹脂(商品名SK−/A
三菱化成工業社製)を使用L、5V−30で通液処理【
た結果、アミンモル比が0.2の水性エマルジョン厚情
−3かえられた。
実施例 3 実施例1で得た水性エマルジョン原液−7を、さらに同
じ条件でカチオン交換処理をλ回続−返したところ、ア
ミンモル比が006になった。
比較例 l 実施例1の方法において、ジメチルアミンエタノールの
使用量をtj部とする以外は全て同じ方法を行ない、ア
ミンモル比がo、isの水性エマルジョン原液−3を調
製した。
17− 以上、実施例/〜3及び比較例1でえた、水性エマルジ
ョン原液の平均粒径及び経時安定性を比較したところ、
第7表に示す結果となった。
第1表 たりし、平均粒径は遠心式自動粒度分布測定装置(CA
PA−j#形堀場製作所製) 経時安定性は、30℃雰囲気でlケ月保存して、その変
化を確認した。
it− 比較例 λ 実施例1の方法において、純水の使用量をioo部とす
る以外は全て同じ方法を行ない樹脂固形分り61%、ア
ミンモル比03の水性エマルジョン原液−6を調製した
該水性エマルジョン原液−4を実施例1と同じ条件でカ
チオン交換処理を行ったところ、カチオン交換樹脂中で
ゲル化し通液不能となった。
実施例 V 実施例1の方法において、カチオン交換処理の通液速度
を変化させたところ、アミンモル比は第2表ニ示ス通り
変化した。
第2表 −lデ−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 塗膜形成成分が(a)α、β−エチレン性不飽和ポ
    リカルボン#樹脂及び(b)アルコキシル化メチロール
    メラミンよりなり(a)成分のカルボキシル基1モルに
    対10.23モル以上となるよう塩基化合物で部分的に
    中和し水に分散させて8111!Iした水系エマルジョ
    ンを、カチオン交換処理して核モル比を0.2以下に低
    減することを特徴とする電着塗装用補給塗料の製造方法
    。 2 カチオン交換処理には、弱酸性カチオン交換樹脂又
    は強酸性カチオン交換樹脂あるいはこれらの混合物を使
    用することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記蒙の
    電着塗装用補給塗料の製造方法。 3 カチオン交換処理には、空間速度BV=3,230
    で通液することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    軟の電着塗装用補給塗料の製造方法。
JP3151582A 1982-02-27 1982-02-27 電着塗装用補給塗料の製造方法 Granted JPS58149968A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6254098A (ja) * 1985-09-02 1987-03-09 Tateyama Alum Ind Co Ltd アルミニウム又はアルミニウム合金の有色電着塗装方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6254098A (ja) * 1985-09-02 1987-03-09 Tateyama Alum Ind Co Ltd アルミニウム又はアルミニウム合金の有色電着塗装方法
JPH0535236B2 (ja) * 1985-09-02 1993-05-26 Tateyama Aruminiumu Kogyo Kk

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