JPH07116383B2 - 防錆塗料組成物 - Google Patents

防錆塗料組成物

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JPH07116383B2
JPH07116383B2 JP61249752A JP24975286A JPH07116383B2 JP H07116383 B2 JPH07116383 B2 JP H07116383B2 JP 61249752 A JP61249752 A JP 61249752A JP 24975286 A JP24975286 A JP 24975286A JP H07116383 B2 JPH07116383 B2 JP H07116383B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、錆の発生を防止するために鉄または鉄合金な
どの金属の表面に塗布される防錆塗料組成物に関するも
のである。
〔従来の技術〕
一般に鉄およびその合金の防錆方法としては、防錆塗料
の塗布、メッキ処理、電気防蝕処理などが知られてい
る。そして大型の金属製品や金属構造材、例えば車両、
船舶、橋梁、タンクなどの防錆のためには、防錆塗料を
塗布する方法が、施工の容易性および経済的理由から、
広く採用されている。
しかしながら、従来知られている防錆塗料は、種々の点
で不十分なものであり、被塗装物の表面の状態によって
発揮される防錆効果が左右され、例えば被塗装物の表面
の凹凸若しくは粗度の大小、被塗装物の表面における残
存物の作用などによって、あるいは当該塗料自体の特性
が不十分なために、被塗装物における錆の発生を完全に
防止することはできない。
現在、鉄またはその合金の防錆塗料としては、例えばタ
ンニンまたはタンニン酸を組成成分として含有するもの
が、特開昭57−139155号公報および特開昭58−149966号
公報により知られているが、これらは決して満足し得る
防錆性能を有するものではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者等は、防錆塗料について鋭意研究を重ねた結
果、防錆塗料が優れた防錆性能を発揮するためには、当
該防錆塗料が以下のような特性を有することが必要であ
ることを見出した。
(1)被塗装物の表面の錆を溶解するなど、当該表面を
浄化する作用を有すること。
(2)被塗装物の表面で化学的に凝析せず、塗料被膜が
滑らかでかつ被塗装物の表面に強く密着すること。
(3)形成される塗料被膜が、外部からの水分および酸
素を遮断するバリヤー性に優れていること。
(4)被塗装物の金属表面において、当該金属と結合し
ていわゆる不働態物質が形成されること。
しかしながら、現在まで斯かる特性のすべてを有する防
錆塗料は知られていない。
本発明は、上述したような特性を有する防錆塗料組成物
を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の防錆塗料組成物は、塩化ビニリデン20〜95重量
%および塩化ビニリデンと共重合可能な単量体5〜80重
量%よりなる単量体組成物100重量部のうち、その10〜5
0重量部を陰イオン性乳化剤0.05〜0.5重量部の存在下に
おいて乳化重合してラテックスを得、このラテックス
に、前記単量体組成物の残部と、下記の構造式Iで示さ
れるスチレンスルホン酸ソーダおよび下記の構造式IIで
示されるアルキルアリルスルホコハク酸ソーダのうち少
なくとも一種よりなる重合反応性乳化剤0.1〜3.0重量部
を添加したものを乳化重合してなる、固形分換算で100
重量部の塩化ビニリデンラテックスと、 0.5〜50重量部のタンニン物質と、 0.05〜20重量部の有機酸と、 1.0〜100重量部のアルコールと、 を含有してなることを特徴とする。
構造式I 構造式II (Rはアルキル基を示す。) 以下本発明について具体的に説明する。
本発明においては、ビヒクルの全部あるいは一部とし
て、特定の塩化ビニリデンラテックスが用いられる。こ
の塩化ビニリデンラテックスは、基本的には、特公昭61
−12922号公報に記載された方法によって好ましく製造
されるものである。
具体的に説明すると、塩化ビニリデン20〜95重量%と、
塩化ビニリデンと共重合可能な単量体5〜80重量%とよ
りなる単量体組成物を準備し、 この単量体組成物100重量部を、10〜50重量部の前段重
合用部分と残部の後段重合用部分とに分割し、 前段重合用部分を、0.05〜0.5重量部の陰イオン性乳化
剤の存在下において乳化重合せしめることにより、前段
の重合を行ってラテックスを製造し、 この前段の重合で得られたラテックスに、後段重合用部
分を添加し、これを、スチレンスルホン酸ソーダおよび
アルキルアリルスルホコハク酸ソーダのうちの一方ある
いは両方よりなる重合反応性乳化剤0.1〜3.0重量部の存
在下において乳化重合せしめることにより、後段の重合
を行うことにより、本発明に用いる塩化ビニリデンラテ
ックスが製造される。
単量体組成物を前段重合用部分と後段重合用部分とに分
割して、前段の重合および後段の重合という多段重合を
行うのは、いわゆるシード重合法を利用して、ビヒクル
として作用する塩化ビニリデンラテックスのラテックス
粒子の径を好適な大きさに制御するためである。前段重
合用部分の割合が単量体組成物の100重量部のうちの10
重量部未満であると、最終的に得られるラテックスの粒
子径が過大となり、一方50重量部を超えると、ラテック
ス粒子の機械的安定性が劣り、重合反応中における析出
量が過多となるので好ましくない。また後段重合用部分
は反応系に一時に添加してもよいが、数回に分けて添加
し乳化重合させるようにしてもよい。
当該塩化ビニリデンラテックスを得るための単量体組成
物において、塩化ビニリデンの割合は20〜95重量%、好
ましくは50〜93重量%、最も好ましくは60〜92重量%と
される。この割合が20重量%未満では、得られるラテッ
クスが酸性の弱いものとなりこのため被塗装物の表面に
対する浄化作用が低下すると共に、被塗装物の表面に対
する塗料被膜の被着性が劣ったものとなる。そしてこの
塩化ビニリデンの割合が60重量%以上であると、塗料被
膜における水や酸素に対するバリヤー性が十分なものと
なるので特に好ましい。一方この割合が95重量%を超え
ると、得られる塩化ビニリデン共重合体が結晶化しやす
いものとなり、ラテックスの製造後短時間のうちにラテ
ックス粒子が硬化して被膜形成能が不十分となる。
以上の塩化ビニリデンと共重合可能な単量体としては、
塩化ビニル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸−2
−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、メタクリル酸
メチル、アクリロニトリル、酢酸ビニル、アクリル酸グ
リシジル、メタクリル酸グリシジル、アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、その他から選ばれたビニル若し
くはビニリデン系単量体の1種またはそれ以上が使用さ
れる。この共重合可能な単量体の割合は、5〜80重量
%、好ましくは7〜50重量%、最も好ましくは8〜40重
量%とされるが、塩化ビニリデンと同様、前段重合用部
分に組み入れられる部分と、後段重合用部分に組み入れ
られる部分とに分割される。
前段の重合において、斯かる単量体の全部または一部と
して、架橋性を有するアクリル酸グリシジルまたはメタ
クリル酸グリシジルを使用すると、形成される塗料被膜
が強靱性の優れたものとなる点で好ましい。
一方後段の重合に供される後段重合用部分の組成は、前
段重合用部分と同一であってもよいし、また異なってい
てもよい。従って、後段の重合に用いられる共重合可能
な単量体は、前段重合用部分で用いられるものと同一で
ある必要はない。この後段の重合においては、特に良好
な塗布性が得られることから、アクリル酸またはメタク
リル酸をこの単量体の1つとして使用することが好まし
い。
前段の重合においては、乳化剤として陰イオン性乳化剤
が0.05〜0.5重量部の割合で用いられる。この割合が過
大であると、形成される塗料被膜のバリヤー性が劣化す
るので、ラテックス粒子の安定性が確保される範囲で少
ないことが好ましい。この陰イオン性乳化剤としては、
具体的には、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ、ラウ
リル硫酸ソーダ、アルキルナフタレンスルホン酸ソー
ダ、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ソーダ、
ジアルキルスルホコハク酸ソーダ、その他の陰イオン性
乳化剤が好適に用いられる。
なおこの前段の重合において、陰イオン性乳化剤の代わ
りに、あるいは陰イオン性乳化剤と共に、他の乳化剤例
えば非イオン性乳化剤を使用した場合には、得られた塩
化ビニリデンラテックスに後述するタンニン物質を配合
するときに、ラテックス粒子が凝析するようになって実
用性のある防錆塗料組成物を得ることができない。
後段の重合においては、乳化剤として、既述の構造式I
で示されるスチレンスルホン酸ソーダあるいは既述の構
造式IIで示されるアルキルアリルスルホコハク酸ソーダ
の少なくとも一方よりなる重合反応性乳化剤が0.1〜3.0
重量部の割合で使用される。用いる乳化剤が重合反応性
のものでない場合には、必須の配合成分とされる有機酸
およびアルコールを配合したときに、ラテックス粒子が
破壊されるようになり、安定した塗料組成物を得ること
ができない。また酸やアルコールに対して安定な非イオ
ン性乳化剤を使用すると、タンニン物質を配合したとき
にラテックス粒子が凝析するようになる。この後段の重
合における重合反応性乳化剤も、ラテックス粒子の安定
性が確保できる範囲で少ない方が好ましい。
以上の前段の重合および後段の重合の各々における乳化
剤は、一時に添加してもよいし、また少量づつ数回に分
けて添加することもできる。
上述の単量体組成物の乳化重合における重合収率はほぼ
100%であり、従って得られる共重合体の組成は、殆ど
単量体組成物の組成と同等のものとなる。本発明におい
て用いられる塩化ビニリデンラテックスは、そのラテッ
クス粒子の径が500〜2000Åであることが好ましい。
以上のようにして得られる塩化ビニリデンラテックスの
固形分換算で100重量部に対し、タンニン物質0.5〜50重
量部、好ましくは2.0〜20重量部と、有機酸0.05〜20重
量部と、アルコール1.0〜100重量部とが配合されて本発
明の防錆塗料組成物が得られる。この防錆塗料組成物
は、更に必要に応じてその他の添加剤を添加することが
できる。
本発明で「タンニン物質」とは、タンニンまたはタンニ
ン酸をいう。タンニンは分子量が600〜2000程度のポリ
オキシフェニルを基本構造とする物質であり、タンニン
酸は加水分解性タンニンであって、ガロタンニン、五倍
子タンニン若しくは没食子タンニンが代表的なものであ
る。このタンニン物質は、そのまま、あるいは水溶液の
形で上記塩化ビニリデンラテックスに配合される。そし
て被塗装物の表面に塗布されたときに、当該タンニン物
質が被塗装物の金属、特に鉄と結合して化学的に安定な
キレート即ち不働態物質を形成するようになり、これに
よって優れた防錆効果が発揮される。
配合するタンニン物質の割合が0.5重量部未満の場合に
は、キレートの形成が十分になされず、良好な防錆効果
を得ることができない。一方この割合が50重量部を超え
る場合には、形成される塗料被膜の強度が小さくなる
上、経済的にも不利となる。また、ビヒクルとなる塩化
ビニリデンラテックスの塩酸酸性並びに後述する有機酸
の酸分による好ましくない作用を緩和し防止するために
は、このタンニン物質の割合が2.0重量部以上であるこ
とが望ましい。
被塗装物の金属表面において、タンニン物質によりキレ
ートが容易に形成されるよう、かつ形成されたキレート
が速やかに安定化されるよう、エチレンジアミン四酢酸
塩(E.D.T.A)などよりなるキレート形成促進剤、その
他の助剤、必要に応じて、5.0重量部を上限として添加
することもできる。
有機酸は、タンニン物質によるキレート形成反応を均一
にしかも円滑に促進させるための配合成分である。この
有機酸の割合が0.05重量部未満では、その目的とする効
果を十分得ることができない。一方その割合が20重量部
を超えると、防錆効果を長期的に持続させることが困難
となる。この有機酸としては、ギ酸、酢酸、シュウ酸、
フマル酸、リンゴ酸、その他を使用することができ、こ
のうち特に酢酸が好適である。また必要に応じて、有機
酸と共に塩酸、硝酸などの無機酸を、5.0重量部を上限
として、添加することもでき、この場合には、一層向上
した被塗装物の表面の浄化作用が得られる利点がある。
アルコールは、これが配合されることにより、得られる
組成物の塗料としての性質を改良することができる。ア
ルコールの配合割合は、1.0〜100重量部、好ましくは5
〜50重量部である。このアルコールとしては、メチルア
ルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、ブチルアルコール、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、その他を好適に使用することができる。
このアルコールが配合されることにより、塗料の粘度が
低下し、レベリング性が改良され、消泡効果が得られ、
また上述の酸と金属との反応において生ずるであろう水
素ガスの脱気効果が得られるなど、きわめて優れた実用
上の効果が得られる。
本発明の防錆塗料組成物に添加することができる添加剤
としては、例えば0〜10℃のような低温時における造膜
性を改善するためのカルビトール類よりなる造膜助剤、
増粘剤、可塑剤、顔料、シリカ、クレー、その他のもの
を挙げることができる。
〔発明の作用および効果〕
本発明の防錆塗料組成物は、金属、特に鉄またはその合
金に塗布される塗料あるいはプライマーとして使用され
る。この防錆塗料組成物は、そのビヒクルが特定の成分
の単量体組成物から得られる塩化ビニリデン共重合体よ
りなるものであるため、形成される塗料被膜はきわめて
優れたバリヤー性を有すると共に、当該塩化ビニリデン
共重合体が塩酸酸性であるために被塗装物の表面に対し
て優れた浄化作用が発揮され、被塗装物の表面への被着
性も大きく、更にタンニン物質を含有するため、被塗装
物の表面の金属と化学的に結合してキレートが形成され
て不働態物質が形成されるが、有機酸が配合されている
ので当該キレート形成反応が促進され、これらの結果、
きわめて優れた防錆効果を得ることができ、併せて、適
量のアルコールが配合されていることにより、塗料とし
ての取り扱いおよび使用が容易で実用上非常に便利であ
る。
しかも上記塩化ビニリデンラテックスは、いわゆるシー
ド重合法によって製造されるため、ラテックス粒子の径
を大きくすることができてビヒクルとして好適な500〜2
000Åのものが確実に得られると共に、前段の重合およ
び後段の重合においてはそれぞれ特定のかつ特別の乳化
剤が使用されるため、ラテックスの安定性に好ましくな
いタンニン物質、有機酸およびアルコールが配合される
にもかかわらず、ラテックス粒子が凝析を生ずることも
なく、きわめて安定な塗料組成物が得られる。これは、
特に後段の重合における乳化剤が重合反応性のものであ
るため、当該乳化剤が確実にラテックス粒子の構成成分
として含有されてそのラテックス安定化作用がなお発揮
されるからであると考えられる。
また上述の塩化ビニリデンラテックスは、ビヒクルとし
て被塗装物の表面に適用した場合に、鉄の溶解によって
生じた鉄イオンのための急激に凝析が生ずることもな
く、きわめて美麗な塗装面を得ることができる。
一般に塩化ビニリデンラテックスは強い酸性を示す(pH
は約1.5〜3である)にもかかわらず、このようにタン
ニン物質、有機酸、更にはアルコールと混合されても凝
析することなしに安定な塗料組成物を形成して優れた塗
布性が得られ、しかもこの塩化ビニリデンラテックスが
タンニン物質および有機酸と協働して優れた防錆効果が
発揮されることは、一般に酸性物質は錆の発生をむしろ
促進するものであることを考慮するとき、全く驚くべき
ことである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明がこれらに
限定されるものではない。なお「部」は重量部を示す。
実施例1 (1)塩化ビニリデンラテックスAの調製 前段の重合 攪拌羽根付きガラスライニングオートクレーブ中に、 脱イオン水 80部 アルキルジフェニルエーテルジスルホ ン酸ソーダ「ニューコール271A」 (日本乳化剤(株)製) 0.15部 過硫酸カリウム 0.01部 亜硫酸水素ソーダ 0.01部 を仕込み、容器内を十分に窒素ガスで置換した後、 塩化ビニリデン 18部 アクリル酸ブチル 2部 を圧入し、温度45℃で10時間攪拌して乳化重合を行い、
ラテックスを調製した。
後段の重合 前段の重合で得られたラテックスに更に、 脱イオン水 15 部 スチレンスルホン酸ソーダ 0.15 部 過硫酸カリウム 0.01 部 亜硫酸水素ソーダ 0.005部 を圧入し、次に、 塩化ビニリデン 34 部 アクリル酸ブチル 4.0部 メタクリル酸グリシジル 2.0部 を圧入し、温度45℃で10時間攪拌して乳化重合を行って
ラテックスを調製し、このラテックスに更に、 脱イオン水 15 部 スチレンスルホン酸ソーダ 0.15部 過硫酸カリウム 0.02部 亜硫酸水素ソーダ 0.01部 塩化ビニリデン 34 部 アクリル酸ブチル 4.5 部 メタクリル酸グリシジル 1.0 部 アクリル酸 0.5 部 を圧入し、温度45℃で10時間攪拌して乳化重合を行い、
目的とする塩化ビニリデンラテックスを得た。これをラ
テックスAとする。重合収率はほぼ99.5%、pHは2.1、
ラテックスの平均粒子径は0.16μであった。
(2)配合 固形分換算で100部の上記塩化ビニリデンラテックスA
に、 タンニン酸 6部 酢酸 2部 イソプロピルアルコール 20部 の各水溶液を上記の順序で添加した(これを「配合処方
1」とする)。そして緩かに攪拌して本発明の防錆塗料
組成物1を製造した。
(3)評価 幅7cm、長さ15cm、厚さ1mmの鉄板に、上記防錆塗料組成
物1をハケで塗布して温度20℃で乾燥させ、乾燥後再度
塗布乾燥し、厚み40μの塗料被膜を形成した。
塗布直後において塗料組成物は一旦乳白色となるが、塗
料被膜の形成と同時に黒色に変わり、光沢のある塗料被
膜が形成された。これは、塗料組成物が鉄板の表面で当
該塗料組成物の酸性によって溶解して鉄板の新しい面が
露出し、これにタンニン酸が直ちに結合してキレートが
速やかに形成された結果であると考えられる。
斯くして塗装された鉄板を、JIS K 5400 7.2に規定され
た方法により、温度40℃の水中に48時間浸漬する耐水性
試験およびJIS K 5400 7.6に規定された方法により、温
度20℃の塩水中に96時間浸漬する耐塩水性試験に供した
ところ、何れの試験においても異常は認められなかっ
た。また、塩水中に800時間浸漬したときにも、赤錆の
発生は認められなかった。
実施例2 実施例1において得られたラテックスAの固形分換算で
100部に、 タンニン酸 6部 E.D.T.A 2部 硝酸 1部 酢酸 1部 イソプロピルアルコール 30部 の各水溶液を上記の順序で添加した。そして緩かに攪拌
して本発明の防錆塗料組成物2を製造した。
実施例3 実施例1において得られたラテックスAの固形分換算で
100部に、 タンニン酸 40部 ギ酸 2部 イソプロピルアルコール 50部 の各水溶液を上記の順序で添加した。そして緩やかに攪
拌して本発明の防錆塗料組成物3を製造した。
実施例4 実施例1において用いる単量体の割合を下記のように変
更した他は実施例1と全く同様にして乳化重合を行い、
塩化ビニリデンラテックスを得た。これをラテックスB
とする。重合収率はほぼ99.5%、pHは2.2、ラテックス
の平均粒子径は0.14μであった。
前段の重合 塩化ビニリデン 10 部 アクリル酸エチル 9.0部 メタクリル酸グリシジル 1.0部 後段の重合の第1段 塩化ビニリデン 25 部 アクリル酸エチル 13.5部 メタクリル酸グリシジル 1.0部 アクリル酸 0.5部 後段の重合の第2段 塩化ビニリデン 25 部 アクリル酸エチル 13.5部 メタクリル酸グリシジル 1.0部 アクリル酸 0.5部 斯くして得られたラテックスBを用い、実施例1におけ
る配合処方1に従って本発明の防錆塗料組成物4を製造
した。
実施例5 実施例1の後段の重合における第1段および第2段の乳
化剤として、スチレンスルホン酸ソーダの各0.15重量部
の代わりに、それぞれアルキルアリルスルホコハク酸ソ
ーダの各0.15重量部を用いた他は、実施例1と同様にし
て塩化ビニリデンラテックスを得た。これをラテックス
Cとする。重合収率はほぼ99.0%、pHは2.2、ラテック
スの平均粒子径は0.16μであった。
斯くして得られたラテックスCを用い、実施例1におけ
る配合処方1に従って本発明の防錆塗料組成物5を製造
した。
以上において得られた防錆塗料組成物2〜5の各々を実
施例1と同様にして鉄板に塗布し、塗料被膜の外観を観
察し、併せて耐水性試験および耐塩水性試験を行った。
結果は第1表に示すとおりである。
比較例1 実施例1において得られたラテックスAをそのまま塗料
とし、これを実施例1と同様にして鉄板に塗布したとこ
ろ、透明な塗料被膜が形成された。そしてこの塗料鉄板
について実施例1と同様の耐塩水性試験を行ったとこ
ろ、直径1〜2cmの淡黄色の多数の斑の発生が認められ
た。
比較例2 実施例1において得られたラテックスAの固形分換算で
100部に、 タンニン酸 6部 イソプロピルアルコール 20部 の各水溶液を上記の順序で添加し、有機酸が配合されな
い比較用塗料組成物を得た。これを実施例1と同様にし
て鉄板に塗布したところ、光沢のある透明な塗料被膜が
形成されたが、3時間経過後には淡い灰色となり、更に
7日間経過後には全体が黒色に変わり、かつ場所により
濃淡の差異が認められ、外観は不良であった。そしてこ
の塗装鉄板について実施例1と同様の耐水性試験および
耐塩水性試験を行ったところ、赤錆の発生は認められな
かったが、いずれの場合にも黒色斑点の発生が認められ
た。これは、塗料組成物が有機酸を含有しないため、タ
ンニンによるキレート形成速度が遅く、防錆効果は一応
満足すべきとしても、塗料としては実用性の劣ったもの
である。
比較例3 実施例1の後段の重合における第1段および第2段の乳
化剤として、スチレンスルホン酸ソーダの各0.15重量部
の代わりに、それぞれアルキルジフェニルエーテルジス
ルホン酸ソーダの各0.15重量部を用いた他は、実施例1
と同様にして塩化ビニリデンラテックスを得た。これを
ラテックスDとする。重合収率はほぼ99.5%、pHは2.
2、ラテックスの平均粒子径は0.16μであった。
この固形分換算で100部のラテックスDに、タンニン酸
6部を配合して比較用塗料組成物を得た。
これを実施例1と同様にして鉄板に塗布したところ、鉄
板上で急激な塩析作用が発生したことが理由と考えられ
る微小な凹凸が塗料被膜の全体に形成されて塗料被膜は
光沢のない艶消し状のものとなった。この塗料被膜もま
た、色が灰色から黒色に変化するまでに長時間を要し
た。またこの塗装鉄板について実施例1と同様の耐水性
試験および耐塩水性試験を行ったところ、赤錆の発生は
認められなかった。
この例における塗料組成物は、その塩化ビニリデンラテ
ックスの製造において、後段の重合の乳化剤として重合
反応性乳化剤を用いていないため、防錆効果はともか
く、塗料被膜の外観が悪く、塗料としては実用性の劣っ
たものである。
比較例4 固形分換算で100部のラテックスDにタンニン酸6部を
添加した後酢酸2部を濃度30%の水溶液として添加した
ところ、ラテックスが破壊された。このように、通常の
陰イオン性乳化剤のみを用いて製造されたラテックスは
化学的安定性に欠け、有機酸を配合すると安定な塗料組
成物を形成することのできないものである。
比較例5 以下の方法により、塩化ビニリデンを組成成分として含
有しない比較用ラテックスを製造した。
前段の重合 攪拌羽根付きガラスライニングオートクレーブ中に、 脱イオン水 80 部 アルキルジフェニルエーテルジスルホ ン酸ソーダ「ニューコール271A」 0.15部 過硫酸カリウム 0.01部 亜硫酸水素ソーダ 0.01部 を仕込み、容器内を十分に窒素ガスで置換した後、 スチレン 4.0部 メタクリル酸メチル 6.0部 アクリル酸ブチル 10.0部 を圧入し、温度45℃で10時間攪拌して乳化重合を行い、
ラテックスを調製した。
後段の重合 前段の重合で得られたラテックスに更に、 脱イオン水 25 部 スチレンスルホン酸ソーダ 0.15 部 過硫酸カリウム 0.01 部 亜硫酸水素ソーダ 0.005部 を圧入し、次に、 スチレン 8.0部 メタクリル酸メチル 10.0部 アクリル酸ブチル 20.0部 メタクリル酸グリシジル 2.0部 を圧入し、温度45℃で10時間攪拌して乳化重合を行って
ラテックスを調製し、このラテックスに更に、 脱イオン水 25 部 スチレンスルホン酸ソーダ 0.15部 過硫酸カリウム 0.02部 亜硫酸水素ソーダ 0.01部 スチレン 8.0 部 メタクリル酸メチル 10.5 部 アクリル酸ブチル 20.0 部 メタクリル酸グリシジル 1.0 部 メタクリル酸 0.5 部 を圧入し、温度45℃で10時間攪拌して乳化重合を行って
比較用ラテックスを得た。これをラテックスEとする。
このラテックスEのpHは4、ラテックスの平均粒子径は
0.15μであった。
このラテックスEを用い、実施例1における配合処方1
に準ずる処方により、比較用塗料組成物を製造した。
この比較例塗料組成物を用いたほかは実施例1と同様に
して、鉄板に塗布して乾燥させた。そして実施例1と同
様の耐水性試験および耐塩水性試験を行ったところ、い
ずれの場合にも鉄板の全面に赤錆の発生が認められた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 2/26 MBV

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化ビニリデン20〜95重量%および塩化ビ
    ニリデンと共重合可能な単量体5〜80重量%よりなる単
    量体組成物100重量部のうち、その10〜50重量部を陰イ
    オン性乳化剤0.05〜0.5重量部の存在下において乳化重
    合してラテックスを得、このラテックスに、前記単量体
    組成物の残部と、下記の構造式Iで示されるスチレンス
    ルホン酸ソーダおよび下記の構造式IIで示されるアルキ
    ルアリルスルホコハク酸ソーダのうち少なくとも一種よ
    りなる重合反応性乳化剤0.1〜3.0重量部を添加したもの
    を乳化重合してなる、固形分換算で100重量部の塩化ビ
    ニリデンラテックスと、 0.5〜50重量部のタンニン物質と、 0.05〜20重量部の有機酸と、 1.0〜100重量部のアルコールと、 を含有してなることを特徴とする防錆塗料組成物。 構造式I 構造式II (Rはアルキル基を示す。)
  2. 【請求項2】キレート形成剤および無機酸の少なくとも
    一種を、それぞれ5重量部以下の割合で更に含有する特
    許請求の範囲第1項記載の防錆塗料組成物。
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