JPS58148718A - 木質単板の保存方法 - Google Patents

木質単板の保存方法

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Publication number
JPS58148718A
JPS58148718A JP3266482A JP3266482A JPS58148718A JP S58148718 A JPS58148718 A JP S58148718A JP 3266482 A JP3266482 A JP 3266482A JP 3266482 A JP3266482 A JP 3266482A JP S58148718 A JPS58148718 A JP S58148718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
veneer
alcohol
preserving
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP3266482A
Other languages
English (en)
Inventor
佐野 由男
正博 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3266482A priority Critical patent/JPS58148718A/ja
Publication of JPS58148718A publication Critical patent/JPS58148718A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finished Plywoods (AREA)
  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は木質単板の保存方法に関するものである。
原木をロータリースライスして得られた木質生板は、集
成化粧重板製造用の素材継板などに利用されるか、これ
らの木質単板は仕分はランク別累積期間(あるランクの
単板が使用可能枚数たけ貯まる期間)や生産日程などの
都合で1週間〜数か月間山積み放置されるため、その間
にかびが発生して汚染、腐れにより木質単板を不良にし
てしまう問題を有していた。
このような、放置期間中におけるかびの発生を防止する
ために、木質単板を市嘔の防はい剤(おもに塩素系物質
)で処理することが試みられたが、このような防ばい剤
で処理した木質生板は、後工程での染色処理において前
記防ぽい剤が大きく影響して単板の調色が不可能になる
という問題点か残った。
前記かびの発生は、木質単板を染色処理したあと、乾燥
して1日〜2週間の調湿シーズニング(養生−含水率の
均一化)を行うさいにも、梅雨期や夏季の多湿期におい
てみられる。
したかって、この発明の目的は、かびを発生させること
なく木質単板を汚染、腐れのない挟合に保存することの
できる木質4を板の配在方法を提供することである。
この発明の一実施例を第1図(Alないしく■))に示
す。
すなわち、この木質単板の保存方法は、原木1よりスラ
イスして得られ、集成化粧中板製造のさいの積層用素材
重板として用いられる木質##&2の保存方法であって
、この木質生板2にアルコールを塗布(第1図(C) 
) したあと密封処理(同図(D))して放置しておく
ものである。
このように、木質生板2にアルコールを塗布したあと密
封処理して保存するようにしたため、アルコールの殺菌
作用にエリかびの発生を防止することがて゛きる。
また、前記のようにして保存された木質生板2を染色処
理する場合には、その曲に密封を解いて、例えは染色槽
の上方に放置しておくことにより、木質生板2に含浸し
たアルコールを完全に除去することかでき、残留アルコ
ールのために染色処理に悪影響を及ばすなどの不都合が
生じることはない。
前記アルコールとしてエチルアルコールを採用しく塗布
量50y/扉) 、590mX 4050gaX 1.
0麿のアガチス中板を前記方法により2か月間保存した
実験結果では、アガチス単板にかびの発生はみられなか
った。
また、前記保存処理したアガチス単板を、300枚/パ
ッチの仕分けにより煮沸染色槽上に10分間放置してア
ルコール除去したあと染色処理するという作業をlOパ
ッチ繰り返し行った結果では、染色時間、染色液組成に
ついて従来の場合r(比して何らの変化もみられなかっ
た。
さらに、前記アルコールとしてメチルアルコールを用い
、同様の実験を行った場合にも、かびの発生はみられず
、後の染色工程についても染色時間、染色液組成につい
て同様の結果か得られた。
この発明の他の実施例を第2図(A)ないしくC)に示
す。すなわち、この木質用板の保存方法は、染色処理を
施したあと乾燥処理した木質単板2′の保存方法であっ
て、この木質生板2′にアルコールを塗布しく第2図(
B))、このアルコール塗布処理した木質半板2′を密
封処理(同図(C1) して放置しておくものである。
前記アルコールとしては、エチルアルコールでもメチル
アルコールでもよい(塗布量50 y/rrl )。
このように、染色処理した後乾燥させた木質q1板2′
にアルコールを塗布して密封保存するようにしたため、
アルコールの殺菌作用により木質単板2′へのかびの発
生を防止して木質単板2′を汚染。
腐れのない挟合に保存できるばかりでなく、乾燥処理に
伴なう木質用板2′内部の水の41板表面での気化によ
り内部の染料か単板表面に移動して第3図に示すような
染料の分布勾配をつくる傾向を、乾燥処理後塗布される
アルコールが単板表面に偏在する染料を41板内部に持
ち込むことにより補正し、染料の分布を均一化すること
ができる。なお、アルコールは蒸気圧が低いため、染料
を単板内部に持ち込んだあと単板内部で気化し、移動し
た染料はそのまま単板内部に固着される。
前記アルコールとしてエチルアルコールを用い、杉林色
に染色処理された乾燥上がりのアガチス学&にこのエチ
ルアルコールを50y2ろd塗布して密封し、30°C
の場所に1か月装置した実験結果では、アガチス単板に
かびの発生はみられず、アルコール除去娠理後、このア
ガチス単板を積層用素材暎板として集成化粧単板を得た
ところ、再現される木目模様において前記アガチス単板
の切断面で表現される木目層には色むらが生じず、鮮明
な木目(5) 模様を表現することかできた。
さらに、前記アルコールとしてメチルアルコールを用い
、同様の実験を行った場合にも同様にかびの発生か防止
され、そのアガチス単板を素材とした集成化粧41板に
も染色むらによる木目層の色むらは見られず、同様に鮮
明な木目模様表現かできた。
以上のように、この発明の木質単板の保存方法は、木質
中板にアルコールを塗布したあと密封処理するものであ
るため、保存中に木質中板にかびを発生させることなく
、汚染、腐れによる不良の発生を防止することかできる
という効果を有する。っ
【図面の簡単な説明】
第1図(A)ないしくD)はこの発明の一実施例を示す
工程説明図、第2図(A)ないしくC)はこの発明の他
の実施例を示す工程説明図、第3図は象色処理串板の染
料分布の偏りを示す説明図である。 1・・・原木、2,2′・・・木質単板代理人 弁理士
官井暎犬 (6) 第1図 第2図 (表) 単、i* (裏) 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木質lll板にアルコールを塗布したあと密封処
    理することを特徴とする木質生板の保存方法。
  2. (2)前記木質単板は染色処理を施したあと乾燥処理し
    たものである特許請求の範囲第(1)項記載の木質単板
    の保存方法。
JP3266482A 1982-02-27 1982-02-27 木質単板の保存方法 Pending JPS58148718A (ja)

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