JPS58147008A - 軟磁性フエライト材料の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガラス粉末を含むフェライト材料において、
その混線時に潤滑剤を加えることにより成形性な良好に
し、最終的に高密度な低収縮率軟磁性材料に関するもの
である。

一般に粉末冶金法で製造されるツーライト材料は、有用
な電子部品として各種デノ（イスに用℃・られこれらデ
バイスの発展に貢耐しているｏしかし粉末冶金法で製造
されるために、焼成時に１０〜２０嘔もの収縮を伴ない
、焼成体の寸法に大きな〕（ラツキを生じる。このため
電子部品として用いる際。

組立品そのものにも大きな寸法バラツキをもたらし、−
ひいてはデバイスの高性能化の障害となっている。

従って、より高性能のデバイスとするためＫは、フェラ
イトの高寸法精度化が重要である。この高寸法精度化の
ために、ガラスの粉末を含んだツーライト材料があるが
、これを通常のツーライト作成方法により製造した場合
、ガラス粉末を含むため成形性が劣化し、高密度化しな
い。

そこで本発明は、上記ガラス粉末を含むツーライト材料
において、フェライトとガラスを混練する際、潤滑剤を
加え成形性を良好にし成形密度を向上させかつ最終的に
高密度化させることを目的とする。

ここで従来磁性材料とガラスとを混合し、加熱処理をお
こなう製法としては、例えば特開昭５０−５０２０７号
公報記載の方法があるが、これはホットプレス°をおこ
なうのに対し、本発明では通常の焼成方法であること、
さらに本発明では温度１０００υ以上で焼成することに
より、フェライトの微密化を一定程度進行させるのに対
し、上記引用例はガラスと磁性材料を単に固化させるも
のである点が異なる。

以下本”発明を実施例により詳細に説明する。

実施例１ １ａ２ＵＳ　ｓ　４７．５　、　ＭｇＯｓ　２５　、　
ＺｎＯｓ　２（Ｌ５　　モル嘩残部Ｃ５ｂＯよりなる混
合粉を７００＾１２００υにて仮焼し、微粉砕した。こ
の粉砕粉に軟化点６５０υで粒径１００メッシ、以下の
非晶質ガラス粉末を１０ｗｔ　１１）加え、１に潤滑剤
としてステアリン識カルシウムを０．１〜（、ｗ、ｔ％
加え混練した。その後外径２０■、内径１０−の全湯中
に”Ｃ２ｔｏｎ／ａＡの圧力を加え成形し、大気中１２
５０υにて焼成した。得られた試料の諸特性を第１表に
示す。

第１表 上記実施例より明らかなごとく、本発明による潤滑剤を
加えた製造方法は、それを加えな（・ものに比べ密度は
上昇し、圧壊強度も増加せしめることができる。ここで
潤滑剤の量を６ｗｔ　４以上含有すると、成形性は良好
なのだが最終密度は低下し、圧壊強度も低下する。しと
がってその量は、４ｗｔ暢以下にする必要がある。

実施例２ 実施例１と同一のフェライト粉末に粒度が１００メツシ
ユ以下の結晶化ガラス粉末を５ｗｔ％加え、更に潤滑剤
としてステアリン識カルシウム１ｗｔ％加え混練した。

その後実施例１と同様の処理を施−し試料を作成した。

得られた試料の特性を第２表に示す。

Ｗ、２表 本実施例においても、実施例１と同様潤滑剤を−１える
ことにより、密度は上昇し、高密度化せし・めることが
できる。

＊施例５ １ｇ２（）５　：　４９．５　、　ＮｉＵ　ｔ　１８　
、２ｎＯｓ　５２．５　モル−から成る混合粉を７００
〜１２００υにて仮焼し、微粉砕した。その後実施例１
に用゛いたガラス粉末を５ｗｔ％加え、更に潤滑剤とし
てステアリン識カルシウムを５ｗｔ％加え混練した。成
形後１５００ｔＫて焼成した試料の諸特性を第３表に示
す。

第５表 上記実ａｎから明らかなごとく、実施例１と同様潤滑剤
を加えることＫより、密−は上昇し、高密度化せしめる
ことができる。

以上実施ｆｌｌＫ示した様に、ガラス粉末を含むフェラ
イト材料を作成する際、その工１中における　′“圧縮
成形時に潤滑剤としてステアリン酸カルシウ・ムを含む
ととくより、成形性は良好となり・最純的に高密度化な
らしめることができる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フェライト粉末にガラス粉末を含む材料において、その
   混練する際（潤滑剤としてステアリン酸カルシクムをα
   １〜６ｗｔ％加えることにより、最終的に高密度化せし
   めることを特徴とする低収縮率軟磁性ツーライト材料の
   製夷方法。