JPS5814106A - 光フアイバ接続部の補強部材および補強方法 - Google Patents

光フアイバ接続部の補強部材および補強方法

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JPS5814106A
JPS5814106A JP56110779A JP11077981A JPS5814106A JP S5814106 A JPS5814106 A JP S5814106A JP 56110779 A JP56110779 A JP 56110779A JP 11077981 A JP11077981 A JP 11077981A JP S5814106 A JPS5814106 A JP S5814106A
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JP
Japan
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heat
tube
electrical resistance
optical fiber
melt adhesive
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Application number
JP56110779A
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English (en)
Inventor
Mitsutoshi Hoshino
星野 光利
Shinzo Yamakawa
山川 進三
Norio Murata
則夫 村田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 強部材および補強方法に関するものである。
光ファイバの接続方法として、接続すべきλ本の光ファ
イバのプラスチック被覆をむき%λ本のファイバ心線を
突合わせてアーク放電などによって熱融着する方法があ
る。この場合、光ファイバの機械的強度保持の役割を有
する光ファイバのプラスチック被覆層を除去して熱融着
を行うので、光フアイバ接続後に被覆層の除去部分を補
強する必要かある。
この接M部の補強方法として,本発明者は、加熱すると
径方向に収縮する熱収縮チューブと、この熱収縮チュー
ブの内側に配置された熱溶融接着剤チューブと,熱収縮
チューブと熱溶融接着剤チューブとの間に,熱収縮チュ
ーブおよび熱溶融接着剤チューブを加熱可能にチューブ
の軸方向に延在して挿入された電気抵抗発熱体とを具備
し、熱溶融接着剤チューブに光ファイバを挿通可能にし
た補強部材を用い、融着接続された光フアイバ接続部を
熱溶融接着剤チューブに挿通し,次いで電気抵抗発熱体
に通電して,熱収縮チューブを加熱してその径方向に収
縮させると共に熱溶融接着剤チューブを加熱溶融させて
接着剤層となし,熱収縮チューブ内に光フアイバ接続部
および電気抵抗発熱体を含んだ状態でこの光フアイバ接
続部を接層剤層と一体化させる補強方法を先に提案した
しかし、この方法においても、加熱一体化するときに,
収縮チューブの内側に気泡が残留することがあるので,
温度変化により.気泡部において光ファイバの突出しが
起こり、光ファイバが断線するという問題点があった。
本発明の目的は、これらの欠点を除去するため、熱収縮
チューブと熱溶融接着剤チューブとの間に熱収縮チュー
ブの軸方向に沿って,その両端部の電気抵抗が中心部よ
りも低い電気抵抗分布をもつ電気抵抗発熱部材を縦添え
することによって,中心部から両端部に向けて、熱収縮
チューブを順次に収縮させ、かつ熱溶融接着剤チューブ
を順次に溶融させ,形成される接着剤層内部に発生する
気(j) 泡を容易に除去し.外力または温度変化による光ファイ
バの断線のおそれがな(、長時間にわたって信頼性に優
れた補強部材を提供することにある。
本発明の他の目的は、上述の補強部材を用いて。
現場での光ファイバの接続部の補強を,発生した気泡を
容易に除去しながら,簡便かつ短時間に行うことができ
,しかも補強後に温度変化によりファイバ心線が断線す
るおそれがないようにして。
上述した従来の欠点の解決を図った光フアイバ接続部の
補強方法を提案することにある。
本発明補強部材は、加熱により径方向に収縮可能な熱収
縮チューブと、該熱収縮チューブの内側に配置された熱
溶融接着剤によるチューブと,熱収縮チューブと熱溶融
接着剤チューブとの間に。
これら熱収縮チューブおよび熱溶融接着剤チューブを加
熱可能に熱収縮チューブの軸方向に延在し、かつ熱収縮
チューブの両端部に対応する両端部分の電気抵抗を中心
部の電気抵抗より低くして中心部分の発熱量を両端部分
より多くした電気抵抗発熱部材とを具備し、熱溶融接着
剤チューブに光フ(G) アイバを挿通可能にしたことを特徴とするものである。
本発明方法は、加熱により径方向に収縮可能な熱収縮チ
ューブと、該熱収縮チューブの内側に配置された熱溶融
接着剤によるチューブと、熱収縮チューブと熱溶融接着
剤チューブとの間に、これら熱収縮チューブおよび熱溶
融接着剤チューブを加熱可能に熱収縮チューブの軸方向
に延在し、かつ熱収縮チューブの両端部に対応する両端
部分の電気抵抗を中心部の電気抵抗より低くして中心部
分の発熱量な両端部分より多(した電気抵抗発熱部材と
を具備し、熱溶融接着剤チューブに光ファイバな挿通可
能にした補強部材を用い、融着接続された光フアイバ接
続部な熱溶融接着剤チューブに挿通し、次いで電気抵抗
発熱部材に通電して。
熱収縮チューブを加熱してその径方向に収縮させろと共
に溶融接着剤チューブを加熱溶融させて、接着剤層とな
し、収縮した熱収縮チューブ内に光フアイバ接続部およ
び電気抵抗発熱部材な含んだ状態で光フアイバ接続部を
接着剤層と一体化させることを特徴とするものである。
ここで、電気抵抗発熱部材と、電気絶縁層な介して、接
して熱伝導性のよい金属剛性細棒を縦添えするのが好適
である。電気抵抗発熱部材は、棒状電気抵抗発熱体およ
び熱収縮チューブの軸方向に沿って電気抵抗分布をつけ
て電気抵抗発熱体に塗布した導電性ペーストを有するの
が好適である。
あるいはまた、電気抵抗発熱部材は、二重結合を化学反
応によって一部飽和化することにより熱収縮チューブの
軸方向に沿って電気抵抗を変化させた炭素繊維とするこ
ともできる。
本発明において用いられる熱収縮チューブの素材として
は、ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体など
のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ弗化ビニリデ
ンなどの弗素系樹脂、シリコーン樹脂などを使用できる
が、特にこれらに限足されるものではない。
熱溶融接着剤としては、ポリオレフィン系、ポリアミド
系、ポリ塩化ビニル、ポリエステル系。
ポリビニルアセタール系、ポリウレタン系、ポリスチレ
ン系、ポリアクリル酸1 、 ホIJ ヒ= 、+1/
 x ステル系、フルオロカーボン系、ポリエーテル系
ポリアセタール系、ポリカーボネート系、ポリサルホン
系、ジエン糸、天然ゴム系、クロロプレンコ゛ム、ポリ
サルファイド系、これらポリマの変性物またはこれらポ
リマとその変性物の混合物を使用できるが、これらに限
定されるものではない。
電気抵抗発熱体としては、炭素繊維、ニクロム系合金線
、鉄−クロム−アルミニウム系合金線。
タングステン線、モリブデン線、白金線、炭化珪素繊維
などまたはそれらを束ねたものを用いることかできる。
金属剛性細棒としては、ステンレス線、ピアノ線などの
金属の細棒などを用いることができるが、特にこれらに
限足されるものではない。
以下1図面を用いて実施例について本発明の詳細な説明
する。
第1図は本発明により熱収縮チューブ内に縦添えした電
気抵抗発熱部組の軸方向の各位置での比抵抗を示す。本
発明では、第7図示の特性lまた(り) は■のように、熱収縮チューブの両端部に対応する両端
部分の位置における抵抗を、中心部分の抵抗よりも低く
するようにしておき、この電気抵抗発熱体に通電して熱
収縮チューブおよび熱溶融接着剤チューブを加熱する際
に、これらチューブの中心部から両端部に向けて順次に
加熱が行われるようにし、以て熱溶融接着剤チューブが
溶融して形成される接層剤層内部に発生する気泡を容易
に除去できるようにする。
第1図示のように、電気抵抗発熱部材に、軸方向に沿っ
て抵抗分布をもたせるためには2例えば電気抵抗発熱体
よりも電気抵抗の低い銀ペースト。
アルミニウムペースト、銅ペースト、ニッケルペースト
のような導電性ペーストを電気抵抗発熱体の両端部に塗
布する。塗布の形態としては、電気抵抗発熱体の両端部
分(例えば両端から各/s mm )にのみ導電性ペー
ストを塗布し、中央部分には塗布しないようにして、第
1図の特性lを得ろようにしたり、導電性ペースト自体
にa匿分布をつけて電気抵抗発熱体に塗布することによ
り第1図の(/θ ) 特性■を得ることができる。
第2図は導電性ペーストを電気抵抗発熱体に濃度分布を
つけて塗布して熱収縮チューブ中に縦添えした本発明補
強部材の一例を示す。ここで1本発明補強部材は、加熱
すると径方向に収縮する熱収縮チューブ/と、その内側
に配置され、加熱すると溶融する熱溶融接着剤によるチ
ューブλと、これらチューブlとλとの間に、これらチ
ューブの軸方向に延在して縦添えされた複数本の棒状電
気抵抗発熱体3とを有する。円周状に配置した複数本の
電気抵抗発熱体3には1図示のような分布で導電性ペー
スト≠を塗布して第1図の特性■を得る。電気抵抗発熱
体3には熱溶融接着剤を含浸あるいは被覆しておく。チ
ューブλ内の空所10には光ファイバの接続部を挿通可
能とする。
第2図示のように電気抵抗発熱体3と導電性ペースト≠
とで電気抵抗発熱部材、・を構成する代わりに、電気抵
抗発熱体として炭素繊維ヤーンを用い。
この炭素繊維ヤーンの、熱収縮チューブの中心部に対応
する部分に対して7.弗素化や塩素化などのハロ’y’
7化、 水素化、スルホン化、クロルスルホン化などの
化学反応により炭素−炭素間の二重結合を一部分飽和化
し、以て中心部分の電気抵抗を両端部分に対して高める
ようにしてもよい。
第3図は本発明補強部材の他の例を示し、ここでは電気
抵抗発熱部材は、第1図示の特性lに対応して棒状電気
抵抗発熱体3に図示のように導電性ペーストlを塗布し
たものの外周上に熱溶融接着剤層jを被覆して構成する
。かかる電気抵抗発熱部材および金属剛性細棒tを、第
2図の例と同様のチューブlと2との間に、これらチュ
ーブの軸方向と平行に延在して縦添えする。
第μ図は第3図の変形例を示し、ここでは電気抵抗発熱
部材は、複数本の棒状電気抵抗発熱体3に対して第1図
の特性lや■に従った抵抗分布をもたせたものを用い、
その電気抵抗発熱体3に熱溶融接着剤層jを被覆する。
次に、この補強部材を用いた本発明補強方法についてそ
の手順を第3図および第5図を参照して説明する。まず
最初に、第3図の補強部材の空所/θに光ファイバを予
め挿通しておき1次にプラスチック被覆層rを除去した
光ファイノ(裸線7を融着接続する。次に融着接続前に
予め挿入されて〜・た補強部材を、これが光ファイノ(
の融着接続!fIS7Δの両端のプラスチック被覆層t
を覆うように配置する。最後に、電気抵抗発熱体30両
端を定電圧源、蓄電池または電池//に接続し、更に融
着接続した光ファイバ心#7に弱い張力をかけて直、#
状にするために、電気抵抗発熱体30両端に、図示のよ
うにばね12で引張ったり、あるいは重りをつり下げる
。電気抵抗発熱体3が発熱し、熱収縮チューブlの中央
部から両端部に向けて径方向に収縮したり、あるいは電
気抵抗発熱体3に電気絶縁層としての熱溶融接着剤層j
を介して接してt・る金属剛性細棒tに熱が中心部から
両端に向けて伝えられることにより、熱収縮チューブl
は中央部から径方向に収縮していき5次第に両端部に向
けて収縮が進行する。それと同時に、電気抵抗発熱体3
の周囲の熱溶融接着剤層jも溶融して接着剤層になり、
光フアイバ心線7の周囲を完全に接(/3) 着固定し、光フアイバ接続部7Aおよび電気抵抗発熱体
3と金属剛性細棒tを、熱収縮したチューブlの内部に
含んだ状態で、光ファイバ接続部7Δと一体化する。
このように、本発明では、熱収縮チューブlはその中央
部から両端部に向けて収縮していくので、溶融した熱溶
融接着剤チューブコの内部と光フアイバ素線7.熱収縮
チューブ/と電気抵抗発熱体3の各すき間に残る空気の
気泡を完全に除去して一体化できる。
以下に本発明の実施例について説明する。
実施例1 第6図は本発明補強部材の一実施例の横断面図、第7図
は第乙図示の補強部材を用いて本発明方法を実施して得
られた補強部の縦断面図を示す。本例は第≠図示の構成
を簡略化したものである。熱収縮チューブlを、ここで
は、長さ60龍、内径2.j朋、厚さ0.2朋のポリエ
チレンチューブとした。その収縮率はSO%であった。
熱溶融接着剤チューブλはナイロン12共重合体(/4
I) からなり、長さtoy、外径I J liE r厚さ0
..2mmとした。電気抵抗発熱体3としては、全長/
θぼであり1両端より各q鋼だけ銀ペーストμを塗布し
た炭素繊維ヤーン、ベスファイト腹−too。
(東邦レーヨン(株)、商品名)を使用し、これにナイ
ロンlλ共重合体を含浸させ、更にその外周上にナイロ
ン/2共重合体層jを被覆した。剛性細棒2としては、
直径t3詣で長さ1rotnのステンレス線(8US 
3011 )を使用した。
融着接続した光フアイバ心線7を熱溶融接着剤チューブ
2の空所/θに通し、炭素繊維ヤーン3に約soo y
の重りで張力を加えた。炭素繊維ヤーン3の両端にey
の直流電圧を印加すると、ψ秒で熱収縮チューブlの収
縮は中心部から両端に向けて完了すると共に、熱溶融接
着剤チューブコおよび熱溶融接着剤層jは溶融して接着
剤層λ′を形成し、その際に補強部材内の空気も完全に
除去された。この補強作業による光ファイバの伝送損失
は0.0/ dB以下/l接続点であった。補強部の温
度サイクル試験(−2θ℃〜+6(7℃、4時間/lサ
イクル)を実施したところ、 iooサイクル後におい
て伝送損失の変化は0.02dB以下/l接続点であっ
た。ダ[張強度は≠kg以上であり、光ファイバの破断
は補強部以外で起こった。に5℃、りj%RHの高温高
湿状態で3θ日間放置した後においても伝送損失の変化
は0.02dB以下/l接続点であった。
実施例2 本例の補強部材の径方向の断面を第を図に示す。ポリエ
チレンによる熱収縮チューブ/(内径ユ411.厚さO
,コ關、長さto朋)の内側に、炭素繊維ヤーン(ペス
ファイトHM−tooo 、 東邦レーヨン(株)、商
品名)に補強部材の軸方向の各端部より2crILにわ
たって銀ペーストを塗布し、電気絶縁物として、エチレ
ン−エチルアクリレイト共重合物のアクリル酸クラフト
物を含浸し、更に表面上に被覆した炭素繊維ヤーンのチ
ューブ(長さ40111n*外径2.31nN +厚さ
o、Jmtn)による電気抵抗可熱部材3を挿入し、そ
れに接して蓼本の03龍径のピアノ線lを縦添えし、さ
らに、最内層のチューブλとしてエチレン−エチルアク
リレイト共重合物のアクリル酸クラフト物のチューブ(
長さ10朋、外径/、 j ttrm 。
厚さO3λam )を挿入する。
光フアイバ心線7をチューブコの空所/θに挿通し1次
いで、直流電圧jVを炭素繊維ヤーンのチューブ30両
端に印加すると、11秒で補強部材の長さ方向の中央部
より収縮が開始し5両端に向けて収縮が進行すると共に
エチレン−エテルアクリレイト共重合物のアクリル酸ク
ラフト物が熱溶融していき、約ψ秒で収縮は完了すると
共に接着剤層2′の内部の空気も完全に除去された。こ
の補強作業による光ファイバの伝送損失は0.0/ d
B以下/l接続点であった。温度サイクル試験(−20
℃〜+60℃、6時間/lサイクル)を行ったところ、
 iooサイクル後において伝送損失の変化は0.02
tlB以下/l接続点であった。引張強度はaky以上
であり、光ファイバの破断は補強部以外で起こった。
1例3 (17) 第2図は本発明の補強部材の更に他の実施例の横断面図
、第1θ図は第7図示の補強部材を用いて本発明方法を
実施して得られた補強部の縦断面図である。本例の補強
部材は、ポリエチレン製の熱収縮チューブ(長さ60順
、内径2j關。
厚さo2m)/の内側に炭素繊維ヤーン(ベスファイト
HM −tooo 、東邦レーヨン(株)、商品名)に
ニッケルペースト参を補強部材の中央部2cIFLを除
いた部分に塗布し、熱溶融接着剤層よとしてのナイロン
/2共重合体と一体化してチューブ3(長さ100闘、
内径tり誘り厚さo2關)とし、その内側にナイロン/
2共重合体のチューブ2(長すt’ myi + 内径
t3朋r厚さ02mw+)ヲ装置した3層構造である。
光フアイバ接続部7Aをチューブλの空所/θに挿通し
てから、炭素繊維ヤーンのチューブ30両端に7vの直
流電圧を印加すると、75秒で補強部材の全長の中央よ
り収縮が開始し、両端に向ケチ収縮が進行すると共にナ
イロン/2 共重合体が熱溶融していき、Q秒で収縮は
完了する(  /f  1 と共に接着剤層2′の内部の空気も完全に除去された。
この補強部の引張強度はヒートサイクル試験(=2θ℃
〜+60℃、を時間/lサイクル)のiooサイクル後
においてもa kg以上あり、光ファイバの破断は補強
部以外で起こった。また、ヒートサイクル試験の100
サイクル後において光ファイバの伝送損失の変化は0.
0λdB以下/l接続点であった。
以上説明したように1本発明によれば、熱収縮チューブ
内に挿入した電気抵抗発熱体の中央部から両端部に向け
て発熱するので、熱収縮チューブも中央部から両端部に
向けて収縮するので、加熱時に、熱収縮チューブ内部の
気泡が溶融した接着剤層から容易に排出され、補強部に
気泡が残留しない。従って、温度変化による気泡の膨張
収縮に起因する光ファイバの突出しが起こらず、従って
光ファイバの断線が起こらないので、長期間にわたって
温度特性のすぐれた信頼性の高い補強部を簡単な作業で
迅速に形成できる利点がある。また、本発明では1弾性
率が高く、線膨張係数の小さな炭素繊維ヤーンあるいは
金属剛性細棒を用いているので、光フアイバ接続部の機
械的強度が大きく、光ファイバの破断や伝送損失の変動
のない光フアイバ接続部を形成できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱収縮チューブ中の電気抵抗発熱体の位置と比
抵抗との関係を示す特性曲線図、第2図および第3図は
本発明補強部材の2実施例を示す縦断面図、第参図は本
発明補強部材の更に他の実施例を示す横断面図、第5図
は第3図示の補強部材を用いて本発明補強方法により補
強部を形成する様子の説明図、第6図、第r図および第
2図は本発明補強部材の更に他の3例をそれぞれ示す横
断面図、第7図および第1θ図はそれぞれ第を図示およ
び第り図示の補強部材を用いて本発明補強方法により形
成された補強部を示す縦断面図である。 l・・・熱収縮チューブ、   λ・・・熱溶融接着剤
チューブ、2′・・・接着剤層、    3・・・電気
抵抗発熱体、l・・・導電性ペースト、  j・・・熱
溶融接着剤層、t・・・金属剛性細棒、   7・・・
光フアイバ心線。 7A・・・光フアイバ接続部、 l・・・プラスチック
被覆層2/θ・・・空所h      //・・・電源
。 /2・・・ばね。 特許出顧大  日本電信電話公社 (2/) 完 熱体のイ九J【  と2ン処ノ 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)加熱により在方法に収縮可能な熱収縮チューブと、
    該熱収縮チューブの内側に配置された熱溶融接着剤によ
    るチューブと、前記熱収縮チューブと前記熱溶融接着剤
    チューブとの間に、前記熱収縮チューブおよび前記熱溶
    融接着剤チューブを加熱可能に前記熱収縮チューブの軸
    方向に延在し、かつ前記チューブの両端部に対応する両
    端部分の電気抵抗を中心部分の電気抵抗より低くして前
    記中心部分の発熱量を前記両端部分より多くした電気抵
    抗発熱部材とを具備し、前記熱溶融接着剤チューブに光
    ファイバを挿通可能にしたことを特徴とする光フアイバ
    接続部の補強部材。 2、特許請求の範囲第1項記載の補強部材において、前
    記電気抵抗発熱部材と、電気絶縁層を介して接続して、
    熱伝導性のよい金属剛性(1) 細棒を縦添えしたことを特徴とする光フアイバ接続部の
    補強部材。 3)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の補強部
    材において、前記電気抵抗発熱部材は、棒状電気抵抗発
    熱体および前記熱収縮チューブの軸方向に沿って電気抵
    抗分布をつけて前記電気抵抗発熱体に塗布した導電性ペ
    ーストを有することを特徴とする光フアイバ接続部の補
    強部材。 4)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の補強部
    材において、前記電気抵抗発熱部材は二重結合を化学反
    応によって一部飽和化することにより前記熱収縮チュー
    ブの軸方向に沿って電気抵抗を変化させた炭素繊維であ
    ることを特徴とする光フアイバ接続部の補強部材。 5)加熱により径方向に収縮可能な熱収縮チューブと、
    該熱収縮チューブの内側に配置された熱溶融接着剤によ
    るチューブと、前記熱収縮チューブと前記熱溶融接着剤
    チューブとの(,2) 間に、前記熱収縮チューブおよび前記熱溶融接着剤チュ
    ーブを加熱可能に前記熱収縮チューブの軸方向に延在し
    、かつ前記熱収縮チューブの両@部に対応する両端部分
    の電気抵抗を中心部分の電気抵抗より低くして前記中心
    部分の発熱量を前記両端部分より多くした電気抵抗発熱
    部材とを具備し、前記熱溶融接着剤チューブに光ファイ
    バを挿通可能にした補強部材を用い、前記融着接続され
    た光フアイバ接続部を前記熱溶融接着剤チューブに挿通
    し1次いで前記電気抵抗発熱部材に通電して。 前記熱収縮チューブを加熱してその径方向に収縮させる
    と共に前記熱溶融接着剤チューブな加熱溶融させて、接
    着剤層となし、収縮した熱収縮チューブ内に前記光フア
    イバ接続部および前記電気抵抗発熱部材を含んだ状態で
    前記光フアイバ接続部を前記接着剤層と一体化させるこ
    とを特徴とする光フアイバ接続部の補強方法。
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JP56110779A Pending JPS5814106A (ja) 1981-05-07 1981-07-17 光フアイバ接続部の補強部材および補強方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58113010U (ja) * 1982-01-27 1983-08-02 富士通株式会社 光フアイバの接続部補強構造
JPS6023813U (ja) * 1983-07-27 1985-02-18 古河電気工業株式会社 光フアイバ接続部用補強部材の加熱器

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57181507A (en) * 1981-04-30 1982-11-09 Hitachi Cable Ltd Reinforcing method for juncture of optical fibers by molding

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