JPS58140105A - 磁気コアの製造方法 - Google Patents
磁気コアの製造方法Info
- Publication number
- JPS58140105A JPS58140105A JP2209282A JP2209282A JPS58140105A JP S58140105 A JPS58140105 A JP S58140105A JP 2209282 A JP2209282 A JP 2209282A JP 2209282 A JP2209282 A JP 2209282A JP S58140105 A JPS58140105 A JP S58140105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- thin plates
- thin plate
- minute particles
- insulating
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/0206—Manufacturing of magnetic cores by mechanical means
- H01F41/0233—Manufacturing of magnetic circuits made from sheets
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/147—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive with cores being composed of metal sheets, i.e. laminated cores with cores composed of isolated magnetic layers, e.g. sheets
- G11B5/1475—Assembling or shaping of elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気コアの製造方法に係り、さらに詳しくは高
透磁率磁性材から成る薄板を積層して成る磁気コアの製
造方法に関するものである。
透磁率磁性材から成る薄板を積層して成る磁気コアの製
造方法に関するものである。
従来より、磁気へラドコアの材料として高透磁率磁性材
が用いられている。この材料は固有抵抗値が低く、高周
波帯域で使用した場合には渦電流が発生しやすく、渦電
流損失が生ずるという欠点がある。
が用いられている。この材料は固有抵抗値が低く、高周
波帯域で使用した場合には渦電流が発生しやすく、渦電
流損失が生ずるという欠点がある。
このような欠点を解消するために、高透磁率磁性材から
成る磁性薄板を複数枚積層し、かつ薄板間を絶縁した積
層構造とする構成が採用されていた。
成る磁性薄板を複数枚積層し、かつ薄板間を絶縁した積
層構造とする構成が採用されていた。
このような構成を採用すると、磁性薄板を得る工程、積
層する工程、薄板間の絶縁処理工程など多くの工程が必
要で、多くの労力と時間を必要とし、コスト高となると
いう欠点があった。
層する工程、薄板間の絶縁処理工程など多くの工程が必
要で、多くの労力と時間を必要とし、コスト高となると
いう欠点があった。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するためになさ
れたもので、製造工程を短縮し、高周波帯域での渦電流
損失などの欠点が少なく、耐摩耗性をも向上させること
ができる磁気コアの製造方法を提供することを目的とし
ている。
れたもので、製造工程を短縮し、高周波帯域での渦電流
損失などの欠点が少なく、耐摩耗性をも向上させること
ができる磁気コアの製造方法を提供することを目的とし
ている。
本発明においては、上記の目的を達成するため子とを含
有する絶縁層を形成し、この磁性薄板から磁気コアを構
成する磁性薄板をプレス成形し、これを積層する方法を
採用した。
有する絶縁層を形成し、この磁性薄板から磁気コアを構
成する磁性薄板をプレス成形し、これを積層する方法を
採用した。
以下、図面と共に、本発明方法の詳細を説明する。
本発明においては、まず連続した高透磁率磁性薄板を用
意し、その表面に絶縁性を有する無機質微粒子と潤滑性
を有する無機質微粒子を含有する絶縁被膜を形成する。
意し、その表面に絶縁性を有する無機質微粒子と潤滑性
を有する無機質微粒子を含有する絶縁被膜を形成する。
この絶縁被膜の形成にはスプレー法、電着法などを採用
すると良い。
すると良い。
絶縁性を有する無機質微粒子は磁性薄板間を絶縁し、こ
の無機質微粒子を定着させることにより耐摩耗性を向上
させることができる。
の無機質微粒子を定着させることにより耐摩耗性を向上
させることができる。
また、潤滑性を有する無機質微粒子は絶縁被膜を形成し
た磁性薄板をプレス抜きする際、耐摩耗性を持たせるよ
うな堅く、絶縁性を有する無機質微粒子だけではプレス
型の寿命が極端に短かくなるため、型の寿命を延ばすた
めにある。
た磁性薄板をプレス抜きする際、耐摩耗性を持たせるよ
うな堅く、絶縁性を有する無機質微粒子だけではプレス
型の寿命が極端に短かくなるため、型の寿命を延ばすた
めにある。
一方、絶縁被膜の厚みは磁気ヘッド用コアの仕上がり寸
法の精度に影響を与えるため、均一な厚みとする必要が
ある。また、絶縁被膜の厚みが大きいと、磁気ヘッドに
おいて実効トラック幅が狭くなり、再生感度などの特性
が劣化するため、被膜の厚みは２０μｍ以下とするのが
よい。
法の精度に影響を与えるため、均一な厚みとする必要が
ある。また、絶縁被膜の厚みが大きいと、磁気ヘッドに
おいて実効トラック幅が狭くなり、再生感度などの特性
が劣化するため、被膜の厚みは２０μｍ以下とするのが
よい。
次に、このようにして絶縁被膜を形成した磁性薄板から
磁気コアの形状にプレス抜きを行ない、この打ち抜いた
磁性薄板を複数枚積層し、レーザー溶接等により一体化
させる。しかる後、この積層体に磁性焼鈍を行ない、磁
性焼鈍を終了した積層体の積層間に接着力のある高分子
材料を含浸させ、絶縁被膜中の微粒子を定着させる。
磁気コアの形状にプレス抜きを行ない、この打ち抜いた
磁性薄板を複数枚積層し、レーザー溶接等により一体化
させる。しかる後、この積層体に磁性焼鈍を行ない、磁
性焼鈍を終了した積層体の積層間に接着力のある高分子
材料を含浸させ、絶縁被膜中の微粒子を定着させる。
このようにして得られた磁気コアは磁性薄板間に絶縁性
を有する微粒子が存在するため、渦電流損失が少なくな
り、高周波特性が向上する。そしてこれらの潤滑性のあ
る微粒子が接着力のある樹脂２例えばエポキシ樹脂など
により固定されるため、絶縁層の耐摩耗性が向上し、コ
ア自体の耐摩耗性を向上させることができる。
を有する微粒子が存在するため、渦電流損失が少なくな
り、高周波特性が向上する。そしてこれらの潤滑性のあ
る微粒子が接着力のある樹脂２例えばエポキシ樹脂など
により固定されるため、絶縁層の耐摩耗性が向上し、コ
ア自体の耐摩耗性を向上させることができる。
フープ材の表面にボロンナイトライドを０．３〜５チ含
有する溶剤から電気泳動法によりボロンナイトライドを
厚さ２〜１０μｍ付着させる。
有する溶剤から電気泳動法によりボロンナイトライドを
厚さ２〜１０μｍ付着させる。
次に、このフープ剤をコア形状にプレス抜きし、これを
６枚積層し、レーザー溶接により一体化する。゛このよ
うにして得られた積層体を１１００℃の温度で磁性焼鈍
を行ない、絶縁層にエポキシ樹脂を含浸させ、ボロンナ
イトライドを絶縁層に固定する。
６枚積層し、レーザー溶接により一体化する。゛このよ
うにして得られた積層体を１１００℃の温度で磁性焼鈍
を行ない、絶縁層にエポキシ樹脂を含浸させ、ボロンナ
イトライドを絶縁層に固定する。
このようにして得られた磁気コア半休を第１図に示すよ
うに対向配置して磁気ヘッドに組み込み、この磁気ヘッ
ドを用いて再生周波数特性及びバイアス電流の値を従来
のものと比較して測定したところ、第１表に示すような
結果を得た。
うに対向配置して磁気ヘッドに組み込み、この磁気ヘッ
ドを用いて再生周波数特性及びバイアス電流の値を従来
のものと比較して測定したところ、第１表に示すような
結果を得た。
なお、第１図において符号１，１で示すものは磁気コア
半休で、符号２で示すものは磁性薄板、符号３で示すも
のは絶縁層である。
半休で、符号２で示すものは磁性薄板、符号３で示すも
のは絶縁層である。
第１表
第１表からも明らかなように、従来の磁気ヘッドと本発
明方法によって得た磁気ヘッドとを比較すると、再生周
波数特性は２ｄＢ向上し、バイアス電流値は１０％低下
し、良好な再生周波数特性及びバイアス電流値を得るこ
とができることがわかる。
明方法によって得た磁気ヘッドとを比較すると、再生周
波数特性は２ｄＢ向上し、バイアス電流値は１０％低下
し、良好な再生周波数特性及びバイアス電流値を得るこ
とができることがわかる。
また、耐摩耗試験の結果を、温度４０”Ｃ，湿度７０〜
７５％の雰囲気で行なった結果を第２図に示す。第２図
の線図からも明らかなように、従来の磁気ヘッドの摩耗
特性を示す曲線Ａと本発明になる磁気ヘッドの特性を示
す曲線Ｂとを比較してわかるように、摩耗量が著しく少
なく、耐摩耗性が著しく増大したことがわかる。
７５％の雰囲気で行なった結果を第２図に示す。第２図
の線図からも明らかなように、従来の磁気ヘッドの摩耗
特性を示す曲線Ａと本発明になる磁気ヘッドの特性を示
す曲線Ｂとを比較してわかるように、摩耗量が著しく少
なく、耐摩耗性が著しく増大したことがわかる。
以上の説明から明らかなように、本発明方法によれば、
磁性薄板に無機質の絶縁性及び潤滑性を有する微粒子を
含有する絶縁した薄板を積層する方法を採用しているた
め、製造工程を短縮でき、高周波帯域での渦電流損失が
少なく、耐摩耗性も著しく向上した磁気ヘッドを得るこ
とができる。
磁性薄板に無機質の絶縁性及び潤滑性を有する微粒子を
含有する絶縁した薄板を積層する方法を採用しているた
め、製造工程を短縮でき、高周波帯域での渦電流損失が
少なく、耐摩耗性も著しく向上した磁気ヘッドを得るこ
とができる。
第１図は本発明方法によって得た磁気コアの斜視図、第
２図は磁気テープ走行時間とヘッドの摩耗量との関係を
示す線図である。 １・・・磁気コア半体 ２・・・磁性薄板３・・
・絶縁層
２図は磁気テープ走行時間とヘッドの摩耗量との関係を
示す線図である。 １・・・磁気コア半体 ２・・・磁性薄板３・・
・絶縁層
Claims (1)
- 高透磁率性薄板の表面に絶縁性を有する無機質微粒子と
潤滑性を有する無機質微粒子を含有する絶縁層を形成す
る工程と、この磁性薄板からプレス成形によりコア形状
の、磁性薄板を打ち抜く工程と、この打ち抜かれた薄板
を積層・固定する工程と、磁性焼鈍を行なう工程と、薄
板間に接着力のある高分子材料とを含浸させる工程とを
含むことを特徴とする磁気コアの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2209282A JPS58140105A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 磁気コアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2209282A JPS58140105A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 磁気コアの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58140105A true JPS58140105A (ja) | 1983-08-19 |
Family
ID=12073226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2209282A Pending JPS58140105A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 磁気コアの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58140105A (ja) |
-
1982
- 1982-02-16 JP JP2209282A patent/JPS58140105A/ja active Pending
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