JPS5922747A - 金属磁性材料の箔帯からなる積層体の製造方法 - Google Patents

金属磁性材料の箔帯からなる積層体の製造方法

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JPS5922747A
JPS5922747A JP13215382A JP13215382A JPS5922747A JP S5922747 A JPS5922747 A JP S5922747A JP 13215382 A JP13215382 A JP 13215382A JP 13215382 A JP13215382 A JP 13215382A JP S5922747 A JPS5922747 A JP S5922747A
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JP
Japan
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narrow
laminate
adhesive
silicon steel
magnetic material
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JP13215382A
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English (en)
Inventor
光男 吉澤
住本 大吾
市原 弘久
隆 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Kinzoku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Nippon Kinzoku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属磁性材料帯を積層し積層体を製造する方法
に関するものである。
金属磁性材料帯を積層して製造される積層体としては、
例えば珪素鋼帯など電気鉄板を積層する巻鉄心、巻鉄心
を切断して製造するカットコアなどがあり、一般には変
圧器などに用いられている。
まず珪素鋼帯でC型カットコアを製造する一般的な方法
を第1図によりその工程を追って((イ)→(ト))説
明する。
F9rr定の幅にスリットされた珪素鋼帯1はツノ92
のついた回転軸に取付けられた製品寸法に対応する形状
の巻枠3にツバ2をガイドにして所定の厚さになるまで
巻取られると切断され、その末端は溶着される。巻取ら
れた珪素鋼帯1(以下巻鉄心1aという)は巻枠3ごと
回転軸から取りはずされ所定の寸法を得るため珪素鋼帯
1の面に垂直に、即ち矢印Fの方向にプレスなどで圧下
される。(第1 図(ロ) ) 以上の工程で加えられた加工により生じたひずみは珪素
鋼固有の磁気特性を劣化させる。このため巻枠3に取付
けられた巻鉄心1aを第1図G−3の如く非酸化性雰囲
気の焼鈍炉4にて780〜820℃の温度で2時間以上
焼鈍しひずみを除去する。
このままの状態ではC形カットコアに加工することが不
可能であるため、巻鉄心1aを巻枠3から取りはずし第
1図に)に示す9口く密閉可能な容器、例えばオートク
レーブ5の中にエポキシ樹脂系の接着剤と共に入れオー
トクレーブ5内を減圧することにより層間に接着剤を含
浸させた後、オートクレーブ5より取出し乾燥硬化させ
る。
乾燥硬化が終了した巻鉄心1aは第4図(ホ)に示す如
く切断機6によって2つの部分に力、トされC形カット
コアlbとなる。
次いでカット面は第1図(へ)に示す如く研磨機7で研
磨され、不足ならば更にラッピング、エツチングが行わ
れる。研磨されたカット面には防錆処理が施されC形カ
ットコア1bは製経となり(第1図(ト))、変圧器な
どに用いられる。
近年珪素鋼、低炭素鋼、パーマロイ、非晶質合金などj
ヤ−さ0.1叫以下の金属磁性材料が製造されるように
なり、従来の商用周波数域での使用に限らず高周波域で
も使用可能となり、例えば電縫管製造用インピーダのコ
アのように高周波強磁界下でも使用されるようになった
珪素鋼箔帯(あらかじめ箔帯表面には絶縁被膜を施しで
ある場合もある)をインビーダのコアとして用いる場合
は、第2図に示すように所定の幅にスリットされた細幅
珪素鋼箔帯1′をエポキシ樹脂系の絶縁接着剤8で接着
積層し角柱状積層体1’bとなしこの角柱状積層体1’
 b 、 1’ b 、・・・を糾合せて用いている。
ところがこの角柱状積層体1′bを工業的に製造する方
法としては従来性われているC形力ットファの製造方法
が利用できるがこの方法では珪素銅帯の接着を真空含浸
法によって行うだめ、積層する栃料の厚さが箔のように
薄い場合には、各積層箔間の絶縁接着剤を厚く均一につ
Iz−)ることが困姉である。
・電縫管製造用イ/ピーグのコアのように高周波の強磁
界下に曝される場合には積層体にも高周波の電圧が誘起
されるので絶縁接着剤層が絶縁破壊され易い。絶縁接着
剤層の絶縁破壊1/i誘起される電圧が高いほど又絶縁
接着剤層が薄いほど生じ易い。唄に互に隣合う細幅珪素
鋼箔帯の金属同志の接触個所あるいは絶縁性の悪い個所
には渦電流が流れ、金属同志の接触部分あるいは絶縁性
の悪い部分が急激に加熱され、細幅珪素鋼箔帯の発熱が
大きくなる。このように細幅珪素鋼箔帯の金属同志の接
触個所あるいは絶縁性の悪い個所が多ければ多いほど積
層体の温度上昇は大きくなる。
細幅珪素鋼箔帯の金属同志の接触個所あるいは絶縁性の
悪い個所が増す原因としては各積層箔間の絶縁接着剤の
厚さが薄く均一でないこととは別に第3図に示すような
細幅珪素鋼箔帯のエッソ部のパリがある。このパリは細
幅珪素鋼箔帯のスリット時に生成するもので、積層体中
で互に隣合う細幅珪素鋼箔帯同志が接触する原因となる
この細幅珪素鋼箔帯同志の接触状態は積層体の断面を積
層方向に電気抵抗を測定することで知ることができる。
即ち積層方向の電気抵抗(以下層間抵抗という)が大き
ければ金属同志の接触個所あるいは絶縁性の悪い個所が
少なく、層間抵抗が小さければ金属同志の接触個所ある
いは絶縁性の悪い個所が多いことを表わしている。
従って高周波の強磁界下で用いられる積層体は絶縁接着
剤層を厚く均一にすることおよび金属磁性材料箔帯の金
属同志の接触あるいは絶縁性の悪い個所をできるだけ少
なくして層間抵抗を大きくすることが必要である。
本発明は金属磁性材料の箔帯で絶縁性のすぐれた積ノ一
体を製造する方法を提供することを目的とする。
本発明は金属磁性材料帯を積層し積層体を製造する方法
において、金属磁性材料箔帯と絶縁物質箔帯とを交互に
積層し積層体を製造することを特徴とする。
以下本発明の構成を実施例に基づき図面によって説明す
る。
第4図は本発明の方法により金属磁性材料の細幅箔帯で
角柱状の積層体を製造する工程を説明する図である。
所定の幅にスリットされた細幅珪素鋼箔帯l′および細
幅ポリエステル箔帯8′は互に重ね合わせられるように
回転軸に取付けられた角形積層枠9にその先端が固定さ
れ、細幅珪素鋼箔帯l′および細幅ポリエステル箔帯8
′は1111次アンコイルされなから予じめ設定した回
数だけ巻取られ、細幅珪素鋼箔帯1′と細幅ポリエステ
ル箔帯8′が交互に積層された積層体11aとなる。こ
の際細幅ポリエステル箔帯8′は細幅珪素鋼箔帯1′よ
り広いことが望ましい。第4図に示す角形積層枠9は第
5図に示す如く横断面形状(第4図A−A断面)が凹形
をなす斜 棒状体を四角形に組合せたもので支持具10によって回
転軸に取付けられている。
角形積層枠9の凹部の溝幅は細幅珪素鋼箔帯1′および
細幅ポリエステル箔帯8′の幅よりわずかに広くなって
おり、その−辺の長さは必要とする積層体長さの整数倍
に切捨式を加えた長さがあればよい。又特に四角形であ
る必要はなく五角形、六角形と角数が増すに従い製造能
率は向上し、又速度変動は小さくなる。
巻極層体1’ aは従来のC形カットコアの製造方法に
従って真空含浸によって接着剤を含浸させ接着させても
良いが、本実施例においては細幅珪素鋼箔帯1′に接着
剤を塗付して接着積層する方法をとった。
即ち第4図において細幅珪素鋼箔帯1′は接着剤塗付装
置11にて接着剤を塗付せしめられた後細幅ポリエステ
ル箔帯8′と一緒に角形積層枠9に巻取られ、互に隣合
う細幅珪素鋼箔帯1′、1′が細幅ポリエステル箔帯8
′によって絶縁された巻積層体i18となる。このとき
接着剤塗付装置11は既知の手段、例えば口」ルコータ
方式、スグレ方式、ドブ漬方式などいずれの方法でも良
く本実施例においては第6図に示す如くウレタンゴムか
ら成る一対のロールの上ロールllaと下ロールllb
の間を細幅珪素鋼箔帯fが通過する機構になっており、
下ロールllbは接着剤槽11cの接着剤と接触しつつ
細幅珪素鋼箔帯1′の走行方向に回転し細幅珪素鋼箔帯
1′に接着剤を塗付せしめる。接着剤の塗付量は上ロー
ルllaの圧下刃を調整することにより調整が行われる
本実施例においては細幅珪素鋼箔帯に接着剤を4付する
方法を行ったが、細幅絶縁物質箔帯に接着剤を塗付して
も良く、又細幅絶縁物質箔帯自身が粘着性を有する場合
は接着剤の塗付工程は設けなくとも良い。巻積層体1′
aは接着剤の硬化条件に従って乾燥硬化された後、その
コーナ部又は近傍を切断され、角形積層枠9から剥離さ
れ、所定の長さに切断される。切断面は研磨および/又
はエツチングが施された後、検査され、寸法形状および
層間抵抗など必要とする特性値が所定の値となっている
ものに防錆処理が施され角柱状積層体1’ bとなる。
巻積層体11’aの積層厚さは接着剤の粘度や巻取条件
によって変化し、時には所定の厚さを越える場合がある
。又巻積I@体1′aのコーナ部近傍は接着剤の粘度が
低すぎる場合は所定の積層厚さよりも薄い場合がある。
本実施例においては第7図に示すように矩形の突起を有
する押え治具12で巻積層体1’aの辺の部分を押えて
所定の積層厚さに成形した後、巻積層体1′aのコーナ
部又はその近傍を切断し接着剤を乾燥硬化させることに
より全長に亘って所定の積層厚さを不する角柱状積層体
rbを製造することが出来る。
以上本発明の実施例による角柱状積層体の製造条件およ
び製造結果は第1表の通りであった。
第1表 以上詳述した如く細幅金属磁性材料箔帯と細幅絶縁物質
箔帯とを交互に積層することにより互に隣合う細幅金属
磁性制料箔帯が細幅絶縁物η箔帯によって絶縁されるた
め、細幅金属磁性利料箔帯にパリがあっても積層体の層
間抵抗は充分大きくとることができ、絶縁性のすぐれた
積層体を安定して創造できる。
なお細幅金属磁性材料箔帯のパリを研削等により除去す
るか或いはロール等で押潰し矯正するかして用いると効
果は一層大きくなる。又第8図(イ)。
(ロ)に示す如く種りの断面形状の角形積層枠9′、9
#および押え治具12′l12#を用いることにより種
々の断面形状の巻積層体1#ar 1”aが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はC形カットコアの一般的製造工程を示す図、第
2図は角柱状積層体の斜視図、第3図は細幅珪素鋼箔帯
のエツジ部のパリを示す図、第4図は本発明の方法によ
る積層体の製造工程の実施例を示す図、第5図は第4図
中A−A断面における角形積層枠の断面形状図、第6図
は接着剤塗付装置を示す図、第7図は押え治具を用いて
積層厚さを調節する方法を示す第5図に対応する断面図
、第8図は本発明の他の実施例である積層体の断面形状
を示す図である。 1・・・珪素銅帯、lIL・・・巻鉄心、1b・・・C
形カットコア、1′−・・細幅珪素鋼箔帯、l’a H
1#、 + 1”’a・・・巻積層体、1′b・・・角
柱状積層体、2・・・ソバ、3・・・巻枠、4・・・焼
鈍炉、5・・・オートクレーブ、6・・・切断機、7・
・・研磨機、8・・・絶縁接着剤、8′・・・ポリエス
テル箔帯、9・・・角形積層枠、lO・・・支持具、1
1°・・接着剤塗付装置、lla・・°上ロール、ll
b・・・下ロール、lle・・・接着剤槽、12.12
’、1.2“・・・押え治具。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  金属磁性材料帯を積層し、積層体を製造する
    方法において、金属磁性材料箔帯と絶縁物質箔帯とを交
    互に積層すること全特徴とする金属磁性材料の箔帯から
    なる積層体の製造方法。
  2. (2)金属磁性材料箔帯と絶縁物質箔帯の双方又はいず
    れか一方に接着剤を付着して積層することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項He載の方法。
JP13215382A 1982-07-30 1982-07-30 金属磁性材料の箔帯からなる積層体の製造方法 Pending JPS5922747A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012521649A (ja) * 2009-03-26 2012-09-13 ヴァキュームシュメルツェ ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー 軟磁性材料による積層コア,及び軟磁性の積層コアを形成する接着力によりコア単層板を接合する方法
JP2019194557A (ja) * 2017-10-26 2019-11-07 ハインリヒ ゲオルク ゲーエムベーハー マシーネンファブリークHeinrich Georg GmbH Maschinenfabrik 検査システム及び欠陥分析方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56118306A (en) * 1980-02-22 1981-09-17 Hitachi Ltd Wound iron core

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