JPS6047408A - 磁心製造方法 - Google Patents
磁心製造方法Info
- Publication number
- JPS6047408A JPS6047408A JP15561783A JP15561783A JPS6047408A JP S6047408 A JPS6047408 A JP S6047408A JP 15561783 A JP15561783 A JP 15561783A JP 15561783 A JP15561783 A JP 15561783A JP S6047408 A JPS6047408 A JP S6047408A
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- Japan
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- magnetic core
- core
- wound
- magnetic
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/0206—Manufacturing of magnetic cores by mechanical means
- H01F41/0213—Manufacturing of magnetic circuits made from strip(s) or ribbon(s)
- H01F41/0226—Manufacturing of magnetic circuits made from strip(s) or ribbon(s) from amorphous ribbons
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、アモルファスカットコアと呼ばれる磁心の
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
アモルファス磁性薄帯は磁気異方性がなく、電気抵抗が
高い等の磁気物性から、低損失トランスとして実用化さ
れつつある。
高い等の磁気物性から、低損失トランスとして実用化さ
れつつある。
一般に薄帯を巻回した巻磁心としてトランスが構成され
るが、トランス作製コストや有ギヤップトヲンスの用途
などから、巻回等で積層された磁心の切断加工の必要性
が大となってきている。
るが、トランス作製コストや有ギヤップトヲンスの用途
などから、巻回等で積層された磁心の切断加工の必要性
が大となってきている。
アモルファス磁性薄帯は、一般に大気中で単ロール法に
て作製されるため、薄帯表面はうねシや気泡巻込み等に
よる凹凸等があり、積層占有率は高々７０〜８０係程度
にすぎず、積層間に２０〜３０チの空隙が存在する。
て作製されるため、薄帯表面はうねシや気泡巻込み等に
よる凹凸等があり、積層占有率は高々７０〜８０係程度
にすぎず、積層間に２０〜３０チの空隙が存在する。
磁気特性の改善、特に高周波での鉄損低域のためには、
アモルファスマトリックス中に一部結晶相を析出させる
ような高温熱処理がされるため、アモルファス材は脆化
している。したカニって、層間空隙の存在のままで切断
加工すると、切断部にパリやひび割れを発生したり、切
フ粉の空隙への侵入が生じ、層間絶縁を悪化させ、磁気
特性を劣化させ、特に高周波での鉄損を増加させる。
アモルファスマトリックス中に一部結晶相を析出させる
ような高温熱処理がされるため、アモルファス材は脆化
している。したカニって、層間空隙の存在のままで切断
加工すると、切断部にパリやひび割れを発生したり、切
フ粉の空隙への侵入が生じ、層間絶縁を悪化させ、磁気
特性を劣化させ、特に高周波での鉄損を増加させる。
そこで層間空隙に接着樹脂等を完全に含浸させた後に積
層磁性体を切断することが良好な切断面を得るための極
めて有効な手段である。しかし磁歪定数の大きい鉄系ア
モルファスでは層間接着樹脂の硬化収縮等による内部応
力の導入が鉄損を増大させてしまう。
層磁性体を切断することが良好な切断面を得るための極
めて有効な手段である。しかし磁歪定数の大きい鉄系ア
モルファスでは層間接着樹脂の硬化収縮等による内部応
力の導入が鉄損を増大させてしまう。
積層状態での切断を回避するために、予め目的形状に打
抜き加工されたアモルファス薄板を積層してなる積層有
ギャップコアも考えられるが、アモルファス金属は極め
て硬く、打抜き金型の寿命が短くて冥用的な加工法とは
いえない。
抜き加工されたアモルファス薄板を積層してなる積層有
ギャップコアも考えられるが、アモルファス金属は極め
て硬く、打抜き金型の寿命が短くて冥用的な加工法とは
いえない。
この発明の目的は、アモルファスカットコアと呼ばれる
磁心として、作製が容易、安価でしがも鉄損の少ない磁
心を製造する方法を提供することである。
磁心として、作製が容易、安価でしがも鉄損の少ない磁
心を製造する方法を提供することである。
この発明の磁心製造方法は、■アモルファス磁性薄帯を
巻回して巻磁心を作製する工程と：■その巻磁心を熱処
理する工程と、■熱処理後の巻磁心の層間空隙に固体物
質を充填する工程と、■固体物質充填後の巻磁心を切断
する工程と、■切断後の巻磁心から固体物質を除去する
工程とを含むものである。
巻回して巻磁心を作製する工程と：■その巻磁心を熱処
理する工程と、■熱処理後の巻磁心の層間空隙に固体物
質を充填する工程と、■固体物質充填後の巻磁心を切断
する工程と、■切断後の巻磁心から固体物質を除去する
工程とを含むものである。
アモルファス磁性薄帯を巻回等で積層した磁心の切断加
工において、層間空隙に樹脂等を完全に含浸した後、マ
イクロカッター等の回転刃で切断し、切断面を研磨後、
層間樹脂を除去することが鉄系アモルファスカットコア
の鉄損を低く抑えるために望ましい。
工において、層間空隙に樹脂等を完全に含浸した後、マ
イクロカッター等の回転刃で切断し、切断面を研磨後、
層間樹脂を除去することが鉄系アモルファスカットコア
の鉄損を低く抑えるために望ましい。
層間樹脂の除去法として、高温加熱にょフ分解させる方
法が考えられるが、１００℃以上の加熱はアモルファス
の磁気特性の劣化を考えると望ましくなく、適当な方法
でない。
法が考えられるが、１００℃以上の加熱はアモルファス
の磁気特性の劣化を考えると望ましくなく、適当な方法
でない。
溶融除去の場合には比較的融点の低いワックス等を含浸
樹脂として用いることも考えられるが、ワックスは固体
状態でも硬度が低く、切断時の回転刃との摩擦発熱によ
シ軟化を起こし良好な切断面が得られない。
樹脂として用いることも考えられるが、ワックスは固体
状態でも硬度が低く、切断時の回転刃との摩擦発熱によ
シ軟化を起こし良好な切断面が得られない。
そこで、切断加工時の応力や発熱に耐える含浸材を種々
検討したところ、ビニールモノマーを用いることによっ
て切断に耐える硬度が得られ、かつ切断後の樹脂除去が
容易にできて、鉄系アモルファスで低損失のカットコア
を作製することができた。以下、実施例について詳細に
述べる。
検討したところ、ビニールモノマーを用いることによっ
て切断に耐える硬度が得られ、かつ切断後の樹脂除去が
容易にできて、鉄系アモルファスで低損失のカットコア
を作製することができた。以下、実施例について詳細に
述べる。
実施例
合金組成Ｆｅ、９Ｂ□６Ｓｉ５のアモルファス薄帯を巻
回し、第１図に示すような巻磁心ａを作製した。リボン
幅１０箇、リボン厚さ２７μｍで、磁心内径は短軸７ｍ
、長軸２５ｍｍで、巻回の積層厚は５ｔｕｎである。同
一磁心を４個作製し、熱処理後の層間含浸材を変えて、
各加工状態での鉄損を評価した。
回し、第１図に示すような巻磁心ａを作製した。リボン
幅１０箇、リボン厚さ２７μｍで、磁心内径は短軸７ｍ
、長軸２５ｍｍで、巻回の積層厚は５ｔｕｎである。同
一磁心を４個作製し、熱処理後の層間含浸材を変えて、
各加工状態での鉄損を評価した。
熱処理は４５０℃、８０分の条件で行った。熱処理前に
挿入していた小判型の形状保持に必要なコア芯を熱処理
後、除去した状態で２０ ＫＨｚ、３ＫＧａｕｓｓの条
件で測定した鉄損は表１に示す通り１６０ ｍＷ／ｃｃ
前後であった。
挿入していた小判型の形状保持に必要なコア芯を熱処理
後、除去した状態で２０ ＫＨｚ、３ＫＧａｕｓｓの条
件で測定した鉄損は表１に示す通り１６０ ｍＷ／ｃｃ
前後であった。
切断加工するために、第２図、第３図のように巻磁心ａ
をアルミニウム板で作られたケースｂに納メ、ケースｂ
と巻磁心８の隙間にソフトなシリコーン系樹脂Ｃを充填
し、巻磁心ａをケースｂに固定した。その状態で樹脂含
浸を行った後、０．３１のＧＣ回転刃による切断加工を
第４図に示す通シ磁心中心部で行なった。切断後切断面
ｄを耐水ペーパーで機械的に研磨した。切断後の鉄損測
定は切断面ｄを密着させたギャップゼロの状態で行った
。
をアルミニウム板で作られたケースｂに納メ、ケースｂ
と巻磁心８の隙間にソフトなシリコーン系樹脂Ｃを充填
し、巻磁心ａをケースｂに固定した。その状態で樹脂含
浸を行った後、０．３１のＧＣ回転刃による切断加工を
第４図に示す通シ磁心中心部で行なった。切断後切断面
ｄを耐水ペーパーで機械的に研磨した。切断後の鉄損測
定は切断面ｄを密着させたギャップゼロの状態で行った
。
エポキシ樹脂およびビニールモノマーについては、液状
樹脂を層間に真空含浸し、８０℃の恒温槽中で硬化させ
た。ビニールモノマーは、粘＃ｌな出張シラツブを用い
、樹脂除去は、ベンゼン液中につけて超音波洗浄を行い
、溶解除去した。ワックスは、１００℃に加熱した溶融
液に巻磁心Ｒを浸して含浸し、除去はアセトン液中で行
った。
樹脂を層間に真空含浸し、８０℃の恒温槽中で硬化させ
た。ビニールモノマーは、粘＃ｌな出張シラツブを用い
、樹脂除去は、ベンゼン液中につけて超音波洗浄を行い
、溶解除去した。ワックスは、１００℃に加熱した溶融
液に巻磁心Ｒを浸して含浸し、除去はアセトン液中で行
った。
表１の実施結果に示す通り、樹脂含浸によって鉄損は数
倍に増大する。しかし切断加工による鉄損増加は少なく
、無含浸で切断された巻磁心よシもむしろ切断加工後は
小さくなる。
倍に増大する。しかし切断加工による鉄損増加は少なく
、無含浸で切断された巻磁心よシもむしろ切断加工後は
小さくなる。
樹脂除去の可能なワックスとビニールモノマーを比較す
ると、後者の方が、樹脂除去したカットコアで、低い鉄
損値を達成できた。その理由としてワックスでは硬さが
十分ではなく、切断面のだれや切シ粉の層間侵入を十分
防止できないためと思われる。
ると、後者の方が、樹脂除去したカットコアで、低い鉄
損値を達成できた。その理由としてワックスでは硬さが
十分ではなく、切断面のだれや切シ粉の層間侵入を十分
防止できないためと思われる。
表１．含浸材質、加工状態と鉄損の関係（鉄損値単位ｍ
Ｗ／ｃｃ、測定条件２０ ＫＨ２＠ ３ＫＧａｕＳＳ
）〔発明の効果〕 この発明の磁心製造方法によれば、アモルファスカット
コアと呼ばれる磁心として鉄損の少な−ものを容易かつ
安価に得ることができるという効果がある。
Ｗ／ｃｃ、測定条件２０ ＫＨ２＠ ３ＫＧａｕＳＳ
）〔発明の効果〕 この発明の磁心製造方法によれば、アモルファスカット
コアと呼ばれる磁心として鉄損の少な−ものを容易かつ
安価に得ることができるという効果がある。
第１図はアモルファス巻磁心の外観の斜視図、第２図は
熱処理後の巻磁心の形状保持のだめのケースの斜視図、
第３図はケースに納められた巻磁心の平面図、第４図は
ケースに納められた巻磁心の切断後の平面図である。 ａ・・・アモルファス巻磁心、ｂ・・・ケース、ｄ・・
・切断面 第３図 第４図
熱処理後の巻磁心の形状保持のだめのケースの斜視図、
第３図はケースに納められた巻磁心の平面図、第４図は
ケースに納められた巻磁心の切断後の平面図である。 ａ・・・アモルファス巻磁心、ｂ・・・ケース、ｄ・・
・切断面 第３図 第４図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１１アモμ）了ス磁性薄帯を巻回して巻磁心を作製す
る工程と、前記巻磁心を熱処理する工程と、前記熱処理
後の巻磁心の層間空隙に固体物質を充填する工程と、前
記固体物質充填後の巻磁心を切断する工程と、切断後の
巻磁心から前記固体物質を除去する工程とを含む磁心製
造方法。 （２）前記固体物質としてビニールモノマーを用いる特
許請求の範囲第（１１項記載の磁心製造方法。 （３１前記ビニールモノマーの除去を、前記巻磁心をベ
ンゼン液中に浸漬して超音波洗浄しながら溶解すること
によって行う特許請求の範囲第（２）項記載の磁心製造
方法。 （４）前記巻磁心の切断を、巻磁心をケース内に納めて
固定した状態で行う特許請求の範囲第（１）項記載の磁
心製造方法。 （５） 前記巻磁心切断工程と前記固体物質除去工程と
の間で切断面を研磨する特許請求の範囲第（１１項記載
の磁心製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15561783A JPS6047408A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 磁心製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15561783A JPS6047408A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 磁心製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6047408A true JPS6047408A (ja) | 1985-03-14 |
Family
ID=15609922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15561783A Pending JPS6047408A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 磁心製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6047408A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6428067A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Air brake device for railway car |
| JPH01123315U (ja) * | 1988-02-15 | 1989-08-22 |
-
1983
- 1983-08-25 JP JP15561783A patent/JPS6047408A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6428067A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Air brake device for railway car |
| JPH01123315U (ja) * | 1988-02-15 | 1989-08-22 | ||
| JPH0638408Y2 (ja) * | 1988-02-15 | 1994-10-05 | 株式会社ダイヘン | 巻鉄心変圧器 |
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