JPS58139013A - 車両用燃費換算表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両用表示装置に係り、特に車両の内燃機関に
おいて消費された燃料の量を金額に侠暉しこれを電光変
換作用により表示するようにした車両用燃費換算表示装
置に関する。

一般に、車両の内燃機関において消費さオ’ｔた燃料の
量或いはかかる燃料消ｖｊｔ量の購入に要した経費がａ
ｉＥであったか否かを判断するにあたっては、一定期間
に亘る前記燃料消費量を、例えばその購人に要した総金
額或いは平均月額に換算し、これをＬ述した判断基準と
して採用することが有益である。

しかしながら、ト述した換算作業を行なうためには、当
該車両の燃料タンクに燃料を供給するごとに、この供給
燃料の量とその購入学制並びに供給年月日を順次記録し
ておかなければならず、かかる作業はこれを行なう者に
とって非常に面倒なことであった。

本発明はこのようなことに対処してなされたもので、そ
の目的とするところは、一定期間に亘って車両の内燃機
関にて経時的に消費される燃料の轍とその購入単価を記
憶し、前記燃料消費量の和を、前記購入単価に基いて、
前記燃料消費量の購入金額の適否を判断するための金額
に換算しこれを電光変換作用により表示するようにした
車両用燃費換算表示装置を提供することにある。

以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明すると、第
１図は本発明に係る車両用燃費換算表示装置の一例を示
しており、この燃費換算表示装置け、流量センサ１０に
接続した波形整形器２０と、この波形整形器２０２時計
回紬３０及びキーボード４０に接続したマイクロコンピ
ュータ５０を備えている。流量センサ１０は、当該車両
用内燃機関に付設した気化器と燃料タンクから燃料を汲
出す燃料ポンプとの間に位置する燃料供給管路中に介装
されているもので、燃料ポンプから気化器に向けて圧送
される前記燃料供給管路中における燃料の単位秒当りの
流Ｉｔ（ｅ／Ｋ）を検出し、この検出単位流量に比例し
た周波数にてパルス信号を生じる。波形整形器２０は、
原石センサ１０からのパルス信号を波形整形し、これを
割込信号としてマイクロコンピュータ５０に付与する。

時計回路ろ０は、当該車両用内燃機関Ｂに直接接続され
ており、直流電源Ｂがらの給−開始と同時にカレンダ機
能を伴う時ｕ＋　ｉａｔ算を開始し、この演算結果全時
計信号としてマイクロコンピュータ５０に付与する。キ
ーボード４ｏは、当該車両の車室内の適所に設けらｔて
おり、その操作向には、複数のキー’＋　　ｂ＋　・・
・・・・ｌ＋　　５かそれそＩｔ配設されている。１０
箇の数字キーａ＋　　ｂ＋　・・・・、ノはそれぞれの
操作に応答して各数字ｒＯＪ、［ＩＪ。

・・・・・・、「９」を規定するに必要な第１．第２゜
・・・・・・、第１０の数字コード信号を発生し、４箇
の文字キー４，１．ｎｚ、ｎはそれぞれその操作に１）
れ、答して各文字「年」、Ｌ月」・、「日」、「円／ｅ
」を規定するに必要な第１．第２．第６．第４の文字コ
ード信号全発生する。また、始期キーＰｔ／′ｉ、その
操作に応答して、当該車両における燃料消費量の金額換
算期間の始期の設定に必要な始期設定信号を発生し、終
期キーｑは、その操作に応答して、前記金額換算期間の
終期の設定に必要な終期設定信号を発生し、セットキー
ｒは表示キーＳ以外のキー操作の終了後に操作されてセ
ット終了信号を発生し、かつ表示キーＳは、その操作に
応答して前記金額換算期間における燃料消費量の総金額
及び平均月額の表示要求に必要な表示要求信号を発生す
る。

マイクロコンピュータ５０は直流電源Ｂに直接接続され
て直流電＃Ｂからの給電開始と同時に作動するもので、
中央処理装置（以ド、ＣＰ　Ｕと称する）、入出力装置
（以下、１／（）と称する）、リード・オンリ・メモリ
（以下、ＲＯＭと称する）ランダム・アクセス・メモリ
（以下、ＲＡＭと称する）及びクロック回路全備えてい
る。夏／（）は、波形整形回路２０からの割込信号及び
時計回路３０からの時計信号をＣＰ　ＬＪに付与すると
ともに、キーボード４０からの各数字コード信号、各文
字コード信号、始期設定信号、終期設定信号、セット終
了信号及び表示要求信号をＲＡＭに付与する。

ＲＯＭには、第４図及び第５図にてそれぞれ示すフロー
チャートに従いＣＰＵか実行するに必要な主制御プログ
ラム及び−１込制御プログラムが予め記憶されている。

ＣＰＵは、前記クロック回路から生じる一連のクロック
信号に応答して主制御プログラムの実行を開始するとと
もにＩｌｏからの割込信号に応答して主制御プログラム
の実行を中止して割込制御プログラムを実行し、これら
両制御プログラムの交互の実行中において以下の作用説
明にて述べるごとき楠々の演算処理全行ないコントロー
ラ６０に付与するに必要な表示指令信号を発生する。し
かし−、て、本実施例においては、前記金額換算期間の
始期と終期及び前記金額換算期間における燃料消費蝋の
購入に要した総金額と平均月額にそれぞれ対応する各表
示パターン（０〜９２年２月９日）が、第２図に示す基
本表示パターンと一体的に合成されて第６図にて一例示
するごとき合成表示パターンとして構成され、かかる合
成表示パターンが１述した表示指令信号としてＯＰＵか
ら発生される。なお、前記各表示パターン及び基本表示
パタ□−ンは予めＲＯＭに記憶されている。

コントローラ６０は、マイクロコンピュータ５０とブラ
ウン管表示器７０（以下、ＣＲＴ表示器７０）との間に
接続されており、ＣＰＵからの表示指令信号に応答して
、この信号により規定される内容を、ＣＲＴ表示器７０
−表示させるためのデータとして記憶する。また、コン
トローラ６０はその作動開始と同時に同期信号を発生し
、この同期信号との関連にて前記記憶データを映像信号
として発生する。ＣＲＴ表示器７０は、当該車両の車室
内に設けたインストルメントパネルに配置されており、
コントローラ６０からの同期信号と映像信号との関連に
て上述した金額換算期間の始期と終期、総金額及び平均
月額を表示する。

以北のように構成した本実施例において、当該車両の内
燃機関がその始動全完了するとともに時計回路６０の計
時開始と同時にマイクロコンピュータ５０が作動すると
、ＣＰＵが第４図のフローチャートに従い主制御プログ
ラムの実行をステップ８０にて開始し、次のステップ８
１においテマイクロコンピュータ５０の内容を初期化す
る。主制御プログラムが判別ステップ８２に進むと、現
段階にては午後１２時に達していないとすれば、ＣＰＵ
が時計回路６０からの時計信号に基いて１ＮＯＪと判別
し、主制御プログラムを判別ステップ８３に進める。し
かして、いまだキーボード４゜が未操作であるとすれば
、ｃＰＵがステップ８３において「ＮＯ」と判別し、主
制御プログラムをステップ８２に戻す。かかる状ＭＫて
波形整形器２゜が流量センサ；０との協働により割込信
号を発生すれば、ＣＰＵが、主制御プログラムの実行を
中止し、第５図の７０−チャートに従い割込制御プログ
ラムをステップ１００にて実行し始める。割込制御プロ
グラムがステップ１０１に進むと、ＲＡＭが、ＣＰＵに
設けたカウンタとの協働により波形整形器２０からの割
込信号の数をτ−１と計数して記憶し、然る後ＯＰ　Ｕ
　ｄ；ステップ１０２にて割込制御プログラムの実行を
終了する。なお、ＲＡＭは、ＣＰＵにおける割込制御プ
ログラムの実行の開始毎に、ＣＰＵに設けたカウンタと
の協働によりステップ１０１にて割込信号数τに１１」
だけ加算して更新する。

運転者が、当該車両の燃料タンク内に残存している燃料
の購入単価（例えば、１６０円／ｌ＞をキーボード４０
に設定すべく、数字キーｂ、ｇ。

４１文字キーｎ及びセットキーｒを順次操作すれば、第
２．第７．第１の各数字コード信号、第４文字コード信
号及びセット終了信号が漸次キーボード４０から生じる
。然る後、主制御プログラムがステップ８６に達すると
、ＣＰＵがキーボード４０からの各信号に基いて１−ｙ
Ｅ８Ｊと判別し、次の判別ステップ８４においてキーボ
ード４０からの−Ｅ述した各信号に基いて「ＹＢ２　Ｊ
と判別し、ステップ８５にて、第２．第７．第１の各数
字コード信号及び第４文字コード信号により規定される
燃料単価１６０円／４をＲＡＭに記憶する。また、運転
者が、当該車両における燃料滴ｇｔ量の所定の金額換算
期間の始期（例えば、５６年１月１日）をキーボード４
０に設定すべく、＠期キーＰ、数字キーｆ９ｇ、文字キ
ーに、数字キール１文字キー１．数字キー６１文字キー
ｍ１及びセットキード信号、第２文字コード信号、第２
数字コード信号、第６文字コード信号、及びセット終了
信号がキーボード４０から発生する。然る後、主制御プ
ログラムがステップ８３．８４を通り判別ステップ８６
に達すると、ＣＰＵが表示キーＳの未操作に基き表示要
求無しとして「Ｎｏ」と判別し、次のステップ８６２に
て前記金額換算期間の始期をＲＡＭに記憶する。

しかして、当該車両が走行状態におかれても、マイクロ
コンピュータ５０においては、ステップ８２．８３を通
る主制御プログラムの実行及び波形整形器２０から順次
生じる割込信号に応答した割込制御プログラムの実行が
繰返され、当該車両のその日（５６年１月１日）の走行
終了に基き内燃機関の作動が停止すると、ステップ８２
．８３を通る主制御プログラムの実行のみが繰返される
。

ついて゛、午後１２時に達すると、ＣＰＵが時計回路３
０からの時計信号との関連によりステップ８２にて［Ｙ
Ｂ２　Ｊと判別し、ステップ８７にて、ステップ８２に
おける時計信号に基いて「５６年１月１日」をＲＡＭに
記憶するとともにＲＡＭに記憶済みの最新の割込信号数
τを当日の燃料消費量＜ｌ＞とじてＲＡＭに記憶し・：
、かつステップ８８において、ト述した最新の割込信号
数τを零とする。

以後、日付けが変わる毎にステップ８２．８７゜８８を
通る主制御プログラムの実行が繰返され、かかる繰返し
の実行中において、燃料が必要に応じて繰返し購入（燃
料単価は不変とする）されて当該車両の燃料タンクに補
給される。しかして、前記金額換算期間の終期（例えば
、５６年９月６０日）に達したとき、運転者が当該車両
の走行終了に伴う内燃機関の停止後に、前記終期をキー
ボード４０に設定すべく、終期キーｑ１数字キーｆ。

ｆ１文字キーに、数字キーノ、文字キー１１数字キーｄ
、ａ、文字キーｍ１及びセットキーｒを順次操作すれば
、終期設定信号、第６．第７の数字コード信号、第１文
字コード信号、第１ｏ数字コード信号、第２文字コード
信号、第４．第１の数字コード信号、第６文字コード信
号、及びセット終了信号がキーボード４０から生じ、ｃ
ＰＵが、これらキーボード４０からの各信号に基き、主
制御プログラムをステップ８３，８４．８６を通してス
テップ８６ａに進めて前記金額換算期間の終期をＲＡＭ
に記憶する。

ついで、表示要求信号が表示キーＳの操作によリキーボ
ード４０から生じると、ＣＰＵが、主制御プログラムの
ステップ８６にて［ＹＢ２　Ｊと判別し、ステップ８９
において、ステップ８７にて繰返し記憶した前記金額換
算期間（５６年１月１日〜５６年９月３０日）の各年月
日に対応する燃料消費量（Ｎ）を順次読出して加算し総
燃料消費量を求めるとともにこの総燃料消費量にステッ
プ８５にて記憶済みの燃料単価（１６０円／ｌ）を乗じ
て総金額（例えば、１８５，６００円）を求め、ステッ
プ９０において、前記金額換算期間の経日数により前記
総金額を除して１日当りの金額を求めるとともに、かか
る金額に一箇月の日数（６０日とする）を乗じて平均月
額（例えば、２０．６２２円）を求める。

しかして、主制御プログラムがステップ９１に進むと、
ＣＰＵか、ＲＯＭからの基本表示パターン（第２図参照
）と、各ステップ８９．９０にて求めた総金額及び平均
月額にそれぞれ対応する表示パターンとを合成して合成
表示パターン（第６図参照）を構成し、然る後かか−る
合成表示パターンを表示指令信号として発生する。する
と、コントローラ６０がＣＰＵからの表示指令信号に応
答してこの信号の内容をデータとして記憶するとともに
、その作動開始と同時に生じる同期信号との関連にて前
記記憶データを映像信号として発生する。これにより、
ＣＲ１表示器７０が、コントローラ６０からの同期信号
及び映像信号との関連により、当該車両において前記金
額換算期間中に消費された燃料の量に対する総金額及び
平均月額を前記金額換算期間と共に表示する。その結果
、運転者は、ＣＲ１表示器７０の表示内容に基き、前記
金額換算期間における燃料購入経費の適否を容易に判断
し得る。なお、ＣＰＵはステップ９１ａにおいて前記金
額換算期間の始期、終明校び前記燃料単価をリセットす
る。

また、前記実施例においては、金額換算期間。

総金額及び平均月額を同時表示するようにしたが、これ
に代えて、総金額及び平均月額の一方を省略して表示す
るようにしてもよい。この場合、総金額或いは平均月額
に代えて、例えば、２箇月当りの平均金額、半月当りの
平均金額を表示するようにしてもよく、またこれら金額
に対応する燃料消費量を付加的に表示してもよい。

また、前記実施例においては、ＣＲＴ表示器７０により
表示した例について説明したが、これに限らず、例えば
、螢光表示管、液晶表示器により表示するようにしても
よい。

また、前記実施例においては、燃料単価が不変である場
合について説明し°たが、これに限らず、前記燃料単価
が変化しても、Ｌ述した作用と実質的に同様な作用を達
成し得ることは勿論である。

以上説明したとおり、本発明においては、前記実施例に
てその一例を示したごとく、車両に設けた燃料供給源か
ら内燃機関に対し単位時間毎に供給される燃料の量を経
時的に検出しこれら各検出結果を順次検出信号として発
生し、前記燃料供給源に供給される燃料の購入単価全コ
ード信号として発生し、前記金額換算期間の始期を始期
設定信号として発生し、前記コード信号及び始期設定信
号を記憶するとともにこの始期設定信号の記憶後に順次
生じる検出信号の数を加算し、前記金額換算期間がその
終期に達したときこれを終期設定信号として記憶し、前
記燃料消費量の購入に要した金額の適否を判断するため
の金額の表示が必要となったとき生じる表示要求信号に
応答して前記終期設定信号の記憶前における前記検出信
号の数の最新の加算結果を、前記コード信号により規定
される購入単価に基いて前記燃料消費量の購入に要した
金額の適否を判断するための金額に換算してこれを表示
指令信号として発生し、かつこの表示指令信号に応答し
て前記換算金額を電光変換作用により表示するようにし
たことにその構成Ｆの特徴がある。これにより、本明細
書の冒頭にて述べた面倒な記録作業を伴うことなく前記
換算金額を正確にしかも容易に認識することができ、そ
の結果、当該車両における燃料消費量の購入経費の適否
を簡単に判断し′得て、このことが今後の燃料の購入経
費の畦減り燃料消費量を節約し得るような　　　１運転
方法の改善等の一助となる６

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック回路図、第２
図及び第６図はそれぞれ第１図のＣＲＴ表示器により表
示されるべき基本表示パターン及び合成表示パターンを
示す図、並びに第４図及び第５図は第１図のマイクロコ
ンピュータの作用をそれぞれ示すフローチャートである
。 符　　号　　の　　説　　明 １０・・・・流量センサ、２０・・・・波形整形器、６
０・・・・時計回路、４０・・・・キーボード、５０・
・・・マイクロコンピュータ、６０・・・・コントロー
ラ、７０・・・・ＣＲＴ表示器。 出願人　日本電装株式会社 代理人　弁理士　長　谷　照　− Ｅ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両に設けた燃料供給源から内燃機関に対し単位時間毎
   に供給される燃料の供給量を経時的に検出しこれらを検
   出信号として発生する検出手段と、前記燃料供給源に供
   給される燃料の購入単価を設定するとき操作されて前記
   購入単価をコード信号として発生する第１設定手段と、
   前記内燃機関において消費された燃料の消費量をその購
   入に要した金額に換算するための金額換算期間の始期及
   び終期を設定するとき操作されてそれぞれ前記始期及び
   終期を始期設定信号及び終期設定信号として発生する第
   ２及び第６の設定手段と、前記燃料消費量の鯖人に要し
   た金額の適否を判断するための金額の表示を必要とする
   とき操作されて表示要求信号を発生する表示要求手段と
   、前記第１及び第２の設定手段からのコード信号及び始
   期設定信号を記憶し、この始期設定信号の記憶後に前記
   検出手段から順次生じる検出信号の数を加算し、前記第
   ６設定手段からの終期設定信号を記憶し、かつ前記表示
   要求手段からの表示要求信号にＦ６答して前記終期設定
   信号の記憶前における前記検出信号の数の最新の加算結
   果を前記コード信号により規定される購入単価に基いて
   前記燃料滴ｗ量の購入に要した金額の適否を判断するた
   めの金額に換算しこれを表示指令信号として発生する演
   算手段と、この演算手段からの表示指令信号に応答して
   前記換算金額を電光変換作用により表示する表示手段と
   を備えてなる車両用燃費換算表示装置。