JPS5813720A - 高伸縮性を有するノントルク捲縮加工糸の製造法 - Google Patents

高伸縮性を有するノントルク捲縮加工糸の製造法

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JPS5813720A
JPS5813720A JP10881181A JP10881181A JPS5813720A JP S5813720 A JPS5813720 A JP S5813720A JP 10881181 A JP10881181 A JP 10881181A JP 10881181 A JP10881181 A JP 10881181A JP S5813720 A JPS5813720 A JP S5813720A
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spinning
polyethylene terephthalate
spinneret
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黒田 俊正
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリエチレンテレフタレートとポリプチレン
テレフタレートとをサイド・パイ・サイド蓋に複合紡糸
し、砥伸熱処履後直ちに高温加熱空気押込ノズルに導き
捲縮を発現させると同時に発現した捲縮を熱固定し冷却
してからノズルから取シ出し、巻き取るノントルク捲縮
加工糸の製造法に関し、特に伸縮性が要求される衣料用
途に適する高性能の捲縮加工糸を紡糸直結で連続して(
所謂8DTY ) 、あるいは紡糸後高速度で加工する
方法(所ill DTY )を提供せんとするところに
娶る・ 従来、捲縮糸の加工法は、延伸糸に実撚を入れ加熱セッ
ト後冷却解撚するいわゆる仮撚加工法が主流となってシ
シ、この方法は近年部分配向糸(POY)と高速フリク
ション仮撚ユニットの出11によシ、それまでのスピン
ドル瀧の仮撚機よ〕高速化が可能KelいわゆるPOY
−D’l’Yとして1,000 、/ eatの加工速
度、?領域に入9た・しかし、この方法は、機械的加工
法であるのでその速度に4自ずと限界がToり、例えば
紡糸直結の連続化には企業的メリットは殆ど出ない。こ
れに対し、延伸糸を予熱後加熱空気加工する方法が種々
提案されている(II#会昭53−35175号;U8
F亀72気1131 ; USP &85ス857)。
これらの方法は高速化と云う点では良い方法であるが、
衣料に用いる加工糸としては、素性に劣り、又、加工方
法が繊維に過度の熱収縮率を起こさせる方法であるので
、加工糸は染斑及び力学的特性において劣る欠点(伸び
やすい糸)がある。そこでこれらの適応範囲はカーペッ
トのタクト糸BOFを製造する方法に使用されているの
が現状である。これらに対し、フリクションユニットで
仮撚後空気押込ノズルで熱セットする<tpti開昭5
3−119348号、41開昭54−68433号)方
法が提案されているが、これらもやは夛、紡糸直結加工
に適する加工速度(3000m/−以上)Kはな夛えな
いし、又、糸掛性が複雑である。そこでこれらの方法に
対し、本発明と同−考えで紡糸時に異種、又は異質ポリ
□マーを複合紡糸し、延伸熱処理後加熱空気加工する方
法が提案されている。
(uap t1xt*se ;υ8P 4111L53
4.実公昭46−11535号、特公昭45−375?
6号;特開@ 54−42441号)しかし、これらの
方法は、速度的には適した方法であるが、捲縮加工糸と
しての素性と力学的特性において衣料用途には依然とし
て適しえものとは言い難い。
一方、高捲縮性を有し、かつ、捲縮襲牢度の高い複合繊
維の製造法として、本発明と同様の考えでポリブチレン
テレフタレートとポリエチレンテレフタレートを両成分
として複合紡糸し延伸熱処理後加熱空気ジェットを通し
て弛緩熱処理する方法が提案されている(#公明43−
191011号、Il!Il開昭51−84924号)
が、これらの方法は、延伸後の熱処理温度が120−1
30℃と低く、かつ、380〜400℃の高温流体での
熱処理0kjIC熱収縮が大となりすぎてひけ、染斑等
好ましくないことが出現し、捲縮加工糸としての素性と
力学的特性においてまだ十分とは云い難いO 従って本発明の目的社かかる欠点を除去し、高捲縮性能
を有する*に伸縮−に優れた加工糸を2000m+/−
以上もの速度で加工しうる高生産性のある加工法を提供
することにある。かかる本発明の目的を達成するには(
1)成分の一方がポリエチレンテレフタレートであシ、
もう一方の成分がポリブチレンテレフタレートであるサ
イド・パイ・サイド複合繊維を溶融紡糸し、延伸。
熱処理して引続き加熱流体押込ノズルにより捲縮発現加
工する紡糸直結加工、又は、−1巻散った紡出糸を延伸
熱処暑に引続き、加熱流体押込ノズルによ)捲縮発現加
工する延伸直結加工において、以下の■〜00条件を満
足する如く加工することが有利であることが判明した。
条件■〜0 ■ サイド・パイ・サイド複合繊維の溶融紡糸用口金と
してポリエチレンテレフタレートとポリブチレンテレフ
タレートとを各々独立して吐出し、口金面を出九直後に
接合してサイド・パイ・サイド型の複合繊維を形成せし
めるようにした分離型複合紡糸口金を用いる。
■ サイド・パイ・サイドのポリエチレンテレフタレー
トの固有粘度〔マ〕fがa34〜+145であること。
■ サイド・パイ・サイド2成分間の固有粘度差Δ〔ψ
)/(ポリブチレンテレフタレートの固有粘度〔マ〕!
−ポリエチレンテレフタレートの固有粘度〔マ)/ンが
CL2G −a6Gであること。
■ 延伸熱処理後の伸度が20〜35チであること。
■ 嬌伸後の熱処理温度が150〜210℃でα05秒
以上処理すること。
■ 加熱流体押込ノズルにおける加熱空気又は蒸気温度
が160−240℃であること。
本発明を更に詳細に説明する。
サイド・パイ・サイド型の複合紡出糸を加熱空気で加工
すれば捲縮発現することは前記の如< (U8P 41
1s1989 : U8P 4111L534 、実公
昭48−9535゜特公@ 45−37576 ;特開
1854−42441.41公@43−191@8 ;
特−WH51−841!+24)全知の事実であるがこ
れらの方法で社高捲縮性能を有する、特に伸縮性に優れ
九加工糸と社なシえない。
この品本発明によれば、サイド・パイ・サイド型の複合
紡出糸を凰伸後加熱空気加工する方法において前述の6
つの条件を満足し九時のみ高捲縮性能を有する。4IK
伸縮性に優れた加工糸を高い生産性の下に製造出来るの
である。
ここで、本発明で使用する語句・記号の説明をしておく
イ)固有粘度(V)/:フリーホール(自由落下)のフ
ィラメントで測定した固有粘度であシ、フリーホールフ
ィラメントはサイド・パイ・サイド複合紡糸条件におい
て片側のポリマーを停止し、もう一方のポリマーのみを
紡出したフリーホールのフィラメントより測定する。
この場合(V) /は次式で決定される。
口)Δ〔マ〕/−ポリブチレンテレフタレートの[V)
/−ポリエチレンテレフタレートの〔マ)/ハ)延伸熱
処理後の伸度と紘複合紡出糸を75〜90℃で所定の延
伸倍率で延伸後、ホットローラー又はそれに代るホット
プレート等で150〜220℃でα05秒以上熱処理し
た糸を巻き取り、そのフィラメントの破断伸度を言う。
破断伸度は試料長201で引張り速度100 %/sb
で行なった時の破断点の伸度でアシ、テストは5回行な
った平均で表わす。
本発明において第1K重要なことは、サイド・パイ・サ
イド複合繊維の溶融紡糸用口金としてポリエチレンテレ
フタレートとポリブチレンテレフタレートとを各々独立
して吐出し、口金面を出た直後の1点において接合して
サイド・ノ(イ・サイド型の複合繊維を彫成せしめるよ
うにした分離型複合紡糸口金、例えば第1図に示すよう
な口金を用いることにある。衣料用途に適するような嵩
高性の優れた複合繊維を得るに社サイド・パイ・サイド
成分であるポリエチレンテレフタレートとポリブチレン
テレフタレートとのΔ〔マ〕fを大きく取ることが必要
である。
従来よシ検討されてき丸、口金内で異種のポリマーを合
流、貼シ合わせて複合紡糸する如くした口金、例えば第
2図に示すような口金においては、Δ[:V]/を大き
くすれば、口金内での両成分の力学的相互作用によって
紡出糸が大きく屈曲して口金面に付着するいわゆるニー
リング現象を起こし、安定した紡糸が不可能となること
が多い。従ってΔ〔マ〕Iを大きくとることが出来ず、
嵩高性に優れた複合紡出糸を安定して得ることは難かし
い。その点、第1図に示したような分離型複合紡糸口金
においては、口金内での両成分が力学的相互作用を受け
ることがないのでニーリングを防止でき、嵩高性に優れ
九複合紡出糸を得るに必要な高Δ[V)/の条件でも安
定した紡糸が可能となり、紡糸直結連続加工において轄
その効果は極めて大である。
賞、第1図、第2図について若干の説明をすると1両者
共に紡糸口金の一例を示す部分縦断側面図である。第1
図の場合、高粘度成分人と低粘゛度成分Bは各々単独に
導入孔2,3、吐出孔4.5を経て吐出されるが、その
際各社出孔4.5は口金面6への垂11に対して等しく
傾斜し、口金面6直後の1点において両社出孔の延長線
が交わるように口金面6上で適正間隔を介して穿設しで
あるため、高粘度成分ムと低粘度成分Bは各々の吐出孔
4.5を出た後1点において接合することができる。
一方、第2図の場合、高粘度成分Aと低粘度成分Bは各
々単11に導入孔2.3に導入され口金1内で合流、貼
〉合わされて吐出孔4よシ吐出されるが、導入孔3は導
入孔2よシも孔径が小さく、かつ導入孔2と交わるよう
に穿設されている九め、高粘度成分Aと低粘度成分Bは
口金内で合流、貼り合わせられ吐出孔4よ〕吐出さ) れる。
m2に重要なことは、ポ、す゛千チレンテレフタレート
の(’IP)/がα34〜a4sであることが大切であ
る。
この(W)/がα34よシ小であれば溶融紡糸時の糸切
れあるい拡、紡糸口金面の汚れにより紡糸が出来なくな
り、一方、α45を越えると紡糸性は曳くなるが、次の
蔦伸熱処運工I!にて充分な分子配向と熱処理が高速度
(2000m+/−以上)ア行えなく捲縮率は低下する
。つまシ、コンジエゲート本来の熱応力差を十分発揮さ
せるには低(v)II、即ち、ポリエチレンテレフタレ
ート側を十分に熱セットし、熱収縮を低くする必要があ
るが、ポリエチレンテレフタレートの〔マ〕fが145
以上に表ると十分な熱セットを行なう為Ka熱処理温度
を高温にすることが必要となりポリブチレンテレフタレ
ートの熱応力が低下したり、あるいは融着を起こしたり
して、実際上砥伸加工が困難となる。従って1.低〔η
〕側のポリエチレンテレフタレートの熱セット性を考慮
L7M1合、ポリエチレンテレフタレートの固有1 粘度(V) /の低い龜:p *熱セット性は良好であ
夛、本発明のポリエチレンテレフタレートの〔1〕!の
範!I(α34〜α45)であれげポリブチレンテレフ
タレートの熱応力を低下させることなく、又−融着を起
こさせることなく充分熱セットが可能となシ、画成分間
に大きな熱応力差。
収縮差を生じさせ、捲縮率を向上させることが出来る。
第3 Klmなことは、サイド・ノ(イ・ナイド2成分
間の固有粘度差Δ〔マ)/(ポリブチレンテレフタレー
トの固有粘度〔マ〕!−ポリエチレンテレフタレートの
固有粘度(V)/)がa!0−(L60であることが必
要である。Δ(V) /がagoより低いと、糸条の強
度が低く、又、画成分間の熱応力差が低く表り、充分な
潜在捲縮能を与えることができない。
又、Δ〔マ〕fがagoより大きくなるとポリエチレン
テレフタレート側へのニーリング現象が発生し、安定し
た紡糸が出来なくなシ、さらに高速で十分な高配向の延
伸糸が得られず、その結果、高捲縮加工糸とはなシ得な
い。又、この様な紡出糸を高配向にしようとすると高速
では糸切れが多く、生童性を拡なはだ悪くする。
淘、ポリエチレンテレフタレートとポリブチレンテレフ
タレートの比率(重量比率)1jao%ニア0チ〜フO
チ:30チ迄は任意に調整し得る。
第4に、延伸熱処理後の糸の伸度が20〜35チである
ことが大切である。これは次の空気押込ノズルに入る前
の伸度が35チを越えるとポリブチレンテレフタレート
の配向度が充分上って々い状態にあるので、空気押込ノ
ズル中で高温加熱空気(又は加熱蒸気)により捲縮発現
する時、熱応力が不足し、捲縮度が上らなくなると共に
、力学的特性も不十分で“ひ1″9斑が発生しやすい。
一方、20チ未清の伸直に延伸するとzooo m/−
以上での延伸性が悪く1毛羽、ラップが多く発生し、操
業上問題となる。
第s K s延伸後の熱処理温度は150〜220℃で
aOS秒以上必要である。熱処理温度が150℃未満に
碌ると次の工種である空気押込ノズル中で来社大きく収
縮し強度が低下し、又、伸度が大きくなり、織編物にし
九時1ひけ″現象が発生しやすい。一方、 210℃を
越えると、前記の熱収縮は低下するが、強度、伸度低下
を招くばかシでなく、〔マ〕!差によるコンシュケート
本来の熱応力差が低下し、捲縮性も低下する。
又、熱処理時間はaOS秒以上が必要でToシ、好まし
くは(11秒関揚度である。熱処理時間がaOS秒よプ
短かくなると延伸糸の結晶化が十分起こらず、従って次
の空気加工での熱収縮が大となシ好ましくない。
第6に、加熱空気又は蒸気温度が160〜240℃であ
ることが好ましい。ノズル加熱空気が161)℃未満に
なると砥伸熱処理され丸糸がノズル中で捲縮発現するに
十分でなく、従って高捲縮糸とならない。又、この温度
が240℃を越えると、ノズル中での糸の収縮率が大き
くな9、強度低下と高伸度になるため、ia物で“ひけ
”が発生した〉、又、糸の収縮率が大といった原因によ
抄牧縮斑が大とな)、染着斑及び捲縮率の斑となる。従
ってここで□はポリブチレンテレフタレートの熱安定性
も考慮して、死神熱処理温度よfile℃〜SO℃位高
温の加熱流体を用いるのが好ましい。
本発明において、紡糸速度についてはl1liK@定し
ないが、紡糸速度より加工速度の方が糸O捲縮発現性能
、力学的特性に及ぼす影響が大きいことから、紡糸直加
工(5DTY )では紡糸速度としては50G −15
00劉/−がより好ましく、延伸直加工(DTY)では
加工速度が2000〜4500II+/−の範囲であれ
ば紡糸速度は、紡出糸に配向を起ξさない低紡速領域か
ら部分配向を起こすPOY領域(約4000 m/m 
)までの範囲モ任意に選択しうる。この紡糸速度は複合
紡出糸のポリエチレンテレフタレート側の〔マ〕Iが高
くなると低紡糸速度側に高捲縮性能に与える紡糸速度が
存在し、一方、この〔1〕fが低くなると高捲縮性能を
与える紡糸速度は、高紡糸速度側にシフトする。しかし
、条件■、■で限定した〔マ〕!及びΔ[1)/を満足
すれば、DTY又は8DTYで紡糸速度に多少の制約が
あるものの高捲縮の加工糸となりうる。この紡糸速度が
56 o m/”未満になると、5DTYでは高速加工
のメリットが出せないし、又、特KPOY −DTYで
社複合紡出糸O糸質O経時変化が大きく、安定し九加工
及び加工糸品質を得ることが困難である。一方、 8D
TYにおいては150(I剛/―を越える紡出糸は高捲
縮性能を得ることができないばかりか、強度の低下が大
きくな夛、高速加工に適さない。
以上述べたように1本発15IIKよれば衣料用途に適
する高捲縮性能を有し、*に伸縮性に優れた加工糸を高
能率下に安定して製造できるノントルク捲縮加工法が提
供される。
以下、実施例によ〉本発明を説明するが、本発明で捲縮
率を表わすTo! 、 TCIII(J) h以下の測
定法で行なつ九ものである。
試料Ksoq/daの張力をか妙て約3000de K
なる迄、巻き(片側1!1oOde)のかぜをつくる。
かせ作成後t q/atと2 (10”l /d@相尚
相幽重を負荷し、1分経過後の長さ10(m)を測定す
る。toll定後zoosy/ds相当荷重を除去し2
89/d@を負荷した状態(但し、’rc、、の場合は
更K 8 ”t/as @当荷重を加えて合計toiw
/dga当荷重を負荷した状態)で109℃沸水中で2
0分間処理する。環水処理後直ちに全荷重を除去し、2
4時間フリー状態で40℃以下で自然乾燥する。自然乾
燥後の試料に再び2岬/deと200q/da相当の荷
重を負荷し1分間経過後の長さ4(m)を測定する。1
tIII定後直ちに200MI/de相当荷重を除去し
、1分間経過後の長さ4(”)を測定し、前記0算出弐
によJ)’I’O,又はTo肺を算出する。
実施例1 本実施例では第1図に示す紡糸口金を用いて紡糸し、加
工糸として最終的に145〜1511デニールの48フ
イラメントとなるよう紡糸吐出量をコントロールした。
加工糸評価として社咳加工糸を筒騙し染上げを行なった
ものについて風合、“ひけ”、条斑について肉眼で判定
した。
これらの結果を表−IK示した。
冑、本実施例においてポリエチレンテレフタレートとポ
リブチレンテレフタレートとの重量比が50%:50%
の比率になるよう調節して紡糸した。
表−Iにおいて実験A2,3は紡糸口金構造の検討であ
るが、第2図に示す従来タイプの口金を用い九崖2で紘
ニーリングが発生し、紡出糸が口金面に付着し、紡糸が
できなかった。一方A3では第113に示す分離層複合
紡糸口金を用いた例であり、−一リングの発生もなく安
定して紡糸できた。
実験ムl、3〜5はポリエチレンテレフタレートの〔マ
〕Iの検討であるが%41の様にポリエチレンテレフタ
レート側の〔マ〕Iがα30の様に低くなると紡糸出来
ない。又、この〔マ〕fが、useの様に高くな夛過ぎ
ると、崖5の如く、十分な延伸が出来なく、又、熱魁理
効果も低い為かTOは低いものしか得られず、風合的に
もフィラメント様で良くなかった。
実験Jit6〜9はΔ〔マ〕fの検討であるが、ベマ〕
Iがαl!+と低いA6やΔ〔マ〕fがα65と高いA
9では安定した紡糸が出来表かった。
実験110−14は延伸熱処理後の伸度についての検討
であるが、この伸度がzo%以下で紘jK10の如く加
工性が悪く、連続化出来ず、又、この伸度がI&13.
14のように35チを越えると。
TOが低く、更に伸度が大となって伸びやすい糸となシ
“ひ妙“、染の面でも良くなかった。
実験ムIS〜18は熱処理温度(ホットローラー)の検
討であるが、この温度が130℃と低い場合は次のノズ
ル中で高収縮化し、TOが低く、又、高伸度の加工糸と
なりやすい。一方、ム18のように210℃を越えると
ポリエチレンテレフタレートの熱安定性も原因している
が、安定加工出来なかった。
実験A 111−11はホットローラーでの熱処理時間
の検討であるが、ム19の如(α03秒と余シにも短か
い場合にはセット効果がfi (Toが低くなシ、又、
斑が若干認められえ。
実験422〜27社ノズル温度の検討であるが表から明
らかな様に、ホットシーラ一温度と同様低くなりすぎて
も、高くなシすぎて4良くない。
422、23のようにノズル温度が低い場合は低TO化
し、斑の面でも良くなかった。JI&27のように高く
な〕すぎると安定加工が出来ない。
実験A28〜32紘紡糸速度についての検討であるが、
 8DTYの場合、表に示す如く、ハぼSOO〜150
0綱/―の紡糸速度においては、ftffJl好な捲縮
加工糸を得ることが出来る。但し、 SOO、、/−未
満になると紡糸直結のメリットが出なくなるし、又、1
500禦/−を越すとTo、強度低下を招きやすい。一
方、DTYで空気押込加工する場合はI&31の如く、
紡糸速度3000 */―のpoy領域で4良好1に!
Ia纏糸を得ることができるので、生食性を考慮して紡
糸を決めることが望ましい。
実施例2.比較例 実施例1において風合、ひけ1斑の評価について^好で
あった実験A 4.17.29について平織物を作成し
、ストレッチ性を評価した。市販の普遍織機を用い、平
織組織で経24L4本/an。
緯11本/a−の密度で、経糸として市販のポリエチレ
ンテレフタレートのワンヒーター仮撚糸(1!i0 d
e/ 48 fi/ )を使用し、緯糸として1本発明
の複合捲縮糸(44,17,29)を使用して織成し生
機を得た。得られた生機を100℃リラックス精練(2
0分間) −1so℃プレセット(45秒間) −1S
O℃高圧染色(SO仕分間 −180℃ファイナルセッ
ト(45秒間)の工程を経て伸縮性織物を得九。この伸
縮性織性を緯糸方向について長さ39 m 、幅5信の
試料を作成し、初荷重SOWを負荷して試料長さ方向の
中心部から、各10510所に印をつける(印間の長さ
は206Mとなる)。
この試料の一端を幅61のチャックで挾み固定し、更に
他端を幅6tmのチャックで挾むと共にチャックの重量
(sep)を合せ:ts即となる荷重を掛け、5秒間経
過後の長さL+ (Ilm )を欄定し、次いで除重(
L45即)後1分経゛遥後の長さL!(■)を測定し、
次式によ)伸長率及び歪率を算出した。
L、−ZOO 歪 率(チ)−2゜。−X 100 また。比較例として緯糸にも市販のポリエチレンテレフ
タレートのワンヒーター仮11i糸(150de/48
 hl )を使用した他社実施例と同様Klk物を作成
しストレッチ性を評価した。
得られた伸長率、歪率の結果を表−2に示す。
表−2 表−2に示したように、いずれもかなシの伸長率と回復
率を有し、条斑、ひけのない、風合的にもすぐれた伸縮
性織物を得ることができた。
織物伸長率と使用した捲縮加工糸の捲縮率To、は、複
合成分であるポリエチレンテレフタレートとポリブチレ
ンテレフタレートの〔マ)/の組合せが同一であればか
なシの相関が認められるが、いずれにしても’reII
、がtoIs以上あれば前述の織物伸長率で#1ぼ2o
%以上のものが得られることがわがつ九。
以上の実施例で明らかな如く、本発明の■〜■の条件を
満足すれば、^捲縮性能を有する、特に伸縮性に優れた
加工糸を2000w+/−以上の速度で効率よく生産す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にて用いる分離m複合紡糸口金、第2図
社従来の複合紡糸口金を示す縦断側面図である。 A:高粘度ポリマー成分、 B:低粘度ポリマー成分、 1:口金本体、 2.3:導入孔、 4.5:吐出孔、 6:口金面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  成分の一方がポリエチレンテレフタレートで
    6タ、もう一方の成分がポリブチレンテレフタレートで
    あるサイド・パイ・サイド複合繊維を溶融紡糸し、延伸
    後熱処理し引続き加熱流体押込ノズルにより捲縮発現加
    工する紡糸直結加工、又拡、−1巻取った紡出糸を延伸
    ・熱m、1itc引続き加熱流体押込ノズルによ〕捲縮
    発現加工する延伸直結加工において以下の■〜■の条件
    を満足する如く加工することを特徴とする。高伸S性を
    有するノントルクlIm加工糸Om造法。 条件■〜0 ■ サイド・パイ・サイド1合繊維の溶融紡糸用口金と
    してポリエチレンテレフタレ−&トとポリブチレンテレ
    フタレートとを各々独立して吐出し、口金面を出九直後
    に接合してサイド・パイ・サイPaの複合繊維を形成せ
    しめるようにした分離m1合紡糸口金を用いる。 ■ サイド・パイ・サイドのポリエチレンテレフタレー
    トの固有粘度〔マ〕fがα34〜亀4sで套ること。 ■ サイド・パイ・ナイド2成分間の固有粘度差Δ(W
    )/(ポリブチレンテレフタレートの固有粘度(W)/
    −ポリエチレン、テレフタレートの固有粘度〔η)/)
    がago−住60である仁と。 ■ 延伸熱感!14&の伸度が20〜35−である仁と
    。 ■ 延伸後の熱処理温度が150−110℃でaos秒
    以上処理すること。 ■ 加熱流体押込ノズルにおける加熱空気又は蒸気温度
    が160〜240℃であること。
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