JP6699403B2 - 仮撚り用複合ポリアミド繊維 - Google Patents

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Description

本発明は、仮撚り用複合ポリアミド繊維に関するものである。
従来からポリアミド繊維は、ポリエステルと比べて柔らかくタッチも良好であり、衣料用途に幅広く用いられている。衣料用ポリアミド繊維であるナイロン6やナイロン66等単一成分からなる単独糸は繊維に捲縮性がないため、仮撚加工等を行い、捲縮性を付与し、ストレッチ性を有する織編物用途に用いられる。しかしながら、単独糸に仮撚加工等を施したものでは、良好なストレッチ性を有する織編物を得ることは困難であった。
従来から性質の異なる二成分のポリアミドを併用して、同一フィラメントの横断面において貼合され、または偏心的に複合されてなるポリアミド複合繊維とすることによって、繊維に潜在捲縮性を付与し、ストレッチ性を有する織編物を得る方法が提案されている。
例えば特許文献1には、一つの成分がナイロン12またはナイロン610である張合型または偏心芯鞘型ポリアミド複合繊維が開示されている。また、特許文献2には、低吸水性ポリアミドを一方の成分とするサイドバイサイド型複合糸の仮撚り加工糸が開示されている。
特開2001−159030号公報 国際公開第2015/129735号
しかしながら、特許文献1に開示されているポリアミド複合繊維は、捲縮性に優れ、密度の粗い織編物においては良好なソフトストレッチ性を得ることができるが、一般的な織物では十分なストレッチ性が得られない。ポリアミド複合繊維は繊維が柔らかい為、織編物製造の際、染色などの湿熱工程においてシワが発生し易く、仕上げセットなどの乾熱工程でシワが取れ難い。織編物をシワの無いきれいな生地に仕上げるために、経方向に高い張力をかけた状態で製造されることが一般的である。特に織物の場合は、交錯点が多いため、経糸方向に高い張力をかけた状態で製造すると、経糸方向に対して織物拘束力が勝るため、捲縮性を十分に発現することができず、十分なソフトストレッチ性が得られていなかった。
特許文献2に開示されているポリアミド捲縮加工糸は、例えば特許文献1に開示されているようなポリアミド複合繊維を仮撚り加工することにより、ポリアミド複合繊維から発現されるコイル捲縮と仮撚加工から発現される捲縮によりソフトストレッチ性は得られるものの、染め斑やスジなど織物品位に劣るものであった。本発明者らの検討によれば、織物品位悪化の要因については、ポリアミド複合繊維特有のコイル捲縮状態(潜在捲縮)と仮撚の捲縮状態(顕在顕縮)の両方共に不均一であることが判明した。
そこで、本発明は上記の問題点を解決しようとするものであり、優れた織物品位が得られるポリアミド複合繊維を提供することを課題とする。
上記の課題を達成するため、本発明は以下の構成を採用する。
(1)粘度の異なる2種成分からなる貼合型または偏心芯鞘型の複合ポリアミド繊維において、CF値(100)が10以下、CF値(65)が100以上であることを特徴とする仮撚り用複合ポリアミド繊維。
(2)複合ポリアミド繊維のA成分がナイロン610又はナイロン612、B成分がナイロン6であることを特徴とする上記(1)に記載の仮撚り用複合ポリアミド繊維。
(3)上記(1)または(2)に記載の仮撚り用複合ポリアミド繊維を含む織編物。
本発明によれば、ソフトなストレッチ性を有しタテスジ品位に優れた織物品位が得られるポリアミド複合繊維を提供することができる。さらには、捲縮発現前である本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維を、交絡点が少なく、かつ、微細な交絡を多く有した糸ばらけの無い均一な収束状態とすることで、仮撚り加工糸の捲縮状態が均一となり、優れた織物品位が得られるポリアミド複合繊維を提供することができる。
本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維の貼合型、偏心芯鞘型の一実施態様を示す断面図である。 本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維の製造方法にて好ましく用いる製造装置の一実施態様を示す概略工程図である。 (a)本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維の製造方法にて好ましく用いる交絡ノズルの一実施態様を示すモデル図である。(b)本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維の製造方法にて好ましく用いられる交絡ノズルとは異なる一実施態様を示すモデル図である。 本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維の製造方法にて好ましく用いる仮撚り工程の一実施態様を示す概略工程図である。
本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維は、粘度の異なる2成分のポリアミドを選択して構成される。両成分共にポリアミドから構成することにより、複合界面の親和性が高く、界面剥離を防ぐことができ、断面バラツキや断面形状不良が少なくなり、油剤付与および交絡付与が均一にされることとなるため、油分バラツキや交絡バラツキの少ない仮撚り用複合ポリアミド繊維を得ることが可能となる。ポリアミドを例示すると、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン410、ナイロン510、ナイロン610、ナイロン612等およびそれらを主成分とする共重合体である。
本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維は、A成分がナイロン610又はナイロン612、B成分がナイロン6であることが好ましい。かかる構成とすることにより、優れた捲縮性能が発現し優れた風合い、耐久性、ソフトストレッチ性を有する布帛を形成することができる。
本発明において、貼合型や偏心芯鞘型とは図1に示すような形態をいう。必ずしも界面が平坦であったり、滑らかである必要はない。また、貼り合せの界面が直線である必要はなく、湾曲していても本発明の効果を損なうものではない。貼合型または偏心芯鞘型とすることにより、両成分の粘度差や収縮差によって潜在捲縮が発現し、捲縮性が高くなり、ソフトストレッチ性は良好となる。また複合比率は、A成分:B成分=2:1〜1:2(面積比)であることが好ましく、偏心芯鞘型においては繊維の中心と芯部の中心間の距離:Lが、Lを結ぶ直線によって切り取られる糸断面の長さ:MとしたときのL/Mが1/8〜1/2であることがより好ましい。
本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維は、仮撚り加工後にコイル捲縮(潜在捲縮)と仮撚りの捲縮(顕在捲縮)の2形態の捲縮が発現する。いずれの捲縮も緻密で均一な捲縮状態とするためには、捲縮発現前である本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維糸条を、交絡点が少なく、かつ、微細な交絡を多く有した糸ばらけの無い均一な収束状態にすることが必要である。仮撚り加工後に発現する2形態の捲縮において、仮撚りの捲縮(顕在捲縮)状態とコイル捲縮(潜在捲縮)状態を緻密で均一にするためにはCF値(100)が10以下、CF値(65)が100以上が必要である。ここでいうCF値とは交絡度を言う。交絡度は、JIS L 1013に記載の方法と同等の性能を持つ自動交絡度試験器(Rothschild社製のENTANGLEMENT TESTERR−2040)を用いて測定する。
具体的には、仮撚り用複合ポリアミド繊維パッケージからの糸条を、
測定速度:2.5m/分、
初張力:0.18×繊度(dtex)(cN)、
トリップレベル:繊度(dtex)/フィラメント数 (cN)、
トリップレベル張力:初張力+トリップレベル (cN)、
トリップ後の次回針刺しまでの糸長:0.05 (m)
とし、測定糸条への針刺部からトリップレベル張力に到達してトリップするまでの開繊長(mm)を測定、30回繰り返し測定を行い、30000を開繊長長さ(mm)の合計で除した値を交絡度とした。尚、CF値(100)は、上記トリップレベル張力で測定した値、CF値(65)は、上記トリップレベル張力のうち、トリップレベルを[繊度(dtex)/フィラメント数]×65%にした値である。
本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維は、CF値(100)が10以下である。かかる範囲とすることで、加工糸の仮撚りの捲縮(顕在捲縮)状態が均一となり、織編物の品位、ソフトストレッチ性に優れた製品を得ることができる。CF値(100)が10を超える場合、仮撚り加工時の加撚−解撚の際に、未解撚が発生しやすく捲縮斑が発生し、織編物の品位、ソフトストレッチ性に劣るものとなる。好ましくは、1〜5である。
また、本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維は、CF値(65)が100以上である。かかる範囲とすることにより、加工糸のコイル捲縮(潜在捲縮)状態が均一となり、織編物の品位、ソフトストレッチ性に優れた製品を得ることができる。ここで、CF値(65)は、各フィラメントが緻密に絡んでいる収束状態(以下、微細な交絡と表現する)を示す値である。CF値(65)が100未満の場合、糸条の収束状態において、交絡結束点と糸ばらけの両方が存在するため、微細な交絡状態ではなく、加工糸のコイル捲縮(潜在捲縮)状態が不均一となり、織編物の品位、ソフトストレッチ性に劣るものとなる。好ましくは、130〜200である。
フィラメントの総繊度は、衣料用途を考慮すると、20〜200dtexが好ましい。また、フィラメント数は、微細な交絡を多く有した収束状態にする観点から多い方が好ましく、総繊度表示に対して1/6本以上であることが好ましい。
伸度は50〜70%であることが好ましい。かかる範囲とすることにより、仮撚り加工において加撚される実撚り数が適正となり、得られる加工糸に均一な捲縮が付与され、捲縮の経時変化や繰り返しの引張りにおける捲縮低下が少ない加工糸が得られる。
伸長伸縮率は120〜180%であることが好ましい。かかる範囲とすることにより、十分なコイル捲縮が発現して、良好なソフトストレッチ性のある織物を得ることができる。伸長伸縮率は高くなるほどコイル捲縮性は増すが、シワも増す。シワ抑制のため経糸方向により高い張力をかけた状態で製造することになるため、織物のソフトストレッチ性を阻害しやすくなり、180%以下とすることが好ましい。
本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維の溶融紡糸による製造方法について説明する。
本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維の製造方法において、A成分とB成分のポリアミドの溶融粘度比は0.3〜3.0とすることが好ましく、0.5〜2.0とすることがより好ましい。かかる範囲とすることにより、A成分とB成分のポリアミドに収縮差が発現し、コイル捲縮性が高くなるため、ソフトストレッチ性は良好となる。また、紡糸口金から吐出した糸条に曲がりが生じることもなく、製糸安定性が良い。
本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維において、A成分とB成分の界面の形状は特に限定されるものではなく、またA成分とB成分の複合比率は、A成分:B成分=2:1〜1:2(面積比)であることが好ましい。
本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維の製造プロセスの一例について、図2の工程概略図にしたがって説明する。ポリアミドA成分とポリアミドB成分をそれぞれ融点より20〜60℃高い温度で別々に溶融し、貼合型または偏心芯鞘型の複合紡糸口金2から吐出して糸条Yを形成する。複合紡糸口金2の下流側に設けた冷却装置3により糸条Yを室温まで均一に冷却した後、階上給油装置4−1により油剤を付与し、交絡装置5により糸条Yを交絡させ、階下給油装置4−2により油剤を付与し、引き取りローラー6、延伸ローラー7を介して、巻取装置8で巻き取る。このとき、引き取りローラー6の周速度は3000〜4500m/分が好ましい。また、引き取りローラー6と延伸ローラー7の周速度の比に従って1.0〜1.1倍の倍率で延伸することが好ましい。
本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維のCF値(100)とCF値(65)をかかる範囲に制御するためには、給油方法、交絡方法を好ましく制御することで達成できる。
本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維は、前述したとおり、コイル捲縮状態(潜在捲縮)と仮撚りの捲縮状態(顕在捲縮)の2形態の捲縮が発現する。いずれの捲縮も均一な捲縮状態とするためには、捲縮発現前である本発明の仮撚り用複合ポリアミド繊維糸条を、交絡点が少なく、かつ、微細な交絡を多く有した糸ばらけの無い均一な収束状態にすることが必要である。
本発明の製造において、交絡処理前に水分付与を目的とした給油を行い、交絡処理後に油分付与を目的とした2段給油を行う。かかる製造プロセスとすることで、交絡点が少なく、各フィラメントが絡まない状態で収束する。交絡処理条件にもよるが、このような状態で交絡処理をすることで、CF値(100)が低く、かつ、CF値(65)の高い、微細な交絡のある仮撚り用複合ポリアミド繊維が得られる。
本発明の製造において、交絡処理前に水分付与を目的とした給油を行うため、油剤は含水系である。また、交絡処理前の糸条への水分付与は給油装置を通過するポリマー量に対し5〜15重量%であることが好ましい。水分付与は、ポリマー吐出量、油剤濃度、油剤付与量により調整可能である。交絡処理前に水分付与することにより、交絡点が少なく、各フィラメントが絡まない状態で収束する。交絡処理条件にもよるが、このような状態で交絡処理をすることで、CF値(100)が低く、かつ、CF値(65)が高い、微細な交絡のある仮撚り用複合ポリアミド繊維が得られる。交絡処理前に油剤を付与する1段給油の場合、油剤成分によって、各フィラメントが絡みついた状態で収束し、交絡処理されるため、交絡点が多くなりやすく、CF値(100)は高く、かつCF値(65)が低い、仮撚り用複合ポリアミド繊維となる。
また、交絡処理後の給油には、公知の仮撚り加工に適した油剤を用いればよいが、平滑剤および乳化剤を含有するとともに、油剤組成全量に対して3〜30重量%の部分酸化ポリエチレンワックスを含有する油剤組成物であることが好ましい。部分酸化ポリエチレンワックスを配合することにより、各フィラメントの滑りを良くし、仮撚り加工糸の伸縮性が高くなり、ストレッチ性に優れるものとなる。
本発明の製造において、交絡処理で用いる交絡ノズルの形状は公知なものを用いればよく、好ましい交絡ノズルの形状を例示すると、図3(a)のとおりである。噴射孔径φdが0.8〜1.0mm、噴射孔角度θが100〜150度で対向に配置された交絡ノズルであることが好ましい。噴射孔径を0.8mm以上とすることで、各フィラメントに均一に圧空があたり、1.0mm以下とすることで、交絡ノズル内で糸乱れなく均一に圧空があたり、噴射孔角度を100度以上とすることで、各フィラメントに均一に圧空があたり、150度以下とすることで圧空の干渉なく、微細な交絡とすることができる。
また、交絡圧空として0.1〜0.3MPaの交絡圧空であることが好ましい。交絡圧空を0.1MPa以上とすることで、微細な交絡とすることができ、0.3MPa以下とすることで交絡点を少なくすることができる。かかる範囲で好ましく制御することにより、CF値(100)が低く、かつ、CF値(65)が高い、仮撚り用複合ポリアミド繊維が得られる。
本発明の複合ポリアミド繊維は、公知の方法に従い仮撚り加工可能である。仮撚り加工の方法は限定されるものではないが、繊度や撚り数に応じてピンタイプ、フリクションタイプ及びベルトタイプ等を用いて、仮撚を施すことが好ましい。
本発明の織編物は、本発明の複合ポリアミド繊維の加工糸を少なくとも一部に含む。湿熱工程で経糸方向に対して高い張力をかけた場合であっても十分に捲縮を発現することができ、良好なソフトストレッチ性を有する織編物を提供できる。
本発明の織編物は、公知の方法に従い製織、製編可能である。また、織編物の組織は限定されるものではない。織物の場合、その組織は、使用される用途によって平組織、綾組織、朱子組織やそれらの変化組織、混合組織のいずれであっても構わないが、織物の地合いがしっかりしたふくらみ感のある織物とするには、拘束点の多い平組織、平組識と石目、ナナコ組識を組み合わせたリップストップ組識が好ましい。編物の場合、その組織は、使用される用途によって丸編地の天竺組織、インターロック組織、経編地のハーフ組織、サテン組織、ジャカード組織やそれらの変化組織、混合組織のいずれであっても構わないが、編地が薄くて安定性が有り、かつ、伸長率にも優れる点からシングルトリコット編地のハーフ組織地などが好ましい。
本発明の織編物の用途は限定されるものでないが、衣料用が好ましく、より好ましくは、ダウンジャケット、ウインドブレイカー、ゴルフウエアー、レインウエアなどに代表されるスポーツ、カジュアルウェアや婦人紳士衣料である。特にスポーツウエア、ダウンジャケットに好適に用いることができる
次に実施例によって本発明を具体的に説明する。
A.相対粘度
チップ試料0.25gを、濃度98質量%の硫酸25mlに対して1g/100mlになるように溶解し、オストワルド型粘度計を用いて25℃での流下時間(T1)を測定した。引き続き、濃度98質量%の硫酸のみの流下時間(T2)を測定した。T2に対するT1の比、すなわちT1/T2を硫酸相対粘度とした。
B.溶融粘度
チップ試料1.0gを、ダイφ0.5×2.0mm、プランジャ1cm、温度260℃、荷重200Nの条件下で、島津製フローテスタCFT−500型を用いて測定した。
C.繊度、単糸繊度
JIS L1013(2010年)に準じた。繊維試料を、1/30(g)の張力で枠周1.125mの検尺機にて200回巻かせを作成する。105℃で60分乾燥しデシケーターに移し、20℃55RH環境下で30分放冷し、かせの重量を測定して得られた値から10000m当たりの重量を算出し、公定水分率を4.5%として繊維の総繊度を算出した。測定は4回行い、平均値を総繊度とした。総繊度を単糸数で除した値を単糸繊度とした。
D.強度、伸度
JIS L1013(2010年)引張強さ及び伸び率に準じて繊維試料を測定し、引張強さ−伸び曲線を描いた。試験条件としては、試験機の種類は定速伸長形、つかみ間隔50cm、引張速度50cm/minにて実施した。なお、切断時の引張強さが最高強さより小さい場合は、最高引張強さおよびそのときの伸びを測定した。
伸度=切断時の伸長(%)
強度=切断時の引張強さ(cN)/繊度(dtex) 。
E.伸長伸縮率
繊維試料を枠周1.125mの検尺機にて10回巻きとりカセ取りし、沸騰水に15分浸した後、風乾し、0.002cN/dtexの荷重を掛けて長さAを求め、次いで0.3cN/dtexの荷重を掛けて長さBを求め、次の式で算出するものである。
伸長伸縮率(%)=〔(B−A)/B〕×100 。
F.交絡度(CF値(100)、CF値(65))
JIS L 1013(2010年)に記載の方法と同等の性能を持つ自動交絡度試験器(Rothschild社製のENTANGLEMENT TESTERR−2040)を用い、下記設定条件で、測定糸条への針刺部からトリップレベル張力に到達してトリップするまでの開繊長(mm)を測定し、算出する。
測定速度:2.5m/分
初張力:0.18×繊度(dtex)(cN)
トリップレベル:繊度(dtex)/フィラメント数 (cN)
トリップレベル張力:初張力+トリップレベル (cN)
トリップ後の次回針刺しまでの糸長:0.05 (m)
繰り返し測定回数:30回
CF値 = 総開繊長(mm)/30000 (個/m)
CF値(100)は上記トリップレベルで測定、CF値(65)は上記トリップレベルに対して65%のトリップレベルで測定した値である。
G.仮撚り糸評価
(a)仮撚り加工糸の製造
得られた複合ポリアミド繊維を、ヒーター長150cm、ヒーター温度180℃のヒーター12、仮撚り時の撚係数K=30000、倍率1.16倍、第2フィードローラー15の加工速度70m/minで、図4に示すようなピン仮撚り機を用いて仮撚り加工を行い、複合ポリアミド加工糸を得た。
(b)仮撚り加工糸の捲縮発現状態
得られた複合ポリアミド加工糸を、総繊度の1/30の荷重をかけた状態で、捲縮状態を実体顕微鏡で撮影し、ベテラン検査員3名によって、試料10本を目視判定により、以下4段階で評価した。
◎:仮撚りの捲縮状態とコイル捲縮状態が緻密で均一。
○:仮撚りの捲縮状態とコイル捲縮状態が緻密でなく形態に差がある。
△:仮撚りの捲縮状態、コイル捲縮状態にやや斑がある。
×:仮撚りの捲縮状態、コイル捲縮状態の斑がはっきりしている。
(c)伸縮復元率(CR)
得られた複合ポリアミド加工糸を枠周1.125mの検尺機にて17回巻きとりカセ取りし、初荷重0.0018cN/dtex(2mgf/d)をかけ、90℃水中で20分間処理し、24時間風乾した。次に、カセを荷重フリーの状態で90℃水中で20分間処理し、24時間風乾した後、水中で初荷重0.0018cN/dtex下でのカセ長L3を測定した。次に、水中で上記初荷重0.0018cN/dtexを除き0.09cN/dtex(0.1gf/d)相当の荷重に交換し、2分後に測定したカセ長L2を測定した。そして下式により伸縮復元率(CR)値を計算した。
CR(%)=[(L2−L3)/L2]×100(%) 。
H.織物評価
(a)緯糸の製造
相対粘度2.80のナイロン66を使用し、口金吐出孔を24個有する紡糸口金から紡糸温度295℃で溶融吐出させた。溶融吐出させた後、糸条を糸条冷却装置3で冷却風35m/分の冷却風を吹き付け冷却し、階上給油装置4−1により、含水油剤(油剤濃度0.75%)で糸条に水分12%を付与し、図3(a)の形状(噴射孔径0.9mm、噴射孔角度120度、噴射孔数2)をした糸条の流体交絡ノズル装置5を使用して、交絡圧空0.15Mpaで交絡処理後、階下給油装置4−2により含水油剤(部分酸化ポリエチレンワックス9%含有油剤、希釈剤を水として油剤濃度15%)を付与した後に3824m/minのゴデッドローラーで引き取り、続いて1.15倍に延伸しし、巻取速度4200m/minで62dtex24フィラメントのナイロン66糸条を得た。
(b)織物の製造
得られた複合ポリアミド加工糸を経糸(経糸密度70本/2.54cm)に用い、上記(a)で得られたナイロン66糸条を緯糸(緯糸密度70本/2.54cm)に用い平織物を製織した(目付け30g/cm)。
得られた織物を常法に従って、1リットル当たり2gの苛性ソーダ(NaOH)を含む溶液でオープンソーパーにより精練を行い、シリンダー乾燥機にて120℃で乾燥し、次いで170℃にてプレセットした。その後、耐圧性のドラム型染色機にて、2.0℃/分の速度で120℃まで昇温させ、120℃の設定温度で60分間染色を行った。染色後は流水にて20分間水洗し、脱水、乾燥をして、経密度75本/2.54cm、緯密度73本/2.54cmである織物を得た。
(c)ソフトストレッチ性
織物の経糸方向の伸長率を、JIS L1096(2010年) 定速伸長法(A法)に準じて測定した。引張試験機を用いて、幅50mm×300mmの織物試料を、つかみ間隔200mmで織物の経糸方向に対して引張速度200mm/分、14.7Nまで伸長したときの伸長率を測定し、ソフトストレッチ性について以下3段階で評価した。
◎:150%以上
○:100%以上、150%未満
×:100%未満 。
(d)織物の生地品位
ベテラン検査員による目視判定により、織物タテスジ品位を確認し、以下4段階で評価した。
◎:良好
○:やや良好(欠点とはならないがスジが見える)
△:やや不良(染め斑やスジなど欠点やや有り)
×:不良(染め斑やスジなど欠点有り、C反) 。
(実施例1)
ポリアミド成分Aとしてナイロン610(相対粘度ηr:2.71、融点226℃)、ポリアミド成分Bとしてナイロン6(相対粘度ηr:2.63、融点215℃、酸化チタン0.3%含有)とした。A成分チップ、B成分チップをそれぞれプレッシャーメルターを使用して270℃で溶融し、貼合型複合紡糸口金2(12孔、丸孔)を用いて、成分A/成分Bの複合比率50/50で溶融吐出した(紡糸温度260℃)。A成分/B成分の溶融粘度比は0.8であった。口金から吐出された糸条は、糸条冷却装置3で糸条を冷却固化し、階上給油装置4−1により、含水油剤(油剤濃度0.75%)で糸条に水分12%を付与し、図3(a)の形状(噴射孔径0.9mm、噴射孔角度120度、噴射孔数2)をした糸条の流体交絡ノズル装置5を使用して、交絡圧空0.15Mpaで交絡処理をした後、階下給油装置4−2により含水油剤(部分酸化ポリエチレンワックス9%含有油剤、希釈剤を水として油剤濃度15%)を付与し、非加熱の引き取りローラー7で引き取り、非加熱の延伸ローラー間で1.08倍に延伸を行った後で、巻取速度4000m/minでパッケージに巻き取りをおこない、63dtex12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得た。
得られた複合ポリアミド繊維糸条を、ピン仮撚り加工を施し、63dtex12フィラメントの複合ポリアミド加工糸を製造し、平織物を製造した。得られた複合ポリアミド繊維糸条、複合ポリアミド加工糸、織物を評価した結果を表1に示す。
(実施例2)
交絡圧空0.20Mpaとした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表1に示す。
(実施例3)
交絡圧空0.30Mpaとした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表1に示す。
(実施例4)
図3(a)の形状(噴射孔径0.8mm、噴射孔角度120度、噴射孔数2)の流体交絡ノズル装置とした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表1に示す。
(実施例5)
図3(a)の形状(噴射孔径1.0mm、噴射孔角度120度、噴射孔数2)の流体交絡ノズル装置とした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表1に示す。
(実施例6)
図3(a)の形状(噴射孔径0.9mm、噴射孔角度100度、噴射孔数2)の流体交絡ノズル装置とした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表1に示す。
(実施例7)
図3(a)の形状(噴射孔径0.9mm、噴射孔角度150度、噴射孔数2)の流体交絡ノズル装置とした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表1に示す。
(実施例8)
ポリアミド成分Aとしてナイロン612(相対粘度ηr:2.50、融点176℃)とした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表1に示す。
(比較例1)
交絡処理後に、階下給油装置4−2により含水油剤(部分酸化ポリエチレンワックス9%含有油剤、油剤濃度15%)を付与するのみとした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表1に示す。
(比較例2)
交絡圧空0.50Mpaとした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表1に示す。
(比較例3)
図3(b)の形状(噴射孔径1.2mm、噴射孔角度60度、噴射孔数2)の流体交絡ノズル装置とした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表1に示す。
表1の結果から、実施例1〜7においては、給油方法、交絡処理条件が適正であるため、交絡点が少なく、かつ、微細な交絡を多く有した糸ばらけの無い均一な収束状態の複合ポリアミド繊維糸条を得、仮撚りの捲縮状態とコイル捲縮状態が緻密で均一加工糸の捲縮性に優れ、織物品位に優れている。
一方、1段給油である比較例1は、CF(65)が低く、コイル捲縮に斑のある加工糸となり、ソフトストレッチ性に優れるものの、織物品位に劣る結果となった。
交絡圧空の高い比較例2は、CF値(100)が高く、仮撚りの捲縮とコイル捲縮に斑のある加工糸となり、ソフトストレッチ性に優れるものの、織物品位に劣る結果となった。
形状の異なる交絡ノズル装置である比較例3は、CF(65)が低く、仮撚り捲縮とコイル捲縮にやや斑のある加工糸となり、織物品位にやや劣る結果となった。
(実施例9)
貼合型複合紡糸口金(24孔、丸孔)とした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、24フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表2に示す。
(実施例10)
貼合型複合紡糸口金(10孔、丸孔)および吐出量を変更して繊度を30dtex、10フィラメントとした以外は実施例1と同様の方法で、30dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表2に示す。
(実施例11)
偏心型複合紡糸口金(12孔、丸孔)、A/B複合比率60/40とした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表2に示す。
(実施例12)
ポリアミド成分Bとしてナイロン6(相対粘度ηr:2.62、融点215℃、酸化チタン1.8%含有)とした以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表2に示す。
(実施例13)
階下給油装置4−2により含水油剤(ポリエチレンワックスを含有しない仮撚り用油剤を希釈剤を水として油剤濃度15%)を付与した以外は実施例1と同様の方法で、63dtex、12フィラメントの複合ポリアミド繊維糸条を得、複合ポリアミド加工糸、織物を得た。評価結果を表2に示す。
表2の結果から、実施例8〜12においては、加工糸の捲縮性に優れ、織物品位に優れている。
A:ポリアミドA成分
B:ポリアミドB成分
Y:糸条
1:スピンブロック
2:紡糸口金
3:冷却装置
4−1:給油装置(1段目)
4−2:給油装置(2段目)
5:交絡ノズル装置
6:引き取りローラー
7:延伸ローラー
8:巻取装置
θ:噴射孔角度
φd:噴射孔径
9:加工用原糸
10:糸道規制ガイド
11:第1フィードローラー
12:ヒーター
13:冷却板
14:ツイスター
15:第2フィードローラー
16:交絡ノズル装置
17:第3フィードローラー
18:仮撚り加工糸
19:巻取りローラー

Claims (3)

  1. 粘度の異なる2種成分からなる貼合型または偏心芯鞘型の複合ポリアミド繊維において、CF値(100)が10以下、CF値(65)が100以上であることを特徴とする仮撚り用複合ポリアミド繊維。
  2. 複合ポリアミド繊維のA成分がナイロン610又はナイロン612、B成分がナイロン6であることを特徴とする請求項1に記載の仮撚り用複合ポリアミド繊維。
  3. 請求項1または2に記載の仮撚り用複合ポリアミド繊維を含む織編物。
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